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5月に見られた蛾⑯(2017)

2017年5月31日(水)
5月に見られた蛾⑯(2017) 撮影日:2017/05/29~05/30 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年5月29日~5月30日に飛来した蛾です。

スカシノメイガ
①スカシノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
似た種類の蛾が3つ居ます。
でも,この蛾だけは赤矢印で示した紋があるので簡単に区別することが出来ます。


マエシロモンアツバ
③マエシロモンアツバ(ヤガ科テンクロアツバ亜科)
前縁に沿って白い筋が見られるのでマエシロモンアツバと名付けられたのでしょう。
前翅長7~9㎜の小さい蛾です。
全体の形が矢尻のようなのでヤガ科と覚えると検索が速いです。


キマエアオシャク
②キマエアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
縁毛がほとんど残っていないので擦れた個体と思われます。
でも,運良く赤矢印の部分が残っていたので速く調べることが出来ました。
前縁が黄色を帯びているのでキマエアオシャクと名付けられたのでしょう。


マタスジノメイガ
④マタスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背にしているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
似た種類の蛾が3つ居ます。
青矢印で示した所で二叉に分かれているのがポイントです。



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tag : 5月に見られた蛾⑯(2017)

5月の植物②

2017年5月30日(火)
5月の植物② 撮影日:2017/05/28~05/30 場所:北茨城市・いわき市

 今日,紹介するのは北茨城市といわき市で5月28日から5月30日に見られた植物です。

スイカズラ
①スイカズラ(スイカズラ科)
1年中常緑で枯れません。
カズラと名に付いているのでつる性だと分かります。
草のように見えますが,木本です。
やがて,白い花の色は黄色になります。
それで,黄色を金に,白色を銀に見立ててキンギンカという名も付いています。
赤矢印のものは蕾です。
開花すると甘い香がするので好きな花です。


ニセアカシア
②ニセアカシア(マメ科)
北米原産の木本で大きくなります。
ニセアカシアはユリノキとほとんど同時に開花します。
だから,近くにあるニセアカシアの開花を見ればユリノキの開花が分かります。


ユリノキ
③ユリノキは(モクレン科)
花びらには薄褐色の地に橙色の斑模様があります。
とても大きくなる樹木です。
別名半纏僕ともいいます。
それは,葉が赤矢印でつけたように,はんてんの形をしているからです。


アヤメ
④アヤメはアヤメ科アヤメ属の多年草
花びらの柄に筋模様があるのがアヤメです。
割と乾燥気味の所に生育します。
赤矢印のものは次に咲くのを待っている蕾です。



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tag : 5月の植物②

5月に見られた蛾⑮(2017)

2017年5月29日(月)
5月に見られた蛾⑮(2017) 撮影日:2017/05/25~05/29 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年5月25日~5月29日に飛来した蛾です。

ウチムラサキヒメエダシャク
①ウチムラサキヒメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
あまり見られない蛾です。
それは幼虫が餌としているエノキがあまり分布していないからです。


チズモンアオシャク
②チズモンアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
アシブトチズモンアオシャクに似ていますが,次の点が違います。
A青矢印で示した横線が後縁と交わる角度が直角より小さい。
 アシブトチズモンアオシャクの方は直角に近いです。
B赤矢印で示した出っ張りが小さいです。
 アシブトチズモンアオシャクは,もっと突き出ています。


シロズアツバ
③シロズアツバ(ヤガ科シタバガ亜科)
前方へ下唇鬚(かしんひげ)が出ているのでアツバの仲間と分かります。
頭部から胸部までが白いので,そこを頭に見立てシロズアツバと名付けたのでしょう。


キイロアツバ
④キイロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
似た種がいて同定にてこずります。
でも,次の二点が目立っているので同定出来ます。
A青矢印で示した内横線が波打っています。
B亜外縁線(一番太くて濃い線)が外縁(赤矢印)から出ます。



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tag : 5月に見られた蛾⑮(2017)

クロスジギンヤンマ

2017年5月28日(日)
クロスジギンヤンマ 撮影日:2017/05/28 場所:勿来の関

 トンボ目ヤンマ科ヤンマ亜科のクロスジギンヤンマを紹介します。
 周辺が林で囲まれている小さな池に用事があって立ち寄りました。
 池のスイレンは蕾が膨らんでいます。

クロスジギンヤンマ雌。
スイレンの葉の上に乗り腹端を水中に沈め葉裏に産卵するクロスジギンヤンマ雌。
雌の胸部にも黒い筋模様があり名前の由来になっています。

 スイレンを見ていると突然ギンヤンマのようなトンボが現れ水面近くを右往左往し始めました。
 その内,葉の上に乗ると腹端を水中に入れ産卵を始めました。
 スイレンの葉裏に卵をつけているようです。
 場所をあちこち移動して産卵しています。
 時刻は午前7時30分頃です。

クロスジギンヤンマの交尾。
産卵しているところへ突然,雄が現れ交尾を始めました。上が雄のクロスジギンヤンマで雌(赤矢印)は水面近くに居ます。
雄は黒い腹部に青い斑模様(青矢印)があります。
雄の胸部にも黒い筋(緑矢印)があります。

 そんなとき突然,雄が現れ交尾が始まりました。
 それは5秒間くらいの短い時間でした。
 水しぶきを上げ無理矢理交尾をしているように見えました。
 雄は雌から離れましたが,濡れた体から水を切ろうと雌は腹端を高く上げていました。
 その後何度も雄は水面をパトロールしました。
 しかし,雌は一度も姿を見せませんでした。

濡れてしまった雌のクロスジギンヤンマ。
腹端を上げることで濡れた体の水を流し落としているクロスジギンヤンマ雌。
雌の黒い腹部には黄色の斑模様があります。


 科名 トンボ目ヤンマ科ヤンマ亜科
 和名 クロスジギンヤンマ
 大きさ 体長 71~81㎜
 分布  本州,四国,九州,奄美大島
 出現月 4~7月
 食餌動植物 
 特徴 胸部側面に黒条があります。出現時期はギンヤンマより早いです。

