7月に見られた蛾⑭
2017年3月31日(金)
7月に見られた蛾⑭ 撮影日:2016/07/10,07/11 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月10日と7月11日に飛来した蛾です。

①ヘリグロヒメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
前翅と後翅の外縁に黒い筋が見られるのでヘリグロヒメアオシャクの名があるのでしょう。
腹部背に3つの斑模様があるので似た種類から区別するのに役立っています。
左右の触角が頭部でつながっていて白いのはアオシャク亜科の特徴のようです。

②クシヒゲマダラメイガ(メイガ科マダラメイガ亜科)
触角を背負っていますのでメイガ科・ツトガ科と分かります。
全体に灰色を帯びています。
雌の触角は糸状ですが,雄のは櫛歯状なのでクシヒゲマダラメイガと呼ばれるのでしょう。

③ヨツスジヒメシンクイ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
赤矢印で示した白筋からヒメハマキガ亜科と分かります。
開張11㎜程度の小さな蛾です。
胸部から白筋までの色調に見とれてしまいます。

④シラナミクロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
前方に突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。
前翅前縁中央から近い所にある白い楕円紋が同定ポイントです。
前翅外縁翅頂付近にある二つの白紋も同定ポイントです。

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7月に見られた蛾⑭ 撮影日:2016/07/10,07/11 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月10日と7月11日に飛来した蛾です。

①ヘリグロヒメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
前翅と後翅の外縁に黒い筋が見られるのでヘリグロヒメアオシャクの名があるのでしょう。
腹部背に3つの斑模様があるので似た種類から区別するのに役立っています。
左右の触角が頭部でつながっていて白いのはアオシャク亜科の特徴のようです。

②クシヒゲマダラメイガ(メイガ科マダラメイガ亜科)
触角を背負っていますのでメイガ科・ツトガ科と分かります。
全体に灰色を帯びています。
雌の触角は糸状ですが,雄のは櫛歯状なのでクシヒゲマダラメイガと呼ばれるのでしょう。

③ヨツスジヒメシンクイ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
赤矢印で示した白筋からヒメハマキガ亜科と分かります。
開張11㎜程度の小さな蛾です。
胸部から白筋までの色調に見とれてしまいます。

④シラナミクロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
前方に突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間と分かります。
前翅前縁中央から近い所にある白い楕円紋が同定ポイントです。
前翅外縁翅頂付近にある二つの白紋も同定ポイントです。

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tag : 7月に見られた蛾⑭
モンムラサキクチバ
2017年3月30日(木)
1508 モンムラサキクチバ 撮影日:2013/05/11 場所:勿来の関
ヤガ科シタバガ亜科のモンムラサキクチバを紹介します。
前翅に木目の様な筋が沢山ある蛾が止まっています。

青味を帯びた白紋の外に口ひげのような白筋があるモンムラサキクチバ。
モンシロムラサキクチバに似ています。
でも,モンムラサキクチバは青矢印で示した白い筋が不明瞭ではっきりしていません。

アツバ類のような下唇鬚(かしんひげ)があるが少し貧弱なモンムラサキクチバ。
その外の特徴は次の通りです。
①不明瞭な白筋の外に青味を帯びた白紋があります。
②その白紋の外に,口ひげのように曲がった白い筋があります。
③春型はこの様に木目型が多いそうです。
④夏型は木目模様が消えます。

春型で木目模様が目立つモンムラサキクチバ。
青矢印で示した白い筋は不明瞭です。
科名 ヤガ科シタバガ亜科
和名 モンムラサキクチバ
大きさ 開張 40~58㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現月 5~6,7~9月
食餌動植物 幼虫はフジ,ネムノキの葉を食べます。
特徴 春型は木目型が多く,後縁沿いの白い筋(青矢印)が不明瞭です。
ポイントは 後角回り 白い筋

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1508 モンムラサキクチバ 撮影日:2013/05/11 場所:勿来の関
ヤガ科シタバガ亜科のモンムラサキクチバを紹介します。
前翅に木目の様な筋が沢山ある蛾が止まっています。

青味を帯びた白紋の外に口ひげのような白筋があるモンムラサキクチバ。
モンシロムラサキクチバに似ています。
でも,モンムラサキクチバは青矢印で示した白い筋が不明瞭ではっきりしていません。

アツバ類のような下唇鬚(かしんひげ)があるが少し貧弱なモンムラサキクチバ。
その外の特徴は次の通りです。
①不明瞭な白筋の外に青味を帯びた白紋があります。
②その白紋の外に,口ひげのように曲がった白い筋があります。
③春型はこの様に木目型が多いそうです。
④夏型は木目模様が消えます。

春型で木目模様が目立つモンムラサキクチバ。
青矢印で示した白い筋は不明瞭です。
科名 ヤガ科シタバガ亜科
和名 モンムラサキクチバ
大きさ 開張 40~58㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現月 5~6,7~9月
食餌動植物 幼虫はフジ,ネムノキの葉を食べます。
特徴 春型は木目型が多く,後縁沿いの白い筋(青矢印)が不明瞭です。
ポイントは 後角回り 白い筋

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tag : モンムラサキクチバ
7月に見られた蛾⑬
2017年3月29日(水)
7月に見られた蛾⑬ 撮影日:2016/07/10 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月10日に飛来した蛾です。

①モンシロムラサキクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
2016年7月に初めて見た蛾です。
前翅後縁中央にある白い筋を手掛かりに探しました。
モンムラサキクチバに似ています。

②オオマダラウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
胸部背にある鶏冠のようなものと茶色の縁取りを手掛かりとして名前を探しました。
胸部背に鶏冠のようなものがあるのはキンウワバ亜科のようです。

③ホソバネグロシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端が覗いているので,シャチホコガ科と予想することが出来ます。
雌の触角は糸状で,写真の蛾は櫛歯状なので雄です。
成虫になるとホソバネグロシャチホコは何も食べません。

④マエモンコブガ(コブガ科)
青矢印の右側に白い瘤状の突起が見えます。
だから,コブガ科なのでしょう。
青矢印の所を上から見ただけでは分かりませんでしたが,
斜め上から写して初めて盛り上がっていることが分かりました。

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7月に見られた蛾⑬ 撮影日:2016/07/10 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月10日に飛来した蛾です。

①モンシロムラサキクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
2016年7月に初めて見た蛾です。
前翅後縁中央にある白い筋を手掛かりに探しました。
モンムラサキクチバに似ています。

②オオマダラウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
胸部背にある鶏冠のようなものと茶色の縁取りを手掛かりとして名前を探しました。
胸部背に鶏冠のようなものがあるのはキンウワバ亜科のようです。

③ホソバネグロシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端が覗いているので,シャチホコガ科と予想することが出来ます。
雌の触角は糸状で,写真の蛾は櫛歯状なので雄です。
成虫になるとホソバネグロシャチホコは何も食べません。

④マエモンコブガ(コブガ科)
青矢印の右側に白い瘤状の突起が見えます。
だから,コブガ科なのでしょう。
青矢印の所を上から見ただけでは分かりませんでしたが,
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tag : 7月に見られた蛾⑬
7月に見られた蛾⑫
2017年3月28日(火)
7月に見られた蛾⑫ 撮影日:2016/07/08,07/09 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年7月8日と7月9日に飛来した蛾です。

①オオウスベニトガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
背の上にあるはずの触角が見えませんが小豆色と白い筋模様があればメイガ科です。
前翅前縁の斑模様が綺麗です。
後翅外縁にある白い縁毛が目に留まります。
足を立てて上体を起こして止まる習性があります。

②モモスズメ(スズメガ科)
後翅が桃色を帯びるのでモモスズメと名付けられたのでしょう。
クチバスズメに紋様が似ています。
しかし,全体の色が赤味を帯びているのでモモスズメと分かります。
クチバスズメの方は薄褐色です。

③ヒトツメカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
ぱっと見た感じは,エダシャク亜科かナミシャク亜科です。
しかし,そのどちらでも無いのです。
青矢印で示したように前翅翅頂が僅かに鉤の様になっているのでカギバガ科の蛾なのです。

④フタスジエグリアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が前方へ出ているのでアツバの仲間と分かります。
前翅外縁が抉(えぐ)られたように凹んでいるのでフタスジエグリアツバと名付けられたのでしょう。

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7月に見られた蛾⑫ 撮影日:2016/07/08,07/09 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年7月8日と7月9日に飛来した蛾です。

①オオウスベニトガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
背の上にあるはずの触角が見えませんが小豆色と白い筋模様があればメイガ科です。
前翅前縁の斑模様が綺麗です。
後翅外縁にある白い縁毛が目に留まります。
足を立てて上体を起こして止まる習性があります。

②モモスズメ(スズメガ科)
後翅が桃色を帯びるのでモモスズメと名付けられたのでしょう。
クチバスズメに紋様が似ています。
しかし,全体の色が赤味を帯びているのでモモスズメと分かります。
クチバスズメの方は薄褐色です。

③ヒトツメカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
ぱっと見た感じは,エダシャク亜科かナミシャク亜科です。
しかし,そのどちらでも無いのです。
青矢印で示したように前翅翅頂が僅かに鉤の様になっているのでカギバガ科の蛾なのです。

④フタスジエグリアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が前方へ出ているのでアツバの仲間と分かります。
前翅外縁が抉(えぐ)られたように凹んでいるのでフタスジエグリアツバと名付けられたのでしょう。

