アカキリバ

2015年12月31日(木)
アカキリバ 撮影日:2010/10/26,2011/05/04 場所:勿来の関・北茨城市

 ヤガ科エグリバ亜科のアカキリバを紹介します。

 アカキリバはヤガ科のキリバ族あるいはエグリバ類に属していましたがエグリバ亜科に昇格しました。
アカキリバ
夜7時頃台所の壁を見ると見慣れぬアカキリバが止まっていました。
 翅頂から外縁中央までと,そこから後角まで切られたように外縁が頭部の方に凹んでいます。その上,翅全体が赤味を帯びているからアカキリバと名付けられたのでしょう。

アカキリバ
逞しい感じの初見の蛾に浮き浮きしながら写真を撮ったアカキリバ。
翅中央からやや前縁に近い方に黒点が二つあります。これらの黒点の上には小白点があります。がっちりした格好で力強い紋様が印象的な蛾です。

アカキリバ
外縁が切られたような感じのアカキリバ。

科名 ヤガ科エグリバ亜科
 和名 アカキリバ
 大きさ 開張 37~40mm
 食餌動植物 幼虫はハチジョウクサイチゴ、クサイチゴ、カジイチゴ、ナワシロイチゴ、ムクゲ、クヌギ、ホウロクイチゴの葉を食べます。
 分布 本州,小笠原,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
 出現月(羽化する月) 4,6~10月
 特徴 

ポイントは 黒点二つ 白一つ


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tag : アカキリバ

ヒナシャチホコ

2015年12月30日(水)
ヒナシャチホコ 撮影日:2012/05/26,2011/09/05,05/02 場所:勿来の関

 シャチホコガ科ツマアカシャチホコ亜科のヒナシャチホコを紹介します。

 前翅長が10mm程度の小さなシャチホコガです。だから,「小さくて可愛い」という意味を込めてヒナシャチホコと名付けたのでしょう。一方,シャチホコガに対して,小さいという意味を込めて名付けられたヒメシャチホコもいるので混同してしまいます。
ヒナシャチホコ
翅の中央には耳を立てた犬が座っているように見えるヒナシャチホコ。櫛歯状の触角を持っていれば雄と相場は決まっていますが,この蛾は雄も雌も櫛歯状の触角を持っているので性別の判断は出来ません。
 最初の写真を見ますと耳を立てた犬が左を見て座っているように見えます。
 この蛾は櫛歯状の触角を持っていますが,ヒナシャチホコの雌も櫛歯状の触角を持っていますので雄か雌か分かりません。

ヒナシャチホコ
真ん中に長く毛を伸ばした人間のような紋様が見えるヒナシャチホコ。
 2番目の写真からはヤガ科の蛾を予想してしまいますが,1番目と3番目の写真では腹端が外縁から出ているのでシャチホコガ科の仲間らしいと予想されます。

ヒナシャチホコ
外縁から腹端が出ているのでシャチホコガ科の仲間だろうと予想がつくヒナシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科ツマアカシャチホコ亜科
 和名 ヒナシャチホコ
 大きさ 開張 15~20mm
 食餌動植物 幼虫はヤマナラシ,ポプラの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国
 出現月(羽化する月) 5~9月(年2~3化)
 特徴 触角は雄雌共に櫛歯状ですが雄は長いです。雄の腹端は二股になっています。
     日本最小のシャチホコガだそうです。

ポイントは 動物紋が 真ん中に


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tag : ヒナシャチホコ

ウラジロキノメイガ

2015年12月29日(火)
ウラジロキノメイガ 撮影日:2010/09/18,2011/06/05,08/01 場所:北茨城市・勿来の関

 ツトガ科ノメイガ亜科のウラジロキノメイガを紹介します。

 資料はあまり多くない蛾です。
 最初の写真からツトガ科ノメイガ亜科の仲間であることが分かります。触角が背に乗っていて黄色の地色に褐色の筋模様があるからです。
ウラジロキノメイガ
翅の裏から光が当たっていて下の二つの写真とは外縁に沿う帯の色が違って見えるウラジロキノメイガ
 同定のポイントは次のようです。
 ①外縁に沿って見られる帯の色が灰色を帯びています。
  最初の写真のものは,裏側から光が当たりよく分かりません。
 ②前翅中央付近(少し前縁よりの所)に三つの銀色紋が見られます。

ウラジロキノメイガ
前翅中央付近(少し前縁寄りの所)に三つの銀紋が見られるウラジロキノメイガ
 黄色地に見られる褐色の網目模様が奇麗な蛾です。

ウラジロキノメイガ
同定のポイントの一つである外縁に沿う帯の色が灰色であるウラジロキノメイガ。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 ウラジロキノメイガ
 大きさ 開張 20~24mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 北海道,本州,四国,九州,奄美大島
 出現月(羽化する月) 6~8月
 特徴 触角は♂♀共に微毛状ですが、雄はやや長く、雌は非常に短いです。

ポイントは 外縁に沿う 帯模様


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キオビトビノメイガ

2015年12月28日(月)
キオビトビノメイガ 撮影日:2010/10/02 場所:北茨城市

 ツトガ科ノメイガ亜科のキオビトビノメイガを紹介します。

 これらの写真は灯火に飛来した蛾を写したものではありません。北茨城市にあるダムの法面で昼間見つけた蛾です。
 キオビトビノメイガはツトガ科の蛾です。ツトガ科の特徴は草原に多く人影に驚いて直ぐ飛んで逃げ葉の裏に隠れてしまいます。しかし,最初の写真は逃げずに花の蜜を吸っている場面です。蛾や蝶は蜜を吸っているときには警戒心が弱まるから,写真が撮れたのです。
キオビトビノメイガ
黄色の紋が横に並び鳶色の地色からキオビトビノメイガと名付けられたのでしょう。水色の縁毛が目を引きます。
 2枚目の写真は,蜜吸いの写真をもっと大きく写そうとしている内に逃げられてしまい葉の表に止まった様子を写した写真です。これら2枚の写真からキオビトビノメイガは昼行性だと思われます。
 その理由は次の通りです。
 ①昼間堂々と花の蜜を吸っています。
 ②葉の裏に隠れず表に止まりました。
 ③灯火に飛来しません。

キオビトビノメイガ
ストローのような口を伸ばし花の蜜を吸っているキオビトビノメイガ。

 前翅にはアラジンの魔法のランプのような紋様が,後翅にはオタマジャクシの紋様が見られます。地の色は黒褐色(鳶色)です。黄色の紋を黄帯に見立て,鳶色の蛾という意味でキオビトビノメイガと名付けられたのでしょう。
 縁毛の内側が灰色,外側が水色をしていて手が込んでいます。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 キオビトビノメイガ
 大きさ 開張 8~9mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。 成虫は花の蜜です。
 分布 本州,四国,九州(「四国産蛾類図鑑」に載っているので四国を加えました。)
 出現月(羽化する月) 8月
 特徴 

