ヨモギヒラタマルハキバガ

2015年3月31日(火)
ヨモギヒラタマルハキバガ  撮影日:2015/03/31,2012/04/12,2013/04/24 場所:勿来の関

 ヒラタマルハキバガ科のヨモギヒラタマルハキバガを紹介します。
 前翅長が10mm程度の小さな蛾ですが,ツートンカラーなので離れていても目に付きます。頭部から頭胸部が三日月状に薄褐色(白っぽく見えます。)になっていればヨモギヒラタマルハキバガです。
ヨモギヒラタマルハキバガ
頭部前方にL字状のキバが突き出ているヨモギヒラタマルハキバガ
 写真を写しますと頭部からL字状のキバが見えます。このような蛾に会いましたら「四国産蛾類図鑑」で「キバガのなかま」を探しますと速く名前が分かります。
 しかし,名前が付いていない蛾が多いのが現状です。そんな中,運良くこの蛾には名前が付いていました。

ヨモギヒラタマルハキバガ
頭部から前胸部まで三日月状に薄褐色のヨモギヒラタマルハキバガ。
 最後の蛾だけは,左右対称に黒点・白点がありますが,外の写真の蛾は左右対称になっていません。片方しか見えない理由は前翅が深く重なり合っているからです。

ヨモギヒラタマルハキバガ
前翅に見られる白点・黒点の数・形は個体差があるヨモギヒラタマルハキバガ。
 ヨモギヒラタマルハキバガの特徴は次の通りです。
 ①頭部にキバがあります。
 ②前翅中央付近に少し大きい白点があります。
 ③その上に小さい白点が一つか二つあります。(個体によって違っています。)
 ④小さい白点の上に2つの黒点が斜めに付いています。
 ⑤前胸部三日月状の薄褐色の部分にも2つの黒点が並んでいます。

ヨモギヒラタマルハキバガ
前翅が深く重なっていないので,白点・黒点が左右対称になっているヨモギヒラタマルハキバガ。

 科名 ヒラタマルハキバガ科
 和名 ヨモギヒラタマルハキバガ
 大きさ 開張19~23mm
 食餌動植物 幼虫はヨモギの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 4~5,7,9~11月
 特徴 頭胸部と翅基部が淡褐色です。

ポイントは 翅の黒点と 2白点

 同じヒラタマルハキバガ科の記事,サンショウヒラタマルハキバガとクロカギヒラタマルハキバガは<こちら><こちら>です。


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マユミトガリバ

2015年3月30日(月)
マユミトガリバ  撮影日:2015/03/28 場所:勿来の関

 カギバガ科トガリバガ亜科のマユミトガリバを紹介します。
 勿来の関では,3月下旬から4月上旬に見られます。この蛾が何科に属するか予想できる方は感覚が鋭い人です。
マユミトガリバ
暗く写るように設定して写したので濃く写ったマユミトガリバ
 翅頂が尖っているようには見えないので,トガリバガ亜科だとは思いもつきません。概して,トガリバガ亜科の蛾は何度も画像を見て覚えるほかありません。

マユミトガリバ
暖かい帽子を被っているように見えるマユミトガリバ
 同定のポイントは次の通りです。
 ①背中に黒い毛束があります。(3番目の写真の黄矢印)
②翅頂から黒い筋が斜め上に出ています。
 ③外横線の凹みには黒点があるものと無いものがいます。

マユミトガリバ
横から写しておいたので背にある黒い毛束がよく分かるマユミトガリバ。
 紋様を確認するには上からの写真が見やすいですが,横の方からも写しておくと同定するときに役立ちます。

マユミトガリバ
外に出して写している内に羽ばたき運動を始めたマユミトガリバ。

 科名 カギバガ科トガリバガ亜科
 和名 マユミトガリバ
 大きさ 開張35~38 mm,前翅長16 mm
 食餌動植物 幼虫はクヌギ、コナラ、カシワの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 3月
 特徴 背中に黒い毛束があって突き出ています。

ポイントだ 背中の黒い 毛束が


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ハスオビエダシャク

2015年3月29日(日)
ハスオビエダシャク  撮影日:2015/03/20,03/18,03/29,03/23 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のハスオビエダシャクを紹介します。
 勿来の関では,毎年4月になると出現するハスオビエダシャクが,今年は約20日も早く現れました。
ハスオビエダシャク
翅頂から出る線が点線のハスオビエダシャク
 このハスオビエダシャクは個体差が大きく,翅頂から出る斜めの線が点線のものも実線のものもあります。翅頂から斜(はす)に出る線を帯に見立ててハスオビエダシャクとなづけられたのでしょう。

ハスオビエダシャク
画像をクリックすると大きくなり,触角が櫛歯状になっているのが分かる雄のハスオビエダシャク。
 雄と雌は触角で区別することが出来ます。2番目の写真を拡大して下さい。そうすると,白い触角から無数の毛が生えているのが分かるでしょう。このような触角を持つのは雄です。

ハスオビエダシャク
この種は個体差が大きく,翅頂から出る線が実線になっているハスオビエダシャク。
 一方,雌の方は毛が生えていないので白い糸状の触角です。
 従いまして,2番目の写真は雄だと分かります。外の写真は触角が見えないので雄雌は判断できません。

ハスオビエダシャク
この蛾のように黒点の数も違うハスオビエダシャク。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ハスオビエダシャク
 大きさ 開張41~48 mm,前翅長25~26 mm
 食餌動植物 幼虫はカバノキ科、ブナ科、ヤマグルマ科、バラ科、トチノキ科、ツバキ科、ミズキ科を食べます。
 分布 本州(青森県以南),四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 3~5月
 特徴 雄は触角が櫛状,雌は糸状です。前翅長から出る斜線は変異が大きいです。

点と線 どちらもあるぞ ハスオビは


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ヒオドシチョウ・ビロウドツリアブ・コツバメ

2015年3月28日(土)
ヒオドシチョウ・ビロウドツリアブ・コツバメ  撮影日:2015/03/28 場所:勿来の関

 今日(2015年3月28日),いわき市勿来の関で見られた昆虫を紹介します。
 去年,何度も越冬チョウが観察された小道を進んでいくと,突然足下から飛び上がった昆虫がいます。着地した場所を目に留めながら,近づくとヒオドシチョウでした。今年初めての越冬ヒオドシチョウです。
ヒオドシチョウ
くちばしの跡がついているので災難から逃れ生き延びたことが分かるヒオドシチョウ。
 鳥のくちばしの跡が3箇所ありますので災難に遭いながらも生き延びたことが分かります。腹端近くの2箇所は左右対称なので翅を閉じていたとき鳥に襲われたのでしょう。右側の後翅にあるもう一つの食われた跡は1箇所だけなので飛んでいるときに襲われたと思われます。

