アトキハマキ
2016年2月16日(火)
アトキハマキ 撮影日:2011/06/22,2012/10/16 場所:勿来の関
ハマキガ科 ハマキガ亜科のアトキハマキを紹介します。
ハマキガ科は個体変異が大きく同定に迷ってしまいます。このカタカケハマキもその例に漏れず,外縁沿いの紋や胸部にある「ハ」の字紋が違っています。
ところがそれよりも困ったことに,アトキハマキとカタカケハマキの雄は似ていて同定に戸惑います。

私はこの蛾をカタカケハマキと思ってしまいました。でも,アトキハマキ雄であることに気が付きました。
でもやっと違いを見つけ同定することが出来ました。最初の写真を中心に説明します。
頭を上にして見たとき
①黄矢印の所に焦茶色の紋があります。 ・・・アトキハマキ
②黄矢印の所に焦茶色の紋がありません。 ・・・カタカケハマキ

同定のポイントは黄矢印で示した所です。そこがこの様に焦茶色をしていれば雄のアトキハマキです。
その外の特徴は次の通りです。
③胸部に褐色の「ハ」の字紋があります。
④「ハ」の字紋の外縁方向にダイヤ紋があります。
⑤前翅前縁よりも少し後縁に寄った所には焦茶色の筋模様(水色矢印)があります。
⑥雄も雌も円みのある翅頂(黄緑矢印)が大きく外に出張っています。

アトキハマキの雌は,この様に地色が薄褐色なので同定が楽です。雄も雌も翅頂は円く外に出張っています。。
科名 ハマキガ科 ハマキガ亜科
和名 アトキハマキ
大きさ 開張 雄17~25 雌21~30
分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
出現月(羽化する月) 5~9月
食餌動植物 幼虫はリンゴ,ナシ,サクラ,モミジ,モミ,ミヤマシキミ,フタリシズカ,ドクダミ,イヌシデの葉を食べます。
特徴 ダイヤ紋の左右の端に焦茶色の紋があるのでカタカケハマキと区別がつきます。
ダイヤ紋 左右の端に 焦茶紋

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アトキハマキ 撮影日:2011/06/22,2012/10/16 場所:勿来の関
ハマキガ科 ハマキガ亜科のアトキハマキを紹介します。
ハマキガ科は個体変異が大きく同定に迷ってしまいます。このカタカケハマキもその例に漏れず,外縁沿いの紋や胸部にある「ハ」の字紋が違っています。
ところがそれよりも困ったことに,アトキハマキとカタカケハマキの雄は似ていて同定に戸惑います。

私はこの蛾をカタカケハマキと思ってしまいました。でも,アトキハマキ雄であることに気が付きました。
でもやっと違いを見つけ同定することが出来ました。最初の写真を中心に説明します。
頭を上にして見たとき
①黄矢印の所に焦茶色の紋があります。 ・・・アトキハマキ
②黄矢印の所に焦茶色の紋がありません。 ・・・カタカケハマキ

同定のポイントは黄矢印で示した所です。そこがこの様に焦茶色をしていれば雄のアトキハマキです。
その外の特徴は次の通りです。
③胸部に褐色の「ハ」の字紋があります。
④「ハ」の字紋の外縁方向にダイヤ紋があります。
⑤前翅前縁よりも少し後縁に寄った所には焦茶色の筋模様(水色矢印)があります。
⑥雄も雌も円みのある翅頂(黄緑矢印)が大きく外に出張っています。

アトキハマキの雌は,この様に地色が薄褐色なので同定が楽です。雄も雌も翅頂は円く外に出張っています。。
科名 ハマキガ科 ハマキガ亜科
和名 アトキハマキ
大きさ 開張 雄17~25 雌21~30
分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
出現月(羽化する月) 5~9月
食餌動植物 幼虫はリンゴ,ナシ,サクラ,モミジ,モミ,ミヤマシキミ,フタリシズカ,ドクダミ,イヌシデの葉を食べます。
特徴 ダイヤ紋の左右の端に焦茶色の紋があるのでカタカケハマキと区別がつきます。
ダイヤ紋 左右の端に 焦茶紋

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