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tag : 7月に見られた蛾⑫
ヤマトマダラメイガ
2017年3月27日(月)
ヤマトマダラメイガ 撮影日:2016/07/11,2014/07/20 場所:勿来の関
メイガ科マダラメイガ亜科のヤマトマダラメイガを紹介します。
細長い灰色の蛾が止まっています。

全体に黒ずんだ色ですが中頃にある白帯が目立つヤマトマダラメイガ。
触角を背にしているのでメイガ科・ツトガ科と分かります。
赤矢印の紋があってミカドマダラメイガに似ています。
しかし,青矢印から頭部までに紋が幾つかあるのでヤマトマダラメイガと同定しました。

縁毛が見られないので擦れた個体と思われるヤマトマダラメイガ。
そのため外縁に沿った黒点列が見られない所があります。
目立つ特徴は次の通りです。
①外縁に沿って黒い点列が並んでいます。
②赤矢印がある所は白っぽいです。
③赤矢印がある所と外縁の中間に白い筋が走っています。
④青矢印で示した所にも白い筋が走ります。
⑤青矢印で示した所より頭部までは黒ずんでいます。

赤矢印の黒い筋や青矢印の白い筋が手掛かりになるヤマトマダラメイガ。
科名 メイガ科マダラメイガ亜科
和名 ヤマトマダラメイガ
大きさ 開張 25~30㎜
分布 本州,四国,九州,対馬
出現月 6~7月
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴
白帯の 中に黒筋 決め手なり

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ヤマトマダラメイガ 撮影日:2016/07/11,2014/07/20 場所:勿来の関
メイガ科マダラメイガ亜科のヤマトマダラメイガを紹介します。
細長い灰色の蛾が止まっています。

全体に黒ずんだ色ですが中頃にある白帯が目立つヤマトマダラメイガ。
触角を背にしているのでメイガ科・ツトガ科と分かります。
赤矢印の紋があってミカドマダラメイガに似ています。
しかし,青矢印から頭部までに紋が幾つかあるのでヤマトマダラメイガと同定しました。

縁毛が見られないので擦れた個体と思われるヤマトマダラメイガ。
そのため外縁に沿った黒点列が見られない所があります。
目立つ特徴は次の通りです。
①外縁に沿って黒い点列が並んでいます。
②赤矢印がある所は白っぽいです。
③赤矢印がある所と外縁の中間に白い筋が走っています。
④青矢印で示した所にも白い筋が走ります。
⑤青矢印で示した所より頭部までは黒ずんでいます。

赤矢印の黒い筋や青矢印の白い筋が手掛かりになるヤマトマダラメイガ。
科名 メイガ科マダラメイガ亜科
和名 ヤマトマダラメイガ
大きさ 開張 25~30㎜
分布 本州,四国,九州,対馬
出現月 6~7月
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴
白帯の 中に黒筋 決め手なり

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tag : ヤマトマダラメイガ
早春の植物②
2017年3月26日(日)
早春の植物② 撮影日:2017/03/20,03/26 場所:北茨城市
今日,紹介するのは2017年3月20日と3月26日に勿来の関で撮影した植物です。

①キブシ(キブシ科)
雄株と雌株に分かれています。雌株には緑色の球状の実がつきます。
早春に薄黄色の花を房状につけるので目立ちます。

②ヤシャブシ(カバノキ科ハンノキ属)
赤矢印は去年の実です。冬期はこの暗褐色の実でヤシャブシと分かります。
青矢印は雄花です。甘い香がします。
黄矢印は雌花です。赤味を帯びています。雄花の下につきます。

③シュンラン(ラン科シュンラン属)
春に咲く蘭(らん)で春蘭と書きます。
少し厚みのある細い葉を何本も出します。
花茎が長くならないうちに写した方が可愛らしさが出ます。

↑赤味のあるアセビ ↓真っ白いアセビ

④アセビ(ツツジ科アセビ属)
奈良公園にアセビが多いのはシカが食べないからです。
アセビには毒があることをシカは知っているからです。
花には真っ白いものと赤味を帯びるものがあります。
早春の植物② 撮影日:2017/03/20,03/26 場所:北茨城市
今日,紹介するのは2017年3月20日と3月26日に勿来の関で撮影した植物です。

①キブシ(キブシ科)
雄株と雌株に分かれています。雌株には緑色の球状の実がつきます。
早春に薄黄色の花を房状につけるので目立ちます。

②ヤシャブシ(カバノキ科ハンノキ属)
赤矢印は去年の実です。冬期はこの暗褐色の実でヤシャブシと分かります。
青矢印は雄花です。甘い香がします。
黄矢印は雌花です。赤味を帯びています。雄花の下につきます。

③シュンラン(ラン科シュンラン属)
春に咲く蘭(らん)で春蘭と書きます。
少し厚みのある細い葉を何本も出します。
花茎が長くならないうちに写した方が可愛らしさが出ます。

↑赤味のあるアセビ ↓真っ白いアセビ

④アセビ(ツツジ科アセビ属)
奈良公園にアセビが多いのはシカが食べないからです。
アセビには毒があることをシカは知っているからです。
花には真っ白いものと赤味を帯びるものがあります。
tag : 早春の植物②
7月に見られた蛾⑪
2017年3月23日(土)
7月に見られた蛾⑪ 撮影日:2016/07/08 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月8日に飛来した蛾です。

①コスジシロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅後翅にある3本の筋は白色というよりも薄褐色を帯びています。
前翅後縁のふさふさした縁毛を手掛かりに同定しました。

②ウスキモンアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
小さいけれど下唇鬚(かしんひげ)が前方へ突き出ているのでアツバの仲間と分かります。
前翅前縁中央付近に薄黄色の紋があるのでウスキモンアツバと名付けられたのでしょう。
この薄黄紋の後縁側の紋にある黒点が目に見えヒヨコのようです。

③モミジツマキリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
ツマキリエダシャクに似ていて迷ってしまいます。
前翅外横線外側に2つの黒点があります。
でも,向かって右の翅の黒点は不明瞭です。

④フタテンヒメヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
フタテンとありますが,よく見ると頭部の方へ小さな白点があります。
これらの3つの点は前縁に沿って等間隔に並んでいます。

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7月に見られた蛾⑪ 撮影日:2016/07/08 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月8日に飛来した蛾です。

①コスジシロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅後翅にある3本の筋は白色というよりも薄褐色を帯びています。
前翅後縁のふさふさした縁毛を手掛かりに同定しました。

②ウスキモンアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
小さいけれど下唇鬚(かしんひげ)が前方へ突き出ているのでアツバの仲間と分かります。
前翅前縁中央付近に薄黄色の紋があるのでウスキモンアツバと名付けられたのでしょう。
この薄黄紋の後縁側の紋にある黒点が目に見えヒヨコのようです。

③モミジツマキリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
ツマキリエダシャクに似ていて迷ってしまいます。
前翅外横線外側に2つの黒点があります。
でも,向かって右の翅の黒点は不明瞭です。

④フタテンヒメヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
フタテンとありますが,よく見ると頭部の方へ小さな白点があります。
これらの3つの点は前縁に沿って等間隔に並んでいます。

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tag : 7月に見られた蛾⑪
エグリイチモジエダシャク
2017年3月24日(金)
1502 エグリイチモジエダシャク 撮影日:2016/07/08,2014/08/25,2012/05/09 場所:勿来の関
シャクガ科エダシャク亜科のエグリイチモジエダシャクを紹介します。
あまり見掛けない蛾が壁に止まっています。
胸部背には2つの黒点が並んでいます。

外縁に沿って袋状のものが並んでいてナミシャク亜科を思わせるエグリイチモジエダシャク。
でも,エダシャク亜科です。
前翅前縁の翅頂付近には暗褐色紋(赤矢印から赤矢印)があります。
この紋の中央には白紋があります。
青矢印で示した後翅後縁には鋸歯状の線があります。
この鋸歯状の線の前縁方向には黒い点が並んでいます。

後翅後縁には鋸歯状のじぐざぐ線(青矢印)があるエグリイチモジエダシャク。
この線の横には黒い点が並んでいます。
コガタイチモジエダシャクの特徴は次の通りです。
翅頂付近が鉤状に曲がります。
前翅前縁の白紋が長いです。

赤矢印で示した前翅前縁の褐色紋には白紋があるエグリイチモジエダシャク。
科名 シャクガ科エダシャク亜科
和名 エグリイチモジエダシャク
大きさ 前翅長 16~20㎜
分布 本州,四国,九州
出現月 5~6,9~10月
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴 イチモジエダシャク・コガタイチモジエダシャクに似ています。
じぐざぐの 脇に並ぶは 黒い点

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1502 エグリイチモジエダシャク 撮影日:2016/07/08,2014/08/25,2012/05/09 場所:勿来の関
シャクガ科エダシャク亜科のエグリイチモジエダシャクを紹介します。
あまり見掛けない蛾が壁に止まっています。
胸部背には2つの黒点が並んでいます。

外縁に沿って袋状のものが並んでいてナミシャク亜科を思わせるエグリイチモジエダシャク。
でも,エダシャク亜科です。
前翅前縁の翅頂付近には暗褐色紋(赤矢印から赤矢印)があります。
この紋の中央には白紋があります。
青矢印で示した後翅後縁には鋸歯状の線があります。
この鋸歯状の線の前縁方向には黒い点が並んでいます。

後翅後縁には鋸歯状のじぐざぐ線(青矢印)があるエグリイチモジエダシャク。
この線の横には黒い点が並んでいます。
コガタイチモジエダシャクの特徴は次の通りです。
翅頂付近が鉤状に曲がります。
前翅前縁の白紋が長いです。

