ハイイロホソバノメイガ

2016年1月31日(日)
ハイイロホソバノメイガ 撮影日:2012/07/09,2011/07/20 場所:勿来の関

 ツトガ科ノメイガ亜科のハイイロホソバノメイガの雌を紹介します。

 翅の上に触角を乗せていますので,直ぐツトガ科かメイガ科と分かる蛾です。
 しかし,そうでありながら環状紋や腎状紋のようなものが見られる不思議な蛾です。
ハイイロホソバノメイガ
翅の上に触角があることからツトガ科・メイガ科と分かるハイイロホソバノメイガ。でも,環状紋や腎状紋のようなものが見える不思議な蛾です。
 地の色が灰白色(3枚の写真とも少し緑色を帯びているように見えます)と灰褐色の2つの型があるようです。どちらかというと前者の方が多いようです。

ハイイロホソバノメイガ
少し前翅の幅が狭く感じるようなハイイロホソバノメイガ
 止まるときにはほとんど腹部を出しています。その開いた分を差し引くと前翅の幅は狭く,ホソバノメイガと名付けた意味が分かります。

ハイイロホソバノメイガ
緑色を帯びた地に不明瞭な内横線と外横線が見られるハイイロホソバノメイガ。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 ハイイロホソバノメイガ
 大きさ 開張12㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州,'対馬
 出現月(羽化する月) 6~8月
 食餌動植物 幼虫はヒルガオ科(サツマイモ),キク科の葉を食べます。
 特徴 灰色の地に内横線と外横線の二筋と00暗褐色の鱗粉が散在しています。

ポイントは 灰色の翅と 2本筋


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クシヒゲムラサキハマキ

2016年1月30日(土)
クシヒゲムラサキハマキ 撮影日:2010/09/15,2013/08/28,2015/07/13 場所:勿来の関

 ハマキガ科ハマキガ亜科のクシヒゲムラサキハマキの雌を紹介します。

 黒紫色の小さな翅に薄水色の小斑点が散在する蛾です。暗い所で写すと最後の写真のように翅半分が黒くなってしまいクシヒゲムラサキハマキの大切な特徴である薄水色の小斑点が消えてしまいます。
クシヒゲムラサキハマキ
薄水色の小斑点が散在するクシヒゲムラサキハマキ
 触角は糸状でなく短い毛が生えている鋸歯状です。それで,クシヒゲムラサキハマキと名付けられたのでしょう。

クシヒゲムラサキハマキ
触角に短い櫛歯が生えていて名前のいわれになったと思われるクシヒゲムラサキハマキ。
 胸部背には鶏冠のように見える毛が立っています。

クシヒゲムラサキハマキ
触角が翅の上にあってメイガ科・ツトガ科の様に見えますが翅形が釣鐘形なのでハマキガ科であるクシヒゲムラサキハマキ。

 科名 ハマキガ科ハマキガ亜科
 和名 クシヒゲムラサキハマキ
 大きさ 開張14~21㎜
 分布 本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 5~9月
 食餌動植物 幼虫はソヨゴ、アオミズ、イタドリ、フタリシズカの葉を食べます。
 特徴 黒ずんだ紫色の翅に薄水色の斑点が散在しています。触角には小さな櫛歯が見られます。

ポイントは 小斑点 散在す


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クロテンフユシャク

2016年1月29日(金)
クロテンフユシャク 撮影日:2016/01/28,01/29 場所:勿来の関

 シャクガ科フユシャク亜科のクロテンフユシャクの雌を紹介します。

 昨日,勿来の関にある建物の壁を見ましたらフユシャクの雌が止まっています。翅のないフユシャクとの出会いは,シロオビフユシャクやチャバネフユエダシャクに次いで三度目です。無翅でも足を動かして逃げるのは速いので慎重に撮りました。
クロテンフユシャク
クロテンフユシャクの雌と思われます。体長は9㎜です。最後の写真の雌とは違い色白で鱗のような皺模様があります。
 直ぐ脇に居たクロテンフユシャクの雄も入れて写真を撮ったのは,おそらく交尾後間もないと思ったからです。
 ウスバフユシャク・クロテンフユシャク・ウスモンフユシャクの雌は翅が無く外見だけで判断するのは不可能だからです。

クロテンフユシャク
交尾後間もなく少し離れたクロテンフユシャクの雄と雌だと思っています。
 この雄は次のような特徴からクロテンフユシャクと同定しました。
 ①黒点が大きく明瞭です。
 ②外横線が桃矢印の所で折れ曲がっています。
 ③内横線が赤矢印から赤矢印まで緩く曲がっています。

 この写真の雄と雌は,交尾後間もない個体だとすれば,雌の方もクロテンフユシャクとなります。

クロテンフユシャク
下の雌とは体色も皺の様子も違うクロテンフユシャクの雄と雌。
 腹端についている毛(以後尾毛)は産卵後卵の上に被せます。寒さを防ぐためと思われます。
 この日にはもう1匹雌のフユシャクが居ました。こちらは体色が黒ずんでいてわずかに小さい雌でした。私はウスバフユシャクかウスモンフユシャクのどちらかだと思っています。

クロテンフユシャク
2016/01/28に2種類のフユシャク雌が壁に止まっていたのですが,こちらはクロテンフユシャクの雌ではないと思われます。
体長は7㎜,体色は黒ずんでいて鱗のような皺模様がないからです。


 科名 シャクガ科フユシャク亜科
 和名 クロテンフユシャク
 大きさ ♂前翅長12.5~19㎜  ♀体長9-11㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬7
 出現月(羽化する月) 12~3月
 食餌動植物 幼虫はオニグルミ,アカシデ,クマシデ,ブナ,クリ,コナラ,クヌギ,ミズナラ,アラカシ,ケヤキ,ヤマモミジ,ヤマツツジの葉を食べます。成虫は何も食べません。
 特徴 ウスバフユシャク・クロテンフユシャク・ウスモンフユシャクの雌は無翅です。見た目で判断するのは不可能です。

脇に居た 雄で名前を 推測す


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ミツボシキバガ

2016年1月28日(木)
ミツボシキバガ 撮影日:2012/07/03,07/04,07/02,2013/06/12 場所:勿来の関

 ミツボシキバガ科のミツボシキバガを紹介します。

 ミツボシキバガはヒマラヤスギキバガに似ています。しかし,勿来の関周辺には食餌植物であるヒマラヤスギが生育していないのでその可能性はないと思います。
ミツボシキバガ
黒点が桃矢印で示した所でほぼ直角になるように並んでいるミツボシキバガ
 翅色は黄土色から茶褐色まであります。
 触角には黒くて細い線が無数にあります。
 後角から外縁に沿って更には前縁の途中まで黒点列があります。

ミツボシキバガ
立派な下唇鬚(かしんひげ)を持ったミツボシキバガ。
 前翅に3つの黒ずんだ点があるのでミツボシキバガと直ぐ分かります。この3つの点は桃矢印で示した所でほぼ直角になるように並んでいます。
 横の方向から見ると小さな体にも関わらず発達した下唇鬚(かしんひげ)があるので驚きます。