 クロスジは 胸の黒筋 由来なり


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tag : クロスジギンヤンマ

5月に見られた蛾⑬(2017)

2017年5月27日(土)
5月に見られた蛾⑭(2017) 撮影日:2017/05/26 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年5月26日に飛来した蛾です。

コヨツメアオシャク
①コヨツメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
羽化したばかりなので色が鮮やかです。
なかなかこんな綺麗な蛾には巡り会えません。
時間が経つにつれて緑色が褪せていきます。


ニセミスジアツバ
②ニセミスジアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
よく似ている蛾にミスジアツバが居ます。
両者は次の点が違っています。
Aニセミスジアツバ・・・外横線が前縁の近くで終わっています。
Bミスジアツバ  ・・・外横線が前縁まで達しています。
            外横線の外側に薄褐色の縁取りがあります。


コホソスジハマキ
③コホソスジハマキ(ハマキガ科)
前翅長7㎜程の小さな蛾です。
肉眼では薄褐色の蛾に見えますが,写真では細かい筋模様が綺麗に見えます。


ナカスジシャチホコ
④ナカスジシャチホコ(シャチホコガ科)
後縁に沿って白い縦帯がある蛾です。
赤矢印で示した様に腹端が覗いているのでシャチホコガ科であるのが分かります。
勿来の関には食餌植物のナナカマドやマメザクラが分布していないので,幼虫はソメイヨシノ・ヤマザクラの葉を食べるのでしょう。



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tag : 5月に見られた蛾⑬(2017)

5月に見られた蛾⑬(2017)

2017年5月26日(金)
5月に見られた蛾⑬(2017) 撮影日:2017/05/24,05/25 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年5月24日と5月25日に飛来した蛾です。

ベニエグリコヤガ
①ベニエグリコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
前翅長10㎜未満の小さい蛾です。
羽化後間もないためか紋様が鮮やかです。
赤を帯びた紋があるのでベニエグリコヤガと名付けられたのでしょう。


ナミガタエダシャク
②ナミガタエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
開張が40㎜程度の中型の蛾です。
似通った蛾が多いエダシャク亜科で同定しやすい蛾です。
というのも,前翅中横線と外横線が後縁近くで平行に走っているからです。
更に,一番外側にある白い横線(亜外縁線)が大きく鋸歯状に波打っています。


マダラマドガ
③マダラマドガ(マドガ科)
小さくて横長の蛾です。
太めの焦茶色線の外側が薄褐色になっていて窓にはめ込まれたステンドグラスのようです。
足を伸ばして頭部を起こした姿で止まります。


ギンモンカギバ
④ギンモンカギバ(カギバガ科)
銀色の鱗粉が見られるのでギンモンカギバと名付けられたのでしょう。
前翅中央付近にある黒紋が涙目に見えます。



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tag : 5月に見られた蛾⑬(2017)

5月に見られた蛾⑫(2017)

2017年5月24日(水)
5月に見られた蛾⑫(2017) 撮影日:2017/05/24 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火等へ2017年5月24日に飛来した蛾です。

オオヨスジアカエダシャク
①オオヨスジアカエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
今まで見たことが無い蛾です。
ヤガ科でこの様な紋様の蛾は見たことが無いのでエダシャク亜科を探しました。
ヨスジアカエダシャクと似ていて区別がつきませんでした。
色彩が濃い方がオオヨスジアカエダシャクというので決定しました。


アトモンヒロズコガ
②アトモンヒロズコガ(ヒロズコガ科)
後縁にかまぼこ形の黒紋があるのでアトモンヒロズコガと呼ばれるのでしょう。
小さい蛾ですが前縁の後方に並ぶ黒い紋に惹かれます。


アシベニカギバ
③アシベニカギバ(カギバガ科)
2日前の2017年5月23日(火)には全体が褐色のアシベニカギバを紹介しました。
今日の蛾は下半分が黄色です。
赤矢印で示した白い「く」の字紋やすぐ下にある白点が同種を物語っています。
明るい感じがするだけにこちらの方が目を惹きます。


トガリエダシャク
④トガリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅と後翅の翅頂が尖っています。
それで,トガリエダシャクと名が付いたのでしょう。
前翅も後翅も翅の幅が広く力強さを感じる蛾です。



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tag : 5月に見られた蛾⑫(2017)

5月に見られた蛾⑪(2017)

2017年5月24日(水)
5月に見られた蛾⑪(2017) 撮影日:2017/05/23 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火等へ2017年5月23日に飛来した蛾です。

マエモンヒロズコガ
①マエモンコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
勿来の関には食餌植物のカマツカが指で数えらるほどしか分布していないのでほとんど見られない蛾です。
何の仲間か分からずコブガ科やヒトリガ科などを探してしまいました。


ハミスジエダシャク
②ハミスジエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長29㎜と大きな蛾でした。
シャクガ科は似たような筋模様なので同定に時間がかかります。
ただこのハミスジエダシャクは赤矢印の所で中横線と外横線が接近する特徴があります。
更に,それらは後縁付近で濃く太くなります。
翅全体に広がる短い細線の並びが細密画を見るようで素敵です。
後翅外横線と中横線の間に黒点があります。


オオトウアツバ
③オオトウアツバ(ヤガ科シタバガ亜科)
窓枠にあまり見掛けない蛾が止まっています。
外縁に沿って並ぶ茶褐色の筋を見て初めて見る蛾だと思いましたが前に見たことがある蛾でした。
前縁に並ぶ黒紋と翅に厚みがある感じからヤガ科を探しました。


モンシロクルマコヤガ
④モンシロクルマコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
この蛾を見ると色具合といい紋様といいどことなく洒落ているので,つい写真を撮りたくなってしまいます。
開張が23㎜の小型の蛾です。



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tag : 5月に見られた蛾⑪(2017)