赤矢印で示した前翅前縁の褐色紋には白紋があるエグリイチモジエダシャク。
科名 シャクガ科エダシャク亜科
和名 エグリイチモジエダシャク
大きさ 前翅長 16~20㎜
分布 本州,四国,九州
出現月 5~6,9~10月
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴 イチモジエダシャク・コガタイチモジエダシャクに似ています。
じぐざぐの 脇に並ぶは 黒い点

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tag : エグリイチモジエダシャク
3月に見られた蛾②
2017年3月23日(木)
3月に見られた蛾② 撮影日:2017/03/20~03/23 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年3月20日~3月23日に飛来した蛾です。

①ヒゲマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
コナラの幹に止まっていました。
赤矢印の触角に斑模様があるので,ヒゲマダラエダシャクと呼ばれるのでしょう。
この髭の部分を拡大したら糸状だったので雌だと思います。

②ウスミドリコバネナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
後縁中央付近にある4つの黒い筋を手掛かりに同定しました。
外縁沿いに並ぶ対になった黒点も手掛かりになります。
小さい袋がぶら下がったような模様が並んでいます。
その模様のお陰でナミシャク亜科と分かります。

③カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
赤矢印で示した黒い筋が無ければカギモンヤガになります。

④ウスベニスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
似た種がいて迷いますが,赤矢印で示した紋があるのでウスベニスジナミシャクと分かります。
赤矢印の下に暗褐色の帯がありますが,そこの所に袋がぶら下がった感じの模様があります。
それが波を打っているのでナミシャク亜科だと分かります。

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3月に見られた蛾② 撮影日:2017/03/20~03/23 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年3月20日~3月23日に飛来した蛾です。

①ヒゲマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
コナラの幹に止まっていました。
赤矢印の触角に斑模様があるので,ヒゲマダラエダシャクと呼ばれるのでしょう。
この髭の部分を拡大したら糸状だったので雌だと思います。

②ウスミドリコバネナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
後縁中央付近にある4つの黒い筋を手掛かりに同定しました。
外縁沿いに並ぶ対になった黒点も手掛かりになります。
小さい袋がぶら下がったような模様が並んでいます。
その模様のお陰でナミシャク亜科と分かります。

③カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
赤矢印で示した黒い筋が無ければカギモンヤガになります。

④ウスベニスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
似た種がいて迷いますが,赤矢印で示した紋があるのでウスベニスジナミシャクと分かります。
赤矢印の下に暗褐色の帯がありますが,そこの所に袋がぶら下がった感じの模様があります。
それが波を打っているのでナミシャク亜科だと分かります。

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tag : 3月に見られた蛾②
7月に見られた蛾⑩
2017年3月22日(水)
7月に見られた蛾⑩ 撮影日:2016/07/06,07/07 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月6日と7月7日に飛来した蛾です。

①ウスキコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
薄褐色から茶褐色まであって個体差が大きいです。
茶色の地に黒点や黒筋がある蛾です。
頭部や触角が黒ずんでいます。

②セスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
勿来の関周辺には食餌植物のアケビ・ミツバアケビが分布しているので普通に見られます。
背に白い筋があるのでセスジナミシャクと名が付いたのでしょう。
黒い地が真っ黒だと白い筋が引き立って綺麗です。

③カレハヒメマルハキバガ(マルハキバガ科)
2つのタイプがあります。
前翅外側1/4が濃くなっているものと全部同じような色のものです。
でもよく見ると微かに色が違っています。

④アシベニカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
個体差があって色は茶褐色・暗褐色・外半分黄色の三通りあります。
名の通り足が赤いです。
前翅前縁近くに「へ・」の白紋があります。
前翅翅頂が鉤のように曲がっているのでカギバガ科と分かります。

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7月に見られた蛾⑩ 撮影日:2016/07/06,07/07 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月6日と7月7日に飛来した蛾です。

①ウスキコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
薄褐色から茶褐色まであって個体差が大きいです。
茶色の地に黒点や黒筋がある蛾です。
頭部や触角が黒ずんでいます。

②セスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
勿来の関周辺には食餌植物のアケビ・ミツバアケビが分布しているので普通に見られます。
背に白い筋があるのでセスジナミシャクと名が付いたのでしょう。
黒い地が真っ黒だと白い筋が引き立って綺麗です。

③カレハヒメマルハキバガ(マルハキバガ科)
2つのタイプがあります。
前翅外側1/4が濃くなっているものと全部同じような色のものです。
でもよく見ると微かに色が違っています。

④アシベニカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
個体差があって色は茶褐色・暗褐色・外半分黄色の三通りあります。
名の通り足が赤いです。
前翅前縁近くに「へ・」の白紋があります。
前翅翅頂が鉤のように曲がっているのでカギバガ科と分かります。

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tag : 7月に見られた蛾⑩
3月に見られた蛾①
2017年3月21日(火)
3月に見られた蛾① 撮影日:2017/03/21 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年3月21日飛来した蛾です。

①カギモンヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
翅中央付近にあるにある黒い紋を鍵穴に見立ててカギモンヤガと名付けたのでしょう。
黒い紋が似たものにカシワキリガが居ます。
黒い紋と後縁の間に短黒条があるので区別は簡単です。

②ヒロバトガリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
壁の高い所に止まっていたので低い位置へ動かしました。
ホソバトガリエダシャクと似ていて慣れないと難しいです。
次のような特徴からヒロバトガリエダシャクと判断しました。
①触角が黄色を帯びています。
ホソバトガリエダシャクの方は黒っぽいようです。
②青矢印で示した外横線が明瞭では無いです。特に黄緑色の所がはっきりしていません。

③クロモンキリバエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
外横線の外側に黒い2つの三角紋と「へ」の字紋があります。
外縁の中央で2つ直線が交わるように切られてる感じがします。
だから,クロモンキリバエダシャクと呼ばれるのでしょう。
薄褐色の筋模様で翅脈の様子が分かります。

④フタスジクリイロハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
白い壁に茶褐色の蛾が止まっていたので直ぐ目につきました。
名前の通り薄褐色の二本線からなる蛾です。
細い釣鐘型からハマキガ科と分かります。

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3月に見られた蛾① 撮影日:2017/03/21 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2017年3月21日飛来した蛾です。

①カギモンヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
翅中央付近にあるにある黒い紋を鍵穴に見立ててカギモンヤガと名付けたのでしょう。
黒い紋が似たものにカシワキリガが居ます。
黒い紋と後縁の間に短黒条があるので区別は簡単です。

②ヒロバトガリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
壁の高い所に止まっていたので低い位置へ動かしました。
ホソバトガリエダシャクと似ていて慣れないと難しいです。
次のような特徴からヒロバトガリエダシャクと判断しました。
①触角が黄色を帯びています。
ホソバトガリエダシャクの方は黒っぽいようです。
②青矢印で示した外横線が明瞭では無いです。特に黄緑色の所がはっきりしていません。

③クロモンキリバエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
外横線の外側に黒い2つの三角紋と「へ」の字紋があります。
外縁の中央で2つ直線が交わるように切られてる感じがします。
だから,クロモンキリバエダシャクと呼ばれるのでしょう。
薄褐色の筋模様で翅脈の様子が分かります。

④フタスジクリイロハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
白い壁に茶褐色の蛾が止まっていたので直ぐ目につきました。
名前の通り薄褐色の二本線からなる蛾です。
細い釣鐘型からハマキガ科と分かります。

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tag : 3月に見られた蛾①
スジトビハマキ
2017年3月20日(月)
スジトビハマキ 撮影日:2016/07/07 場所:勿来の関
ハマキガ科ハマキガ亜科のスジトビハマキを紹介します。
少し大き目のハマキガ科の蛾が壁の低い所に止まっています。
全体に釣鐘型をしているのでハマキガ科と分かります。

赤矢印の所にはアカトビハマキのように明瞭な薄褐色の縁取り線が無いスジトビハマキ。
赤矢印の所から色が変わるので焦茶色の襟巻きをしているようなスジトビハマキ。
私は今日までアカトビハマキだと思っていました。
しかし,どことなく似ていないと思っていました。
今日,改めてハマキガ亜科を探しているとアカトビハマキよりスジトビハマキに似ていることに気が付きました。

焦茶紋の周囲にはV字紋の上側しか薄褐色の縁取りが無いスジトビハマキ。
スジトビハマキの特徴は次の通りです。
①下唇鬚(かしんひげ)が長く焦茶色です。
アカトビハマキは白味を帯びています。
②胸部を取り巻く紋の縁取りは焦茶色(赤矢印)です。
アカトビハマキには薄褐色の縁取りがあります。
③中央にある紋の外側の縁取りも焦茶色です。
アカトビハマキには薄褐色の縁取りがあります。

焦茶色の長い下唇鬚(かしんひげ)があるスジトビハマキ。
科名 ハマキガ科ハマキガ亜科
和名 スジトビハマキ
大きさ 開張 17~24㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現月 6~8月
食餌動植物 幼虫はマメ科,ヨモギ,ヒメジオン,ハルジオン,ノコンギク,ゴマナ,モミジガサ,ヒメスイバ,エゾノギシギシ,ダイズ,ドクウツギ,アザミ,フキ,シロツメグサの葉を食べます。
特徴 暗褐色紋の縁に薄褐色の線がありません。
褐色の 襟巻きしてる ハマキかな

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スジトビハマキ 撮影日:2016/07/07 場所:勿来の関
ハマキガ科ハマキガ亜科のスジトビハマキを紹介します。
少し大き目のハマキガ科の蛾が壁の低い所に止まっています。
全体に釣鐘型をしているのでハマキガ科と分かります。