ミツボシキバガ
このような茶褐色のミツボシキバガもいます。
 最後の写真のものはAutosticha sp.の可能性があります。それは頭に近い方の黒点が1つしかないからです。

ミツボシキバガ
黒点が2つなのでAutosticha sp.の可能があるミツボシキバガに似ている蛾。

 科名 ミツボシキバガ科
 和名 ミツボシキバガ
 大きさ 開張 12~16mm
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 7~9月
 食餌動植物 幼虫は枯葉を食べます。
 特徴 ほぼ直角になるように3つの頂点が並びます。

直角に 黒点3つ 並んでる


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グミオオウスツマヒメハマキ

2016年1月27日(水)
グミオオウスツマヒメハマキ 撮影日:2012/08/21,2013/05/05 場所:勿来の関

 ハマキガ科ヒメハマキガ亜科のグミオオウスツマヒメハマキを紹介します。

 前翅長が10㎜程度の小さな蛾にこんな大きな目がついているとは驚きです。
 胸部背に鶏冠のような立った毛が見られます。
グミオオウスツマヒメハマキ
前縁に沿ってヒメハマキ模様がある目の大きいグミオオウスツマヒメハマキ
 外縁に沿って幅広い白帯が見られます。幼虫はグミ類の葉を食べ翅頂の色が薄褐色~灰色帯びているので,グミオオウスツマヒメハマキと名付けられたのでしょう。

グミオオウスツマヒメハマキ
胸部背には鶏冠のような立っている毛が見られるグミオオウスツマヒメハマキ。
 最初の写真を見ると触角が翅の上に乗っているのでメイガ科かツトガ科のように見えますが,前縁に沿って縞模様(銀色)があるのでヒメハマキガ亜科に属する蛾だと分かります。

グミオオウスツマヒメハマキ
こんなくすんだ色のものもいるグミオオウスツマヒメハマキ。

 科名 ハマキガ科ヒメハマキガ亜科
 和名 グミオオウスツマヒメハマキ
 大きさ 開張 16~22mm
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 4~9月
 食餌動植物 幼虫はグミ類の葉を食べます。
 特徴 翅は黄を帯びた茶色で外縁に沿った幅広い白帯があります。胸部背に鶏冠のような立った毛があります。

背に立つ毛 外に白帯 円らな目


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プライヤハマキ

2016年1月26日(火)
プライヤハマキ 撮影年:2012,2013,2015 場所:勿来の関

 ハマキガ科ハマキガ亜科のプライヤハマキを紹介します。

 同じ種でこれ程までに変異が大きいとは知りませんでした。次のような個体変異が見られます。
プライヤハマキ
夏型のプライヤハマキ。黄橙色を帯びて突起物が見られるのが夏型の特徴です。2012/08/23撮影

プライヤハマキ
突起物は黄橙色が濃い筋に沿ってほぼ分布している夏型のプライヤハマキ。2012/08/31撮影

プライヤハマキ
前縁には焦茶色紋が3つ並んでいる越冬型(②A)のプライヤハマキ。2013/03/16撮影

プライヤハマキ
小黒点が少ない越冬型(②B)のプライヤハマキ。2015/04/01撮影

プライヤハマキ
釣鐘形で外縁から3分の1あたりが少し凹む夏型のプライヤハマキ。2012/07/18撮影

プライヤハマキ
小突起物が少し見られる越冬型(C)のプライヤハマキ。2012/12/15撮影

 ①夏型は黄橙色で翅に目立つ突起物が筋に沿って複数見られます。
 ②越冬型は前縁に焦茶紋が3つ見られるものと翅全体に白い筋が見られるものがあります。突起物はあっても小さいです。
  A小黒点が沢山あり地は黄褐色
  B小黒点が少しあり地は薄褐色
  C小黒点が少しあり翅は黒褐色

 プライヤハマキの翅形は釣鐘形で外縁から3分の1辺りで少し凹みます。

 科名 ハマキガ科ハマキガ亜科
 和名 プライヤハマキ
 大きさ 開張 14~18mm
 食餌動植物 幼虫はクヌギ,コナラ,ミズナラ,アラカシ,カシワの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~8,9~12月,(1~5月に見られるのは越冬型)
 特徴 夏型と個体変異が大きい越冬型があり,夏型は目立つ鱗隆起があります。

越冬は 個体変異が 大きいぞ


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tag : プライヤハマキ

モンシロルリノメイガ

2016年1月25日(月)
モンシロルリノメイガ 撮影日:2014/07/19,2013/07/06 場所:勿来の関

 ツトガ科ノメイガ亜科のモンシロルリノメイガ(秋型)を紹介します。

 モンシロルリノメイガ幼虫の食餌動植物はウツギです。勿来の関には道路法面にウツギが沢山分布しています。そのためモンシロルリノメイガは,ほとんど毎年複数回見られます。
モンシロルリノメイガ
羽化したばかりのものは地が黒いうえに紋が白いので目立つモンシロルリノメイガ
 黒褐色の地に前翅は3つ以上,後翅には1つの大きな白紋があります。前翅には赤矢印と桃矢印で示したように大小2つの白紋が並んでいます。
 一方,後翅には片仮名の「イ」の字白紋が左右対称に並んでいます。

モンシロルリノメイガ
前翅には大小2つの紋(赤矢印と桃矢印)が並ぶモンシロルリノメイガ。腹部が細長いので雄と思われます。
 写真を見るとこの蛾は下のような理由でツトガ科ノメイガ亜科に属する蛾であると分かってしまいます。
 ①触角を体の上に乗せて止まっています。
 ②黒~黒褐色の地に白紋が見られます。

モンシロルリノメイガ
後翅には片仮名の「イ」の字が左右対称に並んでいるモンシロルリノメイガ。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 モンシロルリノメイガ
 大きさ 開張 22~25mm
 食餌動植物 幼虫はウツギの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6,8月
 特徴 幼虫はウツギの葉を2枚綴り合わせ中に隠れている。

白紋の 大きなイの字 並んでる


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tag : モンシロルリノメイガ

トビモンアツバ

2016年1月24日(日)
トビモンアツバ 撮影日:2010/10/02 場所:北茨城市水沼ダム

 ヤガ科アツバ亜科のトビモンアツバ(秋型)を紹介します。

 こんな奇麗な蛾ならきっと直ぐ名前が分かるだろうと思いました。ところが,予想に反して似たような画像がなかなか見つかりません。
トビモンアツバ
アツバ亜科の中でも飛び抜けて綺麗なトビモンアツバの秋型。
 その訳は秋型(越冬型)とそうでない型とは大きく紋様が違っていたからでした。秋型(越冬型)はモンクロアツバと名がつけられるほど紋が黒ずんでいます。一方,そうでない型の方はトビモンアツバの名の通り茶褐色です。
 何故黒ずんだ色なのにトビモンアツバと呼ばれるのか「みんなで作る日本蛾類図鑑」や「Mushi Navi」の説明を読んで分かりました。