黄色紋 横に並んで 帯のよう


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tag : キオビトビノメイガ

フチベニヒメシャク

2015年12月27日(日)
フチベニヒメシャク 撮影日:2011/09/04,09/07,2012/09/04 場所:勿来の関

 シャクガ科ヒメシャク亜科のフチベニヒメシャクを紹介します。

 昨日,フチベニヒメシャクとキオビベニヒメシャクは似ていると申し上げました。
 それは縁がすべて紅色の帯で囲まれているからです。
 でも,はっきりした違いがありますので同定は楽です。
フチベニヒメシャク
内横線・中横線・外横線の3本の線がはっきりしているフチベニヒメシャク
 その違いは下に挙げた二つです。
 ①紅色の帯が赤矢印から赤矢印までの間も外縁から離れておりません。
  キオビベニヒメシャクの方はこの部分が外縁から離れています。
 ②内横線・中横線・外横線の三つの線が見られます。(不明瞭なものもいます。)
  キオビベニヒメシャクの方はこれらの線が見られません。

フチベニヒメシャク
内横線が不明瞭なフチベニヒメシャク。この蛾と下の蛾は腹が太めでしかも,腹端が尖っているので雌と思われます。
 最初の写真の蛾は腹部がほっそりしていて,2枚目・3枚目の蛾は太く見えます。更に,2枚目・3枚目の蛾の腹端は尖っていますが,最初の蛾の方は毛が生えていて尖っていません。

フチベニヒメシャク
内横線は不明瞭ですが前翅翅頂から後角まで紅色の帯が外縁から離れないフチベニヒメシャク。

 科名 シャクガ科ヒメシャク亜科
 和名 フチベニヒメシャク
 大きさ 開張 14~19mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~7,9月
 特徴 フチベニヒメシャクに似ています。

ポイントは 3本線が 見えている


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tag : フチベニヒメシャク

キオビベニヒメシャク

2015年12月26日(土)
キオビベニヒメシャク 撮影日:2014/06/14,2012/06/24,06/28 場所:勿来の関

 シャクガ科ヒメシャク亜科のキオビベニヒメシャクを紹介します。

 去年,ベニヒメシャクを見つけた頃キオビベニヒメシャクを見つけていました。一見してフチベニヒメシャクかと思うほど似ています。
キオビベニヒメシャク
フチベニヒメシャクに似ていますが,前翅の暗紅帯は赤矢印から赤矢印まで外縁から離れているキオビベニヒメシャク
 キオビベニヒメシャクの特徴は次の通りです。
 ①前翅の暗紅帯が赤矢印から赤矢印まで外縁から少しだけ離れています。
 ②後翅の暗紅帯は青矢印の所で外縁から離れています。

キオビベニヒメシャク
更に後翅の暗紅帯は青矢印の所で外縁から離れるキオビベニヒメシャク。
 キオビベニヒメシャクという名前からは,黄色い帯をした蛾を想像してしまいます。
 ところが,帯の色は暗紅色です。
 では,最初のキは何を意味しているのでしょうか。
 それは,地色です。
 つまり,キオビベニヒメシャクの意味は,黄色地で帯が紅色をしたヒメシャクということです。

キオビベニヒメシャク
でも個体差があって青矢印の所で離れないものも居るキオビベニヒメシャク。あるいは雌の特徴かもしれません。腹太で腹端が尖っているから雌の可能性があると思っています。

 科名 シャクガ科ヒメシャク亜科
 和名 キオビベニヒメシャク
 大きさ 開張 10~14mm,二化 11mm
 食餌動植物 イヌタデ,ミゾソバ,シダレヤナギでの幼虫飼育記録があります。成虫は花の蜜などです
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~7,9月
 特徴 フチベニヒメシャクに似ています。

縁沿いを 暗紅帯が 囲んでる


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tag : キオビベニヒメシャク

ベニヒメシャク

2015年12月25日(金)
ベニヒメシャク 撮影日:2014/06/20,2011/06/24,201206/19 場所:勿来の関

 シャクガ科ヒメシャク亜科のベニヒメシャクを紹介します。

 去年の6月下旬,鮮やかな色をしたベニヒメシャクを見つけました。翅は少し暗い感じの紅色ですが橙色した縁毛と対照で今でも記憶に残っています。
ベニヒメシャク
紅色と橙色が対照的で綺麗だったと記憶に残っているベニヒメシャク
 ベニヒメシャクの内横線は不明瞭ですが,外横線は太くて黒く明瞭です。翅の中央付近にある橙色の紋は多少個体差があって大きさや形が不揃いです。

ベニヒメシャク
上の蛾と比べて腹が太いので雌と思われるベニヒメシャク。腹端が上のは房状で下のは尖っています。
 最初の蛾は雄で,2枚目の蛾は雌だと思っています。
 最初の蛾の腹は細長く,2枚目の蛾の方は太い腹が見えているからです。
 上の判断が正しいとすると雄の腹端は房状になっていて,雌の腹端は針のように尖っているようです。

ベニヒメシャク
前翅後翅の中ほどにある橙色の紋には個体差があり大きさや形が違うベニヒメシャク。

 科名 シャクガ科ヒメシャク亜科
 和名 ベニヒメシャク
 大きさ 開張 11~15mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 6,9月
 特徴 内横線は不明瞭だが,外横線は明瞭です。

橙色の 中に紅色 綺麗なり


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tag : ベニヒメシャク

カシワキボシキリガ

2015年12月24日(木)
カシワキボシキリガ 撮影日:2013/03/10 場所:勿来の関

 ヤガ科キリガ亜科のカシワキボシキリガを紹介します。

 柵の裏側を覗き込みますと窪んだ所に灰色の蛾がじっと動かずに止まっています。この場所は外灯の近くなので灯火に飛来した蛾がそのまま柵に止まったのでしょう。
 2枚目写真を見て驚いたのは,胸部中央の毛が鶏冠のように盛り上がっていることです。
カシワキボシキリガ
寒さを少しでも和らげようと窪んだ所に止まっていたカシワキボシキリガ
 灰色の地に黒い線の紋様がある蛾です。腎状紋や環状紋があるのでヤガ科を探して見つけました。環状紋より後縁に近い方にはワイングラスに似た紋が見られます。見つけるとき,この紋を手掛かりにしました。

カシワキボシキリガ
この写真を見て驚いたのは,カシワキボシキリガの胸部中央付近の毛が鶏冠のように立っていたからです。
 ハンノキリガに似ています。でも,次のような特徴からカシワキボシキリガと同定しました。
 ①地の色が灰色です。  ・・・カシワキボシキリガ
 ②地の色が茶褐色です。 ・・・ハンノキリガ
 ③ハンノキリガの環状紋の中には褐色の輪紋があります。
 出現月を確認すると10~11月となっていて,驚きました。私が見つけたのは3月上旬だったからです。念のために成虫のままで冬を越すのか調べると成虫越冬とあり,安心しました。
 越冬した割に,縁毛が生え揃い紋様がほとんど擦れていないように見えるので不思議です。この事から考えますとカシワキボシキリガは,羽化後はほとんど動かずにいる種なのでしょう。