ビロウドツリアブ
飛んでいるときはブーンという音で存在が分かるビロウドツリアブ。
 ブログ「自然への回帰」で▶白竜雲(はく りゅう うん)さんがビロウドツリアブ<記事はこちら>を紹介していましたので,いわき市勿来の関でも見られるかもしれないと思い林の縁に近付きました。すると,小さな黒い物体が,ブーンと音を立てながら飛び立ちました。

ビロウドツリアブ
翅を斜めに立てたので翅がくっきり写らなかったビロウドツリアブ。
 空中で静止しながら,何処に着地するか決めているようです。着地してから写真をパチリパチリと何枚も撮りました。こんなに奇麗に撮れたのは今年初めてです。2枚目のビロウドツリアブの写真は翅を斜めにしているのでくっきり写りませんでした。

コツバメ
後翅後角が長方形に切られているので,災難に遭ったことが分かるコツバメ。画像をクリックして下さい。大きくなります。
 コツバメは3月26日(木)から連続して観察されていますが,今日(土)は薄曇のせいか,この一匹しか見られません。後翅後角を見ますと,長方形に切られていて反対側の後翅が見えています。3月下旬に出現したばかりなのに,もう災難に遭ったようです。自然界は危険がいっぱいのようです。


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ヒロバトガリエダシャク

2015年2月23日(月)
ヒロバトガリエダシャク  撮影日:2015/03/22,2011/04/08 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のヒロバトガリエダシャクを紹介します。
 蛾に興味を持ち始めた方なら,何の仲間かきっと迷うことと思います。
ヒロバトガリエダシャク
毛深い前足を前に伸ばしているのでドクガ科と思ってしまうヒロバトガリエダシャク。でも,触角を出していないので・・・
 毛深い足を前方に伸ばしているのでドクガ科らしくも見えます。この格好で触角を見せていればドクガ科らしいのですが出ていません。
 翅頂がとがった感じなのでカギバガ科トガリバガ亜科のようにも思えます。
 結局,それらのどの科にも属していないので数の多いヤガ科かシャクガ科を探せば見つかることになります。少し変わったタイプの蛾です。

ヒロバトガリエダシャク
翅頂がとがっているヒロバトガリエダシャク。ホソバトガリエダシャクに似ています。
 このヒロバトガリエダシャクは雄です。雌の方は内横線・外横線・亜外縁線がはっきりしていません。雌は雄とは違って縦線が2本目立っています。

ヒロバトガリエダシャク
雌は内横線・外横線よりも縦筋2本が目立つヒロバトガリエダシャク。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ヒロバトガリエダシャク
 大きさ 開張32~42 mm,前翅長22 mm
 食餌動植物 幼虫はクヌギ、ケヤキ、コウゾ、サクラ、レンゲツツジ、ヤナギ科、ブナ科、バラ科を食べます。
 分布 本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 3~4月
 特徴 

シャクガでも 毛深い足を 前に出す


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コツバメ・クジャクチョウ・ルリシジミ

2015年3月26日(木)
コツバメ・クジャクチョウ・ルリシジミ  撮影日:2015/03/26,03/17 場所:勿来の関,平潟
画像をクリックして下さい大きくなります。

 三月中旬から下旬に北茨城市平潟・いわき市勿来の関で見られたチョウを紹介します。
コツバメ
翅を地面に寝せて温めているコツバメ。
 天気予報では3月26日の昼あたりから気温が高くなると知らせていました。
 もしかして,去年初めて観察したコツバメが出現するかもしれないと思いながら勿来の関に出掛けました。車から降りて去年見た場所で目を凝らしますと焦茶色で小さなものが目にとまりました。注意深く近づきましたが,逃げられました。着地した所から目を離さず近づきパチリパチリと写しました。予想通りコツバメでした。

コツバメ
今年初めてのコツバメが日光が多く当たるように向きを変えています。
 もう少し近づいてはっきり撮ろうとしてカメラを構えたとたん,「ここは私の縄張りです。」といわんばかりに雄のコツバメに追い出されてしまいました。
 少しでも多く日光が当たるように,コツバメは体の向きを変えたり,翅を寝せたりしています。

クジャクチョウ
目の前を横切り石垣に止まったクジャクチョウ。
 平潟町の或る畑を歩いていると,突然赤いチョウが目の前を横切り石垣に止まりました。

クジャクチョウ
翅を少し開き始めたクジャクチョウ。
石垣の上からパチリ,もう1枚パチリと撮ろうとしたら,飛び立って坂道に止まりました。

クジャクチョウ
全開して日光浴を楽しんでいるクジャクチョウ。
 すると,翅を開き始めたではありませんか。すかさずパチリ。全開したところで,またパチリ。クジャクチョウでした。

ルリシジミ
裏は地味だが表は鮮やかな空色のルリシジミ。
 撮り終わって歩き出すと足下から空色のシジミチョウが飛び立ちました。ルリシジミです。止まるのを待ってからパチリ。


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ヤマシャクヤク

2015年3月25日(水)
ヤマシャクヤク   撮影日:2014/04/23,04/25,2001/05/07,10/21
画像をクリックすると大きくなります。

 ボタン科のヤマシャクヤクを紹介します。
 或る年,山野草を写しに行くと紅色の芽が出ていました。何だろうと思い図鑑をめくっているとヤマシャクヤクだと分かりました。
ヤマシャクヤク
付け根は赤く,先の方は黄色で中ほどは白い無数の雄しべが雌しべを取り囲むヤマシャクヤク
 ヤマシャクヤクの花の寿命は大変短くたった三日間しかありません。そのため,いつ頃咲くか検討して何日も通って3枚目の写真を撮ることが出来ました。3つに分かれた緑色の雌しべを無数の雄しべが取り囲んでいました。

ヤマシャクヤク
気が付けば近所にヤマシャクヤクを育てている方がおりました。許可を頂いてヤマシャクヤクの写真を撮ることが出来ました。
 雄しべの付け根は赤く,先の方は黄色く染まり,中ほどは真っ白な雄しべが無数に雌しべを取り囲んでいる姿はこの世の花と思えぬほど奇麗でした。一度ヤマシャクヤクを見たらほしくなるのは当たり前です。芽吹きも花も実も美しい花はヤマシャクヤクだけでしょう。

ヤマシャクヤク
何日も通い続けてやっと写せたヤマシャクヤク。3~4日目には散ってしまうそうです。
 最後の写真はヤマシャクヤクの実です。赤くて奇麗な種子と黒い種子が出来ます。残念なことに赤くて奇麗な方は不稔で,熟しているのは黒い方です。