トビモンアツバ
鋸歯状の内横線や前縁近くに突起物が見られるトビモンアツバ。
 秋型(越冬型)には次のような特徴があります。
 ①内横線(水色矢印)が後縁付近で鋸歯のように大きく曲がっています。
 ②前縁に近い所には突起物(赤矢印)が見られます。
 ③翅頂から斜めに立ち上がる柄杓(ひしゃく)に似た黒い紋(桃矢印)が見られます。
 ④外縁に沿って二段になった美しい波模様が見られます。

トビモンアツバ
翅頂から斜めに立ち上がる黒い紋が目立つトビモンアツバ。

 科名 ヤガ科アツバ亜科亜科
 和名 トビモンアツバ
 大きさ 開張 23~26mm
 食餌動植物 幼虫はカラムシの葉を食べます。
 分布 本州,小笠原,四国,九州,対馬,奄美大島,沖縄
 出現月(羽化する月) 5~6,8~11月
 特徴 秋型はモンクロアツバと言われてきたほど黒っぽい紋様がはっきりしています。

黒ずんだ 紋が見られる 秋型は


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tag : トビモンアツバ

シロフコヤガ

2016年1月23日(土)
シロフコヤガ 撮影日:2011/06/04 場所:勿来の関

 ヤガ科スジコヤガ亜科のシロフコヤガを紹介します。

 シロフコヤガはニセシロフコヤガと似ていて混同しがちです。しかし,区別点があるので安心です。次のような点で違っています。
シロフコヤガ
水色矢印で示した外横線が不明瞭なシロフコヤガ
 ①白紋の中の黒い外横線(青矢印)が不明瞭です。
 ②白い亜外縁線(赤矢印から赤矢印)が見られます。

シロフコヤガ
赤矢印で示した亜外縁線が前縁から白斑まで割とはっきりしているシロフコヤガ。
 一方,似ているニセシロフコヤガの特徴は次の通りです。
 ③黒い外横線の内側と外側が白く外横線は明瞭です。
 ④白紋はあまり広がりません。
<以前のニセシロフコヤガの記事はこちらです。>

シロフコヤガ
白い斑模様が広いシロフコヤガ。

 科名 ヤガ科スジコヤガ亜科(以前はコヤガ亜科でした。)
 和名 シロフコヤガ
 大きさ 開張 22~28mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~6,7~8月
 特徴 個体変異が大きい。

ポイントは 外横線が 不明瞭


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tag : シロフコヤガ

マエホシヨトウ

2016年1月22日(金)
マエホシヨトウ 撮影日:2011/09/24,2012/06/11,2013/09/06 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のマエホシヨトウを紹介します。

 腎状紋や環状紋が見られるのでヤガ科だと予想がつきますが,これで同じ種かと思うほどマエホシヨトウは色彩や斑紋が違っています。
 個体差が大きい種は食餌植物が草本であることが多い傾向にあるようです。
マエホシヨトウ
亜外縁線(赤矢印)が太く不明瞭なマエホシヨトウ。桃矢印で示したように薄褐色紋があるマエホシヨトウもいます。
 でも,次のような共通点があります。
 ①内横線も外横線もはっきりしていて前翅後縁付近で白い縁取りが濃くなります。
 ②外横線の外側に亜外縁線(赤と黄矢印)が見られます。薄褐色ですが,太さはまちまちです。

マエホシヨトウ
亜外縁線(黄矢印)が細く明瞭なマエホシヨトウ。
 ③環状紋と腎状紋が見られますが明瞭なものと不明瞭なものがいます。
 ④桃矢印で示したような薄褐色紋が目立つ個体がいます。

マエホシヨトウ
内横線や外横線や亜外縁線がはっきりしているマエホシヨトウ。内横線と外横線の後縁付近には白色の縁取りが見られます。

 科名 ヤガ科ヒメヨトウ亜科
 和名 マエホシヨトウ
 大きさ 開張 30~34mm
 食餌動植物 幼虫はセリの根,ミゾソバの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 8~10月
 特徴 個体変異が大きい。

ポイントは 亜外縁線 白色部



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フタスジツヅリガ

2016年1月21日(木)
フタスジツヅリガ 撮影日:2011/07/23 場所:勿来の関

 メイガ科ツヅリガ亜科のフタスジツヅリガを紹介します。

 勿来の関でたった一回だけ見たことがある蛾です。観察した時刻は午後8時38分頃です。
 おそらく光に敏感で夜明けと共に元いた場所に戻ってしまうのでしょう。だから,一晩中明かりが灯っている所でも留まっていないので観察されないのでしょう。
フタスジツヅリガ
外横線が前縁と交差する付近に帯状の褐色紋があるフタスジツヅリガ
 フタスジツヅリガは変わった止まり方をします。翅が前縁に沿って折れ曲がり丁度,箱のふたのようです。メイガ科なので勿論,触角を翅の上に乗せて止まっています。

フタスジツヅリガ
前縁に沿って翅が折れ曲がっていて箱のように見えるフタスジツヅリガ。
その折れ曲がった所の真ん中へんから外縁までは谷折り状に凹んでいます。

 翅を折り曲げて止まっている姿に慣れてしまいますと,翅を開いたフタスジツヅリガを見ても気づかずに見過ごしてしまいます。
 でも,外横線前縁付近に褐色帯状の紋があり,内横線がV字状になっているのでフタスジツヅリガだと気が付くでしょう。
 また,毛深い下唇鬚(かしんひげ)が長いこともフタスジツヅリガの特徴です。

フタスジツヅリガ
毛深い下唇鬚(かしんひげ)が前方に突き出ているフタスジツヅリガ。前縁だけでなく後縁の方も複雑に折れ曲がっています。

 科名 メイガ科ツヅリガ亜科
 和名 フタスジツヅリガ
 大きさ 開張 28mm
 食餌動植物 幼虫はコヤバネゴケ科(ウニヤバネゴケ),クサリゴケ科(モエギコミミゴケ)を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 7~8月
 特徴 前翅前縁付近に褐色の帯状紋があります。前縁に沿って折れ曲がっ状態で止まります。

ポイントは 翅を折り曲げて 髭毛深


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キイロツヅリガ

2016年1月20日(水)
キイロツヅリガ 撮影日:2011/07/23,2013/007/14,007/17 場所:勿来の関

 メイガ科ツヅリガ亜科のキイロツヅリガを紹介します。

 あまり見ない蛾でツヅリガ亜科というほとんど聞いたことが無い仲間に属しています。
キイロツヅリガ
内横線(頭に一番近い線)が外横線よりはっきりしているキイロツヅリガ
 キイロツヅリガには次のような特徴があります。
 ①内横線は濃く,外横線は薄いです。
 ②内横線は鋸歯状になっていて,角は褐色が濃くなっています。
 ③外横線は薄く不明瞭です。

