5月に見られた花 ユリノキと

2015年5月31(日)
5月に見られた花 ユリノキと 撮影日:2015/05/18,05/24,05/28 場所:いわき市植田,勿来の関

 5月に見られた花の紹介です。
 ユリノキは北アメリカ中部原産でチューリップツリーとかハンテンボクとも呼ばれます。チューリップツリーとはチューリップに似た花が咲くからです。ハンテンボクとは葉の形(黄矢印)が半纏(はんてん)に似ているからです。
 前からユリノキの花を撮りたいと思っていました。しかし,高い所に咲いている花を大きく写すには望遠レンズが必要です。でも,風があるとぶれてしまいます。
ユリノキ
チューリップに似た花を幾つも咲かせるユリノキ
 それよりも,いつ咲くか詳しく分からないので困っていました。偶々,植田に用があったときに,前から目をつけていたユリノキを見に行きました。
 すると,憧れの花が今が盛りと沢山咲いているではありませんか。どこから写そうと周りを歩きました。花に光が当たっている良い場所がありました。

ユリノキ
ヒメウツギやニセアカシアの花とほぼ同じ頃咲くユリノキ。
 ところが運が悪いことに,風に揺れているではありませんか。なるべく風がないときを狙ってシャッターを切ってみました。画像を見ると奇麗に撮れています。気をよくしてパチリパチリとシャッターを切りました。
 快晴で光が十分当たっていたことと私の使っているカメラが広角系で明るいレンズだったから奇麗に撮れたと思っています。

ユリノキ
葉の形が半纏に似ているのでハンテンボクともいわれるユリノキ。
 ユリノキの花の最盛期は,吹風殿のヒメウツギが真っ盛りのとき,あるいはニセアカシアが満開のときに一致することが分かりました。

ヤマボウシ
やがて秋には赤い甘い実が実るヤマボウシ
 勿来の関にはヤマボウシが5箇所以上のところで見られます。花が小さい内は緑色を帯びているので目立ちませんが大きくなると真っ白くなるのですぐ目につきます。
 やがて,この青い実は赤く甘く熟して昆虫たちに食料を提供してくれます。

エゴノキ
長い柄の花を下向きに咲かせるエゴノキ。実は鳥が好んで食べるそうです。
 エゴノキは真っ白い花でも黄色い雄しべが変化を出してくれるので写し甲斐蛾あります。虫たちが沢山集まり羽音で花が咲いていることを教えてくれます。



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tag : ユリノキ ヤマボウシ エゴノキ

オオシロモンノメイガ 縦長白紋が並ぶ蛾

2015年5月30日(土)
オオシロモンノメイガ 縦長白紋が並ぶ蛾 撮影日:2015/05/29,2012/06/04,2011/09/23 場所:勿来の関

 ツトガ科ノメイガ亜科のオオシロモンノメイガを紹介します。
 翅を広げて止まっているので,シャクガ科の仲間と思われる方が居られるでしょう。
 しかし,ツトガ科あるいはメイガ科に属する蛾であることがすぐ分かります。それは,触角を翅の上に乗せているからです。
オオシロモンノメイガ
縦長白紋が沢山並ぶオオシロモンノメイガ。縁毛も白と黒の斑模様になっています。
 黒い地に縦長の白い斑模様が沢山並んでいる蛾です。前翅と後翅の縁毛はどちらも白と黒の斑模様になっています。腹端には三角の紋があります。

オオシロモンノメイガ
触角が翅の上にあるのでツトガ科かメイガ科に属する蛾であるとすぐ分かるオオシロモンノメイガ
 このオオシロモンノメイガに似た紋様の蛾が何種類かいますが,外縁に沿う白線があるのは,この蛾くらいです。

オオシロモンノメイガ
似た様な蛾が何種類かいますが,外縁に沿って走る白線があるのはこのオオシロモンノメイガくらいです。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 オオシロモンノメイガ
 大きさ 開張 21~24mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。 成虫は樹液や花の蜜です。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 7~8月
 特徴 

白い紋 幾つも並ぶ ツトガかな


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tag : オオシロモンノメイガ

ウスイロオオエダシャク 灰色の大きな蛾

2015年5月29日(金)
ウスイロオオエダシャク 灰色の大きな蛾 撮影日:2015/05/29,2012/06/18,06/20 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のウスイロオオエダシャクを紹介します。
 3年前に会った蛾に今日再会しました。大きい上に全体が灰色を帯びいて褐色の紋があったので記憶が蘇りました。
ウスイロオオエダシャク
茶色の紋以外はほとんどはっきりしないウスイロオオエダシャク
 基部と翅頂付近だけに茶色の紋があるだけです。黒い内横線と外横線の外に白い亜外縁線がある簡単な模様の蛾ですが,大きさに圧倒されます。

ウスイロオオエダシャク
紋様や翅色には個体差があるウスイロオオエダシャク
 全体に灰色を帯びいて紋様や筋が,はっきりしないからウスイロオオエダシャクと名前がついたのでしょう。

ウスイロオオエダシャク
大きさに圧倒されるウスイロオオエダシャク。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ウスイロオオエダシャク
 大きさ 開張 雄51~62mm 雌58~71mm ,前翅長29mm
 食餌動植物 幼虫はマユミ、ツリバナ、マサキ、ツルウメモドキ、ヒロハツリバナの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~7月
 特徴 雄の触角は櫛歯状で外側にのみ櫛歯が生え,♀は糸状です。

大きいな 灰色の翅を 広げたり


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マエヘリモンアツバ ツリー紋のある蛾

2015年5月28日(木)
マエヘリモンアツバ ツリー紋のある蛾 撮影日:2015/05/18,05/26 場所:勿来の関

 ヤガ科シタバガ亜科のマエヘリモンアツバを紹介します。
 前翅前縁中央に三角の黒褐色紋があります。更に,外横線が鋭く尖った鋸歯状で白い縁取りがあります。
マエヘリモンアツバ
縁毛に褐色の斑模様があるマエヘリモンアツバ。真ん中あたりが大きくなっています。
 縁毛には褐色の斑模様があります。その斑模様は前翅後翅とも外縁のほぼ中央が大きくなっています。

マエヘリモンアツバ
アツバと名が付くだけあって下唇鬚(かしんひげ)が目立つマエヘリモンアツバ
 アツバらしく小さいながらも下唇鬚(かしんひげ)が目立っています。

マエヘリモンアツバ
前翅前縁中央にある黒褐色紋がツリーに見えてしまうマエヘリモンアツバ。更にぎざぎざ模様の外横線が豆電球のようです。

 科名 ヤガ科シタバガ亜科
 和名 マエヘリモンアツバ
 大きさ 開張 30mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 北海道,本州,伊豆諸島御蔵島,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
 出現月(羽化する月) 5~9月
 特徴 外横線が鋭く尖った鋸歯状です。

三角の 紋がツリーに なっている 


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tag : マエヘリモンアツバ

ツマジロシャチホコ モヒカン刈りの蛾

2015年5月26日(火)
ツマジロシャチホコ モヒカン刈りの蛾 撮影日:2012/06/25,2015/05/27 場所:勿来の関

 シャチホコガ科のツマジロシャチホコを紹介します。
 前翅翅頂付近が白味を帯びるのでツマジロシャチホコと呼ばれるのでしょう。
ツマジロシャチホコ
大胆な黒い筋と翅頂付近の白味を帯びた紋が目を引くツマジロシャチホコ
 大胆な筋紋様が力強さを感じます。翅頂付近が白味を帯びていて目を引きます。