カシワキボシキリガ
写しやすい所に移動したら,身の危険を感じたのでしょう。羽ばたき運動を始めてしまったカシワキボシキリガ。

 科名 ヤガ科キリガ亜科
 和名 カシワキボシキリガ
 大きさ 開張 32~37mm
 食餌動植物 幼虫はクヌギ,カシワの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 10~11月 成虫越冬
 特徴 新設したキリガ亜科に移動しています。ハンノキリガに似ています。

ポイントは 灰色の地に 輪紋なし


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tag : カシワキボシキリガ

アヤナミノメイガ

2015年12月23日(水)
アヤナミノメイガ 撮影日:2010/09/05,2011/09/26 場所:北茨城市,勿来の関

 ツトガ科ノメイガ亜科のアヤナミノメイガを紹介します。

 1枚目と2枚目の写真は,イノコズチの仲間がはびこっている畑で写した写真です。アヤナミノメイガの幼虫はイノコズチの仲間の葉を食べるのでこの畑にいたのでしょう。
アヤナミノメイガ
イノコズチの仲間の仲間がはびこっている畑で見つけたアヤナミノメイガ
 暗褐色の地に黄色の斑紋がある蛾ですが,この斑紋は個体差が大きいようです。最後の蛾の前翅中央近くにある斑紋を見て下さい。円くて大きい斑紋です。ところが,1・2枚目の写真の蛾の方はいびつで小さいです。

アヤナミノメイガ
小さいながらも黄色の斑紋が鮮やかなアヤナミノメイガ。
 触角が表に出て見える蛾はツトガ科・メイガ科です。その上,鮮やかな黄色の紋があれば,ほぼツトガ科です。葉に止まっているツトガ科の蛾を写すのは,大変です。逃げ足が速くて葉の裏に隠れてしまうからです。

アヤナミノメイガ
黄色の斑紋は個体差が大きいアヤナミノメイガ。左右の翅でも微妙に違っています。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 アヤナミノメイガ
 大きさ 開張 16~18mm
 食餌動植物 幼虫はヒナタイノコズチ,ヒカゲイノコズチ,ムラサキイノコズチの葉を食べます。
 分布 北海道(南部),本州,九州,対馬,屋久島,奄美大島,宮古島,石垣島
 出現月(羽化する月) 5~9月
 特徴 腹端に僅かな毛があると雄だそうです。

黄の紋は 左右で違い 混乱す


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tag : アヤナミノメイガ

クロスカシトガリノメイガ

2015年12月21日(月)
クロスカシトガリノメイガ 撮影日:2013/08/08,2014/08/07 場所:勿来の関

 ツトガ科ノメイガ亜科のクロスカシトガリノメイガを紹介します。

 前翅には三つの白紋が見られます。この周りが黒ずんだ褐色になっています。その結果,この白紋が透けてはいないのに透けたように見えてしまいます。それで,クロスカシトガリノメイガと名付けられたのでしょう。
クロスカシトガリノメイガ
前翅にある三つの白紋は白いので透けたように見えるクロスカシトガリノメイガ。でも,実際は透けてはいません。
 クロスカシトガリノメイガは二番目の写真で分かるように,メイガ科シマメイガ亜科の蛾のように前足を直角に立てて壁に止まる習性があるようです。

クロスカシトガリノメイガ
メイガ科の仲間のように前足を直角に立てて壁に止まるクロスカシトガリノメイガ。
黄色の縁毛はきれいに揃っていて羽化後間もない個体のように見えます。

 クロスカシトガリノメイガとスカシトガリノメイガは似ていて素人の私にはどちらか分かりませんが,前翅が黒っぽい感じがするのでクロスカシトガリノメイガと致しました。
 出現月が「みんなで作る日本蛾類図鑑」では5~6月となっていますが,「YAMKEN明石の蛾達」では,5~6(8)月となっていました。

クロスカシトガリノメイガ
上の写真の蛾のように縁毛が揃って無く擦れた感じのするクロスカシトガリノメイガ。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 クロスカシトガリノメイガ
 大きさ 開張 17~23mm
 食餌動植物 幼虫はエノキの葉を食べます。
 分布 本州,九州,対馬,奄美諸島,喜界島,石垣島
 出現月(羽化する月) 5~6月,(8)
 特徴 スカシトガリノメイガに似ています。

白いので 三白紋は 透けたよう


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tag : クロスカシトガリノメイガ

ユウグモノメイガ

2015年12月20日(日)
ユウグモノメイガ 撮影日:2012/07/21,2013/05/08 場所:勿来の関,北茨城市

 ツトガ科ノメイガ亜科のユウグモノメイガを紹介します。

 蛾の幼虫の多くは,植物の葉を食べますが,それに対して,ユウグモノメイガの幼虫はスイバの茎や根を食べるところが変わっています。
ユウグモノメイガ
黄色い地に鮮やかな紅色の筋が目立つユウグモノメイガ
 紋様の現れ方も変わっていて,外縁を除いて主に縁に沿って紅色の筋模様が見られます。亜外縁線がもう少し外側に寄れば縁を囲む形になってしまいます。

ユウグモノメイガ
紅色の筋模様を夕焼雲に見立てているようなユウグモノメイガ。
 この紅色の筋模様を夕焼雲に見立ててユウグモノメイガと名付けられたのでしょう。

ユウグモノメイガ
背の上にある触角からツトガ科かメイガ科と予想がつくユウグモノメイガ。しかも,地の色が黄色であれば,ほぼツトガ科と相場が決まっています。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 ユウグモノメイガ
 大きさ 開張 26~36mm
 食餌動植物 幼虫はスイバの茎、根を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~8月
 特徴 

ユウグモは 黄の地に紅の  筋目立つ


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tag : ユウグモノメイガ

チャバネフユエダシャク

2015年12月20日(日)
チャバネフユエダシャク 撮影日:2015/12/19(成虫雌),12/13~12/19(成虫雄),05/06(幼虫) 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のチャバネフユエダシャクを紹介します。

 私も1度はチャバネフユエダシャクの雌に会いたいと思っていました。何しろ冬の蛾のトップスターでホルスタインの愛称まで持っているのですから憧れてしまいます。
 毎年,雄のチャバネフユエダシャクが出現してから暫く経った12月下旬の頃から樹木の幹を探っていました。しかし,そう簡単には見つかりませんでした。
チャバネフユエダシャク
ヘッドライトのように前向きの目の近くには口が見当たらないチャバネフユエダシャクの雌。

チャバネフユエダシャク
雄は灯火に飛来し何回も見られますが,探すコツが分からないものにとっては高嶺の花のチャバネフユエダシャクの雌。

チャバネフユエダシャク
冬の蛾のトップスターであるチャバネフユエダシャクの雌。ホルスタインの愛称まであります。
 ところが,昨日(2015/12/19),「今日も坊主か。」と思いながら水飲み場を見ると雌のチャバネフユエダシャクが居るではありませんか。
 翅は無くても逃げ足が速いので驚かさないように何枚も写真を撮りました。

