5月に見られた蛾①
2017年4月30日(日)
5月に見られた蛾① 撮影日:2016/05/01,05/02 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年5月1日と5月2日に飛来した蛾です。

①シロモンクロキバ(ガキバガ科亜科和名未定)
画像を見て直ぐキバガと分かります。
後方へ反り返る下唇鬚(かしんひげ)があるからです。
この蛾のものは約半分ほど白い毛で被われています。

②クロオビシロフタオ(ツバメガ科)
白い地に黒い紋がある蛾です。
後翅後縁近くに小さいながらも細い尾の様な突起があるのでツバメガ科に属しているのでしょう。

③クロフシロヒトリ(ヒトリガ科)
白い地に黒い筋模様が走っているます。
2つの黒い筋の境には薄黄橙色の筋があります。
この蛾の腹部背は鮮やかな紅色です。

④マエキカギバ(カギバガ科)
焦茶色の地味な蛾です。
翅頂付近で大きく鉤状に曲がるところが特徴です。
前翅中央付近に8個の薄褐色の紋があります。

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5月に見られた蛾① 撮影日:2016/05/01,05/02 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年5月1日と5月2日に飛来した蛾です。

①シロモンクロキバ(ガキバガ科亜科和名未定)
画像を見て直ぐキバガと分かります。
後方へ反り返る下唇鬚(かしんひげ)があるからです。
この蛾のものは約半分ほど白い毛で被われています。

②クロオビシロフタオ(ツバメガ科)
白い地に黒い紋がある蛾です。
後翅後縁近くに小さいながらも細い尾の様な突起があるのでツバメガ科に属しているのでしょう。

③クロフシロヒトリ(ヒトリガ科)
白い地に黒い筋模様が走っているます。
2つの黒い筋の境には薄黄橙色の筋があります。
この蛾の腹部背は鮮やかな紅色です。

④マエキカギバ(カギバガ科)
焦茶色の地味な蛾です。
翅頂付近で大きく鉤状に曲がるところが特徴です。
前翅中央付近に8個の薄褐色の紋があります。

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tag : 5月に見られた蛾①
7月に見られた蛾(24)
2017年4月29日(土)
7月に見られた蛾(24) 撮影日:2016/07/28,07/29 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月28日と7月29日に飛来した蛾です。

①ムラサキイラガ(イラガ科イラガ亜科)
ウスムラサキイラガに似ていて同定に長年迷っていました。
「みんなで作る日本蛾類図鑑」の説明を読んでやっと同定ポイントが分かりました。
赤矢印で示した場所で外横線が折れ曲がっていればムラサキイラガです。
ウスムラサキイラガの場合は滑らかな曲線を描くので区別がつきます。

②ヨシツトガ(ツトガ科ツトガ亜科)
ふさふさとした下唇鬚(かしんひげ)をもつ蛾です。
触角を背負っていますのでツトガ科・メイガ科であることが分かります。
前翅に銀色の鱗粉をちりばめています。

③ナガフタオビキヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
内横線と外横線が濃褐色です。
それらの線で挟まれた部分が内側と外側の所とは微妙に色が違っています。
さらに,腎状紋が薄褐色になっています。

④ウスキヒメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
触角が白色の蛾で,外縁に白点が並ぶのが特徴です。
横脈上に白点があることが多いです。
腹部背にも白点が並んでいます。
翅の色は個体差が大きいです。

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7月に見られた蛾(24) 撮影日:2016/07/28,07/29 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月28日と7月29日に飛来した蛾です。

①ムラサキイラガ(イラガ科イラガ亜科)
ウスムラサキイラガに似ていて同定に長年迷っていました。
「みんなで作る日本蛾類図鑑」の説明を読んでやっと同定ポイントが分かりました。
赤矢印で示した場所で外横線が折れ曲がっていればムラサキイラガです。
ウスムラサキイラガの場合は滑らかな曲線を描くので区別がつきます。

②ヨシツトガ(ツトガ科ツトガ亜科)
ふさふさとした下唇鬚(かしんひげ)をもつ蛾です。
触角を背負っていますのでツトガ科・メイガ科であることが分かります。
前翅に銀色の鱗粉をちりばめています。

③ナガフタオビキヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
内横線と外横線が濃褐色です。
それらの線で挟まれた部分が内側と外側の所とは微妙に色が違っています。
さらに,腎状紋が薄褐色になっています。

④ウスキヒメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
触角が白色の蛾で,外縁に白点が並ぶのが特徴です。
横脈上に白点があることが多いです。
腹部背にも白点が並んでいます。
翅の色は個体差が大きいです。

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tag : 7月に見られた蛾(24)
4月に見られた蛾②
2017年4月28日(金)
4月に見られた蛾② 撮影日:2017/04/27,04/28 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年4月27日と4月28日に飛来した蛾です。

①フタナミトビヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
前翅長10㎜程度の小さな蛾です。
翅頂近くの2つの紋が薄褐色で目立ち波のようだからフタナミトビヒメシャクと名付けたのでしょう。

②アシブトチズモンアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
チズモンアオシャクと似ています。
しかし,次のようになっているため区別することが出来ます。
①赤矢印で示した帯状の筋が前翅後縁と直角に近い角度で交わっています。
②水色矢印で示したものが大きく出張っています。

③エグリイチモジエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
穴の空いた枯葉のように見えます。
腹部を曲げて止まることが多いです。
胸部背に2つの黒点と褐色の筋があるので顔のように見えます。

④カギモンキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
今年はこの蛾を複数回見ています。
外縁に近い方の紋が鉤(かぎ)に似ているのでカギモンキリガと名付けられたのでしょう。
名前が似たものにカギモンヤガがいます。

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4月に見られた蛾② 撮影日:2017/04/27,04/28 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年4月27日と4月28日に飛来した蛾です。

①フタナミトビヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
前翅長10㎜程度の小さな蛾です。
翅頂近くの2つの紋が薄褐色で目立ち波のようだからフタナミトビヒメシャクと名付けたのでしょう。

②アシブトチズモンアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
チズモンアオシャクと似ています。
しかし,次のようになっているため区別することが出来ます。
①赤矢印で示した帯状の筋が前翅後縁と直角に近い角度で交わっています。
②水色矢印で示したものが大きく出張っています。

③エグリイチモジエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
穴の空いた枯葉のように見えます。
腹部を曲げて止まることが多いです。
胸部背に2つの黒点と褐色の筋があるので顔のように見えます。

④カギモンキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
今年はこの蛾を複数回見ています。
外縁に近い方の紋が鉤(かぎ)に似ているのでカギモンキリガと名付けられたのでしょう。
名前が似たものにカギモンヤガがいます。

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tag : 4月に見られた蛾②
4月に見られた蛾②
2017年4月27日(木)
4月に見られた蛾② 撮影日:2017/04/27 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年4月27日に飛来した蛾です。

①マエベニノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
ピントが上手く合わずぼけてしまいました。
蛾によって直ぐ合うものとそうでないものがいます。
前翅長10㎜程度の小さい蛾ですが,紅色に目が惹きつけられます。

②オオマエキトビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
マエキトビエダシャクに似ています。
慣れないと同じように見え迷ってしまいます。
赤矢印・緑矢印の所の形で判断すると楽です。

③モンオビオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾はマエキオエダシャクに似ています。
しかし,後翅外横線が鋸歯状になっているので区別がつきます。
マエキオエダシャクの後翅外横線は直線的です。

④クロテンヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
内横線の少し外側に黒点があるのでクロテンヨトウと名付けられたのでしょう。
中横線は一番太く曲がる部分にぼんやりとした黒紋があります。
外横線は切れ切れの線とその外に黒点並んでいるように見えます。

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4月に見られた蛾② 撮影日:2017/04/27 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年4月27日に飛来した蛾です。

①マエベニノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
ピントが上手く合わずぼけてしまいました。
蛾によって直ぐ合うものとそうでないものがいます。
前翅長10㎜程度の小さい蛾ですが,紅色に目が惹きつけられます。

②オオマエキトビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
マエキトビエダシャクに似ています。
慣れないと同じように見え迷ってしまいます。
赤矢印・緑矢印の所の形で判断すると楽です。

③モンオビオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾はマエキオエダシャクに似ています。
しかし,後翅外横線が鋸歯状になっているので区別がつきます。
マエキオエダシャクの後翅外横線は直線的です。

④クロテンヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
内横線の少し外側に黒点があるのでクロテンヨトウと名付けられたのでしょう。
中横線は一番太く曲がる部分にぼんやりとした黒紋があります。
外横線は切れ切れの線とその外に黒点並んでいるように見えます。

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tag : 4月に見られた蛾②
4月に見られた蛾①
2017年4月26日(水)
4月に見られた蛾① 撮影日:2017/04/26 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年4月26日に飛来した蛾です。

①グミオオウスツマヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
今までに複数回見てきた蛾でしたが,今日見たのは白紋以外の所が黒くて同定に戸惑いました。
そこで活躍したのがAdobe Photoshop Elementsでした。
暗い画像を明るくしたら正体が分かりました。
円らな瞳が可愛い蛾です。

②コクロモクメヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
暗褐色の地に,後縁に沿って紋様が見られます。
特に,後角から3分の1内側まで見られる白紋が印象的です。

③ケンモンキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
1年の内で4月のみ出現する蛾です。
胸部背にある毛の左右に黒い筋(緑矢印)が見られます。
前翅後縁付近から黒い筋(赤矢印)が立ち上がっています。

④キクセダカモクメ(ヤガ科セダカモクメ亜科)
一度会ったら忘れられない姿をしている蛾でしたので一目見て分かりました。
赤矢印で示したインディアンハットを思い出させる毛束がこの蛾にはあるからです。
キクセダカモクメの幼虫は葉を食べずにゴマナの花、ユウガギクの花、シラヤマギクの花、ヨナメの花を食べる変わり種です。

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4月に見られた蛾① 撮影日:2017/04/26 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年4月26日に飛来した蛾です。

①グミオオウスツマヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
今までに複数回見てきた蛾でしたが,今日見たのは白紋以外の所が黒くて同定に戸惑いました。
そこで活躍したのがAdobe Photoshop Elementsでした。
暗い画像を明るくしたら正体が分かりました。
円らな瞳が可愛い蛾です。

②コクロモクメヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
暗褐色の地に,後縁に沿って紋様が見られます。
特に,後角から3分の1内側まで見られる白紋が印象的です。

③ケンモンキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
1年の内で4月のみ出現する蛾です。
胸部背にある毛の左右に黒い筋(緑矢印)が見られます。
前翅後縁付近から黒い筋(赤矢印)が立ち上がっています。

④キクセダカモクメ(ヤガ科セダカモクメ亜科)
一度会ったら忘れられない姿をしている蛾でしたので一目見て分かりました。
赤矢印で示したインディアンハットを思い出させる毛束がこの蛾にはあるからです。
キクセダカモクメの幼虫は葉を食べずにゴマナの花、ユウガギクの花、シラヤマギクの花、ヨナメの花を食べる変わり種です。

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tag : 4月に見られた蛾①
アカフヤガ
2017年4月25日(火)
アカフヤガ 撮影日:2013/05/18,2012/005/24,05/19 場所:勿来の関
ヤガ科モンヤガ亜科のアカフヤガを紹介します。
床に茶色の蛾が止まっています。

真ん円い環状紋のアカフヤガ。
この個体の腎状紋は不明瞭です。
アカフヤガの特徴は次の通りです。
①環状紋(緑矢印)は真ん円です。
②腎状紋(赤矢印)は不明瞭のものが多いです。
③外横線(黄矢印の両側)は二重になっているように思われます。

環状紋も腎状紋も明瞭なアカフヤガ。
外横線(黄矢印の左右)が二重になっていると思われます。
④内横線(緑矢印の内側)も二重になっているように思われます。
⑤黄矢印の外側に暗褐色の三角紋があります。
⑥腹部に生えている毛は赤茶色を帯びています。

円らな瞳で可愛いアカフヤガの腹部には赤茶色の毛が生えています。。
科名 ヤガ科モンヤガ亜科
和名 アカフヤガ
大きさ 雄36~37㎜ 雌37~40㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
出現月 5~6,9~10月
食餌動植物 幼虫はフキ,タンポポ,ハルジオン,ヒナギク,トウヤクリンドウ,ミヤマアキノキリンソウの葉を食べます。
特徴 腎状紋は不明瞭で環状紋は円形です。腹部下側の毛は赤茶色です。
赤い毛が 腹に生えてる アカフヤガ

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アカフヤガ 撮影日:2013/05/18,2012/005/24,05/19 場所:勿来の関
ヤガ科モンヤガ亜科のアカフヤガを紹介します。
床に茶色の蛾が止まっています。

真ん円い環状紋のアカフヤガ。
この個体の腎状紋は不明瞭です。
アカフヤガの特徴は次の通りです。
①環状紋(緑矢印)は真ん円です。
②腎状紋(赤矢印)は不明瞭のものが多いです。
③外横線(黄矢印の両側)は二重になっているように思われます。

環状紋も腎状紋も明瞭なアカフヤガ。
外横線(黄矢印の左右)が二重になっていると思われます。
④内横線(緑矢印の内側)も二重になっているように思われます。
⑤黄矢印の外側に暗褐色の三角紋があります。
⑥腹部に生えている毛は赤茶色を帯びています。

円らな瞳で可愛いアカフヤガの腹部には赤茶色の毛が生えています。。
科名 ヤガ科モンヤガ亜科
和名 アカフヤガ
大きさ 雄36~37㎜ 雌37~40㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
出現月 5~6,9~10月
食餌動植物 幼虫はフキ,タンポポ,ハルジオン,ヒナギク,トウヤクリンドウ,ミヤマアキノキリンソウの葉を食べます。
特徴 腎状紋は不明瞭で環状紋は円形です。腹部下側の毛は赤茶色です。
赤い毛が 腹に生えてる アカフヤガ

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tag : アカフヤガ
7月に見られた蛾(23)
2017年4月24日(月)
7月に見られた蛾(23) 撮影日:2016/07/25~07/27 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月25日~7月27日に飛来した蛾です。

①ハジマヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
翅頂から頭部の方へ3分の1寄った所に台形の紋があります。
白い縁取りがあります。
その台形の紋が同定のポイントになります。

②コウンモンクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
同定ポイントは次の通りです。
①前翅中央よりも前縁の方へずれた所に白点があります。
②この白点より少し頭部の方へずれた所には黒点があります。
③前翅翅頂から後縁まで薄褐色の亜外縁線があり後翅に続いています。

③ホソバシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端が覗いていませんがシャチホコガ科の蛾です。
前翅中央というよりも前縁寄りの場所に円みがかった薄褐色の紋があります。

④ミノオマイマイ(ドクガ科)
ノンネマイマイに似ています。
でも,地色が真っ白でなく灰色を帯びているのでミノオマイマイとしました。

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7月に見られた蛾(23) 撮影日:2016/07/25~07/27 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月25日~7月27日に飛来した蛾です。

①ハジマヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
翅頂から頭部の方へ3分の1寄った所に台形の紋があります。
白い縁取りがあります。
その台形の紋が同定のポイントになります。

②コウンモンクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
同定ポイントは次の通りです。
①前翅中央よりも前縁の方へずれた所に白点があります。
②この白点より少し頭部の方へずれた所には黒点があります。
③前翅翅頂から後縁まで薄褐色の亜外縁線があり後翅に続いています。

③ホソバシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端が覗いていませんがシャチホコガ科の蛾です。
前翅中央というよりも前縁寄りの場所に円みがかった薄褐色の紋があります。

④ミノオマイマイ(ドクガ科)
ノンネマイマイに似ています。
でも,地色が真っ白でなく灰色を帯びているのでミノオマイマイとしました。

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tag : 7月に見られた蛾(23)
オスグロホソバアツバ
2017年4月23日(日)
オスグロホソバアツバ 撮影日:201704/23,2011/04/07,2017/04/06 場所:勿来の関
ヤガ科アツバ亜科のオスグロホソバアツバを紹介します。
薄褐色の地に黒い縦筋のある蛾が灯火の枠に止まっています。
逆光で上手く写せません。だから,家までビニル袋に入れて運んできました。
窓の近くで離すとカーテンに止まりました。逆光にならぬように白い紙で光を遮って写しました。

薄褐色の地に翅頂から斜めに立ち上がる黒い線があるオスグロホソバアツバ雌。
①赤矢印で示したように翅頂から斜めに立ち上がる黒い線(途中切れています)が黒い瘤まで続いています。
②途中,青矢印の近くに2つの小さな黒点があります。
③赤矢印の近くにも2つの小さな黒点があります。

左右の翅を重ねているので更に細く見えるオスグロホソバアツバ雌。
この蛾は前方に長く突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間であることが分かります。
2017年4月6日(木)に写したばかりのオスグロホソバアツバに全体の形が似ていることに気が付きました。
その上,おぼろげながら①のような黒い線が見られます。

細長くても左右の翅を広げると幅の広い蛾に見えるオスグロホソバアツバ雌。
最後の写真の様に黒ずんでいるのが雄で,そのほかの写真の蛾は薄褐色の地から雌だと思われます。

黒い地にほのかに黒い斜めの線が見えるオスグロホソバアツバ雄。
科名 ヤガ科アツバ亜科
和名 オスグロホソバアツバ
大きさ 前翅長 15㎜
分布 本州,四国,九州
出現月 5~9月
食餌動植物 幼虫はアオミズ,ミヤマミズ,シマミズの葉を食べます。
特徴 雄は黒ずんでいます。
翅頂から 斜めに上がる 黒い線

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オスグロホソバアツバ 撮影日:201704/23,2011/04/07,2017/04/06 場所:勿来の関
ヤガ科アツバ亜科のオスグロホソバアツバを紹介します。
薄褐色の地に黒い縦筋のある蛾が灯火の枠に止まっています。
逆光で上手く写せません。だから,家までビニル袋に入れて運んできました。
窓の近くで離すとカーテンに止まりました。逆光にならぬように白い紙で光を遮って写しました。

薄褐色の地に翅頂から斜めに立ち上がる黒い線があるオスグロホソバアツバ雌。
①赤矢印で示したように翅頂から斜めに立ち上がる黒い線(途中切れています)が黒い瘤まで続いています。
②途中,青矢印の近くに2つの小さな黒点があります。
③赤矢印の近くにも2つの小さな黒点があります。

左右の翅を重ねているので更に細く見えるオスグロホソバアツバ雌。
この蛾は前方に長く突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間であることが分かります。
2017年4月6日(木)に写したばかりのオスグロホソバアツバに全体の形が似ていることに気が付きました。
その上,おぼろげながら①のような黒い線が見られます。

細長くても左右の翅を広げると幅の広い蛾に見えるオスグロホソバアツバ雌。
最後の写真の様に黒ずんでいるのが雄で,そのほかの写真の蛾は薄褐色の地から雌だと思われます。

黒い地にほのかに黒い斜めの線が見えるオスグロホソバアツバ雄。
科名 ヤガ科アツバ亜科
和名 オスグロホソバアツバ
大きさ 前翅長 15㎜
分布 本州,四国,九州
出現月 5~9月
食餌動植物 幼虫はアオミズ,ミヤマミズ,シマミズの葉を食べます。
特徴 雄は黒ずんでいます。
翅頂から 斜めに上がる 黒い線

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tag : オスグロホソバアツバ
7月に見られた蛾(22)
2017年4月22日(土)
7月に見られた蛾(22) 撮影日:2016/07/25~07/26 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月25日~7月26日に飛来した蛾です。