赤矢印の所にはアカトビハマキのように明瞭な薄褐色の縁取り線が無いスジトビハマキ。
赤矢印の所から色が変わるので焦茶色の襟巻きをしているようなスジトビハマキ。
私は今日までアカトビハマキだと思っていました。
しかし,どことなく似ていないと思っていました。
今日,改めてハマキガ亜科を探しているとアカトビハマキよりスジトビハマキに似ていることに気が付きました。

焦茶紋の周囲にはV字紋の上側しか薄褐色の縁取りが無いスジトビハマキ。
スジトビハマキの特徴は次の通りです。
①下唇鬚(かしんひげ)が長く焦茶色です。
アカトビハマキは白味を帯びています。
②胸部を取り巻く紋の縁取りは焦茶色(赤矢印)です。
アカトビハマキには薄褐色の縁取りがあります。
③中央にある紋の外側の縁取りも焦茶色です。
アカトビハマキには薄褐色の縁取りがあります。

焦茶色の長い下唇鬚(かしんひげ)があるスジトビハマキ。
科名 ハマキガ科ハマキガ亜科
和名 スジトビハマキ
大きさ 開張 17~24㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現月 6~8月
食餌動植物 幼虫はマメ科,ヨモギ,ヒメジオン,ハルジオン,ノコンギク,ゴマナ,モミジガサ,ヒメスイバ,エゾノギシギシ,ダイズ,ドクウツギ,アザミ,フキ,シロツメグサの葉を食べます。
特徴 暗褐色紋の縁に薄褐色の線がありません。
褐色の 襟巻きしてる ハマキかな

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tag : スジトビハマキ
7月に見られた蛾⑨
2017年3月19日(日)
7月に見られた蛾⑨ 撮影日:2016/07/05,07/06 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月5日と7月6日に飛来した蛾です。

①ウストビモンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
腹端を頭上まで上げて止まる蛾です。
この蛾がナミシャク亜科であるとは,なかなか理解できないでいました。
前縁から短冊形の紋が垂れ下がっている感じがします。
その外側に青矢印で示した波形の曲線があります。
外側に円みがある線が見られるのでナミシャク亜科だと気付きました。

②ウスヒメトガリノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
似ている種がいて簡単に同定するのは難しいです。
特にヒメトガリノメイガに似ていて困りました。
前翅前縁の赤矢印の部分が太くならないのでウスヒメトガリノメイガとしました。

③アオイラガ(イラガ科イラガ亜科)
クロシタアオイラガに似ていてなかなか同定に苦しみました。
①外縁に沿った所が暗褐色でありません。
②青矢印で示した線が2箇所頭の方へ曲がっています。
③外縁に沿った部分の筋模様がはっきりしています。
以上の理由でアオイラガとしました。
2016年に初めて見つけた蛾です。

④カバイロモクメシャチホコ(シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科)
人間でいうと肩の部分が盛り上がって厳(いか)つい感じがします。
今まで見てきたカバイロモクメシャチホコより大きく感じますので雌かもしれません。

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7月に見られた蛾⑨ 撮影日:2016/07/05,07/06 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月5日と7月6日に飛来した蛾です。

①ウストビモンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
腹端を頭上まで上げて止まる蛾です。
この蛾がナミシャク亜科であるとは,なかなか理解できないでいました。
前縁から短冊形の紋が垂れ下がっている感じがします。
その外側に青矢印で示した波形の曲線があります。
外側に円みがある線が見られるのでナミシャク亜科だと気付きました。

②ウスヒメトガリノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
似ている種がいて簡単に同定するのは難しいです。
特にヒメトガリノメイガに似ていて困りました。
前翅前縁の赤矢印の部分が太くならないのでウスヒメトガリノメイガとしました。

③アオイラガ(イラガ科イラガ亜科)
クロシタアオイラガに似ていてなかなか同定に苦しみました。
①外縁に沿った所が暗褐色でありません。
②青矢印で示した線が2箇所頭の方へ曲がっています。
③外縁に沿った部分の筋模様がはっきりしています。
以上の理由でアオイラガとしました。
2016年に初めて見つけた蛾です。

④カバイロモクメシャチホコ(シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科)
人間でいうと肩の部分が盛り上がって厳(いか)つい感じがします。
今まで見てきたカバイロモクメシャチホコより大きく感じますので雌かもしれません。

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tag : 7月に見られた蛾⑨
7月に見られた蛾⑧
2017年3月16日(木)
7月に見られた蛾⑧ 撮影日:2016/07/05,07/06 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月5日と7月6日に飛来した蛾です。

①オオシロテンクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
幼虫は勿来の関に普通に分布するニガイチゴやキイチゴの葉を食べます。
シロテンクチバに似ていますが,白点の前翅前縁側が白味を帯びないのでオオシロテンクチバとしました。

②フジフサキバガ(キバガ科)
黄金色の地色が素敵なフジフサキバガです。
幼虫はフジ・ヤマフジ・ナツフジなどのフジ類の葉を食べます。
房のように毛が生えた下唇鬚(かしんひげ)から後方へ反り返っている牙が見えます。
だからフジフサキバガと名が付いたのでしょう。

③コウゾハマキモドキ(ハマキモドキガ科)
葉の表に止まるので見つけられますが,カメラを向けると直ぐ逃げてしまいます。
よほど運が良いときでなければ写真は撮れません。
触角の斑模様が綺麗です。

④アヤホソコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
昨日のアヤホソコヤガは黄を帯びた所がありましたが,今日のは茶褐色を帯びています。
開張11㎜の小さな蛾です。
写真の様に頭を下にして止まることが多いです。
小さいながらも黒い下唇鬚に白い触角や斑模様の縁毛まで手抜き無く作られていて感心します。

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7月に見られた蛾⑧ 撮影日:2016/07/05,07/06 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月5日と7月6日に飛来した蛾です。

①オオシロテンクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
幼虫は勿来の関に普通に分布するニガイチゴやキイチゴの葉を食べます。
シロテンクチバに似ていますが,白点の前翅前縁側が白味を帯びないのでオオシロテンクチバとしました。

②フジフサキバガ(キバガ科)
黄金色の地色が素敵なフジフサキバガです。
幼虫はフジ・ヤマフジ・ナツフジなどのフジ類の葉を食べます。
房のように毛が生えた下唇鬚(かしんひげ)から後方へ反り返っている牙が見えます。
だからフジフサキバガと名が付いたのでしょう。

③コウゾハマキモドキ(ハマキモドキガ科)
葉の表に止まるので見つけられますが,カメラを向けると直ぐ逃げてしまいます。
よほど運が良いときでなければ写真は撮れません。
触角の斑模様が綺麗です。

④アヤホソコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
昨日のアヤホソコヤガは黄を帯びた所がありましたが,今日のは茶褐色を帯びています。
開張11㎜の小さな蛾です。
写真の様に頭を下にして止まることが多いです。
小さいながらも黒い下唇鬚に白い触角や斑模様の縁毛まで手抜き無く作られていて感心します。

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tag : 7月に見られた蛾⑧
アヤホソコヤガ
2017年3月17日(金)
アヤホソコヤガ 撮影日:2013/07/28,2012/05/21,2011/06/02 場所:勿来の関
ヤガ科ホソコヤガ亜科のアヤホソコヤガを紹介します。
灰褐色の小さい蛾が壁に止まっています。

灰褐色の小さなアヤホソコヤガ。見やすくするため頭を上にしています。
ヤガ科の中では最小クラスで開張は11㎜です。
頭を下にして止まっていることが多いです。
前翅前縁に沿った部分の地色が灰色になっています。

白い触角で腹部背には突起があるアヤホソコヤガ。見やすくするため頭を上にしています。
そのほかに次のような特徴が見られます。
触角は左右つながっていて色は白いです。
腹部背に突起物が見られます。
外縁に沿って黒い点が並んでいます。

逆さに止まるのことが多いアヤホソコヤガ。
科名 ヤガ科ホソコヤガ亜科
和名 アヤホソコヤガ
大きさ 開張 8~12㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
出現月 5~9月
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴
ポイントは 突起沢山 腹部背に

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アヤホソコヤガ 撮影日:2013/07/28,2012/05/21,2011/06/02 場所:勿来の関
ヤガ科ホソコヤガ亜科のアヤホソコヤガを紹介します。
灰褐色の小さい蛾が壁に止まっています。

灰褐色の小さなアヤホソコヤガ。見やすくするため頭を上にしています。
ヤガ科の中では最小クラスで開張は11㎜です。
頭を下にして止まっていることが多いです。
前翅前縁に沿った部分の地色が灰色になっています。

白い触角で腹部背には突起があるアヤホソコヤガ。見やすくするため頭を上にしています。
そのほかに次のような特徴が見られます。
触角は左右つながっていて色は白いです。
腹部背に突起物が見られます。
外縁に沿って黒い点が並んでいます。

逆さに止まるのことが多いアヤホソコヤガ。
科名 ヤガ科ホソコヤガ亜科
和名 アヤホソコヤガ
大きさ 開張 8~12㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
出現月 5~9月
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴
ポイントは 突起沢山 腹部背に

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tag : アヤホソコヤガ
7月に見られた蛾⑦
2017年3月16日(木)
7月に見られた蛾⑦ 撮影日:2016/07/04,07/05 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月4日と7月5日に飛来した蛾です。

