ミヤマセセリ 今年もやっと会えました

2015年4月30日(木)
ミヤマセセリ 今年もやっと会えました 後翅外横線が線 撮影日:2015/04/30,2014/04/16 場所:勿来の関

 セセリチョウ科のミヤマセセリを紹介します。
 去年一度だけ写真撮影に成功したミヤマセセリに,今年も出会いたいと思い続けていました。ところが,今年の4月中旬は雨が多く晴れる日があまりありませんでした。だから今年の出会いは諦めていました。
ミヤマセセリ
足下で翅を半開きのまま止まっていたミヤマセセリ。動くと逃げられるのですかさずパチリと1枚撮りました。
 いつもの芝生公園を歩いていると足下の草の上にミヤマセセリが止まっているではありませんか。近付く前にパチリとシャッターを切りました。少し近付いてまたパチリ。ずっと近付いてパチリ。どうしたことか,未だ逃げません。今までの写真は,少し翅を閉じている状態だったので全開に開いてほしいと思いました。

ミヤマセセリ
翅を開かせるために手で影を作って開かせたミヤマセセリ。普通なら逃げてしまうのにその体力が無かったのでしょう。
 今日は,4月30日で暖かいから開かないのだろうと予想しました。手の影で日陰にすれば寒くて開くかもしれないと思い実行しました。予想は見事に的中し,ミヤマセセリ君は翅を全開にしてくれました。すかさずカメラを向けましたがゆっくりと閉じてしまいました。では,もう一度お願いとばかりに少し長めに日陰にしました。今度は閉じずにいたので撮影に成功しました。
 写真を撮りながら不思議だったことがあります。「チョウ類は影が体を横切ると驚いて逃げるのが普通です。」それなのに何故逃げなかったのだろうということです。後翅の黄色い紋が白く,しかも縁毛がきれいに揃っていないので羽化後時間が経ち体力を使い果たしたのでしょうか。

ミヤマセセリ
去年たった一度だけ会えたミヤマセセリ。初めは昼間活動する蛾だと思っていました。
しかし,触角が棍棒のようになっているのを見てチョウの仲間だと気づきました。


 科名 セセリチョウ科
 和名 ミヤマセセリ
 大きさ 前翅長14~22mm
 食餌動植物 幼虫はクヌギ、コナラ、カシワの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 3~4月
 特徴 地上近くを飛び、地表に翅を開いてとまります。

逃げません そばに寄っても 不思議なり


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tag : ミヤマセセリ

ウスムラサキクチバ 薄紫というよりも薄褐色

2015年4月29日(水)
ウスムラサキクチバ 薄紫というよりも薄褐色  撮影日:2015/04/28 場所:勿来の関

 ヤガ科シタバガ亜科のウスムラサキクチバを紹介します。
 今まで観察したことのない蛾で2015/04/28に初めて見ました。写真で見るより肉眼で見たときの方が後翅茶褐色の変化が奇麗な蛾でした。私が見たウスムラサキクチバは薄紫というよりも茶褐色に見えました。
ウスムラサキクチバ
薄紫というよりも薄褐色に見えるウスムラサキクチバ
 写真を見ながら,亜外縁線と前翅中央付近にあるヒョウタン形の紋を手掛かりに名前調べを始めました。亜外縁線が波のように大きくうねっている形は,シャクガ科と思い探しました。しかし見つかりません。そのとき,昨日の記事を思い出しました。前翅を水平にして止まるのはシャクガ科に多く,矢尻の形で止まるのはヤガ科に多いことを思い出しました。

ウスムラサキクチバ
大きくうねる亜外縁線と前翅中央付近にあるヒョウタン形の紋が手掛かりになったウスムラサキクチバ。
 クチバの仲間に似ている気がしましたので探し始めるとコウンモンクチバに似ていることに気づきました。それを手掛かりに「あおもり昆虫記」の「ヤガの仲間3」からやっとウスムラサキクチバを探し出しました。

 この蛾を載せているサイトが少ない理由は,食餌植物であるクマヤナギが沢山分布していないからだと思われます。クマヤナギは夏に小さな赤い実を沢山つけるつる性の低木です。

ウスムラサキクチバ
下唇鬚(かしんひげ)は前に突き出ず顔に張り付いた感じのウスムラサキクチバ。

 科名 ヤガ科シタバガ亜科 
 和名 ウスムラサキクチバ
 大きさ 開張45mm 前翅長20mm
 食餌動植物 幼虫はクマヤナギの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,屋久島,奄美大島,沖縄
 出現月(羽化する月) 4,7~8月
 特徴 薄紫色というよりも茶褐色に見えました。

止まり方 矢尻のような ヤガ科かな


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tag : ウスムラサキクチバ

マエキオエダシャク 後翅外横線が線

2015年4月28日(火)
マエキオエダシャク 後翅外横線が線 撮影日:2014/07/25,2011/08/06,09/04 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のマエキオエダシャクを紹介します。
 昨日,投稿したモンオビオエダシャクに似ています。
 しかし,後翅外横線が鋸歯状になっていません。モンオビオエダシャクの方は鋸歯状になっていますから簡単に同定できます。
マエキオエダシャク
前翅前縁が黄色なので名前がマエキオエダシャクとなりました。
 昨日投稿したモンオビオエダシャクは,今まで観察したことが無い初めて見た蛾でした。しかし,このマエキオエダシャクの方は2011年から4回観察されています。それは,食餌植物の種類の多さに原因していると思われます。モンオビオエダシャクの1種類に対してマエキオエダシャクの8種類ですからかなり多いといえるでしょう。

マエキオエダシャク
イヌツゲを幼虫の食餌植物としているモンオビオエダシャクと違い多くの植物を食餌植物としていて見られる回数が多いマエキオエダシャク。
 前翅前縁が黄色なので名前にマエキ(前黄の意味)が付いたと思われます。

マエキオエダシャク
翅色は個体差が大きいマエキオエダシャク。後翅外横線が鋸歯状になっていないのでモンオビオエダシャクと区別が付きます。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 マエキオエダシャク
 大きさ 開張23~26mm
 食餌動植物 幼虫はイヌツゲ、ソヨゴ、アオハダ、ミヤマウメモドキ、タラヨウ、ナナミノキ、クロガネモチ、ケヤキの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄諸島沖縄本島
 出現月(羽化する月) 4,6~8月
 特徴 モンオビオエダシャクに似ています。後翅外横線が鋸歯状になりません。

マエキとは 前翅前縁 黄色なり


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tag : マエキオエダシャク

モンオビオエダシャク 後翅外横線の違いで区別

2015年4月27日(月)
モンオビオエダシャク 後翅外横線の違いで区別 撮影日:2015/04/26,2013/05/05,2014/05/02 場所:北茨城市

 シャクガ科エダシャク亜科のモンオビオエダシャクを紹介します。
 マエキオエダシャクと似ています。しかし,後翅外横線の様子が違うので同定は簡単です。
 検索件数が少ないのは食餌植物がイヌツゲだけで少ないからと思われます。
モンオビオエダシャク
前縁が水平になるように止まっているモンオビオエダシャク
こんな止まり方をするのはヤガ科に少なくシャクガ科に多いです。

 後翅外横線の違いは次の通りです。
 ①鋸歯状・・・モンオビオエダシャク
 ②線 状・・・マエキオエダシャク<画像はこちらです。>

モンオビオエダシャク
外横線が前翅・後翅とも鋸歯状なのでマエキオエダシャクと簡単に区別が付くモンオビオエダシャク。
 写真は灯火に飛来した蛾を写しました。最初の写真を見ると前翅が平らなように見えますが,3・4枚目の写真のように前縁がめくれ上がっています。