チャバネフユエダシャク
2本の太い帯状の紋様があるチャバネフユエダシャクの雄。

チャバネフユエダシャク
1本の細い横線があり,小さな褐色紋が無数にあるチャバネフユエダシャクの雄。

チャバネフユエダシャク
全体が茶褐色で1本の細い横線があるチャバネフユエダシャクの雄。
 上や横方向から撮った後,「成虫になってからは口が無く何も食べない。」事を思い出しました。それで,前方から狙って撮った写真が最初のものです。赤矢印で示したように二つの目はヘッドライトのように前を向いています。ぜんまい状の口があれば二つの目の中央より下に見られるはずですが,かけらもありません。
 今日も,昨日発見した場所の周辺をくまなく探しましたが,見つけることは出来ませんでした。
 昨日の発見は全くの偶然だったかもしれません。神様の贈り物だったかもしれません。
 とにかく,幸運な出会いでした。

 以前のチャバネフユエダシャクの記事はこちらです。

チャバネフユエダシャク
チャバネフユエダシャク
春のゴールデンウィークの頃,見掛けた綺麗なチャバネフユエダシャクの幼虫。柵を移動中でした。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 チャバネフユエダシャク
 大きさ 前翅長 雄21~27mm,雌の体長11~15
 食餌動植物 幼虫はコナラ,クヌギ,ヤナギ,ブナ,バラ,ニレ,カバノキ,ツツジなどの広葉樹の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 11~1月
 特徴 雄には細い横線が1本あるものと太い帯状のものが2本あるものがいます。
     雌の翅は退化していて,白い地に黒の斑模様があります。
幼虫は春出現して5月上旬,土に潜り蛹となります。

今年もと 諦めかけた ときに会え


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tag : チャバネフユエダシャク

アカオビリンガ

2015年12月19日(土)
アカオビリンガ 撮影日:2013/05/16,2011/05/14 場所:勿来の関

 コブガ科リンガ亜科のアカオビリンガを紹介します。

 昨日紹介しましたクロオビリンガと色合いが違うので簡単に同定できると思っていました。ところが,さに非ず。この様な色合いのクロオビリンガもアカオビリンガも居るからなのです。
アカオビリンガ
昨日紹介したクロオビリンガに見られる黒い外横線がないアカオビリンガ
 両者の違いは外縁に近い薄褐色の部分に下記のように現れます。
 ①アカオビリンガ・・・黒点も線もありません。
 ②クロオビリンガ・・・黒点(亜外縁線)が並んでいます。

アカオビリンガ
何よりも大事なポイントとなる黒い点列の亜外縁線が見られないアカオビリンガ。
 春出現するクロオビリンガはアカオビリンガに似た色合いのものが多いようです。ですから,亜外縁線の有無で同定すれば良いのです。ただし,不明瞭なものがいるので黒い点列の亜外縁線があるかどうかよく見なければなりません。
 アカオビリンガは翅中央に赤褐色のくねった帯が見られます。翅全体が明るい色で綺麗な蛾に見えます。
 なおアカオビリンガの腎状紋は不明瞭な傾向にあります。

アカオビリンガ
雄の触角は櫛歯状ですがこの蛾は糸状なので雌と分かるアカオビリンガ。

 科名 コブガ科リンガ亜科
 和名 アカオビリンガ
 大きさ 開張 21~32mm
 食餌動植物 幼虫はオニグルミ、オヒョウ、ヤシャブシ、サワシバ、シナノキ、フジの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 4~5,7~8月
 特徴 個体変異が大きくアカオビリンガと似ているため同定困難な種です。

ポイントは 亜外縁線 ありません


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tag : アカオビリンガ

クロオビリンガ

2015年12月18日(金)
クロオビリンガ 撮影日:2015/07/27,07/10,2013/08/30 場所:北茨城市・勿来の関

 コブガ科リンガ亜科のクロオビリンガを紹介します。

 クロオビリンガとアカオビリンガは似ています。しかも,どちらの種も個体差が大きく同定は困難です。この蛾はアカオビリンガで間違いないだろうと思って調べるとクロオビリンガだったりして素人の私には同定が困難種です。
クロオビリンガ
赤矢印で示した黒い外横線がポイントとなるクロオビリンガ
 でも,「相模国の自然スケッチ」に載っていた事を拠り所にして同定しました。
 その根拠は次の通りです。
 ①外縁から数えて2色目と3色目の境目には明確な黒線(外横線)があります。
 ②アカオビでは1化も2化も眼状紋が明瞭でない傾向にあるようです。
 ③アカオビのほうが色にメリハリがある感じでクロオビのほうがザラッとしてて汚い感じがします。

クロオビリンガ
黒い外横線に加えて黒い点状の亜外縁線(外縁に近い線)があるクロオビリンガ。
 私はこれらの外に次のようなもう一つのポイントを加えて同定しました。
 ④黒点状の亜外縁線(外縁に近い線)があります。(個体差があって不明瞭のものもあります。)

クロオビリンガ
腎状紋(黄矢印)が明瞭なクロオビリンガ。その紋より頭部寄りに茶褐色点状の環状紋があります。

 科名 コブガ科リンガ亜科
 和名 クロオビリンガ
 大きさ 開張 21~32mm
 食餌動植物 幼虫はオニグルミ、オヒョウ、ヤシャブシ、サワシバ、シナノキ、フジの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 4~5,7~8月
 特徴 個体変異が大きくアカオビリンガと似ているため同定困難な種です。

ポイントは 外横線が 黒いこと
ポイントは 亜外縁線 点々と



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tag : クロオビリンガ

カマフリンガ

2015年12月17日(木)
カマフリンガ 撮影日:2011/09/21,09/22,09/24 場所:勿来の関

 コブガ科リンガ亜科のカマフリンガを紹介します。

 この蛾の仲間はなかなか見つけることが出来ませんでした。ヤガ科を何回か探しましたが見つかりません。
 コブガ科の蛾だったからです。
カマフリンガ
赤矢印で示した線で囲まれた形が鎌の形なのでカマフリンガ(鎌斑リンガ)と名付けられたのでしょう。
 名前がカマフリンガと分かりましたがぴんと来ません。考え続けていたら鎌斑(かまふ)だと思い付きました。上の赤矢印から下の赤矢印までの線で囲まれた形が草刈り鎌に似ています。

カマフリンガ
黒ずんだ茶褐色の個体よりも黄褐色から茶褐色の個体の方が多いカマフリンガ。
 勿来の関には食餌植物のケヤキは数えるくらいしかありません。ハルニレは1本も分布していません。ですから,カマフリンガは滅多に観察できません。