5月に見られた蛾⑩(2017)

2017年5月23日(火)
5月に見られた蛾⑩(2017) 撮影日:2017/05/22 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火等へ2017年5月22日に飛来した蛾です。

キモンコヤガ
①キモンコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
腹端を高く上げていますが,イラガ科ではありません。
赤矢印で示した白い腎状紋が目立ちます。
更に,黄矢印で示した8の字紋が同定ポイントになっています。


シロスジツトガ
②シロスジツトガ(ツトガ科ツトガ亜科)
ニセシロスジツトガに似ています。
赤矢印で示した出っ張りが大きければニセシロスジツトガです。
写真の蛾は出っ張りが小さいのでシロスジツトガです。
勿来の関では未だニセシロスジツトガは見ていません。


アシベニカギバ
③アシベニカギバ(カギバガ科)
前翅前縁中央近くに白い「く」の字紋(赤矢印)があります。
その紋の斜め下に白点があります。
名前の通りに足は赤橙色です。
私のホームページ「勿来の関 周辺の 蛾 カギバガ科」の真ん中頃をご覧下さい。


シャクドウクチバ
④シャクドウクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
名前の通り翅の色は赤味を帯びた茶色です。
前方に突き出た下唇鬚(かしんひげ)からヤガ科だと分かります。



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tag : 5月に見られた蛾⑩(2017)

5月に見られた蛾⑨(2017)

2017年5月22日(月)
5月に見られた蛾⑨(2017) 撮影日:2017/05/20,05/21 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火等へ2017年5月20日と5月21日に飛来した蛾です。

ウンモンツマキリアツバ
①ウンモンツマキリアツバ(ヤガ科シタバガ亜科)
似た種類の蛾がいて同定で迷ってしまいます。
でも,特有の特徴があるので区別がつきます。
A外側に黒点が並びます。
Bその黒点が並んでいる所が薄褐色です。
逃げ足が速く今まではっきり撮れたことはあまりありません。
後方へ反り返る下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。


ヒメマダラエダシャク
②ヒメマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
よく似た種類にユウマダラエダシャクが居ます。
両者の違いは,赤矢印の部分に黒い輪が有るか無いかです。
・ヒメマダラエダシャク・・・黒い輪があります。
・ユウマダラエダシャク・・・黒い輪がありません。
勿来の関では未だユウマダラエダシャクを見ていません。
それは,勿来の関にマサキ,コマユミ,ツルマサキがほとんど分布していないからでしょう。


フタホシコヤガ
③フタホシコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
紫色を帯びたところが見られる蛾です。
フタホシと名が付いていますが,どれらを指しているのか分かりません。


ヒメクロホシフタオ
④ヒメクロホシフタオ(ツバメガ科)
後翅外縁に2つの突起(写す角度が悪くこの写真には1つしか写っていません)があるのでフタオと呼ばれています。
今日までよく似ているとの違いが分からないでいました。
みんなで作る日本蛾類図鑑の説明を読んで道が開けました。
それは,赤矢印の部分がこの写真の様にあまり出張らなければヒメクロホシフタオだからです。



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tag : 5月に見られた蛾⑨(2017)

5月に見られた蛾⑨(2017)

2017年5月21日(日)
5月に見られた蛾⑨(2017) 撮影日:2017/05/20 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火等へ2017年5月20日に飛来した蛾です。

モモスズメ
①モモスズメ(スズメガ科)
前翅後縁沿いと外縁沿いが焦茶色なのでモモスズメと分かります。
翅色は個体差があって紅を帯びているものも居ます。


モンオビオエダシャク
②モンオビオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似た蛾にマエキオエダシャクがいます。
区別点は後翅外横線にあります。
モンオビオエダシャクのそれは写真の様に鋸歯状になっています。
一方,マエキオエダシャクのそれは線状になっています。
次の「勿来の関 周辺の 蛾シャクガ科 エダシャク亜科 5」ところを見て下さい。半分より下にあります。


トビスジアツバ
③トビスジアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
後ろに反り返った下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間だと分かります。
似た蛾が居ますが,一番頭に近い横線(内横線)はくにゃくにゃ曲がっているのが特徴です。


ツツジハマキホソガ
④ツツジハマキホソガ(ホソガ科)
前翅長10㎜程度でその上細い体なので危うく見逃すところでした。
去年はホソガ科にほとんど会えませんでしたが,今年は既に三回も会えています。
犬がお座りしているような止まり方をするホソガ科が気に入っています。



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tag : 5月に見られた蛾⑨(2017)

5月に見られた蛾⑧(2017)

2017年5月20日(土)
5月に見られた蛾⑧(2017) 撮影日:2017/05/16~05/19 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火等へ2017年5月16日~5月19日に飛来した蛾です。

リンゴドクガ
①リンゴドクガ(ドクガ科)
外縁から腹端が覗いていてもシャチホコガ科の仲間ではありません。
毛深い前足を前方へ出して止まるのはドクガ科の仲間に見られます。


ウスクモナミシャク
②ウスクモナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
コウスグモナミシャクに似ています。
しかし,写真の蛾は触角が櫛歯状になっているのでウスクモナミシャクと分かります。
でも,納得いかない所が2つあります。
①赤矢印の所に少し凹みがありません。
左右の前縁にある黒紋をつなぐ線がありません。


ウスキシャチホコ
③ウスキシャチホコ(シャチホコガ科)
キシャチホコに似ています。
でも,違いが2つあるので見分けは簡単です。
①ウスキシャチホコには赤矢印で示したナースキャップのようなものがあります。
②外縁から腹端が覗いています。


ナカジロナミシャク
④ナカジロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
実際に頭部を下にして窓ガラスに止まっていました。
翅中央に見える紋は神輿(みこし)・帽子等に見えます。
外縁に近い所にある白丸をタイヤに見立てると車にも見えます。
赤矢印で示した波形の紋はナミシャク亜科であることを物語っています。



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tag : 5月に見られた蛾⑧(2017)