キイロツヅリガ
淡黃色の地に小褐色点が散在しているキイロツヅリガ。
 ④内横線と外横線の間に中褐色点があります。
 ⑤外縁線(一番外側の線)が内横線よりはっきりでています。
 ⑥地の色は淡黃色で,全体的に小褐色点が散在しています。
 ⑦3枚目の写真のように止まるときは触角を翅の上に乗せます。(メイガ科の特徴です。)

キイロツヅリガ
外縁線が一番明瞭であるキイロツヅリガ。

 科名 メイガ科ツヅリガ亜科
 和名 キイロツヅリガ
 大きさ 開張 雄15~18mm 雌15~32mm
 食餌動植物 幼虫はコヤバネゴケ科(ウニヤバネゴケ),クサリゴケ科(モエギコミミゴケ)を食べます。
 分布 本州(関東地方以西),四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5,7~8月
 特徴 雌は雄より大きい。

濃い部分 内横線と 外縁線


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tag : キイロツヅリガ

シロマダラコヤガ

2016年1月19日(火)
シロマダラコヤガ 撮影日:2013/08/22,09/05,2014/07/24 場所:勿来の関

 ヤガ科スジコヤガ亜科のシロマダラコヤガを紹介します。

 腎状紋があるのでヤガ科と分かります。ヤガ科は多くの亜科に分かれているので,その先どう絞り込んだら良いのかいつも困っています。前翅長12㎜程度なので「四国産蛾類図鑑」のコヤガ類を探すと速く見つかります。
シロマダラコヤガ
明瞭な三日月紋と黒紋[ ɾが辛うじて見えるシロマダラコヤガ
 3枚目の写真に赤矢印と桃矢印で示した2つの紋が手掛かりになります。
 ①白紋・・・三日月紋(赤矢印)。一番はっきりしていて目立っています。
 ②黒紋・・・[ ɾ紋(桃矢印。左右の紋は線対称になっています。ɾの紋は少し大きいです。)
   この2つの黒紋は注意深く見ないと気が付きません。

シロマダラコヤガ
ヤガ科のがの中では変わった止まり方をするシロマダラコヤガ。触角を翅の上に乗せています。
この止まり方はツトガ科・メイガ科には普通に見られますがヤガ科ではシロマダラコヤガがはじめてです。

 ニセシロマダラコヤガに似ています。しかし,②の黒紋がニセシロマダラコヤガには無いので区別することが出来ます。

シロマダラコヤガ
2つの矢印で示した紋があるので,ニセシロマダラコヤガと似ていても区別がつくシロマダラコヤガ。

 科名 ヤガ科スジコヤガ亜科(旧コヤガ亜科)
 和名 シロマダラコヤガ
 大きさ 開張23~26mm
 食餌動植物 幼虫はアキメヒシバ、チヂミササ、イネの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~8月
 特徴 ニセシロマダラコヤガに似ています。

ポイントは 三日月紋と 黒い紋


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tag : シロマダラコヤガ

モトグロコブガ

2016年1月18日(月)
モトグロコブガ 撮影日:2015/05/31 場所:勿来の関

 コブガ科コブガ亜科のモトグロコブガを紹介します。

 モトグロコブガに関する資料は少ないです。
 前翅中央付近にある六角形の紋と前縁との間にある黒い紋を手掛かりに探しました。
モトグロコブガ
翅中央付近にある六角形の紋と前縁との間にある黒い紋らが手掛かりになるモトグロコブガ
 ぱっと見た感じでコブガ科の蛾に間違いないと思いました。それで「四国産蛾類図鑑」で調べました。ところが,見つかりません。2度探しましたが,駄目でした。おそらく数が少ないのでライトトラップにも飛来しなかったのでしょう。

モトグロコブガ
それらの紋の外側にはさざ波模様に似た鋸歯状の紋様が見られるモトグロコブガ。
 諦めてしばらく放っておきました。最後の手段として「みんなで作る日本蛾類図鑑」があることに気が付きました。変異が大きい種で最後に似た画像がありました。前翅前縁中央に白紋がありますが,この紋もありましたので安心しました。

モトグロコブガ
黒い紋の外側には白い紋があるモトグロコブガ。胸部にはコブガ科のいわれとなった瘤状の突起物があります。

 科名 コブガ科コブガ亜科
 和名 モトグロコブガ
 大きさ 前翅長 約8mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 本州,四国
 出現月(羽化する月) 5~8月
 特徴 変異が大きいです。

ポイントは 六角形と 白い紋


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tag : モトグロコブガ

ウスキシャチホコ

2016年1月17日(日)
ウスキシャチホコ 撮影日:2015/05/02,2014/05/11 場所:勿来の関

 シャチホコガ科トビモンシャチホコ亜科のウスキシャチホコを紹介します。

 今日紹介するウスキシャチホコと以前に紹介したキシャチホコ<以前の記事はこちら>は似ていて混同してしまいます。ウスキシャチホコ・キシャチホコと名前がついていますが,写すときの条件で色は違ってしまいますので翅色で区別するには無理があります。
ウスキシャチホコ
胸部の毛が立っているのでキシャチホコと区別できる雄のウスキシャチホコ。翅頂から出ている線が短いのも特徴です。
 両者は次の点で違うので簡単に区別がつきます。
 ①キシャチホコ  ・・・腹端が出ません。
 ところが,ウスキシャチホコの雌は腹端が出ないので困ってしまいます。でも,擦れた個体でなければ次のような手掛かりが残っています。
 ②ウスキシャチホコ・・・胸部の毛が立っています。
 ③キシャチホコ  ・・・胸部の毛がねています。 

ウスキシャチホコ
鏡に止まった雄のウスキシャチホコ。腹端が見えているので雄のウスキシャチホコと分かります。
 1枚目と2枚目の写真は雄のウスキシャチホコです。3枚目の写真は雌のウスキシャチホコです。翅色の外に大きく違っている所があるので分かります。
 ④雄のウスキシャチホコ・・・腹端が外縁から出ています。
 ⑤雌のウスキシャチホコ・・・腹端が外縁から出ません。

ウスキシャチホコ
雌のウスキシャチホコはこの様に腹端が出ないのでキシャチホコと混同してしまいます。
しかし,胸部の毛が立っているので区別が出来ます。更に,翅頂から出る線の長さが雌も雄も短いです。


 科名 シャチホコガ科トビモンシャチホコ亜科
 和名 ウスキシャチホコ
 大きさ 開張 40~46mm
 食餌動植物 幼虫はススキ、ササ類の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 5~8月
 特徴 シャチホコガ科の仲間は口吻が退化し、成虫は餌を摂りません。

