ウスヅマクチバ
2016年6月30日(木)
ウスヅマクチバ 撮影日:2011/04/15,10/18,2016/06/29 場所:勿来の関
ヤガ科エグリバ亜科のウスヅマクチバを紹介します。
窓枠の隅に黒ずんだ蛾が止まっています。あまり見掛けない蛾です。
シャッターを押そうとすると,レンズが前後にズコズコ動きます。こんなときはピントが合っていない写真になります。そこで,懐中電灯を取り出し周囲を明るくして撮っています。

当てる光の条件によって色調ががらりと変わるウスヅマクチバ。
すると,胸部の毛の部分と中央の黒ずんだ所が青紫に光って写りました。光の当て方を変えたり,もっと明るい所で写したりすれば,きらきらと輝いて写る奇麗な蛾です。

翅頂近くには黒い円紋が有るウスヅマクチバ。
外縁側が白っぽくて色が薄いからウスヅマクチバと名付けられたのでしょう。
最近,ウスヅマクチバはシタバガ亜科からエグリバ亜科へ移動しました。横から見ると黒っぽい帯の部分が凹み白い亜外縁線の所で盛り上がっているので抉られた感じです。
だから,移動した訳は頷けます。

懐中電灯の光を当てて写すと青紫になったウスヅマクチバ。
科名 ヤガ科エグリバ亜科(シタバガ亜科から移動しました。)
和名 ウスヅマクチバ
大きさ 開張 36~44㎜
分 布 本州,四国,九州,対馬
出現月(羽化する月) 7~8,4~5月
食餌動植物 幼虫はネムノキの葉を食べます。 成虫はクヌギやコナラの樹液です。
特徴 新鮮な個体は青紫の光沢があり綺麗です。
きらきらと 紫色に 光ります

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ウスヅマクチバ 撮影日:2011/04/15,10/18,2016/06/29 場所:勿来の関
ヤガ科エグリバ亜科のウスヅマクチバを紹介します。
窓枠の隅に黒ずんだ蛾が止まっています。あまり見掛けない蛾です。
シャッターを押そうとすると,レンズが前後にズコズコ動きます。こんなときはピントが合っていない写真になります。そこで,懐中電灯を取り出し周囲を明るくして撮っています。

当てる光の条件によって色調ががらりと変わるウスヅマクチバ。
すると,胸部の毛の部分と中央の黒ずんだ所が青紫に光って写りました。光の当て方を変えたり,もっと明るい所で写したりすれば,きらきらと輝いて写る奇麗な蛾です。

翅頂近くには黒い円紋が有るウスヅマクチバ。
外縁側が白っぽくて色が薄いからウスヅマクチバと名付けられたのでしょう。
最近,ウスヅマクチバはシタバガ亜科からエグリバ亜科へ移動しました。横から見ると黒っぽい帯の部分が凹み白い亜外縁線の所で盛り上がっているので抉られた感じです。
だから,移動した訳は頷けます。

懐中電灯の光を当てて写すと青紫になったウスヅマクチバ。
科名 ヤガ科エグリバ亜科(シタバガ亜科から移動しました。)
和名 ウスヅマクチバ
大きさ 開張 36~44㎜
分 布 本州,四国,九州,対馬
出現月(羽化する月) 7~8,4~5月
食餌動植物 幼虫はネムノキの葉を食べます。 成虫はクヌギやコナラの樹液です。
特徴 新鮮な個体は青紫の光沢があり綺麗です。
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tag : ウスヅマクチバ
ハイイロチョッキリ雌
2016年6月29日(水)
ハイイロチョッキリ雌 撮影日:2016/06/29 場所:勿来の関
甲虫目チョッキリゾウムシ科のハイイロチョッキリ雌を紹介します。
昨日は,ハイイロチョッキリの雄を紹介しました。
しかし,その雄から5m暗い離れた所には2匹の似たような昆虫が居たのです。投稿した後で写真を開きますと,何とハイイロチョッキリの雌であることが分かりました。

長い吻の先には雄と同じく2つのY字刺があるハイイロチョッキリ雌。
まず,触角の先端を見ました。
①三つ瘤状のものがついています。→ゾウムシ科でなくチョッキリゾウムシ科
次に前胸部の刺の有無を確かめました。
②一対の刺がありません。→雄でなく雌

前胸部には一対の刺が無く触角の先端は三つ瘤状になっているのでハイイロチョッキリ雌と分かります。
最初の写真からゾウの鼻ように長い吻の先にはY字状の刺が出ていることが分かります。これは雄と同じです。
科名 甲虫目チョッキリゾウムシ科
和名 ハイイロチョッキリ
大きさ 体長 9㎜
分布 本州,四国,九州
出現 ?~10月
食餌動植物 幼虫はコナラやクヌギの実を食べます。成虫はそれらの葉を食べます。
特徴 秋にコナラやクヌギの実に卵を産み,小枝についたまま切り落とします。
どちらにも 吻の先には 刺がある

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ハイイロチョッキリ雌 撮影日:2016/06/29 場所:勿来の関
甲虫目チョッキリゾウムシ科のハイイロチョッキリ雌を紹介します。
昨日は,ハイイロチョッキリの雄を紹介しました。
しかし,その雄から5m暗い離れた所には2匹の似たような昆虫が居たのです。投稿した後で写真を開きますと,何とハイイロチョッキリの雌であることが分かりました。

長い吻の先には雄と同じく2つのY字刺があるハイイロチョッキリ雌。
まず,触角の先端を見ました。
①三つ瘤状のものがついています。→ゾウムシ科でなくチョッキリゾウムシ科
次に前胸部の刺の有無を確かめました。
②一対の刺がありません。→雄でなく雌

前胸部には一対の刺が無く触角の先端は三つ瘤状になっているのでハイイロチョッキリ雌と分かります。
最初の写真からゾウの鼻ように長い吻の先にはY字状の刺が出ていることが分かります。これは雄と同じです。
科名 甲虫目チョッキリゾウムシ科
和名 ハイイロチョッキリ
大きさ 体長 9㎜
分布 本州,四国,九州
出現 ?~10月
食餌動植物 幼虫はコナラやクヌギの実を食べます。成虫はそれらの葉を食べます。
特徴 秋にコナラやクヌギの実に卵を産み,小枝についたまま切り落とします。
どちらにも 吻の先には 刺がある

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tag : ハイイロチョッキリ雌