カマフリンガ
コブガ科に属する蛾とは分からず彼方此方探したカマフリンガ。

 科名 コブガ科リンガ亜科
 和名 カマフリンガ
 大きさ 開張 31~39mm
 食餌動植物 幼虫はハルニレ、ケヤキの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 6~8月
 特徴 

名のいわれ 鎌の形の 帯模様


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tag : カマフリンガ

カノコガ

2015年12月16日(水)
カノコガ 撮影日:2012/09/06,2010/07/05,08/28 場所:北茨城市・勿来の関

 ヒトリガ科カノコガ亜科のカノコガを紹介します。

 カノコガは草が生えている所で見られます。
 朝方,一斉に沢山のカノコガがゆっくりと浮かぶように飛ぶ光景を連日見たことがあります。それを見ながら「何故カノコガたちは飛び回っているのだろう。」と思いました。おそらく配偶者を探しているのだろうと考えています。
カノコガ
翅には白い半透明状の斑紋が見られるカノコガ。この斑模様を鹿の子に見立ててカノコガと名付けたのでしょう。
 暫く経ってから,また見に行くと先ほどの光景は幻だったかのように一匹も飛んでいません。飛び回っていた草むらを歩くとつがいになったものや一匹のままのカノコガが驚いて飛び出します。

カノコガ
下の方がふくれた腹をしているので雌と思われるカノコガ。
 黒い翅には半透明の白い斑模様が見られますが,それを鹿に見られる鹿の子模様に見立ててカノコガと呼ばれるのでしょう。
 最初の写真のように上からカノコガを見ると二筋の黄帯が見られますが,七筋の黄帯があるキハダカノコは勿来の関では今のところ観察されていません。

カノコガ
脇腹には五つの黄斑が並ぶカノコガ。

 科名 ヒトリガ科カノコガ亜科
 和名 カノコガ
 大きさ 開張 30~37mm
 食餌動植物 幼虫はツメクサ,スギナ,スイバ,ギシギシ,タンポポの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6,8~9月
 特徴 昼行性の蛾で葉の裏に隠れます。

翅の模様 鹿の子斑で 名前付き


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tag : カノコガ

ゴマダラキリガ

2015年12月15日(火)
ゴマダラキリガ 撮影日:2015/12/14 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のゴマダラキリガを紹介します。

 見たことがあるような蛾が窓枠脇に止まっています。ホシオビキリガのゴマダラ型かもしれないと思いました。でも,赤橙色が濃いと思いながら写真を撮りました。
ゴマダラキリガ
角の隅に頭部を付けているゴマダラキリガ。左右の前翅は重なっていません。
 家に帰って調べるとゴマダラキリガであることが分かりました。ホシオビキリガのゴマダラ型に似ていますが違いは次の通りです。
 ①胸部のふさふさした毛の所に黒点が幾つかあります。
 ②ゴマダラキリガの黒点は散在しているように見えますが,ゴマダラ型のホシオビキリガの方は規則的に並んでいるように見えます。

ゴマダラキリガ
写しやすい所へ移動したら触角を左右に伸ばしいつでも飛び立てる状態になっているゴマダラキリガ。
左右の前翅は少し重なり合っていて後縁付近の紋様は見えなくなっています。

 蛾の観察を始めてから,今まで見たことがなかった蛾で,最初に見る蛾です。この理由はクヌギの分布が勿来の関では少ないからだと考えています。

ゴマダラキリガ
ふさふさした胸部の毛の部分にも黒い斑点があるゴマダラキリガ。

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 ゴマダラキリガ
 大きさ 開張 35mm
 食餌動植物 幼虫はクヌギの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,佐渡島,四国,九州
 出現月(羽化する月) 10,4~5月
 特徴 ホシオビキリガのゴマダラ型と似ています。

名のいわれ ゴマを散らした 模様から


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tag : ゴマダラキリガ

クシヒゲキヒロズコガ

2015年12月14日(月)
クシヒゲキヒロズコガ 撮影日:2011/07/21,2012/08/15 場所:勿来の関

 ヒロズコガ科のクシヒゲキヒロズコガを紹介します。

 一見して黒い紋が前縁に沿ってあるのでクロクモヒロズコガ<以前の記事はこちらです。>と間違えそうです。でも,黒くない部分は真っ白でなく淡黄色の斑紋があるのでクロクモヒロズコガとは違っています。
 黒紋の様子は個体差があって多少違っています。
クシヒゲキヒロズコガ
ぱっと見て黒紋の数が少ないクロクモヒロズコガかなと思ってしまうクシヒゲキヒロズコガ
 この蛾の触角が櫛のようになっているのでクシヒゲキヒロズコガと名付けられたようです。

クシヒゲキヒロズコガ
でも,白い地の所には淡黄色の斑紋があって違うことが分かるクシヒゲキヒロズコガ。下唇鬚(かしんひげ)には牙のようなものが上方に出ています。
 ふさふさした下唇鬚(かしんひげ)を見ると,キバガ科のような牙があるので驚いています。こんな立派なものがあったらキバガ科といわれても納得してしまいそうです。

クシヒゲキヒロズコガ
円らな瞳が可愛いクシヒゲキヒロズコガ。

 科名 ヒロズコガ科
 和名 クシヒゲキヒロズコガ
 大きさ 開張 15~30mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~8月
 特徴 触角は櫛歯状になっています。

名のいわれ 櫛歯のヒゲで 付けられる 



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tag : クシヒゲキヒロズコガ

シロオビノメイガ

2015年12月13日(日)
シロオビノメイガ 撮影日:2010/08/14,09/22 場所:東海村,北茨城市

 ツトガ科ノメイガ亜科のシロオビノメイガを紹介します。

 草原を何歩か進んだら小さい蛾が飛び出し,直ぐ葉の裏に隠れました。白線のある茶褐色の蛾です。写真を撮ろうと近付くと直ぐ逃げられてしまいます。逃げ足の速い蛾でなかなか写真が撮れなかったのを思い出します。この草原にはイノコズチの仲間が沢山生えていたのでシロオビノメイガが見られたのでしょう。
シロオビノメイガ
クロオビノメイガに対してこちらがシロオビノメイガです。
前翅長と後翅にある太くて白い筋を白帯に見立てて名前がついたと思われます。

 この蛾を見つけた頃は蛾に興味を持ち始めた頃だったので,同定には時間がかかりました。今なら触角が表面に出て見えているからツトガ科・メイガ科に属する蛾であると直ぐ分かってしまうのですが,何事も積み重ねが大事です。

シロオビノメイガ
前足・頭部・腹部・縁毛が白くなっていてハイカラな感じを受けるシロオビノメイガ。葉の裏に隠れるのが普通ですが,この日は偶々表に止まってくれたので写しやすかったです。
 前翅長と後翅には太くて白い筋が見られます。これを白帯と見立ててシロオビノメイガと名付けたのでしょう。
 縁毛には白と褐色の筋模様があって洒落た感じです。頭部や前足は白く腹部にも白線が入りハイカラな感じを受けます。

