アトキハマキ

2015年1月31日(土)
アトキハマキ  撮影日:2012/10/16,2013/06/11 場所:勿来の関

 ハマキガ科のアトキハマキを紹介します。
 今までの写真を整理いていました。すると,昨日紹介したチャハマキに似た画像が出てきました。両者を比べているうちに違いを見つけました。
アトキハマキ
翅頂に円みがあり外側に出張る雌のアトキハマキ
 その違いは次の通りです。
 アトキハマキ雌と雄
  ①翅頂に円みがあって外側に出張っています。
  ②その円みのある部分(青矢印)の色が濃くなっています。雄は中心部分が濃く(赤矢印)なります。

 チャハマキの雌と雄
  ③雌も雄も翅頂が外側に出張らず,円みを帯びません。
  ④雄は前縁褶があり,更に前翅前縁中央近くに二つの黒褐色紋があります。

アトキハマキ
その円みがある部分は褐色が濃くなっている雌のアトキハマキ。
 私はなぜこの蛾がアトキハマキというのか分かりませんでした。しかし,展翅されたアトキハマキを見た,なのいわれが分かりました。それは,後翅の前縁寄り縦半分が黄色だったからです。それでアトキハマキ(後黄:後翅が黄色の意味です。)と名付けられたのでしょう。

 以前にアトキハマキの雄について投稿<記事はこちら>しています。

アトキハマキ
雄のアトキハマキも翅頂に円みがあります。その円みの中心が濃くなっています。

 科名 ハマキガ科
 和名 アトキハマキ
 大きさ 開張 ♂17~25mm ♀21~30mm
 食餌動植物 幼虫はリンゴ、ナシ、サクラ、モミジ、モミ、ミヤマシキミ、フタリシズカ、ドクダミ、イヌシデの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~9月
 特徴 雄と雌では斑紋が違います。

翅頂に アトキハマキは 円みあり


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tag : アトキハマキ

チャハマキ

2015年1月30日(金)
チャハマキ  撮影日:2012/08/23,8/30 場所:勿来の関

 ハマキガ科のチャハマキを紹介します。
 ハマキガ科の多くはカメラを近づけると,逃げてしまう習性があるのでそっと近づいて写しました。
 写した蛾を見て疑問がわいてきました。ショールの様な物が前翅前縁に見られたからです。ネットで調べると「前縁褶」(赤矢印で示した物)ということだけしか分かりませんでした。この前縁褶が大きくて立派なほど雌にもてるのだろうと私は思いました。丁度たてがみが立派な雄ライオンが群れのボスになるのと同じです。
チャハマキ
前縁褶(赤矢印)と褐色紋(青矢印)が二つ並んでいる雄チャハマキ
 このチャハマキは雄と雌では形も紋の様子も違います。
 雄の特徴は次のようです。
 ①前縁褶(赤矢印)があります。
 ②前翅前縁中央に褐色紋(青矢印)が二つ並んでいます。
 ③前翅中央下寄りに大角雄牛紋(角が大きい雄牛の顔の様な紋)があります。

チャハマキ
前翅中央下よりに小角雄牛紋だけしかない雌チャハマキ。
 雌の特徴は次のようです。
 ①前翅中央下寄りに小角雄牛紋(角が小さい雄牛の顔の様な紋)があるだけです。
 ②前翅長が雄より7mm程度大きいです。

チャハマキ
前翅中央下よりに大角雄牛紋がある雄チャハマキ。

 科名 ハマキガ科
 和名 チャハマキ
 大きさ 開張 ♂20~27mm ♀27~36mm
 食餌動植物 幼虫はチャ、ネムノキ、クマノミズキの葉を食べます。何でも食べるようです。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,沖縄
 出現月(羽化する月) 3~11月
 特徴 雄雌で形・斑紋が違います。

肩掛けを 雄がかけてる チャハマキは


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tag : チャハマキ

ウコンカギバ

2015年1月29日(木)
ウコンカギバ  撮影日:2010/09/24、 2012/10/16~18 場所:勿来の関

 カギバガ科のウコンカギバを紹介します。
 このウコンカギバは,マエキカギバと前翅の形が似ていましたので,カギバガ科の仲間だとすぐ分かりました。前翅の翅頂が物を引っかける鉤のような形に曲がっているので,名前の語尾にカギバと付きます。
ウコンカギバ
カギバガ亜科には翅頂が鉤状に曲がる蛾が多いウコンカギバ
 ショウガ科ウコンの黄色い根茎に翅の色が似ていることからウコンカギバと名付けられたようです。
 よく見ると白紋が前翅には三つ,後翅には二つあります。前翅外縁近くに黒い紋が二つ並んでいるのがウコンカギバの特徴です。

ウコンカギバ
白紋が前翅には三つ,後翅には二つ並んでいるウコンカギバ。
ウコンカギバ
更に,外縁近くに黒い紋が二つ並んでいるウコンカギバ。
ウコンカギバ
ショウガ科ウコンの根茎のような黄色い翅なのでウコンカギバと名付けられた。

 科名 カギバガ科
 和名 ウコンカギバ
 大きさ 開張30~45mm
 食餌動植物 幼虫はシラカシ、アラカシ、アカガシ、コナラ、クヌギ、シイの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~10月
 特徴 

翅の色が 黄色でウコン 名付けられ



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スカシカギバ

2015年1月28日(水)
スカシカギバ  撮影日:2011/09/24、9/25 2012/10/25 場所:勿来の関・平潟

 カギバガ科のスカシカギバを紹介します。
 HP「四国産蛾類図鑑」で,このスカシカギバを見たときに,このような蛾が本当にいるのだろうかと思いました。存在しているならこの目で見たいと思っていました。南国にいる蛾のように思え,会えないだろうと思っていました。
スカシカギバ
薄褐色のグラデーションが奇麗なスカシカギバ
 ところが,勿来の関の外灯に止まっているのを見つけたときには目を疑ってしまいました。でも,高いところに止まっていて手が届かず困ってしまいました。棒がありましたが,短くて届きません。蛾の上の方に放り投げて蛾を落としやっと捕獲することができました。飛んで逃げなかったのが不思議です。
 ネットで調べると寒い北海道にも分布していることが分かり,全国で見られる蛾だと知ることができました。

スカシカギバ
しかし,私には透けた部分が骸骨の目のようで不気味に見えるスカシカギバ。
 何といっても,この蛾の特徴は,前翅中央に見られる透けた部分です。私には,この部分がどうしても骸骨の目に見えてしまい好きになれないでいます。
 しかし,薄褐色のグラデーションが奇麗な蛾だと感じています。
 二枚目・三枚目の写真を見ますと腹部が曲がっているのに気が付きます。左右対称に見えると昆虫だと天敵に見破られてしまうので,わざわざ曲げているという説があります。