①カバイロモクメシャチホコ(シャチホコガ科)
シャチホコガ科仲間でも腹端が外縁から出ない種のようです。
前翅長が26~30㎜と中型でも大きな蛾です。

②クチバスズメ(スズメガ科)
薄褐色の色調で落ち着きがあります。
前翅後縁の後角付近に黒い紋があります。
前翅前縁の中央付近にも黒い紋(筋状の紋)があります。
背には頭部から腹端まで筋が走っています。

③アカスジシロコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
前翅中央付近に黒点が二つあるので雄だと分かります。
雌は黒点が一つです。
灯火に飛来するのは圧倒的に雄が多いです。

④キクキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
ぱっと見たときにどうしても,金色に輝いている部分に目がいってしまいます。
次に,目がいくのは赤茶色の頭部から胸部です。
最後は円らな瞳です。

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7月に見られた蛾⑦ 撮影日:2016/07/04,07/05 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月4日と7月5日に飛来した蛾です。

①カバイロモクメシャチホコ(シャチホコガ科)
シャチホコガ科仲間でも腹端が外縁から出ない種のようです。
前翅長が26~30㎜と中型でも大きな蛾です。

②クチバスズメ(スズメガ科)
薄褐色の色調で落ち着きがあります。
前翅後縁の後角付近に黒い紋があります。
前翅前縁の中央付近にも黒い紋(筋状の紋)があります。
背には頭部から腹端まで筋が走っています。

③アカスジシロコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
前翅中央付近に黒点が二つあるので雄だと分かります。
雌は黒点が一つです。
灯火に飛来するのは圧倒的に雄が多いです。

④キクキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
ぱっと見たときにどうしても,金色に輝いている部分に目がいってしまいます。
次に,目がいくのは赤茶色の頭部から胸部です。
最後は円らな瞳です。

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tag : 7月に見られた蛾⑦
7月に見られた蛾⑥
2017年3月15日(水)
7月に見られた蛾⑥ 撮影日:2016/07/04 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月4日に飛来した蛾です。

①ツマジロカラスヨトウ(ヤガ科カラスヨトウ亜科)
翅頂付近が白いのでツマジロカラスヨトウと名付けられたのでしょう。
内横線と外横線の間に白点が見られます。

②リンゴコブガ(コブガ科コブガ亜科)
前翅の表面が瘤(こぶ)のように凸凹しています。
だから,コブガ科に分類されるのでしょう。

③キバラヒメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
腹部中央付近が褐色なのでキバラヒメアオシャクと名付けられたのでしょう。
縁毛の黒斑模様が規則正しく並んでいて目を引きます。
触角が白く左右がつながっているのも素敵です。

④ホソオビキマルハキバガ(マルハキバガ科)
後方へ反り返る2本の下唇鬚(かしんひげ)があるのでキバガの仲間と分かります。
前翅後方にある太い横線と中央あたりにある黒紋が同定ポイントです。

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7月に見られた蛾⑥ 撮影日:2016/07/04 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月4日に飛来した蛾です。

①ツマジロカラスヨトウ(ヤガ科カラスヨトウ亜科)
翅頂付近が白いのでツマジロカラスヨトウと名付けられたのでしょう。
内横線と外横線の間に白点が見られます。

②リンゴコブガ(コブガ科コブガ亜科)
前翅の表面が瘤(こぶ)のように凸凹しています。
だから,コブガ科に分類されるのでしょう。

③キバラヒメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
腹部中央付近が褐色なのでキバラヒメアオシャクと名付けられたのでしょう。
縁毛の黒斑模様が規則正しく並んでいて目を引きます。
触角が白く左右がつながっているのも素敵です。

④ホソオビキマルハキバガ(マルハキバガ科)
後方へ反り返る2本の下唇鬚(かしんひげ)があるのでキバガの仲間と分かります。
前翅後方にある太い横線と中央あたりにある黒紋が同定ポイントです。

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tag : 7月に見られた蛾⑥
7月に見られた蛾⑤
2017年3月14日(火)
7月に見られた蛾⑤ 撮影日:2016/07/03,07/04 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月3日と7月4日に飛来した蛾です。

①ホソナミアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が目立つのでアツバの仲間であることが分かります。
翅を広げると横に細長く見えます。
それでホソナミアツバと名付けられたのでしょう。

②キバラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
薄褐色や黄褐色から写真の様な明るい茶褐色まで色彩に著しい変化があります。
私はそれらの中で明るい茶褐色のキバラエダシャクが好きです。

③サクラキバガ(キバガ科)
2016年に初めて見つけた蛾です。
幼虫がサクラ類の葉を食べるのでサクラキバガと名付けたのでしょう。
赤い目に後方へ反り返る立派な下唇鬚(かしんひげ)が目に留まります。

④ワモンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていますが,地色が褐色なのでツトガ科の蛾と分かります。
前翅に暗褐色の楕円紋が3つあります。
それを輪と見立ててワモンノメイガと名付けたのでしょう。

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7月に見られた蛾⑤ 撮影日:2016/07/03,07/04 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月3日と7月4日に飛来した蛾です。

①ホソナミアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が目立つのでアツバの仲間であることが分かります。
翅を広げると横に細長く見えます。
それでホソナミアツバと名付けられたのでしょう。

②キバラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
薄褐色や黄褐色から写真の様な明るい茶褐色まで色彩に著しい変化があります。
私はそれらの中で明るい茶褐色のキバラエダシャクが好きです。

③サクラキバガ(キバガ科)
2016年に初めて見つけた蛾です。
幼虫がサクラ類の葉を食べるのでサクラキバガと名付けたのでしょう。
赤い目に後方へ反り返る立派な下唇鬚(かしんひげ)が目に留まります。

④ワモンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていますが,地色が褐色なのでツトガ科の蛾と分かります。
前翅に暗褐色の楕円紋が3つあります。
それを輪と見立ててワモンノメイガと名付けたのでしょう。

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tag : 7月に見られた蛾⑤
7月に見られた蛾④
2017年3月13日(月)
7月に見られた蛾④ 撮影日:2016/07/03 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月3日に飛来した蛾です。

①トビイロシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背負い小豆色の地なのでメイガ科と予想がつきます。
小さい蛾なのですが後翅にある紅色が鮮やかなのでついシャッターを押してしまいます。
紅色も鮮やかですが,橙色の縁毛も綺麗です。

②クワゴモドキシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端が出ているものなら直ぐシャチホコガ科と分かります。
でも,この写真の様に腹端が出ていないと何科か迷ってしまいます。
翅中央にあるホームベースのような紋が同定ポイントです。

③ヒメハナマガリアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
ハナマガリアツバに似ています。
しかし,後方へ反り返っている下唇鬚(かしんひげ)が小さいです。
更に亜外縁線が鋸歯状で大きく波打っていません。

④オオハガタナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
触角は背負っていませんが左右に伸ばしています。
それに,腹端を上げているのでメイガ科に思えますが,ナミシャク亜科です。
しかし,よく見ると外横線が外の方へ波を打っています。
それがナミシャク亜科の証拠です。

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7月に見られた蛾④ 撮影日:2016/07/03 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月3日に飛来した蛾です。

①トビイロシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背負い小豆色の地なのでメイガ科と予想がつきます。
小さい蛾なのですが後翅にある紅色が鮮やかなのでついシャッターを押してしまいます。
紅色も鮮やかですが,橙色の縁毛も綺麗です。

②クワゴモドキシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端が出ているものなら直ぐシャチホコガ科と分かります。
でも,この写真の様に腹端が出ていないと何科か迷ってしまいます。
翅中央にあるホームベースのような紋が同定ポイントです。

③ヒメハナマガリアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
ハナマガリアツバに似ています。
しかし,後方へ反り返っている下唇鬚(かしんひげ)が小さいです。
更に亜外縁線が鋸歯状で大きく波打っていません。

④オオハガタナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
触角は背負っていませんが左右に伸ばしています。
それに,腹端を上げているのでメイガ科に思えますが,ナミシャク亜科です。
しかし,よく見ると外横線が外の方へ波を打っています。
それがナミシャク亜科の証拠です。

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tag : 7月に見られた蛾④
7月に見られた蛾③
2017年3月12日(日)
7月に見られた蛾③ 撮影日:2016/07/01,07/02 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月1日と7月2日に飛来した蛾です。

①モンシロルリノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負い黒い地に淡黄色の紋があるのでノメイガ亜科と分かります。
後翅にある紋は前翅で少し隠され家の形に見えます。
私はこの家の紋をポイントにして同定しています。

②コエビガラスズメ(スズメガ科)
一見,シャチホコガ科のようですが,大きいのでスズメガ科を探すと速く見つかります。
腹部背にある赤い筋模様がエビの様なのでコエビガラスズメと名付けられたのでしょう。

③キイロマイコガ(ニセマイコガ科)
クロエリメンコガを黄橙と褐色に染めた感じの蛾です。
下唇鬚(かしんひげ)が円くなっているのが面白いです。

④シロスジキノコヨトウ(ヤガ科キノコヨトウ亜科)
直ぐ目に飛び込んでくるのは後縁と平行に走る真っ白い筋です。
しかし,それに目を奪われ鶏冠(とさか)のように盛り上がっているものには気付きません。
私はそれが気に入って見る度,写真を撮ってしまいます。

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7月に見られた蛾③ 撮影日:2016/07/01,07/02 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月1日と7月2日に飛来した蛾です。

①モンシロルリノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負い黒い地に淡黄色の紋があるのでノメイガ亜科と分かります。
後翅にある紋は前翅で少し隠され家の形に見えます。
私はこの家の紋をポイントにして同定しています。

