クロスジシロコブガ

2016年2月29日(月)
クロスジシロコブガ 撮影日:2013/05/16,201508/27,/09/03 場所:勿来の関

 コブガ科コブガ亜科のクロスジシロコブガを紹介します。

 この蛾は何の仲間か見当がつきますか。見当がつかないときは,圧倒的に数が多いヤガ科かシャクガ科を調べる事になってしまいます。
 でも,翅を左右に開いてないのでシャクガ科の仲間ではないだろうと予想します。
クロスジシロコブガ
縁毛が綺麗に生え揃っているので羽化して間もないと思われるクロスジシロコブガ。その証拠に前翅の紋様が綺麗です。
 次に運が良く翅に瘤状の突起が見つかれば,コブガ科を探せば速く似た画像が見つかります。
 2枚目の写真では桃矢印の所に瘤状の突起が見られます。その外にも翅頂近くにも瘤状の突起が見られます。その外にも褐色の帯状紋にいくつか見られます。
 この様に翅に瘤が見られる仲間をまとめてコブガ科としたのでしょう。

クロスジシロコブガ
写真を拡大して注意深く見ますと瘤状状突起が複数見られるクロスジシロコブガ
下の写真の蛾と違って太鼓のばちの様な紋が不明瞭です。

 その外の特徴として,クロスジシロコブガには赤矢印で示したように太鼓を打つばちの様な紋が見られます。あいにく2番目の蛾の様に不明瞭なものもいて個体差があります。

クロスジシロコブガ
上の写真の蛾と違って太鼓のばちの様な紋が明瞭なクロスジシロコブガ。

 科名 コブガ科コブガ亜科
 和名 クロスジシロコブガ
 大きさ 前翅長 6~8㎜
 分布 本州,四国,九州,,対馬,屋久島,沖縄
 出現月(羽化する月) 4~9月
 食餌動植物 幼虫はシロツメクサ,スギナの葉を食べます。
 特徴 

ポイントは 翅の中程に 帯模様


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トビモンシロコブガ

2016年2月28日(日)
トビモンシロコブガ 撮影日:2015/07/30 場所:勿来の関

 コブガ科コブガ亜科のトビモンシロコブガを紹介します。

 トビモンシロコブガは2010年から蛾の観察を開始してから初めて見る蛾です。
トビモンシロコブガ
瘤状の突起が複数見られるトビモンシロコブガ
 2番目の写真のように真上から写した写真ですとヤガ科に見えてしまいますが,斜めから写した写真には瘤状の突起が複数写っています。この事からこの蛾はコブガ科の仲間と分かります。

トビモンシロコブガ
上から写した画像では瘤状突起に気が付かなければヤガ科に見えてしまうトビモンシロコブガ。
 主な特徴は次の通りです。
 ①外横線と思われる少し太めの横線と外縁との間に白い波状紋が3つ見られます。
 ②翅頂付近に白い半月状の紋があります。
 ③前翅半分より頭部に寄った所には瘤状の突起が複数見られます。
 トビモンシロコブガとは鳶色(褐色)の紋がある白っぽいコブガという意味でしょう。

トビモンシロコブガ
翅頂近くに半月状の白紋と外縁近くに3つの波状紋があるトビモンシロコブガ。

 科名 コブガ科コブガ亜科
 和名 トビモンシロコブガ
 大きさ 開張 15~21㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 暖地5月,寒地7~8月
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 特徴 瘤状の突起が複数見られます。

ポイントは 波状紋と 白い筋


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ヒメサザナミハマキ

2016年2月27日(土)
ヒメサザナミハマキ 撮影日:2012/04/21 場所:勿来の関

 ハマキガ科ハマキガ亜科のヒメサザナミハマキを紹介します。

 釣鐘形の蛾を見てハマキガ科と分かりました。しかし,いくらハマキガ科を探してもそっくりな画像がありません。
ヒメサザナミハマキ
さざなみ紋は越冬型であることを意味するヒメサザナミハマキ
 前翅前縁の中央に見られる焦茶色紋は同じでも,白っぽい地色に見られる小さな茶褐色の筋模様(さざなみ紋)が無いのです。しかし,「富山県産蛾類博物館」にそっくりな画像が出ていました。
 HP「多摩蛾廊」によると越冬型は変異が激しく,さざなみ紋があるタイプと無いタイプがあるそうです。

ヒメサザナミハマキ
頭部が茶色であることが同定ポイントとなるヒメサザナミハマキ
 この様にハマキガ科は個体変異が大きく同定に苦労します。
 もう一つ確信が持てないことかありました。それは出現月でした。「みんなで作る日本蛾類図鑑」では,6月からになっているのです。でも,「富山県産蛾類博物館」で成虫確認時期を4月となっていたので安心しました。おそらく成虫で越冬した個体なのでしょう。

ヒメサザナミハマキ
前翅には瘤状の突起物が見られるヒメサザナミハマキ。

 科名 ハマキガ科ハマキガ亜科
 和名 ヒメサザナミハマキ
 大きさ 開張 13~16㎜
 分布 本州,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~7,10~成虫越冬
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 特徴 越冬型にはさざなみ紋があるタイプと無いタイプがあります。
     頭部が茶色です。

ポイントは さざ波紋に 頭が茶色


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シロテンエダシャク

2016年2月26日(金)
シロテンエダシャク 撮影日:2014/03/04,03/15,2015/03/12,2012/03/19 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のシロテンエダシャクを紹介します。

 シロテンエダシャクは早春に現れる蛾で今年(2016年)は2月15日と例年より一月早く出現しました。前日は,春一番が吹いたため暖かい日でした。その翌日だったから出現したのでしょう。
シロテンエダシャク
櫛歯状の触角を持つので雄のシロテンエダシャクです。
 シャクガ科は似たような紋様が多く同定に苦労しますが,シロテンエダシャクは青矢印の所に白い紋があるので区別がつきます。ただし,個体差があってその白い紋がはっきりしないものもいます。

シロテンエダシャク
青矢印の所に白い紋が見られるのが同定のポイントとなっているシロテンエダシャク。
 別種かと思ってしまうほど中横線が明瞭なものと不明瞭なものがいます。
 雄と雌は触角を見れば分かります。雄は触角の根元から櫛歯状のものが生えていて雌は糸状だからです。

シロテンエダシャク
中横線が太くて明瞭なため別種かと間違いやすいシロテンエダシャク雄。櫛歯状の触角を持っているので雄と分かります。
 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 シロテンエダシャク
 大きさ 前翅長 18~23㎜
 分布 北海道,本州,伊豆諸島三宅島,伊豆諸島八丈島,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 3~5月
 食餌動植物 幼虫はウラジロガシ,クリ,リンゴ,フジの葉を食べます。
 特徴 櫛歯状の触角を持つのは雄で,雌は糸状です。

