オニヤンマ

2014年8月31日(日)
オニヤンマ   撮影年:2010/09/18③,2014/08/06①②④/場所:勿来の関・北茨城

 トンボ目オニヤンマ科のオニヤンマを紹介します。
 勿来の関でオニヤンマはよく見かけます。国道から遊園地がある所までの道路にはよくいます。縄張りの大小はありますが同じ所を絶えず行ったり来たりしています。ほとんど休まずパトロールする体力に驚きます。
オニヤンマ
①このように物に足をかけてぶら下がって休むオニヤンマ
 吹風殿には池があり3種類程のトンボが飛んでいますが,オニヤンマは見かけたことがありません。幼虫は沢沿いに流れる小川にすんでいるので,そこからあまり離れないのでしょう。

オニヤンマ
②足で体を支え腹部を斜めに垂れ下げて休むオニヤンマ。
 エメラルドグリーンに光るオニヤンマの複眼が素敵で一度は捕まえようと思ったことがあります。未だ,実行しないでいますが,あるとき交通事故にあったオニヤンマを拾ったことがありました。
 素敵な複眼に惹かれて持ち帰りました。明日写真を撮ろう思って忘れてしまい3日経ってから気が付きました。すると,何としたことか,オニヤンマの複眼を見ると,あのエメラルドグリーンは消え失せ黒くなっているではありませんか。いつまでも複眼はエメラルドグリーンに輝いているとばかり思っていた私はがっかりしました。

オニヤンマ
③私は地面に下りて休んでいるオニヤンマを見たことはありません。
 ミヤマサナエが止まるときには地面などに下りますが<写真はこちら>,オニヤンマはそのような止まり方はしません。枝などに足をかけてぶら下がります。あるいは,足で体を支えて斜めに垂れ下がります。

オニヤンマ
④いつ見てもエメラルドグリーンに光る複眼は魅力的なオニヤンマ。

 科名 トンボ目オニヤンマ科
 和名 オニヤンマ
 大きさ 体長90~103mm
 食餌動植物 幼虫は水中でミジンコ、アカムシ、ボウフラなどを食べます。大きくなるとオタマジャクシや小魚、他種のヤゴなどを食べます。
 分布 北海道・本州・四国・九州・沖縄
 活動月 6~10月
 特徴 成虫は肉食性で,ガ・ハエ・アブ・ハチなどを空中で捕食します。
     複眼は息が絶えると,黒くなります。

パトロール 行ったり来たり 休み無く

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tag : オニヤンマ

シオカラトンボ

2014年8月30日(土)
シオカラトンボ   撮影年:2014/場所:勿来の関・北茨城

 トンボ目トンボ科のシオカラトンボを紹介します。
 勿来の関吹風殿には小さくて深い所でも20㎝程の池があります。7月初めの頃までは水を入れておりません。カエルが大量に繁殖して後始末に困るからのようです。
シオカラトンボ
腹部が薄青と黒のツートンカラーである成熟シオカラトンボ雄。
薄青色を塩に見立ててシオカラトンボと名付けられました。08/08

 ところが,その後水を入れると不思議なものでトンボが見られるようになります。まさに水ある所,命ありトンボありです。
 こんな小さな池でもアカトンボ(おそらくショウジョウトンボと思われます。)・シオカラトンボ・ギンヤンマの3種類のトンホが見られるから驚きです。池は石を敷き詰めてセメントで固めただけで植物は1本も植えられていません。このような池でもヤゴが生活していけるのですから不思議です。

シオカラトンボ
左が雄で右が雌のラブラブのシオカラトンボ交尾カップル。連結したままでも器用に飛べます。08/24
 シオカラトンボがこの池の周りで2014/08/24に交尾していました。これはチャンスとばかり,カメラを向けてパチリと写しました。ラブラブでなければすぐ逃げられてしまいます。
 雄と雌の写真は散歩中に運良く写すことができました。雄はしょっちゅうパトロールしていて目につきます。でも,トンボの雌はどこにいるのかさっばり見つかりません。
 しかし,今年になって初めてはっきりと雌を写すことができました。その写真を見て雌の紋様は奇麗だなと思いました。そしたら,未成熟の雄もこれと同じ紋様をしているというではありませんか。未熟な私は,どこを見て雄雌を区別したらよいのでしょうか。
 いろいろなブログを見ているうちにポイントが出ていました。尾部付属器を見れば一目瞭然だと分かりました。

 ①雄・・・2本の短い棒状のものがあります。
 ②雌・・・2本の短い棒状のものの間に更に短い棒状のものがあります。(青矢印)

シオカラトンボ
やっとこれがシオカラトンボの雌だと自信を持って言える写真が撮れました。08/23

 科名 トンボ目トンボ科
 和名 シオカラトンボ
 大きさ 体長50~55mm
 食餌動植物 幼虫は水中でミジンコ、アカムシ、ボウフラなどを食べます。
 分布 北海道・本州・四国・九州・沖縄
 活動月 4~11月
 特徴 雌と未成熟の雄は紋様が似ていますが,尾部付属器の形に違いがあります。2本短い棒状のものが出ているものは雄です。その間にもっと短い1個の棒状のものがあれば雌です。
     
雄と雌 尾部付属器が 違います

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tag : シオカラトンボ

ギンヤンマ

2014年8月29日(土)
ギンヤンマ   撮影日:2014/08/29 場所:勿来の関

 トンボ目ヤンマ科のギンヤンマを紹介します。
 悠悠とパトロールするギンヤンマの黄緑と青色に輝く姿を見て是非写真に撮りたいと願っていました。オニヤンマは時々休んでくれるので写す機会があります。しかし,それに比べてギンヤンマは観察している時間には決して止まりませんから,写す機会がありませんでした。
ギンヤンマ
連結して産卵するギンヤンマ。右が雄で左は雌です。赤矢印の白い所を銀色に見立ててギンヤンマと名付けられたと思っています。雄にも白い部分があります。空のように見える部分は,池が空を写しているからです。
 今日(2014年8月29日)久し振りに晴れたのでトンボの姿が見られるとわくわくしながら勿来の関吹風殿トンボ池(私が名付けた池です。)に行きました。
 門から池へ歩きながら見るとアカトンボ(ショウジョウトンボかネキトンボ)・シオカラトンボ・ギンヤンマが飛んでいます。

ギンヤンマ
水中の茎に雌は産卵管をさして卵を産むギンヤンマ。水深15㎝くらいの池ですが,これだけの水でトンボが生活できるなんて驚きです。
 ところが,今日は縄張り争いに忙しくいっこうに止まる気配がありません。どこに止まるか見ていると今まで見たこともないほど大きなトンボがあっちに行ったりこっちに来たりしています。産卵のために地面に降りました。何と連結したままのギンヤンマです。急いでパチリ,ズームで大きくしてパチリと続けて撮りまくりました。

ギンヤンマ
別の茎に産卵管をさして卵を産むギンヤンマ。カエルの繁殖期には水はなく7月になってからの水入れでした。
 黄緑と青色の奇麗なこのトンボが何故ギンヤンマと呼ばれるか今日初めて分かりました。腹部が急に細くなる部分の腹側(下の方)が白くて銀色(赤矢印)に見えるからなのです。

ギンヤンマ
茎はないのにどこに産むのかギンヤンマ。トンボの抜け殻が4つ見えています。

 科名 トンボ目ヤンマ科
 和名 ギンヤンマ
 大きさ 体長 74~82mm
 食餌動植物 幼虫は水中でミジンコ、アカムシ、ボウフラなどを食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,沖縄
 活動時期 3~11月
 特徴 雄は胸部の色が黄緑で腹部の付け根が青色です。
     雌も雄も腹部付け根の後ろ(細い所)が銀色です。