ツマジロシャチホコ
一見,ヤガ科の仲間に見えてしまうツマジロシャチホコですが,横から見ると2222腹端に近付くにつれて盛り上がっています。
 ツマジロシャチホコを横から見ると驚きます。
 胸部にはモヒカンスタイルの毛束があり,腹部背中央付近にはの馬のたてがみのような毛があるからです。

ツマジロシャチホコ
胸部にはモヒカン刈りのようなインディアンハットのような毛束があるツマジロシャチホコ。更に,腹部中央背には馬のたてがみのような毛もあり驚きます。

 科名 シャチホコガ科
 和名 ツマジロシャチホコ
 大きさ 開張 36~42mm 前翅長20mm
 食餌動植物 幼虫はクリ、ツノハシバミ、サワシデ、イヌシデ、クマシデ、ミズメ、シラカンバ、コナラの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~6,8~9月
 特徴 前翅翅頂付近が薄褐色です。成虫は何も食べないようです。

大胆な 黒筋模様 髪型も


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tag : ツマジロシャチホコ

コウチスズメ 格好は戦闘機

2015年5月26日(火)
コウチスズメ 格好は戦闘機 撮影日:2011/06/01,2015/05/26 場所:勿来の関

 スズメガ科ウチスズメ亜科のコウチスズメを紹介します。
 コウチスズメとは,これで2度の出会いです。少ない訳は食餌植物のサラサドウダンは見掛けませんが,スノキは,ぽつりぽつりとみかけるだけだからだと思います。
コウチスズメ
少しだけ見えている後翅の黒い眼状紋と紅色紋のコウチスズメ。
 前翅をもっと水平近くまで上げて止まれば,後翅の黒い眼状紋の上に奇麗な紅色の紋を見ることが出来ます。最初の写真に少しだけ見えています。

コウチスズメ
後翅が前翅より上に位置しているコウチスズメ。翅の色は個体差が大きいようです。
 コウチスズメと似ている蛾にウチスズメがいます。比較すると小さいからコウチスズメ(小ウチスズメ)と呼ぶのでしょう。今日,外灯に止まっているコウチスズメの前翅長を測ると22mmありました。

コウチスズメ
前足を外灯に引っかけてぶら下がっているコウチスズメ。
上から写した写真では腹を真っ直ぐ伸ばしているように見えますが,腹は湾曲しています。


 科名 スズメガ科ウチスズメ亜科
 和名 コウチスズメ
 大きさ 開張 46~60mm 前翅長22mm
 食餌動植物 幼虫はサラサドウダン,スノキの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 6~7月
 特徴 後翅には眼状紋があります。未明に灯火に飛来します。

小さい蛾 コウチスズメは 戦闘機 


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tag : コウチスズメ

勿来の関周辺で見られるトンボ

2015年5月25日(月)
勿来の関周辺で見られるトンボ 撮影日:2015/05/22~05/25 場所:勿来の関・平潟

 勿来の関周辺で見られるトンボを紹介します。
 ムカシヤンマ ムカシヤンマ科 分布:東北以南の本州と九州 2015/05/22,勿来の関
 オニヤンマの複眼は青緑でムカシヤンマはくろずんでいます。
 ヤゴは水中でなく湿ったコケにトンネルを掘って住むそうです。
 成虫になるまでに3年かかるそうです。
ムカシヤンマ
幼虫を撮っていたら突然姿を現しすぐ脇に止まりまったムカシヤンマ

ムカシヤンマ
複眼が黒ずんでいるのでオニヤンマでなくムカシヤンマと分かりました。胸部全面に方形の紋が2つあります。

コシアキトンボ
ツマキホソハマキモドキを見つけにいったのですが,居なかったのでトンボ撮りにかえました。近付いても逃げずにいたので羽化したばかりのコシアキトンボです。それを証明するように腰の部分が黄色を帯びています。
 コシアキトンボ トンボ科 分布:本州,四国,九州(北海道には分布しません) 2015/05/25 北茨城市
 未成熟のオスは黄色を帯びます。

アオモンイトトンボ
海に近いこの沼には,アオモンイトトンボもいます。腹部で最後の節が10節です。第8節がほとんど全て青いのでアオモンイトトンボと分かります。
 アオモンイトトンボ イトトンボ科 分布:本州,四国,九州
 アジアイトトンボにも非常に似ています。見分け方は青い紋の位置で決まります。
 アオモンイトトンボは第8節がほとんど全部青くなっています。


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tag : ムカシヤンマ コシアキトンボ アオモンイトトンボ

オオマエベニトガリバ トガリバ筋のある蛾

2015年5月24日(日)
オオマエベニトガリバ トガリバ筋のある蛾 撮影日:2015/05/24 場所:勿来の関

 カギバガ科トガリバガ亜科のオオマエベニトガリバを紹介します。
 いつもの外灯を見上げますとクロテンシシャチホコに似た姿の蛾が止まっています。見たことがないような環状紋・腎状紋からクロテンシシャチホコではないと分かりました。
 画像を見て今まで見たことがない蛾だと気が付きました。
オオマエベニトガリバ
翅頂から斜め上に立ち上がる黒筋がトガリバ亜科の目印になるオオマエベニトガリバ
 外灯の近くに止まっていて暗く写るので場所を移動しました。しかし,ときどき飛び立とうとするような格好をとるので急いでパチパチ撮りました。前縁が白い以外は全体に薄桃色の蛾だと撮りながら感じました。
 前翅長を測ろうと巻尺を近付けた途端,逃げられました。

オオマエベニトガリバ
円らな瞳が可愛いオオマエベニトガリバ。飛び立つとき触角は,すでに左右に伸びています。
 最初の写真の黒線(黄矢印)を目て私はにこっとしました。それは翅頂から斜め上に向かう線(トガリバ筋:私が命名)があるものはカギバガ科トガリバガ亜科に属する蛾だからです。今まで,トガリバガ亜科の蛾には散々な目(何の仲間か見当がつかない)に遇ってきたので目印になるものを探していて,この線に気が付いたのです。

オオマエベニトガリバ
前翅前縁以外は全体的に薄桃色のオオマエベニトガリバ。立派な環状紋や腎状紋もついています。

 科名 カギバガ科トガリバガ亜科
 和名 オオマエベニトガリバ
 大きさ 開張 雄40~48mm 雌48~54mm
 食餌動植物 幼虫はソメイヨシノ,ウワミズザクラ,ナナカマドの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 5~9月
 特徴 全体的に薄桃色で前翅前縁は白っぽいです。

目印は 斜めの線と 紋所


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tag : オオマエベニトガリバ

勿来の関で5月に見られたチョウ

2015年5月23日(土)
勿来の関で5月に見られたチョウ 撮影日:2015/05/17~05/23 場所:勿来の関

 勿来の関で5月に見られたチョウを紹介します。
 去年,勿来の関吹風殿で初めてアオバセセリを観察した感動を忘れずにいました。それは丁度,ヒメウツギが真っ盛りのときでした。
 ところが,今年はそのヒメウツギの花が散ってしまい,このまま会えずに終わってしまうのかと残念に思っていました。
アオバセセリ
今年は会えないと思っていましたがやっと会えることが出来たアオバセセリ。
 いつも通る歩道に今日はウツギの花が開花していました。昨日,ここでクロモンキリバエダシャクの幼虫を見つけた所です。今日もいるかと探していると青緑色のチョウが突然姿を現したではありませんか。