スカシカギバ
腹部を曲げて止まっているのは昆虫だと思われないようにしているというスカシカギバ。

 科名 カギバガ科
 和名 スカシカギバ
 大きさ 開張24~31mm
 食餌動植物 幼虫はクヌギ、シラカシ、ウバメガシ、アラカシ、カンボクの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄
 出現月(羽化する月) 5~10月
 特徴 幼虫は鳥の糞に擬態しています。

色調が 奇麗な蛾だと 思えども


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クロミスジシロエダシャク

2015年1月27日(火)
クロミスジシロエダシャク  撮影日:2011/10/09,10/16 2012/10/16 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のクロミスジシロエダシャクを紹介します。
 勿来の関では10月に入ると観察される蛾の数がめっきり減ってしまいます。そのような頃に,この蛾が壁に止まっていたので嬉しくなりました。
クロミスジシロエダシャク
何故か道路の上に止まっていたクロミスジシロエダシャク。明るい所なので翅が真っ白に写っています。
 しかも,前翅には白地に黒縦縞の模様があり,後翅には黒と黄の斑模様があって鮮やかな蛾でしたのでしばらくの間,眺めていました。細工が細かいことには,前翅と後翅の縁毛がそれぞれ黒白と黄色です。

クロミスジシロエダシャク
こちらは建物の中にいたクロミスジシロエダシャク。前翅と後翅の縁毛が奇麗に写っています。
 名のいわれは,黒い三筋の縞模様がある白地のエダシャクという意味でしょう。最後の写真をクリックすると触角が櫛歯状になっているのが分かるのでこの蛾は雄です。
勿来の関にはハクウンボクは見られませんが,エゴノキはぽつぽつと生育しているので,このクロミスジシロエダシャクが観察されるのでしょう。

クロミスジシロエダシャク
片方だけ出ている触角を見ると櫛歯状になっていますので雄と分かるクロミスジシロエダシャク。
画像をクリックして見て下さい。


 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 クロミスジシロエダシャク
 大きさ 開張34~40mm
 食餌動植物 幼虫はエゴノキ・ハクウンボクの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
 出現月(羽化する月) 8~10月
 特徴 ♂の触角は櫛歯状、♀ではほぼ糸状

鮮やかや 白地に黒と 黄の紋が


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アカハラゴマダラヒトリ

2015年1月26日(月)
アカハラゴマダラヒトリ  撮影日:2014/05/05 場所:勿来の関

 ヒトリガ科ヒトリガ亜科のアカハラゴマダラヒトリを紹介します。
 この蛾によく似たものにキハラゴマダラヒトリがいます。前翅に見られる黒斑は個体差が大きく多いものも少ないものもいます。ですから,前翅を写しただけでは種を同定することはできません。
アカハラゴマダラヒトリ
翅の黒斑の様子だけでは同定できないアカハラゴマダラヒトリ。個体差が大きいからです。
 そこで,腹部背を写して何色なのか確認しなければなりません。2枚目の写真から腹部背が赤いことが分かったので,この蛾は,アカハラゴマダラヒトリだと喜んでいました。
 ところが,腹が赤いキハラゴマダラヒトリがいるということが分かりびっくりしました。

アカハラゴマダラヒトリ
腹部背が赤いアカハラゴマダラヒトリ。しかし,腹部が赤いキハラゴマダラヒトリがいるので困ってしまいました。
 これでは見分けがつかないと困っていたら,前足の付け根の節がアカハラゴマダラヒトリは赤であることが分かりました。2枚目・3枚目の写真から前足の付け根の節が赤であることが分かり,やっと同定することができました。

アカハラゴマダラヒトリ
アカハラゴマダラヒトリは前足付け根の節が赤いのでアカハラゴマダラヒトリであると同定できました。
 ところで,2枚目以降の写真は腹の写真を撮ろうとして,私がマツの葉につかませて移動しようとしたら途中で落ちてしまいそのまま動かなくなった状態を撮った写真です。このように,この仲間は触られると死んだ振りをするそうです。

アカハラゴマダラヒトリ
ヒトリガの仲間はこのように動きを止めて敵を欺くアカハラゴマダラヒトリ。

 科名 ヒトリガ科ヒトリガ亜科
 和名 アカハラゴマダラヒトリ
 大きさ 開張35~38mm
 食餌動植物 幼虫はサクラ、ナシ、クワなどの葉を食べるようです。
 分布 本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 4,6~7,8~9月
 特徴 ・黒い斑紋は個体差が大きい。
     ・少数ですが腹の黄色いアカハラゴマダラヒトリや腹の赤いキハラゴマダラヒトリが存在するので、腹部だけでは種を判断できないそうです。

あら不思議 触れたら死んだ 振りをする


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tag : アカハラゴマダラヒトリ

クロフシロヒトリ

2015年1月24日(土)
クロフシロヒトリ  撮影場所:勿来の関

 ヒトリガ科ヒトリガ亜科のクロフシロヒトリを紹介します。
 細長の黒斑模様が淡いクリーム色の地にあるのでクロフシロヒトリ(黒斑白火取)と名付けられたと思われます。黒の斑模様を囲むように黄色の縁取りが見られます。
黒い縦縞模様が並び,白・黒・黄・赤が見られる色彩豊かな蛾に見えます。
クロフシロヒトリ
細長い黒縦筋がいくつも並んで素敵に見えるクロフシロヒトリ。 2014/05/05
 黒い触角は左右に櫛歯が並んでいて拡大して見ると奇麗です。
 足も触角も黒いので,少し不気味に感じています。

クロフシロヒトリ
白・黒・黄・赤と4つの色が見られる色彩豊かなクロフシロヒトリ。 2014/05/08
 HP「みんなで作る日本産蛾類図鑑」には幼虫の食餌動植物は掲載されていませんでしたが,HP「山陰蛾類図鑑」によると幼虫はサクラ・ナシ・クワなどの葉を食べるようです。

クロフシロヒトリ
足も黒く触角も黒いので何となく不気味な感じのクロフシロヒトリ。 2013/05/12
クロフシロヒトリ
画像をクリックすると大きくなります。触角の櫛歯が左右に並んでいて奇麗に見えるクロフシロヒトリ。 2013/05/20

 科名 ヒトリガ科ヒトリガ亜科
 和名 クロフシロヒトリ
 大きさ 開張37~42mm
 食餌動植物 幼虫はサクラ、ナシ、クワなどの葉を食べるようです。
 分布 本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~6月
 特徴 