①イラガ(イラガ科)
前翅は黄色と茶色のツートンカラーで目立つ存在です。
名前が知られている割には見る機会は少ないです。

②コヨツメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅はほんのりと緑色を帯びています。
前翅を十分開いていないので後翅の目玉模様は見えませんが,前翅後翅合わせて四個あるのでコヨツメエダシャクと名付けたのでしょう。

③フタスジツヅリガ(メイガ科ツヅリガ亜科)
止まるとき,前縁が壁に接するように折り曲げます。
こんな格好で止まるのはフタスジツヅリガくらいでしょう。

④ナシイラガ(イラガ科)
開張30~35㎜の中くらいの蛾です。
前翅は茶褐色ですが,頭部や足が黄橙色で目立ちます。

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7月に見られた蛾(22) 撮影日:2016/07/25~07/26 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月25日~7月26日に飛来した蛾です。

①イラガ(イラガ科)
前翅は黄色と茶色のツートンカラーで目立つ存在です。
名前が知られている割には見る機会は少ないです。

②コヨツメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅はほんのりと緑色を帯びています。
前翅を十分開いていないので後翅の目玉模様は見えませんが,前翅後翅合わせて四個あるのでコヨツメエダシャクと名付けたのでしょう。

③フタスジツヅリガ(メイガ科ツヅリガ亜科)
止まるとき,前縁が壁に接するように折り曲げます。
こんな格好で止まるのはフタスジツヅリガくらいでしょう。

④ナシイラガ(イラガ科)
開張30~35㎜の中くらいの蛾です。
前翅は茶褐色ですが,頭部や足が黄橙色で目立ちます。

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tag : 7月に見られた蛾(22)
7月に見られた蛾(21)
2017年4月21日(金)
7月に見られた蛾(21) 撮影日:2016/07/22~07/25 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月22日~7月25日に飛来した蛾です。

①ウスオビトガリメイガ(メイガ科(シマメイガ亜科)
触角を背負っているのでメイガ科・ツトガ科の仲間です。
暗小豆色・紅・橙色・白横線があればメイガ科です。
腹端を上げて止まる性質があります。

②マエモンヒロズコガ(ヒロズコガ科)
開張が12~18㎜と小さな蛾です。
頭部から腹端の近くあたりまで白くなっています。
前翅前縁が黒いのでマエモンと名付けられたのでしょう。

③コガタキシタバ(ヤガ科シタバガ亜科)
後翅(下羽)に鮮やかな紋があるカトカラ属の仲間です。
名前にキシタバとあるように,後翅には黄色の紋があります。
外横線が黄矢印で示したようにがぐっと下がっていればカトカラ属の仲間です。

④ナニワクビグロクチ(バヤガ科シタバガ亜科)
似た蛾にヒメクビグロクチバがいます。
しかし,赤矢印で示した場所に白点があるかどうかで区別することが出来ます。
白点があればナニワクビグロクチバです。

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7月に見られた蛾(21) 撮影日:2016/07/22~07/25 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月22日~7月25日に飛来した蛾です。

①ウスオビトガリメイガ(メイガ科(シマメイガ亜科)
触角を背負っているのでメイガ科・ツトガ科の仲間です。
暗小豆色・紅・橙色・白横線があればメイガ科です。
腹端を上げて止まる性質があります。

②マエモンヒロズコガ(ヒロズコガ科)
開張が12~18㎜と小さな蛾です。
頭部から腹端の近くあたりまで白くなっています。
前翅前縁が黒いのでマエモンと名付けられたのでしょう。

③コガタキシタバ(ヤガ科シタバガ亜科)
後翅(下羽)に鮮やかな紋があるカトカラ属の仲間です。
名前にキシタバとあるように,後翅には黄色の紋があります。
外横線が黄矢印で示したようにがぐっと下がっていればカトカラ属の仲間です。

④ナニワクビグロクチ(バヤガ科シタバガ亜科)
似た蛾にヒメクビグロクチバがいます。
しかし,赤矢印で示した場所に白点があるかどうかで区別することが出来ます。
白点があればナニワクビグロクチバです。

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tag : 7月に見られた蛾(21)
7月に見られた蛾⑳
2017年4月20日(木)
7月に見られた蛾⑳ 撮影日:2016/07/19~07/22 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月19日~7月22日に飛来した蛾です。

①クロスズメ(スズメガ科)
この蛾が見られるのは,勿来の関に食餌植物であるアカマツが沢山分布しているからです。
前翅後縁が茶色であること,前翅中央に3本の黒い筋があること等がポイントです。

②クロエグリシャチホコ(シャチホコガ科)
似たような紋様のものが居て迷ってしまいます。
しかし,この蛾は黄矢印で示したような焦茶色の筋が翅頂方向へ向かっています。
しかも,この筋と外横線の間に挟まれた前縁には白紋があります。

③マドガ(マドガ科)
開張 14~17㎜と小さな蛾ですが,綺麗です。
黒い地に白・橙・薄褐色の紋があるので目立ちます。
ヒメジオンの花の蜜吸う姿をよく見掛けます。

④ハナオイアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
雄は赤矢印で示したような立派な下唇鬚(かしんひげ)を持っています。
ところが,雌は針金状の貧弱な下唇鬚(かしんひげ)です。
この下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。

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7月に見られた蛾⑳ 撮影日:2016/07/19~07/22 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月19日~7月22日に飛来した蛾です。

①クロスズメ(スズメガ科)
この蛾が見られるのは,勿来の関に食餌植物であるアカマツが沢山分布しているからです。
前翅後縁が茶色であること,前翅中央に3本の黒い筋があること等がポイントです。

②クロエグリシャチホコ(シャチホコガ科)
似たような紋様のものが居て迷ってしまいます。
しかし,この蛾は黄矢印で示したような焦茶色の筋が翅頂方向へ向かっています。
しかも,この筋と外横線の間に挟まれた前縁には白紋があります。

③マドガ(マドガ科)
開張 14~17㎜と小さな蛾ですが,綺麗です。
黒い地に白・橙・薄褐色の紋があるので目立ちます。
ヒメジオンの花の蜜吸う姿をよく見掛けます。

④ハナオイアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
雄は赤矢印で示したような立派な下唇鬚(かしんひげ)を持っています。
ところが,雌は針金状の貧弱な下唇鬚(かしんひげ)です。
この下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。

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tag : 7月に見られた蛾⑳
春の植物⑦(四月)
2017年4月19日(水)
春の植物⑦(四月) 撮影日:2017/04/16~04/19 場所:勿来の関・北茨城市
今日,紹介するのは2017年4月16日~4月19日に勿来の関とその周辺で撮影した植物です。

①ヤマブキ(バラ科ヤマブキ属)
この様な感じで草ならばヤマブキソウですが,木本なのでヤマブキです。

②キバナオドリコソウ(シソ科)
オドリコソウの白い花をそのまま黄色にしたような植物です。
違いは花が黄色いことと葉に白い斑が入っていることです。
ヨーロッパの東部から西アジア原産で園芸植物として導入されたようです。
茎は四角で葉は対生というシソ科特有の性質は同じです。

③シャクナゲ(ツツジ科)
北茨城市ではゴールデンウィークが近付くとシャクナゲが咲き出します。
花の色には桃色や赤いものもあります。
ツツジの花を大きくしたような綺麗な花を咲かせます。
写真の様に蕾の頃は色が濃く惹きつけられます。

④アオキ雄株(アオキ科)
和名の由来は、常緑で葉も枝も1年中青いためと思われます。
通常,雄株と雌株に分かれています。
しかし,詳しく観察すると雌株には雌花に混ざって雄花があるのが観察されます。
雌株の花は小豆色の4花弁に緑の柱頭だけで黄色い葯がありません。
雄株の花は小豆色の4花弁に4個の黄色い葯がついています。雌しべは退化しています。

アオキ雌株

⑤ドウダンツツジ(ツツジ科)
春は白い花が楽しめ,秋は赤い葉が楽しめる植物です。
花は釣鐘や風鈴を思わせ可愛い花です。
下に垂れている花が灯台の足を,上に出ている葉がたいまつの様です。
それで,トウダイツツジが訛ってドウダンツツジになったようです。

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春の植物⑦(四月) 撮影日:2017/04/16~04/19 場所:勿来の関・北茨城市
今日,紹介するのは2017年4月16日~4月19日に勿来の関とその周辺で撮影した植物です。

①ヤマブキ(バラ科ヤマブキ属)
この様な感じで草ならばヤマブキソウですが,木本なのでヤマブキです。

②キバナオドリコソウ(シソ科)
オドリコソウの白い花をそのまま黄色にしたような植物です。
違いは花が黄色いことと葉に白い斑が入っていることです。
ヨーロッパの東部から西アジア原産で園芸植物として導入されたようです。
茎は四角で葉は対生というシソ科特有の性質は同じです。

③シャクナゲ(ツツジ科)
北茨城市ではゴールデンウィークが近付くとシャクナゲが咲き出します。
花の色には桃色や赤いものもあります。
ツツジの花を大きくしたような綺麗な花を咲かせます。
写真の様に蕾の頃は色が濃く惹きつけられます。

④アオキ雄株(アオキ科)
和名の由来は、常緑で葉も枝も1年中青いためと思われます。
通常,雄株と雌株に分かれています。
しかし,詳しく観察すると雌株には雌花に混ざって雄花があるのが観察されます。
雌株の花は小豆色の4花弁に緑の柱頭だけで黄色い葯がありません。
雄株の花は小豆色の4花弁に4個の黄色い葯がついています。雌しべは退化しています。

アオキ雌株

⑤ドウダンツツジ(ツツジ科)
春は白い花が楽しめ,秋は赤い葉が楽しめる植物です。
花は釣鐘や風鈴を思わせ可愛い花です。
下に垂れている花が灯台の足を,上に出ている葉がたいまつの様です。
それで,トウダイツツジが訛ってドウダンツツジになったようです。

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tag : 春の植物⑦(四月)
7月に見られた蛾⑲
2017年4月18日(火)
7月に見られた蛾⑲ 撮影日:2016/07/16~07/19 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月16日~7月19日に飛来した蛾です。