ギンヤンマ ついに写した 雄雌も

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tag : ギンヤンマ

ハコベヤガ

2014年8月23日(土)
ハコベヤガ   撮影日:2011/09/29①,2014/08/28②③場所:勿来の関

 ヤガ科モンヤガ亜科のハコベヤガを紹介します。
 明るい部屋の中だけでなく窓の外の周辺にも,蛾が止まっていることがあります。
中を探し終えたので外の壁に止まっている蛾はいないか探しました。窓近くの外壁に黒ずんだ大きい蛾が止まっていました。黒いなかにもキンイロキリガに似たような紋が見えます。
ハコベヤガ
①外横線を挟んで灰色がかった紫の帯があるハコベヤガ
 外横線を挟んで紫色がかった灰色の帯があり,腎状紋も環状紋もはっきりしていて魅力的な蛾です。これらの画像を見ているうちに見たことがあるような気がしてきました。写真を撮っていれば私のHPに掲載されているので探すことにしました。 腎状紋と環状紋がある蛾は,モンヤガ亜科やヨトウガ亜科に多いので,それらから先に調べていくとハコベヤガであることが分かりました。


ハコベヤガ
②腎状紋や環状紋があるハコベヤガ。それらがある蛾はモンヤガ亜科やヨトウガ亜科に多いです。
 この蛾は少し遠くから見たときが実際に近い色です。でも,それではどんな紋様をしているか分からないので少し明るい画像にしています。
 3年ぶりの再会です。勿来の関では,あまり見かけません。

ハコベヤガ
③少し離れた所から見たときが実際に近い色をしているハコベヤガ。紋様が分かるように少し明るくしてあります。

 科名 ヤガ科モンヤガ亜科
 和名 ハコベヤガ
 大きさ 開張 45~55mm
 食餌動植物 分かっておりません。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月をいいます。) 8~10月
 特徴 成虫は花の蜜を吸います。
     外横線近くから外の方に紫がかった灰色の帯があります。

よく見れば 黒い中にも 模様あり

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アオモンイトトンボ

2014年8月24日(日)
アオモンイトトンボ   撮影日:2014/08/08場所:北茨城市

 イトトンボ科のアオモンイトトンボを紹介します。
 北茨城市にある海に近い小さな沼には8種類ほどのトンボが見られます。まさに「水ある所トンボあり。」です。この沼にはアオモンイトトンボらしいものがいることを4年前に発見しました。更につい最近アジアイトトンボもいるらしいことを発見しました。

アオモンイトトンボ
雄だとばかり思っていましたら何と雌のアオモンイトトンボでした。雄なら副性器がある第2節が膨らんでいるからです。
 アオモンイトトンボであると証明するには,きちんと腹端側面写真を撮らなければなりません。トンボ目の腹部は10個の節に分かれています。第8節~10節の様子を側面から,きちんと撮らなければどちらのトンボか証明できません。そこで,2014/08/08に沼に出かけて行きました。逃げられないように近付きながらやっと撮ることができました。

アオモンイトトンボ
イトトンボには眼の後方に種特有の青い紋(眼後紋といいます。)がありますが,角の円い三角紋があるアオモンイトトンボ。
 これら3枚の写真は成熟した雌のアオモンイトトンボだと分かりました。頭の方から順番に第1節(①),第2節(②)・・・と数えていきます。
 雌である証拠は第2節が膨らんでいないからです。

 次に,アオモンイトトンボである証拠をあげます。
 a第8節(⑧)がほとんど青色です。(ここが両者を区別する大事な点なのです。)
 b第9節(⑨)の背は黒く側面は青色です。
 c第10節(⑩)は短い節ですが,腹の方が少し青くなっているようです。

 結論
  この写真のイトトンボは第8節が青いのでアオモンイトトンボです。

アオモンイトトンボ
雄と同色型の雌アオモンイトトンボ。異色型のアオモンイトトンボもいます。

 科名 イトトンボ科
 和名 アオモンイトトンボ
 大きさ 体長30~35mm
 食餌動植物 成虫は小さい昆虫を食べます。
 分布 本州,四国,九州,沖縄
 出現期 4~11月
 特徴 アジアイトトンボに似ています。
     雄と同色型雌と異色型雌がいます。     

アオモンと 写真を撮って 確かめる 

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tag : アオモンイトトンボ

クワカミキリ

2014年8月24日(日)
クワカミキリ   撮影日:2014/08/14①②,2011/08/02③場所:勿来の関

 コウチュウ目カミキリムシ科のクワカミキリを紹介します。
 3年前の8月上旬夜,初めてクワカミキリを見ました。黄褐色の目立つカミキリムシでした。その後は全く出会いがありませんでした。
クワカミキリ
着地した辺りを探すとクワカミキリらしい昆虫が止まっていました。
 2014年8月14日,勿来の関T字路にさしかかると目の前にあるクワの木目指して飛んでいく昆虫がありました。急いで駆け寄り着地したあたりを探すとカミキリムシです。隠れてしまわないうちに写真を写して確かめるとクワカミキリのようです。

クワカミキリ
3年前のものと比べると黒っぽいクワカミキリです。ネットで調べると数は少ないですが黒っぽいものもあり安心しました。
 3年前のクワカミキリと比べて翅の色が黒っぽいので気になりネットで調べました。黄褐色のものが多い中に黒っぽいクワカミキリもいたので安心しました。
 その外の特徴として,次の2つがあげられます。
 ①前翅前部に小さい粒粒があります。
 ②触角には水色と黒色の斑模様が交互に並んでいます。

クワカミキリ
標準的な色をしている3年前のクワカミキリ。

 科名 コウチュウ目 カミキリムシ科
 和名 クワカミキリ
 大きさ 体長32~45mm 
 食餌動植物 幼虫はクワ,イチジク,ビワ,ケヤキなどの若枝を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月をいいます。) 5~8月(2年に1回です。)
 特徴 ケヤキなどを食害し,枯らせてしまうこともあります。灯火によく飛来します。
     全身に灰黄褐色のビロウド状の微毛が生えています。

翅の付け根 粒粒見える 証拠なり


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tag : クワカミキリ

アシグロツユムシ

2014年8月24日(日)
アシグロツユムシ   撮影日:2014/08/16場所:勿来の関

 バッタ目ツユムシ科のアシグロツユムシを紹介します。(画像をクリックすると大きくなります。)
 葉の上に見覚えのある昆虫がいます。確か,足か節が黒いのでアシグロツユムシかフシグログロツユムシというの名の昆虫だったとまで記憶が蘇ってきました。
アシグロツユムシ
見覚えのあるアシグロツユムシの幼虫が葉の上に乗っていました。
 胸や腹の色が黒斑と鮮やかな緑色からなる奇麗な昆虫です。こんな奇麗な幼虫がいるのだと感激したことが思い出されます。ネットで検索した結果,脛節が黒いためにアシグロツユムシだと分かりました。

アシグロツユムシ
触角の所所に白っぽい斑点があるアシグロツユムシ。愛嬌のある顔をしています
 幼虫も成虫も植物を食べるそうです。動物性のものは,脱皮した抜け殻だけだそうです。間接部と脛節が黒いだけでなく,触角に独特の目印があります。それは所所に白い斑模様があることです。

アシグロツユムシ
脛節が黒くてアシグロツユムシと命名されました。

 科名 バッタ目 ツユムシ科
 和名 アシグロツユムシ
 大きさ 
 食餌動植物 幼虫も成虫も植物全般で特に決まっていないようです。
 分布 本州,四国,九州
 出現月(羽化する月をいいます。) 7~10月
 特徴 ほぼ完全な草食性で自分が脱いだ抜け殻以外の動物質は食べないそうです。花弁や若い果実も食べるようです。
     アシグロツユムシの触角には白っぽい斑模様があります。