②コエビガラスズメ(スズメガ科)
一見,シャチホコガ科のようですが,大きいのでスズメガ科を探すと速く見つかります。
腹部背にある赤い筋模様がエビの様なのでコエビガラスズメと名付けられたのでしょう。

③キイロマイコガ(ニセマイコガ科)
クロエリメンコガを黄橙と褐色に染めた感じの蛾です。
下唇鬚(かしんひげ)が円くなっているのが面白いです。

④シロスジキノコヨトウ(ヤガ科キノコヨトウ亜科)
直ぐ目に飛び込んでくるのは後縁と平行に走る真っ白い筋です。
しかし,それに目を奪われ鶏冠(とさか)のように盛り上がっているものには気付きません。
私はそれが気に入って見る度,写真を撮ってしまいます。

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tag : 7月に見られた蛾③
早春の植物①
2017年3月11日(土)
早春の植物① 撮影日:2017/03/11 場所:北茨城市
今日,紹介するのは2017年3月11日に勿来の関や北茨城市で見られた植物です。

①サンシュユ(ミズキ科)
落葉小高木で普通3mになります。
早春に,マンサクが咲く頃サンシュユも咲きます。
葉が展開する前に小さな花が多数開花するので木全体が黄色に見えます。

②ロウバイ(ロウバイ科)
ロウ細工のような花を咲かせるのでロウバイと呼ばれます。
中国原産の落葉低木です。
早春に香り高い花を咲かせます。

③シナマンサク(マンサク科)
この植物も中国原産の落葉小高木です。
マンサクと違って写真の様に開花時期にも葉が残っています。
花は香りが高いというので鼻を近付けるとほのかな香がありました。
ロウバイの香の方が強いです。

④アオキ(旧:アオキ科)
雌株雄株にわかれる植物です。
実がなっているので,この株は雌株です。
3月下旬から4月になると紫褐色の小さな花が咲き出します。

⑤オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)
真上からより斜め横から写した方が花の作りがよく分かります。
真ん中の雌しべを挟むように2本の雄しべが左右に並んでいます。
花弁に走る青い線がオオイヌノフグリを引き立てています。

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早春の植物① 撮影日:2017/03/11 場所:北茨城市
今日,紹介するのは2017年3月11日に勿来の関や北茨城市で見られた植物です。

①サンシュユ(ミズキ科)
落葉小高木で普通3mになります。
早春に,マンサクが咲く頃サンシュユも咲きます。
葉が展開する前に小さな花が多数開花するので木全体が黄色に見えます。

②ロウバイ(ロウバイ科)
ロウ細工のような花を咲かせるのでロウバイと呼ばれます。
中国原産の落葉低木です。
早春に香り高い花を咲かせます。

③シナマンサク(マンサク科)
この植物も中国原産の落葉小高木です。
マンサクと違って写真の様に開花時期にも葉が残っています。
花は香りが高いというので鼻を近付けるとほのかな香がありました。
ロウバイの香の方が強いです。

④アオキ(旧:アオキ科)
雌株雄株にわかれる植物です。
実がなっているので,この株は雌株です。
3月下旬から4月になると紫褐色の小さな花が咲き出します。

⑤オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)
真上からより斜め横から写した方が花の作りがよく分かります。
真ん中の雌しべを挟むように2本の雄しべが左右に並んでいます。
花弁に走る青い線がオオイヌノフグリを引き立てています。

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tag : 早春の植物①
7月に見られた蛾②
2017年3月10日(金)
7月に見られた蛾② 撮影日:2016/07/02 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月2日に飛来した蛾です。

①キマダラコウモリ(コウモリガ科)
コウモリガと似た格好をしていますが,こちらは前翅に白い紋があるので区別がつきます。
前脚・中足は大きく,後ろの足は小さく退化しています。
白くて小さい卵を多数産みます。

②セスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背に負い黄色地の蛾はツトガ科に属します。
口吻が伸びていますが壁に付いている養分を吸収しようとしているのでしょう。
腹端が外縁より長く,出ているので雄と思われます。
雌の腹端は外縁と同じくらいです。

③キベリトガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背に負い紅色の翅を持つ蛾はメイガ科に属します。
足を突っ立てて上体を起こし腹端を反らすのはシマメイガ亜科の習性です。
前翅前縁の斑模様が綺麗です。
前翅と後翅の縁毛は,どちらも後角に近い部分が赤いので同定するときのポイントです。

④カバイロキバガ(キバガ科)
先日紹介しましたフジフサキバガに似た蛾ですが触角と紋様が違います。
この蛾の触角は黒く後ろへ反り返っていて房状の下唇鬚(かしんひげ)は見られません。
紋様のほうは焦茶色のものが外縁に沿ってあるだけです。

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7月に見られた蛾② 撮影日:2016/07/02 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月2日に飛来した蛾です。

①キマダラコウモリ(コウモリガ科)
コウモリガと似た格好をしていますが,こちらは前翅に白い紋があるので区別がつきます。
前脚・中足は大きく,後ろの足は小さく退化しています。
白くて小さい卵を多数産みます。

②セスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背に負い黄色地の蛾はツトガ科に属します。
口吻が伸びていますが壁に付いている養分を吸収しようとしているのでしょう。
腹端が外縁より長く,出ているので雄と思われます。
雌の腹端は外縁と同じくらいです。

③キベリトガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背に負い紅色の翅を持つ蛾はメイガ科に属します。
足を突っ立てて上体を起こし腹端を反らすのはシマメイガ亜科の習性です。
前翅前縁の斑模様が綺麗です。
前翅と後翅の縁毛は,どちらも後角に近い部分が赤いので同定するときのポイントです。

④カバイロキバガ(キバガ科)
先日紹介しましたフジフサキバガに似た蛾ですが触角と紋様が違います。
この蛾の触角は黒く後ろへ反り返っていて房状の下唇鬚(かしんひげ)は見られません。
紋様のほうは焦茶色のものが外縁に沿ってあるだけです。

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tag : 7月に見られた蛾②
7月に見られた蛾①
2017年3月9日(木)
7月に見られた蛾① 撮影日:2016/07/01 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月1日に飛来した蛾です。

①クロテンカバアツバ(ヤガ科シタバガ亜科)
前翅長7~8㎜の小さい蛾です。
翅全体に大小様々な黒点があります。
前翅中央に(少し前縁に寄っていますが)大きな黒紋があります。

②ミツボシキバガ(ミツボシキバガ科)
前翅には3つの黒点があるので,ミツボシキバガと名が付けられたのでしょう。
それらの3点を結ぶと赤矢印の所でほぼ直角になります。
翅色が焦茶色のヒロバミツボシキバガと似ています。

③フジフサキバガ(キバガ科亜科和名未定)
下唇鬚(かしんひげ)に毛がふさふさと生えているのでフジフサキバガと名付けられたのでしょう。
なんとその下唇鬚から後方へ牙が生えているので驚きます。
褐色のグラデーションが奇麗な蛾です。
触角にある斑模様が目に留まります。

④クチバスズメ(スズメガ科)
ぶれ防止にフラッシュを焚いたので色調が白ずんでいます。
①頭部から腹端まで褐色の筋がありますが,胸部背は太く腹部背は細くなっています。
②前翅後縁近くに円い褐色紋があります。
上の①と②からクチバスズメと判断しました。

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7月に見られた蛾① 撮影日:2016/07/01 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年7月1日に飛来した蛾です。

①クロテンカバアツバ(ヤガ科シタバガ亜科)
前翅長7~8㎜の小さい蛾です。
翅全体に大小様々な黒点があります。
前翅中央に(少し前縁に寄っていますが)大きな黒紋があります。

②ミツボシキバガ(ミツボシキバガ科)
前翅には3つの黒点があるので,ミツボシキバガと名が付けられたのでしょう。
それらの3点を結ぶと赤矢印の所でほぼ直角になります。
翅色が焦茶色のヒロバミツボシキバガと似ています。

③フジフサキバガ(キバガ科亜科和名未定)
下唇鬚(かしんひげ)に毛がふさふさと生えているのでフジフサキバガと名付けられたのでしょう。
なんとその下唇鬚から後方へ牙が生えているので驚きます。
褐色のグラデーションが奇麗な蛾です。
触角にある斑模様が目に留まります。

④クチバスズメ(スズメガ科)
ぶれ防止にフラッシュを焚いたので色調が白ずんでいます。
①頭部から腹端まで褐色の筋がありますが,胸部背は太く腹部背は細くなっています。
②前翅後縁近くに円い褐色紋があります。
上の①と②からクチバスズメと判断しました。

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tag : 7月に見られた蛾①
8月に見られた蛾(22)
2017年3月8日(水)
8月に見られた蛾(22) 撮影日:2016/08/28 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年8月28日に飛来した蛾です。

①フキトリバ(トリバガ科)
翅の外側の方には青矢印で示した所に小黒点があります。
それらは翅脈上にあるようです。
更に翅中央付近に「>」の形に似た黒筋状の紋があります。
名が示すように幼虫の食べものはフキ,オタカラコウ,ツワブキです。

②コトビモンシャチホコ(シャチホコガ科)
名が示すように,とび色(灰色がかった焦げ茶色)の地に焦茶色の紋が見られます。
外横線は白い縁取りがあり目立っています。
前翅前縁と前翅後縁の近くで濃くなっていて途中は不明瞭です。
縁毛には黒い斑模様があって目を引きます。

③ゴマフキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
触角が櫛歯状で雄と分かります。
ゴマ粒のような斑模様があり地が黄なのでゴマフキエダシャクと名付けられたのでしょう。縁毛も斑模様があってお洒落に見えます。

④ウスマダラマドガ(マドガ科)
翅頂近くにある白紋が同定ポイントになっています。
前翅は後縁から少し離れた所で谷折れになっています。
幼虫は勿来の関によく分布しているツタウルシの葉を食べます。

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8月に見られた蛾(22) 撮影日:2016/08/28 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年8月28日に飛来した蛾です。

①フキトリバ(トリバガ科)
翅の外側の方には青矢印で示した所に小黒点があります。
それらは翅脈上にあるようです。
更に翅中央付近に「>」の形に似た黒筋状の紋があります。
名が示すように幼虫の食べものはフキ,オタカラコウ,ツワブキです。

②コトビモンシャチホコ(シャチホコガ科)
名が示すように,とび色(灰色がかった焦げ茶色)の地に焦茶色の紋が見られます。
外横線は白い縁取りがあり目立っています。
前翅前縁と前翅後縁の近くで濃くなっていて途中は不明瞭です。
縁毛には黒い斑模様があって目を引きます。

③ゴマフキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
触角が櫛歯状で雄と分かります。
ゴマ粒のような斑模様があり地が黄なのでゴマフキエダシャクと名付けられたのでしょう。縁毛も斑模様があってお洒落に見えます。

④ウスマダラマドガ(マドガ科)
翅頂近くにある白紋が同定ポイントになっています。
前翅は後縁から少し離れた所で谷折れになっています。
幼虫は勿来の関によく分布しているツタウルシの葉を食べます。

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tag : 8月に見られた蛾(22)
8月に見られた蛾(21)
2017年3月7日(火)
8月に見られた蛾(21) 撮影日:2016/08/28~08/31 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年8月28日~8月31日に飛来した蛾です。

①キミャクヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
2016年に初めて見ました。
前翅長22㎜程の中くらいの蛾です。
黄色の翅脈が目立つ素敵な蛾です。

②アゲハモドキ(アゲハモドキガ科)
灯火に飛来したチョウと間違えそうな蛾です。
チョウの触角は先がこん棒状ですが、蛾は櫛歯状か糸状です。
一般に蛾は翅を開いて止まるものが多いです。

③オオシロモンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
焦茶色の地に淡黄色の紋があり,触角を背負っているのでツトガ科と分かります。
前翅縁毛の真ん中ほどが黒ずむだけでほかは真っ白です。
前翅の一番外側の紋が真ん中あたりでくびれているので同定に役立ちます。

④オオシラナミアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が後方へ反り返っているのでアツバの仲間と分かります。
中央を横に走る濃い焦茶色帯の下にくねくねと曲がる横線があります。
外縁に一番近い横線には白い縁取りが見られます。
翅頂から斜めに上がる焦茶色帯があります。

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8月に見られた蛾(21) 撮影日:2016/08/28~08/31 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年8月28日~8月31日に飛来した蛾です。

①キミャクヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
2016年に初めて見ました。
前翅長22㎜程の中くらいの蛾です。
黄色の翅脈が目立つ素敵な蛾です。

②アゲハモドキ(アゲハモドキガ科)
灯火に飛来したチョウと間違えそうな蛾です。
チョウの触角は先がこん棒状ですが、蛾は櫛歯状か糸状です。
一般に蛾は翅を開いて止まるものが多いです。

③オオシロモンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
焦茶色の地に淡黄色の紋があり,触角を背負っているのでツトガ科と分かります。
前翅縁毛の真ん中ほどが黒ずむだけでほかは真っ白です。
前翅の一番外側の紋が真ん中あたりでくびれているので同定に役立ちます。

④オオシラナミアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が後方へ反り返っているのでアツバの仲間と分かります。
中央を横に走る濃い焦茶色帯の下にくねくねと曲がる横線があります。
外縁に一番近い横線には白い縁取りが見られます。
翅頂から斜めに上がる焦茶色帯があります。

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tag : 8月に見られた蛾(21)
8月に見られた蛾⑳
2017年3月6日(月)
8月に見られた蛾⑳ 撮影日:2016/08/29 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年8月29日に飛来した蛾です。

①アミメマドガ(マドガ科アカジママドガ亜科)
網目模様が奇麗な蛾です。
外縁線から縁毛までの模様も綺麗です。
マドガ科は頭部を起こして止まる習性があるようです。

②クルマスズメ(スズメガ科)
前翅に見られる茶色の太い横線が同定ポイントになっています。
内横線・中横線・外横線の3本が目立っています。
外側にある線ほど太くなっています。
後縁から前縁に近付くほど太くなっています。
しかし,外横線の外にある亜外縁線の太さは変わりません。
腹部背には白い筋が見られます。

③モンキクロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていて全体的に焦茶色なのでツトガ科と分かります。
焦茶色の地に淡黄色の紋があります。
似たような蛾がいますが,翅頂に近い紋の形が魚の形に似ているのでモンキクロノメイガと分かります。

④キマエアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
2016年に初めて見た蛾です。
後翅外縁中央にある黒ずんだ縁毛(青矢印)を見て未見の蛾だと気が付きました。
前翅前縁が黄色を帯びているのでキマエアオシャクと名付けられたのでしょう。

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8月に見られた蛾⑳ 撮影日:2016/08/29 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年8月29日に飛来した蛾です。

①アミメマドガ(マドガ科アカジママドガ亜科)
網目模様が奇麗な蛾です。
外縁線から縁毛までの模様も綺麗です。
マドガ科は頭部を起こして止まる習性があるようです。

②クルマスズメ(スズメガ科)
前翅に見られる茶色の太い横線が同定ポイントになっています。
内横線・中横線・外横線の3本が目立っています。
外側にある線ほど太くなっています。
後縁から前縁に近付くほど太くなっています。
しかし,外横線の外にある亜外縁線の太さは変わりません。
腹部背には白い筋が見られます。

③モンキクロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っていて全体的に焦茶色なのでツトガ科と分かります。
焦茶色の地に淡黄色の紋があります。
似たような蛾がいますが,翅頂に近い紋の形が魚の形に似ているのでモンキクロノメイガと分かります。

④キマエアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
2016年に初めて見た蛾です。
後翅外縁中央にある黒ずんだ縁毛(青矢印)を見て未見の蛾だと気が付きました。
前翅前縁が黄色を帯びているのでキマエアオシャクと名付けられたのでしょう。

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tag : 8月に見られた蛾⑳
8月に見られた蛾⑲
2017年3月5日(日)
8月に見られた蛾⑲ 撮影日:2016/08/23~08/25 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年8月23日~8月25日に飛来した蛾です。

①オオシロテンクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
シロテンクチバに似ています。
大きな白紋から前縁までの所が白ずまないからオオシロテンクチバとしました。
幼虫はハチジョウクサイチゴ,ニガイチゴ,キイチゴの葉を食べます。

②タケカレハ(カレハガ科)
翅の色は薄褐色・茶褐色・焦茶色と変化に富んでいます。
夜間,しとしとと雨が降った翌朝には灯火に飛来する数が増えます。
左右の翅を合わせるようにして止まります。

③モントガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
桃色の紋が綺麗でいつ見ても見とれてしまいます。
初めての出会いでは何の仲間か分かりませんでした。

④マエジロアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
ヤガ科までは直ぐ分かりました。
しかし,その後コヤガ亜科と思い調べました。
下唇鬚(かしんひげ)が発達していればアツバと分かるのですが・・・。
前翅前縁が白いのでマエジロアツバと呼ばれるのでしょう。

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8月に見られた蛾⑲ 撮影日:2016/08/23~08/25 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年8月23日~8月25日に飛来した蛾です。

①オオシロテンクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
シロテンクチバに似ています。
大きな白紋から前縁までの所が白ずまないからオオシロテンクチバとしました。
幼虫はハチジョウクサイチゴ,ニガイチゴ,キイチゴの葉を食べます。

②タケカレハ(カレハガ科)
翅の色は薄褐色・茶褐色・焦茶色と変化に富んでいます。
夜間,しとしとと雨が降った翌朝には灯火に飛来する数が増えます。
左右の翅を合わせるようにして止まります。

③モントガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
桃色の紋が綺麗でいつ見ても見とれてしまいます。
初めての出会いでは何の仲間か分かりませんでした。

④マエジロアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
ヤガ科までは直ぐ分かりました。
しかし,その後コヤガ亜科と思い調べました。
下唇鬚(かしんひげ)が発達していればアツバと分かるのですが・・・。
前翅前縁が白いのでマエジロアツバと呼ばれるのでしょう。

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tag : 8月に見られた蛾⑲
ミツテンノメイガ
2017年3月4日(土)
ミツテンノメイガ 撮影日:2011/08/26,09/14,2012/06/18 場所:勿来の関
ツトガ科ノメイガ亜科のミツテンノメイガを紹介します。
黄褐色の蛾が壁に止まっています。

前翅には五つの紋があるミツテンノメイガ。
黄褐色で触角を背負っていますので,ツトガ科と分かります。
ミツテンと名にありますが,どの3つを指しているか分かりません。
でも,青矢印で示した紋の右側にある2つの淡褐色円紋を合わせているように思います。
もしそうだったら,ミツモンノメイガの方が分かりやすかったと思われます。

前翅と後翅の縁毛は全部白いミツテンノメイガ。
その3つの淡褐色紋のほかに次のような特徴があります。
①黄矢印で示した所に大小合わせて2つの半円紋があります。
②縁毛(外縁の外側に生えている毛)が白いです。
③黄色い触角に黒い斑模様があります。
④頭部を壁から離して止まる習性があります。
⑤開張12~18㎜の小さい蛾です。