アオバセセリ
違う花を訪れては,せっせとウツギの花の蜜を吸うアオバセセリ。
 再会を切望していたアオバセセリです。素早くデジタルカメラをズームにしてパチリパチリと写しました。

アオバセセリ
少し離れては又,舞い戻って来るアオバセセリ。

ダイミョウセセリ
そんなアオバセセリを追い出して悠然と花の蜜を吸うダイミョウセセリ。
 何枚も撮って安心しているとどこから現れたのか,ダイミョウセセリがアオバセセリを追い出してウツギの花の蜜を吸い始めました。

スミナガシ
翅を開くのを待ってましたとばかりに,すかさず写したスミナガシ。
 今日から6日前に黒いチョウが地面に止まっていました。雨上がりで土からミネラルを補給中だったのでしょう。すかさずパチリパチリと写しました。次は翅を開くのを待ってパチリと写しました。画像を見てスミナガシと分かりました。

スミナガシ
雨上がりの地面に止まって土のミネラルを補給しているスミナガシ。ひらりと向きを変え又補給を始めました。
 これらのアオバセセリとスミナガシは同じアワブキを食餌植物にしています。私は,勿来の関ではアワブキを確認していませんが,これらのチョウの発見でアワブキの存在が確かとなりました。

スミナガシ
最初に見たときは,この様に翅を閉じてミネラルを補給していました。

コジヤノメ
何かいつも見るチョウと違うなと思って撮ったらコジャノメでした。
 スミナガシを写して気をよくして歩いていると,ウラナミジャノメと似ているが紋の大きさが違うコジャノメが居たのでパチリ。運良く翅を開いてくれたのですかさずパチリ。

コジヤノメ
珍しく翅を開いてサービスしてくれたコジャノメ。

サトキマダラヒカゲ
樹液を出すこのコナラの常連客であるサトキマダラヒカゲ。
 毎年,樹液を出しているコナラの木まで来ると常連のサトキマダラヒカゲが食事中でした。


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tag : チョウ

スギドクガ バナナ紋がある蛾

2015年5月22日(金)
スギドクガ バナナ紋がある蛾 撮影日:2015/05/21 場所:勿来の関

 ドクガ科のスギドクガを紹介します。
 昨日,紹介したケンモンキリガの脇にこのスギドクガが止まっていました。毛深い前足を出して止まっているので,シャチホコガ科かドクガ科と思いました。
スギドクガ
この様に毛深い前足が出ていたらドクガ科かシャチホコガ科を探すと速いスギドクガ
 腹端がちらっと覗いていたのでシャチホコガ科から探しました。
 しかし,予想は外れてドクガ科のスギドクガでした。画像を見ている内にバナナ紋(黄矢印)があったのを思い出しました。

スギドクガ
毒針毛を持っていないので触れても安心なスギドクガ。
 もう一つ,このスギドクガには特徴があります。それは,青矢印で示したような白い紋があることです。
 スギドクガはドクガ科に属していますが毒針毛を持っていないので触れても安心です。
 ドクガ科や毒針毛については,ひどい目に遇わないためにも私のHPをご覧下さい。
私のHPをご覧下さい
スギドクガ
この蛾の目印となるバナナ紋(黄矢印)を持っているスギドクガ。青矢印のところが白いのも目印となりますが白くならない個体も居ます。

 科名 ドクガ科
 和名 スギドクガ
 大きさ 開張 雄42~46mm 雌44~65mm  前翅長20mm
 食餌動植物 幼虫はスギ、ヒノキ、サワラの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~6,8~9月
 特徴 内横線と中横線の間前縁寄りに白紋(青矢印)がある個体がいます。
     バナナ紋があります。

バナナ紋 見つけてスギと 思い出し


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tag : スギドクガ

ケンモンキリガ V字紋がある蛾

2015年5月21日(木)
ケンモンキリガ V字紋がある蛾 撮影日:2015/05/21,2014/04/26 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のケンモンキリガを紹介します。
 外灯の回りを探すとあまり見掛けない2種類の蛾がいます。その1種類が,このケンモンキリガでした。
ケンモンキリガ
黒い筋で作られたV字紋が中央付近上下に一個ずつあるケンモンキリガ
 前翅後縁後角近くには左右の翅を少し重ね合わせるとVの字になるような黒い筋があります。更に,その上にもVの字が見られます。(最初の写真)
 翅の重なりが無いとVの字にはなりませんが細長い二等辺三角形が真ん中にあるように見えます。(最後の写真)

ケンモンキリガ
胸部背左右に太黒の紋があるケンモンキリガ。
 胸部背には,ふさふさした毛がありますが,その左右に黒い太筋が見られます。
 前翅前縁からは,紫褐色の帯3本が斜めに出ています。

ケンモンキリガ
翅の重なりがないとV字紋は消え逆さ「ハ」の字紋になるケンモンキリガ。

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 ケンモンキリガ
 大きさ 開張 37mm
 食餌動植物 幼虫はヒノキ、アスナロ、スギの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
 出現月(羽化する月) 4月
 特徴 前翅後縁近くの黒い筋がV字形を作ります。

黒い筋 翅を重ねると Vの字に 


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tag : ケンモンキリガ

ハミスジエダシャク 2つの型がある蛾

2015年5月20日(水)
ハミスジエダシャク 2つの型がある蛾 撮影日:2011/06/07,2012/08/23,2015/05/20 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のハミスジエダシャクを紹介します。
 勿来の関にある建物の外壁を見上げると灰色の大きな蛾が止まっています。中央線付近が黒ずんだあまり見慣れない蛾です。
ハミスジエダシャク
前翅中横線と外横線が後縁付近でわずかに離れているハミスジエダシャク
 今までの資料を探しますと二つのタイプに分かれることが分かりました。
 ①一つは,前翅中横線と外横線が後縁(黒くて太い紋)近くで結合するタイプです。
 ②もう一つは,前翅中横線と外横線が結合しないタイプです。

ハミスジエダシャク
前翅中横線と外横線が後縁付近でも離れているハミスジエダシャク
ハミスジのハが何を意味しているのか知りたいと思っています。

 その外の目立つ特徴は次の通りです。
 ・②のタイプのものもそれらの線が前翅後縁付近では太くて黒ずんでいます。
 ・後翅中横線が太くて黒ずんでいます。
 ・後翅中横線と外横線の間に目玉模様の黒い紋があります。

ハミスジエダシャク
前翅中横線と外横線が後縁付近で結合しているハミスジエダシャク。
どちらのタイプのものも後翅には黒くて太い中横線が見られます。


 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ハミスジエダシャク
 大きさ 前翅長 19~32mm
 食餌動植物 幼虫はカラマツ、コナラ、アカメガシワ、マルバハギ、ミズキ、ナシ、リンゴの葉を食べます。成虫は花の蜜,樹液を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~7月
 特徴 前翅中横線と外横線は後縁中央付近にある黒紋で結合しまするものとしないものがいます。