奇麗だや 体の色が 鮮やかで


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tag : アシグロツユムシ

ハンミョウ

2014年8月24日(日)
ハンミョウ   撮影日:2014/08/16場所:勿来の関

 甲虫目ハンミョウ科のハンミョウを紹介します。
 去年に引き続き連続してハンミョウを観察しました。去年は建物の明かりに,今年は電話ボックスの明かりに飛来して来ました。
ハンミョウ
ハンミョウの牙は何故か白いのです。去年はハンミョウの美しさに圧倒され,今年は牙の白さに驚きました。
 去年はあまりの美しさに圧倒されてしまい,上や横方向からは写しましたが,顔の様子を撮っていませんでした。そのことが頭にありましたので顔の写真を忘れずに撮りました。肉食の昆虫だけあって鋭い牙があります。

ハンミョウ
毛深い足のハンミョウ。
 今年の写真を見ているうちに牙が白いことに気付きました。光が反射して光っているのだろうかと思いながら去年の写真を見ました。やはり白いです。ブログで外の方々が写したものも白いことを確認しましたのでハンミョウの牙は白いと分かりました。
 その外にハンミョウの足は毛深いことが分かりました。

 美しいハンミョウの写真を見ながら来年もまた,会いたいと思いました。

ハンミョウ
光に飛来する習性があるハンミョウ。

 科名 甲虫目ハンミョウ科
 和名 ハンミョウ
 大きさ 体長18~20mm
 食餌動植物 幼虫は地面に穴を掘り縦穴を掘って住み通りかかる昆虫を捕らえて食べます。
 分布 本州,四国,九州
 出現月(羽化する月をいいます。) 4~10月
 特徴 幼虫が砂地にしか生きられないため、生息地は限られます。

斑紋の 赤青白や 奇麗なり

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tag : ハンミョウ

オオチャバネセセリ

2014年8月23日(土)
オオチャバネセセリ   撮影日:2014/08/23場所:勿来の関

 セセリチョウ科のオオチャバネセセリを紹介します。
 勿来の関で水を飲もうとして,下の方を見たらセセリチョウの仲間が止まっていました。運良く晴れで日が差しています。ぶれないように南側から写真を写すことにしました。
オオチャバネセセリ
水を飲もうとしたら蛇口の台に止まっていたオオチャバネセセリ
 不思議なことに私が近付いたり,動いたりしても逃げません。普通だったら逃げるのに,変だなと思いながら写していました。パソコンで画像を拡大して初めてその訳が分かりました。お食事中だったのです。黒いストロー状の口が伸びているので気が付きました。1枚目と3枚目の写真をクリックすると大きくなりますので見て下さい。
 蛇口の台についている成分を吸収したかったのでしょう。

オオチャバネセセリ
後翅の白い斑紋が不揃いで5つ並んでいるオオチャバネセセリ
 イチモンジセセリではないことは後翅の白紋を見ただけで分かりました。
 ①イチモンジセセリは後翅の白紋の数が4つで一直線に並びます。
 ②オオチャバネセセリの白紋の数は5つです。一直線に並んでいません。

オオチャバネセセリ
ストロー状の口を伸ばして何やら吸っているオオチャバネセセリ。写真を拡大して見て下さい。

 科名 セセリチョウ科セセリチョウ亜科
 和名 オオチャバネセセリ
 大きさ 前翅長16~21mm
 食餌動植物 幼虫はササ・タケ類や、ススキなどのイネ科植物を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月をいいます。) 6~10月
 特徴 成虫は花の蜜を吸うことが多いです。
     夏から秋にかけて個体数が多くなるそうです。
     
白紋が 不揃い五つ 並んでる

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tag : オオチャバネセセリ

コシロスジアオシャク

2014年8月21日(木)
コシロスジアオシャク   撮影日:2014/08/18①③,08/09②場所:勿来の関

 シャクガ科アオシャク亜科のコシロスジアオシャクを紹介します。
 以前にもコシロスジアオシャクに会っています。
 しかし,今回の蛾のようにはっきりとした特徴が欠けていて同定のとき困りました。以前のコシロスジアオシャクは私のHP<画像はこちら>の下の方に載っています。
コシロスジアオシャク
内横線が中央付近と赤矢印の所で内側に曲がるコシロスジアオシャク
 今回見つけた,コシロスジアオシャクは,内横線が中央と赤矢印の2箇所で内側に曲がっていて「みんなで作る日本産蛾類図鑑」の画像に近いので迷わず同定できました。赤矢印で内側に曲がった内横線は直角に後縁と交差しています。

コシロスジアオシャク
腹部背に白と茶色の紋があるコシロスジアオシャク。
 前回そのような特徴が無くても,コシロスジアオシャクと同定できたのは腹部背に白と茶色の紋があったからです。この蛾の縁毛は所所で茶が混ざりますが白いです。そのうえ,前縁も白いので白い縁取りのある洒落た蛾だと感じています。

コシロスジアオシャク
翅の周りが全て白く縁取られているコシロスジアオシャク。

 科名 シャクガ科アオシャク亜科
 和名 コシロスジアオシャク
 大きさ 開張24~36mm
 食餌動植物 幼虫はボタンヅル・センニンソウを食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月をいいます。) 6~9月
 特徴 腹部背に白と茶の紋があります。
     内横線が2回内側に曲がり後縁には直角に交差します。
     
コシロスジ 外側白く 洒落ている

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tag : コシロスジアオシャク

アゲハモドキ

2014年8月21日(木)
アゲハモドキ   撮影日:2014/08/21場所:勿来の関

 アゲハモドキガ科のアゲハモドキを紹介します。
 去年8月下旬,勿来の関北駐車場にある柵近くの草の上にアゲハモドキが止まっていました。今年も,姿を現すかもしれないと思い注意しながら歩いていました。
 すると,今朝(2014年8月21日),最初の写真のように体を横向きにして止まっていました。
アゲハモドキ
去年とほぼ同じ場所で見られたアゲハモドキ
 黒い翅脈の間が黒ずんだ灰色になっています。後翅には赤い斑点が見えています。少し開いた翅の間から赤い筋のある腹が見えていました。触角は糸状でなく短い櫛歯状なので雄であることが分かります。3枚目の写真をクリックすると大きくなりますので,奇麗に並んだ櫛歯状の触角を見て下さい。胸部が赤く見えるのは足の腿節の赤です。

アゲハモドキ
その訳は食餌植物のヤマボウシがすぐ脇にあるからだと思われるアゲハモドキ。
 翅の裏側がどうなっているか写真に写そうと思ったので,いつも用意しているビニル袋に入れて持ち帰りました。窓が閉まっているのを確認してからビニル袋の口を開けましたが,なかなか袋から離れません。袋を窓に寄せてやっとガラス窓に上を向いて止まりました。
 窓の外から写したのが最後の写真です。足の腿節が赤く腹部の腹側には赤い横縞がありました。後翅の赤い斑点は表と同じ位置にあるようでした。

アゲハモドキ
近付き真正面から迫っても,擬態に自信があるのか首を傾けただけのアゲハモドキ。画像をクリックすると大きくなり触角の様子が分かります。
 ところで,何故同じ場所でアゲハモドキが見られたのでしょう。それは食餌植物にあるようです。このアゲハモドキはミズキ・クマノミズキ・ヤマボウシを食べます。要するに,この場所の近くにはヤマボウシがあるからだと思っています。
 以前に,ジャコウアゲハに擬態しているアゲハモドキの記事<こちら>を書きましたので見て下さい。

アゲハモドキ
腹部は腹側だけ赤い筋があるアゲハモドキ。窓ガラスに止まってもらい外から写しました。窓を開けておいたらいつの間にか帰りました。

 科名 アゲハモドキガ科
 和名 アゲハモドキ
 大きさ 前翅長30mm 開張55~60mm
 食餌動植物 幼虫はミズキ、クマノミズキ、ヤマボウシを食べます。成虫は花の蜜を食べるようです。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月をいいます。) 5~6月,8月
 特徴 体に毒があるジャコウアゲハ雌に擬態しているといわれています。
     雌は昼行性で雄は夕方活動し灯火に飛来します。
     雄の触角は櫛歯状で雌のは糸状です。
     
