10月に見られた蛾

2014/10/31(金)
10月に見られた蛾   撮影年:2014 場所:勿来の関

 10月に見られた蛾を紹介します。

トガリバナミシャク
①トガリバナミシャク(シャクガ科 ナミシャク亜科) 10/18
 後翅外縁が滑らかでなく,きざぎざになっています。
 開張27~29mmと中くらいの大きさの蛾ですが,前翅を左右に水平に開いて止まるので大きく見えてしまいます。

ニッコウトガリバ
②ニッコウトガリバ(カギバガ科 トガリバガ亜科) 10/29
 ムラサキトガリバに似ていますが,ニッコウトガリバは胸部背に黒い毛束があるので横から写した写真があれば簡単に見分けられます。

ウスチャヤガ
③ウスチャヤガ(ヤガ科 モンヤガ亜科) 10/30
 10月14日から出現し始め,沢山の個体が見られる蛾です。
 幼虫はギシギシ,イタドリ,ヨモギ,キリ,カラスノエンドウの葉を食べるそうです。これらの植物はどこでも普通に生育しているものですから,ウスチャヤガの出現数が多いと私は考えています。
 私はこの蛾をウスチャガと覚えていました。しかし,あるときよく見たらウスチャヤガと成っているのを見て驚きました。普通どの科に属する蛾か分かるように語尾に科名や亜科名を付けていることが,そのときから分かりました。

オオトビモンシャチホコ
④オオトビモンシャチホコ(シャチホコガ科) 10/30
 ドクガ科を思わせるような毛むくじゃらの足です。鳶色(茶褐色)の紋が胸部にあり,コトビモンシャチホコより大きいのでオオトビモンシャチホコと呼ばれるのでしょう。

ケンモンミドリキリガ
⑤ケンモンミドリキリガ(ヤガ科 ヨトウガ亜科) 10/31
 縁毛及び頭や胸の周りの毛が奇麗に揃っているので羽化後間もない個体と思われます。そのような個体はこの写真のように鮮やかな緑色をしています。この緑色は時間が経つにつれて薄れていきます。

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ナカジロネグロエダシャク

2014年10月30日(木)
ナカジロネグロエダシャク   撮影場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のナカジロネグロエダシャクを紹介します。
 勿来の関売店前にも外灯があります。灯火に飛来した蛾がアジサイの葉裏に隠れています。どんな蛾かなと思いながら葉をめくると,大きな蛾が1m先の歩道に飛び移りました。カメラの設定をしていると作業中の方が脇を通りすぎ逃げられてしまいました。やっとのことで探し当てて写すことができました。残念ながらこの蛾は事故で後翅の一部を無くしていました。
ナカジロネグロエダシャク
前翅のつけ根と外縁近くが黒くその間が白いのでナカジロネグロエダシャクと呼ばれています。 2012/11/19
 前翅長を測ると22mmしかなく見た目より意外に小さい蛾だと思いました。これは前翅を左右に開いた方が大きく見える錯覚だと思います。
 ウラギンシジミは狂ったように速く飛び回りますが,このナカジロネグロエダシャクはひらひらとゆっくり飛びます。

ナカジロネグロエダシャク
前翅を左右に広げているので大きく見えるナカジロネグロエダシャク。 2012/11/15
頭と外縁に近い所が黒くその間が白いのでナカジロネグロエダシャクと名付けられたと思われます。
「みんなで作る日本産蛾類図鑑」では四国は分布に入っていませんが,「四国産蛾類図鑑」に載っていますので四国も入れました。

ナカジロネグロエダシャク
ネグロエダシャクと似ていますが,中横線も大きさも違うナカジロネグロエダシャク。 2014/10/30

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ナカジロネグロエダシャク
 大きさ 前翅長22mm,開張35~41mm
 食餌動植物 分かっていません。 
 分布 北海道,本州,四国
 出現月(羽化する月) 10~11月
 特徴 ネグロエダシャクに似ています。

見た目より ナカジロネグロ 小さいぞ

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ナカジロトガリバ

2014年10月29日(水)
ナカジロトガリバ   撮影日:2014/10/28,10/29 場所:勿来の関

 カギバガ科トガリバガ亜科のナカジロトガリバを紹介します。
 ヒメナカジロトガリバの写真は2014/10/25に撮影しましたが,その後連続してナカジロトガリバと思われる蛾を4匹見つけました。
 先日,ヒメナカジロトガリバを紹介した記事で,「前翅長15mmと短く勿来の関にはマメザクラが分布しないのでヒメナカジロトガリバと考えられます。」という文を書きました。しかし,理解できない事実とぶつかり困ってしまいました。
ナカジロトガリバ
何と10/28には同じ建物の中に3匹も止まっていたナカジロトガリバ。
 今日載せた写真の蛾の大きさは前翅長19mm以上なのです。特に,最後の蛾の前翅長は何度測っても20mmでした。従って,これらの蛾はナカジロトガリバだということになります。

ナカジロトガリバ
どれも前翅長が19mm以上あったナカジロトガリバ。
 問題は幼虫が食べる食餌植物です。「みんなで作る日本産蛾類図鑑」によるとそれは,マメザクラになっています。
 しかし,勿来の関には分布していません。ヤマザクラ・ソメイヨシノオオシマザクラ等のサクラ類は見られますので,これらを食べているとしか考えられません。

ナカジロトガリバ
食餌植物のマメザクラは分布していないのでヤマザクラ・ソメイヨシノオオシマザクラ等のサクラ類を食べているとしか思えないナカジロトガリバ。
ナカジロトガリバ
念のために何回も前翅長を測りましたが20mmあったナカジロトガリバ。

 科名 カギバガ科トガリバガ亜科
 和名 ナカジロトガリバ
 大きさ 前翅長18~22mm
 食餌動植物 幼虫はマメザクラの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,'対馬
 出現月(羽化する月) 10~11月
 特徴 ヒメナカジロトガリバににています。

おそらくは 桜の仲間 食べている

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tag : ナカジロトガリバ

オオハガタヨトウ

2014年10月28日(火)
オオハガタヨトウ   撮影日:2014/10/19~28 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のオオハガタヨトウを紹介します。
 褐色の地に焦茶色の紋がある地味な蛾です。でも,前翅長22mmと大きめの蛾なので気を付けて探せば見つかります。
オオハガタヨトウ
外縁から頭の方に立ち上がって見える槍のように鋭く尖ったものを歯形に見立てたと思われるオオハガタヨトウ
 最初は,前翅中央にある大きな黒紋を歯形に見立てていましたが,外縁から頭の方に立ち上がっている数本の鋭く尖った槍状のものを歯形に見立てて名付けたと思うようになりました。

オオハガタヨトウ
この蛾の触角は棒状になっているオオハガタヨトウ
 オオハガタヨトウの横顔を狙って撮った写真を見ると前翅が合わさる部分から突き出た黒い毛束が2つ見られます。何のために毛束があるのか知りたいのですが不勉強のため理由は分かりません。
 オオハガタヨトウの幼虫の食餌植物はあまり多くは見られないシオデ(ユリ科)です。そのためか,この蛾を載せているサイトは多くありません。