モンオビオエダシャク
前翅表は黒点が小さいですが裏は少し大きな斑模様のモンオビオエダシャク。
 この蛾を見てヤガ科の仲間だと思いました。しかし,予想は外れてシャクガ科エダシャク亜科でした。「四国産蛾類図鑑」の分類で「コヤガ類」か「アツバのなかま」と思い探しましたが見つかりません。ヤガ科でだめならシャクガ科を探せば大抵見つかります。
 前縁が水平になるようにして止まるのはヤガ科よりもシャクガ科に多いです。

モンオビオエダシャク
正面からは平らに見える前翅ですが実際は上にめくり上がっているモンオビオエダシャク。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 モンオビオエダシャク
 大きさ 開張26~27mm,前翅長14mm
 食餌動植物 幼虫はイヌツゲの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄諸島沖縄本島
 出現月(羽化する月) 4~5月
 特徴 マエキオエダシャクに似ています。後翅外横線が鋸歯状です。

マエキとは 鋸歯状の線 手掛かりに
 

モンオビオエダシャク シャクガ科エダシャク亜科開張(mm)】 26-27前翅長14mm 分布】 本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄諸島沖縄本島出現月】 4-5食餌植物】 モチノキ科:イヌツゲ  マエキオエダシャクに似ているが本種の後翅の外横線は鋸歯状


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tag : モンオビオエダシャク

ヒメウスアオシャク よく似ているアオシャク

ヒメウスアオシャク よく似ているアオシャク 撮影日:2015/04/26,2013/05/05,2014/05/02 場所:勿来の関

 シャクガ科アオシャク亜科のヒメウスアオシャクを紹介します。
 この蛾はウスキヒメアオシャクと似ていて同定に困っていました。しかし,外縁に沿って白い細線が並んでいるものが,ヒメウスアオシャクだと分かりました。
ヒメウスアオシャク
外縁に沿って白線が並ぶヒメウスアオシャク
 そのポイントは次のようです。
 ヒメウスアオシャクの特徴
  ①外縁に白い線が並びます。線と線は間が離れているものもあります。
  ②2枚目の写真のように後翅外縁に白点が並んでいても,前翅外縁には白い細線が並んでいるものはヒメウスアオシャクです。

ヒメウスアオシャク
前翅外縁には白線が並んでいますが,後翅外縁には白点が並んでいて紛らわしいヒメウスアオシャク。
 要するに,次のような結果になります。
 ・外縁に沿って全て白点が並ぶ・・・ウスキヒメアオシャク
 ・外縁に沿って白線が並ぶ  ・・・ヒメウスアオシャク

ヒメウスアオシャク
外縁の白線がつながっているように見えるヒメウスアオシャク。

 科名 シャクガ科アオシャク亜科
 和名 ヒメウスアオシャク
 大きさ 開張17~22mm
 食餌動植物 幼虫はカラマツ、クマシデ、テツカエデ、ナツハゼの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 4~5,8~9月
 特徴 ウスキヒメアオシャクに似ています。外縁に白い細線が並びます。
     ♂の触角は櫛歯状、♀は糸状です。

外縁に 並ぶ白線 見逃すな



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tag : ヒメウスアオシャク

ウスキヒメアオシャク やっとわかった種の特徴

2015年4月25日(土)
ウスキヒメアオシャク やっとわかった種の特徴 撮影日:2013/08/28,2015/04/24 場所:勿来の関

 シャクガ科アオシャク亜科のウスキヒメアオシャクを紹介します。
 この蛾はヒメウスアオシャクと似ていてなかなか同定できないでいました。しかし,「みんなで作る日本蛾類図鑑」の説明や画像を何回も読んだり見たりしている内に,やっと理解することができて同定しました。
ウスキヒメアオシャク
緑色が濃い雄のウスキヒメアオシャク。外縁に沿って白点が間をあけて並んでいます。
触角が櫛歯状なので雄と分かります。画像をクリックして確かめて下さい。大きくなります。

 そのポイントは次のようです。
 ウスキヒメアオシャクの特徴
  ①外縁に白点が並びます。短い線にも見えますが間があり離れています。
  ②前翅外縁にも後翅外縁にも,間をあけて白点が並びます。

ウスキヒメアオシャク
下の写真と同じ蛾のウスキヒメアオシャク。床の上に止まっていました。
 写真を見て迷うのは,後翅外縁には白点が間をあけて並んでいても,前翅外縁では点でなく細線になっている蛾が居ることです。私はどちらも,白点になっているものをウスキヒメアオシャクとしました。

ウスキヒメアオシャク
写しずらかったので松の葉で触角を刺激したら壁に止まってくれたウスキヒメアオシャク。
条件が違うと同一個体でありながら,こんなにも色が違ってしまうので驚きです。


 科名 シャクガ科アオシャク亜科
 和名 ウスキヒメアオシャク
 大きさ 開張20~22mm 前翅長10~11mm
 食餌動植物 幼虫はヒメヤシャブシ,カシ類,ヤマモミジ,ヤマツツジ,ヤマアジサイの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 4~5,9月
 特徴 ヒメウスアオシャクに似ています。外縁に白点が並びます。

外縁に 並ぶ白点 見逃すな


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tag : ウスキヒメアオシャク

アトモンサビカミキリ 3つの紋を持つカミキリムシ

2015年4月24日(金)
アトモンサビカミキリ 3つの紋を持つカミキリムシ 撮影日:2015/04/24 場所:勿来の関

 カミキリムシ科フトカミキリ亜科のアトモンサビカミキリを紹介します。勿来の関建造物の柱に一見,ゾウムシの仲間と思われた昆虫が止まっています。早速,カシャカシャと撮りました。もしかして,カミキリムシの仲間かもしれないと思い横から顔に焦点を合わせてカシャカシャと撮りました。
アトモンサビカミキリ
背に3つの薄褐色紋がある中で前翅後方にある紋が一番目立つので名前がアトモンサビカミキリになったと思われます。
 横から狙った写真が牛の顔に似ていましたので,カミキリムシ科を探しました。まず最初に,「カミキリムシ図鑑 - 昆虫エクスプローラ」で前翅後方の薄茶紋が似ているアトモンサビカミキリ目をつけました。

アトモンサビカミキリ
横顔が牛に似ているのでカミキリムシの仲間と分かったアトモンサビカミキリ。
体長(頭から腹端)まで9mmの小さいカミキリムシです。

 次に,「Mushi Navi」にあるアトモンサビカミキリにたどり着きました。胸部や前翅にある合計3つの紋がよく似ていました。最後に,カミキリムシの投稿が多い「こんちゅう探偵団」で確かめました。私が写したものとそっくりでしたのでアトモンサビカミキリと同定しました。擦れると紋様が消え黒くなることが分かりました。

アトモンサビカミキリ
胸部には途中まで平行な紋があり,前翅前方には「ハ」の字を逆さまにした薄褐色の紋があるアトモンサビカミキリ。
擦れた個体はこれらの紋が消えてしまい黒くなるそうです。


 科名 カミキリムシ科フトカミキリ亜科
 和名 アトモンサビカミキリ
 大きさ 体長7~10mm
 食餌動植物 幼虫はブナ,クリ,クワ,オニグルミ,カラマツなどの枯れ枝を中から食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島
 出現月(羽化する月) 4~10月
 特徴 擦れた個体は黒くなります。