灰色の 広げた羽が 大きいぞ


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tag : ハミスジエダシャク

クロヘリキノメイガ K字紋がある蛾

2015年5月19日(火)
クロヘリキノメイガ K字紋がある蛾 撮影日:2014/05/27,2011/08/05,2015/05/18 場所:勿来の関

 ツトガ科ノメイガ亜科のクロヘリキノメイガを紹介します。
 このクロヘリキノメイガは写真を見ただけで何の仲間か分かります。
 ①触角が翅の上に乗っています。・・・ツトガ科・メイガ科
 ②しかも翅の色が黄色ならほぼツトガ科ノメイガ亜科の蛾です。
クロヘリキノメイガ
触角を翅の上に乗せるというツトガ科ノメイガ亜科特有の習性を持つクロヘリキノメイガ
 クロヘリキノメイガの前翅前縁中央近くにK字紋があるので同定するのが簡単です。
 更に,腹端近くにある2本の黒筋も目印になっています。
 縁に沿って黒い縁取りがあり翅の色が黄色なのでクロヘリキノメイガと名付けられたのでしょう。

クロヘリキノメイガ
前翅前縁の近くにK字紋を持つクロヘリキノメイガ。
 クロヘリキノメイガと似ているクロズノメイガの記事はこちらです

クロヘリキノメイガ
縁沿いに黒い縁取りがあるクロヘリキノメイガ。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 クロヘリキノメイガ
 大きさ 開張 17~20mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,西表島
 出現月(羽化する月) 5,8~9月
 特徴 クロズノメイガに似ています。

前縁の 側のKの字 目印に


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tag : クロヘリキノメイガ

シャクドウクチバ 下唇鬚(かしんひげ)が発達した赤銅色の蛾

2015年5月18日(月)
シャクドウクチバ 下唇鬚(かしんひげ)が発達した赤銅色の蛾 撮影日:2012/06/03,2011/08/08,2015/05/17 場所:勿来の関

 ヤガ科シタバガ亜科のシャクドウクチバを紹介します。
 色は個体差が大きいです。十円銅貨に似た色もの・紫色を帯びたもの・茶褐色のもの等変化に富んでいます。
 共通しているのは後翅一番外側にある横線が,赤銅色に見えることです。だからシャクドウクチバと名付けたのでしょう。
シャクドウクチバ
後翅一番外にある横線が赤銅色に見えるシャクドウクチバ。それで名前がシャクドウクチバになったと思われます。
 シタバガ亜科にはこのシャクドウクチバのように下唇鬚(かしんひげ)が発達しているものが多いようです。
 食餌植物はつる植物のテイカカズラです。このテイカカズラは初夏の頃しろいはなをさかせます。開花は眼よりも鼻によって気づくことが多いです。品の良い香を出して咲いているからです。勿来の関で,このテイカカズラは,いろいろな植物に絡まってあちこちで見られます。
 だから,勿来の関ではときどき観察されるのでしょう。

シャクドウクチバ
こんな褐色のシャクドウクチバもいます。ただし上の蛾と同じく紫色を帯びています。
 HP「Mushi Navi」によりますとシャクドウクチバの分布は「関東地方以南」となっておりますが,勿来の関で複数回観察していますので,この蛾の分布は東北地方南部まで広がっていると考えられます。

シャクドウクチバ
名前に相応しい色のシャクドウクチバ。写真のように発達した下唇鬚(かしんひげ)を持っています。

 科名 ヤガ科シタバガ亜科
 和名 シャクドウクチバ
 大きさ 開張 34~41mm
 食餌動植物 幼虫はテイカカズラの葉を食べます。
 分布 本州(関東地方以南:Mushi Navi),四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~8月
 特徴 黒っぽく見える個体が多いです。

黒ずんだ 後翅に一つ 赤い筋


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tag : シャクドウクチバ

モントガリバ 毛皮の帽子を被った様な蛾

2015年5月17日(日)
モントガリバ 毛皮の帽子を被った様な蛾 撮影日:2015/05/17 場所:勿来の関

 カギバガ科トガリバガ亜科のモントガリバを紹介します。
 モントガリバを最初に見たときにはとても奇麗に見えました。こんな奇麗な蛾には滅多に会えないのだろうと思い逃げられないように慎重に写真を撮ったことを思い出しました。
モントガリバ
薄桃色の紋が眼を引きつけて放さないモントガリバ。好きな蛾の一つです。
 この奇麗な蛾の名前が知りたくて探し始めましたが,なかなか分かりません。何の仲間か分からなかったからです。止まっている姿が矢尻の形だから,ヤガ科を調べましたが見つかりません。
 前に紹介したギンモンカギバのように鉤状の翅をしていれば何の仲間か分かるのですが,この蛾がカギバガ科とはどうしても思いつきませんから時間がかかりました。

モントガリバ
毛皮のような帽子を被っているように見えるモントガリバ。
 このモントガリバは普通に見られる蛾です。特に,今年は見る機会が多いような気がします。普通に見られる訳は,食餌植物のモミジイチゴ(別名キイチゴ)が勿来の関に沢山分布しているからだと思われます。

モントガリバ
帽子のように見えるてっぺんには,丸いボールのような物がついているモントガリバ。

 科名 カギバガ科トガリバガ亜科
 和名 モントガリバ
 大きさ 開張 30~35mm
 食餌動植物 幼虫はエビガライチゴ、カジイチゴ、クロイチゴ、モミジイチゴの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄
 出現月(羽化する月) 5~10月
 特徴 平地から山地まで広く分布し,南西諸島では一年中見られます。

どうしても カギバに見えず 苦労する


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tag : モントガリバ

シロエグリコヤガ 体は小さいが翅を開くと素敵に見える蛾

シロエグリコヤガ 体は小さいが翅を開くと素敵に見える蛾 撮影日:2014/05/14,2013/04/30,2015/05/13 場所:勿来の関

 ヤガ科コヤガ亜科のシロエグリコヤガを紹介します。
 このシロエグリコヤガは前翅長6mmと大変小さな蛾です。だから,関心を持って見ていないと見過ごしてしまいます。
シロエグリコヤガ
初めからこんな格好で現れてくれれば「エグリ」の意味が理解できたシロエグリコヤガ
 後翅が見えないように重ねて止まってしまうと印象ががらりと変わってしまい同じ蛾とは思えなくなります。

シロエグリコヤガ
こんなふうに翅を重ねて止まると全然印象が違ってしまうシロエグリコヤガ。
 シロエグリコヤガを最初に見たときは,2番目の写真のように止まっていました。名前を調べたら,シロエグリコヤガとありましたので理解に苦しんでいました。翅の形からは,どこにもえぐられた感じがする部分が無かったからです。
 しかし,最初の写真のように止まっているのを見て,初めてシロエグリコヤガと名付けられた訳が分かりました。後翅前縁中央が内側に凹んでいたからです。

シロエグリコヤガ
前翅よりも後翅の方,翅のもとより外縁の方が色が濃いように感じるシロエグリコヤガ。

 科名 ヤガ科コヤガ亜科([四国産蛾類図鑑]では,ベニコヤガ亜科)
 和名 シロエグリコヤガ
 大きさ 前翅長 6mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 7~9月(福島県いわき市勿来の関では5月中旬から)
 特徴 後翅が見えるように止まるとイメージが変わります。

名のいられ 後翅前縁 凹んでる


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tag : シロエグリコヤガ

ウスイロカギバ やはり目玉模様があった方が・・・

2015年5月15日(金)
ウスイロカギバ やはり目玉模様があった方が・・・  撮影日:2011/05/02,2013/04/15,2012/05/01 場所:勿来の関

