クロクモヒロズコガ

2015年11月30日(月)
クロクモヒロズコガ 撮影日:2015/08/27,2012/07/26,07/29 場所:勿来の関

 ヒロズコガ科フサクチヒロズコガ亜科のクロクモヒロズコガを紹介します。

 背には3つの白い紋が並んでいます。胸部背の毛は斜めに立っています。
 ヒロズコガ科には頭が白い種が多いです。白と広を引っ掛けて頭が白くてヒロズコガ科と覚えています。
クロクモヒロズコガ
胸部背の毛が斜めに立っているクロクモヒロズコガ
 前翅に見られる黒い紋を黒雲に見立ててクロクモヒロズコガと名付けられたのでしょう。
この黒い紋には個体差があって形は多少違っています。

クロクモヒロズコガ
頭が白いクロクモヒロズコガ。背には3つの白紋が並んでいます。
 同定のポイントは次の通りです。
 ①頭が白いです。
 ②胸部背には斜めに立つ白い毛があります。
 ③前翅前縁には白紋が5個くらい並びます。
 ④触角の付け根は白くなっています。

クロクモヒロズコガ
前翅前縁には5つの白紋が並ぶクロクモヒロズコガ。触角の付け根が白くなっています。

 科名 ヒロズコガ科フサクチヒロズコガ亜科
 和名 クロクモヒロズコガ
 大きさ 開張16~20mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~9月
 特徴 クシヒゲキヒロズコガに似ています。

黒紋に 白い頭と 背白紋


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tag : クロクモヒロズコガ

アワノメイガ

2015年11月29日(日)
アワノメイガ 撮影日:2013/09/04,2010/08/29,2011/08/09 場所:勿来の関,北茨城市,勿来駅西公園

 ツトガ科ノメイガ亜科のアワノメイガを紹介します。

 この蛾を最初に見たのは2010年8月下旬でした。その頃,何の仲間か分からなかったので同定には時間がかかりました。
アワノメイガ
内横線と外横線は鋸歯状のアワノメイガ
 触角が翅の上にあって見えているので,ツトガ科かメイガ科の仲間と今では分かります。更に,地の色が黄色なのでツトガ科ノメイガ亜科に属する蛾であるまで分かるようになりました。
 幼虫はトウモロコシの実を食い荒らす害虫として嫌われています。

アワノメイガ
近くにはトウモロコシ畑やアワ・キビを栽培している所も無いのに見つかるアワノメイガ
 同定のポイントは次の通りです。
 ①内横線と外横線が鋸歯状です。
 ②内横線と外横線の間に大小2つの紋があります。上は短く下は長いです。
 ③これらの線と紋は赤味を帯びています。
 ④下唇鬚(かしんひげ)が前方に突き出ています。

アワノメイガ
内横線も外横線も赤味を帯びているアワノメイガ。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 アワノメイガ
 大きさ 開張23~32mm
 食餌動植物 幼虫はトウモロコシ、アワの茎、キビの茎を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬 (北海道は,こんちゅう探偵団の情報によります。)
 出現月(羽化する月) 6~8月
 特徴 オナモミノメイガに似ています。

ポイントは モモイロの線 紋2つ


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tag : アワノメイガ

ウスクロスジツトガ

2015年11月28日(土)
ウスクロスジツトガ 撮影日:2011/08/02,0/7/26,2012/07/24 場所:勿来の関

 ツトガ科ツトガ亜科のウスクロスジツトガを紹介します。

 この蛾の格好を見て,すぐツトガ科の仲間だと予想がつきました。
 触角が背の上に見えることと黄色い蛾だったからです。
ウスクロスジツトガ
斜め上から写真を撮って初めて頭から胸部背までが白いと分かったウスクロスジツトガ
 同定のポイントは次の通りです。
 ①頭部から胸部背が白いです。
 ②外横線と亜外縁線が金色に光ります。
 ③前翅の筋模様が黒褐色の線で縁取られています。

ウスクロスジツトガ
明るい光の下では外横線と亜外縁線が金色に光るウスクロスジツトガ
 この黒褐色の筋模様が目立つのでウスクロスジツトガと名付けられたのでしょう。

ウスクロスジツトガ
筋模様の周りを黒褐色の線が縁取り名前の由来になっていると思われるウスクロスジツトガ。

 科名 ツトガ科ツトガ亜科
 和名 ウスクロスジツトガ
 大きさ 開張20~29mm
 食餌動植物 幼虫はウキクサ科、トチカガミ科、ヒシ科、スイレン科の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 7~8月
 特徴 ウスキバネツトガと外見で見分けが付かないそうです。

ウスクロは 白い頭と 白い胸



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ヒメマダラミズメイガ

2015年11月27日(金)
ヒメマダラミズメイガ 撮影日:2012/09/11,2013/08/18,2015/09/02 場所:勿来の関

 ツトガ科ミズメイガ亜科のヒメマダラミズメイガを紹介します。

 昨日紹介した蛾のように,この種もツトガ科の仲間です。最後の写真のように触角が腹部の上に見ることが出来ます。翅の下に隠れて見えないのはツトガ科の仲間ではありません。
ヒメマダラミズメイガ
この様に黒ずんだ色の蛾は雌の傾向があるヒメマダラミズメイガ
 1枚目と2枚目の写真のように翅色が黒ずんでいるのは雌の傾向があるようです。解剖していないのではっきりしたことはいえませんが,腹が太く膨らんでいることからも雌の可能性が大きいと思われます。
 最後の写真のような褐色の蛾は雄の可能性が大きいです。

ヒメマダラミズメイガ
黒ずんだ翅の色と膨らんだ腹部から雌の可能性が大きいと思われるヒメマダラミズメイガ
 同定のポイントは次の通りです。
 ①白い外横線・中横線が前縁近くで頭の方へ立ち上がっています。
 ②触角が腹部の上に見えています。

ヒメマダラミズメイガ
翅の色が黒ずんでいないので雄の可能性が大きいヒメマダラミズメイガ。
触角が腹部の上に見られるのでツトガ科かメイガ科と分かります。

 ミズメイガ亜科の多くは,幼虫が淡水中で生活するそうです。ミズメイガ亜科の幼虫には,気管鰓で水中の溶存酸素を利用して生活しているものと、そのような気管鰓をもたず、皮膚から直接酸素を取り入れ,その後は気孔から大気中の酸素を利用するものとがあるそうです。
「 ウィキペディア参照」

 科名 ツトガ科ミズメイガ亜科
 和名 ヒメマダラミズメイガ
 大きさ 開張12~23mm
 食餌動植物 幼虫はウキクサ科、トチカガミ科、ヒシ科、スイレン科の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,奄美大島,石垣島,西表島,与那国島
 出現月(羽化する月) 7~9月
 特徴 雄の色は淡褐色をしていますが,雌は黒ずんでいます。

