9月に見られた蛾⑦
2017年1月8日(日)
9月に見られた蛾⑦ 撮影日:2016/09/03 場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関の灯火へ2016年9月3日に飛来した蛾です。

①テングイラガ(イラガ科)
前翅長が10㎜以下の小さい蛾です。
上から見ると橙色の菱形紋が同定のポイントになります。
頭部を横から見ると,下唇鬚(かしんひげ)が上方へ反り返っています。
それが天狗の鼻のようなのでテングイラガと名付けられたのでしょう。

②ウスムラサキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
クロウスムラサキノメイガに似ています。
しかし,それは前脚の黒く見える所が膨らんでいるので区別がつきます。

③セスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
羽化したばかりの個体は黒い地に薄褐色の紋様が映えて奇麗に見えます。
頭部から腹端まで白い筋模様があるのでセスジナミシャクと名付けられたのでしょう。
勿来の関には幼虫の食餌植物であるアケビ,ミツバアケビが普通に分布していますのでセスジナミシャクは普通に見られます。

④ナカキシャチホコ(シャチホコガ科)
一見何の仲間か分かりませんが,赤矢印で示したように後翅が前縁よりはみ出していますのでシャチホコガ科だろうと見当がつきます。
前翅前縁中央が白くなっています。
その左右の白くなった部分を結ぶような薄褐色の帯模様が見られます。
ルリモンシャチホコに似ています。

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①テングイラガ(イラガ科)
前翅長が10㎜以下の小さい蛾です。
上から見ると橙色の菱形紋が同定のポイントになります。
頭部を横から見ると,下唇鬚(かしんひげ)が上方へ反り返っています。
それが天狗の鼻のようなのでテングイラガと名付けられたのでしょう。

②ウスムラサキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
クロウスムラサキノメイガに似ています。
しかし,それは前脚の黒く見える所が膨らんでいるので区別がつきます。

③セスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
羽化したばかりの個体は黒い地に薄褐色の紋様が映えて奇麗に見えます。
頭部から腹端まで白い筋模様があるのでセスジナミシャクと名付けられたのでしょう。
勿来の関には幼虫の食餌植物であるアケビ,ミツバアケビが普通に分布していますのでセスジナミシャクは普通に見られます。

④ナカキシャチホコ(シャチホコガ科)
一見何の仲間か分かりませんが,赤矢印で示したように後翅が前縁よりはみ出していますのでシャチホコガ科だろうと見当がつきます。
前翅前縁中央が白くなっています。
その左右の白くなった部分を結ぶような薄褐色の帯模様が見られます。
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