ポイントは 腹端が出る 雄の蛾は


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tag : ウスキシャチホコ

ヤスジシャチホコ

2016年1月16日(土)
ヤスジシャチホコ 撮影日:2012/07/08,2011/04/27 場所:勿来の関

 シャチホコガ科トビモンシャチホコ亜科のヤスジシャチホコを紹介します。

 最初の写真の蛾は,腹端が外縁から除いていたので速やかに名前がヤスジシャチホコと分かりました。漢字で表せば八筋シャチホコとなるでしょう。実際に数えてみると8本あります。だからヤスジシャチホコと名付けられたのだと思いました。
ヤスジシャチホコ
腹端が覗いていたのでシャチホコガ科から探し当てた雄のヤスジシャチホコ
 ところが,2番目の写真の同定には苦労しました。似た写真を載せているサイトが無かったからです。2011/04/27の写真を探しましたら,何とビニル袋の中で淡黃色の卵を産んでいたではありませんか。この写真のお陰でヤスジシャチホコの雌だと分かりました。

ヤスジシャチホコ
どのサイトにも載っていなくて同定に時間がかかった雌のヤスジシャチホコ。
 一般に雌は灯火に飛来することはあまりありません。それで,ヤスジシャチホコの雌の写真は探しても見つからなかったのです。雌のヤスジシャチホコは次のような特徴があります。
 ①雄よりも全体的に褐色を帯びています。
 ②内横線と外横線は明瞭ですが,それ以外の線は雄のようにはっきりしていません。

ヤスジシャチホコ
はっきりとした筋(横線)が8本あるのでヤスジシャチホコと名付けられたのでしょう。。

 科名 シャチホコガ科トビモンシャチホコ亜科
 和名 ヤスジシャチホコ
 大きさ 開張 44~50mm
 食餌動植物 幼虫はハリギリの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,沖縄
 出現月(羽化する月) 5~6,8~9月
 特徴 雌は全体的に褐色を帯びていて内横線・外横線以外,筋がはっきりしません。

ポイントは 多くの線が あるは雄


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tag : ヤスジシャチホコ

プライヤエグリシャチホコ

2016年1月15日(金)
プライヤエグリシャチホコ 撮影日:2013/06/06,2014/08/29,2011/05/20 場所:勿来の関

 シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科のプライヤエグリシャチホコを紹介します。

 翅色が灰色だったらハイイロシャチホコと混同してしまうほど紋様が似ています。でも,内横線や外横線の次のような違いで区別することが出来ます。
 ①内横線・外横線に白い縁取りがありません。・・・プライヤエグリシャチホコ
 ②内横線・外横線に白い縁取りがあります。 ・・・ハイイロシャチホコ
プライヤエグリシャチホコ
内横線と外横線に挟まれた所が濃い褐色なのでハイイロシャチホコと区別することができるプライヤエグリシャチホコ
 どの写真も腹端が覗いていないので何の仲間か予想するのは難しいでいす。翅を屋根形にして止まっているので,せいぜいヤガ科を予想するのが精一杯です。

プライヤエグリシャチホコ
後縁中央付近に黒く立っているものがあるので低い所をえぐったと見立ててプライヤエグリシャチホコと名付けたのでしょう。
 シャチホコガ科の多くの蛾は(全てなのか,一部なのかは分かりませんが)成虫になったら何も食べずに子孫繁栄のために活動して一生を終えるようです。活動の源は幼虫のときに貯えた養分です。
 名前についている「プライヤ」とは昆虫学者のH.J.プライヤー(1850-1888)のことのようです。外にこの言葉がつく蛾には,プライヤオビキリガ・プライヤアオシャチホコがいます。

プライヤエグリシャチホコ
翅を左右に開いてしまうと全く印象が変わってしまうプライヤエグリシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科
 和名 プライヤエグリシャチホコ
 大きさ 開張 25~30mm
 食餌動植物 幼虫はケヤキ属の葉を食べます。 成虫は食べません。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~9月
 特徴 

ポイントは 縁取りなしの 二横線


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tag : プライヤエグリシャチホコ

コトビモンシャチホコ

2016年1月14日(木)
コトビモンシャチホコ 撮影日:2011/07/30,2012/07/13,09/03 場所:勿来の関

 シャチホコガ科トビモンシャチホコ亜科のコトビモンシャチホコを紹介します。

 前翅長が15㎜程の中くらいの大きさの蛾です。
 縁毛は白と黒の斑模様になっています。
コトビモンシャチホコ
縁毛が白と黒の斑模様になっているコトビモンシャチホコ。外横線の外側には白い線が見られます。
 内横線も外横線も黒いですが,外横線には白い縁取りが外側にあります。
 その外横線は前縁と後縁に近い所が特に白くなっています。

コトビモンシャチホコ
外横線は前縁と外縁の近くで特に白さが濃くなっているコトビモンシャチホコ
 内横線と外横線の間に白い筋状の腎状紋が見られます。
 コトビモンシャチホコは私が撮った写真ではシャチホコガ科らしく,腹端が外縁から出ているのが分かります。

コトビモンシャチホコ
外横線と内横線の間に白い筋状の腎状紋があるコトビモンシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科トビモンシャチホコ亜科
 和名 コトビモンシャチホコ
 大きさ 開張 30mm
 食餌動植物 幼虫はクヌギ、ミズナラ、コナラの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 6,7~8月
 特徴 雌の方が大きいです。

端と端 白が濃くなる 外横線


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tag : コトビモンシャチホコ

オオエグリシャチホコ

2016年1月13日(水)
オオエグリシャチホコ 撮影日:2013/04/24,2011/05/05 場所:勿来の関

 シャチホコガ科トビモンシャチホコ亜科のオオエグリシャチホコを紹介します。

 顔の様子を見て,けったいな格好をしているなと思いました。まるでワニのように見えたからです。下唇鬚(かしんひげ)があまりにも長いのでワニのように見えてしまうのです。
オオエグリシャチホコ
長く飛び出た下唇鬚(かしんひげ)があるのでワニのように見えるオオエグリシャチホコ
 更に,前翅は前翅で鎧を着て身を固めているように見えます。
 また,止まったときの後縁を見ると平らになっていないで凸凹しています。それが,えぐれているように見え,大きい蛾なのでオオエグリシャチホコと名付けられたのでしょう。

オオエグリシャチホコ
前翅の紋様を見るとまるで鎧を着ているように見えるオオエグリシャチホコ。
 どの写真を見ても,腹端が外縁から出ていてこの蛾はシャチホコガ科の仲間だと直ぐ分かります。毎年,オオエグリシャチホコは複数回見られる普通種です。

オオエグリシャチホコ
後縁(背)を見ると平らでなく,えぐられたように凸凹しているオオエグリシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科トビモンシャチホコ亜科
 和名 オオエグリシャチホコ
 大きさ 開張 雄51~55,雌65~70mm
 食餌動植物 幼虫はイヌエンジュ,フジ,ハリエンジュ,ニセアカシア,エニシダの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~6,7~8月
 特徴 シャチホコガ科の中でも飛びぬけて長い下唇鬚を持っています。