①ホタルガ(マダラガ科)
灯火にも飛来しますが,昼行性で昼間ひらひらと飛びます。
黒い体に赤い頭がホタルのようなのでホタルガと名付けられたのでしょう。

②ルリモンシャチホコ(シャチホコガ科)
灯火に止まっている蛾を落としたら地面につく前にひらりと私のズボンに止まりました。
前翅前縁から後翅の一部が覗いているのがシャチホコガ科らしいです。
シャチホコガ科の成虫は何も食べずに暮らします。

③ナカキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
濃褐色の短い筋模様が無数にあります。
腹端を高く上げて止まることもあります。

④フサキバアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
真上から迫ったので反り返った下唇鬚(かしんひげ)が写せませんでした。
赤矢印の所に凹みがあるので,この蛾は雄だと分かります。

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7月に見られた蛾⑲ 撮影日:2016/07/16~07/19 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月16日~7月19日に飛来した蛾です。

①ホタルガ(マダラガ科)
灯火にも飛来しますが,昼行性で昼間ひらひらと飛びます。
黒い体に赤い頭がホタルのようなのでホタルガと名付けられたのでしょう。

②ルリモンシャチホコ(シャチホコガ科)
灯火に止まっている蛾を落としたら地面につく前にひらりと私のズボンに止まりました。
前翅前縁から後翅の一部が覗いているのがシャチホコガ科らしいです。
シャチホコガ科の成虫は何も食べずに暮らします。

③ナカキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
濃褐色の短い筋模様が無数にあります。
腹端を高く上げて止まることもあります。

④フサキバアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
真上から迫ったので反り返った下唇鬚(かしんひげ)が写せませんでした。
赤矢印の所に凹みがあるので,この蛾は雄だと分かります。

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tag : 7月に見られた蛾⑲
7月に見られた蛾⑱
2017年4月17日(月)
7月に見られた蛾⑱ 撮影日:2016/07/15~07/17 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月15日~7月17日に飛来した蛾です。

①アオイラガ(イラガ科)
クロシタアオイラガなら普通に見られますが,このアオイラガは滅多に見られません。
クロシタアオイラガは外縁線の頭部方向の出っ張りが1つです。
アオイラガの方は出っ張りが2つなので区別がつきます。

②ナカアオフトメイガ(メイガ科フトメイガ亜科)
フトメイガ亜科は斑紋に変異がある仲間なので同定にてこずります。
前翅外横線が後縁あたりでほぼ水平になっています。
頭部にはアツバ類に似た下唇鬚(かしんひげ)が見られます。

③ニジュウシトリバ(ニジュウシトリバガ科)
左の前翅と後翅には6本ずつの翅脈があります。
左右の翅脈が合計24本なのでニジュウシトリバと名付けられたのでしょう。
この1本1本の翅脈が美しいので見とれてしまいます。

④キオビゴマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
腹部が太いので恐らく雌だと思われます。
雌は前翅長が30㎜を超えるものが居ますので,その大きさに圧倒されます。
外横線が黄色を帯びているのでキオビゴマダラエダシャクというのでしょう。

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7月に見られた蛾⑱ 撮影日:2016/07/15~07/17 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月15日~7月17日に飛来した蛾です。

①アオイラガ(イラガ科)
クロシタアオイラガなら普通に見られますが,このアオイラガは滅多に見られません。
クロシタアオイラガは外縁線の頭部方向の出っ張りが1つです。
アオイラガの方は出っ張りが2つなので区別がつきます。

②ナカアオフトメイガ(メイガ科フトメイガ亜科)
フトメイガ亜科は斑紋に変異がある仲間なので同定にてこずります。
前翅外横線が後縁あたりでほぼ水平になっています。
頭部にはアツバ類に似た下唇鬚(かしんひげ)が見られます。

③ニジュウシトリバ(ニジュウシトリバガ科)
左の前翅と後翅には6本ずつの翅脈があります。
左右の翅脈が合計24本なのでニジュウシトリバと名付けられたのでしょう。
この1本1本の翅脈が美しいので見とれてしまいます。

④キオビゴマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
腹部が太いので恐らく雌だと思われます。
雌は前翅長が30㎜を超えるものが居ますので,その大きさに圧倒されます。
外横線が黄色を帯びているのでキオビゴマダラエダシャクというのでしょう。

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tag : 7月に見られた蛾⑱
早春の植物⑥(四月)
2017年4月16日(日)
早春の植物⑥(四月) 撮影日:2017/04/16 場所:勿来の関
今日は4月というのに25度近くになる暖かさです。
その為か桜は満開を過ぎ桜吹雪になっている木がありました。
いつも閑散としている勿来の関は桜見物で大賑わいでした。
そんなサクラをよそにひたすら野草を探して写真を撮りました。

①キュウリグサ(ムラサキ科)
ムラサキ科の植物は渦を巻くように蕾が並んでいます。
横から写せば分かるのですが花が上手く写らなくなるのでそれは断念しました。
赤矢印で示した蕾が次に開きます。

②ヒメスミレ(スミレ科)
コンクリートの僅かな隙間を利用して咲いているのをよく目にします。
でも,日当たりのよい芝生に目をやると青紫の絨毯を敷いたように咲き誇っていました。

③カラスノエンドウ(マメ科)
これから蔓をどんどん伸ばしていくカラスノエンドウです。
未だ小さい内の方が余計なものが写らず,花の様子が分かると思って撮影しました。

④ミツバアケビ(アケビ科)
赤矢印で示したものが雌花です。
柱頭が5本あるので実は5つできるでしょう。
青矢印で示したものは,雄花で葡萄(ぶどう)のようにつきます。
白っぽく見えるのは葯が破けて花粉が見えているからです。
数字で示したように,葉が3枚なのでこのアケビは,ミツバアケビです。

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早春の植物⑥(四月) 撮影日:2017/04/16 場所:勿来の関
今日は4月というのに25度近くになる暖かさです。
その為か桜は満開を過ぎ桜吹雪になっている木がありました。
いつも閑散としている勿来の関は桜見物で大賑わいでした。
そんなサクラをよそにひたすら野草を探して写真を撮りました。

①キュウリグサ(ムラサキ科)
ムラサキ科の植物は渦を巻くように蕾が並んでいます。
横から写せば分かるのですが花が上手く写らなくなるのでそれは断念しました。
赤矢印で示した蕾が次に開きます。

②ヒメスミレ(スミレ科)
コンクリートの僅かな隙間を利用して咲いているのをよく目にします。
でも,日当たりのよい芝生に目をやると青紫の絨毯を敷いたように咲き誇っていました。

③カラスノエンドウ(マメ科)
これから蔓をどんどん伸ばしていくカラスノエンドウです。
未だ小さい内の方が余計なものが写らず,花の様子が分かると思って撮影しました。

④ミツバアケビ(アケビ科)
赤矢印で示したものが雌花です。
柱頭が5本あるので実は5つできるでしょう。
青矢印で示したものは,雄花で葡萄(ぶどう)のようにつきます。
白っぽく見えるのは葯が破けて花粉が見えているからです。
数字で示したように,葉が3枚なのでこのアケビは,ミツバアケビです。

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tag : 早春の植物⑥(四月)
ナカアカスジマダラメイガ
2017年4月15日(土)
1524 ナカアカスジマダラメイガ 撮影日:2016/06/26 場所:勿来の関
メイガ科マダラメイガ亜科のナカアカスジマダラメイガを紹介します。
ごつごつした感じで筋が目立つ蛾が柱に止まっています。
触角を背負っているので,メイガ科・ツトガ科であることが分かります。
前翅中央より内側(頭部の方)は褐色筋があり瘤状のものもみられます。
前翅中央にも瘤があります。

前翅の内側には褐色筋が目立つナカアカスジマダラメイガ。
「みんなで作る日本蛾類図鑑」には食餌植物は出ていません。
そこで,外国の研究者が調べてあるかもしれないと思い学名で検索しました。
すると,幼虫はポプラ,ヤナギの葉を食べることが分かりました。

瘤状の突起が3対あるナカアカスジマダラメイガ。
科名 メイガ科マダラメイガ亜科
和名 ナカアカスジマダラメイガ 学名:Nephopterix bicolorella
大きさ 開張 24~29㎜
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現月 6~8月
食餌動植物 幼虫はポプラ,ヤナギの葉を食べます。
特徴 前翅に瘤状のものが3対あります。
ポイントは 前翅ごつごつ 筋多し

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1524 ナカアカスジマダラメイガ 撮影日:2016/06/26 場所:勿来の関
メイガ科マダラメイガ亜科のナカアカスジマダラメイガを紹介します。
ごつごつした感じで筋が目立つ蛾が柱に止まっています。
触角を背負っているので,メイガ科・ツトガ科であることが分かります。
前翅中央より内側(頭部の方)は褐色筋があり瘤状のものもみられます。
前翅中央にも瘤があります。

前翅の内側には褐色筋が目立つナカアカスジマダラメイガ。
「みんなで作る日本蛾類図鑑」には食餌植物は出ていません。
そこで,外国の研究者が調べてあるかもしれないと思い学名で検索しました。
すると,幼虫はポプラ,ヤナギの葉を食べることが分かりました。

瘤状の突起が3対あるナカアカスジマダラメイガ。
科名 メイガ科マダラメイガ亜科
和名 ナカアカスジマダラメイガ 学名:Nephopterix bicolorella
大きさ 開張 24~29㎜
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現月 6~8月
食餌動植物 幼虫はポプラ,ヤナギの葉を食べます。
特徴 前翅に瘤状のものが3対あります。
ポイントは 前翅ごつごつ 筋多し

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tag : ナカアカスジマダラメイガ
7月に見られた蛾⑰
2017年4月14日(金)
7月に見られた蛾⑰ 撮影日:2016/07/14,07/15 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月14日と7月15日に飛来した蛾です。

①ナカジロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
ナミシャク亜科とは知らずエダシャク亜科を探したのでなかなか見つからなかったことが思い出されます。
外縁近くにある白い円紋を手掛かりに探しました。

②シロマダラノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
前翅長が10~12㎜程度の小さな蛾ですが,綺麗に見える蛾です。
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科だと分かります。
前翅外縁近くにはワニが大きく口を開けているようなものが見えます。

③ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
羽化したばかりのものは地の色が真っ黒で綺麗に見えます。
あまり多くは見られません。

④モンクロシャチホコ(シャチホコガ科)
その年によって大発生することがあります。
幼虫には柔らかい毛が生えています。
お盆の頃,地面が黒くなるほど糞をします。
糞からは桜餅の香がします。
そんな木を見上げると葉が食われて少なくなっています。

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7月に見られた蛾⑰ 撮影日:2016/07/14,07/15 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月14日と7月15日に飛来した蛾です。

①ナカジロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
ナミシャク亜科とは知らずエダシャク亜科を探したのでなかなか見つからなかったことが思い出されます。
外縁近くにある白い円紋を手掛かりに探しました。

②シロマダラノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
前翅長が10~12㎜程度の小さな蛾ですが,綺麗に見える蛾です。
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科だと分かります。
前翅外縁近くにはワニが大きく口を開けているようなものが見えます。

③ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
羽化したばかりのものは地の色が真っ黒で綺麗に見えます。
あまり多くは見られません。

④モンクロシャチホコ(シャチホコガ科)
その年によって大発生することがあります。
幼虫には柔らかい毛が生えています。
お盆の頃,地面が黒くなるほど糞をします。
糞からは桜餅の香がします。
そんな木を見上げると葉が食われて少なくなっています。

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tag : 7月に見られた蛾⑰
早春の植物⑤(四月)
2017年4月13日(木)
早春の植物⑤(四月) 撮影日:2017/04/01~04/13 場所:勿来の関・いわき市・北茨城市
今日,紹介するのは2017年4月1日~4月13日に勿来の関周辺で撮影した植物です。

①マキノスミレ(スミレ科)
去年と同じ所に開花していました。
4月1日に気が付きました。
濃い赤紫の可愛い花です。
勿来の関ではぽつぽつとしか分布していません。

②モミジイチゴ(バラ科)
葉がモミジの葉に似ているので付いたのでしょう。
黄色の苺が成る木なのでキイチゴとも呼んでいます。
葉の展開前に開花するもの・同時のもの・開花が遅れるものといろいろです。
白い花が下向きに咲きます。

③タチツボスミレ(スミレ科)
淡い空色の花といえばタチツボスミレです。
アスファルトで固められた場所に咲くなんてヒメスミレのような菫です。
花茎が短い内だったので可愛く撮れました。

④ミツマタ(ジンチョウゲ科)
和紙の原料となっています。
それだけに,茎を千切ろうとしてもなかなか切れません。
桃矢印や赤矢印で示したように,枝分かれするときは必ず3つになります。
最初に桃矢印の様に3つに分かれ,次に赤矢印の様に3つに分かれます。
いつも股が3つになるのでミツマタと名が付きました。

⑤レンギョウ(モクセイ科)
この黄色い花が咲くと春になったと感じます。
明るい黄色なので遠くからでも分かります。
赤矢印で示したあたりで千切って上に放り投げるとくるくる回転しながら下りてきます。

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早春の植物⑤(四月) 撮影日:2017/04/01~04/13 場所:勿来の関・いわき市・北茨城市
今日,紹介するのは2017年4月1日~4月13日に勿来の関周辺で撮影した植物です。

①マキノスミレ(スミレ科)
去年と同じ所に開花していました。
4月1日に気が付きました。
濃い赤紫の可愛い花です。
勿来の関ではぽつぽつとしか分布していません。

②モミジイチゴ(バラ科)
葉がモミジの葉に似ているので付いたのでしょう。
黄色の苺が成る木なのでキイチゴとも呼んでいます。
葉の展開前に開花するもの・同時のもの・開花が遅れるものといろいろです。
白い花が下向きに咲きます。

③タチツボスミレ(スミレ科)
淡い空色の花といえばタチツボスミレです。
アスファルトで固められた場所に咲くなんてヒメスミレのような菫です。
花茎が短い内だったので可愛く撮れました。

④ミツマタ(ジンチョウゲ科)
和紙の原料となっています。
それだけに,茎を千切ろうとしてもなかなか切れません。
桃矢印や赤矢印で示したように,枝分かれするときは必ず3つになります。
最初に桃矢印の様に3つに分かれ,次に赤矢印の様に3つに分かれます。
いつも股が3つになるのでミツマタと名が付きました。

⑤レンギョウ(モクセイ科)
この黄色い花が咲くと春になったと感じます。
明るい黄色なので遠くからでも分かります。
赤矢印で示したあたりで千切って上に放り投げるとくるくる回転しながら下りてきます。

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tag : 早春の植物⑤(四月)
フタオビモンメイガ
2017年4月12日(水)
フタオビモンメイガ 撮影日:2013/06/14,2016/06/07場所:勿来の関
ツトガ科モンメイガ亜科のフタオビモンメイガを紹介します。
白っぽくて小さい蛾が柱に止まっています。

触角を背にしているのでツトガ科・メイガ科と分かるフタオビモンメイガ。
フタオビノメイガからフタオビモンメイガに名前が変更されました。
内横線と外横線の間に三日月の形をした白紋があります。

内横線と外横線の間に白い三日月紋があるフタオビモンメイガ。
触角を背負っていますので,メイガ科・ツトガ科であることが分かります。
フタオビと名が付いていますが,帯模様は3つあります。
頭に近いものは1本なので数に入れなかったのでしょうか。

頭部が下になるように止まるのが普通なフタオビモンメイガ。
科名 ツトガ科モンメイガ亜科
和名 フタオビモンメイガ
大きさ 開張 12~15㎜
分布 北海道,本州,小笠原,四国,九州,対馬,屋久島
出現月 5,9月
食餌動植物 幼虫はネズミモチの花・実を食べます。
特徴 白色の三日月紋があります。
白い地に 3本帯と 白い紋

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フタオビモンメイガ 撮影日:2013/06/14,2016/06/07場所:勿来の関
ツトガ科モンメイガ亜科のフタオビモンメイガを紹介します。
白っぽくて小さい蛾が柱に止まっています。

触角を背にしているのでツトガ科・メイガ科と分かるフタオビモンメイガ。
フタオビノメイガからフタオビモンメイガに名前が変更されました。
内横線と外横線の間に三日月の形をした白紋があります。

内横線と外横線の間に白い三日月紋があるフタオビモンメイガ。
触角を背負っていますので,メイガ科・ツトガ科であることが分かります。
フタオビと名が付いていますが,帯模様は3つあります。
頭に近いものは1本なので数に入れなかったのでしょうか。

頭部が下になるように止まるのが普通なフタオビモンメイガ。
科名 ツトガ科モンメイガ亜科
和名 フタオビモンメイガ
大きさ 開張 12~15㎜
分布 北海道,本州,小笠原,四国,九州,対馬,屋久島
出現月 5,9月
食餌動植物 幼虫はネズミモチの花・実を食べます。
特徴 白色の三日月紋があります。
白い地に 3本帯と 白い紋

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tag : フタオビモンメイガ
シラクモアツバ
2017年4月11日(火)
1520 シラクモアツバ 撮影日:2016/06/05,06/12,2013/06/01 場所:勿来の関
ヤガ科アツバ亜科のシラクモアツバを紹介します。
ハングロアツバ・ヤマガタアツバに似ている蛾が止まっています。

勿来の関の灯火に飛来したシラクモアツバ。
似ていて同定に手こずりますが,シラクモアツバには次のような特徴が見られます。
①赤矢印で示した様に外横線が頭部の方へ上がります。
ハングロアツバはこれ程上がりません。
②青矢印で示した焦茶紋の縁を白線が縁取りをしています。
途中,赤矢印の近くで白線が細く薄くなります。

赤矢印で示した線が頭部の方へ寄っているシラクモアツバ。
この線の位置が大事な同定ポイントです。
そのほかに次の様な特徴があります。
腹部背に3つくらい毛束(桃矢印)が見られます。

青矢印で示した焦茶紋の回りには白い縁取りが見られるシラクモアツバ。
下唇鬚(かしんひげ)が目立ちアツバの仲間であることが分かります。

腹部背には桃矢印で示したように3つほど毛束が見られるシラクモアツバ。
科名 ヤガ科アツバ亜科
和名 シラクモアツバ
大きさ 開張 23~25㎜
分布 北海道,本州,四国
出現月 5~8月
食餌動植物 幼虫はミヤマザクラの葉を食べます。
特徴 ハングロアツバ・ヤマガタアツバに似ています。
後縁で 外横線が 高くなる

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1520 シラクモアツバ 撮影日:2016/06/05,06/12,2013/06/01 場所:勿来の関
ヤガ科アツバ亜科のシラクモアツバを紹介します。
ハングロアツバ・ヤマガタアツバに似ている蛾が止まっています。

勿来の関の灯火に飛来したシラクモアツバ。
似ていて同定に手こずりますが,シラクモアツバには次のような特徴が見られます。
①赤矢印で示した様に外横線が頭部の方へ上がります。
ハングロアツバはこれ程上がりません。
②青矢印で示した焦茶紋の縁を白線が縁取りをしています。
途中,赤矢印の近くで白線が細く薄くなります。

赤矢印で示した線が頭部の方へ寄っているシラクモアツバ。
この線の位置が大事な同定ポイントです。
そのほかに次の様な特徴があります。
腹部背に3つくらい毛束(桃矢印)が見られます。

青矢印で示した焦茶紋の回りには白い縁取りが見られるシラクモアツバ。
下唇鬚(かしんひげ)が目立ちアツバの仲間であることが分かります。

腹部背には桃矢印で示したように3つほど毛束が見られるシラクモアツバ。
科名 ヤガ科アツバ亜科
和名 シラクモアツバ
大きさ 開張 23~25㎜
分布 北海道,本州,四国
出現月 5~8月
食餌動植物 幼虫はミヤマザクラの葉を食べます。
特徴 ハングロアツバ・ヤマガタアツバに似ています。
後縁で 外横線が 高くなる