小さいが 牛の横顔 カミキリだ


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tag : アトモンサビカミキリ

ウラモンアカエダシャク

2015年4月23日(木)
ウラモンアカエダシャク 撮影日:2013/05/21,2012/05/15,2015/04/22 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のウラモンアカエダシャクを紹介します。
 例年,出現するのは5月になってからですが,今年は何処でも早まっていて勿来の関では10日以上も早いです。
ウラモンアカエダシャク
勿来の関では,このように薄褐色の個体が多いウラモンアカエダシャク
縁毛がきれいに揃っているので羽化後間もない個体と思われます。

 翅の色には個体差があって赤茶色のもの,薄茶色のもの,外横線より上の部分が黄土色のものがあります。

ウラモンアカエダシャク
普通止まるとき触角は翅の下にしますが,止まって間もないときや,飛び立つときは出しているウラモンアカエダシャク
 外横線は赤味を帯びています。春羽化するものより,夏羽化するものは大きさが小さいそうです。横に細長く空飛ぶ円盤のような形に見えます。

ウラモンアカエダシャク
このように赤茶色の個体も存在するウラモンアカエダシャク。

2015/04/24 捕まえて翅裏を見ました。橙色で表より赤味が濃いと感じました。だからアカエダシャクなのでしょうか。
  ウラモンと名にあるので目立った紋があるのかと思っていました。でも,そのような紋はありませんでした。

 科名 シャクガ科エダシャク
 和名 ウラモンアカエダシャク
 大きさ 開張24~32mm 前翅長16mm
 食餌動植物 幼虫はクマヤナギ、イソノキの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,屋久島
 出現月(羽化する月) 4~5,7~9月
 特徴 春羽化するものは大きく,夏羽化するものは小さいです。翅裏はもっと赤いようです。

細長く 赤筋目立つ ウラモンは


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tag : ウラモンアカエダシャク

ミスジツマキリエダシャク

2015年4月22日(水)
ミスジツマキリエダシャク 癖がある蛾 撮影日:2012/05/03,2013/04/18,2011/07/21 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のミスジツマキリエダシャクを紹介します。
 ミスジとは名ばかりで四筋に見えるのは私ばかりでは無いと思われる蛾です。
 前翅外縁には円みが無く切られたように内側に凹んでいます。そのため,名前にツマキリと付いています。後翅外縁は波形のように凸凹しています。
ミスジツマキリエダシャク
三筋でなく四筋に見えるミスジツマキリエダシャク
 止まるとき,外のエダシャク亜科の蛾とは,違った姿勢で止まる癖があります。詰まり,触角を翅の上に乗せて止まるのです。そうでない場合もありますが,90%以上の割合です。ミスジツマキリエダシャクの外にも,このような癖がある蛾が,エダシャク亜科に居るか探しました。今のところ,次の二種類が見つかりました。
 ①モンシロツマキリエダシャク
 ②ヒゲマダラエダシャク<記事はこちら>

ミスジツマキリエダシャク
白紋(個体によっては黒紋)のあるモンシロツマキリエダシャクに似ているミスジツマキリエダシャク。
 モンシロツマキリエダシャク<記事はこちら>に似ています。亜外縁線上に白紋(個体によって黒紋)がモンシロツマキリエダシャクにはあるので,区別がつきます。それが無ければ私には区別がつきません。

ミスジツマキリエダシャク
個体差が大きく色も紋様も違う擦れたミスジツマキリエダシャク。触角を翅の上に乗せている点は似ています。
シャクガ科の蛾はほとんど触角を翅の下にして止まります。


 科名 シャクガ科エダシャク
 和名 ミスジツマキリエダシャク
 大きさ 開張34~42mm
 食餌動植物 幼虫はアカマツ、マツ、カラマツ、アカトドマツ、スギ、ハイネズの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~8月
 特徴 個体変異の大きい種です。

モンシロと 白紋無くて 区別でき


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tag : ミスジツマキリエダシャク

キジマエダシャク

2015年4月21日(火)
キジマエダシャク 撮影日:2013/04/9,2011/05/01,2012/04/20,2013/04/19 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のキジマエダシャクを紹介します。
 毎年春に出現する黒っぽい普通蛾です。全国に分布する蛾としては検索件数が少ないです。それは,幼虫の食餌植物(ガマズミ・オオカメノキ)の数に関係していると思われます。
キジマエダシャク
朝日に当たって黄色い縦縞模様が目立っているキジマエダシャク
 春は白い花が咲き,秋は赤い実が成るガマズミ・オオカメノキは勿来の関に普通に生育している植物です。しかし,たった2種類では数に限りがあります。これが原因で普通種に関わらず検索件数が少ないと思われます。

キジマエダシャク
擦れて黄色い縦縞模様が薄くなっているキジマエダシャク。縁毛(外縁の外側にある毛)も擦れて短くなっています。
 このキジマエダシャクの写真を最初に撮ったとき驚いたことがあります。それは黒っぽい蛾だとばかり思って写真を見たら,何と黄色い縦縞の筋があったからです。木島博士が見つけた蛾だという考えは一瞬に消え黄色い縞模様がある黄縞エダシャクだと和名の意味が分かりました。

キジマエダシャク
第3中脈(M3)の黄色い縦縞が特に目立つキジマエダシャク。
 この黄色い縦縞模様は翅脈に沿っています。特に色が濃いのは第3中脈(M3)です。<詳しくはこちらの解説 図2-2 を見て下さい。>

キジマエダシャク
幼虫が食べるのはガマズミ・オオカメノキの葉なので数に限りがあって普通種の割に検索件数が多くないキジマエダシャク。

 科名 シャクガ科エダシャク
 和名 キジマエダシャク
 大きさ 開張33~35mm
 食餌動植物 幼虫はガマズミ、オオカメノキの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 4~5月
 特徴 翅脈に沿って黄色い筋が目立ちます。特に第3中脈(M3)は濃い色です。

黒い蛾を 写してみると 黄筋あり


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tag : キジマエダシャク

モミジツマキリエダシャク

2015年4月20日(月)
モミジツマキリエダシャク 撮影日:2013/04/16,08/08,2014/04/27 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のモミジツマキリエダシャクを紹介します。
 勿来の関にはイタヤカエデが何本も植えられているので,毎年,4月中旬以降になると出現する蛾です。褐色だけなのに濃淡があり美しい蛾です。
モミジツマキリエダシャク
触角が両櫛歯状なので雄と分かるモミジツマキリエダシャク
 出現月が「みんなで作る日本蛾類図鑑」では7,8月になっていますが,勿来の関で4月中旬には出現しているので調べてみるとHP「Mushi Navi」で4~8月となっているので後者のものを使わせて頂きました。

モミジツマキリエダシャク
前翅外横線下側に黒点が2つはっきりと見えるモミジツマキリエダシャク
 ツマキリエダシャクやツツジツマキリエダシャクに似ていてなかなか同定できずにいました。「四国産蛾類図鑑」の画像を参考にすると後翅の外横線が止まったときに,この両者は一直線になる傾向があります。
 ところが,モミジツマキリエダシャクは後翅前縁部分が低くなっています。それで,モミジツマキリエダシャクと致しました。

モミジツマキリエダシャク
前翅外横線下側に2つの黒点がはっきりと確認出来ないモミジツマキリエダシャク。
モミジツマキリエダシャクは後翅外横線が後縁で低くなり一直線にならない傾向にあるようです。