シロオビノメイガ
ストローのような細長い口(赤矢印)をイノコズチの花に伸ばし蜜を吸うシロオビノメイガ。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 シロオビノメイガ
 大きさ 開張 21~24mm
 食餌動植物 幼虫はホウレンソウ、フダンソウ、テンサイ、ウリ類、アカザ、サトウダイコン、モヨウビユ、ケイトウ、ヒユ、ヒナタイノコズチ、ツルナの葉を食べます。 成虫は花の蜜です。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,沖縄
 出現月(羽化する月) 6~11月
 特徴 昼行性の蛾で草原でよく見掛けます。人影に驚いては飛び出て直ぐ葉の裏に隠れます。

白線を 帯に見立てて 名前付け


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tag : シロオビノメイガ

キカギヒメハマキ

2015年12月12日(土)
キカギヒメハマキ 撮影日:2013/05/12 場所:勿来の関

 ハマキガ科ヒメハマキガ亜科のキカギヒメハマキを紹介します。

 白壁に小さな蛾が止まっています。小さい蛾の方が格好に気を配っているものが多いと分かってからは,すかさず写真に納めています。
キカギヒメハマキ
前縁に沿って並ぶヒメハマキ模様(赤矢印から赤矢印)が目立つキカギヒメハマキ
 期待を裏切らず,外縁の様子が多くの蛾とは違っています。更に,後縁周辺が止まる面に平行で箱形になっているように見えます。

キカギヒメハマキ
後縁部分は止まる面に対して平行になっているように見えるキカギヒメハマキ
 二つの赤矢印で示したように前縁には斜めの筋模様が見られます。同定にはこの筋模様が大切なのです。この筋模様でヒメハマキガ亜科と分かるからです。写真を撮るとき真上からばかり写してしまいがちですが,横からも写しておくと同定に役立ちます。
 小さな体の割に大きくて円らな瞳をしているので可愛らしく見えます。

キカギヒメハマキ
真上から写すとヒメハマキ模様が確認しづらいキカギヒメハマキ。

 科名 ハマキガ科ヒメハマキガ亜科
 和名 キカギヒメハマキ
 大きさ 開張11~15mm
 食餌動植物 幼虫はコナラ,ブナの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 4~7月
 特徴 

ポイントは 前縁並ぶ 筋模様


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tag : キカギヒメハマキ

クロオビノメイガ

2015年12月11日(金)
クロオビノメイガ 撮影日:2014/06/13,07/24,2011/08/29 場所:勿来の関

 ツトガ科ノメイガ亜科のクロオビノメイガを紹介します。

 あまり多く観察される蛾ではありません。おそらく食餌植物のカシワが多く分布していないためと思われます。
クロオビノメイガ
羽化したばかりと思われる蛾は擦れていないため鮮やかな色をしているクロオビノメイガ
 3枚の写真の中で一番新鮮な蛾は一枚目の蛾です。長い縁毛(外縁の外側に生えている毛)が綺麗に生え揃っているから分かります。擦れていなくて鮮やかな色をしています。

クロオビノメイガ
縁毛がほとんど無く翅色が色あせているので羽化後だいぶ時間が経っていると思われるクロオビノメイガ
 どの写真でも触角が背の上に見えています。この事から分かるのはツトガ科かメイガ科の仲間だということです。
 この蛾の後翅中央には褐色の線があります。この線を黒帯に見立ててクロオビノメイガと名付けたように思われます。

クロオビノメイガ
ツトガ科の蛾は止まったとき背の上に触角を出しているクロオビノメイガ。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 クロオビノメイガ
 大きさ 開張 21~26mm
 食餌動植物 幼虫はカシワの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 5~6,7~8月
 特徴 

横線を 帯に見立てて 名前付け


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tag : クロオビノメイガ

キヅマアツバ

2015年12月10日(木)
キヅマアツバ 撮影日:2013/06/10,2011/06/11 場所:勿来の関

 ヤガ科カギアツバ亜科のキヅマアツバを紹介します。

 一見,アカオビリンガやクロオビリンガに似ていますが,はっきり区別がつきます。地の色が黄褐色だからです。特に,中央にある暗紫褐色の帯より外側は黄色味を帯びています。だから,端の方が黄色いという意味でキヅマアツバと名付けられたのでしょう。
キヅマアツバ
前翅中央に広がる暗紫褐色の紋を見ると二匹の鷲が向かい合っているように見えるキヅマアツバ
 「みんなで作る日本蛾類図鑑」では,シタバガ亜科になっていますが,最近の分類では「カギアツバ亜科」になっています。

キヅマアツバ
外縁に沿った所詰まり,端(つま)が黄色なのでキヅマアツバと名付けられたのでしょう。
 中央にある暗紫褐色の帯状紋を見ていると二匹の鷲が向かい合っているように見えます。

キヅマアツバ
幼虫は何を食べるか未だ分かっていないキヅマアツバ。

 科名 ヤガ科カギアツバ亜科 
 和名 キヅマアツバ
 大きさ 開張 28mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 本州,四国,九州,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~9月
 特徴 

黄色地に 鷲紋のある カギバかな


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tag : キヅマアツバ

アキカバナミシャク

2015年12月9日(水)
アキカバナミシャク 撮影日:2011/12/04,2012/11/27,2014/11/20 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のアキカバナミシャクを紹介します。

 ナミシャク亜科のカバナミシャクの仲間は,紋様がはっきりしないものや似ているものがいるので同定を敬遠してきました。
アキカバナミシャク
後翅後角の2白点は不明瞭でよく分からないアキカバナミシャク
 しかし,特徴がどこに現れているか見つけることが出来るようになってきたのでカバナミシャクの仲間の同定に取り組みました。

アキカバナミシャク
よく探したら同定ポイントが四つもあったアキカバナミシャク
 同定のポイントは次の通りです。
 ①水色矢印で示したように,周りより薄くなっているこの帯は,前縁付近で明るくなっています。
 ②前翅後角付近に赤矢印で示したように2白点(個体によってはつながっています。)があります。
 ③後翅後角付近にも黄矢印で示したように2白点(不明瞭なものもあります。)があります。
 ④胸部背には,黄緑色で示したように白い筋があります。

アキカバナミシャク
前翅後角の2白点がつながっているようなアキカバナミシャク。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 アキカバナミシャク
 大きさ 前翅長 雌 約13mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 本州,四国
 出現月(羽化する月) 12~1月
 特徴 斑紋は弱い傾向があります。水色矢印で示した薄褐色の帯は,前縁付近ではっきりしています。

ポイントは 後角付近 2白点


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tag : アキカバナミシャク

11月下旬に見られる蛾10

2015年12月8日(火)
勿来の関で見られる蛾10 (2015年11月下旬) 撮影場所:勿来の関

 11月下旬に見られる蛾10の紹介です。

トビスジヒメナミシャク
①トビスジヒメナミシャクの雄(シャクガ科 ナミシャク亜科) 2015/11/20
雄はは地色が淡黄褐色で暗色の横帯内に縁取りのない黒点がありますが、♀では地色が赤褐色で、暗色の横帯内に白い縁取りの黒点があります。
<以前の記事はこちらです。>