トビイロフタテンアツバ

2017年5月19日(金)
トビイロフタテンアツバ 撮影日:2017/05/18 場所:勿来の関

 ヤガ科テンクロアツバ亜科のトビイロフタテンアツバを紹介します。
 前翅長10㎜程度の黒っぼい蛾が壁に止まっています。

トビイロフタテンアツバ
実際はこれよりもずっと暗く見えるトビイロフタテンアツバ
 暗い所では紋様がはっきりしません。
 写真にして初めて紋様が分かる程度になる蛾です。

トビイロフタテンアツバ
わずかに白く見える所は2本の横線とその周辺のトビイロフタテンアツバ
 前縁には白い筋が6つ並んでいます。
 前翅には中横線や外横線と思われる白味を帯びた線が見られます。
 フタテンと名前にありますが何処に点があるか分かりませんでした。
 検索では51件と大変少ない蛾です。私も初めて見る蛾です。

トビイロフタテンアツバ
頭部が橙色で円らな瞳が可愛いトビイロフタテンアツバ。

 科名 ヤガ科テンクロアツバ亜科
 和名 トビイロフタテンアツバ
 大きさ 前翅長 10㎜ 程度
 分布  本州,四国,九州,対馬
 出現月 5~9月
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 特徴 紋様などよく分からないほど黒っぽい蛾です。

 前縁に 白線並び 筋2つ


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tag : トビイロフタテンアツバ

スジエグリシャチホコ

2017年5月18日(木)
スジエグリシャチホコ 撮影日:2017/05/15 場所:勿来の関

 シャチホコガ科のスジエグリシャチホコを紹介します。
 黒ずんだ蛾が窓枠に止まっています。
 つい最近まで,クロエグリシャチホコだと考えていました。

スジエグリシャチホコ
クロエグリシャチホコに比べると紋様が豊富なスジエグリシャチホコ
 今日改めて両者を見比べました。
 クロエグリシャチホコの特徴は次の通りです。
 ①焦茶色の地に黒褐色の外横線があります。
 ②後縁と外横線が接した外側に白点が4つ並んでいます。
ここまで書いて過去の記事(クロエグリシャチホコ (2013/05/29) )を見たら1枚だけ間違って掲載していることに気が付きました。
 明日訂正させて頂きます。

スジエグリシャチホコ
外横線と後縁の接した所より外側に4つの白点があったのでクロエグリシャチホコと混同されていたスジエグリシャチホコ
 スジエグリシャチホコの特徴は次の通りです。
 ①外縁に平行な感じで白い筋(青矢印)が前縁から後縁近くまで並んでいます。
  その白い筋は翅脈上にあります。
 ②外横線(太い黒褐色の線)の外には細い黒褐色の線()赤矢印があります。
  その細線の外に薄褐色の帯模様があります。(個体によっては目立たないものもあります。)
 ③外横線の内側には,薄褐色になっている部分(黄矢印)が2つあります。
  この部分は不明瞭な個体があります。

スジエグリシャチホコ
黄矢印の所は広範囲に薄褐色になっているスジエグリシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科
 和名 スジエグリシャチホコ
 大きさ 開張 35~40㎜
 分布  北海道,本州,四国,九州
 出現月 6,8月
 食餌動植物 幼虫はカエデ類・ムクロジの葉を食べます。
 特徴 エグリシャチホコ・クロエグリシャチホコに似ています。

 外側に 白筋並ぶ スジエグリ


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5月に見られた蛾⑦(2017)

2017年5月17日(水)
5月に見られた蛾⑦(2017) 撮影日:2017/05/14~05/15 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火等へ2017年5月14日~5月15日に飛来した蛾です。

ホソバヤマメイガ
①ホソバヤマメイガ(ツトガ科ヤマメイガ亜科)
前翅長が6~7㎜と小さい蛾です。
細くて灰色をした蛾です。


ギンモンシロウワバ
②ギンモンシロウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
胸部背に鶏冠状のものが見られます。
前翅中央にある白い紋を銀に見立て,全体に白っぽいからギンモンシロウワバと名付けられたのでしょう。


キムジノメイガ
③キムジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていて黄色いからツトガ科と分かります。
前翅に紋様など無く全部黄色の蛾です。
だから,黄色い無地の蛾という意味でキムジノメイガと名付けられたのでしょう。
白い足をした蛾です。


プライヤエグリシャチホコ
④プライヤエグリシャチホコ(シャチホコガ科)
左右の翅をほぼ平行にして止まります。
成虫は何も食べません。
このことは,シャチホコガ科の成虫に共通した特徴のようです。



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tag : 5月に見られた蛾⑦(2017)

5月の植物①

2017年5月16日(火)
5月の植物① 撮影日:2017/05/01~05/07 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは2017年5月1日~5月7日に勿来の関で撮影した植物です。

ムラサキサギゴケ
①ムラサキサギゴケ(ハエドクソウ科)
トキワハゼに似ています。
今年になってから初めてよく観察したので違いが少し分かりました。
違いは青矢印で示した下唇がムラサキサギゴケは紫色ですが,
トキワハゼの下唇は白いです。
これからは匍枝(ほし:横にはう枝)が伸びるので,それを確かめるのもいい方法です。


ハルジオン
②ハルジオン(キク科北アメリカ原産で帰化植物)
ハルジオンの花は,ほとんど白いです。
しかし,中にはこの花のように桃色が濃いものもあります。
私は桃色の濃いハルジオンが好きです。
左の植物はカラスノエンドウの葉です。


ヒメコウゾ
③ヒメコウゾ(クワ科)
この木の枝を千切ろうとしたら,何度も折り曲げなければなりません。
そのはずです。繊維が丈夫で和紙の原料になっています。
A枝の先にある赤いウニのようなものが雌花です。
やがて赤い実ができます。甘いような苦いような味でした。
B枝の元にある葡萄の房のようなものが雄花です。
 青矢印で示した白いものは雄しべの葯です。