黒い斑が 沢山並ぶ 奇麗さや


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マドガ

2015年1月24日(土)
マドガ  撮影日:2014年5/22~5/31 場所:勿来の関

 マドガマドガ亜科のマドガを紹介します。
 前翅後翅にある半透明の白紋を窓に見立て,マドガと名が付いています。蛾の仲間としては珍しく昼行性です。勿来の関では,ハルジオンの花に止まり花の蜜を吸っている姿をよく見かけました。
マドガ
腹端から細長い棒状のものが出ていないので雌のマドガ。
 福島県いわき市の山間部で見たのが最初の出会いでした。開張16mm程度の小さな蛾でしたが,黒地に白色と黄色の紋様がある奇麗な蛾です。胸部背に3本の橙縦縞があり腹部には2本の白横縞があるのでアクセントになり目立ちます。

マドガ
腹端に丸みがあるので雌のマドガ。
 その後,しばらく会えませんでした。山奥に行かなければ会えないものと諦めていましたが,ハルジオンの花に集まる昆虫を写しているうちにマドガを偶然見つけました。でも,ハルジオンの花に止まっているマドガを撮るのは至難の技です。ハルジオンの花は風に揺れ,カメラを近づければマドガは逃げるからです。

マドガ
腹端から細長い棒状のものが出ているので雄のマドガ。
 撮った写真を見ているうちに,腹端の違いに気づきました。1・2枚目のように腹端に丸みがあるものと,3・4枚目のように細長い棒状のものがついているものがいるのです。恐らく雄と雌の違いだろうと思いました。しかし,この違いについて触れているサイトが見つかりませんでした。
 やっと,Wikipediaに出ているのを見つけ投稿することができました。Wikipediaによりますと腹端に丸みがあるものは雌で,細長い棒状のものがついているものは雄だそうです。

マドガ
半透明の白紋を窓に見立ててマドガと名付けられました。

 科名 マドガ科マドガ亜科
 和名 マドガ
 大きさ 開張14~17mm
 食餌動植物 幼虫はヤボタンヅルの葉を食べます。成虫は花の蜜です。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~6,7~8月
 特徴 オスの腹端は細く棒状でメスの腹端は丸みがあります。昼行性で、花に集まります。

あら不思議 腹端違う 雄と雌


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tag : マドガ

モンシロツマキリエダシャク

2015年1月23日(金)
モンシロツマキリエダシャク  撮影場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のモンシロツマキリエダシャクを紹介します。
 一番最初に,この蛾を見たときは,三枚目・四枚目の写真のようなタイプでした。名前を調べるとモンシロツマキリエダシャクとありましたので,理解に苦しみました。それは,紋が白くなく黒かったからです。
モンシロツマキリエダシャク
茶褐色の翅で白紋のあるモンシロツマキリエダシャク。 2011/04/18
 その後,名前通りの白い紋の蛾に出会い,個体差が大きい種だと感じました。紋の外に翅の色も薄褐色から茶褐色まで変化に富んでいます。

モンシロツマキリエダシャク
薄褐色の翅で白紋のあるモンシロツマキリエダシャク。 2013/05/03
 このモンシロツマキリエダシャクは止まるときの触角の位置が変わっています。普通,シャクガ科の蛾が止まるときには触角を翅の下にします。
 ところが,モンシロツマキリエダシャクは触角を翅の上に乗せて見えています。私が撮った蛾だけなのかと思いネットで探しました。すると,触角を翅の下にして止まっているモンシロツマキリエダシャクは写っていませんでした。
 シャクガ科でこのような止まり方をするのはヒゲマダラエダシャクです。以前にこの蛾について投稿していますので見て下さい。

モンシロツマキリエダシャク
褐色の翅で黒紋があり,触角を翅の上に乗せて止まるモンシロツマキリエダシャク。 2014/04/10
 この蛾の前翅外縁が翅頂から半分程まで頭部の方へ切られたように凹んでいます。即ち,端(つま)が切られたような形になっているので名前にツマキリという言葉がつきます。

モンシロツマキリエダシャク
縁毛がほとんど無いので擦れた個体のモンシロツマキリエダシャク。 2011/04/30

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 モンシロツマキリエダシャク
 大きさ 開張40~44mm
 食餌動植物 幼虫はヤナギ科、カバノキ科、ブナ科、ニレ科、クワ科、クスノキ科、バラ科、ツツジ科、オトギリソウ、ゼンマイの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 4~6月
 特徴 前翅外横線外に大きな紋がありますが,個体差があって白紋も黒紋もあります。

珍しや 触角上に 乗せている


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tag : モンシロツマキリエダシャク

クロスジキリガ

2015年1月22日(木)
711クロスジキリガ  撮影日:2012/4/18,2013/4/23 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のクロスジキリガを紹介します。
 2012年と2013年続けて観察しました。どちらの年も4/18・4/23の4月中に見ています。年1回だけ,3月頃羽化する早春の蛾です。勿来の関は東北南端に位置するので,羽化が少し遅れるのだろうと思っています。
クロスジキリガ
単純な紋様で力強さを感じるクロスジキリガ
 一見,キンイロキリガ・スギタニキリガを思わせるような紋様をしています。名のいわれは,褐色に見える紋様を黒い筋に見立ててクロスジキリガと名付けたように思われます。

クロスジキリガ
黒ずんだ筋模様から名づけられたと思われるクロスジキリガ。
 開張38~45mmで中くらいの蛾ですが,紋様が単純なためか力強さを感じます。

クロスジキリガ
胸部と腹部の境の背に毛束が見られるクロスジキリガ。
クロスジキリガ
クロスジキリガ。

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 クロスジキリガ
 大きさ 開張38~45mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 本州,四国,九州,屋久島
 出現月(羽化する月) 3~月
 特徴 年1化,早春の蛾,蛹越冬。成虫は花の蜜を吸います。

格好は スギタニ級の 強さかな


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tag : クロスジキリガ

シロスジアオヨトウ

2015年1月21日(水)
シロスジアオヨトウ  撮影日:2011年9/12,2012年5/19 場所:勿来の関

 ヤガ科キリガ亜科のシロスジアオヨトウを紹介します。
 ほぼ翅中央にある逆さ八の字紋が目立つヤガ科の蛾です。黒っぽい地に緑色の斑紋が交ざり印象に残る蛾です。
シロスジアオヨトウ
ほぼ翅中央にある薄いクリーム色の逆さハの字が名のいわれになっているシロスジアオヨトウ
 名前ではシロスジアオヨトウになっていますが,逆さハの字紋は白というよりも薄褐色に見えます。

シロスジアオヨトウ
更に,緑色の斑模様も名のいわれに関わっているシロスジアオヨトウ。
 食餌動植物は,タデ科のイヌタデ・ギシギシです。これらの植物は勿来の関の道端にごく普通に見られる植物です。だから,もっと多く見ることができても不思議ではありませんが何故かあまり見られません。
 これらの写真は屋外で写したものです。ということは,灯火にはほとんど飛来しないので見かける機会が少ないのだと思われます。