ギンモンシロウワバ
②ギンモンシロウワバ(ヤガ科 キンウワバ亜科) 2015/11/20
写しやすいようにと考え移動したら羽ばたき運動を始めました。ぶれないようにフラッシュを焚きました。腹部背には鶏冠のような毛束は立っていません。飛行の邪魔になるからでしょう。
<以前の記事はこちらです。>

クロモンキノメイガ
③クロモンキノメイガ(ツトガ科 ノメイガ亜科) 2015/11/22
黄色の地に黒い紋があるのでクロモンキノメイガと名付けられたのでしょう。
<以前の記事はこちらです。>

フトジマナミシャク
④フトジマナミシャク(シャクガ科 ナミシャク亜科) 2015/11/28
内横線から外横線まで太い帯状の紋があるのでフトジマナミシャクと呼ばれるのでしょう。
<以前の記事はこちらです。>

ウスズミカレハ
⑤ウスズミカレハ(カレハガ科) 2015/11/30 
観察される数は年によってむらがあります。今年はたった一回しか観察できませんでした。
<以前の記事はこちらです。>


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tag : 11月下旬に見られる蛾10

クロスジフユエダシャク

2015年12月7日(月)
クロスジフユエダシャク 撮影日:2015/12/07 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のクロスジフユエダシャクを紹介します。

 白い壁を見ますと,イチモジフユナミシャクらしい蛾が止まっています。ところが,触角を広げてとまっています。こんな止まり方はイチモジフユナミシャクはしません。未見の蛾かもしれないと思いぶれないように撮りました。
クロスジフユエダシャク
ぱっと見てイチモジフユナミシャクかなと思いましたが,触角を前方に広げては止まらないので未見の蛾かもしれないと思ったクロスジフユエダシャク
 調べた結果,未見のクロスジフユエダシャクだと分かりました。この蛾は,2010年から勿来の関で蛾の観察を始めてから,一度も見たことがありませんでした。
 その理由は昼行性のため灯火に飛来することが少ないためだろうと思っています。

クロスジフユエダシャク
ぼんやりとした内横線が見られるクロスジフユエダシャク。上と同じ蛾です。
 クロスジフユエダシャクは「冬尺蛾」の一種です。雄には立派な翅が有りますが,雌には退化した小さな翅があるだけです。当然飛べませんから,歩いて移動します。

クロスジフユエダシャク
今日別な場所に止まっていたクロスジフユエダシャク。内横線は上の蛾より不明瞭です。
外横線は中央付近で細くなっているタイプです。


 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 クロスジフユエダシャク
 大きさ 前翅長 雄17~19mm,雌の体長10~14mm(前翅長3-4mmで飛べません。)
 食餌動植物 幼虫はクリ、コナラ、ミズナラ、クヌギ、アベマキ、カシワ、タカオカエデの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 12月
 特徴 雌は翅が退化しています。昼行性で雄はあまり灯火に飛来しません。
     内横線がぼんやりと現れるときがあります。
     外横線は真っ直ぐか中央付近でわずかに下がります。
     外横線は中央付近で細くなるのも,太くなるものもあります。

珍しや 触角出して 止まってる


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tag : クロスジフユエダシャク

ハグルマエダシャク

2015年12月6日(日)
ハグルマエダシャク 撮影日:2012/06/21,06/11,2015/05/31 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のハグルマエダシャクを紹介します。

 個体変異がクロハグルマエダシャクよりも小さい蛾ですが,昨日紹介した蛾と似ているように見えてしまいなかなか同定できずにいました。
ハグルマエダシャク
外横線(黒点の外側にある線)の外側には細かい線はあまり無く紋様が面状に広がっているハグルマエダシャク
 それは2枚目・3枚目の写真のような場合,内横線と外横線が目立ちクロハグルマエダシャクに見えてしまっていたからです。そう見えた原因は内横線の内側と外横線の外側にある薄黄色の部分が広いためです。

ハグルマエダシャク
内横線の内側と外横線の外側には薄黄色の部分が目立ち違った蛾のように見えてしまったハグルマエダシャク。
 しかし,ハグルマエダシャクの紋様は,油が紙に染みて出来たようなものが全体に広がっている感じなのです。
 ですから,最後の写真の蛾は,外横線と亜外縁線が目立ち,空いた空間は細かい線状の紋で埋まっているから,クロハグルマエダシャクと同定しました。

ハグルマエダシャク
違った蛾のように見えてしまいますが外縁に沿った所には紋様が面状に広がっているハグルマエダシャク。
 ハグルマエダシャク同定のポイントは次の通りです。
 ①外横線(黒点の直ぐ外の線)の外側には,細かい線状のものはあまり無く,面状の紋様が広がっています。

クロハグルマエダシャク
外縁に沿って細かい線状のものがあるのでクロハグルマエダシャクと同定しました。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ハグルマエダシャク
 大きさ 開張 26~34mm
 食餌動植物 幼虫はイヌツゲ、アオハダ、ソヨゴ、ウゴツクバネウツギ、ツクバネウツギの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~7月
 特徴 ハグルマエダシャク,マルハグルマエダシャク、アベリアエダシャクに似ていて個体変異が大きいです。

ポイントは 外縁に沿う 紋様だ


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tag : ハグルマエダシャク

クロハグルマエダシャク

2015年12月5日(土)
クロハグルマエダシャク 撮影日:2015/10/03,2012/06/15,06/05 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のクロハグルマエダシャクを紹介します。

 個体変異が大きく同定が困難な蛾です。最初の同定のときから,なかなか分からずにいました。そこで,HP「みんなで作る日本蛾類図鑑」に載せてある蛾に紋様が似ているものを探しました。3つの違ったパターンの蛾が見つかりました。
クロハグルマエダシャク
今年(2015年)この写真を撮ったお陰で同定が進んだクロハグルマエダシャク。この蛾を見つけた場所の直ぐ脇に食餌植物のモチノキを見つけたからです。
 これらの蛾がすべてクロハグルマエダシャクというのですから,蛾に取り組み始めたばかりの4年前,私は整理がつかないでいました。特に,クロハグルマエダシャクとハグルマエダシャクの区別がつかずに困り果てていました。
 しかし,今年になって最初の写真の蛾を写したことが,きっかけになって考え方を変えました。

クロハグルマエダシャク
この様な紋様なら直ぐクロハグルマエダシャクと分かるのですが。
 最初の写真の蛾を見つけた場所は,大きなモチノキが脇にある所でした。このモチノキを食餌植物にしている蛾はクロハグルマエダシャクです。
 従って,最初の蛾はクロハグルマエダシャクの可能性が大きくなります。