ポイントは 外横線の 立ち上がり


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シロエグリツトガ

2015年11月25日(水)
シロエグリツトガ 撮影日:2012/07/17,07/24,2013/09/03 場所:勿来の関

 ツトガ科ツトガ亜科のシロエグリツトガを紹介します。

 翅の色が白地に黄色で,しかも触角が腹部背上にある蛾はツトガ科に属します。
 開張が大きいもので11mmですので小さい蛾です。
シロエグリツトガ
白地に黄色と褐色の帯があるシロエグリツトガ。触角には白と黒の斑模様があって奇麗に見えます。
 メイガ科・一部のシャクガ科の蛾のように腹端を上に上げて止まる傾向にあります。

シロエグリツトガ
前翅の中央よりも前縁に寄った所には褐色の線に囲まれた紋があるシロエグリツトガ。毛の生えたV字の下唇鬚(かしんひげ)が目立ちます。
 幼虫は草や木の葉を食べるのではなく,スギゴケ科のナミガタタチゴケを食べるそうです。

シロエグリツトガ
メイガ科の仲間のように腹端を上に上げているシロエグリツトガ。目は大きく出ていて目立っています。

 科名 ツトガ科ツトガ亜科
 和名 シロエグリツトガ
 大きさ 開張9~11mm
 食餌動植物 幼虫はスギゴケ科(ナミガタタチゴケ)を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
 出現月(羽化する月) 6~7,9~10月
 特徴 白色の地に黄色と褐色の帯があります。腹端を上に上げて止まる傾向があります。

ポイントは 白地に黄色 触角(ひげ)の位置


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フタボシヒメハマキ

2015年11月25日(水)
フタボシヒメハマキ 撮影日:2015/05/211,2012/08/23 場所:勿来の関

 ハマキガ科ヒメハマキガ亜科のフタボシヒメハマキを紹介します。

 前翅後方が薄褐色の蛾です。私の写真では分かりませんが,この部分にある黒い点が名前の由来になっているようです。
(Mushi Navi参照)
フタボシヒメハマキ
前翅後端が薄褐色のフタボシヒメハマキ。前縁に並ぶ白い筋がヒメハマキガ亜科に属することを教えてくれています。
 フタボシヒメハマキの幼虫はアンズ,カスミザクラ,アズキナシの葉を食べます。しかし,これらの植物が勿来の関には分布していないのに,この蛾が生息している事をどう考えればよいのでしょう。
 食餌植物のアンズ,カスミザクラ,アズキナシは皆バラ科ですので,同じバラ科のソメイヨシノを食餌植物にしているように私には思われます。

フタボシヒメハマキ
翅頂が上にせり上がっているフタボシヒメハマキ。横から写しているのでヒメハマキ模様が確認出来ます。
 この蛾は何の仲間か簡単に分かります。前縁に並んでいる白い縞模様がポイントになります。前縁に並ぶ縞模様はヒメハマキガ亜科特有の特徴です。
 このポイントを覚えておくと同定に大変役に立ちます。

フタボシヒメハマキ
2012年に写したフタボシヒメハマキ。その頃はヒメハマキ模様の意味も存在も分かっていませんでした。

 科名 ハマキガ科ヒメハマキガ亜科
 和名 フタボシヒメハマキ
 大きさ 開張11~14.5mm
 食餌動植物 幼虫はアンズ,カスミザクラ,アズキナシの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~9月
 特徴 フタホシの和名は、後縁の黄白色の中にある黒い点に由来しているようです。

ポイントは 前縁にある 白い筋


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tag : フタボシヒメハマキ

オオシマカラスヨトウ

2015年11月24日(火)
オオシマカラスヨトウ 撮影日:2015/09/04,2012/09/30 場所:勿来の関

 ヤガ科カラスヨトウ亜科のオオシマカラスヨトウを紹介します。

 ナンカイカラスヨトウやシマカラスヨトウに似ています。似てはいますが,脇腹を写せば同定出来ることを知りました。
オオシマカラスヨトウ
前翅中央には白い環状紋があって中には黒点があるオオシマカラスヨトウ。後翅の色は赤褐色です。
 今年になって脇腹を写す機会に恵まれ,はっきりと同定することが出来ました。2枚目の写真のように脇腹に白い筋模様があるものがオオシマカラスヨトウなのです。更に,前翅中央付近の環状紋の中に黒点があります。
 同定ポイントは次の通りです。
 ①腹部脇腹に白い筋紋様があります。
 ②前翅中央にある白紋の中には黒点があります。

オオシマカラスヨトウ
脇腹にあるはっきりした白い筋が大事な同定ポイントのオオシマカラスヨトウ。上とこの写真の蛾は同じ蛾です。
 最初の写真のオオシマカラスヨトウの前翅長は28mm程度ありました。このくらいの大きさになるとでかい感じがします。
 「こんちゅう探偵団」によると北海道にも部分しているようです。

オオシマカラスヨトウ
白い環状紋には微かに黒い点が確認出来るオオシマカラスヨトウ。

 科名 ヤガ科カラスヨトウ亜科
 和名 オオシマカラスヨトウ
 大きさ 開張56~63mm
 食餌動植物 幼虫はクヌギ、コナラ、エノキ、ヤナギ、アラカシ、アベマキの葉を食べます。
 分布 本州,伊豆諸島八丈島,四国,九州,対馬,種子島「こんちゅう探偵団」によると北海道
 出現月(羽化する月) 7~11月
 特徴 腹部側面に白い縞模様があります。前翅中央付近の環状紋の中に黒点があります。ナンカイカラスヨトウやシマカラスヨトウに似ています。

ポイントは 脇腹にある 白い筋


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tag : オオシマカラスヨトウ

トビモンコヤガ

2015年11月23日(月)
トビモンコヤガ 撮影日:2014/08/28,2015/08/30 場所:勿来の関

 ヤガ科スジコヤガ亜科のトビモンコヤガを紹介します。

 資料が少ないことと合わせて紋様がはっきりしない事が重なってなかなか同定できずにいました。
トビモンコヤガ
白い外横線が前縁付近で太くなっていることに気が付き同定のヒントになったトビモンコヤガ
 みんなで作る日本蛾類図鑑ではトビモンコヤガはコヤガ亜科となっていますが,最近の分類ではスジコヤガ亜科になっているようです。
 「X」の紋様が黒褐色(鳶色)なのでトビモンコヤガと名付けられたと思われます。