ポイントは 外縁そばの 白い紋

シロテンエダシャク
中横線が太くて明瞭なシロテンエダシャク雌。触角が櫛歯状でありませんから雌だと分かります。腹部がふくれています。

シロテンエダシャク
中横線が不明瞭なシロテンエダシャク雌。腹部がふくれています。


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ジョウビタキ

2016年2月25日(木)
ジョウビタキ 撮影日:2016/02/25 場所:北茨城市

 ヒタキ科ツグミ亜科のジョウビタキを紹介します。

 雄の頭は銀白色なので,雌との区別は簡単です。
 ジョウビタキのジヨウとは銀白色の髪をいい,ヒタキとは火打ち石をたたいたときのような音を出すことから名前がつきました。

 翼に白紋があることからモンツキドリと呼ぶ地方があります。
 単独で行動しているのをよく見ています。集団でいるところは見ていません。
ジョウビタキ
①あら,こんにちは。見掛けない人ですが・・・
 こんにちは。今日,用があって側を通ったので寄らせてもらいました。


ジョウビタキ
②僕,ここで餌を探しているんだ。沢山はいないけど,結構腹一杯になるんだよ。ここは。

ジョウビタキ
③僕の仲間はどこでえさをさがしているんだろう。ここに来れば良いのに。

ジョウビタキ
④それにしても遅いな。相棒は。

ジョウビタキ
⑤あんまり遅いから心配になってきちゃったな。

 科名 ヒタキ科ツグミ亜科
 和名 ジョウビタキ  方言モンツキドリ
 大きさ 全長 15cm
 分布 冬,全国に渡来します。
 繁殖地 チベットから中国東北部,沿海州,バイカル湖周辺
 特徴 翼に白斑があり,雄の頭は銀白色で腹は赤茶色です。


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シロフヒメケンモン

2016年2月24日(水)
シロフヒメケンモン 撮影日:2012/06/23 場所:勿来の関

 ヤガ科ケンモンヤガ亜科のシロフヒメケンモンを紹介します。

 シロフヒメケンモンは,1度しか見ていない蛾です。21時15分の頃,電話ボックスに止まっているのを見たことから考えると,その時間帯前後に灯火に飛来し明け方前には飛び去ってしまうのでしょう。
シロフヒメケンモン
中央に見える焦茶色の紋がカメのような形のシロフヒメケンモン
 紋様や斑紋には多少個体差があります。後縁に平行な黒筋が「X」字のように見える蛾です。
 幼虫はミズナラの葉を食べますが,勿来の関には分布していません。それにも関わらず生息していることを考えるとコナラを食べているように思われます。

シロフヒメケンモン
手掛かりは「X」字紋と白い紋だったシロフヒメケンモン。更に,後角近くの薄褐色の紋も大切なポイントです。

 科名 ヤガ科ケンモンヤガ亜科
 和名 シロフヒメケンモン
 大きさ 開張 30~34㎜
 分布 北海道,本州
 出現月(羽化する月) 7月
 食餌動植物 幼虫はミズナラの葉を食べます。
 特徴 後翅が半透明です。

ポイントは X紋と 白い紋


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マダラスキバヒメハマキ

2016年2月23日(火)
マダラスキバヒメハマキ 撮影日:2012/04/15 場所:北茨城市

 ハマキガ科ハマキガ亜科のマダラスキバヒメハマキを紹介します。

 写真を撮ってから4年近く名前が分からないでいました。何しろヒメハマキガ亜科には何と569種余りもいるので探すのが億劫になっていたからです。それでも,三回ほどヒメハマキガ亜科を探したのです。
 しかし,今日(2016/02/23),やっと名前が分かりました。
マダラスキバヒメハマキ
上の方から写した写真でも前翅前縁に沿って縞模様が見えるのでヒメハマキガ亜科の蛾であることが分かるマダラスキバヒメハマキ
 前翅前縁沿いの縞模様からヒメハマキガ亜科までは分かっていましたので,よく整理されている「四国産蛾類図鑑」のヒメハマキガ亜科1から探すことにしたのです。そして,ついにヒメハマキガ亜科3の中から見つけ出すことが出来ました。

マダラスキバヒメハマキ
やはりその縞模様(ヒメハマキガ模様)は横から写した写真の方がよく分かるマダラスキバヒメハマキ
 見つけ出すポイントとなったのは,翅頂にある円い紋でした。翅中央にある半円形の黒褐色紋も手掛かりになりましたが,ハマキガ科は個体変異が大きいのでそっくりな画像はなかなか見つかりません。でも似た画像があり安心しました。
 後翅が半透明なことから,名前に「スキバ」がついているようです。

マダラスキバヒメハマキ
同定のポイントとなったのは翅頂にある円い紋だったマダラスキバヒメハマキ。

 科名 ハマキガ科ハマキガ亜科
 和名 マダラスキバヒメハマキ
 大きさ 開張 15~18㎜
 分布 本州(関東以南),四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
 出現月(羽化する月) 3~4,10~成虫越冬?月
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 特徴 後翅が半透明です。

ポイントは 翅頂にある 円い紋


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ホソオビヒゲナガ

2016年2月22日(月)
ホソオビヒゲナガ 撮影日:2012/06/10,06/24,07/10 場所:勿来の関

 ヒゲナガガ科のホソオビヒゲナガを紹介します。

 この蛾を見て驚いたのは,とても触角が長いことです。何と雄は体長の2.5倍もあるのです。飛んでいるときよく邪魔にならものだと思います。
ホソオビヒゲナガ
触角の根元から赤矢印まで黒い毛で覆われているホソオビヒゲナガ雌。赤矢印から先の方は白くなっています。
 ホソオビヒゲナガの雌雄は触角を見れば分かります。その違いは次の通りです。
 ①雌は最初の写真のように根元から半分まで黒い毛で覆われていて太くなっています。
  赤矢印あたりがほぼ中央で先の方は白くなっています。
 ②雄の触角は根元から先まで同じ太さのように見えます。

ホソオビヒゲナガ
一方,根元から先まで同じ太さであるホソオビヒゲナガ雄。触角の長さは何と体長の2.5倍もあります。
 幼虫の食餌動植物は,まだ分かっていないようです。しかし,成虫は2枚目の写真から花の蜜を食用にしているようです。
 ホソオビヒゲナガの雌は蛾として珍しいことに雌が灯火に飛来してきます。
 赤紫の地に黄色の筋があり,頭部が橙色をしたなかなか洒落た蛾です。