マルバアオダモ
④マルバアオダモ(モクセイ科)
雄株と雌株に分かれています。
雌株はやがて小豆色のような薄い実を沢山つけます。
細長い花びらですが,沢山集まって咲くので目に留まります。
この木の樹皮をはぐと緑色の肌が表れます。


ホソバテンナンショウ
⑤ホソバテンナンショウ(サトイモ科)
マムシグサに似た花です。
しかし,細い葉(赤矢印)を開くので区別がつきます。
だから,ホソバテンナンショウというのでしょう。


ミヤマシキミ
⑥ミヤマシキミ(ミカン科)
雌雄異株です。
この花には雄しべばかりで雌しべはありません。
だから,この株は雄株です。
雄株の方が赤味を帯びていて綺麗です。
決して深山ではなく里に近い所など,どこにでもみられます。


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tag : 5月の植物①

フタシロテンホソマダラメイガ

2017年5月15日(月)
フタシロテンホソマダラメイガ 撮影日:2017/05/15 場所:勿来の関

 メイガ科マダラメイガ亜科のフタシロテンホソマダラメイガを紹介します。
 灯火の枠には後縁中央に白線がある蛾が止まっています。

フタシロテンホソマダラメイガ
背景が明るく円い棒に止まっているため上手く写せなかったフタシロテンホソマダラメイガ
 黒ずんだ蛾でしたが,中央の白線が目立っています。
 一見,ハマキガ科に見えます。
 前翅前縁にはヒメハマキガ亜科特有の筋模様がありません。

フタシロテンホソマダラメイガ
触角を背負っていたのでメイガ科・ツトガ科と分かったフタシロテンホソマダラメイガ
 写真をじっと見ていたら,触角を背負っています。
 この事からメイガ科・ツトガ科であることが分かります。
 この蛾の幼虫の餌はヌルデの虫こぶやその中のアブラムシというから驚きです。

フタシロテンホソマダラメイガ
前翅後縁中央にある白い筋が特に目立つフタシロテンホソマダラメイガ。

 科名 メイガ科マダラメイガ亜科
 和名 フタシロテンホソマダラメイガ
 大きさ 開張 100㎜
 分布  本州,四国,九州,対馬,屋久島,石垣島,西表島
 出現月 5~10月
 食餌動植物 幼虫はヌルデの虫こぶ及び虫こぶ内のアブラムシを食べます。
 特徴 前翅後縁中央に短い白色の横線があります。

 前縁に 白紋2つ 並びます


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tag : フタシロテンホソマダラメイガ

5月に見られた蛾⑥(2017)

2017年5月14日(日)
5月に見られた蛾⑥(2017) 撮影日:2017/05/08~05/14 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火等へ2017年5月8日~5月14日に飛来した蛾です。

フタモンクロナミシャク
①フタモンクロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
この蛾に似た蛾が幾つか居て迷います。
A青矢印と水色矢印の横帯が等間隔で並んでいます。
B外に大きく張り出した波形紋様があります。
C外縁に沿って白い亜外縁線があります。
以上の三点からフタモンクロナミシャクとしました。


カザリツマキリアツバ
②カザリツマキリアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
前方へ下唇鬚(かしんひげ)が出ているのでアツバの仲間だと分かります。
この蛾はチョウセンツマキリアツバに似ています。
でも,翅頂近くに焦茶色紋があることからカザリツマキリアツバと分かります。


クロスジアツバ
③クロスジアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
勿来の関の階段を上っているときに突然飛び出した蛾が居ます。
写真を見ると後方へ反り返った下唇鬚(かしんひげ)があります。
それから,アツバの仲間だと分かりました。


アカオビリンガ
④アカオビリンガ(コブガ科リンガ亜科)
クロオビリンガと似ていて紛らわしい蛾です。
この蛾には赤茶色の外側に黒い線がないのでアカオビリンガと判断しました。
以前に投稿した<クロオビリンガの記事>を見て下さい。


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tag : 5月に見られた蛾⑥(2017)

ハネナガブドウスズメ

2017年5月13日(土)
ハネナガブドウスズメ 撮影日:2017/05/13 場所:勿来の関

 スズメガ科のハネナガブドウスズメを紹介します。
 昨日は高い所に止まっていて紋様が詳しく写せませんでした。
 そこで,今日も居ることを願いつつ見に行きました。
 運良く昨日と同じ場所に止まっています。
 網を使って捕まえようとしました。
 運悪く,網と壁の間をすり抜け下に落ちました。
 真下に落ちたように見えました。
 普通はとんでもない所で見つかることが多いので周りを探しました。
 でも,見つかりません。

ハネナガブドウスズメ
網と壁の間をすり抜けて真下に着地していたハネナガブドウスズメ
懐中電灯の光を蛾に直接当てず壁に当て周りを明るくして写しました。少し灰緑色を帯びて写りました。

 がっかりしながら足元を見ると,ハネナガブドウスズメが着地していました。
 体が重くて羽ばたけなかったのでしょう。
 逃げられない内にと写真を撮り続けていたら,突然羽ばたきを始めました。
 逃げられては写真が撮られないので用意してあったビニル袋に入ってもらうことにしました。

ハネナガブドウスズメ
背景が明るいときは褐色を帯びた色に写るハネナガブドウスズメ。
 家に帰り袋を開けても窓に向かって飛びません。
 そこで,手に乗せてカーテンに掴ませました。
 写すとき条件を変えたら次の様な結果になりました。
 ①暗いのでLEDの光で明るくしたとき。
  少し灰緑色を帯びた色になります。
 ②背景が明るいとき。
  褐色を帯びた色になります。
 ③背景を暗くしたとき。
  紫を帯びた色になります。(目で見たときに一番近い色です。)

 この蛾はブドウスズメに似ています。
 決定的な違いは,赤矢印で示した白線にあります。
 ①ハネナガブドウスズメの白線
  後角まで達しています。
 ②ブドウスズメの白線
  後角まで届かず,外縁の半分くらいの所で終わりになっています。