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tag : シラクモアツバ
カクモンキシタバ
2017年4月10日(月)
カクモンキシタバ 撮影日:2012/06/03,2011/05/25,08/16 場所:勿来の関
ヤガ科シタバガ亜科のカクモンキシタバを紹介します。
暗褐色の三つの紋がある蛾が止まっています。

大きい上に力強い紋をもつカクモンキシタバ。
どの紋も太くて力強さを感じます。
胸部にある紋は形からL字紋のように見えます。
この紋が角張っているのでカクモンキシタバというのでしょうか。

食餌植物のヤマハギは沢山見られるのに毎年は出現しないカクモンキシタバ。
名前の語尾にキシタバとあるように,後翅中央には黄橙の紋が見られます。
この黄色の紋には個体差があって大きさや形は不揃いです。
毎年見られる蛾ではありません。

カクモンキシタバの語尾にキシタバとあるのは後翅に黄橙の紋があるからです。
科名 ヤガ科シタバガ亜科
和名 カクモンキシタバ
大きさ 開張 60~67㎜
分布 北海道,本州,小笠原,四国,九州,対馬,屋久島
出現月 5~8月
食餌動植物 幼虫はヤマハギの葉を食べます。
特徴
ポイントは 胸部近くの L字紋

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カクモンキシタバ 撮影日:2012/06/03,2011/05/25,08/16 場所:勿来の関
ヤガ科シタバガ亜科のカクモンキシタバを紹介します。
暗褐色の三つの紋がある蛾が止まっています。

大きい上に力強い紋をもつカクモンキシタバ。
どの紋も太くて力強さを感じます。
胸部にある紋は形からL字紋のように見えます。
この紋が角張っているのでカクモンキシタバというのでしょうか。

食餌植物のヤマハギは沢山見られるのに毎年は出現しないカクモンキシタバ。
名前の語尾にキシタバとあるように,後翅中央には黄橙の紋が見られます。
この黄色の紋には個体差があって大きさや形は不揃いです。
毎年見られる蛾ではありません。

カクモンキシタバの語尾にキシタバとあるのは後翅に黄橙の紋があるからです。
科名 ヤガ科シタバガ亜科
和名 カクモンキシタバ
大きさ 開張 60~67㎜
分布 北海道,本州,小笠原,四国,九州,対馬,屋久島
出現月 5~8月
食餌動植物 幼虫はヤマハギの葉を食べます。
特徴
ポイントは 胸部近くの L字紋

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tag : カクモンキシタバ
アカマダラメイガ
2017年4月9日(日)
アカマダラメイガ 撮影日:2014/06/02,2016/06/24 場所:勿来の関
メイガ科マダラメイガ亜科のアカマダラメイガを紹介します。
細いけれど紅と薄黄色をした綺麗な蛾が窓枠に止まっています。

横から見ると薄黄色・紅色・白色で彩られ綺麗に見えるアカマダラメイガ。
触角を背負っているのでメイガ科・ツトガ科の蛾だと分かります。
マダラメイガ亜科の蛾は似た種類がいて同定に苦労します。
しかし,このアカマダラメイガの紋様がはっきりしているので同定は楽です。

上の方から見ると前縁中央付近に一対の短黒筋があるアカマダラメイガ。
アカマダラメイガの特徴は次の通りです。
①前翅の後縁沿いは薄黄色です。
②そのほぼ中央に一対の短黒筋があります。
③前翅前縁には白い筋があり同定するときのポイントになります。
④前縁と後縁の間が紅色になっています。

上の蛾でいったら薄黄色と紅色の境の所がほんのりと赤くなっているアカマダラメイガ。
科名 メイガ科マダラメイガ亜科
和名 アカマダラメイガ
大きさ 開張 22~28㎜
分布 北海道,本州,小笠原,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島
出現月 6~9月
食餌動植物 幼虫はメドハギ,シロツメグサ,ミヤコグサの葉を食べます。
特徴 色の変化が大きく,地はきれいな紅色からくすんだ暗灰色まであります。
ポイントは 前翅前縁 白い筋

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アカマダラメイガ 撮影日:2014/06/02,2016/06/24 場所:勿来の関
メイガ科マダラメイガ亜科のアカマダラメイガを紹介します。
細いけれど紅と薄黄色をした綺麗な蛾が窓枠に止まっています。

横から見ると薄黄色・紅色・白色で彩られ綺麗に見えるアカマダラメイガ。
触角を背負っているのでメイガ科・ツトガ科の蛾だと分かります。
マダラメイガ亜科の蛾は似た種類がいて同定に苦労します。
しかし,このアカマダラメイガの紋様がはっきりしているので同定は楽です。

上の方から見ると前縁中央付近に一対の短黒筋があるアカマダラメイガ。
アカマダラメイガの特徴は次の通りです。
①前翅の後縁沿いは薄黄色です。
②そのほぼ中央に一対の短黒筋があります。
③前翅前縁には白い筋があり同定するときのポイントになります。
④前縁と後縁の間が紅色になっています。

上の蛾でいったら薄黄色と紅色の境の所がほんのりと赤くなっているアカマダラメイガ。
科名 メイガ科マダラメイガ亜科
和名 アカマダラメイガ
大きさ 開張 22~28㎜
分布 北海道,本州,小笠原,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島
出現月 6~9月
食餌動植物 幼虫はメドハギ,シロツメグサ,ミヤコグサの葉を食べます。
特徴 色の変化が大きく,地はきれいな紅色からくすんだ暗灰色まであります。
ポイントは 前翅前縁 白い筋

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tag : アカマダラメイガ
7月に見られた蛾⑯
2017年4月8日(土)
7月に見られた蛾⑯ 撮影日:2016/07/13,07/14 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月13日と7月14日に飛来した蛾です。

①アカウスグロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていて,暗褐色を淡くしたような地色の蛾はツトガ科です。
この写真の蛾は雄だと分かります。
その証拠には,赤矢印で示した所が膨らんでいるからです。
雌には,この様な膨らみは見られません。
その上,雄の腹部はこの様に細長くなっています。

②クシヒゲキヒロズコガ(ヒロズコガ科)
白い地色に褐色の斑模様があり,前翅前縁には黒紋が3つ以上あります。
薄褐色の模様があるので「クシヒゲ」と「ヒロズコガ」の間に「キ」が入るのでしょう。
可愛い感じなので好きな蛾の一つです。

③ツマグロシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
この蛾はいつ見ても前翅を開かずに止まっています。
胸部と後縁が濃くなっているのを黒くなっていると見立ててツマグロシマメイガと名付けたのでしょう。
長い下唇鬚(かしんひげ)があってもアツバ類には見えません。
それが真っ直ぐに見えるからでしょう。

④オオミズアオ(ヤママユガ科)
四国産蛾類図鑑によりますとオオミズアオの個体数は多く,9割くらいというのでオオミズアオにしています。
ぶら下がっているときは後翅の腎状紋が隠れていて全部が見られることはありません。
前翅が重く垂れ下がってしまうからです。
それで写真を撮るときは,いつも前翅を上げて後翅の腎状紋が見えるようにしてから写します。
そっとやれば驚かず,じっとしています。
7月に見られた蛾⑯ 撮影日:2016/07/13,07/14 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月13日と7月14日に飛来した蛾です。

①アカウスグロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていて,暗褐色を淡くしたような地色の蛾はツトガ科です。
この写真の蛾は雄だと分かります。
その証拠には,赤矢印で示した所が膨らんでいるからです。
雌には,この様な膨らみは見られません。
その上,雄の腹部はこの様に細長くなっています。

②クシヒゲキヒロズコガ(ヒロズコガ科)
白い地色に褐色の斑模様があり,前翅前縁には黒紋が3つ以上あります。
薄褐色の模様があるので「クシヒゲ」と「ヒロズコガ」の間に「キ」が入るのでしょう。
可愛い感じなので好きな蛾の一つです。

③ツマグロシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
この蛾はいつ見ても前翅を開かずに止まっています。
胸部と後縁が濃くなっているのを黒くなっていると見立ててツマグロシマメイガと名付けたのでしょう。
長い下唇鬚(かしんひげ)があってもアツバ類には見えません。
それが真っ直ぐに見えるからでしょう。

④オオミズアオ(ヤママユガ科)
四国産蛾類図鑑によりますとオオミズアオの個体数は多く,9割くらいというのでオオミズアオにしています。
ぶら下がっているときは後翅の腎状紋が隠れていて全部が見られることはありません。
前翅が重く垂れ下がってしまうからです。
それで写真を撮るときは,いつも前翅を上げて後翅の腎状紋が見えるようにしてから写します。
そっとやれば驚かず,じっとしています。
tag : 7月に見られた蛾⑯
フクラスズメ
2017年4月7日(金)
1516 フクラスズメ 撮影日:2014/04/05,2012/08/19,2013/08/19 場所:勿来の関
ヤガ科シタバガ亜科のフクラスズメを紹介します。
大きくて褐色の蛾が赤い口吻を伸ばして樹液を吸っています。
赤い口吻を見るのは初めてだったので驚きました。

黒褐色のW紋が目立つフクラスズメ。
逃げられないようにそっと近付き写真を撮りました。
食事中の昆虫は警戒を弱めるので何枚も撮影することが出来ました。

がっちりした2本の下唇鬚(かしんひげ:赤矢印)が顔に沿ってあるフクラスズメ。
下唇鬚(かしんひげ:赤矢印)はアツバ類のように前に突き出ないで,顔に沿って付いています。左右一本ずつで合計2本です。

赤い口吻を伸ばしてコナラの樹液を吸っているフクラスズメ。
食事中は警戒が弱くなり何枚も写真が撮れました。
フクラスズメの特徴は次の通りです。
①前翅中央には輪郭がはっきりしない腎状紋があります。
②その紋の頭部寄りには黒点があります。
③その紋の外側にはW紋や黒褐色の外横線があります。
④胸部背にはビロード状の毛が見られます。
⑤幼虫は刺激を受けると頭部を左右に振り威嚇します。