ホソオビヒゲナガ
頭部は橙色で,翅は赤紫の地に黄色の帯がある洒落た蛾のホソオビヒゲナガ。

 科名 ヒゲナガガ科
 和名 ホソオビヒゲナガ
 大きさ 開張14~17㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 4~7月
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 特徴 雌の触角は根元から半分が黒い毛で覆われています。

雄と雌 触角見てて 気が付いた


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tag : ホソオビヒゲナガ

ホソウスバフユシャク

2016年2月21日(日)
ホソウスバフユシャク 撮影日:2016/02/20,2014/01/13 場所:勿来の関

 シャクガ科フユシャク亜科のホソウスバフユシャクを紹介します。

 勿来の関ではクロテンフユシャクのように普通に見られる蛾ではありません。2014年に写真を撮っていましたが斑紋の特徴がつかめず同定出来ずにいました。
ホソウスバフユシャク
クロテンフユシャクにしては黒点が小さく,ウスモンフユシャクにしては黒点があり同定に苦労したホソウスバフユシャク
 今年になって,ウスモンフユシャクに似ている蛾を見つけました。いろいろ調べているうちに次のことからホソウスバフユシャクと同定しました。
 ①水色矢印の所に黒点があります。(長くて筋状態に見えます。)
 ②赤矢印の所にも黒点があります。
 ③桃矢印の所にも黒点があります。(クロテンフユシャクよりも小さいです。)

ホソウスバフユシャク
水色矢印にある黒点に気が付きやっと同定出来たホソウスバフユシャク。
 桃矢印の所の黒点が大きければクロテンフユシャクと区別がつかなくなるほど似ているホソウスバフユシャクです。

ホソウスバフユシャク
上の写真と同じく3矢印の場所に黒点があるのでホソウスバフユシャクと同定しました。

 科名 シャクガ科フユシャク亜科
 和名 ホソウスバフユシャク
 大きさ ♂前翅長12~17㎜ ♀体長8~9㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 2~3月
 食餌動植物 幼虫はツノハシバミ,ダケカンバ,コナラ,クヌギ,カシワ,シラカシ,クリ,ケヤキ,エノキ,リンゴの葉を食べます。
 特徴 Inurois属では最後の方に出現します。冬の終わりを告げる蛾です。

ポイントは 黒点あるぞ 脈上に


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セウスイロハマキ

2016年2月20日(土)
1098セウスイロハマキ 撮影日:2014/05/22,2012/08/20,2011/05/21 場所:勿来の関

 ハマキガ科 ハマキガ亜科のセウスイロハマキを紹介します。

 前翅長が10㎜にも満たない小さな蛾です。似た種が居ないので同定は楽です。
セウスイロハマキ
翅頂近くには銀色光沢の小点が見られるセウスイロハマキ。その点より頭部に寄った所には2小点が斜めに並んでいます。
 次のような特徴が見られます。
 ①前翅中央に黒味を帯びた小さな3つの突起物が「へ」の字に並んでいます。
 ②銀色光沢の筋模様が見られる個体が居ます。
 ③翅頂付近に銀色光沢の小点が見られる個体があります。
 ④その銀色光沢の小点より少し頭部に寄った所に黒味を帯びた2つの小突起物が斜めに並んでいます。

セウスイロハマキ
前翅長中頃にある黒みを帯びた3小突起が「へ」の字に並んでいるセウスイロハマキ
 勿来の関では食餌植物のキイチゴ,ハギ,モミジイチゴ,クサイチゴは法面に普通に見られる植物です。ですから,セウスイロハマキは珍しい蛾ではありません。

セウスイロハマキ
銀色光沢の筋模様が見られるセウスイロハマキ。
 科名 ハマキガ科 ハマキガ亜科
 和名 セウスイロハマキ
 大きさ 開張 11~17㎜
 分布 北海道,本州,伊豆諸島,小笠原,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
 出現月(羽化する月) 4~11月
 食餌動植物 幼虫はキイチゴ,イチゴ類,ハギ,,クマイチゴ,モミジイチゴ,クサイチゴの葉を食べます。
 特徴 幼虫はイチゴ類, ハギの葉を束ねます。

ポイントは 中頃にある 3突起

セウスイロハマキ
銀色光沢の筋模様面積が一番広いセウスイロハマキ。


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tag : セウスイロハマキ

ウスグロフユハマキ

2016年2月19日(金)
ウスグロフユハマキ 撮影日:2012/12/22,12/14 場所:勿来の関

 ハマキガ科 ハマキガ亜科のウスグロフユハマキを紹介します。

 この蛾を見て何の仲間か分からず苦労しました。初めは,メイガ科を次にヤガ科を探しました。しかし,見つけることが出来ず,やっとの事でハマキガ科から探し当てることが出来ました。
ウスグロフユハマキ
同定ポイントは何といっても前翅中頃にある黒い帯のウスグロフユハマキ
 早春に出現するハイイロフユハマキに似ているところがありますが,次のようなところが違うので区別がつきます。
 ①前翅半ばより少し頭部に近い所に黒みのある帯が見られます。
 ②ウスグロフユハマキの出現は10~11月で,ハイイロフユハマキは2~3月です。

ウスグロフユハマキ
胸部背には短い毛が立っているウスグロフユハマキ。
 科名 ハマキガ科 ハマキガ亜科
 和名 ウスグロフユハマキ
 大きさ 開張 雄21~24 雌23~25㎜
 分布 北海道,本州
 出現月(羽化する月) 10~11月
 食餌動植物 幼虫はカシワの葉を食べます。
 特徴 同じ仲間としては,冬出現するウスオビハイイロフユハマキや早春に出現するハイイロフユハマキがいます。

ウスグロフユハマキ
黒い帯の内側には白い縁取りがあるウスグロフユハマキ。1枚目の写真と同一蛾です。

ポイントは 中頃にある 黒い帯


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tag : ウスグロフユハマキ

カバカギバヒメハマキ

2016年2月18日(木)
カバカギバヒメハマキ 撮影日:2013/05/10 場所:勿来の関

 ハマキガ科 ハマキガ亜科のカバカギバヒメハマキを紹介します。

 緩やかな坂道を歩いていると,突然,道端から茶褐色の鮮やかな蛾が飛び出して道路に止まりました。
 初めて見る蛾なので慎重に近付いて写しました。画像を見てヒメハマキガ亜科の蛾であることが分かりました。それは,赤矢印から赤矢印までの間に縞模様(私はこの模様をヒメハマキ模様と呼んでいます。)があるからです。
カバカギバヒメハマキ
赤矢印から赤矢印までの間に縞模様があるのでハマキガ科ヒメハマキガ亜科に属する蛾と分かるカバカギバヒメハマキ
 名前にあるカバとは樺色(かばいろ)のことでやや明るい茶色を指しています。カバの次にあるカギバとは鉤羽(かぎば)のことで翅頂が鋭く尖っているからです。
 ヒメハマキ模様を横から撮ろうとしたら逃げられてしまいました。