 この両者は大きさにも違いがあります。
 ハネナガブドウスズメの方が大きいです。
 それで大きいという意味を込めてハネナガブドウスズメとしたのでしょう。

ハネナガブドウスズメ
背景を暗くするために明るい緑色の封筒を窓に貼って写したハネナガブドウスズメ。
紫を帯びた色に写りました。1番目で見た色に近い色でした。


 科名 スズメガ科
 和名 ハネナガブドウスズメ
 大きさ 開張 100㎜
 分布  本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
 出現月 4~6月
 食餌動植物 幼虫はサルナシ,ヤブカラシ,ブドウ,ノブドウの葉を食べます。
 特徴 ブドウスズメに似ています。

 白い筋 後角までも 伸びている                                                                  

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tag : ハネナガブドウスズメ

5月に見られた蛾⑤(2017)

2017年5月12日(金)
5月に見られた蛾⑤(2017) 撮影日:2017/05/11,05/12 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火等へ2017年5月11日と5月12日に飛来した蛾です。

イカリモンガ
①イカリモンガ(イカリモンガ科)
昼行性の蛾で道端を歩いていると突然近寄る蛾がいました。
止まった前翅には赤橙色と黒い紋があります。
それを見た途端イカリモンガと分かりました。
慎重に近付き写真を撮りました。
前翅に碇の紋があるのでイカリモンガと名付けられました。


マエベニノメイガ
②マエベニノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
美しい紅色をした前翅を少し開いています。
その下には薄褐色の後翅が見えています。
前の方の翅(前翅)が紅色なのでマエベニノメイガと呼ばれるのでしょう。


ハネナガブドウスズメ
③ハネナガブドウスズメ(スズメガ科ホウジャク亜科)
上の方を見ると大きなスズメガが止まっています。
大きい蛾を見るとつい嬉しくなってしまいます。
初めて見る蛾でしたので尚,嬉しくなりました。
少し離れた所だったのでフラッシュを焚いて写しました。
それで,茶色を帯びた画像になってしまいました。


ゴマフリドクガ
④ゴマフリドクガ(ドクガ科)
5月8日あたりから急にゴマフリドクガが出現してきました。
五大ドクガの一種で触れたら痒(かゆ)み出て何日も止まらないそうです。
五大ドクガについては「勿来の関 周辺の 蛾 ドクガ科」をご覧下さい。



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tag : 5月に見られた蛾⑤(2017)

5月に見られた蛾④(2017)

2017年5月11日(木)
5月に見られた蛾④(2017) 撮影日:2017/05/08,05/10 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年5月8日と5月10日に飛来した蛾です。

フタトビスジナミシャク
①フタトビスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
この様な紋様を持つ蛾がいて区別が大変です。
でも,次の様な2箇所が違うので区別がつきます。
①赤矢印で示した様にその場所が凹んでいます。
②青矢印で示した様に横線の中央あたりで外側に大きく出張ります。


スジベニコケガ
②スジベニコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科) 
黄色い地に赤い筋と黒い斑模様が並ぶ何とも奇麗な蛾です。
ゴマダラベニコケガと似た感じの蛾です。


フサヤガ
③フサヤガヤガ科(フサヤガ亜科)
この蛾を見る度,必ず私は前翅長を測っています。
わずか2ミリの差で,フサヤガかコフサヤガかが決まるからです。
17㎜だったのでフサヤガと断定しました。
止まるときには翅を畳んでいます。


ナカキエダシャク
④ナカキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
褐色の筋模様が何本もあるシャクガです。
前翅も後翅も後角付近が焦げ茶色になっています。
止まるときには腹端を上へ反らすことが多いです。



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tag : 5月に見られた蛾④(2017)

5月に見られた蛾③(2017)

2017年5月10日(水)
5月に見られた蛾③(2017) 撮影日:2017/05/04~05/07 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年5月4日~5月7日に飛来した蛾です。

ソトシロオビナミシャク
①ソトシロオビナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
翅の色は個体差があってまちまちです。
この写真では,赤矢印で示した横線が内側の横線よりも白っぽく見えます。
標本にしたものもこの様に外側が白っぽかったのでソトシロオビナミシャクと名付けられたのでしょう。


シャチホコガ
②シャチホコガ(シャチホコガ科)
この写真を見て変な格好をしていると思われるでしょう。
後翅が幅広いために前翅から,はみ出しているからです。
成虫は何も食べません。
幼虫がシャチホコに似ているのでシャチホコガと名付けられたのでしょう。


ヘリスジナミシャク
③ヘリスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
名前通りに外縁沿いに褐色の筋模様がある蛾です。
どこにナミシャク亜科の目印である波形の模様があるか分からぬ蛾です。


シロエグリコヤガ
④シロエグリコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)
前翅長が6㎜と小さな蛾です。
写真の様に翅を閉じて止まるのをよく見ます。
それで閉じて止まっていると「はて何という蛾だろう。」と迷ってしまうことがあります。



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tag : 5月に見られた蛾③(2017)

スカシコケガ

2017年5月9日(火)
スカシコケガ 撮影日:2012/07/07,10/05,2017/05/07 場所:勿来の関

 ヒトリガ科コケガ亜科のスカシコケガを紹介します。
 白っぽい地に黒や薄褐色の紋を持つ蛾が止まっています。

スカシコケガ
太った人の外横線に見えるスカシコケガ
 目を近付けてみると白い翅の向こう側が微かに見える半透明です。
 ですからスカシコケガと名付けられたのでしょう。
 このスカシコケガの幼虫は名とは裏腹に苔類や地衣類を食べません。

