9月に見られた蛾⑮
2017年1月18日(水)
9月に見られた蛾⑮ 撮影日:2016/09/08 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年9月8日に飛来した蛾です。

①モンシロクルマコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
開張23㎜の小さい蛾です。
一見,シャクガ科に見えますが,翅が厚いように感じます。
こんなときは,コヤガ類を探せば速く探すことが出来ます。
前翅前縁中央近くにある小白点を紋に見立ててモンシロクルマコヤガと名付けたのでしょう。
食餌植物のヒサカキは沢山分布しているので普通に見られる蛾です。

②チビスカシノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
スカシノメイガとクワノメイガに似にています。
似ていて同定に迷ってしまいますが,赤矢印と水色矢印で示した線の位置(外縁からの距離)で同定が楽に出来ます。
スカシノメイガとクワノメイガはそれらの位置が同じだからです。
チビスカシノメイガは赤矢印の線が水色矢印の線より離れています。

③マエジロアツバ(ヤガ科シタバガ亜科)
開張20~27㎜の小型の蛾です。
翅がに厚みがある感じなのでシャクガ科でなくヤガ科だと感じました。
下唇鬚(かしんひげ)が大きければアツバの仲間だと分かるのですが・・・。
前翅前縁が白いのでマエジロアツバと名付けられたのでしょう。
食餌植物】カワラタケ

④ナカスジシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端が覗いているのでシャチホコガ科だと分かります。
頭部の方から外縁の方へ白味を帯びた筋が体の中程にあるのでナカスジシャチホコと名付けられたのでしょう。
幼虫はバラ科の植物であるナナカマド,マメザクラの葉を食べますとなっています。
しかし,勿来の関周辺にはこれらの植物が見当たりません。
そこで,「同じバラ科であるサクラの仲間の葉を食べている。」と考えています。

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①モンシロクルマコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
開張23㎜の小さい蛾です。
一見,シャクガ科に見えますが,翅が厚いように感じます。
こんなときは,コヤガ類を探せば速く探すことが出来ます。
前翅前縁中央近くにある小白点を紋に見立ててモンシロクルマコヤガと名付けたのでしょう。
食餌植物のヒサカキは沢山分布しているので普通に見られる蛾です。

②チビスカシノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
スカシノメイガとクワノメイガに似にています。
似ていて同定に迷ってしまいますが,赤矢印と水色矢印で示した線の位置(外縁からの距離)で同定が楽に出来ます。
スカシノメイガとクワノメイガはそれらの位置が同じだからです。
チビスカシノメイガは赤矢印の線が水色矢印の線より離れています。

③マエジロアツバ(ヤガ科シタバガ亜科)
開張20~27㎜の小型の蛾です。
翅がに厚みがある感じなのでシャクガ科でなくヤガ科だと感じました。
下唇鬚(かしんひげ)が大きければアツバの仲間だと分かるのですが・・・。
前翅前縁が白いのでマエジロアツバと名付けられたのでしょう。
食餌植物】カワラタケ

④ナカスジシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端が覗いているのでシャチホコガ科だと分かります。
頭部の方から外縁の方へ白味を帯びた筋が体の中程にあるのでナカスジシャチホコと名付けられたのでしょう。
幼虫はバラ科の植物であるナナカマド,マメザクラの葉を食べますとなっています。
しかし,勿来の関周辺にはこれらの植物が見当たりません。
そこで,「同じバラ科であるサクラの仲間の葉を食べている。」と考えています。

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