カバカギバヒメハマキ
そのヒメハマキ模様を横から写そうとしたら逃げてしまったカバカギバヒメハマキ

 科名 ハマキガ科 ハマキガ亜科
 和名 カバカギバヒメハマキ
 大きさ 開張 16~20㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 4~6月
 食餌動植物 幼虫はコナラ,ミズナラの葉を食べます。
 特徴 雄雌で斑紋が違います。地色は橙色から赤紫まで見られます。

日に映えて 樺色綺麗 カバカギバ


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tag : カバカギバヒメハマキ

マツアトキハマキ

2016年2月17日(水)
マツアトキハマキ 撮影日:2012/05/31,08/22,08/23 場所:勿来の関

 ハマキガ科 ハマキガ亜科のマツアトキハマキを紹介します。

 マツアトキハマキは個体変異が大きいうえに,雄と雌では斑紋が違うのですから同定に時間がかかります。
マツアトキハマキ
紋様が複雑なので雌のマツアトキハマキと思われます。地色がほんのりと赤紫を帯びています。
 雄の斑紋は簡単なので,2枚目と3枚目の蛾が雄で,最初のものは斑紋が複雑なので雌と思われます。
 勿来の関で見られる雄は,翅中央に「M」字紋が見られます。

マツアトキハマキ
紋様が簡単なので雄と思われるマツアトキハマキ。翅中央にはM字紋が見られます。
 地色も個体差があって橙色から赤紫まで見られます。勿来の関のマツアトキハマキの地色は赤紫のものが多い傾向にあります。

マツアトキハマキ
これも紋様が簡単なのでマツアトキハマキ雄と思われます。地色は橙色の所も赤紫の所も見られます。

 科名 ハマキガ科 ハマキガ亜科
 和名 マツアトキハマキ
 大きさ 開張 雄18~23㎜ 雌22~31㎜
 分布 北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 4~9月
 食餌動植物 幼虫はマツ類,モミ,スギ,アカマツ,イチイ,カラマツ,トドマツ,エゾマツ,ドイツトウヒ,ストローブマツの葉を食べます。
 特徴 雄雌で斑紋が違います。地色は橙色から赤紫まで見られます。

M字紋 雄にはあるぞ くっきりと



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tag : マツアトキハマキ

アトキハマキ

2016年2月16日(火)
アトキハマキ 撮影日:2011/06/22,2012/10/16 場所:勿来の関

 ハマキガ科 ハマキガ亜科のアトキハマキを紹介します。

 ハマキガ科は個体変異が大きく同定に迷ってしまいます。このカタカケハマキもその例に漏れず,外縁沿いの紋や胸部にある「ハ」の字紋が違っています。
 ところがそれよりも困ったことに,アトキハマキとカタカケハマキの雄は似ていて同定に戸惑います。
アトキハマキ
私はこの蛾をカタカケハマキと思ってしまいました。でも,アトキハマキ雄であることに気が付きました。
でもやっと違いを見つけ同定することが出来ました。最初の写真を中心に説明します。
 頭を上にして見たとき
 ①黄矢印の所に焦茶色の紋があります。 ・・・アトキハマキ
 ②黄矢印の所に焦茶色の紋がありません。 ・・・カタカケハマキ

アトキハマキ
同定のポイントは黄矢印で示した所です。そこがこの様に焦茶色をしていれば雄のアトキハマキです。
 その外の特徴は次の通りです。
 ③胸部に褐色の「ハ」の字紋があります。
 ④「ハ」の字紋の外縁方向にダイヤ紋があります。
 ⑤前翅前縁よりも少し後縁に寄った所には焦茶色の筋模様(水色矢印)があります。
 ⑥雄も雌も円みのある翅頂(黄緑矢印)が大きく外に出張っています。

アトキハマキ
アトキハマキの雌は,この様に地色が薄褐色なので同定が楽です。雄も雌も翅頂は円く外に出張っています。。

 科名 ハマキガ科 ハマキガ亜科
 和名 アトキハマキ
 大きさ 開張 雄17~25 雌21~30
 分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~9月
 食餌動植物 幼虫はリンゴ,ナシ,サクラ,モミジ,モミ,ミヤマシキミ,フタリシズカ,ドクダミ,イヌシデの葉を食べます。
 特徴 ダイヤ紋の左右の端に焦茶色の紋があるのでカタカケハマキと区別がつきます。

ダイヤ紋 左右の端に 焦茶紋


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tag : アトキハマキ

ベニスズメ

2016年2月15日(月)
ベニスズメ 撮影日:2011/08/02,06/15 場所:勿来の関

 スズメガ科ホウジャク亜科のベニスズメを紹介します。

 先日紹介しました蛾よりもこちらをモモスズメと名付けたいほど桃色に近い色をしています。初めて見つけたとき,こんな綺麗な色の蛾が居るなんてとても信じられない気持ちでした。
ベニスズメ
灯火にしがみついていたベニスズメを写しやすい場所に移動しようとしたら下に落ちてしまいました。
 勿来の関で見たベニスズメの幼虫はアカバナの葉を食べていました。オオマツヨイグサも同じアカバナ科の植物なので食餌植物にしているのでしょう。

ベニスズメ
灯火に飛来し高い所に止まっていたので網でとらえたベニスズメ。表より裏の方が色鮮やかであることが分かります。
 オオマツヨイグサやツリフネソウの花の蜜は花の奥にありますから,ベニスズメの口はきっとそれに合わせて長いものと思われます。

ベニスズメ
網をあけても逃げようとせず,ずっと網にしがみついていたベニスズメ。

 科名 スズメガ科ホウジャク亜科
 和名 ベニスズメ
 大きさ 開張 55~65㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,沖縄
 出現月(羽化する月) 4~9月
 食餌動植物 幼虫はオオマツヨイグサ、ツキミソウ、フクシャ、ゴデジャ、ヤナギラン、ツリフネソウホウセンカ、キツリフネ、ミソハギ、エゾミソハギ、カワラマツバ、ブドウ、スカシタゴボウ、シロツメクサの葉を食べます。
 特徴 樹液や灯火に飛来します。