クロハグルマエダシャク
こんなに紋様が違っても同じクロハグルマエダシャクというのですから驚きです。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 クロハグルマエダシャク
 大きさ 開張 24~30mm
 食餌動植物 幼虫はクロガネモチ、イヌツゲ、モチノキの葉を食べます。
 分布 本州,伊豆諸島八丈島,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄
 出現月(羽化する月) 5~10月
 特徴 ハグルマエダシャク,マルハグルマエダシャク、アベリアエダシャクに似ていて個体変異が大きいです。

ポイントは 餌の分布と 紋様と


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ニセオレクギエダシャク

2015年12月4日(金)
ニセオレクギエダシャク 撮影日:2015/08/28,2011/06/12,09/12 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のニセオレクギエダシャクを紹介します。

 個体変異が大きく同定が困難な蛾です。最初の同定のときには,なかなか分かりませんでした。
 しかし,内横線から外横線までの線が橙色を帯びていることに気が付いてからは同定が楽になりました。
ニセオレクギエダシャク
同定が困難な種ですが,ポイントが分かれば難しくないニセオレクギエダシャク
 同定ポイントは次の通りです。。
 ①赤矢印の所が白くなります。
 ②亜外縁線の外側には白い鋸歯状の線があります。

ニセオレクギエダシャク
下の写真で赤矢印の部分が白く,黒紋が内側に有るニセオレクギエダシャク
 ③赤矢印の内側には黒紋が有ります。(亜外縁線と外横線に挟まれた部分です。)
 ④赤矢印の所から内横線まで白い帯状のものが見られます。
 ⑤その白い帯状の部分と内横線・中横線・外横線が交差する所は橙色を帯びています。

ニセオレクギエダシャク
青矢印で示した所が橙色を帯びていることに気が付いてからは同定が楽になったニセオレクギエダシャク。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ニセオレクギエダシャク
 大きさ 開張 35mm
 食餌動植物 幼虫はスギ,ヒノキの葉,枯葉及び樹皮を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 4~6,9月
 特徴 内横線・中横線・外横線・亜外縁線は前翅前縁で太く濃くなります。

ポイントは 線が橙 帯びている


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ニワトコドクガ

2015年12月3日(木)
ニワトコドクガ 撮影日:2015/08/28,2011/06/12,09/12 場所:勿来の関

 ドクガ科のニワトコドクガを紹介します。

 この蛾を同定して驚いたことがありました。それは語尾にドクガがついていたからです。そのご,しばらくの間この蛾には近寄らないようにしていました。
ニワトコドクガ
前翅の斑紋には個体差がありこの様に沢山斑紋があるものもいるニワトコドクガ
 しかし,毒針毛をもって害をもたらす毒蛾でないことが分かってからは安心して近付けるようになりました。ドクガ科の中でも毒針毛を持つ蛾は59種のうち6種類ほどです。毒針毛を持っている蛾は一生の間(卵から成虫まで)毒針毛が体についているので近寄らないことが一番良いです。毒針毛を持つ蛾についてはHPの中にある<ドクガ科>をご覧下さい。

ニワトコドクガ
こんな風に斑紋が中央近くの楕円紋と翅頂にある褐色紋だけのもいるニワトコドクガ
 ドクガ科の種の多くは口がありません。ですから成虫になると何も食べず子孫を残すために活動して一生を終えています。その活動のエネルギーは幼虫のときに食べて溜め込んだ養分です。
 斑紋は個体差があって,一番少ないもので次の2つです。
 ①前翅中央から前縁寄りに楕円紋が1つあります。
 ②翅頂に褐色紋が1つ有ります。

ニワトコドクガ
雌の方が大きいので前翅長が20mm近くあれば雌のニワトコドクガとなります。

 科名 ドクガ科
 和名 ニワトコドクガ
 大きさ 開張 雄30-33mm ,雌40-42mm
 食餌動植物 幼虫はカマツカ、ズミ、ブナ、ニワトコの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~9月
 特徴 幼虫は毒針毛を持っていません。

薄黄色 中に2つの 紋が有る


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ヒメネジロコヤガ

2015年12月2日(水)
ヒメネジロコヤガ 撮影日:2011/08/16,08/08,06/12 場所:勿来の関

 ヤガ科コヤガ亜科のヒメネジロコヤガを紹介します。

 小さくて翅の付け根が白いので,ヒメネジロコヤガと名付けられたと思われます。
ヒメネジロコヤガ
頭から黒い横線までが白く小柄なヒメネジロコヤガ
 白い腎状紋の中に古い電話の受話器の形をした黒い紋(以後,受話器紋)が有ります。この紋の上には太い褐色の帯が見られます。

ヒメネジロコヤガ
白い腎状紋の中には黒い受話器紋が見られるヒメネジロコヤガ。
 同定のポイントは次の通りです。
 ①白い腎状紋の中に黒い受話器紋が有ります。
 ②頭から黒い横線までと外横線付近が白くなっています。
 ③腎状紋の外側には太くて黒い筋が見られます。

ヒメネジロコヤガ
受話器紋の外側には黒くて太い筋があるヒメネジロコヤガ。

 科名 ヤガ科コヤガ亜科
 和名 ヒメネジロコヤガ
 大きさ 開張16~17mm
 食餌動植物 幼虫はオヒシバ,イネの葉を食べます。
 分布 本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
 出現月(羽化する月) 6~9月
 特徴 ヒメオビコヤガに似ています。

目につくは 白紋に有る 黒い紋


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ヒメマダラエダシャク

2015年12月1日(火)
ヒメマダラエダシャク 撮影日:2015/08/27,2013/08/28,2011/08/06 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のヒメマダラエダシャクを紹介します。

 このヒメマダラエダシャクにはユウマダラエダシャクという似た種がいます。でも区別するのは簡単です。2枚目の写真の赤矢印で示したような黒い輪の紋が前翅中央付近に有るのがヒメマダラエダシャクだからです。
ヒメマダラエダシャク
この種は同じ紋様の蛾がいないほど個体差が大きいヒメマダラエダシャク
 ヒメマダラエダシャクもユウマダラエダシャクも個体差が大きく紋様の大きさや形・位置が1匹ずつ違っています。
 勿来の関で観察されるのは,今までのところ,ヒメマダラエダシャクの方だけです。

ヒメマダラエダシャク
赤矢印で示した所に黒い輪の紋が有ればヒメマダラエダシャクです。
 同定のポイントは次の通りです。
 ①前翅中央付近に黒い輪の紋があります。  ・・・ヒメマダラエダシャク
 ②前翅中央付近に黒い輪の紋がありません。 ・・・ユウマダラエダシャク

ヒメマダラエダシャク
今までのところ勿来の関ではヒメマダラエダシャクだけが観察されています。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ヒメマダラエダシャク
 大きさ 開張26~36mm
 食餌動植物 幼虫はツルウメモドキ、クロヅルの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄
 出現月(羽化する月) 5~9月
 特徴 ユウマダラエダシャクに似ています。

輪の紋が 中ほどにある ヒメマダラ


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