トビモンコヤガ
初めは黒褐色の紋様に気を取られ同定に近付けなかったトビモンコヤガ。
 同定ポイントは次の通りです。
 ①「X」に似た黒褐色の紋があります。
 ②前縁と後縁付近で太くなる白い外横線があります。
 ③波形の白い内横線があります。
 ④腎状紋と環状紋は白く縁取られるものが多いです。

トビモンコヤガ
波打つ白い内横線も同定ポイントになったトビモンコヤガ。

 科名 ヤガ科スジコヤガ亜科(みんなで作る日本蛾類図鑑ではコヤガ亜科)
 和名 トビモンコヤガ
 大きさ 開張20~22mm
 食餌動植物 幼虫はカヤツリグサ科の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 6~8月
 特徴 

端太い 外横線に 気づきたり


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tag : トビモンコヤガ

ルリモンクチバ

2015年11月22日(日)
ルリモンクチバ 撮影日:2015/11/18 場所:勿来の関

 ヤガ科シタバガ亜科のルリモンクチバを紹介します。

 白い紋様のある黒ずんだ蛾が止まっています。蛾としては珍しく翅を閉じたままです。
 まず,翅の裏の様子を写真に納めました。
ルリモンクチバ
翅を開かずに止まるルリモンクチバ。ルリモンと名前にあるように紫の腹・紋が見られます。
 次に,翅を閉じても楕円状に隙間が空いているので外縁から覗くと,基部の方まではよく見えません。表の様子が分からなければ同定が出来ません。
 それで,普段からポケットに入れてあるビニル袋を取り出しました。袋を上から被せて家に持ち帰りました。

ルリモンクチバ
薄褐色の紋が同定ポイントとなったルリモンクチバ。息絶えて翅を開いてくれたお陰で同定が出来ました。
 袋の中の蛾は,何度止まっても翅を閉じて止まってしまいます。これでは,表の様子は分からないと諦めかけた4日目の朝,袋の中の蛾を見ますと翅を開いているではありませんか。袋を振っても羽ばたきません。息が絶えていたのです。
 これ幸いとばかり,表・裏・横から写真を撮り同定しました。

ルリモンクチバ
足の先の方の節は白くなっているルリモンクチバ。
 同定ポイントとしたものは次の通りです。
 ①外縁沿いに広がる薄褐色の紋。
 ②後縁近くにある薄褐色の紋。
 ③花びら模様の黒い内横線。
 ④前翅長は25mm

ルリモンクチバ
ぜんまいの様にまるまった口が見えるルリモンクチバ。

追記 息絶えてから時間が経つにつれて翅の角度は次第に水平に近付き,更に反転して元の位置から180°動くことが観察されました。2015/11/23

 科名 ヤガ科シタバガ亜科
 和名 ルリモンクチバ
 大きさ 開張54~58mm,前翅長25mm
 食餌動植物 幼虫はジャケツイバラの葉を食べます。
 分布 本州,小笠原,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
 出現月(羽化する月) 6~8,10~11月
 特徴 翅は湾曲していて,閉じても後ろから見ると楕円状に空いています。止まるときは翅を閉じる傾向にあります。

翅の表 覗いて見ても 無理なよう


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tag : ルリモンクチバ

フタオビコヤガ

2015年11月21日(土)
フタオビコヤガ 撮影日:2013/08/24 場所:勿来の関

 ヤガ科コヤガ亜科のフタオビコヤガを紹介します。

 フタオビコヤガは2年前にたった一回だけ観察されました。地が黄色なので目立つ蛾です。
フタオビコヤガ
2本の帯が切れ目なくつながっているので雄だと分かるフタオビコヤガ
 フタオビコヤガの幼虫はイネの葉を食べるそうですが,近くに田は広がっていません。約1㎞以上離れています。だから観察される回数は少ないと思われます。

フタオビコヤガ
縁毛が生え揃っているので羽化してからあまり時間が経っていないと思われるフタオビコヤガ。
 雄と雌では紋様に違いが見られます。その違いは次の通りです。
 ①雄・・・明瞭な2本の帯が見られます。(写真のような感じです。)
 ②雌・・・切れ切れの斑模様になっています。

フタオビコヤガ
逃げずに撮影に協力してくれましたが,目はじっと私を見ているフタオビコヤガ。

 科名 ヤガ科コヤガ亜科
 和名 フタオビコヤガ
 大きさ 開張16~21mm
 食餌動植物 幼虫はイネの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,伊豆諸島八丈島,四国,九州,'対馬',,屋久島,沖縄
 出現月(羽化する月) 5~9月
 特徴 ♂には2本の帯模様がありますが、♀は途切れて明瞭にはありません。幼虫はヤガ科でありながら尺取り虫のような歩き方をします。

明瞭な 2本の帯が 雄にあり


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tag : フタオビコヤガ

勿来の関で見られた蛾8

2015年11月20日(金)
1008勿来の関で見られた蛾9 (2015年11月) 撮影場所:勿来の関

 11月に見られる蛾9の紹介です。

トビイロリンガ
①トビイロリンガ(コブガ科 リンガ亜科) 2015/11/19
ハイイロリンガに雰囲気が似ていますが,こちらは地の色が黄色です。紋様が茶色(鳶色)なのでトビイロリンガと名付けられたと思われます。
前翅前縁中央が凹んでいますのでこのトビイロリンガは雄です。
<以前の記事はこちらです。>

キバラモクメキリガ
②キバラモクメキリガ(ヤガ科 ヨトウガ亜科) 2015/11/19
ふと足元を見ましたら,1匹の蛾が止まっていました。カメラを向けると羽ばたき運動を始めました。そのため上の前翅がぶれて写っています。キバラモクメキリガは警戒心が強いのかカメラを向けるといつも羽ばたき運動をします。
<以前の記事はこちらです。>

ミドリアキナミシャク
③ミドリアキナミシャク(シャクガ科 ナミシャク亜科) 2015/11/20
毎年,秋の終わり頃に出てくる蛾です。
黒褐色の外横線や亜外縁線等が外側に円みを持った波形ならばナミシャク亜科に属すると覚えてからは同定が楽になりました。
<以前の記事はこちらです。>

ナカオビアキナミシャク
④ナカオビアキナミシャク(シャクガ科 ナミシャク亜科) 2015/11/20
毎年,この蛾も秋の終わり頃に出てくる蛾です。この蛾にも波形の線があります。
<以前の記事はこちらです。>

クワコ
⑤クワコ(カイコガ科) 2015/11/18 
撮影しやすいように黒い棚の上に乗ってもらいました。
松の葉に掴ませて移動しました。移動中も移動後も大人しくポーズをとっていました。