ベニスズメ 胸腹の紅 綺麗なり


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tag : ベニスズメ

ヒカゲヒメハマキ

2016年2月14日(日)
ヒカゲヒメハマキ 撮影日:2013/05/29,06/01 場所:勿来の関

 ハマキガ科ヒメハマキガ亜科のヒカゲヒメハマキを紹介します。

 この蛾は一目見て何の仲間か分かります。昨日紹介した蛾のように前縁に縦縞模様が並んでいるからです。私はこの模様をヒメハマキ模様と名前をつけて呼んでいます。ヒメハマキガ亜科特有の目印だからです。
ヒカゲヒメハマキ
背と前縁に沿った部分が白いヒカゲヒメハマキ
 昨日,投稿する文を書いていて気が付いたことですが,止まっているときの翅形が独特です。特に外縁に近い所が腹部の方に凹んでいます。
 詰まり凹みが見られれば,ヒメハマキ亜科の蛾だということになります。

ヒカゲヒメハマキ
前翅前縁に見られる縦の縞模様がヒメハマキガ亜科の仲間を示しているヒカゲヒメハマキ
 ハマキガ科ヒメハマキガ亜科の特徴
 ①前縁に沿って縦縞模様があります。
 ②腹部の方に翅が凹みます。

ヒカゲヒメハマキ
外縁が腹の方に凹んでいるのもヒメハマキガ亜科の仲間を示しているヒカゲヒメハマキ。

 科名 ハマキガ科ヒメハマキガ亜科
 和名 ヒカゲヒメハマキ
 大きさ 前翅長 14~18㎜
 分布 北海道,本州,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~8月
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 特徴 前縁にヒメハマキ紋が並んでいます。

前縁に 白い縦縞 並んでる


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tag : ヒカゲヒメハマキ

クワヒメハマキ

2016年2月13日(土)
クワヒメハマキ 撮影日:2013/07/12,2012/09/11 場所:勿来の関

 ハマキガ科ヒメハマキガ亜科のクワヒメハマキを紹介します。

 この蛾の同定にも苦労しました。何の仲間か皆目見当がつかなかったからです。でも,今は目印を見つけたので直ぐ分かります。
クワヒメハマキ
触角が翅の上に乗っていてもツトガ科・メイガ科ではなくハマキガ科の蛾であるクワヒメハマキ
 その目印は上からよりも横から見た方が分かりやすいです。分かりやすいように最後の写真で説明します。前翅前縁翅頂から半分頃まで,対になった白い短線が6つほど並んでいます。この紋がヒメハマキ紋(私が説明しやすいように名付けました。)といって,この紋があればヒメハマキガ亜科であることを意味します。

クワヒメハマキ
ツトガ科・メイガ科の蛾の翅は,この蛾のように外縁の中ほどが腹の方に凹みません。
初めて見たときは何の仲間か見当がつかなかったクワヒメハマキ

 クワヒメハマキの食餌植物はクワ・ヤマグワです。花は目立ちませんが実は赤から次第に黒紫色に熟し食べられます。食べると口が黒くなり何を食べたか分かってしまいますが甘くて美味しい実です。

クワヒメハマキ
前縁に沿って白い短線(違う色の場合もあります。)が並んでいればヒメハマキ亜科の蛾と分かるクワヒメハマキ。

 科名 ハマキガ科ヒメハマキガ亜科
 和名 クワヒメハマキ
 大きさ 前翅長 19~22㎜
 分布 北海道,本州,四国,対馬
 出現月(羽化する月) 6~8月
 食餌動植物 幼虫はクワ,ヤマグワの葉を食べます。
 特徴 前縁にヒメハマキ紋が並んでいます。

ポイントは 前縁並ぶ 縞模様


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tag : クワヒメハマキ

ムラサキツマキリアツバ

2016年2月12日(金)
ムラサキツマキリアツバ 撮影日:2015/06/13,2014/05/30,2011/06/04 場所:勿来の関

 ヤガ科ツマキリアツバ亜科のムラサキツマキリアツバを紹介します。

 昨日紹介しましたウンモンツマキリアツバに似ていまして同定が難航しました。やっと違いを見つけて同定出来ましたのでその根拠をあげて説明します。
ムラサキツマキリアツバ
線状の亜外縁線(赤矢印)や大きく張り出した外横線(黄緑矢印)が目立つムラサキツマキリアツバ
 亜外縁線の様子
 ①前翅の亜外縁線(赤矢印から赤矢印)が線になっています。途中薄くなっていて切れているように見える所があります。
 ②その赤矢印から赤矢印までのところが白く縁取られています。ここが重要なポイントです。

ムラサキツマキリアツバ
3枚の写真とも紋様がはっきりしているムラサキツマキリアツバ
 外横線の様子
 ③黄緑矢印で示したように大きく外縁の方へ張り出しています。

 紋様がはっきりしています。
 ④外横線が濃く,紋様と紋様の境がはっきりしています。

 これら①から④の観点からブログやHPを見るとムラサキツマキリアツバとウンモンツマキリアツバを混同しているサイトがあることに気付きました。

ムラサキツマキリアツバ
亜外縁線には白い縁取りがあるムラサキツマキリアツバ

 科名 ヤガ科ツマキリアツバ亜科
 和名 ムラサキツマキリアツバ
 大きさ 前翅長 13㎜
 分布 北海道(南部),本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~8月
 食餌動植物 幼虫はスイカズラ、ヒョウタンボクの葉を食べます。
 特徴 ウンモンツマキリアツバに似ています。ムラサキツマキリアツバは紋様がはっきりしています。

ポイントは はっきりしてる 紋様と 亜外縁線 白縁取りと


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tag : ムラサキツマキリアツバ

ウンモンツマキリアツバ

2016年2月11日(木)
ウンモンツマキリアツバ 撮影日:2011/06/06,06/22,06/29 場所:勿来の関

 ヤガ科ツマキリアツバ亜科のウンモンツマキリアツバを紹介します。

 ウンモンツマキリアツバにはムラサキツマキリアツバという似ている種が居まして,同定にとても時間がかかりました。
 外横線(赤矢印)と亜外縁線の間に半月状の白紋があってそっくりに見えていました。しかし,何回も見比べている内に両者の違いに気が付きました。
ウンモンツマキリアツバ
前翅には点状の黒い亜外縁線が並んでいるウンモンツマキリアツバ
 その違いは次のようです。
 ・外横線が特徴で大きく曲がっていますが,その角度が違います。
  ①ほぼ90°くらいです。    ・・・ウンモンツマキリアツバ
  ②90°より小さいです。(鋭角)・・・ムラサキツマキリアツバ