ヤマシャクヤク
色鮮やかなヤマシャクヤクの種子。赤い方は不稔の種子で,黒い方のは熟した種子です。

儚しや 花の命は 三日間

科名 ボタン科
分布 本州(関東地方以西),四国,九州
高さ 30~60㎝
花期 4~6月
特徴 果実は袋果で赤く熟します。


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tag : ヤマシャクヤク

オオイヌノフグリ

2015年3月23日(月)
オオイヌノフグリ   撮影日:2008/04/27,2015/03/16 場所:勿来の関

 ゴマノハグサ科のオオイヌノフグリを紹介します。
 日本在来種のイヌノフグリに比べて大きいのでオオイヌノフグリと名付けられました。
 実の様子を犬の陰嚢(ふぐり)に見立てて名付けられました。
オオイヌノフグリ
横の方向から初めて狙って写したオオイヌノフグリ
 日が当たると開花しますが,曇りで暗い日には閉じています。勿論,朝や夕方には閉じています。日が当たっていないからです。

オオイヌノフグリ
花が笑っているように見え暫く眺めていたオオイヌノフグリ。
 オオイヌノフグリを上から写した写真を見て,「よし,私も是非挑戦してみよう。」という意欲は全然わきませんでした。ところが,横の方から狙った写真を見たとき衝撃を受けました。

オオイヌノフグリ
花粉が全て外に出てしまって面白さに欠けるオオイヌノフグリ。
 横の方から写せば面白い写真が撮れることに気づき,私も挑戦しました。このようにすれば,雄しべ・雌しべの様子がよく分かり納得できる写真が撮れるようになりました。
 雄しべを見ている内に,その付け根が細くなっていることに気が付きました。雌しべを両脇から囲む格好が面白く暫く眺めてしまいました。

オオイヌノフグリ
こんな小さい花にも蜜があふれているオオイヌノフグリ。
 オオイヌノフグリには,2本の雄しべと1本の雌しべがあります。
 開花したばかりの葯は,未だ花粉が全部出ていないので面白い写真が出来上がります。紺色をした葯の筋が残っていて笑顔に見えるからです。このような花を見つけたら,とても幸運です。是非写真を撮って下さい。

オオイヌノフグリ
白い花粉が出始めかけているオオイヌノフグリ。

面白や 雌しべを囲む 雄しべたち

科名 ゴマノハグサ科
分布 ユーラシア・アフリカ原産,日本各地
高さ 茎は分枝して横に広がります。
花期 3~5月
特徴 葉は茎の下部では対生,上部では互生です。


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ショウジョウバカマ

2015年3月23日(月)
ショウジョウバカマ   撮影日:2007/03/21,2010/04/07,2014/03/26 場所:勿来の関

 ユリ科のショウジョウバカマを紹介します。
 暖かくなりショウジョウバカマやシュンランが咲き出しました。それらは,勿来の関で見られる野草の中でいち早く咲きます。
ショウジョウバカマ
なかなか淡紅色に写せないので,偏光フィルターを使って写したショウジョウバカマ
 花の色は一番最後の写真のように淡い色が多いです。たとえ1番目や2番目のような色の花でも最後の写真の花の色になってしまうのでいつもがっかりしていました。
 そこで,一眼レフカメラに偏光フィルターをかけて写すことで,やっと実物の色に近付くことが出来ました。

ショウジョウバカマ
花数多過ぎるより少ない方がすっきりしているショウジョウバカマ。
 ショウジョウバカマの写しどきは,咲き始めの頃です。そうでないと花茎が伸びすぎて全体を写せません。しかも,ろくろ首のような不気味な感じになってしまいます。

ショウジョウバカマ
紅が濃い花を探して花の裏側から写したショウジョウバカマ。
 ショウジョウバカマの名のいわれをほとんどの方が次のように説明しています。
 ①赤味を帯びた花の色を猩々(想像上の動物の名)の赤い顔や毛に見立て,ロゼット状の葉を袴に見立てています。

ショウジョウバカマ
更に紅が濃い花を探していましたら鮮やかなショウジョウバカマが見つかりました。
 ところが,ブログ「そよ風のなかで」<記事はこちら>には次のように説明されていました。
『私はこの名前は「猩々の袴」だと思います。
 ショウジョウバカマは常緑です。冬、地面にピッタリくっつけた葉は寒さに耐えるために赤い色になっています。冬に湿った斜面で一方に垂れ下がったショウジョウバカマの赤い葉は、目立ちます。春になると猩々緋の葉は緑に戻ります。
 しかし、先の方にまだ少し緋色を残した葉もよく見ることができます。』

 私の以前に書いた記事は<こちら>です。

ショウジョウバカマ
普通はこんな色のショウジョウバカマが多いです。

花の色 写真を見ると 薄れてる

科名 ユリ科
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 花茎10~30㎝
花期 3~5月
特徴 湿ったところに生育する多年草です。根生葉はロゼット状につき,緑色から黒ずんだ小豆色まで変化にとんでいます。


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tag : ショウジョウバカマ

エイザンスミレ

2015年3月22日(日)
エイザンスミレ   撮影日:2007/04/21,2014/04/12,2000/04/12 場所:北茨城

 スミレ科のエイザンスミレを紹介します。
 北茨城市周辺で葉が深く裂けているスミレを見たらエイザンスミレとすぐ分かります。花が咲いていないときでも,切れ込み深い葉の特徴から分かってしまいます。
エイザンスミレ
白い花ばかりと思っていましたら桃色の花弁のエイザンスミレを見つけました。
葉が深く切れ込んでいるのでエイザンスミレと分かります。

 最初に会ったエイザンスミレは白い花弁に紅色の筋があるタイプでした。それ以来エイザンスミレは白っぽい花を咲かせるものだと思い込んでいました。
 でも,奇麗なエイザンスミレを写そうと探し歩いていているうちに気がついたことは,淡紅色から色が濃い桃色のものまであるということでした。
 じっと花を見ているとミッキーマウスの顔に見えてきました。

エイザンスミレ
白い地に紅色の筋が目立つエイザンスミレ。深く切れ込む葉が目立ちます。
エイザンスミレの花びらは,ミッキーマウスの顔に似ていると感じています。

 開花の頃の草丈は10cm程度で可愛いですが、花後には2~3倍にも成長するので可愛らしさはなくなります。これが同じスミレかと思うほど大きくなり印象が変わるので驚いてしまいます。

エイザンスミレ
花弁が紅色を帯びているエイザンスミレ。これも切れ込み深い葉が目立っています。

葉を見れば エイザンと知る スミレかな
 

科名 スミレ科
分布 北海道(南西部),本州,四国,九州
高さ 草丈10㎝
花期 4~5月
特徴 葉が深く裂けています。


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tag : エイザンスミレ

マダラコバネナミシャク

2015年3月21日(土)
マダラコバネナミシャク   撮影日:2015/03/20,2014/03/26 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のマダラコバネナミシャクを紹介します。
 勿来の関では毎年,3月下旬に観察されている蛾ですが,なぜかこの蛾を投稿しているブログは少ないです。
 一見,シロシタトビイロナミシャクに似ていますが,内横線・外横線が黒ずんでいるので区別することができます。
マダラコバネナミシャク
シロシタトビイロナミシャクに似ていますが,内横線・外横線が黒ずんでいるマダラコバネナミシャク
 もっとはっきりした違いが,頭部から胸部にかけて見られます。その部分が白く胸部の中央に黒点があります。
 更に外縁が白く縁取られていて,一対の黒点が6組並んでいます。