オオハガタヨトウ
黒い毛束が2つ前翅の合わせ目から出ているオオハガタヨトウ。

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 オオハガタヨトウ
 大きさ 前翅長22mm 開張43~47mm
 食餌動植物 幼虫はシオデの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 10~11月
 特徴 

オオハガタ 尖ったやりを 歯に見立て

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ヒメナカジロトガリバ

2014年10月27日(月)
ヒメナカジロトガリバ   撮影日:2014/10/25 場所:勿来の関

 カギバガ科トガリバガ亜科のヒメナカジロトガリバを紹介します。
 今から約3年前の2011/11/03にこの蛾を見ています。その間,3年間は観察されませんでしたので,出現数が少ないと思われます。
 シャクガ科に似ているトガリバガ亜科の蛾は同定に手こずります。トガリバガ亜科特有の特徴がないからです。今回は,ナミシャク亜科・エダシャク亜科を探しても見つからないので,もしかしてカギバカ科かもしれないと思いやっと探し当てました。
ヒメナカジロトガリバ
3年前からナカジロトガリバと誤解していたヒメナカジロトガリバ
 この蛾を載せているサイトが少なく同定に時間がかかりました。3年前にはこの独特の紋様をしている蛾はナカジロトガリバだけだと思っていました。ところがこの記事を書くために新たに調べるとヒメナカジロトガリバが存在しているではありませんか。両者を比べているうちにナカジロトガリバと思っていた蛾はヒメナカジロトガリバであることが分かりました。

ヒメナカジロトガリバ
ナカジロトガリバの食餌植物マメザクラが分布していないことと前翅長が15mmだったからです。前翅長を測定していたお陰でヒメナカジロトガリバと分かりました。
 私のカギバガ科のHPにナカジロトガリバと成っていたものは,ヒメナカジロトガリバであることに気が付きました。その根拠は次の通りです。
①ナカジロトガリバの食餌植物のマメザクラは勿来の関に分布していません。
②ナカジロトガリバの前翅長は18-22mmになっていますが,この蛾の前翅長は15mmです。
 近日中に私のHPのナカジロトガリバと成っているものをヒメナカジロトガリバと改めます。

ヒメナカジロトガリバ
資料が少ないヒメナカジロトガリバ。

 科名 カギバガ科トガリバガ亜科
 和名 ヒメナカジロトガリバ
 大きさ 前翅長15mm
 食餌動植物 分かっていません。
 分布 北海道,本州,千島列島
 出現月(羽化する月) 
 特徴 ナカジロトガリバににています。

前翅長 測っておいて 役に立ち

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ヒメヤママユ

2014年10月26日(日)
ヒメヤママユ   撮影日:2014/10/25 場所:勿来の関

 ヤママユガ科のヒメヤママユを今年最初に見たのは,10月17日でした。例年ですと11月になってから普通に見られるようになりますが,必ず一匹は一週間以上も早く出現する個体があることが不思議です。
 ヒメヤママユはサクラ・クリ・ミズキ・ウツギ・ガマズミ・カエデなどを食餌植物としています。これらの植物は勿来の関では普通に分布しているので,毎年複数回観察されます。
ヒメヤママユ
いろいろな樹木の葉を食べるので出現数が多いのでしょう。毎年複数回見られるヒメヤママユ
 ヒメヤママユは最初の写真のような状態で壁に止まっていました。何枚か撮った後で,ヤママユ科の蛾は後翅にも眼状紋があることを思い出したので前翅外縁付近を持ち上げて4つの眼状紋を写すことにしました。ぐずぐずしていると翅が下がり眼状紋が隠れてしまうので,すばやく写したのが2枚目の写真です。

ヒメヤママユ
後翅の眼状紋は前翅を頭の方に持ち上げると見られるようになるヒメヤママユ。
 9月になると外灯の周りにはクモの巣が目立つようになります。夏の頃は1つもなかったのに急に増えるから不思議です。ヒメヤママユやウスタビガ等の大型蛾を捕獲するためなのでしょう。栄養状態が良いクモはまるまる太っています。
 今日,ヒメヤママユがクモの巣にかかったいました。1匹のジョロウグモがその蛾の少し上の所でちょこちょこ動いています。何をしているのかと見ていると,やがて,餌食になったヒメヤママユが落ちてきました。固い翅は残ったままですが,柔らかい腹はありませんでした。
 ヒメヤママユの雄は触角が最後の写真のように発達しています。

ヒメヤママユ
触角が雄はこのように発達しているヒメヤママユ。画像をクリックすると大きくなります。

 科名 ヤママユガ科
 和名 ヒメヤママユ
 大きさ 前翅長43mm
 食餌動植物 幼虫はサクラ、ナシ、ウメ、クリ、クヌギ、ミズキ、ウツギ、カエデ、ガマズミ、ケヤキなど、いろいろな樹木の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 10~11月
 特徴 紋が不鮮明です。

翅に一つ 眼状紋が 付いている

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tag : ヒメヤママユ

ナガフタオビキヨトウ

2014年10月25日(土)
ナガフタオビキヨトウ   撮影日:2011/07/18 ,08/04 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のナガフタオビキヨトウを紹介します。
 「フタオビキヨトウ」という言葉が付く蛾はもう1種類います。その名はナガフタオビキヨトウといいます。
ナガフタオビキヨトウ
内横線(頭に近い方の線)が緩やかな曲線を描くナガフタオビキヨトウ
 ナガフタオビキヨトウの特徴は次の通りです。
 ①白紋が無く黒点があり紋は不鮮明です。
 ②内横線は前縁近くで急に曲がらず緩やかに曲がっています。

ナガフタオビキヨトウ
白紋は無く黒点があって紋は不明瞭のナガフタオビキヨトウ。
 ナガフタオビキヨトウの「ナガ」はどの部分を長いといっているのか分かりません。

ナガフタオビキヨトウ
明かりに飛来して,そのまま止まっているナガフタオビキヨトウ。

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 ナガフタオビキヨトウ
 大きさ 開張50~57mm
 食餌動植物 幼虫はビロードスゲの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 7~8月
 特徴 紋が不鮮明です。

ナガフタは 曲がりがゆるく 紋ぼやけ

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tag : ナガフタオビキヨトウ

ミヤマフタオビキヨトウ

2014年10月24日(金)
ミヤマフタオビキヨトウ   撮影日:2013/09/07 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のミヤマフタオビキヨトウを紹介します。
 ミヤマフタオビキヨトウは昨日のフタオビキヨトウに似ていて同定で苦労しました。写真を何回も見ているうちに次のような違いがあることに気付きました。
ミヤマフタオビキヨトウ
同定するときは白紋の形状に注目して下さい。白紋がチェック状ならミヤマフタオビキヨトウです。
 ミヤマフタオビキヨトウとフタオビキヨトウの違い。
 ①白紋が短くチェック状です。 ・・・ミヤマフタオビキヨトウ
 ②白紋が細長いです。     ・・・フタオビキヨトウ

ミヤマフタオビキヨトウ
ミヤマフタオビキヨトウ。昨日の画像と比べると白紋の違いに気付かれるでしょう。
 昨年初めて,ミヤマフタオビキヨトウを写しておりましたが,フタオビキヨトウと同じ種類であろうと思ってしまいました。今回記事を投稿するとき画像を再度確認すると別種であることが分かりました。