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tag : 勿来の関で見られた蛾8

タイワンキシタアツバ

2015年11月19日(木)
タイワンキシタアツバ 撮影日:2015/08/31,2010/09/29,10/05 場所:勿来の関,北茨城

 ヤガ科アツバ亜科のタイワンキシタアツバを紹介します。

 昨日紹介しましたクロキシタアツバに似ています。しかし,外横線の上にある黒褐色の部分の形が違うので区別がつきます。
タイワンキシタアツバ
外横線の上に黒褐色の三角紋があるタイワンキシタアツバ。キバガ科のように下唇鬚(かしんひげ)から突起物が出ています。
 2番目の写真の赤矢印で示したように,ここの角が下に下がり角のようなものが出ていません。赤矢印の所が下がっているので黒褐色の形が三角形に見えます。
 タイワンキシタアツバとクロキシタアツバの違いは次の通りです。
 ①黒褐色の部分の形が三角形に近い・・・タイワンキシタアツバ
 ②黒褐色の部分の形が四角形に近い・・・クロキシタアツバ

タイワンキシタアツバ
三角紋が前縁まで広がっているタイワンキシタアツバ。
赤矢印の所からはクロキシタアツバのように黒褐色の角のようなものは出ていません。

 この蛾を研究した方が,台湾で最初に見つけたのでタイワンの名がつけられ,この後翅が黄色(2番目の写真で黄色い後翅が見えています。)なのでタイワンキシタアツバと名付けられたのでしょう。

タイワンキシタアツバ
三角紋が四角に見えますが後縁との間が空いているタイワンキシタアツバ。クロキシタアツバは空いていません。

 科名 ヤガ科アツバ亜科
 和名 タイワンキシタアツバ
 大きさ 開張28~35mm,前翅長15-16mm
 食餌動植物 幼虫はヤブマオの葉を食べます。
 分布 本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,種子島
 出現月(羽化する月) 5~9月
 特徴 クロキシタアツバに似ています。黒褐色の所が三角形です。

タイワンは 三角紋を 付けている


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tag : タイワンキシタアツバ

クロキシタアツバ

2015年11月18日(水)
クロキシタアツバ 撮影日:2010/09/17,09/24,2011/08/08 場所:勿来の関,植田町

 ヤガ科アツバ亜科のクロキシタアツバを紹介します。

 このクロキシタアツバはタイワンキシタアツバに似ています。白い外横線の外側はそっくりです。
クロキシタアツバ
白い外横線がほぼ真っ直ぐなクロキシタアツバ。台形の上の2つの頂点からは角のようなものが出ています。
 しかし,この白い外横線の内側の所に違いが見られるので区別がつきます。ここには台形に似た黒褐色の形があります。この台形の黄矢印の所から角のようなものが出ていて頭の方にせり上がっています。
 この様な部分が見られればクロキシタアツバです。

クロキシタアツバ
白い外横線が前縁の所ではね上がっているクロキシタアツバ。この蛾も上の頂点2つから角のようなものが出ています。
 前翅が黒褐色で後翅が黄色なのでクロキシタアツバと名付けられたのでしょう。
 アツバの仲間の特徴である長い下唇鬚(かしんひげ)が見られます。

クロキシタアツバ
上2匹の蛾のように頂点2つから角のようなものが出ているクロキシタアツバ。

 科名 ヤガ科アツバ亜科
 和名 クロキシタアツバ
 大きさ 開張28~35mm
 食餌動植物 幼虫はヤブマオ,カラムシ,アカソの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~9月
 特徴 タイワンキシタアツバに似ています。

クロキシタ 2個の角から 角出てる


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ツマジロエダシャク

2015年11月17日(火)
ツマジロエダシャク  撮影日:2011/07/30,08/01,09/24 場所:勿来駅西公園

 シャクガ科エダシャク亜科のツマジロエダシャクを紹介します。

 蛾に興味を持ち始めた2011年に見つけた蛾です。それ以降この蛾には会っていません。
ツマジロエダシャク
何か熨斗目(のしめ)模様に似ているツマジロエダシャク
 その理由は,勿来の関にはツマジロエダシャクの食餌植物であるクスノキもオガタマノキも分布していないからです。
 ところが,勿来駅西公園の周りは住宅があってクスノキを植えている家があるのでこの蛾が見られるのでしょう。

ツマジロエダシャク
前翅を少し下げてしまうと後翅との間が無くなるためツマジロエダシャクの印象が薄くなってしまいます。
 開張33~40mmということは,前翅長が17~20mmくらいです。大きい蛾でも20mmくらいですが,翅を左右に広げた姿はとても大きく見えてしまいます。
 前翅は翅頂付近を除いて前縁も後縁も外縁も直線なので,今まで見てきた蛾とは違って異様な感じを受けます。
 前翅の翅頂付近が白いのでツマジロエダシャクと名付けられたのでしょう。

ツマジロエダシャク
クスノキが分布していない勿来の関では見られないツマジロエダシャク。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ツマジロエダシャク
 大きさ 開張33~40mm
 食餌動植物 幼虫はクスノキ,オガタマノキの葉を食べます。成虫は樹液を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
 出現月(羽化する月) 4~11月
 特徴 色の濃淡は個体差があります。

翅の先が 白くて名前 端白に


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tag : ツマジロエダシャク

オスグロホソバアツバ

2015年11月16日(月)
オスグロホソバアツバ 撮影日:2015/11/16 場所:勿来の関

 ヤガ科アツバ亜科のオスグロホソバアツバの紹介です。

 このような蛾を見るたび,以下の理由でいつも頭を悩ませています。
 ①資料が少ないのです。
 ②ホソアツバと似ているのです。

 白壁に止まっている本種(写真の蛾)を見て普段より詳しく撮りました。今日こそはっきりさせようと思ったからです。
オスグロホソバアツバ
全体に黒ずんでいるオスグロホソバアツバ。瘤状の突起物の中で内横線に近い所のものが一番目立ちます。
 詳しく撮って下記のことが分かりました。
 ①最初の写真で,赤矢印から赤矢印まで黒くて太い線があります。この線は途中外横線と思われる線で切られています。
 ②緑矢印で示した内横線が大きな鋸歯状になっています。
 ③最後の写真で示した黄矢印の所に毛束があります。
 ④2本の下唇鬚(かしんひげ)を上下にずらしているので脇から見るとワニのように見えます。

オスグロホソバアツバ
翅頂から内横線まで太くて黒い筋が走っているオスグロホソバアツバ。内横線と思われるものは大きく曲がっています。
 色が黒ずんでいるので,この蛾は名前から分かるように雄と思われます。
 下のようなことがネットで調べて分かりました。
 Aホソアツバの雌は,薄褐色です。
 B雄は色が濃いですがこの様な黒ずんだ色はしていません。
 上のうちでBの理由から私は,オスグロホソバアツバと同定致しました。