 カギバガ科のウスイロカギバを紹介します。
 同定のポイントは,前翅中央から前縁寄りに見られるギンモンカギバのような褐色紋が無いことです。
 ①前翅中央前縁寄りに褐色紋がありません。 ・・・ウスイロカギバ
 ②前翅中央前縁寄りに褐色紋があります。  ・・・ギンモンカギバ
ウスイロカギバ
やはり眼のように見える褐色紋があった方が愛嬌があって良いと感じるウスイロカギバ
 昨日の記事で「左右の翅頂を結ぶ横線下側と翅脈に沿って銀粉が並んでいるからギンモンカギバと呼ぶのでしょう。」と述べました。
 ところが,何とこちらのウスイロカギバも同じように銀粉が並んでいます。

ウスイロカギバ
この蛾の名前をギンモンカギバとしても全然おかしくないウスイロカギバ。この蛾にも銀粉が並んでいます。

ウスイロカギバ
珍しく触角を左右に広げているウスイロカギバ。

 科名 カギバガ科
 和名 ウスイロカギバ
 大きさ 開張 雄25~28mm 雌30~33mm
 食餌動植物 幼虫はウルシ,ヤマウルシ,ツタウルシの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 5,7~9月
 特徴 前翅中央から前縁寄りに見られるギンモンカギバのような褐色紋がありません。

似ていても 褐色紋が ありません


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tag : ウスイロカギバ

ギンモンカギバ 今にも泣き出しそうな顔をしている蛾

2015年5月14日(木)
ギンモンカギバ 今にも泣き出しそうな顔をしている蛾 撮影日:2015/05/13,2012/05/03,2014/04/30 場所:勿来の関

 カギバガ科のギンモンカギバを紹介します。
 翅頂が鉤(先が曲がった金具)のように曲がっているので,簡単にカギバガ科と分かります。でも,カギバガ科には翅頂が鉤のように曲がらぬものもあります。
ギンモンカギバ
画像をクリックすると大きくなります。銀粉が翅脈や左右の翅頂を結ぶ1本の褐色線の下側沿って並んでいるのが分かるカギモンヤガ。
 このギンモンカギバにはウスイロカギバという似た蛾がいます。
 しかし,ウスイロカギバには褐色紋が無いので間違うことはないでしょう。さらに,ウスイロカギバには銀粉が見られません。

ギンモンカギバ
前翅にある褐色紋が円くないので泣きそうな顔に見えるカギモンヤガ。
 ギンモンカギバには,左右の翅頂を結ぶ1本の褐色線の下側と翅脈に沿って銀粉が並んでいます。おそらく,この銀粉の並びを紋に見立ててギンモンカギバと名付けたのでしょう。

ギンモンカギバ
ウスイロカギバにはこのような褐色紋が無いので簡単に見分けがつくカギモンヤガ。

 科名 カギバガ科
 和名 ギンモンカギバ
 大きさ 開張22~40mm
 食餌動植物 幼虫はノヌルデの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 4~10月
 特徴 斑紋や翅脈にそって銀粉が並んでいます。紋を消失するタイプもいます。

彼方此方に 銀粉散らす 目印に 


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tag : ギンモンカギバ

ヒメトラガ 翅裏は鮮やかな黄橙:目玉模様で脅かす蛾

2015年5月13日(水)
ヒメトラガ 翅裏は鮮やかな黄橙:目玉模様で脅かす蛾 撮影日:2015/05/13 場所:勿来の関

 ヤガ科トラガ亜科のギンスジキンウワバを紹介します。
 切れかかっていた電灯を取り替えたので,蛾の飛来数が増えている場所の壁を見上げました。
 すると,キンウワバの仲間よりも大きな白紋を持った蛾が止まっています。今日もすかさず棒で下にずり落としました。
ヒメトラガ
ドクガのような毛深い前足を出しているヒメトラガ。綿棒のような下唇鬚(かしんひげ)(黄矢印)が目につきます。
 床にぶつかる瞬間,直角に曲がりました。周りを探すと水飲み場の壁に止まっています。蛾を見たらキンウワバの仲間ではなくトラガ亜科の仲間でした。すかさずパチリパチリとシャッターを切りました。

ヒメトラガ
猫が獲物に襲いかかろうとして低い姿勢を取っているように見える不気味なヒメトラガ
 次に,もう少し写しやすい所に移動しようとすると,外のたたきの上に止まりました。もっと写しやすい所に移動しようとすると翅を垂直に立てました。すると,どうでしょう。目玉模様のある鮮やかな黄橙色の翅と腹部が現れました。シャッターを切ろうとした途端,翅を閉じてしまいました。再度,翅に触れるとまた翅を垂直に上げてくれました。
 面白くなってちょっかいを出している内にヒメトラガは羽ばたき運動を始めてしまいました。ヤガ科で体が重そうな蛾は飛び上がる前に,この運動をするようです。体温を上げるためと思われます。(ヒメトラガさん,ちょっかい出して済みません。)

ヒメトラガ
ちょっかいを出したら目玉模様がある鮮やかな黄橙色の翅裏を見せたヒメトラガ。
目玉模様で敵を脅かそうとしているようです。


 科名 ヤガ科トラガ亜科
 和名 ヒメトラガ
 大きさ 開張42~45mm
 食餌動植物 幼虫はノブドウ,ヤマブドウ,サンカクヅルの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
 出現月(羽化する月) 6~7月
 特徴 赤褐色の部分が広いセアカキンウワバに似ています。

翅を立てて 目玉模様で 脅してる


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tag : ヒメトラガ

ギンスジキンウワバ 立派なたてがみやS字紋・受話器紋がある格好良い蛾

2015年5月12日(火)
ギンスジキンウワバ 立派なたてがみやS字紋・受話器紋がある格好良い蛾 撮影日:2015/05/12 場所:勿来の関

 ヤガ科キンウワバ亜科のギンスジキンウワバを紹介します。
 壁を見上げると白い紋が目立つ蛾が止まっています。スジキリヨトウにしては少し変わっていると思いながら枯れ枝で下に落としました。運の良いことに,ひらりと床に落ちたきり動きません。シャクガ科だったら,そのまま逃げていったでしょう。
ギンスジキンウワバ
高くそびえ立つような毛束が格好良さを演出しているギンスジキンウワバ
 しかし,見るからに重そうなヤガ科の仲間は身動き一つしません。前翅中央の白い紋を見てキンウワバ亜科の蛾であることがすぐ分かりました。いろいろな角度から写真を撮りましたが,斜め前方から撮った写真を見たときなんて格好の良い蛾なのだろうと思いました。ライオンにたとえたら立派なたてがみを頭上高く立て瘤もつけているからです。

ギンスジキンウワバ
同定の根拠となったS字紋(赤矢印の先)と受話器紋(黄矢印の先)を持つギンスジキンウワバ
 キンウワバの仲間は似通った紋様があって同定にてこずります。今回はギンモンシロウワバと同定するところでした。
 しかし,2枚目の写真の赤と黄の矢印で示したような紋がギンモンシロウワバには無いことに気が付きました。

ギンスジキンウワバ
もっと写しやすい場所へと移動したとたん羽ばたきを始めたギンスジキンウワバ。
シャクガ科と違い運動をして体温を上げないと飛び立てないと思われます。

 「四国産蛾類図鑑」でそれに近い紋があるギンスジキンウワバを見つけ「みんなで作る日本蛾類図鑑」で確かめて同定しました。
 同定の根拠は次の通りです。
 ①S字紋があります。(赤矢印の先)
 ②受話器紋があります。(黄矢印の先)