 科名 シャクガ科エダシャク
 和名 モミジツマキリエダシャク
 大きさ 開張50mm
 食餌動植物 幼虫はクマシデ、アカシデ、ヤマモミジ、ハウチワカエデ、イタヤカエデの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 4~8月
 特徴 雄の触角は櫛歯状,雌は糸状です。

美しや 褐色だけの 紋様で


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tag : モミジツマキリエダシャク

ホソバアツバ

2015年4月19日(日)
ホソバアツバ 撮影日:2013/04/15,2015/04/19,2012/04//17 場所:勿来の関

 ヤガ科アツバ亜科のホソバアツバを紹介します。
 最初と最後の写真は撮ってありましたが,3年間も同定できずにいました。それは,ホソバアツバとオスグロホソバアツバが似ていたからです。
ホソバアツバ
胸部背には毛束があるホソバアツバ雄。
 しかし,今日(2015年4月19日)勿来の関の建物の柱を見ましたら,写真3と4枚目の蛾がいました。色が薄茶色なので雌です。色が薄いのでオスグロホソバアツバよりもホソバアツバの雌に似ています。

ホソバアツバ
色が濃いので雄と思われるホソバアツバ。
 ①あおもり昆虫記に載っているのはホソバアツバの雄です。
 ②四国産蛾類図鑑の沖縄の蛾に載っているのはオスグロホソバアツバの雌です。

ホソバアツバ
色が薄いので雌と思われるホソバアツバ。2015/04/19に見つけました。
 ③上のことからホソバアツバは北方系の蛾で,オスグロホソバアツバは南方系の蛾だと考えました。

ホソバアツバ
やはり胸部背には毛束があるホソバアツバ雌。
 ④ホソバアツバの雌は,オスグロホソバアツバの雌よりも色が薄いと感じました。
 以上の事から,この蛾をホソバアツバと同定しました。

ホソバアツバ
こんなに色が濃いのもいるホソバアツバ雄。

 科名 ヤガ科アツバ亜科
 和名 ホソバアツバ
 大きさ 開張30mm,前翅長16mm
 食餌動植物 幼虫はカラハナソウの葉を食べます。
 分布 北海道,本州
 出現月(羽化する月) 8~10,3月
 特徴 オスグロホソバアツバに似ています。オスグロホソバアツバは南方系で,ホソバアツバは北方系の蛾のように思われます。

めどがつく 雌が現れ 雄も知る


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tag : ホソバアツバ

ナカアオナミシャク

2015年4月18日(土)
ナカアオナミシャク 撮影日:2013/04/14,2014/04/29,04/30 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のナカアオナミシャクを紹介します。
 ソトカバナミシャクばかり出現していて,うんざりしていると色の違った蛾が止まっています。
ナカアオナミシャク
何処にも青みを帯びたところが無いのにナカアオナミシャク
 腹部背中央付近に「ハ」字形の紋が目に付く蛾です。

ナカアオナミシャク
腹部背中央付近の「ハ」の字形紋が目立つナカアオナミシャク
 ナカアオナミシャクと名前に青の字が入りますが何故か分かりません。それは,成虫の何処にも青みを帯びた部分が見られないからです。何故,付いたか次のように考えました。
 ①成虫の灰色を帯びた部分がどことなく青く見えるから。
 ②標本にすると(時間が経過すると)青く(緑色かもしれない)なるからだろうか。
 ③幼虫の体が青い(緑)からだろうか。
最初の言葉「ナカ」が何を指しているか分かれば手掛かりはあるのですが・・・。

ナカアオナミシャク
ナカアオナミシャク。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 ナカアオナミシャク
 大きさ 開張13~19mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 4~5,9~10月
 特徴 腹部背中央付近に「ハ」の字形の紋があります。青を帯びた部分が無いのに何故アオと名前につくのだろう。

何故に アオと名が付く 疑問なり


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tag : ナカアオナミシャク

フタナミトビヒメシャク

2015年4月17日(木)
フタナミトビヒメシャク 撮影日:2013/04/27,05/01,2014/04/29 場所:勿来の関
画像をクリックすると画面いっぱいに大きくなります。

 シャクガ科ヒメシャク亜科のフタナミトビヒメシャクを紹介します。
 昨晩は風も月明かりも無く暖かだったので4種類の蛾を見ることが出来ました。その中の1種類がこのフタナミトビヒメシャクです。
フタナミトビヒメシャク
内横線と外縁に近い所にある線が波の模様をしているフタナミトビヒメシャク
 薄茶色の地に焦茶色の縁取りがあるので,はっきりした模様に見えます。しかし,7月~8月羽化の個体は紋が不明瞭だそうです。

フタナミトビヒメシャク
薄褐色の地に茶褐色の模様や縁取りがあるフタナミトビヒメシャク。
 名前についているフタナミとは二つの波模様を指していると思われます。頭部に近い所に一つ,外縁に近い所にもう一つ波形の模様があるので,それを指していると思われます。トビとは鳶色のことで茶褐色を意味しています。
 詰まり,2つの波模様のある茶褐色の蛾(ヒメシャク)ということになります。

フタナミトビヒメシャク
7月から8月に羽化するものは紋様がはっきりしないフタナミトビヒメシャク。

二波は 何処にありや じっと見る

 科名 シャクガ科ヒメシャク亜科
 和名 フタナミトビヒメシャク
 大きさ 開張19~294m,前翅長11-14mm
 食餌動植物 幼虫はバラ,オランダイチゴ,シュウカイドウ,イノコズチ,トコロ,ニガナ,ヤマボウシ,ミゾソバ,カタバミ,ホトトギス,ノイバラ,ヤマハギ,キク,ムクゲ,カンキツの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島
 出現月(羽化する月) 4~5,7~8月
 特徴 2化(7~8月羽化の個体)の個体は紋が不鮮明になります。雄の触角は櫛歯状です。


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tag : フタナミトビヒメシャク

オクタマスミレ

2015年4月16日(木)
オクタマスミレ  撮影日:2010/05/02

 スミレ科の最後の植物としてオクタマスミレを紹介します。
 2007年にオクタマスミレを見つけてから3年後の2010年に再び生育地を訪れました。花の色は紅の濃いものから薄いものまでありましたが,濃いものを中心に写真を撮りました。 山渓ハンディ図鑑6「日本のスミレ」のお陰でやっと名前が分かったオクタマスミレです。独特な葉の切れ込みからすぐ分かるであろうと思っていました。しかし,山渓ハンディ図鑑2「山に咲く花」には交雑種までは掲載されていなかったからです。
オクタマスミレ
葉の切れ込みはエイザンスミレから花の色はヒナスミレから受けついだオクタマスミレ
 このオクタマスミレは,エイザンスミレとヒナスミレの交雑種ですので両方の親の形質を受け継いでいます。
 ①切れ込みのある葉・・・エイザンスミレ
 ②紅色の花弁   ・・・ヒナスミレ

過去の記事オクタマスミレは<こちらです>。

過去の記事エイザンスミレは<こちらです>。

過去の記事フイリヒナスミレは<こちらです>。

オクタマスミレ
同じ株でも色の濃いものと薄いものとが見られたオクタマスミレ。花をつけている株ばかりではなくつけていない株もありました。

花はヒナ 葉はエイザンの 面影が

科名 スミレ科
分布 エイザンスミレとヒナスミレが生育している所
高さ 草丈5~12㎝
花期 4~5月
特徴 側弁には毛が生えています。葉には切れ込みがあります。
交雑種 エイザンスミレ × ヒナスミレ