シロスジアオヨトウ
食餌動植物が豊富にあるのにもかかわらずほとんど見かけないのは灯火に飛来しないからと思われるシロスジアオヨトウ。

 科名 ヤガ科キリガ亜科(旧ヨトウガ亜科)
 和名 シロスジアオヨトウ
 大きさ 開張45~52mm
 食餌動植物 幼虫はイヌタデ、ギシギシの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~6,8~9月
 特徴 新設されたキリガ亜科に移動(旧ヨトウガ亜科)しました。

目立つのは 逆さハの字と 緑色


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tag : シロスジアオヨトウ

シロオビクロナミシャク

2015年1月20日(火)
シロオビクロナミシャク  撮影日:2014年5/8 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のシロオビクロナミシャクを紹介します。
 シロオビクロナミシャクに出会ったのは,去年の6月2日午前10時30分頃でした。2011年からたった1回の出来事でした。前翅長12mm程度の小さな蛾でした。黒い地に白い線はコミスジに雰囲気が似ていましたが1本の太い縦筋と細い横筋だけでしたので嬉しくなってしまいました。未見の蛾と思えたからです。
シロオビクロナミシャク
白帯の数・形・太さには個体差が大きいシロオビクロナミシャク
 逃げられると予想して,あまり近寄らないで遠くからフラッシュを炊いて写しました。フラッシュを焚いたのは,ぶれるのを防ごうと思ったからです。しかし,未見の蛾に会えた嬉しさで手が震えてしまい,ぶれた写真がほとんどでした。

シロオビクロナミシャク
この個体は擦れた個体で縁毛が無いシロオビクロナミシャク。
 シロオビクロナミシャクは最後の写真のように木の柵に頭部を下にして止まっていました。見やすくするために,最初と二枚目の写真は180度回転させて掲示しました。この個体は縁毛が全然無く擦れた個体です。そうでなければ縁毛にある白黒の斑模様が見られるのに残念です。
 シロオビクロナミシャクは昼行性で花に止まって蜜を吸っている写真をネットで数枚見ています。

シロオビクロナミシャク
縁毛は白と黒の斑模様になっているシロオビクロナミシャク。外縁で微かに白くなっている部分が白い縁毛の所です。

 科名 シャチホコガ科ナミシャク亜科
 和名 シロオビクロナミシャク
 大きさ 開張22~27mm
 食餌動植物 幼虫はツルアジサイの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 5~7,9月
 特徴 本州以南亜種と北海道亜種とに分けてきましたが亜種扱いをしないことが妥当と考えるようになってきました。

白帯の 太さや形 様々だ


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tag : シロオビクロナミシャク

カバイロモクメシャチホコ

2015年1月19日(月)
カバイロモクメシャチホコ  撮影日:2012年6/26,7/1 場所:勿来の関

 シャチホコガ科のカバイロモクメシャチホコを紹介します。
 樺色の少し大きなシャチホコガ科の蛾です。樺色とはガマの穂のような赤みがかった黄色をいいます。
カバイロモクメシャチホコ
外縁の縞模様を見ると木目のはっきりした板切れのようなカバイロモクメシャチホコ
 横方向に何本も走る翅脈は木目に見え,外縁に沿って見られる何本もの褐色縞模様が年輪に見え,まさにカバイロモクメシャチホコに相応しい紋様です。特徴をよく捉えて名付けたものだと思います。

カバイロモクメシャチホコ
翅は屋根形に閉じているが腹端が覗いていないカバイロモクメシャチホコ。
 翅は水平に開かず屋根形にしているのでシャチホコガ科らしい格好ですが,腹端が翅の端から覗いていないところがシャチホコガ科らしからぬ姿です。

カバイロモクメシャチホコ
相当古くなった材木のように見えるカバイロモクメシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科
 和名 カバイロモクメシャチホコ
 大きさ 開張♂53~58mm,♀60mm
 食餌動植物 幼虫はサクラ類、ズミの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 7~8月
 特徴 

名のいわれ 外縁にある 模様から



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tag : カバイロモクメシャチホコ

カエデシャチホコ

2015年1月18日(日)
カエデシャチホコ  撮影場所:勿来の関

 シャチホコガ科のカエデシャチホコを紹介します。
 二枚目・三枚目の写真からは何の仲間か予想するのが難しいですが,最初の写真で腹端が覗いているからシャチホコガ科らしいと推測できます。その写真がなければ大きな集団のヤガ科から探すことになり苦労します。
カエデシャチホコ
少し開き加減の翅の間から腹端が覗いていてシャチホコガ科と推測可能なカエデシャチホコ。 2014/6/3
 名のいわれは幼虫がカエデ科の多くの植物を食べ,しかも,外横線の内側に見られるカエデの葉(五裂した模様)を思わせる紋から名付けられたと思っています。
 カエデシャチホコは紋様や色調は多少個体差があり別種かなと思ってしまうことがあります。

カエデシャチホコ
発達した櫛歯状の触角から雄と分かるカエデシャチホコ。 2014/6/3
 雄の触角は両櫛歯状の発達したもので,雌は糸状になっています。ですから,これらの写真のカエデシャチホコは雄です。これらの写真は勿来の関の灯火に飛来した蛾を写したものですが,灯火に飛来するのは,ほとんど雄の方で雌の飛来はあまりありません。種の繁栄のためには,羽化したところを離れずにいた方が安全で都合がよいからでしょう。

カエデシャチホコ
名のいわれになったと思われるカエデ紋が中央やや下に見られるカエデシャチホコ。 2013/6/13

 科名 シャチホコガ科
 和名 カエデシャチホコ
 大きさ 開張35~40mm
 食餌動植物 幼虫はトチノキ、カジカエデ、ヤマシバカエデ、ウリカエデ、イロハカエデの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~7,9月
 特徴 成虫は食べないようです。

名のいわれ カエデのような 紋からか


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tag : カエデシャチホコ

アカイラガ

2015年1月17日(土)
アカイラガ  撮影日:2013年8/1場所:勿来の関

 イラガ科のアカイラガを紹介します。
 前翅長が10mm程度の大きさですが,翅色が赤茶色でビロードの様に輝いて見える魅力的な小さな蛾です。頭部に近い方が濃く,外縁側は少し薄くなった赤茶色です。その境目に白線がVの字にあるのがアカイラガの特徴です。
アカイラガ
円らな瞳が可愛いアカイラガ
 イラガ科の仲間は,シャチホコガ科の仲間に止まり方が似ています。即ち,翅を屋根形に閉じて止まります。しかし,腹端が覗いていないのでシャチホコガ科と区別することができます。
 但し,ウストビイラガ・ムラサキイラガの様に腹端を上げる例外種もいます。ただ,イラガ科の体型は,シャチホコガ科のようにスマートでなく,ずんぐりむっくりしています。