ミヤマフタオビキヨトウ
円らな瞳が可愛いミヤマフタオビキヨトウ。

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 ミヤマフタオビキヨトウ
 大きさ 前翅長21~24mm
 食餌動植物 幼虫はヌマガヤの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 活動月 7~8月
 特徴 フタオビキヨトウに似ていますが白い紋がチェック状になります。

フタオビと 紋の長さで 区別する

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tag : ミヤマフタオビキヨトウ

フタオビキヨトウ

2014年10月23日(木)
フタオビキヨトウ   撮影年:2011場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のフタオビキヨトウを紹介します。
 勿来の関では,その年によって見られるときと見られないときがあります。
フタオビキヨトウ
2本の黒筋を帯に見立ててフタオビキヨトウと名付けたと思われます。
私にはその2本に挟まれた濃い色の部分が帯に見えてしまいます。 09/01

 ミヤマフタオビキヨトウと似ています。違いは次の通りです。
 ①白紋が細長いです。     ・・・フタオビキヨトウ
 ②白紋が短くチェック状です。 ・・・ミヤマフタオビキヨトウ

フタオビキヨトウ
フラッシュを焚くと赤茶色になり,焚かないと黒茶色になるフタオビキヨトウ。 06/05
 蛾に興味を持ち始めた頃は,こんな簡単なことにも気づけませんでした。
 私のHPにもフタオビキヨトウの画像が載っています。<こちら>

フタオビキヨトウ
白紋が薄いですが細長いのでフタオビキヨトウと思われます。 06/05

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 フタオビキヨトウ
 大きさ 開張36~46mm
 食餌動植物 幼虫はヌマガヤ,オギ,ヨシ,ビロードスゲ,カワラスゲの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 活動月 5~6,9月
 特徴 2本の黒すじの間にある白い紋が細長い筋状になります。

黒筋と 長い白紋 目立ちたり

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tag : フタオビキヨトウ

10月に見られる植物4

2014年10月22日(水)
10月に見られる植物4  撮影日:2014/10/18~21場所:勿来の関・北茨城市

 10月に見られる植物を紹介します。

ホトトギス
①ホトトギス(ユリ科)
北茨城市周辺で見られるホトトギスの仲間はほとんどがヤマジノホトトギスです。ところが,今年になって初めてホトトギスを勿来の関で発見しました。
花弁の基部に黄橙の斑点があるので一目でホトトギスと分かります。
花弁にある紫の斑点がホトトギス(鳥)の腹の色に似ているので名付けられました。
ホトトギス

キッコウハグマ
②キッコウハグマ(キク科)
キッコウハグマの花は3つの小花からできています。先端がくるりと曲がっている花弁が5枚ずつ計15枚あります。桃色の棒状のものが前方に突き出ていますが,これが雌しべです。
 小さい花ですが,雌しべの色の美しさと花弁の形が面白いので皆さんも見つけて下さい。葉の形が亀の甲羅に似ているのでキッコウと呼ばれます。
以前の記事は<こちら>です。

ヤブコウジ
③ヤブコウジ(ヤブコウジ科) 今はサクラソウ科に入れられています。
夏,白い花を下向きに咲かせます。地下茎を伸ばしてふえるので群生しています。方言でジュウリョウ(十両)と呼んでいます。
マンリョウ(万両)と同じ仲間で赤い実が成ります。

ハマギク
④ハマギク(キク科)
青森県から茨城県の太平洋側に分布し,日当たりのよい場所に生育しています。
葉にはハマギク特有の臭みがありますが,多少虫に食われてしまいます。
同じく茨城県を南限にしているコハマギクも北茨城市には見られます。

ナギナタコウジュ
⑤ナギナタコウジュ(シソ科)
花穂が反り返り片側につく様子を長刀(なぎなた)に見立てて名付けられました。
どの図鑑にも「全体に強い香りがある。」と書かれていますが,私には香りというより強烈な臭みに感じます。

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tag : 10月に見られる植物4

ムラサキトガリバ

2014年10月21日(火)
ムラサキトガリバ   撮影場所:勿来の関

 カギバガ科トガリバガ亜科のムラサキトガリバを紹介します。
 窓枠の柱に見かけたことが無いような蛾が止まっています。縁に止まっていて前縁の様子が上手く撮ることができません。何枚か撮った後で撮りやすい場所に移しました。このとき元気のよいものは羽ばたき後,外へ飛んで行ってしまいますが,大人しく移された場所に止まっています。
ムラサキトガリバ
外横線と中央線の間が白いムラサキトガリバ。2014/10/20
 角度を変えて撮りながら,外横線と中央線の間が白く見える蛾は今まで見たことがないと思いました。
 一見して,シャチホコガ科の蛾と思いそこを探しました。残念ながら似ている画像ありません。次に,コヤガ類を調べましたが見つかりません。最後に,翅頂が尖って見えましたのでトガリバ亜科を探してやっと見つけました。

ムラサキトガリバ
色は個体変異が大きく下の蛾よりも全体的に白いムラサキトガリバ。2014/10/20
 ムラサキトガリバでした。以前に写したことがある蛾でした。以前の蛾は外横線と中央線の間が白くなく全体的に黒っぽい感じです。その外の紋様や筋模様はほとんど同じですが,同じ種類の蛾で随分印象が違うと感じました。
以前のムラサキトガリバの記事は<こちら>です。

ムラサキトガリバ
外横線と中央線の間が黒いムラサキトガリバ。2011/10/20

 科名 カギバガ科トガリバガ亜科
 和名 ムラサキトガリバ
 大きさ 開張31~38mm
 食餌動植物 幼虫はアラカシ,アカガシ,ミズナラ,コナラ,シラカシ,カシワの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 活動月 11月
 特徴 です。

色彩は 個体変異が 大きいぞ

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tag : ムラサキトガリバ

オオノコメエダシャク

2014年10月20日(月)
オオノコメエダシャク   撮影日:2012/11/05 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のオオノコメエダシャクを紹介します。
 この蛾は2012年に1回だけ見ている蛾です。ヒメノコメエダシャクの方が多く見
られます。それはヒメノコメエダシャクの食餌植物が豊富だからと思われます。
オオノコメエダシャク
中央線(3枚目の青矢印の所)がはっきりしているオオノコメエダシャク
 オオノコメエダシャクとヒメノコメエダシャクは似ていて同定するのに迷ってしまいます。そこで,見分けるポイントを2つ紹介します。
 ①オオノコメエダシャクの外横線(赤矢印)に黒点が点在しません。
 ②中央線が見られます。

オオノコメエダシャク
精悍な面構えのオオノコメエダシャク。
 一方,ヒメノコメエダシャク(最後の写真参照)の特徴は次の通りです。
 ①外横線(赤矢印)に黒点が点在しています。
 ②中央線がはっきりしていません。

オオノコメエダシャク
外横線(赤矢印)には黒点が点在していないオオノコメエダシャク。クリックすると大きくなります。
 前翅頂から外縁に沿って大きくえぐられている部分を鋸の目に見立ててノコメと名付けたのでしょう。
 幼虫は白黒の縞模様に橙色の斑紋がある派手なシャクトリムシです。その画像は,私のHP(こちら)に載っています。