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tag : オクタマスミレ

タチツボスミレ

2015年4月15日(水)
タチツボスミレ  撮影日:2015/04/15,4/13,2008/4/29 場所:勿来の関

 スミレ科のタチツボスミレを紹介します。
 道端でごく普通に見掛けるスミレがこのタチツボスミレです。道端で淡紫色のスミレを見たら,勿来の関ではタチツボスミレです。群生している場所もあれば,ぽつぽつと2~3株咲いている所もあります。
タチツボスミレ
晴れていて光が花に当たっていました。そうすると淡紫色が出なくなるので日が当たらないようにして写したタチツボスミレ
 タチツボスミレの品種にアカフタチツボスミレがあります。そのスミレの葉は3番目の写真のように葉脈が紅紫色になっています。タチツボスミレを注意して観察していると葉脈が紅紫色のタチツボスミレが見つかります。その紅紫色の葉脈は薄いものから濃いものまであって変化に富んでいます。

タチツボスミレ
弱い光が花の後ろから当たっていました。花弁が重なったところだけ色が濃く出たタチツボスミレ。
 スミレの仲間は,花の頃と花が散って暫く経った後では,これが同じスミレかと思う程大きさが違います。花の後には,とても大きくなっていて驚きます。

タチツボスミレ
葉脈が紅紫色になるタチツボスミレの品種,アカフタチツボスミレ。注意深く観察すると見つかります。

タチツボスミレ
二輪仲良く並んで咲いていたタチツボスミレ。

彼方此方に 薄紫の 花を見る

科名 スミレ科
分布 日本全土
高さ 草丈:花の頃は10㎝,花の後は30㎝
花期 4~5月
特徴 花の色は普通淡紫色ですが変異が大きいです。側弁には毛が生えていません。


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tag : タチツボスミレ

ツボスミレ

2015年4月14日(火)
ツボスミレ  撮影日:2010/04/26 場所:北茨城市

 スミレ科のツボスミレ(別名ニョイスミレ)を紹介します。
 「つぼ」とは庭を意味しますので,庭に生えるスミレという意味なのでしょう。
 一方,ニョイスミレとは葉の形を孫の手に似た如意という仏具に見立てて名付けられたようです。
ツボスミレ
畦道に咲いていた白っぽいツボスミレ
 山里に近い畦道でこのツボスミレを見つけました。写す前にどれが格好良いか探していると淡い紫色の花を見つけました。まるで高山型のミヤマツボスミレのようです。でも,その場所は標高50mもありませんから高山とはいえないところです。ツボスミレの花の色は変異が大きいのでしょう。

ツボスミレ
周りを探したら淡い紫色の花も咲いていたツボスミレ。
 小さくて可愛い花でした。ぶれないように三脚を使いましたが,茎は柔らかくて少しの風で揺れてしまい撮影に苦労しました。

ツボスミレ
高山型のミヤマツボスミレに似ていますが低地なので変異が大きいと思われるツボスミレ。

桃色の 花まであるぞ ツボスミレ

科名 スミレ科
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 草丈5~20㎝
花期 4~5月
特徴 花の色は普通,白ですが淡い紫色のものもあります。まるで高山型のミヤマツボスミレに似ています。


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tag : ツボスミレ

アカネスミレ

2015年4月13日(月)
アカネスミレ  撮影日:2010/04/12 場所:北茨城市

 スミレ科のアカネスミレを紹介します。
 茜色に輝く空の色に似ていることからアカネスミレと名付けられたようですが,花の色は紅紫色から青みが濃いものまで変化に富んでいます。淡い色のものもあるようです。
アカネスミレ
明るい色をしたアカネスミレ
 葉・花茎・距に毛が生えた毛深いスミレです。2枚目の写真を見ると側弁から白い毛が見えていて一見,サクラスミレに似ていますが,葉・花茎・距に生えている毛からアカネスミレだと分かります。

アカネスミレ
花茎・距・葉には毛が生えているアカネスミレ。
 日当たりの良い場所に生育していました。

アカネスミレ
花の色には色が濃いものから淡い色まで変化に富んでいるアカネスミレ。

全体に アカネスミレは 毛深いぞ

科名 スミレ科
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 草丈5~10㎝
花期 4~5月
特徴 花弁の色は薄いものから濃いものまで変異が大きいです。全体に毛深いです。


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tag : アカネスミレ

フイリヒナスミレ スミレのプリンセス

2015年4月12日(日)
フイリヒナスミレ スミレのプリンセス  撮影日:2006/04/17,2008/04/25

 スミレ科のフイリヒナスミレを紹介します。
 サクラスミレ(スミレの女王)の記事<こちら>で,紹介したスミレのプリンセス(王女)と異名を持つヒナスミレの紹介です。今回はその中でも,葉に白い斑が入るフイリヒナスミレです。
フイリヒナスミレ
スミレのプリンセスだけあって色香漂うフイリヒナスミレ
 スミレのプリンセスと異名を持つくらいですので,淡い紅紫色の花弁は美しさを漂わせています。更に白い斑入りの葉が,その美さをいっそう引き立てています。

フイリヒナスミレ
何年もかかって開花した花を見つけたフイリヒナスミレ。
 このフイリヒナスミレとの出会いは,美しい斑入りの葉を見たことから始まりました。<その写真はこちらにあります>。生憎そのときには,花が咲いていませんでしたので,何の仲間かも分かりませんでした。こんな美しい葉なら図鑑に出ているだろうと期待して探しましたが,見つかりません。

フイリヒナスミレ
花も葉も素敵に見えてくるフイリヒナスミレ。
 やがてスミレの仲間だと分かりました。どんな花が咲くのか毎年通いましたが,なかなか花には出会えませんでした。ある年,ヒトリシズカを撮りに行ったとき偶然に一輪だけ見つけることが出来感激しました。彼方此方,探し回っても葉は出ているのに花は一輪だけです。どうもこのフイリヒナスミレは,条件が良くなければ開花しない植物のような気がします。

フイリヒナスミレ
斑入りの筋も花の色も淡いフイリヒナスミレ。

ヒナスミレ 毎年咲くと 限らない

科名 スミレ科
分布 北海道(南部),本州,四国,九州(中部以北)の主に太平洋側の山地
高さ 草丈3~8㎝
花期 4~5月
特徴 どの株も開花するとは限りません。


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tag : フイリヒナスミレ スミレのプリンセス

フモトスミレ

2015年4月11日(土)
フモトスミレ  撮影日:2002/06/02,2001/04/22 場所:北茨城市

 スミレ科のフモトスミレを紹介します。
 白いスミレの花かと,あまり期待しないで近付きました。
 ところが,何と白い花弁には紫の筋模様があって,花茎は赤茶色で葉には白い筋模様があります。しかも,葉の裏は紫色(2枚目の写真)です。
フモトスミレ
どことなく品の良さを感じさせるフモトスミレ
 花茎は真っ直ぐに伸び,葉は水平に広がっている感じは,どことなく品の良さを感じさせます。

フモトスミレ
花弁には紫色の筋があり,花茎は赤茶色で歯の裏は紫のフモトスミレ
 麓(ふもと)スミレと名付けられていますが,海岸に近くの山地から2000mの高原まで分布しているようです。
 珍しくはありませんが,あまり見られないスミレです。