ポイントは 鎧の様な 紋並び


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tag : オオエグリシャチホコ

クビワシャチホコ

2016年1月12日(火)
クビワシャチホコ 撮影日:2013/08/13,2011/08/28 場所:勿来の関

 シャチホコガ科トビモンシャチホコ亜科のクビワシャチホコを紹介します。

 頭部から後角付近に走る黒い筋が目立つ蛾です。この黒い筋をクビワに見立ててクビワシャチホコと名付けられたようです。この黒い筋の太さには個体差があって太いものから細いものまであります。
クビワシャチホコ
ぱっと見た瞬間,首輪の様な黒い筋が目立つクビワシャチホコ
シャチホコガ科の象徴である外縁からはみ出る腹端が見えます。

 黒い筋の外に目立つのは,薄褐色から焦茶色までの鳶色の紋です。それで,クビワシャチホコはトビモンシャチホコ亜科に入っているのでしょう。

クビワシャチホコ
胸部にはふさふさした毛があって盛り上がり,ここからクビワの様な黒い筋が出ていることが分かるクビワシャチホコ。
 上の方から見ると,太い腹端が外縁からはみ出ているので,シャチホコガ科の仲間だろうと予想がつきます。

クビワシャチホコ
クビワの様な黒い筋は多少個体差があって太さはまちまちであるクビワシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科トビモンシャチホコ亜科
 和名 クビワシャチホコ
 大きさ 開張 40~50mm
 食餌動植物 幼虫はカエデ類の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~6,8~9月
 特徴 頭部から前翅後角にかけて黒帯があります。

ポイントは クビワの様な 黒い筋


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tag : クビワシャチホコ

ナカスジシャチホコ

2016年1月11日(月)
ナカスジシャチホコ 撮影日:2014/5/26,2011/05/25 場所:勿来の関

 シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科のナカスジシャチホコを紹介します。

 上からこの蛾を見ると後縁にほぼ並行に胸部から外縁まで灰色の帯が見られます。この帯から前縁までは褐色ですが,前縁中程から翅頂付近までうっすらと白くなっています。
ナカスジシャチホコ
シャチホコガ科の仲間でも腹端が外縁から出ていないナカスジシャチホコ
 だから,3枚目の写真の様に,上から見ると褐色の中に白っぽい筋があるように見えます。それで,ナカスジシャチホコと名付けたように思われます。

ナカスジシャチホコ
円らな目が可愛いナカスジシャチホコ。
 ナカスジシャチホコはどちらかというと北方系の蛾です。その証拠に分布が四国までで九州まで広がっていません。「四国産蛾類図鑑」にも掲載されていません。
 食餌植物のナナカマド・マメザクラは勿来の関に分布していませんが,ナカスジシャチホコが生息しているのでそれらと同じバラ科の仲間であるソメイヨシノやヤマザクラの葉を食べていると思っています。

ナカスジシャチホコ
上から見てはじめて腹端が見えるナカスジシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科
 和名 ナカスジシャチホコ
 大きさ 開張 33~38mm
 食餌動植物 幼虫はナナカマド、マメザクラの葉を食べます。 成虫は食べないようです。
 分布 北海道,本州,四国
 出現月(羽化する月) 5~8月
 特徴 触角は雄雌共に両櫛歯です。

ナカスジは 暑いとこより 寒いとこ


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tag : ナカスジシャチホコ

セダカシャチホコ

2016年1月10日(日)
セダカシャチホコ 撮影日:2012/07/24 場所:勿来の関

 シャチホコガ科トビモンシャチホコ亜科のセダカシャチホコを紹介します。

 「大きくて立派な蛾だな」と最初に見たとき感じました。久し振りに見る大型の蛾に嬉しくなって家に着くや否な名前を調べました。
セダカシャチホコ
胸部背には名前のいわれになっている毛が高く盛り上がっているセダカシャチホコ
 ヤガ科を探しても見つからず困り果てた頃,前翅後角を見ました。何とわずかに腹端が見えるではありませんか。
 腹端が外縁からもっと出ていれば,はやく名前が分かったのにと思いながら,早速,シャチホコガ科を調べてセダカシャチホコと分かりました。

セダカシャチホコ
外縁には鋸の目のような鋸歯が並んでいるセダカシャチホコ。
金色にも見えてしまう色調がセダカシャチホコを眩しく見せています。

 何故,「セダカ」と言うのだろうと疑問に思いました。翅を屋根形にして止まっている姿が横から見ると背が高く見えるからだと思っていました。
 「山陰産蛾類図鑑」によると「胸部背面の毛が大きく突出しているのが名前の由来」とありました。

セダカシャチホコ
山形の灰褐色紋が目立つセダカシャチホコ。翅中央前縁寄りには2つの薄褐色紋が並んでいます。

 科名 シャチホコガ科トビモンシャチホコ亜科
 和名 セダカシャチホコ
 大きさ 開張 65~80mm
 食餌動植物 幼虫はコナラ、ミズナラ、クヌギ、アラカシ、アカガシ、カシワ、ウバメガシの葉を食べます。 成虫は食べません。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄
 出現月(羽化する月) 5~6,8月
 特徴 幼虫は糞を投げる。

大きくて 立派に見える シャチホコガ


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tag : セダカシャチホコ

クワゴモドキシャチホコ

2016年1月9日(土)
クワゴモドキシャチホコ 撮影日:2014/06/09,2012/06/24,2011/05/27 場所:勿来の関

 シャチホコガ科ツマアカシャチホコ亜科のクワゴモドキシャチホコを紹介します。

 モドキという名前からクワコに似ていると思いました。ところが,クワコには格好も翅色も似ていません。もしかして,幼虫が似ているかもしれないと思い調べました。全く似ていないことが分かりました。だから,この蛾の命名には疑問を感じています。
クワゴモドキシャチホコ
外縁から腹端が出ているので,すぐ何の仲間か分かるクワゴモドキシャチホコ
 3枚の写真のどれを見ても外縁から腹端が出ています。この事から,この蛾がシャチホコガ科かカレハガ科だと分かります。腹端が出ているから分かりますが,生憎出ていない蛾もいます。

クワゴモドキシャチホコ
モドキと付いていてもクワコにはさっぱり似ていないクワゴモドキシャチホコ
 止まっている姿がどことなく格好良くスタイルが抜群に良い蛾です。止まっている感じはアカイラガに似ていると感じています。

クワゴモドキシャチホコ
前翅中央から前縁には三角形に似た大きな紋があるクワゴモドキシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科ツマアカシャチホコ亜科
 和名 クワゴモドキシャチホコ
 大きさ 開張 30~35mm
 食餌動植物 幼虫はヤナギ類,イヌコリヤナギ,ポプラの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 4~10月
 特徴 