マダラコバネナミシャク
頭部から胸部にかけて白く胸部背には黒点があるマダラコバネナミシャク
 このような感じの蛾は,エダシャク亜科かナミシャク亜科か分かりませんでしたが,最近は次のように考えて区別しています。
 外横線がブロックごとに仕切られた線で構成されていて波打っていればナミシャク亜科の蛾です。

マダラコバネナミシャク
外縁が白く縁取られ一対の黒点が6組並んでいるマダラコバネナミシャク。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 マダラコバネナミシャク
 大きさ 開張24~30mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 3~4月
 特徴 

外縁が 白く縁取り されている


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カシワキリガ

2015年3月20日(金)
カシワキリガ   撮影日:2015/03/20,03/16 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のカシワキリガを紹介します。
 毎年,四月初めに観察されますが今年は15日も早く観察されました。遠目にはカギモンヤガに見えましたが,黒紋を確認しますと2対ありました。従って,カシワキリガと分かりました。
カシワキリガ
カギモンヤガと黒紋が似ていますが,後縁に一番近い紋が1対多いカシワキリガ
 黒紋
 ①1対・・・カギモンヤガ
 ②2対・・・カシワキリガ

カシワキリガ
前翅付け根近くに黒点が3つあるカシワキリガ。
 カシワキリガの幼虫の食餌動植物はカシワだけではないので名付け方が不適切ですが,おそらく幼虫が好んでカシワの葉を食べたからでしょう。
 この蛾の大きい黒紋の方が切れていますが,つながった紋の蛾もいます。

カシワキリガ
いつもの年より15日も早く観察されたカシワキリガ。上の写真と同じ蛾ですが,少しくらい場所にいたので移動して上2枚を撮りました。

カギモンヤガ
鍵穴のような黒紋だけがあるカギモンヤガ。個体によっては細くなった部分が切れている蛾もいます。 03/16
 カギモンヤガの前翅には錠前の穴のような黒紋があるのでカギモンと名付けられたのでしょう。この蛾の黒紋はつながっていますが,細くなった部分が切れている蛾もいます。

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 カシワキリガ
 大きさ 前翅長18mm
 食餌動植物 幼虫はクヌギ、コナラ、サクラ、キイチゴ、カシワの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 4月
 特徴 カシワキリガと名がついていますがカシワだけでなく多種の広葉樹を食べるらしいです。カギモンヤガと黒紋が似ています。

紋の数 カシワ一対 余計なり


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tag : カシワキリガ

フシグロセンノウ

2015年3月19日(木)
フシグロセンノウ   撮影日:2007/08/26,2008/07/30 場所:北茨城

 ナデシコ科のフシグロセンノウを紹介します。
 フシグロセンノウは茎の節が,黒褐色なので名付けられました。
フシグロセンノウ
ある年の夏,日に当たって金属光沢に輝いているフシグロセンノウを見つけました。

フシグロセンノウ
花にだけ日が当たるように工夫して写したフシグロセンノウ。
 あるとき,花弁に日光が当たって金属光沢に輝いているフシグロセンノウがありました。あまりにも奇麗だったので偏光フィルターを使用して写しました。
 このとき気をつけたのは,花にだけ日が当たるようにしたことです。そうすると背景が暗くなって花が目立つようになるからです。

フシグロセンノウ
葉にも少し光を当て補色関係を利用して背景を緑にして写したフシグロセンノウ。

フシグロセンノウ
両脇に蕾を持ったフシグロセンノウ。普通はこのように桃色を帯びた色に見えます。
 この花の色は朱赤色で遠くからでも目立ちます。朱赤色に桃色が混ざったように見えるときもあります。蛍光色に見えるときがあって,それを写真で表現しようとしましたが,いつも上手くいきません。

フシグロセンノウ
前の写真の花の色は少し褪せて写っていますが,この様に見たとおりに表現出来ることはあまりないフシグロセンノウ。

見たとおり 写せず苦労 多かりし

科名 ナデシコ科
分布 本州,四国,九州
高さ 花茎40~80㎝
花期 7~10月
特徴 茎の節が黒褐色なのでフシグロセンノウと名付けられました。


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tag : フシグロセンノウ

ヤマエンゴサク

2015年3月18日(水)
ヤマエンゴサク   撮影日:2007/04/14,04/29 場所:北茨城
画像をクリックすると見やすい大きさになります。
 ケシ科のヤマエンゴサクを紹介します。
 花の色は青紫色から赤紫色まであります。青紫色の方は何となく寂しい感じを受けますが赤紫色の方は華やいだ感じを受け好きな花です。小さい植物でなよなよとしているので少しでも風があると揺れてしまいなかなかシャッターを切る機会がきません。
ヤマエンゴサク
やっと苞(黄矢印)の形の違いで見分けられることが分かったヤマエンゴサク。切れ込みが沢山あるのでヤマエンゴサクです。
 ヤマエンゴサクはエゾエンゴサクと似ていて区別がつきませんでした。「山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花」を読んでも理解できないでいました。ところが今日,ウィキペディアを見てやっと違いが分かりました。

ヤマエンゴサク
花の色は青いものから赤っぽいものまであるヤマエンゴサク。
 苞の形の違いで区別すれば良かったのです。苞とは最初の写真の黄矢印で示したように花を乗せている棒状のものの付け根についている緑色の葉のようなものです。
 ①切れ込みがあります。 ・・・ヤマエンゴサク
 ②全縁~3裂します。  ・・・エゾエンゴサク

ヤマエンゴサク
なよなよしていて風ですぐ揺れてしまうヤマエンゴサク。葉や茎を切ると白い液が出ます。

切れ込みで ヤマかエゾかを 区別する

科名 ケシ科
分布 本州,四国,九州
高さ 花茎10~20㎝
花期 4~5月
特徴 エゾエンゴサクに似ていますが,ヤマエンゴサクは苞に切れ込みがあります。葉や茎を切ると白い液が出ます。