翅の模様 赤い斑点 真似ている

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tag : アゲハモドキ

ウスイロギンモンシャチホコ

2014年8月20日(水)
ウスイロギンモンシャチホコ   撮影日:2014/08/18~19 場所:勿来の関

 シャチホコガ科のウスイロギンモンシャチホコを紹介します。
 外縁から腹端が出ているので,シャチホコガ科の仲間であるとすぐ予想がつきましたが,翅色が薄茶色なので気になりました。
ウスイロギンモンシャチホコ
勿来の関の自動販売機に上を見て止まっていたウスイロギンモンシャチホコ
 というのも,以前に見たものは赤茶色だったと記憶していたからです。早速ネットで調べますと,赤茶色から薄茶色まで変化に富んでいることが分かりました。今回,私が写した蛾は名前通りのウスイロ(薄色)でした。
 翅色が赤茶色のものはHP<こちら>に載せてありますので見て下さい。

ウスイロギンモンシャチホコ
同じ蛾を反対側から写したウスイロギンモンシャチホコ
 雄の腹端は二股に分かれているそうです。私が写したウスイロギンモンシャチホコは,更にその先が二つに分かれているので驚きました。

ウスイロギンモンシャチホコ
一日前に写したウスイロギンモンシャチホコは,腹端が4つに分かれていて驚きました。腹端が分かれているのでこの蛾は雄です。

 科名 シャチホコガ科
 和名 ウスイロギンモンシャチホコ
 大きさ 開張36~41mm
 食餌動植物 幼虫はミズナラ、コナラを食べます。成虫は食べないようです。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月をいいます。) 5~8月
 特徴 触角は雌が微毛状で雄が鋸歯状です。
     雄の腹端(尾毛)は二股になっています。
     
驚いた 雄の腹端 分かれてる 

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tag : ウスイロギンモンシャチホコ

ヤママユ

2014年8月18日(月)
ヤママユ   撮影日:2014/08/19①~③,2012/09/09④⑤ 場所:勿来の関

 ヤママユガ科のヤママユを紹介します。
 しばらく,羽化がなかったのか蛾を見ることができないでいましたが,今日(2014年8月19日)は,多くの蛾に会うことができました。その中でも嬉しかったのはヤママユです。ヤママユの雄を写してから3年経って,また会うことができたからです。建物の入口から中を覗くと①の写真のようにヤママユが止まっていました。
ヤママユ
①3年ぶりにやっと会えたヤママユ。久し振りの再会で感激でした。
 開張150mmの大きさのヤママユは翅が厚く重いので,すぐ羽ばたいて逃げられません。それは分かっていても用心して遠くからパチパチと2枚写しました。更に近付いて触角の様子をパチパチと写していると危険を感じたのか突然落下しました。翅を羽ばたかせずふわっと下りたきり動きません。
 タイルに止まっているときは,後翅にある円い紋が半分隠れていましたが今度は全部見えるようになりました。

ヤママユ
②そっと近づき雌雄確認のために触角を写されているヤママユ。長い櫛歯状の触角なので雄と判明しました。
 このヤママユは②の写真のように触角が発達しているので雄です。2年前の9月9日に写した雌の触角と比べて下さい。雌は短い櫛歯状の触角を持っているのが,分かると思います。

ヤママユ
③カメラと私に恐れを感じたのか落下しました。サービス心があるのか後翅の紋をよく見せてくれました。
 一般に雄の翅は茶褐色で,雌は黄色い翅をしていますが例外もいるので触角を見て判断するのが間違いありません。いろいろな色のヤママユを私のHP<こちら>に載せてありますので見て下さい。

ヤママユ
黄色味が強い雌のヤママユ。このような色の雄もいるので触角を見て判断するのが間違いありません。

ヤママユ
短い櫛歯状の触角から雌と分かるヤママユ。みなさんも翅だけでなく触角も写して下さい。

 科名 ヤママユガ科
 和名 ヤママユ
 大きさ 前翅長70mm 開張150mm
 食餌動植物 幼虫はクヌギ、コナラ、カシワ、カシ、クリ、リンゴ、サクラを食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
 出現月(羽化する月をいいます。) 7~9月
 特徴 翅にはそれぞれ1個ずつ円い紋があります。
     外横線には黒白2色の筋があります。
     
また会える 思い続けて 3年目

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tag : ヤママユ

コガタシロモンノメイガ

2014年8月18日(月)
コガタシロモンノメイガ   撮影日:2013/08/29 ①②,2014/08/16 ③場所:勿来の関

 ツトガ科ノメイガ亜科のコガタシロモンノメイガを紹介します。
 モンキクロノメイガに紋様が似ています。でも,前翅外横線に近い紋が魚の形に似ていて,しかも,コガタシロモンノメイガの大きさはずっと小さいので区別がつきます。
コガタシロモンノメイガ
前翅長10mm以下で,よく似たモンキクロノメイガよりずっと小さいコガタシロモンノメイガ
ツトガ科としては珍しく触角を体に乗せて止まることが少ないコガタシロモンノメイガ


 面白いことに,このコガタシロモンノメイガの触角には,瘤があります。
 ところが,このコガタシロモンノメイガはツトガ科らしく触角を翅の上に乗せて止まらないことが多いので上手くその瘤を写せません。

コガタシロモンノメイガ
触角には瘤があるコガタシロモンノメイガ。

 コガタシロモンノメイガの触角には瘤があるせいか,そこの所で触角が曲がっています。瘤がある所まで平行になっていて,そこから先が曲ってい画像を多く見ます。腹部にはモンキクロノメイガもコガタシロモンノメイガも黒と白の縞模様が見られますが後者の方がはっきりしています。

コガタシロモンノメイガ
触角は瘤の所までは平行で,瘤から先が曲がることが多いコガタシロモンノメイガ。

 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 コガタシロモンノメイガ
 大きさ 開張7~9mm
 食餌動植物 未だ分かっていません。成虫は花の蜜を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島
 出現月(羽化する月をいいます。) 5~8月
 特徴 触角に瘤があります。
     モンキクロノメイガに似ています。
     
触角(ひげ)に瘤 見つけてやっと 種が分かり

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シロズメムシガ

2014年8月17日(日)
シロズメムシガ   撮影日:2013/07/31 場所:勿来の関

 スガ科メムシガ亜科のシロズメムシガを紹介します。
 白壁に褐色の突起物が見えました。5mm以下の小さいものなので,ごみのように見えます。ごみにしては様子が変なので写真を撮りました。
シロズメムシガ
頭から胸部にかけて白い筋があるシロズメムシガ。翅には褐色の斑模様があります。
 すると,触角と足には黒と白の,翅には褐色の斑模様がある素敵な蛾が写っていました。更に,頭から胸部にかけての白い筋がアクセントになっていて奇麗な蛾です。シロズメムシガの画像を載せているサイトは数少なく,なかなか探せませんでした。この画像が加われば貴重な資料となることと思います。

シロズメムシガ
触角と足には黒と白の斑模様があるシロズメムシガ。逆立ちの格好で止まる蛾は,ほとんどいません。
 似た蛾にツツジメムシガがいます。この蛾の白い筋には,褐色の小さい点が散在しています。
 腹端を上げ頭を壁につけて,体を斜めにしている蛾は見てきましたが,このような姿で逆立ちしている蛾を見るのは初めてでした。