ヒメノコメエダシャク
外横線(赤矢印)には黒点が点在しているヒメノコメエダシャク。クリックすると大きくなります。
中央線がはっきりしていません。 2013/11/04


 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 オオノコメエダシャク
 大きさ 前翅長31mm
 食餌動植物 幼虫はキブシ,ミツバウツギ,ゴンズイの葉を食べます。
 分布 北海道(南西部),本州,四国,九州,対馬
 活動月 10~11月
 特徴 晩秋に出現する大型のエダシャクです。

オオノコメ 外横線が 無黒点

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tag : オオノコメエダシャク

ヒメノコメエダシャク

2014年10月19日(日)
ヒメノコメエダシャク   撮影場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のヒメノコメエダシャクを紹介します。
 散歩の途中で,最初の建物の中を覗くと見覚えのある蛾が止まっています。前翅と後翅をあまりずらさずに止まるので三角形が2つ並んでいるように見えます。
ヒメノコメエダシャク
実際は左の翅が上になるように止まっていたヒメノコメエダシャク。 2014/10/19
 更に不思議なことには,翅が上下に並ぶようにして腹部を曲げて止まります。つまり,2枚目の写真では左右の翅が水平に写っていますが,実際は右へ90°回転させ顔が右を向いている状態で止まっていました。

ヒメノコメエダシャク
不思議にも腹端は地面の方に曲げて止まるヒメノコメエダシャク。 2013/11/04
 このとき不思議だなと思ったことがありました。それは腹部を曲げていることです。腹部が重くて重力で引かれるために曲がるのだと思っていました。
 しかし,水平に止まっていたときにも片方に曲がっていたので重力説では説明が付かなくなりました。
 あるブログで次のような考えがあるのを知りました。
 「腹部を真っ直ぐにしていると左右対称な形になり昆虫であることが天敵に知られてしまうので,わざと曲げている。」というのです。

 いろいろな植物の葉を食べるのでもっと多く観察されてもよいのに何故か見られる回数は少ないのです。

ヒメノコメエダシャク
前翅と後翅をあまりずらさずに止まるので三角形の翅が2つ並んでいるように見えるヒメノコメエダシャク。 2014/10/19

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ヒメノコメエダシャク
 大きさ 前翅長27mm
 食餌動植物 幼虫はブナ科,ニレ科,バラ科,ニシキギ科,ミズキ科,ツツジ科,エゴノキ科,カバノキ科,ミツバウツギ科,キブシ科の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 活動月 10~11月
 特徴 晩秋に出現する大型のエダシャクです。
     外横線は点列になることが多いです。

ヒメノコメ 縦に止まって 腹を曲げ

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tag : ヒメノコメエダシャク

シロシタバ

2014年10月18日(土)
シロシタバ   撮影日:2014/10/17 場所:勿来の関

 ヤガ科シタバガ亜科のシロシタバを紹介します。
 窓枠の上にとても大きな蛾がいました。前翅長を測ると何と43mmもありました。30mmあると大きいと感じますから,その大きさに驚きました。
シロシタバ
ぎざぎざの外横線がV字形になっているシロシタバ。そのようになっているのはシタバガ亜科の蛾です。
 前翅の模様を見ると外横線がぎざぎざでV字形になっているので,シタバガ亜科だと予想がつきました。
 以前に見つけたときは後翅の様子を撮っていませんでした。それで今回は写そうと思いましたが,翅を開いていませんので工夫しなければなりません。体に触れば驚いて逃げてしまいます。そこで袋詰めにすることにしました。

シロシタバ
更にシロシタバの外横線からは太い黒筋が外縁まで届いています。
 シロシタバは素直に袋に入ってくれました。ところが,前翅を開いてくれません。袋を上下に振ると羽ばたいた後で翅を開いたままで止まってくれました。翅は少し動いていたので翅頂付近がぶれて写っています。袋詰めは飛んで行ってしまわない点が長所ですが,袋の表面で光が反射してしまうので奇麗に取れない点が欠点です。

 今回の観察で,外横線から外縁に向かって黒太筋があるシタバガの仲間はシロシタバだと分かりました。

シロシタバ
名前通り後翅の地色が白いシロシタバ。しかも,2つの黒横帯があります。

 科名 ヤガ科シタバガ亜科
 和名 シロシタバ
 大きさ 前翅長43mm
 食餌動植物 幼虫はウワミズザクラ・イヌザクラを食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 活動月 7~10月
 特徴 地の白い後翅には2本の黒横帯があります。
     成虫は樹液や腐った果実を食べます。

シロシタバ 白地に2つ 黒い帯

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tag : シロシタバ

センブリ

2014年10月16日(木)
センブリ   撮影日:2014/10/17場所:勿来の関

 リンドウ科センブリ属のセンブリを紹介します。
林の中の道を歩いていると白い花にアブの仲間が止まって花粉を食べていました。その白い花を見ると清楚な感じがするセンブリです。
センブリ
白い花弁には青い筋が見られるセンブリ。蕾の外側にも筋が見られます。
 センブリの花弁にはゲンノショウコの花のように青色の筋があり素敵に見えるので写したいと思っていたのです。
 センブリの花弁は5枚が普通ですが,個体変異があって4枚のものもあります。

センブリ
花弁基部には,それぞれ2個ずつの黄緑色の蜜腺があるセンブリ。この蜜腺からは白毛が生えています。
 センブリの花弁基部には,黄緑色をした2個ずつの蜜腺があります。しかも,その蜜腺からは白毛が生えています。これも写したかったのです。この毛が生えている理由は,花粉の媒介をせずに蜜を食べてしまうアリなどの昆虫の進入を防ぐためらしいのです。

センブリ
白い花弁の数は普通5枚ですが,個体差があって右下の花のように4枚のもあるセンブリ。

 科名 リンドウ科センブリ属
 和名 センブリ
 大きさ 草丈10~20cm
 葉  対生
 分布 北海道~九州の日当たりのよい山野
 花期 8~11月
 特徴 葉の基部に白い毛が生えた蜜腺があります。

青筋と 毛の蜜腺が 素敵なり

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tag : センブリ

アカスジシロコケガ

2014年10月16日(木)
アカスジシロコケガ   撮影日:2014/09/24 場所:勿来の関

 ヒトリガ科コケガ亜科のアカスジシロコケガを紹介します。
 勿来の関で,灯火に飛来する方はほとんど雄ばかりです。4年間でたった1回,雌を見ただけです。雌は臆病なのかカメラを近づけただけで逃げられてしまいました。
アカスジシロコケガ
黒点が2つずつあるので雄のアカスジシロコケガです。
 雄は前翅に黒点が2つずつあります。雌は1つずつしかありません。赤い筋と黒点のみの簡単な紋様です。赤い筋が白い地に目立つので,アカスジシロコケガと名付けたのでしょう。

アカスジシロコケガ
地衣類を食べるアカスジシロコケガ。
 6~7月に羽化する個体は大きく,8~9月に羽化するものは小さいようです。

アカスジシロコケガ
雄は灯火に飛来しますが雌はほとんど来ないアカスジシロコケガ。

 科名 ヒトリガ科コケガ亜科
 和名 アカスジシロコケガ
 大きさ 開張一回30~38mm,二回20~30mm
 食餌動植物 幼虫は地衣類を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,沖縄
 活動月 6~7月,8~9月
 特徴 雄の黒点は2対ですが,雌は1対です。