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tag : ヤマエンゴサク

ザゼンソウ

2015年3月17日(火)
ザゼンソウ   撮影日:2006/04/01,2000/03/21 場所:北茨城

 サトイモ科のザゼンソウを紹介します。
 この花を最初に見たのは尾瀬でした。ザゼンソウを見るために,一人早起きをして木道を歩いて行くと暗紫色のザゼンソウが咲いていました。このとき偶々臭いを嗅いでみました。すると,何かいやな臭いがしました。尾瀬でしか見られないと思い暫く眺めてから小屋に足を向けました。
ザゼンソウ
落ち葉があって乾いた所のように見えますが,下はぬかるみになっている場所に生育するザゼンソウ
 その後,もう一度ザゼンソウを見たいと思い分布を調べました。すると,北茨城にも自生地があることが分かりました。やっとのことで,ザゼンソウの花を見つけ,臭いを嗅ぎました。すると,どうしたことでしょう。全然,臭いがしません。念のため周りに咲いている花の臭いも嗅いでみました。全くどの花も臭いがしません。

ザゼンソウ
苞の形は様々なザゼンソウ。
 それ以来,この謎は今日まで解けませんでした。ザゼンソウについてのサイトを調べている内に「ウィキペディア」に次のようなことが書いてあり謎が解けました。
「発熱時の悪臭と熱によって花粉を媒介する昆虫であるハエ類をおびき寄せる。」
 つまり,花が咲いているときは,いつでも臭っているのでは無く,花粉を媒介してもらいたいときに臭うのだということです。
 達磨大師は岩に向かって座禅をしました。仏炎苞を岩に,花を達磨大師に見立てて「ザゼンソウ・ダルマソウ」と名付けられました。

ザゼンソウ
花が終わった後は大きな葉が目立つようになるザゼンソウ。

中の花 達磨にたとえ ザゼンソウ

科名 サトイモ科
分布 北海道,本州
高さ 花茎10~20㎝
花期 3~5月
特徴 葉に先だって花が咲き花後,葉は大きく生長します。花びらのように見えるのは仏炎苞といいます。湿地に生育しています。


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tag : ザゼンソウ

シュンラン

2015年3月16日(月)
シュンラン   撮影日:2007/03/24,04/07,2003/04/19

 ラン科のシュンランを紹介します。
 春に咲くランなのでシュンラン(春蘭)と名付けられました。地方によっては花弁にある斑点から「ホクロ」と呼んだり,あるものに喩えて「ジジ・ババ」と呼んだりします。
シュンラン
春に咲くランなのでシュンラン(春蘭)と名付けられました。花弁に見える斑点から「ホクロ」と呼ぶ地方もあります。
 林の中なら普通に見られる植物です。見つけるこつは束生している線形の葉を探せばすぐ見つかります。

シュンラン
探すポイントとは,この写真のように細長い葉を見つければよいシュンラン。
 シュンランを写すには,花茎が未だ伸びてきっていない小さい内が良いです。花茎が長く伸びたシュンランは「ろくろ首」のように見え気味が悪いからです。
 花の重みで俯くので,カメラを地面すれすれに置いて写すようになり苦労します。

シュンラン
花茎が長くなったものは,ろくろ首のように見え気味が悪いシュンラン。

春に咲く 蘭の花から シュンランと

科名 ラン科
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 花茎10~25㎝
花期 3~4月
特徴 葉は束生し線形です。花弁にある斑点をほくろに見立ててホクロと呼ぶところもあります。


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tag : シュンラン

アケボノスミレ

2015年3月15日(日)
アケボノスミレ   撮影日:2007/04/22

 スミレ科のアケボノスミレを紹介します。
 花の色を曙(夜明け)に見立ててアケボノスミレと名付けられました。花の色は濃いものから薄いものまであります。
アケボノスミレ
花が咲いているときは,このように葉は閉じているアケボノスミレ
 見分けるポイントとは葉にあります。
 ①花が開いている頃は,葉は左右が丸まって閉じています。
 ②花期の頃,閉じている葉が一つのものや葉が見られないものもあります。

アケボノスミレ
私の観察では閉じている葉が1本見られることが多いアケボノスミレ。

アケボノスミレ
このように葉が見られないものもあるアケボノスミレ。

アケボノスミレ
珍しく5本も葉が出ていたアケボノスミレ。しかし。全て葉は閉じていました。

アケボノは 葉は閉じている 花の頃

科名 スミレ科
分布 北海道,本州,四国,九州の太平洋よりの内陸部
高さ 5~10㎝
花期 4~5月
特徴 花後,葉は開きます。西日本では少ないそうです。


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tag : アケボノスミレ

ヒトリシズカ

2015年3月14日(土)
ヒトリシズカ   撮影日:2006/04/22,04/29

 センリョウ科のヒトリシズカを紹介します。
 1本の花穂を美しく舞う静御前に見立ててヒトリシズカと名付けられました。
 ヒトリシズカと同じ仲間にはフタリシズカやお正月に飾るセンリョウがあります。
ヒトリシズカ
集まって咲くというよりも横一直線に殖えていくヒトリシズカ。手前に見える白い花(表側は薄桃色)はニリンソウです。
 ヒトリシズカには花びらがありません。白く見えるものは,3本に分かれた雄しべたちです。葯は真ん中の雄しべにはつかず,左右の雄しべの下側につきます。
 雌しべは雄しべの根元の上側に1個ついています。黄緑色で膨らんでいて,柱頭は白っぽく見えます。

ヒトリシズカ
1番目を引くのは花びらのように見える3本の雄しべたちのヒトリシズカ。
 一番可愛い姿は輪生状の葉の中から白い花穂が覗いているときです。母親が暖かそうな布で包んで赤ちゃんを抱いているように見えるからです。
 以前に投稿したヒトリシズカの記事はこちらです。

ヒトリシズカ
この様に4枚の葉が花を包んでいるときが一番可愛い姿のヒトリシズカ。
 ヒトリシズカの群生を見たとき不思議に思ったことがあります。それは固まって咲いているというよりも,横一直線に伸びている感じがしたからです。
 予想通りヒトリシズカは左右に根茎を伸ばしながら仲間を殖やしていることが分かりました。

ヒトリシズカ
雌しべは雄しべの根元に一つずつあるヒトリシズカ。

目立つのは 花びらでなく 雄しべなり

科名 センリョウ科
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 10~30㎝
花期 4~5月
特徴 4枚の葉が輪生状につきます。花びらはありません。白く見えるのは3本の雄しべで葯は左右2本の下側につきます。


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tag : ヒトリシズカ

キバナノアマナ

2015年3月13日(金)
キバナノアマナ   撮影日:2007/04/14

 ユリ科のキバナノアマナを紹介します。
 典型的な早春植物のひとつで,カタクリより少し遅れて開花します。葉は線形で厚いです。茎頂に花が集まって咲き,その重みで茎は真っ直ぐ伸びられず曲がっています。
キバナノアマナ
茎頂に数個の花茎を出すキバナノアマナ
 風があると揺れやすく,なかなかシャッターチャンスが訪れません。