アカイラガ
翅を屋根形にしてシャチホコガ科のように止まっていますが腹端が覗いていないアカイラガ。
 イラガ・ナシイラガ・クロシタアオイラガは刺さると毒液を注入する刺を持っています。刺が刺さるととても痛く,しばらく痛みが取れません。アカイラガの幼虫〈写真はこちら〉にも刺がありますが,経験がないので分かりません。
 一方,ドクガの毒針毛が刺さると痒みがしばらくの間止まりません。

アカイラガ
ビロードのように赤茶色に輝く翅色が奇麗なアカイラガ。
アカイラガ
成虫は食べないアカイラガ。

 科名 イラガ科
 和名 アカイラガ
 大きさ 開張20~27mm
 食餌動植物 幼虫はチャ、ウメ、モモ、カキ、クリ、クワ、ヤナギ、ダイコン、サツマイモ、サクラ、ソメイヨシノ、クヌギ、コナラ、コハウチワカエデ、ネジキの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 6~7,8~9月
 特徴 前翅にV字形の白線があります。

翅の色は 赤く輝き 目に留まる


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tag : アカイラガ

シャチホコガ

2015年1月12日(月)
シャチホコガ  撮影日:2011年5/1,6/29 場所:勿来の関

 シャチホコガ科のシャチホコガを紹介します。
 幼虫の格好が名前の由来になった蛾です。頭部と腹端を反らして止まっている姿は蛾の幼虫にはとても見えません。私は未だ幼虫には会っていませんので,詳しくは「星谷 仁のブログ」をご覧になって下さい。
シャチホコガ
触角が外に出ていて毛深いので一見ドクガ科のようなシャチホコガ
 最初に,シャチホコガを見て変だなと感じました。それは,後翅が前翅に重ならずはみ出ていたからです。いつ見てもはみ出ているので,後翅の幅が広いからなのだろうと思っています。
 翅は屋根形にして止まっていませんが,腹端が覗いているのでシャチホコガ科の仲間らしいと推測できます。

シャチホコガ
でも,腹端が覗いているのでシャチホコガ科を予測できるシャチホコガ。
 シャチホコガは一見,ドクガ科の仲間のように見えます。前足を前方に伸ばして止まっていて毛深いからです。発達している触角を出しているときは,ドクガのようです。幼虫の姿・止まっているときの格好が印象深い蛾です。

シャチホコガ
紋様の色には個体差があるシャチホコガ。

 科名 シャチホコガ科
 和名 シャチホコガ
 大きさ 開張50~60mm
 食餌動植物 幼虫はカエデ科、ニレ科、カバノキ科、クルミ科、ブナ科、ヤナギ科、バラ科、ミズキ科、シナノキ科、マメ科の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月)4~6,7~9月
 特徴 後翅が前翅からはみ出るようにして止まる。成虫は食べないようです。

シャチホコガ 後翅はみ出る 癖がある


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tag : シャチホコガ

キベリトガリメイガ

2015年1月15日(木)
キベリトガリメイガ  撮影日:2014年6/23 場所:勿来の関

 メイガ科シマメイガ亜科のキベリトガリメイガを紹介します。
 前翅長が9~10mmの小さな蛾です。でも,赤茶色の翅の縁に変化があって奇麗に見える蛾です。
キベリトガリメイガ
前翅前縁には白紋,外縁には濃い紅色の縁取りがあって黄色い縁毛が生えているので洒落て見えるキベリトガリメイガ
 前翅前縁には真ん中に黒点がある白紋が並んでいます。更に,外縁には濃い紅色の縁取りがあり,その外側には黄色の縁毛が生えているので洒落た感じがする蛾です。縁毛に黄色の毛があるのでキベリと名付けられたのでしょう。

キベリトガリメイガ
シャクガ科の蛾のように壁にべたっと張り付かず体を起こして立っているような姿で止まっているキベリトガリメイガ
 キベリトガリメイガはメイガ科の蛾なので,この科特有の以下のような習性が3つ見られます。
  ①体を起こして立っているような姿勢で止まります。
  ②腹端を上に上げています。
  ③触角を翅・腹部の上に乗せています。

キベリトガリメイガ
多くのメイガ科の仲間のように腹端を上げているキベリトガリメイガ。

 科名 メイガ科 シマメイガ亜科
 和名 キベリトガリメイガ
 大きさ 前翅長9~10mm
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,トカラ列島,奄美大島,沖縄
 出現月(羽化する月)  6~7月
 特徴 前翅黄色の縁毛は翅頂付近が幅広く次第に狭くなります。

洒落ている 前に白紋 並んでる


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マツカレハ

2015年1月14日(水)
マツカレハ  撮影場所:勿来の関

 カレハガ科のマツカレハを紹介します。
 翅が屋根形で腹端が出ているので,シャチホコガ科の仲間に見えてしまいますがカレハガ科の蛾です。がっちりした触角が見えているのがシャチホコガ科と違っています。
マツカレハ
ツガカレハと似ていて紛らわしいマツカレハ。一番外側の外横線の張り出しの違いで区別がつきます。 2014/7/6
 私は最初の写真は雌だと思っていました。それは焦茶色があって黒っぽく感じたからです。しかし,マツカレハの雌は 翅に茶色の部分がなく黒い地に白い筋があるのでこの写真の蛾は雄だと分かりました。そのうえ,めすの触角はこれほど発達していません。

マツカレハ
格好がシャチホコガ科に似ているが,がっちりした触角が目立っているマツカレハ。 2012/7/22
 マツカレハの翅の色には個体差があります。黄土色と茶色のもの・黄土色と焦茶色のもの・焦茶色と茶色のものがいるようです。
 ツガカレハと似ていますが,一番外側の線の外横線の様子で区別がつきます。マツカレハの外横線もツガカレハと同じく2つ外に張り出しています。でも,ツガカレハのは後縁に近い方の張り出し方が強いのです。しかも幅が細いのです。最初の写真のような感じなのですが,それよりもっと細く強く出ています。

マツカレハ
これら3匹は雄のマツカレハです。雌は黒地に白筋があります。 2012/7/15

 科名 カレハガ科
 和名 マツカレハ
 大きさ 開張♂45~60,♀70~90mm
 食餌動植物 幼虫はカラマツ、アカマツ、クロマツの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄
 出現月(羽化する月)  6~7,9~10月
 特徴 ツガカレハに似ています。外横線(一番外側の線)が途中で強く突起状に張り出していなければマツカレハです。

触角が しっかりしていて 区別でき


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tag : マツカレハ

ヒサカキハモグリガ

2015年1月13日(火)
ヒサカキハモグリガ  撮影日:2013年5/30 場所:勿来の関

 ハモグリガ科のヒサカキハモグリガを紹介します。建物の壁に前翅長5mm程度の小さな蛾が止まっていました。小さな蛾も変化があって面白いので,逃げられないようにカメラを近づけて撮りました。
ヒサカキハモグリガ
全くの偶然から名前が分かったヒサカキハモグリガ。この蛾のおかげでハモグリガ科の存在を知りました。
 小さい蛾は面白いかわりに名前調べが大変なのです。多くの種類があって何の仲間か,皆目見当がつかないからです。全くの偶然から似たような画像が見つかり名前がヒサカキハモグリガと分かりました。