コアカソを食べているフクラスズメの幼虫。
体に触ったり,止まっている植物を揺らしたりすると頭を左右に振ります。
科名 ヤガ科シタバガ亜科
和名 フクラスズメ
大きさ 開張 85㎜
分布 北海道,本州,小笠原,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,沖縄
出現月 3-4月,7-8月,10-11 成虫越冬
食餌動植物 幼虫はコアカソ,カラムシ,ヤブマオ,ラセイタソウ,マルバウツギ,カナムグラ,クワ,イラクサの葉を食べます。
特徴 幼虫は刺激すると頭を左右に振ります。
Wの 黒筋波線 目立ちたり

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1516 フクラスズメ 撮影日:2014/04/05,2012/08/19,2013/08/19 場所:勿来の関
ヤガ科シタバガ亜科のフクラスズメを紹介します。
大きくて褐色の蛾が赤い口吻を伸ばして樹液を吸っています。
赤い口吻を見るのは初めてだったので驚きました。

黒褐色のW紋が目立つフクラスズメ。
逃げられないようにそっと近付き写真を撮りました。
食事中の昆虫は警戒を弱めるので何枚も撮影することが出来ました。

がっちりした2本の下唇鬚(かしんひげ:赤矢印)が顔に沿ってあるフクラスズメ。
下唇鬚(かしんひげ:赤矢印)はアツバ類のように前に突き出ないで,顔に沿って付いています。左右一本ずつで合計2本です。

赤い口吻を伸ばしてコナラの樹液を吸っているフクラスズメ。
食事中は警戒が弱くなり何枚も写真が撮れました。
フクラスズメの特徴は次の通りです。
①前翅中央には輪郭がはっきりしない腎状紋があります。
②その紋の頭部寄りには黒点があります。
③その紋の外側にはW紋や黒褐色の外横線があります。
④胸部背にはビロード状の毛が見られます。
⑤幼虫は刺激を受けると頭部を左右に振り威嚇します。

コアカソを食べているフクラスズメの幼虫。
体に触ったり,止まっている植物を揺らしたりすると頭を左右に振ります。
科名 ヤガ科シタバガ亜科
和名 フクラスズメ
大きさ 開張 85㎜
分布 北海道,本州,小笠原,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,沖縄
出現月 3-4月,7-8月,10-11 成虫越冬
食餌動植物 幼虫はコアカソ,カラムシ,ヤブマオ,ラセイタソウ,マルバウツギ,カナムグラ,クワ,イラクサの葉を食べます。
特徴 幼虫は刺激すると頭を左右に振ります。
Wの 黒筋波線 目立ちたり

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tag : フクラスズメ
オスグロホソバアツバ
2017年4月6日(木)
オスグロホソバアツバ 撮影日:2017/04/06 場所:勿来の関
ヤガ科アツバ亜科のオスグロホソバアツバを紹介します。
壁に黒くて細長い蛾が止まっています。

ほとんど真っ黒な蛾でどうしたら紋様が分かるか考えさせられたオスグロホソバアツバ。
毎年,4月中旬頃出現する蛾なのですが,黒くて紋様が分からず困りました。
でも,Adobeから出ているPhotoshop Elementsを使って明るい画像にすることを思い付きました。

翅頂からは黒い斜めの線が出ているオスグロホソバアツバ。
更にその線の内側(青矢印)は微かに薄褐色になっています。
すると,2枚目以降の画像のように微かに紋様が現れ同定することが出来ました。
この種類の蛾は名前のように雄は黒く,雌は薄褐色なのです。

横から見ると胸部背に毛束が立っているのが分かるオスグロホソバアツバ。
その毛束の上の面は薄褐色になっています。
次のような特徴が見られます。
①立派な下唇鬚(かしんひげ)があります。
だから,アツバの仲間であることが分かります。
②翅頂から斜めに黒い線が出ています。
③その内側が薄褐色(青矢印)を帯びています。
④横から見ると胸部背から垂直に毛束(赤矢印)が出ていることが分かります。
その毛束の上面は薄褐色です。

カメラを近付け過ぎたら驚いて飛び立つ準備を始めたオスグロホソバアツバ。
科名 ヤガ科アツバ亜科
和名 オスグロホソバアツバ
大きさ 前翅長 16㎜
分布 本州,四国,九州
出現月 5~9月
食餌動植物 幼虫はアオミズ,ミヤマミズ,シマミズの葉を食べます。
特徴 雌は薄褐色で雄は暗褐色です。
ポイントは 翅頂付近が 薄くなる

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オスグロホソバアツバ 撮影日:2017/04/06 場所:勿来の関
ヤガ科アツバ亜科のオスグロホソバアツバを紹介します。
壁に黒くて細長い蛾が止まっています。

ほとんど真っ黒な蛾でどうしたら紋様が分かるか考えさせられたオスグロホソバアツバ。
毎年,4月中旬頃出現する蛾なのですが,黒くて紋様が分からず困りました。
でも,Adobeから出ているPhotoshop Elementsを使って明るい画像にすることを思い付きました。

翅頂からは黒い斜めの線が出ているオスグロホソバアツバ。
更にその線の内側(青矢印)は微かに薄褐色になっています。
すると,2枚目以降の画像のように微かに紋様が現れ同定することが出来ました。
この種類の蛾は名前のように雄は黒く,雌は薄褐色なのです。

横から見ると胸部背に毛束が立っているのが分かるオスグロホソバアツバ。
その毛束の上の面は薄褐色になっています。
次のような特徴が見られます。
①立派な下唇鬚(かしんひげ)があります。
だから,アツバの仲間であることが分かります。
②翅頂から斜めに黒い線が出ています。
③その内側が薄褐色(青矢印)を帯びています。
④横から見ると胸部背から垂直に毛束(赤矢印)が出ていることが分かります。
その毛束の上面は薄褐色です。

カメラを近付け過ぎたら驚いて飛び立つ準備を始めたオスグロホソバアツバ。
科名 ヤガ科アツバ亜科
和名 オスグロホソバアツバ
大きさ 前翅長 16㎜
分布 本州,四国,九州
出現月 5~9月
食餌動植物 幼虫はアオミズ,ミヤマミズ,シマミズの葉を食べます。
特徴 雌は薄褐色で雄は暗褐色です。
ポイントは 翅頂付近が 薄くなる

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tag : オスグロホソバアツバ
ゼニガサミズメイガ
2017年4月5日(水)
1514 ゼニガサミズメイガ 撮影日:2016/07/12,2015/07/16,2012/07/23 場所:勿来の関
ツトガ科ミズメイガ亜科のゼニガサミズメイガを紹介します。
壁に小さいながらも黄色い線が目立つ蛾が止まっています。

羽化したばかりと思われるゼニガサミズメイガが葉の裏に止まっています。
外縁沿いの黄色い帯がまぶしく光っていました。
ミズメイガ亜科に属する多くの幼虫は水中で暮らします。
主に水生植物の葉を食べます。

後翅中央の白紋中の半円形が瞳の様に見え睨んでいるようなゼニガサミズメイガ。
触角を背負っていて,褐色や黄色・白の紋があるのでツトガ科と分かります。
外縁に沿った所が鮮やかな黄色なので目立って綺麗に見えます。
2番目の写真は後翅中央の白紋に半円形のものがあるので目のように見えます。

前翅を閉じているため後翅の白い紋が見えず別な種と間違えそうなゼニガサミズメイガ。
科名 ツトガ科ミズメイガ亜科
和名 ゼニガサミズメイガ
大きさ 前翅長 8~10㎜
分布 本州,四国,九州
出現月 7~8月
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴 勿来の関では7月中旬以降に見られます。
ポイントは 外縁黄色 目立ちたり

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1514 ゼニガサミズメイガ 撮影日:2016/07/12,2015/07/16,2012/07/23 場所:勿来の関
ツトガ科ミズメイガ亜科のゼニガサミズメイガを紹介します。
壁に小さいながらも黄色い線が目立つ蛾が止まっています。

羽化したばかりと思われるゼニガサミズメイガが葉の裏に止まっています。
外縁沿いの黄色い帯がまぶしく光っていました。
ミズメイガ亜科に属する多くの幼虫は水中で暮らします。
主に水生植物の葉を食べます。

後翅中央の白紋中の半円形が瞳の様に見え睨んでいるようなゼニガサミズメイガ。
触角を背負っていて,褐色や黄色・白の紋があるのでツトガ科と分かります。
外縁に沿った所が鮮やかな黄色なので目立って綺麗に見えます。
2番目の写真は後翅中央の白紋に半円形のものがあるので目のように見えます。

前翅を閉じているため後翅の白い紋が見えず別な種と間違えそうなゼニガサミズメイガ。
科名 ツトガ科ミズメイガ亜科
和名 ゼニガサミズメイガ
大きさ 前翅長 8~10㎜
分布 本州,四国,九州
出現月 7~8月
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴 勿来の関では7月中旬以降に見られます。
ポイントは 外縁黄色 目立ちたり

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7月に見られた蛾⑮
2017年4月4日(火)
7月に見られた蛾⑮ 撮影日:2016/07/10,07/11 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月12日に飛来した蛾です。

①オオキクチブサガ(クチブサガ科)
黄色の地に白い縦筋がある蛾です。
背に一対の黒点(赤矢印)があります。
翅頂付近が暗褐色です。
触角の斑模様が綺麗です。

②アミメマドガ(マドガ科)
前翅前縁近くの黒くて円いものが目に,
左右に走る円弧が口に見えてしまいます。

③コヨツメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
縁毛が生え揃っていて地色の緑が綺麗なので羽化したばかりと思われます。
外縁に並ぶ黒い破線が全体を引き締めています。
4つの翅にある一個ずつの黒点を目に見立てコヨツメアオシャクと名付けたのでしょう。