黒点が 雄は2つで 雌1つ

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tag : アカスジシロコケガ

モクメクチバ

2014年10月9日(木)
モクメクチバ   撮影日:2014/10/12 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のモクメクチバを紹介します。
 建物の内壁に黒っぽい蛾が止まっています。あまり気乗りはしませんでしたが,写真を写しました。黒い蛾は際立った特徴が無く同定が困難と思ったからです。
モクメクチバ
黒い蛾と思っていたら,焦茶色でした。前翅前縁寄りに黒縦筋があるモクメクチバ
しかも,その筋の中に白点が3箇所あります。

 画像を見ると黒い翅色は焦茶色でした。そして前翅前縁寄りに黒い縦筋がありました。しかも,その縦黒筋の中に白点が3箇所あります。ここまで調べてからこの蛾は初見であることが分かりました。

モクメクチバ
外横線と外縁を結ぶ黒縦筋を木目に見立ててモクメクチバと名付けられたと思われます。
 ヤガ科だと予想がつきましたが何の仲間かまでは予想がつきません。こんなときはいつも「四国産蛾類図鑑」を利用しています。外横線中央辺りから外縁中央辺りに縦の黒い筋があるのを木目に見立てモクメクチバと名付けたように思われます。

モクメクチバ
今年初めて見つけた初見のモクメクチバ。

 科名 ヤガ科シタバガ亜科
 和名 モクメクチバ
 大きさ 前翅長20mm
 食餌動植物 幼虫は幼虫はニレ科(エノキ・ムクノキ)の葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,沖縄
 活動月 4~9月
 特徴 成虫は樹液や果実を食べます。

焦茶色 縦黒筋に 白点が

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tag : モクメクチバ

ノコメセダカヨトウ

2014年10月9日(木)
ノコメセダカヨトウ   撮影場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のノコメセダカヨトウを紹介します。
 建物の天井を見ると中央の焦茶色帯を挟むように上下が薄褐色の蛾が止まっていました。あまり見ない珍しい蛾です。ぶれないようにフラッシュを焚いて写しましたが,もっとはっきり撮りたくなりました。
ノコメセダカヨトウ
前翅長を測ると30mmもありました。20mmあると大きくて目立ちますが,
大変大きく存在感のあるノコメセダカヨトウ。 2014/10/14

 網に掴まらせて取るのが一番良いので,車から網を持って来ました。驚いて飛び回らないようにそっと網を近づけました。近づけ方を間違えてしまい蛾が飛び回ってしまいました。やっとの事で網の中に入れると,そのまま大人しくなりました。

ノコメセダカヨトウ
前翅前縁が上にめくれ上がっているように見えるノコメセダカヨトウ。それでセダカと呼ばれるのでしょう。 2014/10/14
 前に撮ったことがある蛾なら私のHP「北茨城・勿来 周辺の博物誌」→「蛾の図鑑」で探すのが速いので,ヤガ科を探しました。
 ノコメセダカヨトウという蛾であることが分かりました。
 ①最後の写真を見ると外縁が鋸の歯のようにぎざぎざになっています。
 ②更に,前翅後縁がめくれ上がって背が高くなっているように見えます。
 ①②の特徴からノコメセダカヨトウと名が付いたものと思われます。

ノコメセダカヨトウ
外縁が鋸の目のようにぎざぎざしているノコメセダカヨトウ。それで,鋸目の名が付いています。 2014/10/14
 前翅長を測ると30mmもありました。20mmあると大きいと感じますから,ノコメセダカヨトウは大変大きい蛾です。
 イタドリなどタデ科植物の葉を食べます。タデ科植物は勿来の関で普通に見られますから,もっともっと灯火に飛来してもよいのに何故か数は少ないです。

ノコメセダカヨトウ
紋様の個体差が大きいノコメセダカヨトウ。縁毛が奇麗に揃っているので羽化後間もない個体と思われます。 2011/07/06

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 ノコメセダカヨトウ
 大きさ 前翅長30mm
 食餌動植物 幼虫はイタドリなどタデ科植物の葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 活動月 6~8月
 特徴 成虫は樹液や腐った果実を食べます。
     斑紋は多様な変異があります。

大きいぞ 鋸目と背高 名のいわれ

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tag : ノコメセダカヨトウ

10月に見られる蛾

2014年10月13日(月)
10月に見られる蛾  撮影日:2014 場所:勿来の関

 10月に見られる蛾を紹介します。
ウストビモンナミシャク
①ウストビモンナミシャク(シャクガ科) 10/12
 腹端を頭の上まで上げて止まる驚きのポーズです。勿来の関では普通に見られます。

ウコンカギバ
②ウコンカギバ(カギバガ科) 10/05
 黄色いウコンのような色をしているのでウコンカギバと呼ばれるのでしょう。

ヒトツメカギバ
③ヒトツメカギバ(カギバガ科) 10/05
 ウコンカギバの翅頂のように曲がっていれば,カギバガ科と分かるのですが,ほとんど曲がっていない仲間がいるので名前探しに苦労します。

キバラエダシャク
④キバラエダシャク(エダシャク科) 10/10
 この蛾に光が当たると明るい茶色になるので奇麗に見えます。白い紋や外縁がえぐられたような形に惹きつけられます。

キアヤヒメノメイガ
⑤キアヤヒメノメイガ(ツトガ科) 10/11
 鏡に止まった蛾を写しましたので,下に見えるのは翅裏です。
 この蛾が,後翅が見えるように止まれば同定が速く済むのですが,このように閉じて止まると全く別の蛾に見えてしまいます。

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tag : 10月に見られる蛾

10月に見られた植物3

2014年10月12日(日)
10月に見られた植物3  撮影日:2014/10/12 場所:勿来の関

 10月に見られた植物を紹介します。
コマツナギ
①コマツナギ(マメ科)
 名のいわれについて図鑑には,「茎は細いが馬をつなげるほど丈夫なことによる」と載っています。
 けれども,手で引っ張れば切れてしまうほど茎は弱いのです。そこでいろいろ考えた結果次のような結論に達しました。
 馬はマメ科の植物が大好きです。
 道端にコマツナギがあると食べるために足を止めてしまいます。
 全部食べ終わるまで,動かなくなります。
 この状態をつなぎ止めていると見立てて「コマツナギ」といわれるようになったのだろう。
 偶然にも私と似たような考えの方がおりました。<記事はこちら>

ツルリンドウ花
②ツルリンドウの花(リンドウ科)
 花は平凡ですが,赤くてリンゴのような可愛い実が目を引きつけます。
ツルリンドウ実
②ツルリンドウの実(リンドウ科)

ウメモドキ
③ウメモドキ雌株(モチノキ科)雌雄別株
 雌株と雄株に分かれています。雌株のみ赤い実をつけます。葉が落ちても実はついていて人目を引きます。
 葉がウメに似ているのでウメモドキの名があります。