ヒサカキハモグリガ
翅の外縁の方に紋様が集中しているヒサカキハモグリガ。
 この蛾の幼虫はヒサカキの葉に潜り込んで,皮と皮の間にある細胞を食べ回るので,その跡が透けた感じになります。まるでその跡が絵を描いたようなので,絵描き虫と呼んでいます。

ヒサカキハモグリガ
立ちより長い触角があるヒサカキハモグリガ。

 科名 ハモグリガ科
 和名 ヒサカキハモグリガ
 大きさ 開張8~10mm
 食餌動植物 幼虫はヒサカキの葉を食べます。
 分布 本州,九州
 出現月(羽化する月) 5~9月
 特徴 幼虫はヒサカキの葉に潜り内側のを食べます。その跡が絵を描いたようなので,その幼虫を絵描き虫と呼んでいます。

葉に潜り 透けた部分が 食べた跡

ヒサカキハモグリガ ハモグリガ科開張(mm)】 8-10分布】 本州,九州
出現月】 5-9食餌植物】ヒサカキ 幼虫は絵描き虫。糞は外に出す。




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tag : ヒサカキハモグリガ

クロスジシャチホコ

2015年1月12日(月)
クロスジシャチホコ  撮影日:2014年5/8 場所:勿来の関

 シャチホコガ科のクロスジシャチホコを紹介します。
 このクロスジシャチホコもシャチホコガ科特有の習性を示しています。即ち,翅を屋根形にして止まっています。更に腹端を外縁から覗かせています。
クロスジシャチホコ
前翅前縁中央の黒筋が目立つクロスジシャチホコ
 クロスジシャチホコの名のいわれは,前翅前縁中央に短い黒筋があるからだと思われます。

クロスジシャチホコ
翅を屋根形にして腹端を覗かせシャチホコガ科の習性を示すクロスジシャチホコ。
 幼虫はカバノキ、イヌシデ、アカシデ、ツノハシバミ、アサダ、クマシデ、サワシバ、ヤシャブシ、ヒメヤシャブシ、オオバヤシャブシなどの多くの種類の葉を食べますが,そのわりにあまり見かけないのが不思議です。イヌシデ・ヤシャブシしか勿来の関には見られないからでしょうか。

クロスジシャチホコ
写真を撮り続けていると翅を広げて飛び立つ用意を始めたクロスジシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科
 和名 クロスジシャチホコ
 大きさ 開張40~45mm
 食餌動植物 幼虫はカバノキ、イヌシデ、アカシデ、ツノハシバミ、アサダ、クマシデ、サワシバ、ヤシャブシ、ヒメヤシャブシ、オオバヤシャブシの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~6,8~9月
 特徴 

クロスジも 太い腹端 覗いてる


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tag : クロスジシャチホコ

ナカキエダシャク

2015年1月11日(日)
ナカキエダシャク  撮影場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のナカキエダシャクを紹介します。
 腹端を上げて止まるのはメイガ科に属する蛾ばかりではありません。シャクガ科に属する蛾にもその習性が見られます。このいい例がナカキエダシャクです。何故このような仕草をするのか私には分かりません。
ナカキエダシャク
腹端を高く上げて止まるナカキエダシャク。メイガ科だけでなくシャクガ科にも腹端を上げる蛾がいるのです。 2013/05/07
 ナカキエダシャクが勿来の関で見られるのは,五月中旬の頃です。黄褐色の翅に焦茶色の細い筋が走った蛾を見て,模様も姿も変わった蛾だと思いました。

ナカキエダシャク
沢山分布しているコナラやキイチゴを食餌動植物としているナカキエダシャク。 2013/05/15
 2011年から蛾の観察を続けていますが,ナカキエダシャクは毎年,観察されています。その理由として,食餌動植物のコナラやキイチゴが勿来の関には沢山分布しているからだと思っています。

ナカキエダシャク
毎年五月中旬に出現するナカキエダシャク。 2014/05/07

 科名 シャクガ科 エダシャク亜科
 和名 ナカキエダシャク
 大きさ 開張22~32mm
 食餌動植物 幼虫はコナラ,キイチゴの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 4~5,7~8月
 特徴 雄の触角は櫛歯状,雌は糸状です。

尻上げて 止まる姿に 目が留まる

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tag : ナカキエダシャク

ギンモンシャチホコ

2015年1月10日(土)
ギンモンシャチホコ  撮影日:2012年6/18 場所:勿来の関

 シャチホコガ科のギンモンシャチホコを紹介します。
 まだ一回しか出会ったことがない蛾です。翅の付け根近くに白紋があるだけの蛾ですが,地が焦茶色だけに白紋が銀色に輝いて見えます。落ち着いた色調ですが,黒褐色の筋模様がアクセントになっています。
ギンモンシャチホコ
翅を屋根形にし腹端を翅の外に出すというシャチホコガ科の習性を示すギンモンシャチホコ
 翅を屋根形にして止まり,腹端を外縁から出しているのでシャチホコガ科の仲間と分かります。
 HP「Mushi Navi」によると,成虫は餌を食べないとあります。このことはヤママユ科の成虫と同じで幼虫のときに蓄えた栄養で生きていると思われます。おそらく口は退化していると思われます。

ギンモンシャチホコ
成虫は何も食べずに活動するギンモンシャチホコ

 科名 シャチホコガ科
 和名 ギンモンシャチホコ
 大きさ 開張37~45mm
 食餌動植物 幼虫はハルニレ,オヒョウ,ケヤキ属の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5~6,7~8月
 特徴 成虫は食べないようです。雄の触角は鋸歯状,雌は糸状です。

成虫は 何も食べずに 活動し


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tag : ギンモンシャチホコ

トビギンボシシャチホコ

2015年1月9日(金)
トビギンボシシャチホコ  撮影場所:勿来の関

 シャチホコガ科のトビギンボシシャチホコを紹介します。
 茶褐色の地に流れ星を思わせる紋様がある蛾です。名前に付いているトビとは鳶色即ち,茶褐色を表しています。ですから,鳶色の銀星紋があるシャチホコガ科の蛾という意味になります。
トビギンボシシャチホコ
外縁の縁から腹端を覗かせているトビギンボシシャチホコ。その上,翅を屋根形にして止まっているのでシャチホコガ科だと分かります。 2012/06/09
 面白いことに昨日紹介したギンボシシャチホコもトビギンボシシャチホコも幼虫の食餌動植物はマメ科の植物です。
 ①ギンボシシャチホコの幼虫  ・・・ヌスビトハギ(草本)の葉を食べます。
 ②トビギンボシシャチホコの幼虫・・・ヤマハギ(木本)の葉を食べます。