不思議にも モドキと付くが 似ていない


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カレハチビマルハキバガ

2016年1月8日(金)
カレハチビマルハキバガ 撮影日:2013/07/20,2012/02/07/01 場所:勿来の関

 マルハキバガ科マルハキバガ亜科のカレハチビマルハキバガを紹介します。

 開張が10㎜以下の小さい蛾で,薄黄色の地に黒い紋様がある蛾です。
 頭部から胸部と後縁後部から外縁が黒くなっています。後者の紋は紳士が被るシルクハットに似ています。
カレハチビマルハキバガ
後角から翅頂に続く紋は紳士が被るシルクハットに似ているカレハチビマルハキバガ
 前翅中央とそれより離れた前後には黒い突起物が見られます。

カレハチビマルハキバガ
前翅中央とその前後には黒い突起物があるカレハチビマルハキバガ
 下唇鬚(かしんひげ)が小さくて牙のように見えません。

カレハチビマルハキバガ
牙が小さくキバガの仲間には見えないカレハチビマルハキバガ。

 科名 マルハキバガ科マルハキバガ亜科
 和名 カレハチビマルハキバガ
 大きさ 開張 8~10mm
 食餌動植物 幼虫は広葉樹の枯葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,屋久島
 出現月(羽化する月) 6~8月
 特徴 

上下に 黒い紋様 つけている


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tag : カレハチビマルハキバガ

トサカハマキ

2016年1月7日(木)
トサカハマキ 撮影日:2013/03/20,2012/05/02,05/05 場所:勿来の関

 ハマキガ科ハマキガ亜科のトサカハマキを紹介します。

 いやあ~同定していて驚きました。同じ種で,紋様がこれ程違うなんて驚きました。どの蛾も釣鐘の形をしているのでハマキガ科の仲間だろうと予想が立ちます。
トサカハマキ
複雑な紋様があるトサカハマキ。下唇鬚(かしんひげ)から胸部まで白くなっていて目立ちます。
 最初の蛾は前縁中央付近に白い紋があります。前翅中央には瘤のようなものがあります。
 2番目の蛾は,後縁に沿って白い筋が走っていて前翅中央に焦茶紋があります。
 3番目の蛾も,白い筋が走っています。しかし,前翅中央にある紋は白くなっています。

トサカハマキ
上と同一個体のトサカハマキ

トサカハマキ
うっすらと下唇鬚(かしんひげ)から頭部まで白くなっているトサカハマキ。
 しかしながら,1つだけ共通点があるのを見つけました。それは,下唇鬚(かしんひげ)の上側から頭部を経て胸部までが白くなっていることです。その白さにも個体差があって薄いものから濃いものまでありますが,この部分が目立つので鶏冠に見立ててトサカハマキと名付けたように思われます。

トサカハマキ
ほどよい色で下唇鬚(かしんひげ)から胸部まで白くなっているトサカハマキ。

 科名 ハマキガ科ハマキガ亜科
 和名 トサカハマキ
 大きさ 開張 雄18~24mm
 食餌動植物 幼虫はバラ、サンザシ、スモモ、セイヨウバラ、コアカソの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~7,9~月(3月にも見られるので成虫越冬すると思われます。)
 特徴 個体変異は非常に大きいです。

驚きだ こんなに違う 同じ種で


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tag : トサカハマキ

シロフフユエダシャク

2016年1月6日(水)
1053 シロフフユエダシャク 撮影日:2014/03/04,2013/03/17 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のシロフフユエダシャクを紹介します。

 2013年に北茨城で見つけたのが最初です。その後,勿来の関電話ボックスで見つけました。
シロフフユエダシャク
薄褐色や茶褐色の色があり明るい感じがするシロフフユエダシャク
下の蛾とは色調があまりにも違うので部種かなと思ってしまいます。

 この両者の翅色が別種かと思うほど違っていました。勿来の関で見つけたものは外横線中央外側に茶褐色の円紋があり明るい感じがします。

シロフフユエダシャク
白と黒のツートンカラーで暗い感じがするシロフフユエダシャク。短い両櫛歯状の触角が見えています。
 3枚目の写真から後翅には灰白色に小褐色点があることが分かります。同じ写真から雄の触角は短い両櫛歯であることが分かります。
 私はまだ雌を見ていませんが,翅は退化してとても短くなっています。もちろん「冬尺蛾」です。

シロフフユエダシャク
後翅には灰白色の翅に小褐色点が散在しているシロフフユエダシャク。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 シロフフユエダシャク
 大きさ 開張 雄22~30mm,雌の体長7~10mm
 食餌動植物 幼虫はブナ、クリ、コナラ、ミズナラ、クヌギ、カシワ、アベマキの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 1~3月
 特徴 「冬尺蛾」で雌の翅は退化しています。
     翅色は個体差があります。

翅の色に 個体差あって 戸惑うな


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tag : シロフフユエダシャク

ナミスジフユナミシャク

2016年1月5日(火)
ナミスジフユナミシャク 撮影日:2016/01/05,01/04,2015/12/27 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のナミスジフユナミシャクを紹介します。

 去年はナミスジフユナミシャクの雌は見つけることが出来ませんでした。ところが,今年は昨日・今日(2016/01/05)と続けて雌を見つけることが出来ました。
ナミスジフユナミシャク
前翅の黒い筋(赤矢印と青矢印)は個体差がありますが,勿来の関では2本筋が多い雌のナミスジフユナミシャク
 勿来の関で,ナミスジフユナミシャクの雄は12月下旬の頃見られます。ところが,雌の方は年が明けた1月上旬に観察されます。雄が早く羽化して雌が羽化してくるのを待っているようです。

ナミスジフユナミシャク
翅が退化して短いので移動はこの長い足を使う雌のナミスジフユナミシャク。(2016/01/04)
 雌の翅は退化していて9mm程度の体長に4mm程度の翅があります。この前翅には黒い筋(赤矢印と青矢印)がありますが,個体差があります。
 2014年の1月には,2本筋のものと1本筋のものをそれぞれ1匹ずつ観察しています。
 しかし,今年(2016年)観察されたものは,どちらも2本筋です。

ナミスジフユナミシャク
脇腹には6個程度の円紋が並ぶ雌のナミスジフユナミシャク。
以前の記事はこちらです。<2014/01/052014/01/15>

ナミスジフユナミシャク
勿来の関では12月下旬の頃,雌より一足早く出現する雄のナミスジフユナミシャク。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 ナミスジフユナミシャク
 大きさ 開張 雄22~37mm,雌の体長7~9mm(前翅長3~4mm)
 食餌動植物 幼虫はカバノキ科、ブナ科、バラ科など多くの広葉樹の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 12~1月
 特徴 「冬尺蛾」で雌の翅は退化して短くなっています。

今年また 雌のフユシャク 見つけたり


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tag : ナミスジフユナミシャク

シロトゲエダシャク

2016年1月4日(月)
シロトゲエダシャク 撮影日:2013/03/15,2015/03/03 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のシロトゲエダシャクを紹介します。