フモトスミレ
斑が入ったような白い筋模様が目立つフモトスミレ。
花白く 茎は赤くて 品がある

科名 スミレ科
分布 本州,四国,九州
高さ 草丈3~6㎝
花期 3~5月
特徴 葉は斑が入ったような白い筋模様が目立ちます。


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tag : フモトスミレ

サクラスミレ スミレの女王

2015年4月10日(金)
サクラスミレ スミレの女王  撮影日:2010/05/06 場所:福島県いわき市

 スミレ科のサクラスミレを紹介します。
 福島県のある山での出来事です。日当たりの良い場所がありました。足下を見たら,いままで見たことがないくらい大きいスミレの花を見つけました。しかも,花の大きさに負けないくらい幅広い葉が地面から出ています。
サクラスミレ
足下には今まで見たこともない大きさのスミレが咲いていたサクラスミレ
花弁の先が凹んでいるのをサクラの花に見立ててサクラスミレと名付けられたようです。

 彼方此方咲いていましたが,所々凹んだ跡があります。初めそれが何を意味するか分かりませんでしたが,やがてこのスミレを掘り取った跡だということに気が付きました。凹みの脇に尖った棒切れが転がっていたからです。

サクラスミレ
地面からは長卵形の葉が出るサクラスミレ。
 図鑑で名前を調べるとサクラスミレであることが分かりました。決め手は花弁の大きさと花弁の先が凹んでいたからです。その凹みをサクラの花弁に見立ててサクラスミレと名付けられたようです。

サクラスミレ
この株は花つきが良く7本も花茎が出ているサクラスミレ。このように色が淡いサクラスミレもあるようです。
 サクラスミレは花が大きく美しいので「スミレの女王」の異名があります。花の大きさが日本最大です。側弁には雌しべの柱頭が見えない程白い毛が密集しています。
 因みに,「山渓ハンディ図鑑6 日本のスミレ」の作者「いがりまさし」さんは,次のように述べておられます。
 スミレの女王がサクラスミレだとすれば,ヒナスミレは「スミレのプリンセス」というところでしょう。

サクラスミレ
側弁には雌しべの柱頭が見えない程白い毛が密集しているサクラスミレ。

彼方此方に 咲きにし跡を 見つけたり

科名 スミレ科
分布 北海道(東部),本州,四国,九州
高さ 草丈8~15㎝
花期 4~6月
特徴 側弁には白い毛が密集して柱頭が見えません。花弁の先が凹む傾向にあります。


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tag : サクラスミレ スミレの女王

スミレ

2015年4月9日(木)
スミレ  撮影日:2010/05/02,2001/04/14 場所:北茨城市

 スミレ科のスミレを紹介します。
 科名と種名が同じである植物は珍しいです。
 初めてスミレに出会ったときにはどこで見分けたら良いのか分かりませんでした。でも,図鑑を読んで,「葉柄に翼がある。」という手掛かりからスミレと分かりました。
スミレ
花を写すには多すぎるとうるさくなるので,多くても三つまでが良いと教わって写したスミレ。
 花は濃い紫色をしています。葉は細長くへら形です。周辺の草が未だ大きくならない内にいち早く生長します。田の畦道・道端・芝生等の日当たりの良い場所で見られます。

スミレ
日当たりが良いので花の数が多いと思われるスミレ。
 スミレの仲間は似ていて同定するのに悩んでしまいますが,そんな中でも簡単に見分けられるのは次のスミレです。
 タチツボスミレ・・・花の色が淡紫色です。
 エイザンスミレ・・・葉に細かい切れ込みがあります。
 アケボノスミレ・・・開花時期に葉は完全に開いていません。
 スミレ    ・・・葉柄に翼(最後の写真の赤矢印)があります。

スミレ
周辺の植物が大きくならない内にさっさと生長して子孫を残すスミレ。

スミレ
葉柄には翼(赤矢印)があるので同定の大事な手掛かりとなるスミレ。

葉柄に 翼ついてる スミレかな

科名 スミレ科
分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
高さ 草丈7~15㎝
花期 4~5月
特徴 葉柄には広い翼があります。


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tag : スミレ

マキノスミレ

2015年4月8日(水)
マキノスミレ  撮影日:2010/04/18 場所:北茨城市

 スミレ科のマキノスミレを紹介します。
 カタクリの花を探して尾根沿いを歩いていると可愛いスミレが咲いていました。淡いものから濃い紅紫色まであって変化に富んでいました。
 私は歩き回って色の濃いものを探して写しました。色の薄いものは色が飛んでしまって白く写ってしまうからです。
マキノスミレ
こんな可愛い花を見つけ写したい衝動に駆られたマキノスミレ
 シハイスミレかマキノスミレか同定で悩みました。図鑑によると近畿地方を境にして東にはマキノスミレ,西にはシハイスミレが分布するとありました。
 どちらの種も変異が多様で素人の私には手に負えませんでした。しかし,茨城県北茨城市は東日本なのでマキノスミレといたしました。

マキノスミレ
2枚の上弁が後ろに反り返っていて趣に欠けるマキノスミレ。
 しかし,近畿地方では中間型が多いのだそうです。

マキノスミレ
真正面ばかりでなく横から狙うのも趣があるマキノスミレ。

マキノスミレ
花が一輪では寂しいので寄り添って咲いているのを写したマキノスミレ。

山道に 可愛いスミレ 見つけたり

科名 スミレ科
分布 本州(青森県から兵庫県)
高さ 草丈3~8㎝
花期 3~5月
特徴 シハイスミレの変種で東日本に多いです。


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tag : マキノスミレ

ヒメスミレ

2015年4月7日(火)
ヒメスミレ  撮影日:2006/04/23,2008/04/25,2015/04/06 場所:いわき市田人,勿来の関

 スミレ科のヒメスミレを紹介します。
 歩道と石垣の境からスミレに似た少し小さな花(スミレ)が咲いています。外にも生育しているか探しますと,アスファルトと縁石の境から花を咲かせている株が彼方此方にあります。いままで気が付かなかったのが不思議です。
ヒメスミレ
砂利の間に根を根を張るヒメスミレ
 以前にいわき市で砂利の間から生長しているヒメスミレを見たことがあります。そこと同じくらい厳しい環境によく耐えながら生長出来るなと思いました。

ヒメスミレ
砂利の上で大きな株に生長したヒメスミレ。
 スミレに似ていて小さいことからヒメスミレ(姫菫)と名付けられたのでしょう。ヒメスミレは人家に近く日当たりの良い乾燥した所を生育場所に選ぶようです。

ヒメスミレ
上の株より少し離れた場所で生育するヒメスミレ。
ヒメスミレ
勿来の関で昨日見つけたヒメスミレ。ほとんど土の無い過酷な場所で生長するヒメスミレ。花の色は僅かに淡く,葉がスミレより小さいので区別がつきます。

乾燥に 耐えて花咲く ヒメスミレ

科名 スミレ科
分布 本州,四国,九州
高さ 3~8㎝
花期 3~5月
特徴 人家近くの日当たりのよい乾燥ぎみの場所に生育する小型のスミレです。


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tag : ヒメスミレ

イロハモミジ

2015年4月6日(月)
イロハモミジ  撮影日:2006/05/03,2000/04/23 場所:勿来の関

 カエデ科のイロハモミジを紹介します。
 カエデの写真を撮るまで私は,カエデに花が咲くとは思ってもみませんでした。
 勿来の関で丁度,カエデの開花時期に通りました。そのとき,赤い花が緑の葉に映えて奇麗だったのでこれらの写真を撮ったのです。
 赤い花も素敵ですが,葉柄の付け根から出ている赤い細長い葉のようなものも鮮やかで緑に映えて奇麗です。
イロハカエデ
葉の切れ込みが深いのでヤマモミジかもしれません。
 ある年の秋,福島県の四時川渓谷で無数のカエデの実が風で飛ばされ,くるくる回転しながら散っていく光景に出会いました。大勢の踊り子が踊っているようで,暫く見とれてしまいました。