オスグロホソバアツバ
胸部背には毛束(黄矢印)があるオスグロホソバアツバ。
2本の下唇鬚(かしんひげ)が上下にずれているのでワニのように見えます。



<以前に載せたホソバアツバの記事はこちらです。>


 科名 ヤガ科アツバ亜科
 和名 オスグロホソバアツバ
 大きさ 開張30mm,前翅長15mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 本州,四国,九州
 出現月5~9月
 特徴 ホソバアツバと似ていて同定困難種です。

オスグロは ホソバと似るが 黒ずむぞ


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tag : オスグロホソバアツバ

勿来の関で見られた蛾8

2015年11月15(日)
勿来の関で見られた蛾8 (2015年11月) 撮影場所:勿来の関

 11月に見られた蛾8の紹介です。

ナニワクビグロクチバ
①ナニワクビグロクチバ(ヤガ科 シタバガ亜科) 2015/11/14
写真では目の上の部分,人間でいえば首に当たる所が黒いのでナニワクビグロクチバと名付けられたのでしょう。
ヒメクビグロクチバと似ています。違いは次の通りです。
a内横線の外側に小白点があります。 ・・・ナニワクビグロクチバ(赤矢印)
b内横線の外側に小白点がありません。・・・ヒメクビグロクチバ
<以前のナニワクビグロクチバの記事はこちらです。>
<以前のヒメクビグロクチバ記事はこちらです。>

②カシワオビキリガ(シャクガ科 エダシャク亜科) 2015/11/14
似た種類にミヤマオビキリガとテンスジキリガがいます。詳しくは以前の記事をご覧下さい。
<以前のミヤマオビキリガ記事はこちらです。>
<以前のテンスジキリガ記事はこちらです。>

カバエダシャク
③カバエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科) 2015/11/11
雄の触角は両櫛歯状です。
<以前の記事はこちらです。>

ニトベエダシャク
④ニトベエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科) 2015/11/12
ツートンカラーの単純な紋様の蛾です。蛾に興味を持ち始めた頃,窓ガラスに張り付いた姿は強烈に残っています。
<以前の記事はこちらです。>

ニッコウトガリバ
ニッコウトガリバ
⑤ニッコウトガリバ(カギバガ科 トガリバガ亜科) 2015/11/01 撮影しやすいように葉の上に乗ってもらいました。
翅中央にある2つの紋様(赤矢印)の内,頭に近い方が長い傾向にあるニッコウトガリバ。

似た種類にムラサキトガリバがいます。
同定ポイントは腹部背の黒い毛束の有無です。黒い毛束(青矢印)があればニッコウトガリバです。
<以前のムラサキトガリバ記事はこちらです。>


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tag : 勿来の関で見られた蛾8

勿来の関で見られた蛾7

2015年11月14(土)
勿来の関で見られた蛾7(2015年11月) 撮影場所:勿来の関

 11月に見られた蛾7の紹介です。

オオトビモンシャチホコ
①オオトビモンシャチホコ(シャチホコガ科) 2015/11/01
羽化したばかりのようで紋様がはっきりしていて奇麗です。似たような種にコトビモンシャチホコがいます。
<以前の記事はこちらです。>

ヘリグロキエダシャク
②ヘリグロキエダシャク(シャクガ科 エダシャク亜科) 2015/11/02
この蛾の生息地域はタブノキの分布に沿っています。現在,東北南部にまで広がっています。
<以前の記事はこちらです。>

ヒメヤママユ
③ヒメヤママユ(ヤママユガ科) 2015/11/05
触角が両櫛歯状なのでこの蛾は雄です。
<以前の記事はこちらです。>

オオネグロウスベニナミシャク
④オオネグロウスベニナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科) 2015/11/06
ネグロウスベニナミシャクという似た種がいるので表の写真だけでは同定できません。
①オオネグロウスベニナミシャク・・・前翅裏面の外横線の前縁部付近の状態が黒斑
②ネグロウスベニナミシャク  ・・・前翅裏面の外横線の前縁部付近の状態が帯状
<以前の記事はこちらです。>

ワモンノメイガ
⑤ワモンノメイガ(ツトガ科 ノメイガ亜科) 2015/11/07
円形の紋が3対ある細長い蛾です。左右の前翅を重ねて止まることが多く,写真のように重なっている部分が少ないことは珍しいことです。


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tag : 勿来の関で見られた蛾7

フタテンアツバ

2015年11月13日(金)
フタテンアツバ 撮影日:20112/11/5,2011/08/10,,05/13 場所:勿来の関

 ヤガ科テンクロアツバ亜科のフタテンアツバの紹介です。

 幼虫はイネ科のチヂミザサの葉を食べます。2本の白い横線の内,頭に近い方の線上に紋があります。位置は前翅中央というよりもやや翅頂寄りに黒褐色の紋があります。その紋の中に黒点が2つあるのでフタテンアツバと名付けられたのでしょう。
フタテンアツバ
懐中電灯で照らしながら写したので黄褐色になったフタテンアツバ
 フタテンアツバの属する亜科は「みんなで作る日本蛾類図鑑」では,テンクロアツバ類となっています。「四国産蛾類図鑑」が使っている新しい分類ではテンクロアツバ亜科になっています。

フタテンアツバ
やはり自然光のもとでは焦茶色に写るフタテンアツバ。
 翅色は焦茶色をしたものがほとんどです。私は懐中電灯で照らしながら写したので黄土色になったのだろうと思っています。

フタテンアツバ
翅を左右に開いてしまうとシャクガ科のような感じになるフタテンアツバ。

 科名 ヤガ科テンクロアツバ亜科(四国産蛾類図鑑による)
 和名 フタテンアツバ
 大きさ 開張 15~17mm
 食餌動植物 幼虫はチヂミザサの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月4~10月(4月に多いです。)
 特徴 

フタテンは 光当てられ 色変わり


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tag : フタテンアツバ

トビギンボシシャチホコ

2015年11月12日(木)
トビギンボシシャチホコ 撮影日:2014/06/09,2011/09/05,07/03 場所:勿来の関

 シャチホコガ科のトビギンボシシャチホコの紹介です。

 過去に写した写真を整理していたら,前翅中央付近に三角形の白紋(赤矢印)があるトビギンボシシャチホコが見つかりました。
トビギンボシシャチホコ
去年も写していた雄のトビギンボシシャチホコ。外縁からわずかに腹端が覗いていてシャチホコガ科らしさが出ています。
 nabeさんのブログ「高知の自然」によりますと三角形の白紋があるのは雄だそうです。
 ①雄・・・三角形の白紋があります。
 ②雌・・・三角形の白紋がありません。
 以前の記事は<こちら>です。偶然にも3枚とも三角形の白紋がありません。