シロズメムシガ
白い筋に褐色の小さな点が散在するツツジメムシガに似ているシロズメムシガ。

 科名 スガ科メムシガ亜科
 和名 シロズメムシガ
 大きさ 開張8~9mm
 食餌動植物 未だ分かっていません。
 分布 本州
 出現月(羽化する月をいいます。) 7~9月
 特徴 頭から胸部にかけて白い筋があり,触角は黒と白の斑で奇麗です。
     白い筋に褐色の小さな点が散在するツツジメムシガに似ています。

足と触角(ひげ) 斑模様が 奇麗なり

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tag : シロズメムシガ

シロスジカラスヨトウ

2014年8月16日(土)
シロスジカラスヨトウ   撮影日:2014/08/06①,2011/08/16②③ 場所:勿来の関

 遠くからでも黒い地に2本の白太筋がある紋様は目立ちます。しかも,大きいので一層目立ちます。更に,外縁線の外には紅色の縁取りがあり目を惹きます。
シロスジカラスヨトウ
建物の西白壁に止まっていたシロスジカラスヨトウ。3年ぶりの再会でした。
 ヤガ科カラスヨトウ亜科のシロスジカラスヨトウを紹介します。
 この蛾を初めて見たのは2011/08/16でした。それから,約3年経った2014/08/06に2度目の再会となりました。建物の西白壁に止まっていました。逃げられる可能性があるので,遠くから1枚撮っては近付き,また1枚撮っては近付きを繰り返して写真を撮りました。

シロスジカラスヨトウ
2本の白太筋と外縁線の外側の紅色が目立つシロスジカラスヨトウ
 遠くからでも黒い地に2本の白太筋がある紋様は目立ちます。しかも,大きいので一層目立ちます。更に,外縁線の外には紅色の縁取りがあり目を惹きます。

シロスジカラスヨトウ
船越進太郎博士によると幼虫はアラカシ・サカキを食べるというシロスジカラスヨトウ。
「みんなで作る日本産蛾類図鑑」では,幼虫の食餌植物は記載されてはいませんが,船越進太郎博士の「カラスヨトウ属幼虫の行動と食草について」<詳しくはこちら>によりますとアラカシ・サカキを食べるそうです。

 科名 ヤガ科カラスヨトウ亜科
 和名 シロスジカラスヨトウ
 大きさ 開張51~57mm
 食餌動植物 幼虫はアラカシ・サカキを食べます。(船越進太郎博士によります。)
 分布 本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月をいいます。) 8~10月
 特徴 前翅に2本の白い筋があり目立ちます。
     成虫は樹液に飛来します。

白筋が 黒い地に映え 素敵なり

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tag : シロスジカラスヨトウ

クロズノメイガ

2014年8月15日(金)
クロズノメイガ   撮影日:2014/08/14①②,07/04③ 場所:勿来の関

 ツトガ科ノメイガ亜科のクロズノメイガを紹介します。
 今年になって初めて見ることができた蛾です。3枚目の写真のように触角を腹部に乗せているのでツトガ科・メイガ科に属する蛾だと分かります。
クロズノメイガ
前翅と後翅の外縁に沿って太くて黒い帯が見られるクロズノメイガ
 しかも,黄色い地に黒筋模様はツトガ科特有の特徴です。
 クロズノメイガといいますが,目と目の間が黄色で黒頭に見えないものが多いように感じます。
 しかし,目と目の間が黒くて文字通り黒頭の画像もありました。

クロズノメイガ
前翅前縁中央近くに「K」の字紋が見られるのが特徴のクロズノメイガ。
 前翅と後翅の外縁に沿って黒くて太い帯があるのがこのクロズノメイガの特徴です。
 更に,前翅前縁中央近くに「K」の文字らしい紋があるのがこの蛾の特徴です。もっとはっきりした「K」の字紋はクロヘリキノメイガの前翅<画像はこちら>に見られます。(「勿来の関で見られた蛾9」の上から4番目の写真)

クロズノメイガ
目と目の間が黒くなっている黒頭の画像もあるクロズノメイガ。

一番下
 科名 ツトガ科ノメイガ亜科
 和名 クロズノメイガ
 大きさ 開張21~24mm
 食餌動植物 幼虫はヘクソカズラを食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月をいいます。) 5~9月
 特徴 前翅と後翅の外縁が太くて黒い帯で縁取られます。
     前翅前縁中央近くにK字に似た紋があります。

黄色地に 黒筋模様 ツトガなり

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tag : クロズノメイガ

ベニシマコヤガ

2014年8月14日(木)
ベニシマコヤガ   撮影年:2011①,2014②~④ 場所:勿来の関

 ヤガ科ベニコヤガ亜科のベニシマコヤガを紹介します。(亜科名は「四国産蛾類図鑑」に準じています。)

 8月に入ると壁に茶色がかった紅色の小さな蛾が止まるようになります。どうしても小さな蛾は軽視されがちです。
ベニシマコヤガ
①前翅長6~7mmの小さな蛾ですが,格好には気を配っているベニシマコヤガ
 でも,小さな蛾ほど格好に気を配っていると私は思っています。それで,小さい蛾も必ず写しています。気を配っている点は下のようです。
 ①触角が白いです。
 ②下唇鬚(かしんしゅ)が黄色です。

ベニシマコヤガ
②下唇鬚(かしんしゅ)が黄色のベニシマコヤガ
 ③縁毛が小豆色です。
 ④縁毛の生え際には白と小豆色の線が見られます。
 ⑤腹部には黒ずんだ横縞があります。

ベニシマコヤガ
③触角が真っ白で,腹部には黒ずんだ横縞が並んでいるベニシマコヤガ。

ベニシマコヤガ
④縁毛が小豆色でその生え際には白と小豆色の線が並んでいるベニシマコヤガ。

一番下
 科名 ヤガ科ベニコヤガ亜科
 和名 ベニシマコヤガ
 大きさ 前翅長6~7mm
 食餌動植物 幼虫は地衣類を食べます。
 分布 本州,伊豆諸島八丈島,小笠原諸島,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月をいいます。) 7月
 特徴 触角は白く,縁毛は小豆色です。翅全体に小さな黒点が散在しています。

洒落ている 縁毛赤く 触角(ひげ)白し

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tag : ベニシマコヤガ

夏の花

2014年8月13日(水)
夏の花   撮影年:2014④以外/,2008④場所:勿来の関(①~④),北茨城(⑤)

 夏の花を紹介します。

ヤマユリ
①ヤマユリ(ユリ科) 07/23
近畿地方以北に見られます。勿来の関では普通に見られる花です。
香がよい花で,鼻でも咲いているのが分かります。
花粉が衣服につくとなかなか落ちずやっかいです。

オミナエシ
②オミナエシ(オミナエシ科) 07/29
黄色の鮮やかな花が無数に咲きます。花の柄は対をなしてつきます。
花が異臭を放つので嫌う人がいます。

コバキボウシ コバキボウシ
③コバキボウシ(ユリ科) 左2008/08/09 右2014/08/10
紫色の花を同じ向きに咲かせます。6枚の花弁には紫色の筋があり趣があります。

タカサゴユリ
④タカサゴユリ(ユリ科) 08/11
 台湾原産の帰化植物です。テッポウユリに似ていてなかなか区別がつきませんでしたが,やっと違いを見つけました。それは花弁の外側に赤紫色の筋があればタカサゴユリです。お盆の頃から,常磐高速道路を走ると両側の法面一面にタカサゴユリが見られます。
 ここ数年前から空き地には必ずタカサゴユリが見られるようになりました。しかも,その繁殖能力が強くあっという間にタカサゴユリが殖えてしまいます。 

カワラナデシコ
⑤カワラナデシコ(ナデシコ科) 07/29
花弁の先が細かく裂けていて変化があり,桃色の花なので素敵に見えてしまいます。

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tag : 夏の花

コガタキシタバ

2014年8月10日(日)
コガタキシタバ   撮影日:2014/07/11場所:勿来の関

 ヤガ科シタバガ亜科のコガタキシタバを紹介します。
 翅中央に白い帯があるような全体的に黒い蛾が止まっていました。最後の写真にあるように水平な窓枠の隅にいました。
コガタキシタバ
前翅を開くと鮮やかな紋が現れるコガタキシタバ