ガマズミ
④ガマズミ(バラ科)
 霜が降りてから,赤い実は甘くなるそうです。勿来の関にはミヤマガマズミという似た植物が生育しています。

コウヤボウキ
⑤コウヤボウキ(キク科)
 昔,高野山で箒の材料としていたのでこの名があります。
 ナガバノコウヤボウキと似ていますが,コウヤボウキは茎の先端に花をつけるので区別がつきます。

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tag : 10月に見られた植物3

10月に見られた植物2

2014年10月11日(土)
10月に見られた植物2  撮影日:2014/10/11 場所:北茨城市関本町・勿来の関

 10月に見られた植物を紹介します。
ツリフネソウ
①ツリフネソウ(ツリフネソウ科)
 時季が遅くなりましたが,じめじめした所に未だ,咲いていました。
 この花を最初に見たときは,花が宙づりになっていて驚きました。

セイタカアワダチソウ
②セイタカアワダチソウ(キク科)
 朝晩が寒くなってくると目立つようになる花です。養蜂家にとっては花の少ない時季に咲くので貴重な蜜源として喜ばれています。今から40年前には空き地という空き地はセイタカアワダチソウに占領されてしまうのではと心配されました。
 しかし,しばらくするとその勢いはなくなりました。根から出す毒で周りの植物を駆逐していましたが,やがてその毒に自分も降参する羽目になったからです。

ビワ
③ビワ(バラ科)
 初夏の頃,熟す黄色い実の花が,12月から1月の真冬の頃,咲いているのを見てびっくりしたことがあります。蕾は褐色の綿毛で包まれていて暖かそうです。
 枝の先に花が咲きますが,その数は100個前後だそうです。ですから,写真では左100個,右100個で合計200個前後の花がつくことになります。
 ビワの花には,とても良い香があります。品の良い香です。

カシワバハグマ
④カシワバハグマ(キク科)
 葉がカシワの葉に似ているのでカシワバハグマとよばれます。一見,木本のように見えますが多年草です。

フユノハナワラビ
⑤フユノハナワラビ(シダ植物:ハナヤスリ科ハナワラビ属)
 北茨城では10月上旬になると見られるようになります。日当たりの良い所に見られます。シダ植物なので花は咲きませんが,茎の先の小さな粒粒を花に見立ててフユノハナワラビと呼んでいます。
 下に見られる葉で栄養を作り,上には胞子嚢をつけます。

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tag : 10月に見られた植物2

10月に見られた植物

2014年10月10日(金)
10月に見られる植物  撮影日:2014/10/04 場所:北茨城市関本町・勿来の関
アゼムシロ
①ミゾカクシ(キキョウ科)別名アゼムシロ
 溝を隠すように繁茂するのでこの名があります。別名のアゼムシロは畦にむしろを敷いたように群生するからです。
 花の色は淡い紅色から少し濃い紅色のものまであります。
 サワギキョウと似た形をしています。葉・茎を傷つけると白い汁が出ます。

コナギ
②コナギ(ミズアオイ科)
 田の雑草で,コナギ近くの苗は養分を取られてしまい大きくなれません。
 花の色が青くてミズアオイに似ていますが,今は農薬でミズアオイは見られなくなりました。

ミゾソバ
③ミゾソバ(タデ科)別名ウシノヒタイ
 溝のような湿った所を好み群生します。別名のウシノヒタイは葉の形が牛の顔(額)に似ているからです。葉の長さが長いと,ミッキーマウスの顔に見えてしまいます。

ノブドウ
④ノブドウ(ブドウ科)
 花の時期には目立ちませんが,実をつける頃になると空色・赤紫・青紫・白色といった奇麗な実をつけるので目をひくようになります。

スズメウリ
⑤スズメウリ(ウリ科)
 赤く色づくカラスウリに比べると小さいのでスズメの名が付いています。

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tag : 10月に見られた植物

キタテハ

2014年10月9日(木)
キタテハ   撮影日:2014/10/08 場所:北茨城市関本町

 チョウ目タテハチョウ科のキタテハを紹介します。
 北茨城市関本町には庭いっぱいに花を植えている屋敷があります。いつ見ても奇麗な花が咲いています。それで,私は「花屋敷」と呼んでいます。
キタテハ
 「花ある所チョウあり」で今日(2014年10月8日)も何種類のチョウが飛び交っていました。その中でも,キタテハは背丈の低いマリーコールドで蜜吸いをしています。今がチャンスとばかりにパチリパチリと撮りました。
 蜜を吸いながら翅を閉じたり開いたりします。全開に合わせてパチパチと押します。閉じたときにもパチリと押し撮影終わりです。

前翅も後翅も外縁がえぐられたような形をしているキタテハ
キタテハ
翅裏は褐色で日陰にいると黒っぽく見えるキタテハ。「L」字紋が後翅中央にあります。
足は右側の3本の内2本しか見えません。それは前足が退化してしまったからです。これがタテハチョウの仲間の特徴です。

 キタテハの食草は空き地ならどこにでも生い茂るカナムグラです。ですから,幼虫の餌は至る所に沢山あります。そんな訳で見かけるのが多いのでしょう。以前に紹介した記事にキタテハとシータテハの見分け方<記事はこちら>が載っています。

キタテハ
シータテハとの1つの違いは前翅付け根に黒点があることです。詳しくは以前のキタテハの記事をご覧下さい。

 科名 チョウ目タテハチョウ科
 和名 キタテハ
 大きさ 前翅長22~34mm
 食餌動植物 幼虫はカナムグラの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島
 活動月 3~11月
 特徴 成虫は花の蜜や腐った果実(落ちた柿の実など)。
     初夏から真夏に現れる夏型は黄色,秋に現れて越冬する秋型は橙色です。

似ていても 前翅つけ根に 黒点が

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tag : キタテハ

マエベニノメイガ

2014年10月8日(水)
マエベニノメイガ   撮影場所:勿来の関
 ツトガ科ノメイガ亜科のマエベニノメイガを紹介します。
 この蛾を見る度,黄色・桃色・濃い紅色が見られ奇麗だと感じています。前翅長11mmと小さい蛾ですが,羽化したばかりのときは桃色が鮮やかで目が覚めるようです。
マエベニノメイガ
羽化したばかりのマエベニノメイガは鮮やかな桃色をしていて奇麗です。 2014/05/06
 マエベニノメイガの後翅は薄褐色です。それで,前翅が紅色の「ノメイガ亜科」の蛾という意味で,マエベニノメイガと名付けられたと思われます。

マエベニノメイガ
後翅は薄褐色で前翅だけが桃色のマエベニノメイガ。 2012/05/16
 マエベニノメイガの食餌植物はオオムラサキシキブとなっています。この植物の分布を調べますと東海地方以西となっています。少なくとも北海道から東北には,分布していないと思われます。
 ところが,それの葉を食べる蛾の方は,北海道まで分布しているというのですから矛盾を感じます。
 勿来の関にはムラサキシキブが普通に見られます。更に,北海道まで分布しています。
 そこで私が思うのには「マエベニノメイガはムラサキシキブも食べる。」ということです。