トビギンボシシャチホコ
地の色が明るい茶褐色なので目を引くトビギンボシシャチホコ。 2011/07/03
 腹端が前翅外縁の外に出ていて(1枚目の写真),翅を屋根形にして止まっているのでシャチホコガ科に属する蛾だと予想がつきます。しかし,屋根形にして止まっているトビギンボシシャチホコに慣れてしまうと最後の写真のように少し翅を開かれてしまうと迷ってしまいます。

トビギンボシシャチホコ
翅を開いて止まっていると別種かと思ってしまうほど印象が変わるトビギンボシシャチホコ。 2011/07/06

 科名 シャチホコガ科
 和名 トビギンボシシャチホコ
 大きさ 開張30~38mm
 食餌動植物 幼虫はヤマハギの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 5,7~8月
 特徴 

翅を開き 止まっていると 迷います

トビギンボシシャチホコ シャチホコガ科 分布】 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現月】5,7-8 食餌植物ヤマハギ 開張(mm)】 30-38


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tag : トビギンボシシャチホコ

ギンボシシャチホコ

2015年1月8日(木)
ギンボシシャチホコ  撮影日:2011年5/25~6/8 場所:勿来の関

 シャチホコガ科のギンボシシャチホコを紹介します。
 この蛾に会ったのは,2011年の蛾に関心を持ち始めての頃でした。
 そのときは何の仲間か分かりませんでしたが,今なら以下の理由で何の仲間か分かるようになりました。
 ①翅を屋根形にして止まっています。
 ②腹端を翅より外に出しています。(二枚目の写真)
ギンボシシャチホコ
明るい橙色と銀星が目を引くギンボシシャチホコ
 このような格好で止まっていれば,シャチホコガ科を探せば速く見つかります。前翅中央付近に白っぽい色の周りに褐色の縁取りがある紋があります。この紋を銀星に見立ててギンボシシャチホコと名付けたように思われます。

ギンボシシャチホコ
ギンボシシャチホコ
翅を屋根形にして腹端を翅の外に出しているシャチホコガ科のギンボシシャチホコ。角のように見える毛束が頭部にあります。
 勿来の関には,道端の至る所にヌスビトハギが分布しています。実が実る秋には気をつけて歩かないとズボンにびっしりくっつき取るのが大変です。この植物の葉をギンボシシャチホコの幼虫は食べます。2011年以降ギンボシシャチホコに一度も会っていません。だから,もっと発生してもよいと思っています。

ギンボシシャチホコ
幼虫がヌスビトハギの葉を食べるギンボシシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科
 和名 ギンボシシャチホコ
 大きさ 開張26~32mm
 食餌動植物 幼虫はヌスビトハギの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~6,8月
 特徴 

銀星と 橙色に 目が止まる

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tag : ギンボシシャチホコ

チビマダラマドガ

2015年1月7日(水)
チビマダラマドガ  撮影日:2014/07/04 場所:勿来の関

 マドガ科のチビマダラマドガを紹介します。
 アミメマドガと同じマドガ科に属するので,もしかしてチビマダラマドガも暖かい地方で見られる蛾かもしれないと思い調べました。しかし,本州は青森市での記録が北限のようです。
チビマダラマドガ
青森市あたりが北限らしいチビマダラマドガ
 前翅長が10mm以下の小さい蛾です。勿来の関では,2011年からの四年間でたった一回しか観察されていません。しかし,北限と思われる津軽半島での灯火採集では多数飛来したそうです。食餌動植物が未だ分かっていない種なので,よく研究されていないようです。

チビマダラマドガ
青森市の灯火採集では多数飛来したようですが、勿来の関ではまだ一度しか観察されていないチビマダラマドガ。

 科名 マドガ科
 和名 チビマダラマドガ
 大きさ 前翅長8~10mm
 食餌動植物 幼虫の食餌動植物は未だ分かっていません。
 分布 本州(青森市で採集されています。),四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~7月
 特徴 

小さいが 網目模様が 奇麗なり


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tag : チビマダラマドガ

アミメマドガ

2015年1月6日(火)
アミメマドガ   撮影場所:勿来の関

 マドガ科のアミメマドガを紹介します。
 勿来の関でアミメマドガが見つかったので分布を調べると,日本海側では新潟県以南,太平洋側では伊豆半島以南になっていました。
アミメマドガ
私の発見で分布が一気に東北南部まで広がったアミメマドガ。 2013/05/13
 どちらかといえばこの蛾は暖かい地方の蛾といえますが,栃木県益子町高館山で1例,千葉県佐倉市佐倉城址公園でも発見されています。しかし,私がアミメマドガを見つけたことによって,この蛾の北限は一気に関東地方を越え東北地方南部まで広がったことになります。

アミメマドガ
何か憂いのある顔に見えるアミメマドガ。 2012/07/28
 2011~ 2013年まで毎年,観察されていますので偶然ではなく生息していると思われます。この意味において勿来の関での発見は大きな意義があります。
 勿来の関には,食餌動植物のヒサカキが沢山分布しています。だから,アミメマドガが分布しているのだと思っています。
 円い紋が目に,内横線が口に,翅頂付近の大小の長方形が笑窪に見えます。目の紋が歪んでいるので,何か悲しそうな表情に見えてしまいます。

アミメマドガ
勿来の関に食餌動植物のヒサカキが沢山生育しているため分布していると思われるアミメマドガ。 2011/08/01

 科名 マドガ科
 和名 アミメマドガ
 大きさ 開張24mm
 食餌動植物 幼虫はカキ、ヒサカキ、チャの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島,沖縄
 出現月(羽化する月) 5~6,7~8月
 特徴 翅頂付近に白紋があります。

網の目に 円や四角を ちりばめて 何か憂いの ある顔に見え


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tag : アミメマドガ

フユシャク

2015年1月5日(月)
フユシャク(冬尺蛾)   撮影日:2015/01/05 場所:勿来の関

 シャクガ科のフユシャクを紹介します。
 寒さが和らぎ久しぶりに勿来の関に行きますと新たに出現したフユシャク(冬尺蛾)が四種類見られましたので紹介します。フユシャク(冬尺蛾)とは,冬に成虫が発生するシャクガ科の総称をいいます。詳しくは<フユシャク図鑑>をご覧下さい。
 今回はすべて雄でしたが,これらの雌は翅が退化して腹部よりも短くなっています。

イチモンジフユナミシャク
①イチモンジフユナミシャク
分布:北海道~九州。出現月:11~1月。食餌動植物:広食性。普通種。
紋様・色は個体差があります。

ウスモンフユシャク
②ウスモンフユシャク
分布:北海道~九州。出現月:11~2月。広食性。普通種。
ウスバフユシャクやクロテンフユシャクに似ますが点が無いものが多いです。稀に薄い点がある個体もいるそうです。紋様が薄いのでウスモンフユシャクと名が付いたのでしょう。