 この鮮やかな紋を見た瞬間,シタバガの仲間だと思いました。シタバガの仲間は外横線が独特な曲がり方をしています。シタバガの仲間は何種類もいますが,前翅中央の白い紋が目印になってコガタキシタバと同定しました。
 でも,気になることがありました。それは前翅の外縁から出ている後翅の一部が黄色くなっていることでした。「みんなで作る日本産蛾類図鑑」には同じ画像がありませんでした。けれども,「四国産蛾類図鑑」にそっくりな画像があったので安心しました。

コガタキシタバ
最初に見たときには地味な蛾だと思ったコガタキシタバ。
 1枚目を撮り,2枚目を角度を変えて撮ろうとすると,最初の写真のように,ちょっと脇に動いて前翅を開きました。すると,鮮やかな橙色と黒い紋が目の前に現れました。
 蛾の方は黒いカメラが動いて驚いたのでしょうが,私の方は急に鮮やかな紋が現れてびっくりしました。

コガタキシタバ
コガタキシタバは,このような目玉模様を見せて天敵を驚かしているのでしょうか。

 科名 ヤガ科シタバガ亜科
 和名 コガタキシタバ
 大きさ 開張 54~58mm
 食餌動植物 幼虫はミズナラ,ナラガシワ,フジを食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月 6~9月
 特徴 後翅には鮮やかな橙色と黒の紋様があります。

目印は 中央にある 白い紋

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tag : コガタキシタバ

オビガ

2014年8月10日(日)
オビガ   撮影場所:勿来の関・北茨城市

 オビガ科のオビガを紹介します。
 ふと足下を見ると葉が落ちているように見えました。翅頂から翅頂まで通っている2本の筋が葉脈に見え,落ち葉が落ちている感じでした。危うく踏むところでした。
オビガ
日本にはオビガ科は一種類しかいないオビガ。2010/0922
 奇麗な紋様をした蛾でした。葉脈に見えてしまう外横線が目印のこの蛾の名前はそう簡単には忘れられません。その線が帯を連想させるからです。おそらくそれが名のいわれだと思っています。
 オビガの翅裏も奇麗です。橙色と歯車模様で囲まれた黄色が鮮やかです。

オビガ
翅頂から翅頂を通る2本の筋が丁度,葉脈に見え落ち葉と思ってしまったオビガ。2014/08/11
 食餌植物はスイカズラ・ニシキウツギなどですが,開花中,芳香を放つスイカズラは勿来の関にふつうにみられます。雄も雌も触角が櫛歯状なので触角を見ても雌雄は分かりません。ただ,2枚目の写真のオビガは雄の可能性が高いです。それは灯火に集まるのはほとんど雄で雌は滅多に灯火には飛来しないからです。
 オビガ科にはこのオビガ一種しかいません。

オビガ
灯火に飛来するのはほとんど雄のオビガです。2012/09/02

オビガ
翅の裏の紋様も奇麗なオビガ。2012/09/02

オビガ
うつむいた円らな瞳が可愛いオビガ。2014/08/11

 科名 オビガ科
 和名 オビガ
 大きさ 開張 45~59mm
 食餌動植物 幼虫はスイカズラ,ハコネウツギ,ニシキウツギ,ツクシヤブウツギを食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
 出現月 6,8~10月
 特徴 触角は雌雄共に櫛歯状です。日本ではオビガ科の蛾はオビガだけです。

目印は 外横線の 2本筋 


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tag : オビガ

ヘリグロキエダシャク

2014年8月10日(日)
ヘリグロキエダシャク   撮影日:2014/008/09①③,2012/08/17② 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のヘリグロキエダシャクを紹介します。
 この蛾の写真を撮りながら以前にも写したことがあったような気がしていました。それもそのはずです。翅の色を黄色に置き換えればウコンエダシャクになります。
ヘリグロキエダシャク
私の発見で分布が伊豆から一気に東北まで広がったヘリグロキエダシャク
 「みんなで作る日本産蛾類図鑑」では「関東ではほとんど採れない。」と書かれておりますが,鎌倉市や横浜市で見つけたとHP「Mushi Navi」に掲載されていました。これはヘリグロキエダシャクの食餌植物であるタブノキの分布に関係があると思われます。伊豆より北の方では海岸に沿ってタブノキが分布しているからです。
 北茨城市平潟や福島県いわき市にある勿来の関も海に近いのでタブノキが普通に見られます。それで私が2012年と2014年(今年)にヘリグロキエダシャクを発見しても不思議なことではありません。
 おそらく千葉県や茨城県の海岸に近いところにはヘリグロキエダシャクが分布していると思われます。いやそればかりでなく同じ食餌植物を食べる同じ仲間のウコンエダシャクが北海道にも分布しているので,宮城県・岩手県あたりでも見られる気がします。
 ヘリグロキエダシャクを調べているうちに,分布について知ることができ思わぬ収穫を得ることができました。

ヘリグロキエダシャク
前翅付け根にウコンエダシャク雌にある楕円紋があるヘリグロキエダシャク。おそらくこちらも雌と思っています。
 2年前に撮った写真と見比べているうちに面白いことに気が付きました。それは2年前のものには前翅付け根近くにウコンエダシャク雌に見られる楕円形紋があることです。
 ところが,今年のヘリグロキエダシャクには,それがありません。
 これらを総合して考えると2年前の蛾は雌で,今年のは雄であると思われます。

ヘリグロキエダシャク
翅の色を黄色にして紋様を変えればウコンエダシャクそっくりなヘリグロキエダシャク。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ヘリグロキエダシャク
 大きさ 開張 19~21mm
 食餌動植物 幼虫は,タブノキを食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島,徳之島
 出現月 6~9月
 特徴 本州の記録は福井県と伊豆半島以外記録がありません。しかし,鎌倉市や横浜市でも発見され分布は神奈川県まで広がっています。更に,千葉県でも発見されています。でも,私が勿来の関で発見しましたので,分布は一気に東北まで広がりました。

広がった 分布は更に 東北へ


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tag : ヘリグロキエダシャク

ヒメウスベニトガリバ

2014年8月9日(土)
ヒメウスベニトガリバ   撮影日:2014/008/03 場所:勿来の関

 カギバガ科トガリバガ亜科のヒメウスベニトガリバを紹介します。
 モントガリバに似たうす桃色が奇麗な蛾です。約3年前に観察して以来今年まで見られませんでした。
ヒメウスベニトガリバ
モントガリバに紋様が似ているヒメウスベニトガリバ
 食餌植物のコゴメウツギ・モミジイチゴは日本なら普通に分布していますから,もっと頻繁に観察されてもよいのにと感じています。
 因みに,モミジイチゴは別名木になる苺なので木苺,実が黄色なので黄苺とか呼ばれていて中部地方以北に分布しています。黄橙色の実は美味しく食べられます。一方,よく似たナガバモミジイチゴは中部地方以西に分布しています。どちらも白い5弁の花を下向きに咲かせます。

ヒメウスベニトガリバ
翅頂に円味がありトガリバガ亜科とは思いもよらないヒメウスベニトガリバ
 ヒメウスベニトガリバはモントガリバに紋様が似ていたために,すぐに名前は分かりました。
 でも,モントガリバのときには,何科に属する蛾なのか分からず時間がかかりました。トガリバの名に似合わず翅頂に円味があるので,トガリバガ亜科とは思いもよりませんでした。