マエベニノメイガ
北海道から沖縄まで分布しているムラサキシキブも食べていると思われるマエベニノメイガ。 2014/05/06

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 マエベニノメイガ
 大きさ 前翅長11mm
 食餌動植物 幼虫はオオムラサキシキブの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
 出現月(羽化する月)5~6月
 特徴 前翅のみ鮮やかな桃色をしています。

鮮やかな 紅色をした ツトガかな

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tag : マエベニノメイガ

エゾマダラウワバ

2014年10月7日(火)
エゾマダラウワバお面を被った蛾   撮影日:2014/08/28 場所:勿来の関

 ヤガ科キンウワバ亜科のエゾマダラウワバを紹介します。
 この蛾を載せているサイトはほとんどありません。見つけた人が少ないからだと思っています。オオマダラウワバ・ウスグロマダラウワバに似ています。散々迷いましたが,「富山県産蛾類博物館」→ヤガ科→キンウワバ亜科<画像はこちら>で調べた画像と似ているのでエゾマダラウワバといたしました。
エゾマダラウワバ
横から写すとやたらに頭が大きいエゾマダラウワバだと気付きました。目は赤矢印の所にあります。
 今日(2014年10月7日),ブログに載せるために写真をよく見て驚きました。なんと目だとばかり思っていたのが目では無いことが分かったからです。その偽の目にはご丁寧にも光っている部分まで付いています。細工が細かいことに感心してしまいます。では,本物の目はどこに付いているのでしょう。ずっと下の赤矢印の所です。目・鼻の分布が濃くその周りが薄褐色なのでお面を被っているようです。

エゾマダラウワバ
そこで前方から写したエゾマダラウワバです。何とお面を被っているようなので驚きました。偽の目には光っている部分まで付いている手の込みようです。
 エゾマダラウワバの同定にはてこずりました。腹端が翅から覗いているのでシャチホコガ科を調べましたが直ぐ違うことが分かり,ヤガ科を探すことにしました。あちこち探すと時間が掛かるので私のHP「北茨城・勿来 周辺の博物誌」→「蛾の図鑑」→「ヤガ科」を調べているうちにキンウワバ亜科に似ている画像「オオマダラウワバ」がありました。それを手がかりにエゾマダラウワバを見つけ出しました。

エゾマダラウワバ
上から見ると腹端が翅から覗いているエゾマダラウワバ。こんなときにはシャチホコガ科或いはヤガ科に属する可能性が大きいです。
エゾマダラウワバ
外灯に止まっていたエゾマダラウワバを移動させたら羽ばたきを始めたので慌ててフラッシュを焚いて写しました。そのため翅の外縁の方はぶれています。

 科名 ヤガ科キンウワバ亜科
 和名 エゾマダラウワバ
 大きさ 前翅長14~16mm
 食餌動植物 分かっていません。
 分布 北海道,本州
 出現月(羽化する月)5~6月,7~8月
 特徴 面を被っているように見えます。

目が2対 お面を被る エゾマダラ

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ヨツモンマエジロアオシャク

2014年10月6日(月)
ヨツモンマエジロアオシャク   撮影場所:勿来の関

 シャクガ科アオシャク亜科のヨツモンマエジロアオシャクを紹介します。
 昨日紹介したヘリジロヨツメアオシャクとの違いが分かりますか。
 ①前翅前縁のみ縁が白く外の縁は茶色で縁取られています。
 ②前翅後角と後翅翅頂4つに白紋があります。
 ③前翅にある内横線と外横線は薄くてはっきり見えません。
ヨツモンマエジロアオシャク
4箇所にある白紋と前翅前縁のみ白いのでヨツモンマエジロアオシャクと名付けられました。 2011/06/24
 命名者は①と②に注目して名付けたと思われます。即ち,前翅後角と後翅翅頂に4つの白紋があり,前翅前縁が白いのでヨツモンマエジロアオシャクと名付けたのでしょう。

ヨツモンマエジロアオシャク
触角が櫛歯状になっているので雄のヨツモンマエジロアオシャクです。 2014/07/29
 最初の写真の蛾はおすです。それは触角が櫛歯状になっているからです。
 2番目の写真の蛾も同じ理由で雄です。拡大して見ると触角が櫛歯状になっているのが分かります。
 3番目の写真の蛾は触角が櫛歯状になっていないので雌です。

ヨツモンマエジロアオシャク
触角が櫛歯状になっていないので雌のヨツモンマエジロアオシャクです。 2014/07/02

 科名 シャクガ科アオシャク亜科
 和名 ヨツモンマエジロアオシャク
 大きさ 開張20~25mm
 食餌動植物 幼虫は,イヌマキ、ヤマモモ、ヤマハギ、マルバハギ、アカメガシワの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄諸島
 出現月(羽化する月)6~10月
 特徴 ♂の触角は櫛歯状,♀は微毛状です。

雄雌は 触角みれば 分かります

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ヘリジロヨツメアオシャク

2014年10月5日(日)
ヘリジロヨツメアオシャク   撮影場所:勿来の関

 シャクガ科アオシャク亜科のヘリジロヨツメアオシャクを紹介します。
 ヨツモンマエジロアオシャクと似ていて私の目には個体変異の大きい蛾に感じました。
 しかし,両者の写真を拡大すると次のような違いがあることに気付きました。
 ヘリジロヨツメアオシャク
 ①縁が白く縁取られています。
 ②腹部背に大白紋があります。
 ③前翅後角と後翅翅頂に茶紋・白紋があります。
ヘリジロヨツメアオシャク
翅の縁が白く縁取られているヘリジロヨツメアオシャク。腹部背に大白紋があります。 2013/08/13
 一方,ヨツモンマエジロアオシャクの方は
 ④縁が茶色で縁取られています。
 ⑤腹部背に茶紋と小白紋があります。
 ⑥前翅後角と後翅翅頂に白紋があります。

ヘリジロヨツメアオシャク
前翅後角と後翅翅頂に茶と白の紋があるヘリジロヨツメアオシャク。 2014/08/10
 食餌植物がコナラだけなのがヘリジロヨツメアオシャクで,一方,イヌマキ・ヤマモモ・ヤマハギ・マルバハギ・アカメガシワと多い方がヨツモンマエジロアオシャクです。それで,ヘリジロヨツメアオシャクはあまり多く見られません。

ヘリジロヨツメアオシャク
翅に各1つずつある黒点を目に見立ててヨツメと名付けられたヘリジロヨツメアオシャク。 2013/08/14

 科名 シャクガ科アオシャク亜科
 和名 ヘリジロヨツメアオシャク
 大きさ 開張22~31mm
 食餌動植物 幼虫は,コナラの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月)6~8月
 特徴 前翅後翅外縁が白く縁取られ,前翅前縁は特に白くて太くなっています。
     腹部背に白紋があります。