トビギンボシシャチホコ
2011年に写した頃は三角形の白紋の意味が分からないでいたのです。2011年に写していた雄のトビギンボシシャチホコ。
 灯火に飛来するのは,雄がほとんどですがトビギンボシシャチホコは雌の方も飛来することが分かりました。
 私は雌の写真のお陰で名のいわれが分かりました。これまではトビギンスジシャチホコならすんなり分かるのに何故ギンボシと名付けたか分からないでいました。
 要するに,三角形の白紋をギンボシと見立てて名付たのでしょう。

トビギンボシシャチホコ
今までは,ほとんど上の写真のようなものばかりだった雌のトビギンボシシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科
 和名 トビギンボシシャチホコ
 大きさ 開張 30~38mm
 食餌動植物 幼虫はヤマハギの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月5,7~8月
 特徴 雄は前翅中央付近に三角形の白紋があります。

トビギンは 雌も灯火に 飛来する


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tag : トビギンボシシャチホコ

マエジロホソマダラメイガ

2015年11月10日(水)
マエジロホソマダラメイガ 撮影日:2012/08/01,2015/08/19 場所:勿来の関

 メイガ科マダラメイガ亜科のマエジロホソマダラメイガの紹介です。

 勿来の関では過去2回とも8月に観察されています。前翅長10mm以下の小さい蛾です。
マエジロホソマダラメイガ
発達した下唇鬚(かしんひげ)を持ち,触角を背に乗せているのでキバガ科それともメイガ科か迷ってしまうマエジロホソマダラメイガ
 体の割に大きな目をしていますが,目の半分を囲むように突き出た下唇鬚(かしんひげ)が目立っています。それで,この蛾を見てキバガ科の仲間だろうと思う方が多いと思います。一方,触角を翅の上に乗せています。触角だけで判断すれば,メイガ科・ツトガ科になります。

マエジロホソマダラメイガ
前翅前縁に沿って白い部分があるのでマエジロホソマダラメイガと名付けられたのでしょう。
 ところが,キバガ科の仲間の下唇鬚(かしんひげ)は,マエジロホソマダラメイガのように体に接していません。もう少し前方に出ていて離れています。

 前翅前縁に沿って白いのでマエジロホソマダラメイガと名付けられたのでしょう。
 黒斑の位置や大きさには個体差があるようです。

マエジロホソマダラメイガ
黒い斑紋の位置や大きさは個体差があるマエジロホソマダラメイガ。

 科名 メイガ科マダラメイガ亜科科
 和名 マエジロホソマダラメイガ
 大きさ 開張 18~21mm
 食餌動植物 幼虫はオカオグルマの花を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月6~8月
 特徴 灰褐色をした小さながで,前翅前縁沿いは白いです。

牙目立ち これでメイガに 見えません


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tag : マエジロホソマダラメイガ

ヨモギオオホソハマキ

2015年11月10(月)
ヨモギオオホソハマキ 撮影日:2015/06/17,2012/09/20 場所:勿来の関

 ホソハマキガ科のヨモギオオホソハマキの紹介です。

 ほとんど見掛けない蛾が白壁に止まっています。前翅長10mm程度の小さい蛾です。
ヨモギオオホソハマキ
大きな下唇鬚(かしんひげ)が嘴のように見えるヨモギオオホソハマキ。円らな瞳で可愛い蛾です。
 体の割には大きな下唇鬚(かしんひげ)が目立ちます。翅の端がすぼまっています。こんなスタイルをしたものはヤガ科にはいません。

ヨモギオオホソハマキ
前縁に褐色の斑模様が見えるヨモギオオホソハマキ
 最初の写真で前縁並んだ褐色の斑模様を見てヒメハマキガ亜科を調べました。ヒメハマキガ亜科特有の斑模様だと思ったからです。でも,そうは問屋が卸さないで,見つかりません。最後に,ホソハマキガ科をさがしてやっと見つけました。
 どうやら翅端をすぼめるのはホソハマキガ科の特徴のようです。

ヨモギオオホソハマキ
翅端がすぼまっているヨモギオオホソハマキ。

 科名 ホソハマキガ科
 和名 ヨモギオオホソハマキ
 大きさ 開張 22~30mm
 食餌動植物 幼虫はヨモギ類・キク類の茎を食べます。
 分布 北海道,本州,佐渡島,淡路島,四国,九州
 出現月6~9月
 特徴 ホソハマキガ科の最大種で銀色の鱗粉が散在しています。

ホソハマキ アツバの様な ヒゲを持ち


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tag : ヨモギオオホソハマキ

マメノメイガ

2015年11月9(月)
996マメノメイガ 撮影日:2012/10/05,2011/08/30 場所:勿来の関,勿来駅西公園

 ツトガ科ノメイガ亜科のマメノメイガの紹介です。

 この蛾の後翅を見ると,向こう側が少し透けて見えるではありませんか。透けるほど薄い翅でよく飛べるものだと感心しました。
マメノメイガ
前足を伸ばして止まるので立ち上がっているように見えるマメノメイガ。ツトガ科に属する蛾なので触角は背の上に乗っています。
 野外でマメノメイガを写すには大変苦労しました。ツトガ科の特徴は動物が近付くと直ぐ逃げる性質があるからです。しかも,隠れる場所は葉の裏ですから写しづらいのです。

マメノメイガ
下の写真は逃げ回るマメノメイガにそっと近付きやっと撮影に成功したものです。
白壁に止まっていたときは何故か逃げませんでした。

 マメノメイガは止まる格好が変わっています。前足を伸ばして止まるので立ち上がっているように見えます。
 幼虫が豆類の害虫なので名前をマメノメイガとしたのでしょう。

マメノメイガ
後翅の白い部分は半透明であることが分かるマメノメイガ。向こう側の葉の部分の輪郭が見えています。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 マメノメイガ
 大きさ 開張 25~27mm
 食餌動植物 幼虫はササゲ、アズキの花、アズキのサヤ、ダイズ、インゲンマメの花や莢を食べます。
 分布 北海道,本州,小笠原,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄
 出現月8~10月
 特徴 豆類の害虫です。立ち上がったようなポーズで止まります。後翅の白い部分は半透明です。