ヒメウスベニトガリバ
幼虫の食餌植物はキイチゴ等であるヒメウスベニトガリバ。

 科名 カギバガ科トガリバガ亜科
 和名 ヒメウスベニトガリバ
 大きさ 開張 30~35mm
 食餌動植物 幼虫は,コゴメウツギ・モミジイチゴを食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月 5,6~9月
 特徴 モントガリバの方はエビガライチゴ・カジイチゴ・クロイチゴも食餌植物なのでヒメウスベニトガリバよりも多く観察されるのでしょう。
     成虫は樹液・腐った果実などを食べます。

薄桃の 紋様奇麗 暫し見る

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tag : ヒメウスベニトガリバ

キマダラツバメエダシャク

2014年8月8日(金)
キマダラツバメエダシャク   撮影日:2014/008/08 ①②,2013/07/30③場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のキマダラツバメエダシャクを紹介します。
 今朝(2014年8月8日),建物の中を見回してがっかりしました。このところ見かけたものばかりで代わり映えのしない蛾しか居なかったからです。
 ところが,天井を見た途端,舞い上がってしまいました。黄橙色をした大きな蛾が止まっていたからです。
キマダラツバメエダシャク
①前翅長35mmと大きなキマダラツバメエダシャクを見上げて舞い上がってしまいました。
 勿来の関で去年初めて出会い約1年ぶりの再会です。何度見てもこの大きさには圧倒されます。前翅左右の長さは70mmもあるのですから驚きます。
 後翅外縁の突起物をツバメの尾に見立ててキマダラツバメエダシャクと名付けられたと思われます。

キマダラツバメエダシャク
②後翅の突起物がツバメの尾のようなキマダラツバメエダシャク。
 勿来の関には,キマダラツバメエダシャクの食餌植物であるノブドウ・エビヅルのようなブドウの仲間が分布しています。

キマダラツバメエダシャク
③幼虫はブドウ科の植物ノブドウやエビヅルの葉を食餌植物にしているキマダラツバメエダシャク。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 キマダラツバメエダシャク
 大きさ 前翅長 35mm ,開張約51~64mm
 食餌動植物 幼虫は,ブドウ・ノブドウを食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄諸島
 出現月 4~9月
 特徴 ミヤマツバメエダシャクに似ています。

嬉しいな とても大きな 蛾に会えた


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tag : キマダラツバメエダシャク

イネキンウワバ

2014年7月31日(木)
イネキンウワバ   撮影日:2014/007/23 場所:勿来の関

 ヤガ科キンウワバ亜科のイネキンウワバを紹介します。
 金銀の模様をあしらい,鍬形の兜飾りのような毛を胸部背に立てた伊達な感じの蛾ですが,農家にとってはイネの葉を食い荒らす害虫です。
イネキンウワバ
前翅中央付近にある二つの白紋からキンウワバの仲間を予想して探したイネキンウワバ
 今まで未見の蛾で今年初めて見ました。見た感じでなんとなくヤガ科に属する蛾だと思いました。更に,前翅中央にある楕円形の白紋からキンウワバ亜科を予想して探しましたので速く見つかりました。

イネキンウワバ
金銀の模様に鍬形の飾りをつけたような伊達なイネキンウワバ

イネキンウワバ
農家にとってはイネの葉を食い荒らす害虫となっているイネキンウワバ。

 科名 ヤガ科キンウワバ亜科
 和名 イネキンウワバ
 大きさ 前翅長 約13~16mm ,開張約32mm
 食餌動植物 幼虫は,イネ・ヒエ・アマ・ガマ・イグサ・カキツバタ・キャベツ・スゲを食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月 6~9月
 特徴 幼虫はイネ科や牧草の葉を食害します。


金や銀 模様をつけた 伊達な虫



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tag : イネキンウワバ

ウスグロツヅリガ

2014年7月31日(木)
ウスグロツヅリガ   撮影日:2014/06/15①②,07/27③ 場所:勿来の関

 メイガ科ツヅリガ亜科のウスグロツヅリガを紹介します。
 画像を見た瞬間初見の蛾だと思いましたが,あまり嬉しくはありませんでした。こんな黒い蛾は名前がないかも知れないと思ったからです。ただ,頭だけが薄褐色という特徴があるので,もしかしたら分かるかも知れないと思いました。
ウスグロツヅリガ
①黒い翅に頭だけが薄褐色のウスグロツヅリガ。外縁よりに黒い筋があります。
 名前を調べる手がかりは,もう一つありました。それは,触角を翅に乗せて止まっていることです。つまり,ツトガ科かメイガ科に属する蛾だということです。翅の色に黄色があればツトガ科になりますが,黒一色なのでメイガ科を探しました。

ウスグロツヅリガ
②触角を翅に乗せて止まっているのでツトガ科・メイガ科かも知れないと思って探したウスグロツヅリガ
 「みんなで作る日本産蛾類図鑑」は資料が豊富ですが,探すのには手間がかかるので,いつものように「四国産蛾類図鑑」ツヅリガ亜科から探し始めると,最初の方に似た画像がありました。蛾の名前はウスグロツヅリガでした。

 この蛾の幼虫は,ミツバチの巣を食べたり,幼虫・蛹の体液を吸ったりして成長します。養蜂家にとっては害虫となる蛾です。

 ところで,この蛾以外にもハチの巣を餌にする蛾がいました。
 私には近くにハチの巣もないのに,どうしてそれを餌にする蛾がいるのか不思議でたまりませんでした。
 でも,7月下旬になってやっと謎が解けました。勿来の関を管理している方から「建物の瓦の隙間にミツバチが巣を作っていて6月下旬の頃,分封したことがあるんです。」という話を聞いたからです。

ウスグロツヅリガ
③この幼虫がミツバチの巣を食べたり幼虫・蛹の体液を吸ったりするウスグロツヅリガ。

 科名 メイガ科ツヅリガ亜科
 和名 ウスグロツヅリガ
 大きさ 前翅長 ♀は約14mm ♂は約9.5mm
 食餌動植物 幼虫は,ミツバチの巣を食べたり,ミツバチの幼虫や蛹の体液を吸ったりします。
 分布 本州,九州,対馬,屋久島
 出現月 5~6月,9月
 特徴 養蜂家はスムシと呼んでますが,ミツバチの巣を荒らす害虫なので,しばしば点検して退治しています。
 養蜂家はスムシが巣屑を食べて成長しないように,常に清潔にしておくそうです。


巣が食われ ミツバチ困り 逃げていく
 
驚きだ 蛾でありながら ハチに勝ち



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tag : ウスグロツヅリガ

勿来の関で見られた蛾(7月④)20

2014年8月5日(火)
勿来の関で見られた蛾(7月④)20   撮影年2014年,場所:勿来の関

7月に勿来の関で見られた蛾を紹介します。

コアヤシャク
①コアヤシャク(シャクガ科アオシャク亜科) 07/28
 模様が奇麗な蛾です。その奇麗さを「アヤ」という言葉で表現しているように思われます。
 幼虫食餌植物は,山ならどこでも普通に見られるハギです。

トビイロリンガ
②トビイロリンガ(コブガ科リンガ亜科) 07/28
 紋様が似た種類にハイイロリンガいますが,地の色が白いのでハイイロリンガと名付けたと思われます。筋の色はどちらも褐色(=鳶色)ですから,地の色が黄色の方をトビイロリンガと名付けたとしか考えられません。

モミジツマキリエダシャク
③モミジツマキリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科) 07/31
 似ている蛾にツマキリエダシャクがいます。違いを探しましたが,なかなか見つかりませんでした。
 出現が4~5月と早いのがツマキリエダシャクですが,7~8月にはどちらの蛾も出現します。
 強いて違いをあげると後翅外横線の外側に薄い亜外縁線が見られるのがモミジツマキリエダシャクかなと思われますが,資料不足で断定はできません。

セダカシャチホコ
④セダカシャチホコ(シャチホコガ科) 07/27
 胸部背の部分の毛がインディアンハットをつけているように盛り上がっています。これと似たようなインディアンハットをかぶった蛾<記事はこちら>を以前に紹介しました。
 前翅の色には多少変異があり,橙色が混ざった奇麗なセダカシャチホコもいます。