ギンスジキンウワバ
白い縁取りが赤茶色の紋を囲んでいるギンスジキンウワバ。その白い縁取りをギンスジと見立てたのでしょう。

 科名 ヤガ科キンウワバ亜科
 和名 ギンスジキンウワバ
 大きさ 開張28~30mm,前翅長 約12mm
 食餌動植物 幼虫はオオバコの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~9月
 特徴 赤褐色の部分が広いセアカキンウワバに似ています。

格好良く たてがみ立てて 止まってる


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tag : ギンスジキンウワバ

クロスズメ まるでリュックを背負っているようです

2015年5月10日(日)
クロスズメ まるでリュックを背負っているようです 撮影日:2015/05/11 場所:勿来の関

 スズメガ科のクロスズメを紹介します。
 去年初めて会ったクロスズメは翅が傷ついていました。しかし,今日(2015年5月11日)会った蛾は新鮮なクロスズメです。
クロスズメ
後縁中央辺りが赤茶色になっているクロスズメ。外縁の縁毛には白と黒の斑模様があり品位を上げています。
 クロスズメを見た感じは,全体に黒っぽく後縁中央の辺りが赤茶色をしています。このように,黒ずんだ色をしているためにクロスズメと名前が付いたと思われます。
 翅頂からこの赤茶色紋まで黒い筋が数本見られます。白と黒の縁毛が等間隔に並んでいます。この斑模様のお陰で品があるように見えます。

クロスズメ
翅頂からこの赤茶色まで黒い筋が数本見られるクロスズメ。
 このクロスズメを横から見ると,胸部背付近に毛が固まって盛り上がっています。まるでリュックを背負っているように見えます。
 勿来の関の松林は,ほとんどがアカマツです。そのためマツカレハ・フタヤマエダシャク・マツキリガ等が普通に見られます。

クロスズメ
この様に黒ずんで見えるのからクロスズメと呼ばれるのでしょう。。

クロスズメ
胸部背が毛の固まりで盛り上がっているクロスズメ。まるでリュックを背負っているように見えます。

 科名 スズメガ科
 和名 クロスズメ
 大きさ 開張60~80mm,前翅長 約25mm
 食餌動植物 幼虫はアカマツ、クロマツ、エゾマツ、ゴヨウマツ、トドマツ、カラマツの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 5~6,7~8月
 特徴 

全体に 黒ずむ羽に 赤い紋


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tag : クロスズメ

アカネシャチホコ いなずま紋が手掛かりになる蛾

2015年5月10日(日)
アカネシャチホコ  いなずま紋が手掛かりになる蛾 撮影日:2015/05/10 場所:勿来の関

 シャチホコガ科のアカネシャチホコを紹介します。
 壁に毛深い蛾が前足を伸ばして止まっています。しかも,大きい蛾でホームベースのような格好をしています。それは,後翅が幅広いために前翅よりはみ出ているからです。(赤矢印)
 一見,シャチホコガ科のシャチホコガと思いましたが,何となく雰囲気が違います。
アカネシャチホコ
こんなふうに上を向いて止まっていたアカネシャチホコ。毛深い足を伸ばしているところはドクガ科のようでもあります。
 ドクガ科も毛深いですが,太い腹部とホームベース形からいってシャチホコガ科の仲間であると簡単に予想がつまました。
 でも,これら3枚の画像に似た蛾はなかなか見つかりません。ニトベシャチホコにもイシダシャチホコにも似ているのですが,なんかぴったりきません。
 黄矢印で示した紋が無かったからです。この紋を手掛かりにやっとアカネシャチホコにたどり着けました。

アカネシャチホコ
後翅が大きく前翅からはみ出ているためホームベースの形に見えるアカネシャチホコ。
 前翅基部付近が茜色(写真では茶色)に似ていることからアカネシャチホコと名付けられたようです。
 6年前から蛾の写真を撮っていますが,この蛾は今日(2015/05/10)初めて出会った蛾です。シャチホコガ科の種類は,このアカネシャチホコを加えて全部で43種類になりました。

アカネシャチホコ
黄矢印で示されたいなずま紋が手掛かりになって分かったアカネシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科
 和名 アカネシャチホコ
 大きさ 開張52~60mm,前翅長 約25mm
 食餌動植物 幼虫はミズナラの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 6~8月
 特徴 後翅が純白です。ドクガ科のように毛深い足で,腹部は太いです。

見つけたぞ 稲妻紋を 手掛かりに


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tag : アカネシャチホコ

アトジロエダシャク 垂直尾翼を持つ蛾:その訳は如何に

2015年5月9日(土)
アトジロエダシャク 垂直尾翼を持つ蛾:その訳は如何に  撮影日:2011/04/04,04/05,2015/03/12 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のアトジロエダシャクを紹介します。
 春早くから見られる普通の蛾です。食餌植物が多いので普通に見られるのでしょう。早春に羽化するので防寒用に毛深い翅を持っていると思われます。(2枚目の写真)

 明るい場所で見ると鱗粉が金色に輝き奇麗です。しかし,暗い場所では黒っぽく写ってしまい(3番目・4番目の写真)奇麗な感じはしません。
アトジロエダシャク
明るい場所で写すと翅の鱗粉が輝いて見えるアトジロエダシャク
暗い場所で写すと黒っぽく写り汚い感じに写ってしまいます。

 去年までは,上の方向から写していたので気が付きませんでしたが,何と飛行機の垂直尾翼のような物(3枚目写真の黄矢印)が付いているのを今年発見しました。
 これは何だろう。何かの間違いではと思いもう1枚(最後の写真)斜め上から写しました。間違いなく垂直に立っている物が写っています。ネットで調べたら存在に気づいている方は多くはありませんでしたが,取り上げているサイトがあり確信しました。

アトジロエダシャク
早春に羽化するためか防寒用に毛深い翅を持つアトジロエダシャク
 それは後翅後角に付いているそうですが,何のために付いているのか考えてみました。フユシャクの仲間の翅は左右が深く重なっています。アトジロエダシャクはそうならないように垂直尾翼のような物をつけたのだと思っています。アトジロエダシャクの前翅は表面が凸凹しているように見えます。特に,翅脈の部分は出張っているようです。
 即ち,フユシャクの仲間のように左右の翅が重なり合ってしまうと元に戻らなくなるからだと私は予想しています。それが垂直に立っていれば,そこで翅は止まるからです。

アトジロエダシャク
真上からではなく少し角度を変えて写したら理解できない物(黄矢印)が写ったアトジロエダシャク。
 アトジロエダシャクの後翅は白っぽい灰色です。そのため後白(あとじろ:後翅が白いの意)エダシャクと名前がつけられました。

アトジロエダシャク
念のため斜め上から写し垂直尾翼のような物を確認できたアトジロエダシャク。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 アトジロエダシャク
 大きさ 開張38~44mm,前翅長 約21mm
 食餌動植物 幼虫はクルミ科、カバノキ科、ブナ科、ニレ科、バラ科、カエデ科、ミズキ科の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 3~4月
 特徴 後翅後角には飛行機の垂直尾翼のような物があります。雄の触角には櫛歯状の髭があります。