腹部背も 翅の縁白く ヘリジロと

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ウラギンヒョウモン

2014年10月4日(土)
ウラギンヒョウモン   撮影日:2014/10/04 場所:北茨城市

 チョウ目タテハチョウ科のウラギンヒョウモンを紹介します。
 いつも通る海岸通りでなく北茨城市関本町の方から勿来の関へ向かいました。途中,ジニア(ヒャクニチソウ)が咲いている畑がありました。花といえばチョウの仲間が蜜吸いに来ているはずです。近づくとセセリチョウの仲間・ヒョウモンチョウの仲間が蜜吸いをしているのが見えました。
ウラギンヒョウモン
翅表のヒョウモンの模様は残念ながら写せませんでしたが,翅裏の紋様の方が同定に役立つウラギンヒョウモン
 早速,ヒョウモンチョウを狙ってパチリパチリと撮りました。あいにくジニア(ヒャクニチソウ)の背丈が高く翅の表面は撮れませんでしたが,がっかりはしませんでした。翅表より翅裏が写っている写真の方がヒョウモンチョウ類は同定がしやすいからです。

ウラギンヒョウモン
多くの白紋が並んでいますが,それを銀に見立ててウラギンヒョウモンと名付けられました。
 写した写真を見たときに,後翅裏は白紋が多く白っぽいヒョウモンチョウだと感じました。初見のチョウなので嬉しくなりました。空色矢印(最後の写真)で示したように外縁に沿って白い白紋が並んでいます。この白紋の形がポイントです。半円形をしているので,このチョウはウラギンヒョウモンであると分かりました。
 翅裏にある白紋を銀に見立てて,ウラギンヒョウモンと名付けたのでしょう。

ウラギンヒョウモン
外縁に沿って並ぶ白紋(空色矢印)の形がポイントのウラギンヒョウモン。この白紋が半円形ならばウラギンヒョウモンです。

 科名 チョウ目タテハチョウ科
 和名 ウラギンヒョウモン
 大きさ 前翅27~36mm
 食餌動植物 幼虫は,タチツボスミレ,エゾノタチツボスミレ,スミレ,シロスミレの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月)6~7月,9月
 特徴 6月頃現れ真夏に夏眠し9月頃又活動するそうです。

翅の裏に 白紋多く ウラギンと

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エグリヅマエダシャク

2014年10月2日(木)
エグリヅマエダシャク   撮影日:2014/10/01 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のエグリヅマエダシャクを紹介します。
 前翅長を測ると25mmある少し大きな蛾です。
エグリヅマエダシャク
前翅外縁が2箇所えぐられたような翅形のエグリヅマエダシャク
 前翅翅頂から外縁の方に,2つえぐられたような形があるのでエグリヅマエダシャクと呼ぶのでしょう。ここでいうヅマは漢字の端(ヅマ)で,はしの意味です。

エグリヅマエダシャク
今回であった蛾は逆立ちしているような姿で止まっていたエグリヅマエダシャク。
 今回会ったエグリヅマエダシャクは2枚目の写真のように逆立ちをしているような格好で壁に止まっていました。
 様々な樹木の葉を食べるので普通に見られる蛾です。

エグリヅマエダシャク
いろんな樹木の葉を食べるので普通に見られるエグリヅマエダシャク。

 科名 シャクガ科 エダシャク亜科
 和名 エグリヅマエダシャク
 大きさ 開張42~49mm
 食餌動植物 幼虫は、チャ,サクラのほかブナ科,ミズキ科,ツツジ科,スイカズラ科など,さまざまな樹木の葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,沖縄
 出現月(羽化する月)4~6月,9~11月
 特徴 

翅をえぐり 逆立ちしてる シャクガかな

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ソトジロコブガ

2014年10月2日(木)
ソトジロコブガ   撮影日:2014/10/02 場所:勿来の関

 コブガ科のソトジロコブガを紹介します。
 前翅長8mm程度の小さな蛾です。初めはガラス窓に止まっていました。逆光で写した場合と同じく写すものが黒くなって,はっきり写りません。
 そこで近くに落ちている松の葉で翅に軽く触れると床に落ちる前に横飛びして消えてしまいました。でも,外に逃げ出した気配はありませんでした。
 こんなときには周りを見回すに越したことはありません。周りを見回していると何か動くものがいます。先ほどの蛾です。今度は柱に止まったので上手く写せると思い近付きました。

ソトジロコブガ
小さい蛾でしたが黒横線に沿って薄桃色の帯がある初見のソトジロコブガで嬉しくなりました。
 すると,歩いて場所を変えました。その動きの速さに驚きました。
 カメラの画像を見ると翅の中央付近にある黒横線沿いに黒ずんだ桃色の帯が見えます。初めて見る蛾です。ヤガ科コヤガ類かコブガ科と予想して探しましたら,コブガ科のソトジロコブガだと分かりました。
 黒横線の外側(外縁の方)が白く見えるのでソトジロコブガと名付けたのでしょう。

ソトジロコブガ
逆光と同じ条件になり黒く写ってしまうのでフラッシュを焚いて写したソトジロコブガ。
 分布は本州の伊豆半島以西になっていたり,千葉・神奈川での記録確認があったりしますが,私の勿来の関での発見により一気に東北南部まで広がりました。

ソトジロコブガ
歩く動きの速さに驚かされたソトジロコブガ。

 科名 コブガ科
 和名 ソトジロコブガ
 大きさ 開張11~17mm
 食餌動植物 分かっていません。
 分布 本州,九州,対馬,屋久島,石垣島,西表島
 出現月(羽化する月)5月,7~9月
 特徴 

広がった ソトジロ分布 みちのくへ

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モモノゴマダラノメイガ

2014年10月1日(水)
モモノゴマダラノメイガ   撮影場所:勿来の関

 ツトガ科ノメイガ亜科のモモノゴマダラノメイガを紹介します。
 この蛾はマツノゴマダラノメイガに似ていて,しかも個体差もあって何回見ても区別するポイントが分かりません。
「みんなで作る日本産蛾類図鑑」によると次のように書かれています。
 ①黒点が小さい。
 ②黒点がにじまない。
モモノゴマダラノメイガ
黒点が小さくにじまないといいますが初めて見る蛾なので同定に苦しんだモモノゴマダラノメイガ。 2013/08/14
 しかし,比較しない限り「小さいかどうか・にじんでいるかどうか」分からないので同定は無理です。2011年に見つけてから3年間悩んでいました。
 勿来の関にはクリは少し見られますが,外の果実はほとんどありません。けれども,アカマツが沢山分布しています。
 だから,マツノゴマダラノメイガかなと思ったりもしましたが,①②が引っ掛かり納得ができないでいました。

モモノゴマダラノメイガ
青矢印で示した黒点が左右の黒点を含めて3つとも細長くないモモノゴマダラノメイガ。 2013/08/14
 何度も両者の写真を見ていて①②の特徴の外にもう一つ,特徴を見つけました。それが③です。
 ③青矢印の黒点を挟む3つの黒点が細長い。
 ただし,個体差があるので①~③全てを見てから総合して考えた方がよいです。

モモノゴマダラノメイガ
3年かかってやっとモモノゴマダラノメイガらしいと分かりました。 2014/09/29

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 モモノゴマダラノメイガ
 大きさ 前翅長11~15mm
 食餌動植物 幼虫はカンキツ,モモ,スモモ,ブドウ,クリ,トウゴマ,ビワ,ザクロ,カキなどの果実を食べます。アカメガシワも食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州, 対馬,沖縄
 出現月(羽化する月)5~6月,7~8月
 特徴 マツノゴマダラノメイガに似るが,本種の方が黒点模様が小さく、にじまないそうです。

難しい 何回見ても マツとモモ

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