シロオビフユシャク
クロテンフユシャク
③シロオビフユシャク
分布:北海道~九州。出現月:11~1月頃。広食性。普通種。

クロテンフユシャク
クロテンフユシャク
クロテンフユシャク
クロテンフユシャク
④クロテンフユシャク
分布:北海道~九州。出現月:11~2月頃と4月頃。広食性。普通種。
ウスバフユシャクに似るが外横線が「く」の字に折れます。

以前に掲載した記事の紹介
ナミスジフユナミシャクの記事はこちらです。

クロオビフユナミシャクの記事はこちらです。

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tag : フユシャク

アカジママドガ

2015年1月4日(日)
アカジママドガ   撮影場所:勿来の関

 マドガ科のアカジママドガを紹介します。
 空飛ぶ円盤の様な形をした蛾です。橙色して翅頂から翅頂へ走る赤い縞模様が目立ちます。それがアカジママドガと名が付いた所以でしょう。
 更に,細かい網目模様が目に留まります。
アカジママドガ
触角を見ても雄雌が分からないアカジママドガ。雄雌ともに糸状の触角だからです。 2011/04/27
 縁毛(翅の縁に生えている毛)には,ほぼ中央に褐色の筋が走り手が込んでいます。雄の蛾には発達した触角が見られることが多いですが,アカジママドガは雌雄とも糸状の触角を持っています。

アカジママドガ
赤い縞が横に走るアカジママドガ。これが名の所以と思われます。 2011/04/27
 幼虫はクリ,オニグルミ,ヤマモモ,フジの葉を巻いて内側から食べていくそうです。そうすることで簡単に見つからないようにして種の保存を図っているのでしょう。

アカジママドガ
縁毛には褐色の筋があるアカジママドガ。 2013/05/07

 科名 マドガ科
 和名 アカジママドガ
 大きさ 開張18~27mm
 食餌動植物 幼虫はクリ,オニグルミ,ヤマモモ,フジの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~6,8月
 特徴 葉を巻いて内部から食べます。触角は雄雌ともに糸状です。

赤縞と 網目模様が 目立ちたる

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tag : アカジママドガ

ウスマダラマドガ

2015年1月3日(土)
ウスマダラマドガ   撮影場所:勿来の関

 マドガ科のウスマダラマドガを紹介します。
 この蛾は,昨日紹介したマダラマドガより少し大きいです。褐色で網の目状の紋様があり似ていますが,翅頂付近に鉤状の白紋があるので一目で区別がつきます。
ウスマダラマドガ
前翅翅頂付近に白紋があって一目で違いが分かるウスマダラマドガ。 2012/06/22
 更に,翅中央の横縞模様が目立ち,根元から半分以上も褐色なマダラマドガと紋様が違います。名のいわれは,おそらく後翅が白っぽく見えることから付いたものと思われます。

ウスマダラマドガ
翅中央にある横縞模様が目立つウスマダラマドガ。 2012/06/20
 食餌動植物は,ウルシ科のハゼノキ・ツタウルシ・ヤマハゼですが,勿来の関にはツタウルシが普通に分布していますのでウスマダラマドガが見られると思っています。

ウスマダラマドガ
後翅が白っぽく見えることから名前にウス(薄)が付いたと思われるウスマダラマドガ。 2011/06/23

 科名 マドガ科
 和名 ウスマダラマドガ
 大きさ 開張20~25mm
 食餌動植物 幼虫はハゼノキ,ツタウルシ,ヤマハゼの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 7~8月
 特徴 翅頂付近に白紋があります。

似ているが 紋があるので 見分けられ

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tag : ウスマダラマドガ

マダラマドガ

2015年1月2日(金)
マダラマドガ   撮影場所:勿来の関

 マドガ科のマダラマドガを紹介します。
 翅を水平に広げて止まるので大きく見えますが,前翅長10mm程度の小さな蛾です。網の目状の紋様がある褐色の蛾です。
マダラマドガ
網目模様のある褐色のマダラマドガ。 2011/05/16
 マドガ科の蛾は変わった止まり方をします。壁にぴったり吸い付くように止まるシャクガ科に対して頭部を壁から離すように起こして止まります。ホソガ科と同じ止まり方をします。その様子を写した写真は,「勿来の関で見られた蛾1」〈記事はこちら〉の後半に載っています。

マダラマドガ
翅の色や紋様は個体差があるマダラマドガ。 2012/08/10

マダラマドガ
頭部を壁から離すように起こして止まるマダラマドガ。 2012/08/11

 科名 マドガ科
 和名 マダラマドガ
 大きさ 開張16~21mm
 食餌動植物 幼虫はアラカシの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 4~5,6~8月
 特徴 頭部を起こして止まります。

マドガ科は 頭部起こして 止まります

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tag : マダラマドガ

マンレイカギバ

2015年1月1日(木)
マンレイカギバ オガサワラカギバ   撮影場所:勿来の関

 カギバガ科カギバガ亜科のマンレイカギバとオガサワラカギバを紹介します。
 この蛾は一目で何の仲間か分かってしまう種です。前翅頂が鉤(ものを引っかけるのに使う先端が曲がったもの)状に曲がっているからです。翅が鉤状に曲がっているものはカギバガ科に属します。
マンレイカギバ
前翅頂が鉤状に曲がっているので一目でカギバガ科と分かるマンレイカギバ。 2012/05/17 
 この蛾にはオガサワラカギバという似ている種類の蛾がいます。植物の世界にも必ずと言っていいほど似ている種類のものが存在するのと同じです。
 両者の違いは前翅中央よりも少し前縁に寄った所にある横脈点の数にあります。
  横脈点の数 1つ・・・マンレイカギバ
  横脈点の数 2つ・・・オガサワラカギバ

マンレイカギバ
横脈点に1つしか黒点がないのでマンレイカギバと分かります。  2012/05/17
 マンレイカギバの意味は分かりませんが,オガサワラカギバの方は発見された所が小笠原諸島だったと思われます。

オガサワラカギバ
横脈点に2つ黒点があるのでオガサワラカギバです。 2011/05/18

 科名 カギバガ科カギバガ亜科
 和名 マンレイカギバ
 大きさ 開張25~35mm
 食餌動植物 幼虫はカマツカの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 5~6,7~8月
 特徴  前翅横脈上に1個の黒点があます。

同定は 黒点の数 一つなり


 科名 カギバガ科カギバガ亜科
 和名 オガサワラカギバ
 大きさ 開張33~38mm
 食餌動植物 幼虫はサワシバ,ツノハシバミ,オニグルミの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 6,7~8月
 特徴  前翅横脈上に2個の黒点があます。

同定は 横脈点が 二つなり

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