上体を起こし壁から離れて止まるミツテンノメイガ。
科名 ツトガ科ノメイガ亜科
和名 ミツテンノメイガ
大きさ 開張 12~18㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島
出現月 6,8~9月
食餌動植物 幼虫は枯葉を食べます。
特徴
淡い紋 前翅に五つ 並んでる

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ミツテンノメイガ 撮影日:2011/08/26,09/14,2012/06/18 場所:勿来の関
ツトガ科ノメイガ亜科のミツテンノメイガを紹介します。
黄褐色の蛾が壁に止まっています。

前翅には五つの紋があるミツテンノメイガ。
黄褐色で触角を背負っていますので,ツトガ科と分かります。
ミツテンと名にありますが,どの3つを指しているか分かりません。
でも,青矢印で示した紋の右側にある2つの淡褐色円紋を合わせているように思います。
もしそうだったら,ミツモンノメイガの方が分かりやすかったと思われます。

前翅と後翅の縁毛は全部白いミツテンノメイガ。
その3つの淡褐色紋のほかに次のような特徴があります。
①黄矢印で示した所に大小合わせて2つの半円紋があります。
②縁毛(外縁の外側に生えている毛)が白いです。
③黄色い触角に黒い斑模様があります。
④頭部を壁から離して止まる習性があります。
⑤開張12~18㎜の小さい蛾です。

上体を起こし壁から離れて止まるミツテンノメイガ。
科名 ツトガ科ノメイガ亜科
和名 ミツテンノメイガ
大きさ 開張 12~18㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島
出現月 6,8~9月
食餌動植物 幼虫は枯葉を食べます。
特徴
淡い紋 前翅に五つ 並んでる

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tag : ミツテンノメイガ
シャンハイオエダシャク
シャンハイオエダシャク 撮影日:2011/09/23,08/08,2010/10/06 場所:勿来の関
シャクガ科エダシャク亜科のシャンハイオエダシャクを紹介します。
薄褐色の蛾が葉の上に止まっています。

前翅外縁翅頂寄りの所に黒紋があるシャンハイオエダシャク。
後翅が見えるほど前翅を開いているので,シャクガ科と分かります。
後翅外縁中央が少し出張っていて尾の様なのでオエダシャクと名付けたのでしょう。

前翅前縁には黒紋が4つ並んでいるシャンハイオエダシャク。
シャンハイオエダシャクの特徴は次の通りです。
①翅頂近くの前翅外縁に黒紋があります。
②前翅前縁に4つの黒紋が並んでいます。
③内横線・中横線・外横線が翅脈と交差する所々が黒くなっています。
④細い外横線の外側に太い帯状のものが走っています。
⑤頭部は黄土色です。

頭部が黄土色のシャンハイオエダシャク。
科名 シャクガ科エダシャク亜科
和名 シャンハイオエダシャク
大きさ 開張 21~25㎜
分布 北海道,本州,四国
出現月 6,8~9月
食餌動植物 幼虫はタチヤナギ,オノエヤナギ,ポプラ,シダレヤナギの葉を食べます。
特徴
前縁に 黒紋並ぶ オエダシャク

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シャクガ科エダシャク亜科のシャンハイオエダシャクを紹介します。
薄褐色の蛾が葉の上に止まっています。

前翅外縁翅頂寄りの所に黒紋があるシャンハイオエダシャク。
後翅が見えるほど前翅を開いているので,シャクガ科と分かります。
後翅外縁中央が少し出張っていて尾の様なのでオエダシャクと名付けたのでしょう。

前翅前縁には黒紋が4つ並んでいるシャンハイオエダシャク。
シャンハイオエダシャクの特徴は次の通りです。
①翅頂近くの前翅外縁に黒紋があります。
②前翅前縁に4つの黒紋が並んでいます。
③内横線・中横線・外横線が翅脈と交差する所々が黒くなっています。
④細い外横線の外側に太い帯状のものが走っています。
⑤頭部は黄土色です。

頭部が黄土色のシャンハイオエダシャク。
科名 シャクガ科エダシャク亜科
和名 シャンハイオエダシャク
大きさ 開張 21~25㎜
分布 北海道,本州,四国
出現月 6,8~9月
食餌動植物 幼虫はタチヤナギ,オノエヤナギ,ポプラ,シダレヤナギの葉を食べます。
特徴
前縁に 黒紋並ぶ オエダシャク

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tag : シャンハイオエダシャク
8月に見られた蛾⑱
2017年3月2日(木)
8月に見られた蛾⑱ 撮影日:2016/08/19~08/21 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年8月19日~8月21日に飛来した蛾です。

①ハイイロシャチホコ(シャチホコガ科)
翅の色は薄褐色で名前とは違っていますが,何となく灰色に見えます。
青矢印の部分が出ていてプライヤエグリシャチホコに似ています。
しかし,赤矢印で示した黒褐色の線がハイイロシャチホコにはあるので区別がつきます。

②ヨモギネムシガ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
薄いですが,青矢印の所に白い筋模様(ヒメハマキ模様)があるのでヒメハマキガ亜科です。
前翅後縁沿いにある白い紋が同定ポイントです。
しかし,この白い紋は個体差が大きいです。
写真の様に赤矢印の所で離れているもの・つながっているもの・∧の様なもの等です。

③セウスイロハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
個体差が大きい蛾です。
前翅後縁中央が薄褐色のものやこの写真の様に銀色の紋があるものが居ます。
前翅中央に突起物が見られます。

④クロエリメンコガ(ヒロズコガ科)
キイロマイコガに似ています。
それは,目と目の間が黄色くなっています。
ところが,この写真の蛾は目と目の間が黒褐色なので区別がつきます。

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8月に見られた蛾⑱ 撮影日:2016/08/19~08/21 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年8月19日~8月21日に飛来した蛾です。

①ハイイロシャチホコ(シャチホコガ科)
翅の色は薄褐色で名前とは違っていますが,何となく灰色に見えます。
青矢印の部分が出ていてプライヤエグリシャチホコに似ています。
しかし,赤矢印で示した黒褐色の線がハイイロシャチホコにはあるので区別がつきます。

②ヨモギネムシガ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
薄いですが,青矢印の所に白い筋模様(ヒメハマキ模様)があるのでヒメハマキガ亜科です。
前翅後縁沿いにある白い紋が同定ポイントです。
しかし,この白い紋は個体差が大きいです。
写真の様に赤矢印の所で離れているもの・つながっているもの・∧の様なもの等です。

③セウスイロハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)
個体差が大きい蛾です。
前翅後縁中央が薄褐色のものやこの写真の様に銀色の紋があるものが居ます。
前翅中央に突起物が見られます。

④クロエリメンコガ(ヒロズコガ科)
キイロマイコガに似ています。
それは,目と目の間が黄色くなっています。
ところが,この写真の蛾は目と目の間が黒褐色なので区別がつきます。

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tag : 8月に見られた蛾⑱
8月に見られた蛾⑰
2017年2月27日(水)
8月に見られた蛾⑰ 撮影日:2016/08/19~08/21 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年8月19日から8月21日に飛来した蛾です。

①ギンツバメ(ツバメガ科)
前翅翅頂近くに少しだけ褐色の紋があるだけで,あとは銀色の横筋だけが目立ちます。
ツトガ科のように葉の裏に止まらず,表に止まっています。
幼虫はガガイモ科の葉を食べます。

②カシワマイマイ(ドクガ科)
触角が出ていなくても翅の紋様で性別が分かります。
雌は内横線・中横線・亜外縁線などの横線が目立つ白っぽい蛾なのでこの個体は雄です。
雄は雌より一回り小さいです。

③ゴボウノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
茶褐色の地に黄褐色の筋があり触角を背負っているのでツトガ科と分かります。
ゴボウノメイガ,アズキノメイガ,アワノメイガ,オナモミノメイガ,フキノメイガは似ていて同定が難しいです。
前翅の横線が強く屈曲しているのでゴボウノメイガとしました。

④シロズアツバ(ヤガ科シタバガ亜科)
頭部が白ずんで見えるためシロズアツバと呼ばれるのでしょう。
胸部背が出張っています。
その部分が白くなる個体が多いです。

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8月に見られた蛾⑰ 撮影日:2016/08/19~08/21 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年8月19日から8月21日に飛来した蛾です。

①ギンツバメ(ツバメガ科)
前翅翅頂近くに少しだけ褐色の紋があるだけで,あとは銀色の横筋だけが目立ちます。
ツトガ科のように葉の裏に止まらず,表に止まっています。
幼虫はガガイモ科の葉を食べます。

②カシワマイマイ(ドクガ科)
触角が出ていなくても翅の紋様で性別が分かります。
雌は内横線・中横線・亜外縁線などの横線が目立つ白っぽい蛾なのでこの個体は雄です。
雄は雌より一回り小さいです。

③ゴボウノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
茶褐色の地に黄褐色の筋があり触角を背負っているのでツトガ科と分かります。
ゴボウノメイガ,アズキノメイガ,アワノメイガ,オナモミノメイガ,フキノメイガは似ていて同定が難しいです。
前翅の横線が強く屈曲しているのでゴボウノメイガとしました。

④シロズアツバ(ヤガ科シタバガ亜科)
頭部が白ずんで見えるためシロズアツバと呼ばれるのでしょう。
胸部背が出張っています。
その部分が白くなる個体が多いです。

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tag : 8月に見られた蛾⑰