スカシコケガ
白い地の向こう側が微かに見えるスカシコケガ。
 前翅中央よりにある楕円黒斑が目に,後角の少し上にある白い三角紋が鼻に見えてしまいます。

スカシコケガ
幼虫はコケガ亜科でもコケ類や地衣類は食べないスカシコケガ。

 科名 ヒトリガ科コケガ亜科
 和名 スカシコケガ
 大きさ 開張 20㎜
 分布  本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
 出現月 5~10月
 食餌動植物 幼虫はアラカシ,ミミズバイ,ヒサカキ,サカキの葉を食べます。
 特徴 コケガ亜科に属するも苔類や地衣類は食べません。

 斑紋が 目や鼻に見え 面白し


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tag : スカシコケガ

クロモンホソコヤガ

2017年5月4日(木)
クロモンホソコヤガ 撮影日:2017/05/04,2013/05/13,2011/05/26場所:勿来の関

 ヤガ科ホソコヤガ亜科のクロモンホソコヤガを紹介します。
 壁に小さくて紋がよく分からない蛾が止まっています。

クロモンホソコヤガ
小さい蛾でしたが拡大するとハート紋(赤矢印)が現れたクロモンホソコヤガ
 パソコンで拡大してみると前翅外縁近くにハート紋があります。
 このハート紋を手掛かりに調べることにしました。

クロモンホソコヤガ
最初はこの様に下の方を向いていたクロモンホソコヤガ
 シャクガ科にはこの様に小さな蛾はいません。
 ヤガ科には小さい蛾がいるので「四国産蛾類図鑑」のコヤガ類1・2から探しました。
 コヤガ亜科から新設のホソコヤガ亜科に移動していました。
 翅の紋様や色は個体差があります。ハート紋がはっきりしないものもいます。

クロモンホソコヤガ
ハート紋がはっきり出る個体とそうでない個体があるクロモンホソコヤガ。

 科名 ヤガ科ホソコヤガ亜科
 和名 クロモンホソコヤガ
 大きさ 前翅長 5㎜
 分布  本州,四国,九州
 出現月 5,7,9~10月
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 特徴 

 ポイントは 外縁側に ハート紋



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tag : クロモンホソコヤガ

5月に見られた蛾②(2017)

2017年5月1日(月)
5月に見られた蛾②(2017) 撮影日:2017/05/07 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年5月7日に飛来した蛾です。

オオハガタナミシャク
①オオハガタナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
外縁に近い部分が歯の形に似ているのでオオハガタナミシャクと名付けられたのでしょう。
ハガタナミシャクに似ていますが,オオが付くのに何故か小さいです。
赤矢印で示した様に波形の紋様が並んでいるのでナミシャク亜科と分かります。
この写真の様に腹端を上げて止まることがあります。


シロモンウスチャヒメシャク
②シロモンウスチャヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
名前とは裏腹に,後翅にある紋は黒いです。
クロモンウスチャヒメシャクの方も名前と裏腹に後翅にある紋は白いです。
赤矢印で示した横線が線で繋がっているのがシロモンウスチャヒメシャクです。


アオスジナミシャク
③アオスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
裏を見ると焦茶色や橙色の筋模様<下記参照>があるのですぐ区別がつきます。
勿来の関 周辺の 蛾 シャクガ科 ナミシャク亜科 1参照(下から3段目です。)
でも,表には赤矢印で示した様な白い斑点があるので同定は可能です。


スカシコケガ
④スカシコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
透けて見えるような白い地に灰色の紋や黒い紋がある蛾です。
中央近くにある黒紋が目のようで人の顔のように見えます。



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tag : 5月に見られた蛾②(2017)

4月下旬の植物②

2017年5月6日(土)
4月下旬の植物② 撮影日:2017/04/28~04/30 場所:勿来の関・いわき市

 今日,紹介するのは2017年4月28日~4月30日に勿来の関で撮影した植物です。

ウワミズザクラ
①ウワミズザクラ(バラ科ウワミズザクラ属)
5月の連休の頃,白い穂状の花を見つたら柄に葉が付いているか確かめる必要があります。
よく似たイヌザクラは花序の下に葉が無いからです。
赤矢印と数字で示したように花序の下の柄に4枚も葉が付いています。
この様に葉が付いていたらウワミズザクラです。


シャガ
②シャガ(アヤメ科)
アヤメのような葉が林の中に群がって見られることがあります。
若い頃はどんな花が咲くのか分かりませんでした。
白い地に無数の青や橙の斑点をちりばめて見る人の目を楽しませてくれます。


イロハモミジ
③イロハモミジ(カエデ科)
イロハカエデとも呼ばれます。
花はかたまって咲きますが,一つ一つの花が小さいので目立ちません。
木を上から見下ろすよりも下から見上げるようにした方が見つけやすいです。
花が葉の下にぶら下がるようにつくからです。


ウコンザクラ
④ウコンザクラ(バラ科)
勿来の関には1本だけ花の色が淡緑色に見えるサクラがあります。
私がこのサクラを見ていると年輩の紳士から名前を聞かれました。
自信が無かった私は脇に立っている杭を見て答えました。
それにはサトザクラと書いてありました。
でも何か変だと感じたので図鑑で調べるとウコンザクラと分かりました。
4日後,再会したときに正しい名前をお知らせしました。
その後なんと淡緑色だった花が桃色に変化したので驚きました。


ヤマツヅジ
⑤ヤマツツジ(ツツジ科)
勿来の関周辺ではごく普通に見られるツツジです。
花は2つから3つずつ集まって咲きます。



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tag : 4月下旬の植物②

5月に見られた蛾①(2017)

2017年5月1日(月)
5月に見られた蛾①(2017) 撮影日:2017/05/01,05/02 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年5月1日と5月2日に飛来した蛾です。

チャハマキ
①チャハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
こちらは雄のチャハマキと分かります。
それは,雌雄異形で雄にしかない前縁褶(赤矢印)が見られるからです。
雌は前縁褶がありませんが,体が大きいです。


エグリヅマエダシャク
②エグリヅマエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
三角翼の戦闘機のような形をした蛾です。
翅頂近くの外縁が2箇所抉られたように凹んでいるのでエグリヅマエダシャクと名付けられたのでしょう。