 シロトゲエダシャクの紋様には個体差があって同定には迷ってしまいます。内横線・中横線・外横線が太くて不明瞭な方が多いようです。最後の写真のような内横線や外横線が細いものは少ないです。
シロトゲエダシャク
後翅は灰白色で不明瞭な線があるだけのシロトゲエダシャク
 細い線を持つ個体の特徴は次のようです。
 ①前縁付近の内横線に尖った鋸歯(上が尖った三角が3つ)が見られます。
 ②後縁付近の外横線に2つの円み(頭に近い方)があります。

シロトゲエダシャク
この個体は各横線が太く不明瞭なシロトゲエダシャク。
 シロトゲエダシャクの成虫には刺らしい刺が見当たりません。それなのに何故,名前に刺がつくのでしょうか。
 それは,幼虫の体に刺があるからです。オカモトトゲエダシャクも同じ理由で名前に刺がついています。

シロトゲエダシャク
こちらの個体は横線が細いがはっきりしているシロトゲエダシャク。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 シロトゲエダシャク
 大きさ 開張 雄30~38mm,雌の体長11~16mm
 食餌動植物 幼虫はキツネヤナギ、ヤナギ、オニグルミ、サワシバ、クリ、コナラ、クヌギ、カシワ、アベマキ、ケヤキ、リンゴ、サンショウバラ、ウワミズザクラ、サクラ、ノダフジ、トエゾユズリハ、ホザキカエデ、イヤタカエデ、ユキツバキの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 2~3月
 特徴 「冬尺蛾」で雌の翅は退化しています。配偶時刻は夜中の0時です。
     紋様は個体差があります。

翅紋様 個体差がある 迷います


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クロミミキリガ

2016年1月3日(日)
クロミミキリガ 撮影日:2012/04/12,2013/03/25,2014/04/04 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のクロミミキリガを紹介します。

 クロテンキリガと似ていますが,クロミミキリガには次のような特徴があります。
 ①亜外縁線(外縁に一番近い二重線)に沿って暗色部が見られます。
 ②この暗色部が中央付近には上下にあります。
 ③亜外縁線と前縁が交差する所には三角状の暗色部があります。
クロミミキリガ
亜外縁線に沿って暗色の斑が見られるクロミミキリガ。亜外縁線の中央付近には上下に暗色の斑があります。
 クロミミキリガの方は①から③のような紋様が,みられるのでクロテンキリガよりも同定が楽です。最後の写真で分かるように雄の触角は両櫛歯状です。

クロミミキリガ
腎状紋は後縁に近くなるほど黒くなるクロミミキリガ。
 特徴③を黒耳に見立ててクロミミキリガと名付けられたようです。
 「YAMKEN明石の蛾達」には,腎状紋は黒っぽく下半分に黒くグランデーションがかかると書かれてあります。これは蛾を展開したときのことを見て書いています。言い換えますと「腎状紋は後縁に近い所ほど黒いです。」となります。

クロミミキリガ
雄の触角はこの写真のように両櫛歯状であるクロミミキリガ。
亜外縁線と前縁が交差する所にある三角状の暗色斑を黒耳に見立てています。

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 クロミミキリガ
 大きさ 開張 35mm
 食餌動植物 幼虫は広葉樹、サンカクアカシア、エノキ、コナラの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,小笠原,四国,九州
 出現月(羽化する月) 3~6月
 特徴 前翅亜外縁線中央付近が暗色になる傾向があります。雄の触角は両櫛歯状です。
     クロテンキリガに似ています。

黒斑(くろまだら) 亜外縁線 上下に


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tag : クロミミキリガ

マエキリンガ

2016年1月2日(土)
マエキリンガ 撮影日:2012/07/13,06/26 場所:勿来の関

 コブガ科シロズリンガ亜科のマエキリンガを紹介します。

 翅を屋根形にして止まっている姿は,一見,ヤガ科・シャチホコガ科の仲間のようです。 しかし,ヤガ科・シャチホコガ科の仲間ではありません。
 初めてこの蛾を見たとき私は,何の仲間か分からずヤガ科・シャチホコガ科を探しまくりました。諦めかけた頃,コブガ科からやっと見つけました。
マエキリンガ
胸部から後角まで平らな感じがするマエキリンガ。翅を屋根形にして止まっているのでヤガ科の仲間のように見えてしまいます。
 胸部から後角にかけて平らになっているような感じです。

マエキリンガ
外縁に沿って黄土色の帯があるマエキリンガ
 前翅後角の中央付近に薄褐色の筋があり,そこから後角の方に焦げ茶色の紋が広がっています。更に,外縁に沿って黄土色の帯があります。

マエキリンガ
後縁中央付近に薄褐色の筋がありそこから後角の近くまで色が濃くなっているマエキリンガ。

科名 コブガ科シロズリンガ亜科
 和名 マエキリンガ
 大きさ 開張 25~28mm
 食餌動植物 幼虫はイヌシデ,クマシデの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~6,7~8月
 特徴 

ぱっと見て シャチホコガか ヤガ科かな


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tag : マエキリンガ

ヤホシホソマダラ

2016年1月1日(金)
ヤホシホソマダラ 撮影日:2013/09/11 場所:いわき市勿来海岸

新しい年を向かえ皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願い致します。

 マダラガ科クロマダラ亜科のヤホシホソマダラを紹介します。

 まだ,二回しか見ていない蛾です。その二回とも昼間,葉に止まっていました。近くには外灯はありません。だから,灯火に飛来した蛾ではありません。この事とキクイモで吸蜜したりヨメナで吸蜜したりするヤホシホソマダラの写真を見ると昼行性の蛾と思われます。
ヤホシホソマダラ
昼間堂々と葉の表に止まったり花の蜜吸いをするので昼行性と思われるヤホシホソマダラ
 この蛾は暗い感じの地に鮮やかな黄紋があり,触角から胸部にかけて金属光沢の青い色をしているので美しい蛾に見えます。

ヤホシホソマダラ
大きな黄紋がや8つあれば納得したのですが細長く不明瞭な紋があることに気づいて八星と納得したヤホシホソマダラ。
 ヤホシというので黄紋の数を数えました。すると,6つしかありません。2年以上謎でしたが,前縁に一番近くて細長く不明瞭な黄紋があることに気が付きました。左右の数を会わせると八個で名前と一致します。これらの黄紋の形には個体差があって八個以上あるように見えるものも居ます。

ヤホシホソマダラ
触角から胸部にかけて金属光沢に輝く青い色をしていて美しいヤホシホソマダラ。

科名 マダラガ科クロマダラ亜科
 和名 ヤホシホソマダラ
 大きさ 開張 23mm
 食餌動植物 幼虫はハチジョウクサイチゴ、クサイチゴ、カジイチゴ、ナワシロイチゴ、ムクゲ、クヌギ、ホウロクイチゴの葉を食べます。
 分布 本州,小笠原,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
 出現月(羽化する月) 4,6~10月
 特徴 前翅には左右合わせて八つの黄紋があります。前縁に一番近い紋は不明瞭です。

よく見ると 八個の黄紋 ついている



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tag : ヤホシホソマダラ

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