不思議なり 垂直尾翼 ある訳は


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tag : アトジロエダシャク

テンスジヒメナミシャク 茶色の帯に点状の黒い筋がある蛾

2015年5月8日(金)
テンスジヒメナミシャク 茶色の帯に点状の黒い筋がある蛾 撮影日:2015/05/07,05/08,2013/05/06 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のテンスジヒメナミシャクを紹介します。
 前翅長10mm程度の小さい蛾が壁に止まっています。黒い筋と白い筋が目立つ蛾です。でも,黒い筋が多いので全体的に黒ずんで見えます。
テンスジヒメナミシャク
前翅には茶色の帯が2本あるテンスジヒメナミシャク。前翅長10mmの小さな蛾です。
 ところが写真を見ると,前翅の内横線と外横線の間に茶色の帯が2本あります。これが似ているチビヒメナミシャクとの相違点です。
 両者の相違点
テンスジヒメナミシャク・・・前翅に茶色の帯が2本あります。
②チビヒメナミシャク  ・・・前翅に茶色の帯がありません。

テンスジヒメナミシャク
その茶色の帯の中に点状の黒い筋があるのでテンスジヒメナミシャクと名前が付いたのでしょう。
 私には,この蛾の紋様がナミシャク亜科特有の波の紋様には見えなかったのでエダシャク亜科を探してしまい名前が分かるまでに時間がかかりました。小さいナミシャクという意味で「ヒメ」が付くのでしょう。
 外側の茶色の帯に点状の短い筋模様が10本見えます。それで,名前がテンスジヒメナミシャクと呼ばれるのでしょう。

テンスジヒメナミシャク
外縁には白い縁取りの外側に黒い短線が並んで奇麗に見えるテンスジヒメナミシャク。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 テンスジヒメナミシャク
 大きさ 開張13~16mm,前翅長9~10mm
 食餌動植物 幼虫はアカシデの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 4~6,7月
 特徴 内横線と外横線の間に2本の茶色い帯があります。

よく見れば 茶色の帯が 2本ある


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tag : テンスジヒメナミシャク

フタモンクロナミシャク フタモンとは何処の部分を指しているのでしょう

2015年5月7日(木)
フタモンクロナミシャク フタモンとは何処の部分を指しているのでしょう 撮影日:2011/05/25,05/13,2015/05/04 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のフタモンクロナミシャクを紹介します。
 紋様は個体差が大きい蛾です。今年観察された蛾は遠目では黒く見えた蛾です。しかし,フタモンクロナミシャクの前翅には緑色を帯びた部分があります。最後の写真を明るくして見ると辛うじて分かります。前縁・外縁・後縁に沿って帯状に緑色の部分が見られます。
フタモンクロナミシャク
前翅外横線のほぼ中央にある二つの瘤状の紋が目立つフタモンクロナミシャク
 何故この蛾は,フタモンと名前が付いたのでしょう。
 それは,外横線ほぼ中央に二つの大きな瘤状の紋が見られるためと思われます。
 更にその上,擦れていない羽化したばかりの蛾は最後の写真のように黒っぽく見えるので,フタモンクロナミシャクと名付けられたのでしょう。

フタモンクロナミシャク
翅の紋様や色は個体差が大きいフタモンクロナミシャク。
 このブログを書く前にHP「勿来の関 周辺の 蛾 → シャクガ科 ナミシャク亜科 2」を見直しました。すると,「フトジマナミシャク」としている画像が最後の写真と似たものでした。
 従いまして,近日中にHPの「フトジマナミシャク」を「フタモンクロナミシャク」と改めます。

フタモンクロナミシャク
このように黒っぽい蛾のように見えるフタモンクロナミシャク。
画面を明るくすると前翅の三つの縁(前縁・外縁・後縁)は緑色を帯びていることが分かります。


 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 フタモンクロナミシャク
 大きさ 開張25~30mm,前翅長15mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,石垣島
 出現月(羽化する月) 5~9月
 特徴 個体差はありますが,前翅縁沿いに緑色を帯びています。

よく見れば 縁沿いにある 緑帯


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tag : フタモンクロナミシャク

ナカジロアツバ 成虫越冬し春活動する変わった蛾

2015年5月6日(水)
ナカジロアツバ 成虫越冬し春活動する変わった蛾 撮影日:2015/05/04,2013/04/30 場所:勿来の関

 ヤガ科アツバ亜科のナカジロアツバを紹介します。
 全体的に黒く翅頂近くの白紋が目立つ蛾です。写真では大小一つずつの白紋がありますが,一つだけの個体もいます。前翅中央から上は紫褐色で,下は紫色を帯びています。
 その線の下は白味を帯びているのでナカジロアツバと名付けられたようです。
ナカジロアツバ
実際はもっと黒く最後の写真のように見えたナカジロアツバ
 下唇鬚(かしんひげ)はアツバ亜科としては短く上を向いています。腹部第1,2節背面に黒い毛束があります。

ナカジロアツバ
腹部第1,2節背面に黒い毛束があるナカジロアツバ。
 8~9月頃羽化し越冬して春(3~5月)活動する蛾だそうです。勿来の関では,食餌植物のコマツナギが2015/05/06現在では,やっと少し葉が出始まった状態です。従って今,成虫が卵を生んでも生長に必要な葉は不十分だと思われます。即ち,3~5月頃羽化すると考えるのは無理があると思われます。

ナカジロアツバ
線の外側が白を帯びるためナカジロアツバと名付けられたと思われます。

 科名 ヤガ科アツバ亜科
 和名 ナカジロアツバ
 大きさ 開張26~28mm
 食餌動植物 幼虫はコマツナギの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 8~9,3~5月(3~5は越冬個体の活動時期と思われます。)
 特徴 夏に羽化し、そのまま越冬して春に活動するそうです。下唇鬚(かしんひげ)は短く上向しています。腹部第1,2節背面に毛束があります。

線の下 やや白く見え 中白と


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tag : ナカジロアツバ

ソトシロオビナミシャク ナミシャク亜科で長い下唇鬚(かしんひげ)を持つ蛾

2015年5月5日(火)
ソトシロオビナミシャク ナミシャク亜科で長い下唇鬚(かしんひげ)を持つ蛾  撮影日:2011/05/10,2014/05/10,2012/05/19 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のソトシロオビナミシャクを紹介します。
 波形の紋様を見てナミシャク亜科を探しました。すると,名前が何とソトシロオビナミシャクとなっているではありませんか。つい最近まで名付けた訳が分からずにいました。
ソトシロオビナミシャク
ナミシャク亜科にしては珍しく下唇鬚(かしんひげ)が長いソトシロオビナミシャク
眼が大きくトンボのように見えてしまいます。

 私はソトシロから,外側が白い蛾と解釈してしまいました。
 しかし,そうではなく一番外側の横線が白いナミシャクという意味だったのです。
 即ち,一番外側の白い横線を帯に見立ててソトシロオビナミシャクと命名したように思われます。

ソトシロオビナミシャク
緑色の帯があるため苔の生えている幹に止まると目立たないソトシロオビナミシャク。
 このソトシロオビナミシャクはナミシャク亜科にも関わらず長い下唇鬚(かしんひげ)をもっています。体の割に眼が大きくトンボのように見えます。
 HP「Mushi Navi」によると,緑色の帯は苔の生えている木の幹に止まると保護色になって目立たなくなるそうです。

ソトシロオビナミシャク
一番外側(外縁に近い方)の白い横線を白帯に見立てて名付けられたと思われるソトシロオビナミシャク。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 クロオビシロフタオ
 大きさ 開張14~20mm
 食餌動植物 幼虫はレンゲツツジ、ヤマツツジ、ハクサンシャクナゲ、ウラジロヨウラク、ヒサカキ、キリシマツツジの葉とミヤマホツツジなどの花を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5,11~12月
 特徴 個体変異があります。下唇鬚(かしんひげ)が長いです。