ギンモンカギバ
③ギンモンカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
ウスイロカギバに似ていますが,目玉紋様が無いのでギンモンカギバと区別がつきます。
所々銀色に光る場所があるのでギンモンカギバと呼ばれるのでしょう。


ウラモンアカエダシャク
④ウラモンアカエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
左の翅頂から右の翅頂へ赤い外横線が走る特徴を持つ蛾です。
河童が笑っているように見えます。



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tag : 5月に見られた蛾①(2017)

テンヅマナミシャク

2017年5月4日(木)
テンヅマナミシャク 撮影日:2017/05/04,2013/05/13,2011/05/26場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のテンヅマナミシャクを紹介します。
 壁に真っ黒く見えるナミシャク亜科の蛾が止まっています。

テンヅマナミシャク
よく見ると黒い中にも何本もの横線が走っているテンヅマナミシャク
 二重に見える外横線に波形の紋が見られるのでナミシャク亜科と分かりました。
 あまり見掛けない蛾です。
 それというのも,食餌植物がクサギだけだからと思われます。

テンヅマナミシャク
名のいわれとなった白点が端に沿って並んでいるテンヅマナミシャク
 外縁に沿って白点が並んでいます。
 白い点が端(つま:はしに)並んでいるナミシャクという意味でしょう。
 それらの白点は前翅後縁と後翅後縁で白線になります。

テンヅマナミシャク
外横線を挟むように広がる薄褐色の紋があるテンヅマナミシャク。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 テンヅマナミシャク
 大きさ 38~42㎜
 分布  北海道,本州,四国,九州,屋久島
 出現月 4~8月
 食餌動植物 幼虫はクサギの葉を食べます。
 特徴 外縁に沿って白点が並びます。

 白点が 外縁沿いに 並びます


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tag : テンヅマナミシャク

ベニバナノツクバネウツギ

2017年5月3日(水)
ベニバナノツクバネウツギ 撮影日:2001/05/02,2017/05/03 場所:勿来の関

 スイカズラ科のベニバナノツクバネウツギを紹介します。
 低木で濃紅色の蕾を沢山つけた植物が僅かだけ開花しています。

ベニバナノツクバネウツギ
一眼レフマクロレンズで撮ると色鮮やかに撮れたベニバナノツクバネウツギ
 16年も前にこの花を発見したときには,暫く名前が分からずにいました。
 赤矢印で示したように,蕾のときは濃紅色をしています。
 それが,開花する頃には薄い色になります。

ベニバナノツクバネウツギ
普通,茎頂には一対の花が見られるベニバナノツクバネウツギ
下唇には橙色の網状の紋が見られます。

 花びらの内側は薄黄色を帯びています。
 更に,下唇の内側には橙色をした網目状の紋が有ります。
 「山溪ハンディ図鑑5:樹に咲く花」によると標高1000mから2000mに生育するとありますが,茨城県とは県境の標高50m以下の勿来の関では3箇所で観察されます。

ベニバナノツクバネウツギ
蕾(赤矢印)のときは濃紅色で開花につれて次第に淡紅色になるベニバナノツクバネウツギ。

 科名 スイカズラ科
 和名 ベニバナノツクバネウツギ
 大きさ 低木(1.5m以下)
 分布  本州の関東地方から中部地方
 開花 5月はじめ頃から
 特徴 下唇の内側には橙色の網状紋があります。
    花弁の外側は紅というよりもくすんだ紅色をしています。
    鮮やかな紅色のものもあるので地域差が大きい種のようです。

 ベニバナノ 濃い紅外に 中網目


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4月下旬の植物①

2017年5月2日(火)
4月下旬の植物① 撮影日:2017/04/20~04/27 場所:勿来の関・いわき市

 今日,紹介するのは2017年4月20日~4月27日に勿来の関とその周辺で撮影した植物です。

ハナズオウ
①ハナズオウ(マメ科ジャケツイバラ亜科)
春,葉が開く前に桃色の花が咲きます。
色が鮮やかなので栽培されています。
中国原産のマメ科です。
花には柄が無く枝に直線花がつきます。


エリカ
②エリカ(ツツジ科エリカ属)
700種類以上の種があり,その大部分は南アフリカ原産です。
ビンク色の小さな花を下向きにつけます。


アカメガシワ
③アカメガシワ(トウダイグサ科)
葉の芽吹きが赤味を帯びること,そして葉が柏の葉のように大きくなることから名付けられたようです。


チゴユリ
④チゴユリ(ユリ科)
茎頂に白い花を1つから2つつけます。
1つつけることが多いです。
小さい花を稚児に見立ててチゴユリと名付けたのでしょう。


ニガイチゴ
⑤ニガイチゴ(バラ科キイチゴ属)
モミジイチゴは花を下向きにつけますが,ニガイチゴは花を葉の上に出し横向きか斜め上向きにつけます。
赤い実を食べると苦いことから名付けられています。
ある人曰く「実を噛まずに飲み込むと苦くあらず。」と。



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5月に見られた蛾②

2017年5月1日(月)
5月に見られた蛾② 撮影日:2016/05/02 場所:勿来の関

 今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年5月2日に飛来した蛾です。

オオエグリシャチホコ
①オオエグリシャチホコ(シャチホコガ科)
普通,薄褐色をした蛾を見ることが多いです。
外縁から腹端が出ているのでシャチホコガ科と分かります。


クロシオハマキ
②クロシオハマキ(ハマキガ科)
色と形からハマキガ科と分かります。
写真の中央(赤矢印)に色が少し薄くなった所があります。
これが同定ポイントです。


キジマエダシャク
③キジマエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
黄色を帯びた縦縞があるのでキジマエダシャクと名付けられたのでしょう。


モンシロツマキリエダシャク
④モンシロツマキリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
エダシャク亜科なのに触角を背負う変わり種です。
外横線は黒点が並んでいます。
前翅外縁近くに楕円紋がありますが,個体差が大きく白色から焦茶色まであります。



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