何時見ても 足を伸ばして 立っている


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tag : マメノメイガ

クロモンキノメイガ

2015年11月8(日)
クロモンキノメイガ 撮影日:2012/11/05 場所:勿来の関

 ツトガ科ノメイガ亜科のクロモンキノメイガの紹介です。

 このクロモンキノメイガは春にも夏から秋にも見られる蛾です。
 「みんなで作る日本蛾類図鑑」・「Mushi Navi」によれば,北海道には分布しているとは記載されていません。しかし,ブログ「こんちゅう探偵団」によれば北海道にも分布していることが分かります。
クロモンキノメイガ
明るい黄橙色の地に黒い斑があるので目立つクロモンキノメイガ
 幼虫は多くの農作物の葉を食べてしまう害虫ですが,外灯の近くには畑が無いためそんなに多くは見られません。

クロモンキノメイガ
「みんなで作る日本蛾類図鑑」や「Mushi Navi」の資料では北海道には分布していると記載されていませんが,ブログ「こんちゅう探偵団」によれば北海道にも分布しているクロモンキノメイガ。
 黄橙色の地に黒い斑があるので目立ちます。このクロモンキノメイガは一見してツトガ科と分かる格好をしています。
 ①触角を背中に乗せています。
 ②翅の色が黄橙色から黄色です。
 この様な特徴が見られる蛾はツトガ科ノメイガ亜科に属する蛾です。

クロモンキノメイガ
黄色から黄橙色の地をしていて触角を背に乗せていれば直ぐツトガ科ノメイガ亜科の仲間と分かってしまうクロモンキノメイガ。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 クロモンキノメイガ
 大きさ 開張 16~19mm
 食餌動植物 幼虫はダイコン,セロリ,パセリ,キク,ダイズ,アズキの葉を食べます。
 分布 本州,小笠原,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄
 出現月5,8~11月
 特徴 極めて多くの農作物の葉を食べます。

翅は黄色 背にヒゲ乗せる ツトガかな


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tag : クロモンキノメイガ

フタホシコヤガ

2015年11月7(土)
フタホシコヤガ 撮影日:2015/06/11 場所:勿来の関

 ヤガ科コヤガ亜科のフタホシコヤガの紹介です。

 勿来の関で,食餌植物のタケ類は少しですがササ類は普通に分布しています。
 けれども,このフタホシコヤガは,毎年は観察されません。
フタホシコヤガ
強い光を当てたため白い所の色が飛んでしまったフタホシコヤガ。円らな瞳が可愛い蛾です。
 肉眼では茶褐色の蛾に見えましたが,画像を見て驚きました。3つの部分に桃色の紋があったからです。

フタホシコヤガ
翅を屋根形にして止まる蛾は横からの撮影がピントが合うフタホシコヤガ。
 シャクガ科の蛾は止まるときに平らになるように翅を広げるので写しやすいのですが,ヤガ科の仲間にはフタホシコヤガの様に真ん中を高くして止まる蛾がいるので,真上から写すとピントが合わない所が出て来てしまいます。

フタホシコヤガ
どうしても真上から写してしまうとピントが合わない所が出て来てしまうフタホシコヤガ。でも全体の様子を捉えるには必要だと思っています。

 科名 ヤガ科コヤガ亜科
 和名 フタホシコヤガ
 大きさ 開張 29~31mm
 食餌動植物 幼虫はササ類,タケ類を食べます。
 分布 北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州
 出現月4~5月
 特徴 桃色の紋が奇麗な蛾です。

驚きだ 桃色の紋 あるなんて


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tag : フタホシコヤガ

ウチムラサキヒメエダシャク

2015年11月6(金)
ウチムラサキヒメエダシャク 撮影日:2015/06/11 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のウチムラサキヒメエダシャクの紹介です。

 今まで見たことがない蛾が白壁に止まっています。外側が白っぽく中程は黒っぽい蛾です。
ウチムラサキヒメエダシャク
外側が白く中程に紫を帯びた紋があるウチムラサキヒメエダシャク
明かりを当てたために中程に白っぽく写っている所があります。

 波の紋様が見られないので,ヒメシャク亜科かエダシャク亜科の蛾であろうと思われました。ところが,小さくても何とエダシャク亜科の仲間でした。でも,小さい体であるのを表現したかったのでしょう,「ヒメ」がついています。

ウチムラサキヒメエダシャク
縁毛が写っていないのは暗いからと思われるウチムラサキヒメエダシャク
 「四国産蛾類図鑑」から似た画像を見つけウチムラサキヒメエダシャクと同定しました。何故,今まで観察されることが無かったのか不思議に思いました。
 食餌植物を調べたら,勿来の関ではあまり分布していないエノキでした。

ウチムラサキヒメエダシャク
3枚の写真とも同一個体のウチムラサキヒメエダシャクです。はっきり写すにはある程度明るくした方が良いようです。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ウチムラサキヒメエダシャク
 大きさ 開張 16~18mm
 食餌動植物 幼虫はエノキの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月5~6,7~8月
 特徴 クロフヒメエダシャクに似ています。

分布する エノキ少なく 希少価値



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tag : ウチムラサキヒメエダシャク

ニセタマナヤガ

2015年11月5(木)
ニセタマナヤガ 撮影日:2013/06/16 場所:勿来の関

 ヤガ科モンヤガ亜科のニセタマナヤガの紹介です。

 今から3年前余り撮影していましたが,紋様がはっきりしなかったので同定を諦めていました。
 しかし,よく見てみれば紋様が出ているではありませんか。しかも,未だ見たことがない初見の蛾なのです。もし,名前が分かれば写した蛾の種類が1100種にあと2つに迫るのです。
ニセタマナヤガ
黄矢印の楔状紋(けつじょうもん)と頭を上にして見ると縦長の環状紋を頼りにモンヤガ亜科から探し出したニセタマナヤガ
 それで気を取り直して同定することにしました。腎状紋と環状紋があるので,まずヨトウガ亜科から探し始めました。見つかりませんので,次に,モンヤガ亜科を探してやっと見つけました。

ニセタマナヤガ
最後に胸部背の灰色紋(赤矢印)の有無を確認したニセタマナヤガ
 手掛かりになったのは,次のものです。
 ①頭を上にして見たとき環状紋がほぼ縦に並んでいます。
 ②楔状紋(けつじょうもん)があります。(黄矢印)
 ③胸部背に灰色紋(赤矢印)があります。

ニセタマナヤガ
撮影してから3年余り経ってやっと名が分かったニセタマナヤガ。

 科名 ヤガ科モンヤガ亜科
 和名 ニセタマナヤガ
 大きさ 前翅長 約20mm
 食餌動植物 幼虫はカタバミ、タンポポ、ヨモギ、アキノノゲシ、ムラサキニガナ、ハハコグサ、タマナ、タネツケバナ、ヤナギタデ、オオバコの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月 2~11月
 特徴 赤味が強く、斑紋は,はっきりしないようです。