イロハカエデ
葉柄の付け根から出る細長くて赤いものが緑に映えるイロハモミジ
 イロハモミジといってもイロハカエデでといっても同じ植物を指しています。
秋に葉が赤くなることからモミジ(紅葉)といいます。葉の形がカエルの手に似ていることからカエデとも言われます。
 葉がいくつに裂けているか数えるとき,昔はイロハニホヘトと数えたのでイロハカエデとなりました。

イロハカエデ
イロハモミジ=イロハカエデ。呼び方が違うだけで同じものを指しています。
 実はこれらのカエデは,イロハモミジ・オオモミジ・ヤマモミジのいずれかですが,不勉強で同定できずにいます。

イロハカエデ
映えるように背景を暗くして写したイロハモミジ。

赤い花 緑に映えて 美しや

科名 カエデ科
分布 本州(福島県以南),四国,九州
高さ 15m
花期 4~5月
特徴 果実はほぼ水平に開きます。半分から折れてくるくる回転しながら落ちます。


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tag : イロハモミジ

クロテンヨトウの下唇鬚(かしんひげ)

2015年4月6日(月)
クロテンヨトウの下唇鬚(かしんひげ)   撮影日:2015/04/06 場所:勿来の関 

 昨日,クロテンヨトウを写した写真のなかで理解できないものが写っていましたが,これには触れずにブログをまとめました。それは横から狙った写真に写っていました。天狗の鼻のような棒状(黄矢印)のもので,下唇鬚(かしんひげ)は2本あるのですが,1本しか写っていなかったからです。
クロテンヨトウ
真横から写すと1本の下唇鬚(かしんひげ)が,顔に突き刺さっているように見えるクロテンヨトウ。
 私はそれを下唇鬚(かしんひげ)だと思いました。でも,確かめてから投稿した方が良いと考え今日までまっていました。早速今日,勿来の関でクロテンヨトウを探し出しました。

クロテンヨトウ
もう少し上から写すと辛うじて下唇鬚(かしんひげ)が2本であることが分かるクロテンヨトウ。
 下唇鬚(かしんひげ)を分かり易く写すには横から狙った方が良いので,真横から,少し斜め上から,45度斜め上からというように角度を変えて写しました。
 その結果,クロテンヨトウの下唇鬚(かしんひげ)も,一対ついていることが分かりました。真横から写したので1本しか写っていなかったのです。

クロテンヨトウ
45度斜め上からだと下唇鬚(かしんひげ)が2本対になっているのが分かるクロテンヨトウ。

下唇鬚(かしんひげ) クロテンヨトウも 2本あり


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tag : クロテンヨトウの下唇鬚(かしんひげ)

クロテンヨトウ

2015年4月5日(日)
クロテンヨトウ  撮影日:2011/04/28,05//01,2015/04/05 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のクロテンヨトウを紹介します。
 窓枠(勿来の関の建物)の隙間に頭部を押し込むようしていた蛾を見つけました。写しづらいので広い場所に動かしましたが,この蛾は最後まで動かず撮影に協力してくれました。
クロテンヨトウ
全体の様子が上手く撮れているクロテンヨトウ
 翅の様子を見てクロテンヨトウだと分かりました。以前に写真を撮ったときには翅が光ってしまい表面の様子が上手く撮れなくててこずりました。
 焦茶色の内横線と外横線の間に焦茶色の横帯があります。その横帯と内横線の間にある一対の黒点が名前の由来になっていると思われます。

クロテンヨトウ
翅の色はこの写真のように黄土色から焦茶色の蛾まで変化に富んでいるクロテンヨトウ。
 クロテンヨトウの翅色には,黄土色のものから焦茶色のものまであって変化に富んでいます。
 不思議に思うのは頭部を角に押しつけて止まる蛾が多いことです。視界が遮られて動くものが写らなくなり安心するからなのでしょうか。

クロテンヨトウ
内横線の下にある黒点が名の由来になっていると思われるクロテンヨトウ。

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 クロテンヨトウ
 大きさ 前翅長14~15mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 4~5月
 特徴 翅の色は個体差が大きいです。内横線・外横線・黒点が不明瞭なものがいます。下唇鬚(かしんひげ)が長く突き出ています。

下唇鬚(かしんひげ) 体の割に 大きいぞ


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tag : クロテンヨトウ

トビモンオオエダシャク

2015年4月4日(土)
トビモンオオエダシャク  撮影日:2013/04/03,04//15,2015/04/03 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のトビモンオオエダシャクを紹介します。
 今日も,勿来の関のいつも通るコースを歩いていました。すると,灰褐色の大きな蛾が歩道に転がっていました。よく見ると大きな腹が踏まれて平らになっています。この紋様には見覚えがあるので,トビモンオオエダシャクと分かりました。事故に遭って触角が片方しかありませんでしたが写すことにしました。
トビモンオオエダシャク
腹は膨らんでいますが,目立つ配色なので雄と思われるトビモンオオエダシャク
 トビモンの意味が分からないでいました。初めの内は,飛紋と思っていました。詰まり,紋が離ればなれになっているからだと思っていたのです。
 しかし,トビモンのトビは鳶色のトビで色を表していることに気が付きました。鳶色とは茶褐色のことを指しています。
 要するに,トビモンオオエダシャクとは茶褐色の紋がある大きなエダシャクということになります。

トビモンオオエダシャク
触角が櫛歯状なので雄だと分かるトビモンオオエダシャク。
内横線と外横線の間が白味を帯びて目立つ配色になっています。

 雄のトビモンオオエダシャクの触角は櫛歯状で,雌の方は糸状です。従って,2枚目のトビモンオオエダシャクは雄で,3枚目の方は雌ということになります。今朝,この写真を撮ったお陰で雄と雌の違いが分かる写真が揃いました。

トビモンオオエダシャク
触角が糸状なので雌だと分かるトビモンオオエダシャク。雌の前翅は似たような色で目立たない配色になっています。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 トビモンオオエダシャク
 大きさ 開張 ♂50~62mm,♀80mm 前翅長♀30mm
 食餌動植物 幼虫はブナ科、ニレ科、バラ科、マメ科、ニシキギ科、カエデ科、ツバキ科、ミズキ科、モクセイ科、スイカズラ科の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 3~4月
 特徴 雄の触角は櫛歯状で,雌は糸状です。

鳶色の 紋があるので トビモンに



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tag : トビモンオオエダシャク

イカリソウ

2015年4月4日(土)
イカリソウ   撮影日:2008/04/28,2006/05/01,2000/04/28 場所:北茨城市

 メギ科のイカリソウを紹介します。
 北茨城市では毎年,ゴールデンウィークの頃見られます。北茨城市で見られるものは赤紫色~薄桃色の花をつけます。福島県の会津で黄色の花をつけるキバナイカリソウを見たことがあります。
イカリソウ
細長く突き出た距(きょ)を船の碇に見立てて名付けられたイカリソウ
 このイカリソウの葉の出方はちょっと変わっています。最後の写真を見て下さい。ミツマタと同じように葉をつける枝は必ず3つずつに分かれています。