ミノオマイマイ
⑤ミノオマイマイ(ドクガ科) 07/31
 ノンネマイマイに似ています。黒くて太い筋模様がもう少し見られればノンネマイマイとするのですが,あまり太くないのでミノオマイマイにしました。つまり,前翅後縁中央付近の筋がもう少し太ければノンネマイマイにするのですが・・・。「みんなで作る日本産蛾類図鑑」では翅の色が白ければノンネマイマイと判断しています。
 正直言って,どちらにしても微妙な違いなので同定が困難です。

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tag : 勿来の関で見られた蛾(7月④)20

勿来の関で見られた蛾(7月③)19

2014年8月4日(月)
勿来の関で見られた蛾(7月③)19   撮影年2014年,場所:勿来の関

7月に勿来の関で見られた蛾を紹介します。

セスジナミシャク
①セスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科) 07/27
 黒地に白・茶・薄黄で描いたウニのようで見とれてしまう蛾です。背景が黒いだけに鮮やかです。頭から腹端まで白い筋があるのでセスジの名がついています。

ヨスジノメイガ
②ヨスジノメイガ(ツトガ科) 07/21
 前翅にある筋の数が4本なのでヨスジノメイガと名付けたのでしょう。
 しかし,私には筋が6本あるよう見えて理解に苦しみます。内側の2本は黄色で目立ちませんが,その外側は茶色で目立ちます。目立つ筋だけを数えてヨスジノメイガと名付けたとすれば納得がいきます。

ベニスジヒメシャクの仲間
③ベニスジヒメシャクの仲間(シャクガ科ヒメシャク亜科) 07/20
 触角にピントが上手く合い櫛歯状の髭が奇麗に並んでいるのが見えます。
 似た仲間が6種類います。画像だけで同定は困難という訳で,ベニスジヒメシャクの仲間としておきます。
 性器を解剖して同定するようです。

マツカレハ
④マツカレハ(カレハガ科) 07/19
 翅の色は個体差が大きい蛾です。雌は黒い地に白い筋がありますが,4年間一度も見たことがありません。外の種類の雌と同じく明かりに飛来してこないからです。
 幼虫食餌植物はカラマツ・アカマツ・クロマツです。勿来の関にはアカマツが沢山分布しているのでマツカレハが普通に見られます。でも,毎年多く見られる訳ではなく,見られる数には斑(むら)があります。

ギンツバメ
⑤ギンツバメ(ツバメガ科) 07/18
 あまり見かけない蛾です。おそらく,幼虫食餌植物のガガイモ・オオカモメヅル・コカモメヅルなどの分布が少ないからだと思われます。

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tag : 勿来の関で見られた蛾(7月)19

勿来の関で見られた蛾(7月②)18

2014年8月3日(日)
勿来の関で見られた蛾(7月②)18   撮影年2014年,場所:勿来の関

勿来の関で7月に見られた蛾の第2段です。
クチバスズメ
①クチバスズメ(スズガ科ウチスズメ亜科) 07/10
 今までは,ほとんど見られませんでしたが,今年は複数回観察しました。
 幼虫食餌植物はクリ・クヌギ・シラカシ・アラカシ・ツブラジイ・ウラジロガシ・オオバボダイジュ・シナノキなので雑木林が多い場所では出現数が多いことでしょう。

ヒロバコナガ
②ヒロバコナガ(コナガ科) 07/09
 前翅長6mm程度の小さな蛾です。触角を前方に突き出す変わった格好で止まります。幼虫食餌植物は,アブラナ科のタカナ・ダイコン・ハナヤサイ・キャベツ・コマツナなので近くに畑があれば多く見られる蛾でしょう。

オオマエキトビエダシャク
③オオマエキトビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科) 07/10
 この蛾はマエキトビエダシャクと似ています。その違いは私のHP「勿来の関 周辺の蛾」の画像を見て下さい。
 更に詳しく知りたい方は私のブログ「北茨城周辺の生き物」をご覧下さい。

シロモンシマメイガ
④シロモンシマメイガ(メイガ科) 07/12
 トビイロフタスジシマメイガと似ていて違いを見つけるのが一苦労でした。縁毛の違いで見分けられることに気が付きました。
 詳しくは私のこのブログをご覧下さい。
 シロモンシマメイガは<こちら>です。
 トビイロフタスジシマメイガは<こちら>です。

キマダラオオナミシャク
⑤キマダラオオナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科) 07/11
 前翅長28mmと大きな蛾です。
 幼虫の食餌植物はサルナシ・マタタビ・イワガラミです。割とよく見られる蛾です。


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tag : 勿来の関で見られた蛾(7月②)18

勿来の関で見られた蛾17

2014年8月2日(土)
勿来の関で見られた蛾17   撮影年2014年,場所:勿来の関

トビイロシマメイガ
①トビイロシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科) 07/17
 前翅長10mmの小さな蛾ですが縁毛が黄色で鮮やかな蛾です。
 アシナガバチの巣に寄生するそうです。

ヨツモンマエジロアオシャク
②ヨツモンマエジロアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科) 07/03
 羽化したばかりで緑色がとても奇麗な蛾でした。緑色は時間が経つにつれて薄くなります。白紋が左後翅に3つ,左前翅に1つ合計4つあるのでヨツモンの名があります。(名前をつけるとき紋の数は左右の合計ではなく片方の数だけを問題にします。)
 更に,前翅前縁が白いのでマエジロとなりました。

ムクゲコノハ
③ムクゲコノハ(ヤガ科シタバガ亜科) 07/05
 2年前にもこのコナラの樹木で樹液を吸っているムクゲコノハを観察しています。ムクゲコノハは気が強いのか欲が深いのか翅を広げ樹液を吸います。今年のムクゲコノハは後翅の赤橙色がくすんでいるため奇麗に見えず残念に思っています。

キオビゴマダラエダシャク
④キオビゴマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科) 07/05
 前翅長35mmと大きい蛾なので存在感があります。

ウンモンオオシロヒメシャク
⑤ウンモンオオシロヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科) 07/03
 幼虫はスイカズラなどを食べます。

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tag : 勿来の関で見られた蛾17

ヒメクルマコヤガ

2014年8月1日(金)
ヒメクルマコヤガ   撮影年:2014/07/29①,07/20②③ 場所:勿来の関

 ヤガ科ベニコヤガ亜科のヒメクルマコヤガを紹介します。
 このヒメクルマコヤガを見るのは2011/08/02以来,二度目です。白と茶のツートンカラーの単純な模様をした小さな蛾です。
ヒメクルマコヤガ
イネ科に寄生する毒を持つ麦角菌を食べるヒメクルマコヤガ
 ヒメクルマコヤガの幼虫は,変わったものを食べます。イネ科の植物に寄生した麦角菌を食べます。この麦角菌は毒がありますので,ヒメクルマコヤガは益虫といえるでしょう。

ヒメクルマコヤガ
前翅前縁に白帯のある小さなヒメクルマコヤガ。

ヒメクルマコヤガ
頭を下にして止まることが普通なヒメクルマコヤガ。上のものは見やすくするために頭を上にしています。

 科名 ヤガ科ベニコヤガ亜科
 和名 ヒメクルマコヤガ
 大きさ 開張 16~20mm
 食餌動植物 幼虫は,バッカクキン科(イネコウジ)を食べます。
 分布 本州,伊豆諸島三宅島,四国,九州,対馬,屋久島,石垣島
 出現月 7~10月
 特徴 イネ科に寄生して稲こうじ病菌を発生させるバッカクキン科のカビの一種を食べます。
 
益虫だ 麦角菌を 食べるとは


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tag : ヒメクルマコヤガ

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