ウンモンツマキリアツバ
外横線(赤矢印)が途中で大きく曲がりますがほぼ90°くらいであるウンモンツマキリアツバ。
 ・前翅亜外縁線の様子が違います。
  ③黒い点状です。                ・・・ウンモンツマキリアツバ
  ④前翅前縁から特徴まで白い縁取りのある黒線です。・・・ムラサキツマキリアツバ

 ・紋様の様子が違います。
  ⑤特に外横線が黒くて明瞭です。
  ⑥全体的に紋様が不明瞭です。

ウンモンツマキリアツバ
この蛾よりも上の2匹は外横線(赤矢印)が割とはっきりしているウンモンツマキリアツバ。全体的に紋様がはっきりしません。

 科名 ヤガ科ツマキリアツバ亜科
 和名 ウンモンツマキリアツバ
 大きさ 前翅長 15~18㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 4~6,7~8月
 食餌動植物 幼虫はイボタノキの葉を食べます。
 特徴 ムラサキツマキリアツバに似ていて混同してしまいます。

ポイントは はっきりしない 紋様が

明日は混同しがちなムラサキツマキリアツバです。


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tag : ウンモンツマキリアツバ

モモスズメ

2016年2月10日(水)
モモスズメ 撮影日:2013/05/29,07/06,2011/07/10 場所:勿来の関

 スズメガ科ウチスズメ亜科のモモスズメを紹介します。

 勿来の関でモモスズメは普通に見られます。それは幼虫の餌となる植物が沢山分布しているからです。ソメイヨシノをはじめとしてヤマザクラ・ウワミズザクラが生育しているからです。
モモスズメ
後翅前半の桃色が美しいモモスズメ。おそらくこの理由でモモスズメと名付けられたのでしょう。
 ところで,何故この蛾をモモスズメと名付けたのでしょう。
 私は,幼虫が桃を食べるからだろうとばかり思っていました。ところが,最初の写真を見た瞬間,それだけではないと思いました。
 命名者は後翅の桃色があまりにも綺麗だったのでモモスズメと名付けたのでしょう。

モモスズメ
似た種が居ますが前翅後縁沿いに走る紫を帯びた紋が目印となっているモモスズメ。
 クチバスズメやヒメクチバスズメと似ていて迷いますが,モモスズメには前翅後縁沿いに走る紫褐色の紋があるので区別がつきます。
 最後の交尾写真を見てどちらが雌か分かりますか。
 1枚目と2枚目は腹部の中央が膨らまずに筒状になっています。ところが,3枚目の下に位置する蛾だけは腹部の中央が膨らんでいます。雌の腹の中に無数の卵が入っているから膨らんでいます。
 従って,下の方に位置する蛾が雌のモモスズメです。

モモスズメ
腹部中央が膨らんでいる下に位置する方が雌と思われるモモスズメ。実際は写真左が上になっています。

 科名 スズメガ科ウチスズメ亜科
 和名 モモスズメ
 大きさ 開張 70~90㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~8月
 食餌動植物 幼虫はウメ,モモ,サクラ,アンズ,スモモ,リンゴ,ナシ,ニワウメ,ヤマブキ,マルメロ,ビワ,カイドウ,ウワミズザクラ,ニシキギ,ツゲ,ハコネウツギの葉を食べます。 成虫は何も食べません。
 特徴 後翅の前半は桃色です。

モモスズメ 後翅の桃の 美しさ


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tag : モモスズメ

ツマジロツマキリアツバ

2016年2月9日(火)
ツマジロツマキリアツバ 撮影日:2012/08/18,06/11,2011/06/21 場所:勿来の関

 ヤガ科ツマキリアツバ亜科のツマジロツマキリアツバを紹介します。

 止まっている格好を見れば,だいたい何の仲間か分かる蛾が居ます。この蛾がそれに当たります。
 ①前翅前縁を上に折り曲げて止まっています。
 ②下唇鬚(顔の前方に突き出た鼻のように見えるもの)が大きく発達しています。
 この様な姿の蛾はヤガ科ツマキリアツバ亜科のなかまです。
ツマジロツマキリアツバ
後翅外縁線沿いに矢羽根のような白い斑が並び綺麗に見えるツマジロツマキリアツバ
 褐色~薄褐色の地に白い斑が並んでいる奇麗な蛾です。特に後翅外縁線沿いに並ぶ模様は矢羽根のように見えて綺麗です。この端の部分が白いのでツマジロツマキリアツバ(端白ツマキリアツバ)と呼ばれるのでしょう。

ツマジロツマキリアツバ
顔の前に鼻のように突き出た下唇鬚(かしんひげ)が発達していて前翅前縁を折り曲げているツマジロツマキリアツバ。
 ツマジロツマキリアツバをどこもぼかさずに写すには工夫が必要です。前縁が折れ曲がっていますので,真上からではどうしてもぶれてしまう所が出て来ます。少し離れて腹端後方から狙えばぼける部分が少なくなります。

ツマジロツマキリアツバ
斜め後方から狙うとぶれが少なくなり下唇鬚(かしんひげ)も格好良く写せるツマジロツマキリアツバ。

 科名 ヤガ科ツマキリアツバ亜科
 和名 ツマジロツマキリアツバ
 大きさ 前翅長 11~12㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~9月
 食餌動植物 幼虫はトネリコの葉を食べます。
 特徴 前縁を上に折り曲げて止まります。

外縁に 白い斑並ぶ 綺麗さや


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tag : ツマジロツマキリアツバ

ムラサキヒメクチバ

2016年2月8日(月)
ムラサキヒメクチバ 撮影日:2013/06/19,06/02,2011/06/08 場所:勿来の関

 ヤガ科シタバガ亜科のムラサキヒメクチバを紹介します。

 赤矢印の細長い薄い紋は見られないものが多い傾向にあります。水色矢印で示した紋だけがあるムラサキヒメクチバが多いです。
ムラサキヒメクチパ
珍しいことに胸部背の毛が青いムラサキヒメクチバ
 一見,リンゴツマキリアツバに似ています。しかし,赤矢印から水色矢印の所の紋が違うので区別は簡単です。
 ①ムラサキヒメクチバ ・・・細長い紋(赤矢印や水色矢印)があります。
 ②リンゴツマキリアツバ・・・三角形の紋があります。