下唇鬚(かしんひげ) 長くてまるで ヤガのよう


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tag : ソトシロオビナミシャク

クロオビシロフタオ 後翅をたたみTの字形で止まる蛾

2015年5月4日(月)
クロオビシロフタオ 後翅をたたみTの字形で止まる蛾  撮影日:2014/05/17,05/05,2012/07/09 場所:勿来の関

 ツバメガ科のクロオビシロフタオを紹介します。
 勿来の関では灯火にも飛来しますが,葉の上に止まっていることもあります。秋になると赤い実をつける食餌植物のガマズミが多数分布しているからだと思われます。
クロオビシロフタオ
こんな感じで葉の上に止まっていると鳥の糞の跡と思われてしまうクロオビシロフタオ
 クロオビシロフタオは止まるときに面白い癖を持っています。それは1枚目・2枚目の写真のように後翅後縁を折りたたんむ癖です。「T」字のような格好で止まっていることがほとんどです。だから,最後の写真のような姿で止まっていると別種だと思ってしまいます。

クロオビシロフタオ
前翅中央付近にある黒い模様を黒帯に見立てて名付けられたと思われるクロオビシロフタオ。
 ツバメガ科らしく尾状突起が見られます。白い地に黒い斑模様があるように見えます。前翅長中央に見られる黒い紋を黒帯に見立ててクロオビシロフタオと名付けたのでしょう。
 後翅中央の黒点が目玉に,尾状突起が牙に見えまるで白虎のようです。
 また,葉の上に止まっていると鳥の糞の跡のようにも見えてしまいます。

クロオビシロフタオ
折りたたんでいた部分を広げて止まっているクロオビシロフタオ。まるで別な種と思われるほど印象が変わります。

 科名 ツバメガ科
 和名 クロオビシロフタオ
 大きさ 開張14~18mm
 食餌動植物 幼虫はガマズミ・オオカメノキの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 3,6月
 特徴 後翅後縁を折りたたんで止まる性質があります。

葉の上に 止まる姿は 鳥の糞


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tag : クロオビシロフタオ

トビスジヒメナミシャク 雌の横脈点の周りはくっきりと白い

2015年5月3日(日)
トビスジヒメナミシャク 雌の横脈点の周りはくっきりと白い  撮影日:2012/08/11,10/06,2015/04/26 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のトビスジヒメナミシャクを紹介します。
 4月26日に最後の写真のような蛾を見つけました。前翅長10mm程度の小さい蛾で写しづらい所にいました。それで少し離れた場所から撮ったのでピントが甘くなってしまいました。
トビスジヒメナミシャク
横脈点の周りがくっきりと白くなっているので雌のトビスジヒメナミシャク
 外横線が波形なのでナミシャク亜科とすぐ分かりました。名前がトビスジヒメナミシャクだと分かり驚いてしまいました。内横線と外横線の間にある黒褐色帯が途中で途切れていたからです。このように途切れているものは今回が初めてです。

トビスジヒメナミシャク
上の二匹は黒褐色帯が途切れていないトビスジヒメナミシャク。
 前翅中央より少し前縁寄りに黒い横脈点があります。雌は最初の写真のようにその周りがくっきりと白くなっています。
 ナミシャクの前にヒメが付くのは前翅長10mm程度の小さい蛾だからと思われます。トビの意味は褐色ですから褐色の筋があるヒメナミシャクということになります。

トビスジヒメナミシャク
黒褐色帯が前翅中央付近で途切れているトビスジヒメナミシャク。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 トビスジヒメナミシャク
 大きさ 開張14~20mm
 食餌動植物 幼虫はギシギシ、ブドウの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,小笠原,四国,九州
 出現月(羽化する月) 5~7,10~11月
 特徴 黒褐色帯は太いのから途切れるのまで変異があります。

雌目立つ 横脈点の 周り白


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tag : トビスジヒメナミシャク

ナカジロナミシャク 馬車紋・白熊紋を持つ蛾

2015年5月2日(土)
ナカジロナミシャク 馬車紋・白熊紋を持つ蛾 撮影日:2015/05/01,2013/05/20,2014/05/11 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のナカジロナミシャクを紹介します。
 前翅の紋様が馬車のように見える(名付けて馬車紋)変わった紋を持つ蛾です。見方によっては前足を大きく広げたシロクマにも見えます。(2枚目の写真)
ナカジロナミシャク
分類の目安となる波の模様がいくつもあるナカジロナミシャク。この紋は馬車の格好(名付けて馬車紋)をしています。
 この紋様には個体差があって,3枚目の写真のように白紋がはっきりしないものもあります。1枚目と2枚目の写真を比べても白紋の形が違うことに気づかれるでしょう。
 翅の中側が白いのでナカジロナミシャクと名付けられたのでしょう。

ナカジロナミシャク
シロクマが前足を横に広げた格好の紋(名付けてシロクマ紋)を持つナカジロナミシャク。
 私はこの蛾がどうしてナミシャク亜科に属するのか,今日まで分かりませんでした。ところが,最初の写真を拡大してみて初めてその訳が分かりました。拡大すると波の模様が何本も見えるではありませんか。このように波の模様があるのは,ナミシャク亜科に属する蛾です。

ナカジロナミシャク
白紋がはっきりしないナカジロナミシャク。紋様の形も上の二つとは大きく違います。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 ナカジロナミシャク
 大きさ 開張26~32mm
 食餌動植物 幼虫はセンニンソウ、ボタンヅルの葉を食べ,成虫は花の蜜を食べます。
 分布 本州,伊豆諸島八丈島,四国,九州(北海道には北海道亜種がいます。)
 出現月(羽化する月) 4~7,9~10月
 特徴 紋様は個体差があります。

よく見れば 波の模様が ありました


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tag : ナカジロナミシャク

ハガタフタオ ツバメの尾のような後翅

2015年4月30日(木)
ハガタフタオ ツバメの尾のような後翅 撮影日:2015/05/01,2014/08/30 場所:勿来の関

 ツバメガ科のハガタフタオを紹介します。
 今まで合計3回しか観察していない蛾です。この蛾を載せているサイトは少ないです。それは,食餌植物ヒメユズリハの分布数の少なさにあります。
ハガタフタオ
前翅と後翅にある黒い四角紋を歯形に見立てて名付けられたハガタフタオ
 ヒメユズリハの分布は東北南部以南です。勿来の関では何処にあるか確認していません。正月の縁起物としてユズリハは飾りますが,ヒメユズリハは飾りませんから植えてある家は少ないです。そのような理由でハガタフタオはあまり見られないのでしょう。

ハガタフタオ
後翅の端が二つに分かれているハガタフタオ。
 後翅中央付近に並ぶ黒い四角紋を歯形に見立て,後翅の翅端が二つに分かれていることからハガタフタオの名が付いたものと思われます。

ハガタフタオ
窓の内側に止まったハガタフタオ。窓の外は明るいために逆光で暗く写ってしまいます。

 科名 ツバメガ科
 和名 ハガタフタオ
 大きさ 開張25~27mm 前翅長15~16mm
 食餌動植物 幼虫はヒメユズリハの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄
 出現月(羽化する月) 4,5,7月
 特徴 

変化した 後翅の先が ツバメに似


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