キバナノアマナ
どの個体も弱々しい感じを受けるキバナノアマナ
 花の外側は緑色ですが内側は黄色です。

キバナノアマナ
花の外側は緑色で内側は黄色のキバナノアマナ。

内側の 黄色い花が 星のよう

科名 ユリ科
分布 北海道,本州,四国
高さ 15~20㎝
花期 4~5月
特徴 根生葉は一つ,線形でやや厚いです。茎頂に数個の黄色い花をつけます。


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tag : キバナノアマナ

トモエソウ

2015年3月12日(木)
トモエソウ   撮影日:2002/07/02,09/08

 オトギリソウ科のトモエソウを紹介します。
 トモエソウを写すには開花したばかりのときが良いのです。その訳は,瑞々しい姿を見せているのは一日だけだからです。長く咲いているように見えるのは茎の先に蕾が集まっていて,それらが次々に咲くからです。
 3枚目の写真は早朝に開花したのでしょう。雄しべの先の方が茶褐色になり瑞々しさが無くなっています。
トモエソウ
横から写すと五つに裂けた雌しべ・無数の雄しべ・よじれた巴状の花弁が立体的に見えてくるトモエソウ
 このトモエソウを写すには,上の方向からよりも横からねらった方が面白い写真が取れます。私は,最初の写真が気に入っています。雌しべ・雄しべ・花弁のねじれが立体的に捉えられるからです。
 ハナネコノメを横から写した写真以来上からだけで無く横からも写すようになりました。

トモエソウ
茎の先に蕾がいくつかあって,次々に咲くので一日花に見えないトモエソウ。
 トモエソウの花はオトギリソウ科の仲間の中では特に大きいです。花がよじれていて巴のようなのでトモエソウと名付けられました。上から見るとスクリューのようです。
 茎が四角で葉は対生です。私が見つけた物は背丈が高く160㎝を越えていました。種子は小さく茶褐色で沢山出来ます。発芽率がよくこの種子を播くと簡単にふやすことが出来ます。

トモエソウ
一日花なので早朝咲いた花は夕方には瑞々しさが無くなるトモエソウ。

トモエソウ 一日経つと しおれたり

科名 オトギリソウ科
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 50~130㎝
花期 7~8月
特徴 茎は四角で葉は対生です。茎先に黄色でよじれた巴状の1日花が咲きます。


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tag : トモエソウ

ヤマクワガタ

2015年3月11日(水)
ヤマクワガタ   撮影日:2008/05/24

 ゴマノハグサ科のヤマクワガタを紹介します。
 遠目には白い花に見えますが,近づいて見ると上部に位置する花弁に赤紫の筋がある清楚な花です。雄しべが2本左右に開き中央に1本の雌しべがあるオオイヌノフグリに花の作りがそっくりです。それもそのはず,同じゴマノハグサ科の植物だからです。
ヤマクワガタ
上部にある花弁には特に濃い赤紅紫色の筋があるヤマクワガタ。葉の上にある白い粉は雄しべからこぼれ落ちた花粉です。
 ブログ投稿する前まではこの花をクワガタソウだと信じていました。ところが調べている内に次の点でヤマクワガタだと思われてきました。
 ①花びらが白いです。
 ②写真を撮っていて丈が低いと感じた。

 一方,クワガタソウの特徴は次の通りです。
 ③花びらが淡紅紫色です。
 ④丈が15~30㎝と高いです。

ヤマクワガタ
花の作りがオオイヌノフグリに似ているヤマクワガタ。同じゴマノハグサ科の植物だからです。
 折り紙で兜を折るとき,格好良く見せるため前面に角のようなものを出します。その角のように見える物を鍬形と呼びます。ヤマクワガタの実にも鍬形(萼がちょうど鍬形に見えます)が見られるので名付けられたのでしょう。

ヤマクワガタ
清楚な感じがするヤマクワガタ。

オオイヌに 花が似ている ヤマクワは

科名 ゴマノハグサ科
分布 関東地方北部(標高の高い山地)
高さ 5~15㎝
花期 5~8月
特徴 果実は扁平で三角を二つつなげた形で兜に似ています。


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tag : ヤマクワガタ

ヤマブキソウ

2015年3月10日(火)
ヤマブキソウ   撮影日:2000/04/29

 ケシ科のヤマブキソウを紹介します。
 木本のヤマブキに似て草本だからヤマブキソウと名付けられました。落葉低木のヤマブキはバラ科で花弁が5枚ですが,草本のヤマブキソウはケシ科で花弁が4枚です。
ヤマブキソウ
葉が細長いタイプのヤマブキソウ
 このヤマブキソウはケシ科で茎や葉を傷つけると黄色の液を出します。葉に気をつけて観察すると三種類に分けられます。
 ①葉が細長い  ・・・ホソバヤマブキソウ(1番目の写真よりも細長いもの)
②葉が深く裂ける・・・セリバヤマブキソウ(2番目の写真)
 ③葉が細長くない・・・ヤマブキソウ(3番目の写真)

セリバヤマブキソウ
葉が深く裂けているセリバヤマブキソウ。
 黄色い花と白い花は写真を撮るのが難しいです。色がとんだり,細かい部分まで表現出来なかったりするからです。

ヤマブキソウ
葉の中央が幅広くなっていて細長くないヤマブキソウ。

難しい 黄と白花は 色がとぶ

科名 ケシ科
分布 宮城県以南の本州,四国,九州
高さ 30~50㎝
花期 4~5月
特徴 葉や茎を切ると黄色い汁が出ます。葉の様子からホソバヤマブキソウ・セリバヤマブキソウがあります。


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tag : ヤマブキソウ

ミツガシワ

2015年3月9日(月)
ミツガシワ   撮影日:2001/05/04 場所:いわき市差塩(さいそ)湿原

 リンドウ科のミツガシワを紹介します。
 ミツガシワの花は奇麗だというので一度見たいと思っていました。近くで見られる所はないかと探しましたら,いわき市差塩湿原で見られることが分かりました。差塩は「さしお」とは読まずに「さいそ」と読みます。
ミツガシワ
福島県いわき市差塩(さいそ)湿原で見られたミツガシワ。蕾の先が赤くてすてきに見える花でした。
 いつ頃が見頃なのか分かりませんでしたが5月4日に行ってみました。残念なことに盛りには未だ速くほとんど花は咲いていません。せっかく来たので丁寧に探してやっと写真を撮りました。蕾の先が赤く,すてきな花に見えました。この赤い色がミツガシワの白い花にアクセントをつけ魅力あるものにしています。
 一番驚いたことは,花弁の内側から縮れた毛が密生していることでした。それまでに,そのような花を見たことがなかったので目を疑ってしまいました。

ミツガシワ
花弁の内側には沢山の縮れた毛が密生していて驚いたミツガシワの花。
 ミツガシワは氷河期の遺存植物といわれ、過去の時代の気候を示す植物として知られています。即ち,かつて日本は寒冷地だったことを物語る貴重な植物なのです。

