ナカウスエダシャク
2014年12月11日(木)
ナカウスエダシャク 撮影場所:勿来の関
シャクガ科エダシャク亜科のナカウスエダシャクを紹介します。
外横線が大きく波打ち内横線との間が白っぽいのでフタヤマエダシャクと似ています。
しかし,雌も雄も後翅の模様と色が前翅に似ず,無地(外横線・亜外縁線は見られますが)なのでフタヤマエダシャク(昨日の記事をご覧下さい。)と区別することができます。

触角が糸状なので雌のナカウスエダシャク。後翅は無地なのでフタヤマエダシャクと区別がつきます。 2013/05/24
このナカウスエダシャクは変わった習性を2つ持っています。
一つは雌も灯火に飛来してくることです。灯火に飛来するのは,ほとんどが雄で雌が飛来することは滅多にありません。だから私が写した蛾は大部分雄です。

これも触角が糸状なので雌のナカウスエダシャク。雌なのに明かりに飛来する珍しい習性があります。 2013/06/08
もう一つは,止まったとき触角を翅の下に隠すようにする種が多いのに,翅の外に出したままの個体の方が多いのです。

触角が櫛歯状なので雄のナカウスエダシャク。画像をクリックすると大きくなります。
フタヤマエダシャクと違い後翅は無地です。 2013/05/23
内横線と外横線の間がうっすらと白いのでナカウスエダシャクと名付けられたのでしょう。

これも触角が櫛歯状なので雄のナカウスエダシャク。4枚の写真とも全て触角を出したまま止まっています。シャクガ科の大部分は翅の下に隠すようにして止まるので,これも珍しい習性です。 2014/06/02
科名 シャクガ科エダシャク亜科
和名 ナカウスエダシャク
大きさ 開張26~34mm
食餌動植物 幼虫はマツ、ブナ、バラ科、ツバキ科、ツツジ科の葉を食べます。
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
出現月(羽化する月) 5~7,9月
特徴 ♂の触角は櫛歯状,♀は糸状です。雌には黒化異常型が発生します。
珍しや 雌も明かりに 飛んでくる
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シャクガ科エダシャク亜科のナカウスエダシャクを紹介します。
外横線が大きく波打ち内横線との間が白っぽいのでフタヤマエダシャクと似ています。
しかし,雌も雄も後翅の模様と色が前翅に似ず,無地(外横線・亜外縁線は見られますが)なのでフタヤマエダシャク(昨日の記事をご覧下さい。)と区別することができます。

触角が糸状なので雌のナカウスエダシャク。後翅は無地なのでフタヤマエダシャクと区別がつきます。 2013/05/24
このナカウスエダシャクは変わった習性を2つ持っています。
一つは雌も灯火に飛来してくることです。灯火に飛来するのは,ほとんどが雄で雌が飛来することは滅多にありません。だから私が写した蛾は大部分雄です。

これも触角が糸状なので雌のナカウスエダシャク。雌なのに明かりに飛来する珍しい習性があります。 2013/06/08
もう一つは,止まったとき触角を翅の下に隠すようにする種が多いのに,翅の外に出したままの個体の方が多いのです。

触角が櫛歯状なので雄のナカウスエダシャク。画像をクリックすると大きくなります。
フタヤマエダシャクと違い後翅は無地です。 2013/05/23
内横線と外横線の間がうっすらと白いのでナカウスエダシャクと名付けられたのでしょう。

これも触角が櫛歯状なので雄のナカウスエダシャク。4枚の写真とも全て触角を出したまま止まっています。シャクガ科の大部分は翅の下に隠すようにして止まるので,これも珍しい習性です。 2014/06/02
科名 シャクガ科エダシャク亜科
和名 ナカウスエダシャク
大きさ 開張26~34mm
食餌動植物 幼虫はマツ、ブナ、バラ科、ツバキ科、ツツジ科の葉を食べます。
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
出現月(羽化する月) 5~7,9月
特徴 ♂の触角は櫛歯状,♀は糸状です。雌には黒化異常型が発生します。
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