④カバイロキバガ(キバガ科)
モンフサキバガ・フジフサキバガに似ていますが,
外縁沿いに暗褐色紋があり,前翅中央付近に暗褐色点があるので区別がつきます。
下唇鬚(かしんひげ)が焦茶色です。

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7月に見られた蛾⑮ 撮影日:2016/07/10,07/11 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月12日に飛来した蛾です。

①オオキクチブサガ(クチブサガ科)
黄色の地に白い縦筋がある蛾です。
背に一対の黒点(赤矢印)があります。
翅頂付近が暗褐色です。
触角の斑模様が綺麗です。

②アミメマドガ(マドガ科)
前翅前縁近くの黒くて円いものが目に,
左右に走る円弧が口に見えてしまいます。

③コヨツメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
縁毛が生え揃っていて地色の緑が綺麗なので羽化したばかりと思われます。
外縁に並ぶ黒い破線が全体を引き締めています。
4つの翅にある一個ずつの黒点を目に見立てコヨツメアオシャクと名付けたのでしょう。

④カバイロキバガ(キバガ科)
モンフサキバガ・フジフサキバガに似ていますが,
外縁沿いに暗褐色紋があり,前翅中央付近に暗褐色点があるので区別がつきます。
下唇鬚(かしんひげ)が焦茶色です。

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tag : 7月に見られた蛾⑮
早春の植物④
2017年4月3日(月)
早春の植物④ 撮影日:2017/04/02 場所:北茨城市
今日,紹介するのは2017年4月2日に北茨城市で撮影した植物です。
庭に綺麗な花が植えられている家を思い出し花の写真を写させて頂きました。

①クリスマスローズ(キンポウゲ科)
白花やくすんだ小豆色の花があります。種類によってクリスマスの頃咲くもの・2~4月頃咲くものがあります。
雄しべが沢山あることからキンポウゲ科らしいと推測出来ます。

②サクラソウ(サクラソウ科)
北茨城でもいち早く咲き出し,早春を告げる花となっています。
白花よりも桃色系の花の方が好きです。
濃淡のあるいろいろな桃色が見られ,暫し釘付けになってしまいます。

③シバザクラ()
4~5月頃に桃,赤,薄紫,白色の花を咲かせます。
密集している所は桃,赤,薄紫,白の絨毯を敷いたようで見事です。

④ラッパスイセン(ヒガンバナ科)
昨日紹介したものは外側の花びらが白かったですが,薄黄色のものもあります。
花壇を経営している人の話では,花や野菜がキジに荒らされるといっておりました。
でも,スイセンの仲間は食べないので毎年株が増えているとお話しになりました。

⑤ショカッサイ(アブラナ科)とスイセン(ヒガンバナ科)
スイセンの回りに咲いている紫の植物がショカッサイです。
昔,諸葛孔明が野菜不足で弱っている兵隊に栽培させ食べさせると元気を回復させることが出来たということです。
それで,この植物をショカッサイと名付けたようです。

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早春の植物④ 撮影日:2017/04/02 場所:北茨城市
今日,紹介するのは2017年4月2日に北茨城市で撮影した植物です。
庭に綺麗な花が植えられている家を思い出し花の写真を写させて頂きました。

①クリスマスローズ(キンポウゲ科)
白花やくすんだ小豆色の花があります。種類によってクリスマスの頃咲くもの・2~4月頃咲くものがあります。
雄しべが沢山あることからキンポウゲ科らしいと推測出来ます。

②サクラソウ(サクラソウ科)
北茨城でもいち早く咲き出し,早春を告げる花となっています。
白花よりも桃色系の花の方が好きです。
濃淡のあるいろいろな桃色が見られ,暫し釘付けになってしまいます。

③シバザクラ()
4~5月頃に桃,赤,薄紫,白色の花を咲かせます。
密集している所は桃,赤,薄紫,白の絨毯を敷いたようで見事です。

④ラッパスイセン(ヒガンバナ科)
昨日紹介したものは外側の花びらが白かったですが,薄黄色のものもあります。
花壇を経営している人の話では,花や野菜がキジに荒らされるといっておりました。
でも,スイセンの仲間は食べないので毎年株が増えているとお話しになりました。

⑤ショカッサイ(アブラナ科)とスイセン(ヒガンバナ科)
スイセンの回りに咲いている紫の植物がショカッサイです。
昔,諸葛孔明が野菜不足で弱っている兵隊に栽培させ食べさせると元気を回復させることが出来たということです。
それで,この植物をショカッサイと名付けたようです。

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tag : 早春の植物④
早春の植物④
2017年4月2日(日)
早春の植物④ 撮影日:2017/04/02 場所:北茨城市
今日,紹介するのは2017年4月2日に北茨城市で撮影した植物です。

①フッキソウ(ツゲ科フッキソウ属)
草本なのに一年中枯れること無く青々としています。
それで縁起を担いで富貴草の字をあてています。
雌雄同株ですが,何故か雄花だけが咲いています。
雌花は雄花の下に少しつくようです。
どちらの花も花弁が無くいきなり雄しべや雌しべを出しています。
赤矢印のものは蕾でこれから花が咲きます。

②ボケ(バラ科)
落葉低木で中国原産の植物です。

③紅梅(バラ科)
私は白い梅の花より紅梅の方が好きです。
春らしく暖かい感じがするからです。

④ラッパスイセン(ヒガンバナ科)
内側の花被片の様子がラッパのようなのでラッパスイセンの名があります。
西ヨーロッパ原産です。
根元に見える青い小さな花はムスカリです。

⑤黄色スイセン(ヒガンバナ科)
スイセンの仲間は全草が毒で特に,鱗茎に毒性分が多いです。
原産地は地中海沿岸

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早春の植物④ 撮影日:2017/04/02 場所:北茨城市
今日,紹介するのは2017年4月2日に北茨城市で撮影した植物です。

①フッキソウ(ツゲ科フッキソウ属)
草本なのに一年中枯れること無く青々としています。
それで縁起を担いで富貴草の字をあてています。
雌雄同株ですが,何故か雄花だけが咲いています。
雌花は雄花の下に少しつくようです。
どちらの花も花弁が無くいきなり雄しべや雌しべを出しています。
赤矢印のものは蕾でこれから花が咲きます。

②ボケ(バラ科)
落葉低木で中国原産の植物です。

③紅梅(バラ科)
私は白い梅の花より紅梅の方が好きです。
春らしく暖かい感じがするからです。

④ラッパスイセン(ヒガンバナ科)
内側の花被片の様子がラッパのようなのでラッパスイセンの名があります。
西ヨーロッパ原産です。
根元に見える青い小さな花はムスカリです。

⑤黄色スイセン(ヒガンバナ科)
スイセンの仲間は全草が毒で特に,鱗茎に毒性分が多いです。
原産地は地中海沿岸

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tag : 早春の植物④
早春の植物③
2017年4月1日(土)
早春の植物③ 撮影日:2017/03/26~04/01 場所:勿来の関
今日,紹介するのは2017年3月26日から4月1日に勿来の関で撮影した植物です。

①ヒサカキ(ツバキ科)
葉の縁に荒い鋸歯があるのでサカキやヤブツバキと区別がつきます。
花びらは普通白いですが,紅を帯びたものもあります。
花が咲き出すと臭気が漂い鼻でも開花が分かります。
雌雄別株で雌株には黒い実がびっしり付きます。

②トウダイグサ(トウダイグサ科)
花も実も葉も緑一色なので目立たない植物です。
トウダイグサ科の植物なので切ったり傷をつけたりすると白い汁が出ます。
右上に見えるものがヒメオドリコソウです。

③ミミガタテンナンショウ(サトイモ科)
青矢印で示したものが耳たぶのように見えるのでミミガタテンナンショウと名が付きました。
葉が完全に展開しないうちに花が咲きます。
秋には赤い実が見られます。

④トサミズキ(マンサク科)
葉が出る前に花が咲きます。
花が黄色なので遠くからでも目立ちます。
花びらから赤い葯が覗いていて綺麗です。
去年よりも10日以上遅いと思われます。

⑤ショウジョウバカマ(ユリ科)
花の色には青味がある花から赤味がある花までいろいろあります。
私は赤味がある花の方が暖かい感じがして好きです。
ショウジョウとは赤い色をいいます。
花も葉も赤味がかっていますがショウジョウのハカマという意味で
葉が赤味がかるのでショウジョウバカマと名が付いたようです。

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早春の植物③ 撮影日:2017/03/26~04/01 場所:勿来の関
今日,紹介するのは2017年3月26日から4月1日に勿来の関で撮影した植物です。

①ヒサカキ(ツバキ科)
葉の縁に荒い鋸歯があるのでサカキやヤブツバキと区別がつきます。
花びらは普通白いですが,紅を帯びたものもあります。
花が咲き出すと臭気が漂い鼻でも開花が分かります。
雌雄別株で雌株には黒い実がびっしり付きます。

②トウダイグサ(トウダイグサ科)
花も実も葉も緑一色なので目立たない植物です。
トウダイグサ科の植物なので切ったり傷をつけたりすると白い汁が出ます。
右上に見えるものがヒメオドリコソウです。

③ミミガタテンナンショウ(サトイモ科)
青矢印で示したものが耳たぶのように見えるのでミミガタテンナンショウと名が付きました。
葉が完全に展開しないうちに花が咲きます。
秋には赤い実が見られます。

④トサミズキ(マンサク科)
葉が出る前に花が咲きます。
花が黄色なので遠くからでも目立ちます。
花びらから赤い葯が覗いていて綺麗です。
去年よりも10日以上遅いと思われます。

⑤ショウジョウバカマ(ユリ科)
花の色には青味がある花から赤味がある花までいろいろあります。
私は赤味がある花の方が暖かい感じがして好きです。
ショウジョウとは赤い色をいいます。
花も葉も赤味がかっていますがショウジョウのハカマという意味で
葉が赤味がかるのでショウジョウバカマと名が付いたようです。

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tag : 早春の植物③