ミツガシワ
見頃は5月中旬の頃だというミツガシワの花。木道が敷かれてあって見やすくなっています。

こりゃ何だ 花に縮れ毛 ついている

科名 ミツガシワ科(以前はリンドウ科だったが,現在は新しい科のミツガシワ科に)
分布 北海道,本州,九州
高さ 15~40㎝
花期 5~8月
特徴 花弁の内面には縮れた毛が密生しています。


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tag : ミツガシワ

ホタルカズラ

2015年3月8日(日)
ホタルカズラ   撮影日:2001/05/04,2007/05/04 場所:北茨城市

 ムラサキ科のホタルカズラを紹介します。
 乾いた林縁に生える多年草です。北茨城で花は毎年,ゴールデンウィークの頃見られます。3枚の写真で分かるように,花の色は桃色から次第に青く変化していきます。
ホタルカズラ
最初,桃色をしていた花びらは,次第に青く変化していくホタルカズラ
 青や桃色に咲く花をホタルに見立ててホタルカズラと名付けられたようです。中心から放射状に伸びる隆起した白い筋が光っている様子を強調していて上手く名付けたと思っています。葉に触るとざらざらします。それは最後の写真から分かるように堅い毛が生えているからです。古い部分の茎や葉は茶褐色になりますが,枯れてはいません。

ホタルカズラ
中心から伸びる放射状の白い筋は如何にも光っているのを強調しているようなホタルカズラの花。この様子をホタルに見立てて名付けられたようです。白い筋の部分は盛り上がっています。
 「カズラ」とは「つる」「つる性」の意味です。ホタルカズラは花後,根元から長い枝を出して新しい株を作ります。私はホタルカズラを殖やすためにこの長い枝を適当な長さに切って鉢に挿し木しています。根こそぎに取ってしまうと無くなってしまうからです。生命力旺盛で,茶褐色になった部分でも根が生え生長していくので驚いています。

ホタルカズラ
葉には毛が生えていてざらつくホタルカズラ。根元から伸びる長い枝を挿し木すると殖やすことができます。

色変わる 桃から青へ 星のよう

科名 ムラサキ科
分布 北海道,本州,四国,九州,沖縄
高さ 15~20㎝
花期 4~5月
特徴 花後,横にはう長い枝を出し新しい株を作る。
    花の色は桃色から次第に青く変化していきます。


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tag : ホタルカズラ

ハナネコノメ

2015年3月7日(土)
ハナネコノメ   撮影日:2006~2009の04/08~04/27 場所:北茨城市

 ユキノシタ科のハナネコノメを紹介します。
 じめじめした所や沢のぬれた岩場で見られる小さな植物です。早春の花で開花の初めの頃の方が奇麗に見えます。その頃,葯は未だ赤いままだからです。やがて赤い葯が破れて中から黄色い花粉が出てくると鮮やかさは消え失せてしまいます。
ハナネコノメ
横から花を写すようになってから立体感を出せるようになったハナネコノメ
 最初の頃,上からばかりハナネコノメを写していました。雄しべや鋸歯の様子がよく分かって上手な写真だと満足していました。でも,平面的になってしまい面白みに欠けていました。あるとき横から写した写真を見てから,作風を変えました。

ハナネコノメ
沢山の花を写すより姿の良いものを2つから3つ選んで写した方が良いと分かったハナネコノメ。低い位置からねらうのでセットするのは大変です。
 ハナネコノメは光が当たらないと花(萼)を開かないのを知らなかったので未だ暗くなっていない夕方,撮影に立ち寄りました。するとどうでしょう。開いている花は一つもありません。仕方なく翌日の昼頃,また出かけていくと今度は花を開いて待っていてくれました。

ハナネコノメ
最初の頃はこのように上からねらった写真ばかりだったハナネコノメ。
 群生していると全部写したくなりますが,そうすると何を写したか分からなくなってしまいます。そうするよりも,その中から姿が良いものを2つから3つ選んで写した方が気に入った写真になります。

ハナネコノメ
群生している所はこんな感じのハナネコノメ。

赤い葯 顔を覗かす 可愛げさ

科名 ユキノシタ科
分布 福島県(夏井川渓谷の背戸峨廊、古殿町の渓谷、楢葉町の木戸川渓谷)から京都府
高さ 5㎝
花期 3~4月
特徴 葯は赤く,中に黄色い花粉が入っています。花びらのように見える白いものは萼です。


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tag : ハナネコノメ

イボクサ

2015年3月6日(金)
イボクサ   撮影日:2006/09/23,09/19 場所:北茨城市

 ツユクサ科のイボクサを紹介します。
 湿ったところに生育する普通に見られる植物です。田の畦道や溝で見かけます。
 花びらの先の方が桃色に染まっていて可愛い花です。
 葉の汁をつけると疣(イボ)が取れるといわれてイボクサと名付けられたようです。
イボクサ
田の畦道のような湿ったところで普通に見られるイボクサ
 写真を見るまでは雄しべが完全雄しべと仮雄しべの2種類に分かれているとは知りませんでした。
 ①完全雄しべ・・・花粉を出します。(青紫色の長いもの)
 ②仮雄しべ ・・・花粉は出しません。(赤紫色の短いもの)

イボクサ
花に出来るだけ近づいてマクロレンズで撮影したイボクサ。
 全ての雄しべで花粉を作らず役割分担をしているようです。詰まり,6本の雄しべで花粉を作るよりも虫を引きつける雄しべがあった方が少ないエネルギーで子孫を残せるので都合がよいと考えたのでしょう。

イボクサ
6本の雄しべの内,3本は長く残りの3本は短いイボクサの花。
 ツユクサには花粉を作る雄しべ,虫を引き寄せるために目立つ色をしている仮雄しべ,さらに花粉を作り虫を呼ぶ仮雄しべに似た雄しべがあります。これについては2014年7月19日(土)のブログ初夏の花6の最後に少し出ています。

イボクサ
青紫色の雄しべは長く花粉を作る完全雄しべ,赤紫色の雄しべは花粉は作らない雁雄しべのイボクサの花。

仮雄しべ 虫を呼ぶため ついている

科名 ツユクサ科
分布 北海道,本州,四国,九州,沖縄
高さ 20~30㎝
花期 8~10月
特徴 葯が青紫色で長いものが完全雄しべ,赤紫色で短いものが仮雄しべで,それぞれ3本ずつあります。花は一日でしぼみます。


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tag : イボクサ

フデリンドウ

2015年3月5日(木)
フデリンドウ   撮影日:2007/04/29,05/02

 リンドウ科のフデリンドウを紹介します。
 リンドウ科の花を写すには晴天の日に出かけないと開いた花を写すことはできません。これらの写真はフデリンドウに日光が当たり,花が開くまで待っていて写したものです。朝早く出かけたので未だ,光が当たらない内に到着したからです。
フデリンドウ
多くの花にピントが合うように絞って写したフデリンドウ
 蕾のときや花が閉じているときの様子が筆先のようなので,フデリンドウと名付けられたようです。