ポイントは 楔状紋(けつじょうもん) 胸背紋


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tag : ニセタマナヤガ

マルギンバネスガ

2015年11月4(水)
マルギンバネスガ 撮影日:2013/08/27,08/28 場所:勿来の関

 スガ科のマルギンバネスガの紹介です。
 二年ほど前頃,ガラス窓に頭部をつけて逆立ちしている蛾を見つけました。
マルギンバネスガ
初見の蛾で何の仲間か予想がつかなかったマルギンバネスガ。白い色を銀に見立ててマルギンバネスガと名付けられたように思われます。
 初見の蛾で何の仲間か全然予想がつきませんでした。キバガ科のように牙が見えますのでキバガ科を探しました。載っていませんでしたので「四国産蛾類図鑑」の「その他の科・不明蛾」の中からやっと似た画像を探しました。

マルギンバネスガ
牙のような下唇鬚(かしんひげ)が目立ちますがキバガの仲間ではなくスガ科のマルギンバネスガ。
 前翅後縁中程には,同定ポイントとなる小黒点が短い帯状に集まっています。前縁中程から外縁の方には小黒点が散在しています。

マルギンバネスガ
前翅後縁中程にある紋を手掛かりに「四国産蛾類図鑑」から探し当てたマルギンバネスガ。

 科名 スガ科
 和名 マルギンバネスガ
 大きさ 開張12~18mm
 食餌動植物 幼虫はクリ,クヌギ,コナラの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,屋久島
 出現月4~10月
 特徴 

ポイントは 背にある黒い 帯の紋


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tag : マルギンバネスガ

勿来の関で見られた蛾6

2015年11月3(火)
勿来の関で見られた蛾6 (2015年10月) 撮影場所:勿来の関

 10月に見られた蛾6の紹介です。

ハコベヤガ
①ハコベヤガ(ヤガ科 モンヤガ亜科) 2015/10/09
紋様がはっきりしていて好きな蛾です。
<以前の記事はこちらです。>

ケンモンミドリヤガ
②ケンモンミドリヤガ(ヤガ科 モクメキリガ亜科) 2015/10/31
似ている種がいます。羽化したばかりのものは濃い緑色をしています。
<以前の記事はこちらです。>

コヨツメアオシャク
③コヨツメアオシャク(シャクガ科 アオシャク亜科) 2015/10/30
一年に二回羽化します。一回目は5~7月で,二回目は8~11月です。この蛾も羽化したばかりのものは濃い緑色をしています。
<以前の記事はこちらです。>

チャドクガ
④チャドクガ(ドクガ科) 2015/10/30
7月の第1化の雄は色が黒いです。卵・幼虫・蛹・成虫と一生を通して毒針毛を持ち触ると酷い目に遇います。
<以前の記事はこちらです。>

キトガリキリガ
⑤キトガリキリガ(ヤガ科 ヨトウガ亜科) 2015/10/26
秋に出現するキリガの仲間です。
<以前の記事はこちらです。>


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tag : 勿来の関で見られた蛾6

チャモンシロハマキ

2015年11月2(月)
チャモンシロハマキ 撮影日:2012/11/03,2013/11/02,2015/11//02 場所:勿来の関

 ハマキガ科ハマキガ亜科のチャモンシロハマキの紹介です。
 白壁に前翅長10mmに満たない小さい蛾が止まっています。前縁に三角の茶色紋がある蛾です。翅形と紋様からいってハマキガ科に属する蛾だと直ぐ分かりました。
チャモンシロハマキ
前翅前縁に茶色の三角紋があるチャモンシロハマキ。この茶色紋を見ますと富士山が笠雲を被っているように見えます。
 似た種類がいますが,次のような特徴があればチャモンシロハマキです。
 ①外縁に沿って大黒点が1つと小黒点が2つから3つ並んでいます。(赤矢印)
 ②大黒点の外側の縁毛にも黒点があります。(緑矢印)
 ③茶色の三角紋の後縁に近い頂点には棒状の物が前縁と平行になっています。

チャモンシロハマキ
外縁に沿って大小の黒点が並んでいるので似た種類の蛾と区別がつくチャモンシロハマキ。
 夏型と越冬型の2型があって,夏型は小型で前縁紋は切断されるそうです。
 ヒメサザナミハマキやマエモンシロハマキと似ています。

チャモンシロハマキ
地色が薄黄色なのでチャモンウスキハマキの方がぴったりのチャモンシロハマキ。縁毛にも黒い斑紋があるのが分かります。

 科名 ハマキガ科ハマキガ亜科
 和名 チャモンシロハマキ
 大きさ 開張14~18mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 本州,四国,九州,屋久島
 出現月6~7,9~月
 特徴 成虫で越冬します。夏型と越冬型があります。ヒメサザナミハマキやマエモンシロハマキと似ています。

ポイントは 三角の紋 前縁に 


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tag : チャモンシロハマキ

サビイロヤガ

2015年11月1(日)
サビイロヤガ 撮影日:2011/04/15,2015/11//01 場所:勿来の関

 ヤガ科アオイガ亜科のサビイロヤガの紹介です。
 旧名サビイロコヤガと称しておりましたが,新体系でサビイロヤガとなりました。未だ,多くのサイトではサビイロコヤガとなっています。ただ,HP「四国産蛾類図鑑」だけはサビイロヤガとなっています。
サビイロヤガ
前翅中央に薄黄色のラクビーボールに似た紋が見られるサビイロヤガ。縁毛が今日見つけた蛾と違い褐色になっています。
 前翅長10mm程度の小さな蛾です。今日(2015年11月1日),見つけたものは赤茶色の地に沢山小さな白点が翅全体に散らばっていました。
 以前(2011/04/15)に見つけたものの小白点は今年のものより少ないです。

サビイロヤガ
多くの小白点が散在しているサビイロヤガ。こちらの蛾の縁毛は白くなっています。薄黄色の紋は形がラクビーボールでなく楕円形になっています。
 目立つ特徴として,2つあげられます。
 ①前翅中央に薄黄色の紋があります。
 ②翅頂付近に白紋が見られます。

サビイロヤガ
腹部背に黒褐色の毛束が見られるサビイロヤガ。

 科名 ヤガ科アオイガ亜科
 和名 サビイロヤガ(旧名 サビイロコヤガ)
 大きさ 開張18~24mm
 食餌動植物 幼虫はイノコズチの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月6,8~12月
 特徴 前翅中央に薄黄色紋と翅頂近くに白紋があります。

ポイントは 端の白紋 薄黄紋


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