ムラサキヒメクチパ
赤矢印の紋は細くて目立ちませんが水色矢印の紋は太くて目立っているムラサキヒメクチバ

ムラサキヒメクチパ
真ん中の写真の蛾は名前のように紫色を帯びていますが上と下の蛾は薄褐色を帯びているムラサキヒメクチバ。

 科名 ヤガ科シタバガ亜科
 和名 ムラサキヒメクチバ
 大きさ 開張 23~28㎜
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~9月
 食餌動植物 幼虫はテイカカズラの葉を食べます。 成虫は果実を食べます。
 特徴 

珍しや 胸に青い毛 あるなんて


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tag : ムラサキヒメクチバ

クロシラフクチバ

2016年2月7日(日)
クロシラフクチバ 撮影日:2014/06/22,2013/06/14 場所:勿来の関

 ヤガ科シタバガ亜科のクロシラフクチバを紹介します。

 個体変異が大きい上にシラフクチバやアヤシラフクチバに似ていて同定は難しい種です。
 地色は暗褐色で黒く見えるからクロシラフクチバと名付けられたのでしょう。
クロシラフクチバ
小白点(黄矢印)が目立っているクロシラフクチバ。亜外縁線の内側は暗紫色です。
 でも,次のような特徴からクロシラフクチバと同定しました。
 ①2つの赤矢印で示した白筋横帯の間に小白点(黄矢印)があります。
 ②2つの赤矢印で示した白筋横帯は前縁に近い所で濃くなりますが,不明瞭な傾向があります。
 ③亜外縁線の内側には暗紫色の帯があります。
 ④地色が黒い傾向にあります。

クロシラフクチバ
2本の白筋横帯(赤矢印)が割合明瞭なクロシラフクチバ。特に前縁付近で明瞭になっています。
<以前のアヤシラフクチバの記事はこちらです。>
<以前のシラフクチバ記事はこちらです。>

クロシラフクチバ
2本の白筋横帯が不明瞭なクロシラフクチバ。でも,前縁に近い所では僅かに濃くなっています。

 科名 ヤガ科シタバガ亜科
 和名 クロシラフクチバ
 大きさ 開張 53㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~10月
 食餌動植物 幼虫はモミジイチゴ、ノイバラ、カシワ、エビガライチゴの葉を食べます。
 特徴 前縁近くで2つの白筋白帯は濃くなる傾向がありますが,全体に不明瞭です。

ポイントは ぼけた白筋 黒地色


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tag : クロシラフクチバ

アヤシラフクチバ

2016年2月6日(土)
アヤシラフクチバ 撮影日:2012/07/07,2014/07/07 場所:勿来の関

 ヤガ科シタバガ亜科のアヤシラフクチバを紹介します。

 クロシラフクチバやシラフクチバとアヤシラフクチバは似ていて同定は難しい種です。
アヤシラフクチバ
3つの矢印で示した所を総合して判断し同定したアヤシラフクチバ
 でも,目立った特徴が3つあるのでなんとか同定しました。それらは次の通りです。
 ①3種類の中では亜基線(水色矢印)がはっきりしている傾向にあります。
 ②白横帯が前縁近くで消えるあたりに小さい円形の紋(赤色矢印)があります。
 ③亜外縁線から外側は薄褐色になっています。
 これらの3つを総合してアヤシラフクチバと同定しました。

アヤシラフクチバ
上から見ただけでは分かりませんが横から見ると胸部の部分が盛り上がっていることが分かるアヤシラフクチバ。
 何故この蛾の名前にアヤがついているか調べました。アヤシラフクチバを漢字で表せば綾白斑朽葉となるでしょう。頭についている綾は,斜めに走る模様を意味します。白横帯が水平でなく斜めになっているからアヤシラフクチバと呼ぶのでしょうか。
 この仲間の白横帯は斜めになっていますので,もっと上手く名前をつけてほしかったと思います。

アヤシラフクチバ
白斑端の円紋が上の蛾より小さいアヤシラフクチバ。

 科名 ヤガ科シタバガ亜科
 和名 アヤシラフクチバ
 大きさ 開張 53㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~8月
 食餌動植物 幼虫はミズナラ,ブナ,イヌブナ,コナラ,クヌギ,カシワ,アラカシ,ウバメガシの葉を食べます。
 特徴 前翅の白横帯は前縁近くで消えます。その消える当たりに白紋(赤矢印)があります。

ポイントは 白い斑端の 円紋と 亜外縁線 外側の色


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tag : アヤシラフクチバ

ウスモモイロアツバ

2016年2月5日(金)
ウスモモイロアツバ 撮影日:2011/09/24,09/28,2015/06/12 場所:勿来の関

 ヤガ科カギアツバ亜科のウスモモイロアツバの雌を紹介します。

 薄桃色の地に淡い色の紋様がある蛾ですが,色調は個体差があります。
ウスモモイロアツバ
上から見たとき中央から頭の方へ寄った所に山形紋があるウスモモイロアツバ
 ウスモモイロアツバには,濃色の紋が3つあります。
 ①前翅後縁中央から頭部へ寄った所に山形の褐色紋があります。
 ②翅頂から頭部へ寄った所に三角紋があります。
 ③その三角紋の腹に近い所に筋状の紋があります。

ウスモモイロアツバ
どの写真の蛾も外横線が一番外縁に近いあたりに濃褐色の筋があるウスモモイロアツバ。

ウスモモイロアツバ
翅頂より頭に近い前縁には濃褐色紋があるウスモモイロアツバ。

科名 ヤガ科カギアツバ亜科
 和名 ウスモモイロアツバ
 大きさ 開張 20~27㎜
 分布 本州(関東地方以南),四国,九州
 出現月(羽化する月) 4~7,9~10月
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。 成虫は花の蜜です。
 特徴 前翅後縁中央より頭に近い方に山形の褐色紋があります。

ポイントは 背中央の 山の紋


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tag : ウスモモイロアツバ

エゾギクキンウワバ

2016年2月4日(木)
エゾギクキンウワバ 撮影日:2010/08/20 場所:北茨城市水沼ダム

 ヤガ科キンウワバ亜科のエゾギクキンウワバの雌を紹介します。

 キンウワバ亜科の仲間は胸部や腹部背に鶏冠のような毛が3つほど立っています。胸部背が一番大きく腹端に近いほど小さくなります。
エゾギクキンウワバ
胸部や腹部の背には立派な毛が立っているエゾギクキンウワバ
 この写真のような紋があるエゾギクキンウワバの同定は楽です。この蛾に似た紋を持つ種類の蛾がいないからです。
 このエゾギクキンウワバの前翅中央には短剣あるいは刀に似た白紋があります。このような細長い白紋はキンウワバの仲間には見られません。