フデリンドウ
花にだけ光が当たり背景の部分には光が当たらないように日陰にして写したフデリンドウ。
 フデリンドウとハルリンドウは似ていますが根元を見れば分かります。根元に根生葉が無ければフデリンドウです。私が住んでいる近くで,観察されるものはフデリンドウばかりです。

フデリンドウ
マクロレンズで出来るだけ近づき柱頭にピントを合わせて写したフデリンドウ。だから花以外はぼけて写っています。

リンドウは 光当たれば 花開く

科名 リンドウ科
分布 北海道,本州,四国,九州
高さ 5~10㎝
花期 4~5月
特徴 花は光が当たっているときだけ開きます。ハルリンドウと似ていますが,ロゼット状の根生葉がありません。


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tag : フデリンドウ

トウゴクサバノオ

2015年3月4日(水)
トウゴクサバノオ   撮影04/12~04/22 場所:北茨城市
画像をクリックすると大きくなります。

 キンポウゲ科のトウゴクサバノオを紹介します。
 白くて花びら(花弁)のように見えるものが萼(がく)です。花びらは小さくて軍配の形をしています。黄色から黄橙色をしています。トウゴクサバノオを最初に撮ったときは何処にピントを合わせたらよいか分かりませんでした。
トウゴクサバノオ
白くて大きく見えるものが萼(がく),黄色く見えるのが花びらであるトウゴクサバノオ
 何枚か撮っている内に一番奇麗な花弁に会わせて撮ると見応えのある写真が撮れることに気がつきました。それが最初の写真です。
 この植物の実はT形でそれを鯖の尾に見立ててトウゴクサバノオと名付けました。

トウゴクサバノオ
初めは何処にピントを合わせたらよいか分からなかったトウゴクサバノオの花。
 植物の写真を撮るには風の吹かない朝の内が最適だと思っていましたので,朝早く出かけました。でも,何としたことでしょう。花は一株も咲いていません。がっかりして眺めている内に「光が当たらないと花が開かない。」ことに気がつきました。近くにある花を写しながら光が当たるのを待ちました。

トウゴクサバノオ
花を取り囲んでいる葉が可愛いく形が面白いトウゴクサバノオ。

花の色 白色でなく 黄橙

科名 キンポウゲ科
分布 本州(宮城県以南),四国,九州
高さ 10~20㎝
花期 4~5月
特徴 光が当たると開花します。


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tag : トウゴクサバノオ

ウスミドリコバネナミシャク

2015年3月3日(火)
ウスミドリコバネナミシャク  撮影日:2013/03/15,2014/03/20,2015/03/03 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のウスミドリコバネナミシャクを紹介します。
 毎年,3月に入ると,このような蛾が勿来の関では見られます。前翅をよく見ると,個体差がありますが薄緑色の地に波打つ褐色の線が走っているのが分かります。
ウスミドリコバネナミシャク
薄緑色の地に褐色の筋模様が並ぶウスミドリコバネナミシャク
 地の色が薄緑色なので,ウスミドリコバネナミシャクと呼ばれるのでしょう。
 黒い小黒点は外横線についているのも,離れているのもいます。
 外横線の外側には波打つ模様があります。こんな模様があるのはナミシャク亜科の仲間です。

ウスミドリコバネナミシャク
薄緑色の地は個体差が大きいウスミドリコバネナミシャク。
 黒褐色の筋模様には次のような特徴が見られます。
 ①一番内側の線は四ヶ所で直角に曲がっています。
 ②前翅後縁近くには二対の太い黒線があります。
 ③外縁に沿って対になっている黒点が7組並んでいます。

ウスミドリコバネナミシャク
外横線に小黒点がついているのも,離れているのもいるウスミドリコバネナミシャク。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 ウスミドリコバネナミシャク
 大きさ 開張25~29mm,前翅長17mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 3月
 特徴 小黒点は外横線につくものも離れるものもあります。一番内側の線は前縁近くで直角に曲がります。

薄緑 個体差大で 迷います


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tag : ウスミドリコバネナミシャク

マンサク

2015年3月2日(火)
マンサク   撮影日:2003/03/21,03/26,2007/03/03 場所:北茨城市

 マンサクを紹介します。
 真っ先に咲くので「まず咲く」なまりマンサクになったといわれるマンサクです。

マンサク
小さく丸まっている黄色い花弁は,兵庫県の淡路島が生産量日本一である「吹き戻し」の玩具に似ているマンサク
 ある植物学者は幣(四手)に似て縁起が悪いので縁起を担いで万作・満作にしたのだろうと話しております。

マンサク
小さく丸まっていた花弁が伸びて長くなったマンサクの花。
 私の住んでいる地域では万作が咲き終わってから一週間程でカタクリやイワウチワが満開を迎えます。

マンサク
花が終わってから葉が出てくるマンサク。細い花弁なので満開でも豊年満作の感じがしないです。

マンサクは まず咲くなまり まんさくに



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tag : マンサク

イワウチワ

2015年3月1日(日)
イワウチワ

 イワウチワを紹介します。
 イワウチワとカタクリが満開を迎えるのは,差があると思っていました。
 ところが,一緒に満開を迎えることを知り驚きました。それは,ある年の春の出来事でした。毎年,カタクリを見て帰っていましたが,少し足を伸ばして進んでいくと桃色の可愛い花が前方に咲いていました。近寄ってみると,何とイワウチワではありませんか。
イワウチワ
もう少し色が濃ければよかったのですが選り好みばかりしていると写さずに終わることになるイワウチワ
 このイワウチワにも,個体差がありまして花の色が薄いものから濃いものまであります。写真を始めた頃は見つけたらすぐ写していました。家で写真を見ると奇麗に写っていないのでがっかりしました。

イワウチワ
桃色の濃いイワウチワ。花の後ろに葉が来るように写しました。

イワウチワ
白っぽい色でしたが形がよかったイワウチワ。
 それから,見つけてもすぐ写さず奇麗に咲いている花を探してから写真を撮るようにしました。桃色の濃いイワウチワが好きなので,あちこち探します。どちらかというと白っぽいイワウチワの方が多くなかなか桃色が濃いものは見つかりません。

イワウチワ
上手い具合に淡い光が当たり奇麗に写せたイワウチワ。
 私はすぐイワウチワとイワカガミを混同してしまいますが,高山植物のイワカガミは私が住んでいる近くには分布していません。
 葉が団扇(うちわ)に似ているのでイワウチワ,葉の表面に光沢があるのでイワカガミと名付けられたようです。

イワウチワ
上の花よりも色気がよかったのですが左側の花の開きが悪かったイワウチワ。

イワウチワ 共に満開 迎えてる



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