イカリソウ
下の花から咲き出すことが多いのが普通なのに茎の先から咲き出すイカリソウ。画像は大きくなります。
 花の形も変わっています。花びらよりも4つの細く突き出た距(きょ)が目立っています。この4つの距を船の碇(いかり)に見立ててイカリソウと名付けられました。
 花の咲き方も変わっているようです。多くの植物は下の方から順番に花が咲いていきます。ところが,2番目の写真を見ると分かるように茎の先の花が大きく下の方ほど小さくなっています。これは,上の方から(茎の先から)咲いたことを物語っています。

イカリソウ
葉をつける柄は必ず3つずつ分かれているイカリソウ。

葉3つずつ 広がりみせる イカリソウ

科名 メギ科
分布 北海道(渡島半島),本州,四国,九州
高さ 20~40㎝
花期 4~6月
特徴 葉は3つずつ分かれた先につきます。


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tag : イカリソウ

アカバキリガ

2015年4月3日(金)
アカバキリガ  撮影日:2013/04/03,04//15,2015/04/03 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のアカバキリガを紹介します。
 アカバキリガの特徴は何といっても翅中央近くにある「I」字紋です。初めてアカバキリガを観察したときには,カギモンヤガの個体変異だと思ってしまいました。鍵紋の位置が,ずれ形も少し崩れた個体だと私はそのとき思いました。
アカバキリガ
名前通り翅はほんのりと赤味を帯びているアカバキリガ
 ネットで調べると,この「I」字紋とそっくりの蛾がいてアカバキリガだと分かりました。翅をよく見ると,ほんのりと赤味を帯びています。これを赤い色の翅を持つキリガと見立ててアカバキリガと名付けられたようです。

アカバキリガ
「I」字紋が太く黒々としているアカバキリガ。胸部近くの黒点は2個ずつあります。
 このアカバキリガの黒紋や黒点には次のような個体差があります。
 ①「I」字紋は1番目と3番目の写真の蛾のように真ん中の部分が黒くない蛾もいます。
②胸部近くの黒点は2個ずつある蛾と1個ずつの蛾がいます。
③腎状紋の下の方にある黒点もある蛾と無い蛾がいます。

アカバキリガ
「I」字紋の真ん中が薄れ,胸部近くの黒点は1個ずつあるアカバキリガ。

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 アカバキリガ
 大きさ 開張45~48mm 前翅長18mm
 食餌動植物 幼虫はサクラ、クヌギ、カシワ、コナラ、エノキ、アベマキの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 3~4月
 特徴 翅は淡紅色を帯びます。

真ん中に I(あい)の黒紋 アカバなり


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tag : アカバキリガ

テングチョウ

2015年4月2日(木)
テングチョウ  撮影日:2015/04/02 場所:勿来の関

 タテハチョウ科テングチョウ亜科のテングチョウを紹介します。
 今日も,コツバメ広場(勿来の関で最初にコツバメが観察された広場です。私が名付けた名前です。)に車を止め,コツバメがいるか観察しました。しかし,いつもより2時間も早かったためか1匹しか見られませんでした。

 勿来の関散歩コースを一回りして,コツバメ広場に戻り回りを見回しました。コツバメは1匹も飛んでいません。コツバメを見つけるには見ていただけでは駄目です。歩き回るのが一番です。

 そこで,この広場を歩いてみました。すると,足下から昆虫が飛び上がりました。コツバメよりかなり大きい昆虫です。5m先の落ち葉の上に止まった昆虫はテングチョウです。去年,テングチョウを写しましたが,残念ながら翅表は写せませんでした。今日,やっとそれを写せる機会がやってきたのです。
テングチョウ
一年間待った甲斐がありやっと翅表を写せたテングチョウ。
 何度も逃げるテングチョウを追いかけてはパチリパチリと写しました。追いかけ回している内に気が付いたことは次の通りです。
①大きい葉(ホオノキの葉)の上に止まることが多いです。
②テングチョウは影になると,すぐ飛び立ってしまいます。
③テングチョウはコツバメに追い払われます。
④日光が沢山当たるように止まった後に向きを変えます。

テングチョウ
近付くのにうっかり影がテングチョウにかかると,すぐ飛び立ってしまうテングチョウ。
 テングチョウは顔の先に長い突起物(最後の写真黄矢印)があります。その突起物を下唇鬚(かしんひげ・かしんしゅ)といいます。この下唇鬚を天狗に見立ててテングチョウと名付けられました。

テングチョウ
3回とも大きな葉(ホオノキの葉)の上に止まるテングチョウ。
 翅裏は枯葉そっくりです。枯葉の柄を思わせる筋が下唇鬚の先まで伸びている擬態は見事です。その翅裏の様子はHP「Mushi Navi」<こちら>やブログ「みきの虫撮り友人帖」<こちら>に載っていますので見て下さい。

テングチョウ
珍しく葉の上でなく土の上に止まったテングチョウ。天狗の鼻のように長く伸びた下唇鬚 (かしんしゅ・かしんひげ)がはっきり写っています。黄矢印の部分です。

 科名 タテハチョウ科テングチョウ亜科
 和名 テングチョウ
 大きさ 前翅長19~29mm
 食餌動植物 幼虫はエノキ,リュウキュウエノキの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 活動月 3~6,9~11月
 特徴 天狗のように顔の先が尖っている。翅裏は枯葉そっくりです。成虫で越冬し、春先から見ることができますが、夏場は休眠し、秋に再び活動します。

顔の先 天狗のような 突起物


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tag : テングチョウ

ホソバキリガ

2015年4月1日(水)
ホソバキリガ  撮影日:2015/03/07,2014/03/21,2013/03/18,03/24 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のホソバキリガを紹介します。
 春に見られるキリガの中でも早く出現するのがホソバキリガです。
ホソバキリガ
亜外縁線が黄矢印のところでZ字状に曲がるホソバキリガ。青矢印の所に黒点があるホソバキリガです。
 このホソバキリガはブナキリガに似ていますが2箇所大きく違う点があります。
 ①亜外縁線(黄矢印・赤矢印で示した線)が黄矢印のところでZ字状に曲がります。
 ②腎状紋(亜外縁線と頭部の間にあって大きい方の紋)と眼状紋(=眼状紋:頭に近い方の紋)がはなれています。

ホソバキリガ
青矢印の所の所の黒点が不明瞭なホソバキリガ。
 亜外縁線がはっきりZ字状に曲がっている個体も不明瞭な個体もいます。でも,どちらも階段状にずれてているので分かります。
 更に,この亜外縁線は赤矢印で示したように後縁近くで大きく曲がります。

ホソバキリガ
亜外縁線がZ字状というよりも階段のようにずれているホソバキリガ。
 その外にホソバキリガには青矢印で示したように黒点があります。ただし,はっきりしている個体もいるし不明瞭な個体もいます。
 3番目の写真は雄の蛾です。それは,触角に短い櫛歯が見られるからです。雌の触角は糸状です。

ホソバキリガ
亜外縁線より内側に外縁線らしきものがあるホソバキリガ。

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 ホソバキリガ
 大きさ 開張40mm 前翅長18~19mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 3~6月
 特徴 亜外縁線が前縁と後縁の近くで角ばるのが特徴です。早春に出現し,ブナキリガに似ています。雄は触角が鋸歯状になり雌は糸状です。

ポイントは 亜外縁線 二度曲がる


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tag : ホソバキリガ

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