エゾギクキンウワバ
前翅中央にある細長い白紋が同定ポイントであるエゾギクキンウワバ。
 しかし,この紋には次のような3つの型があるのでこの写真のようなタイプでなかったら同定は困難です。
 ①細長い短剣紋(同定は楽です。)
 ②点状紋
 ③紋が消失
 エゾギクキンウワバの幼虫が食べる物は全て草本です。
 この様に個体差が大きい理由は,食餌植物が草本だからだと私は思っています。

エゾギクキンウワバ
キンウワバの仲間の撮影は真上からよりも横や斜め上からが上手く表現できるエゾギクキンウワバ。

 科名 ヤガ科キンウワバ亜科
 和名 エゾギクキンウワバ
 大きさ 開張 29~33㎜
 分布 北海道,本州,伊豆諸島,小笠原,四国,九州,対馬,沖縄
 出現月(羽化する月) 6~10月
 食餌動植物 幼虫はエゾギク,ヒメジョオン,アレチノギク,キンセンカ,ダリア,セイタカアワダチソウ,ゴマナ,ヒルガオの葉を食べます。 成虫は花の蜜です。
 特徴 前翅中央の白紋は点状になるものや消失しているものまであります。

ポイントは 刀に似てる 長い紋


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tag : エゾギクキンウワバ

ミツモンキンウワバ

2016年2月3日(水)
ミツモンキンウワバ 撮影日:2011/09/24,2013/09/10 場所:勿来の関

 ヤガ科キンウワバ亜科のミツモンキンウワバの雌を紹介します。

 昨日紹介しましたギンボシキンウワバは同定が楽でしたが,今日のミツモンキンウワバは似ている種(イチジクキンウワバ)がいるので注意が必要です。
 同定のポイントは外横線の曲がり方にあります。
 ①赤矢印で示したように,大きく頭部の方に曲がります。
 ②黄矢印で示した所(後縁近く)で僅かに外縁の方に曲がっています。
ミツモンキンウワバ
白紋と白線紋だけ目立っていたため少し下の細長い紋には気が付かずにいたので何故ミツモンキンウワバというか分からずにいました。
 一方,イチジクキンウワバの特徴は次の通りです。
 ①赤矢印で示した付近での曲がり方は頭部の方にあんまり張り出しません。
 ②後縁付近で全然曲がらず真っ直ぐです。

ミツモンキンウワバ
擦れた個体や写す角度が悪いと金色に写らないミツモンキンウワバ
 何故この蛾がミツモンキンウワバと名付けられたか暫く分からないでいました。今回,ミツモンキンウワバを投稿するに当たりよく写真を見てその訳が分かりました。
 今までは桃矢印より上の2つの紋しか目に入っていなかったから訳が分からなかったのです。よく見れば桃矢印の下にも細長い紋があるではありませんか。

ミツモンキンウワバ
外横線が赤矢印のように大きく出っ張るミツモンキンウワバ

 科名 ヤガ科キンウワバ亜科実
 和名 ミツモンキンウワバ
 大きさ 開張 32~35㎜
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 7~10月
 食餌動植物 幼虫はニンジン、ゴボウ、ダイズ、ワタ、ミゾソバの葉を食べます。
 特徴 イチジクキンウワバに似ています。

ポイントは 外横線の 曲がり方



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tag : ミツモンキンウワバ

ギンボシキンウワバ

2016年2月2日(火)
ギンボシキンウワバ 撮影日:2012/06/16 場所:勿来の関

 ヤガ科キンウワバ亜科のギンボシキンウワバの雌を紹介します。

 キンウワバ亜科の仲間には似たような紋様の蛾がいて同定に困ってしまいます。しかし,このギンボシキンウワバは迷わずに同定出来出来る種です。
ギンボシキンウワバ
胸部から腹部背にかけて鶏冠のような立っている毛が目立つギンボシキンウワバ
 その理由は白色紋にあります。頭部に近い方の紋はオタマジャクシに見えますが,足が生えているような感じだからです。

ギンボシキンウワバ
紫色に見える所は薄褐色の所ですがLED懐中電灯で照らすと色が変わるギンボシキンウワバ。
 キンウワバ亜科の仲間は胸部から腹部背に鶏冠のように見える毛が立っています。
 光の当たり具合で金色に輝くときとそうでないときがあります。白色LED懐中電灯で照らすと紫色に光る部分があることが分かりました。

ギンボシキンウワバ
似た仲間がいて同定に迷うギンボシキンウワバ。でも,オタマジャクシのような紋があるので簡単に同定出来ます。

 科名 ヤガ科キンウワバ亜科
 和名 ギンボシキンウワバ
 大きさ 前翅長 約16㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 6~10月
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 特徴 2つの白紋の内,頭部に近い方はオタマジャクシに似ていて足が生えたように見えます。

ポイントは 足が生えてる 紋があり


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キボシアツバ

2016年2月1日(月)
キボシアツバ 撮影日:2013/08/29,09/02 場所:勿来の関

 ヤガ科カギアツバ亜科(旧シタバガ亜科)のキボシアツバの雌を紹介します。

 閉じた翅形が三角形で長い下唇鬚(かしんひげ)を持つのはヤガ科アツバ亜科の蛾です。
 この蛾は茶褐色で地味ですが,頭部と腎状紋の橙色がアクセントになって印象に残ります。
キボシアツバ
頭部が黄橙でまるで黄色い帽子を被ったようなのでキボシアツバと名付けられたのでしょう。
 頭部が橙色で黄色の帽子を被ったように見えるから,キボシアツバと名付けられたのでしょう。

キボシアツバ
閉じた翅が三角形で発達した下唇鬚(かしんひげ)を持つのはアツバ亜科に属するキボシアツバ。
 食餌植物のクズは法面に生育している樹木をおおうほど生い茂っています。でも,その割にキボシアツバが見られるのは多くありません。

キボシアツバ
落ち着いた地色と力強さを感じる外横線を持つキボシアツバ。

 科名 ヤガ科カギアツバ亜科(旧シタバガ亜科)
 和名 キボシアツバ
 大きさ 開張20~22㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州,'対馬
 出現月(羽化する月) 5~8月
 食餌動植物 幼虫はヤブマメ、クズの葉を食べます。
 特徴 頭部と腎状紋は黄褐色です。雄の触角は微毛状です。

ポイントは 頭と紋が 黄橙


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