勿来の関で見られた蛾3

2014年4月30日(水)
勿来の関で見られた蛾3

 2014年4月22~30日に勿来の関で見られた蛾の紹介をします。
 最初の蛾は勿来の関北駐車場外灯の下に止まっていました。夜間点いていた明かりが突然消えたので下に降りたのでしょう。名前はモミジツマキリエダシャクといいます。幼虫は主にモミジ類の葉を食べます。この蛾の前翅は内側に折れ曲がる性質があります。更に,後翅翅頂が切られたように凹んでいます。それ故にモミジツマキリエダシャクと名が付きました。
モミジツマキリエダシャク
後翅翅頂が切られて凹んだように見えるモミジツマキリエダシャク。 撮影日:2014/04/22 場所:勿来の関

 次の蛾は小さい蛾です。名前はヘリグロホソバハマキモドキといいます。
 4月下旬の頃,スズメノヤリやシバが生えた道路の縁を歩いていると何やら小さい昆虫が沢山飛び立ちます。止まった所をよく見ていて写しました。
 黄色の地に銀色の筋や黒く縁取られた丸い銀紋が奇麗だと感じています。前翅外縁に沿って黒縁取りの銀紋が並んでいるのでヘリグロホソバハマキモドキと名付けられたのでしょう。
ヘリグロホソバハマキモドキ
地が黄色なので小さくても目立つヘリグロホソバハマキモドキ。下の植物はスズメノヤリです。 撮影日:2014/04/24 場所:勿来の関

ヘリグロホソバハマキモドキ
銀色の筋と黒く縁取られた丸い紋が目を惹くヘリグロホソバハマキモドキ。 撮影日:2014/04/25 場所:勿来の関

 最後の写真の蛾は大駐車場脇の建物に止まっていました。前翅翅頂が鉤のように曲がっているのでカギバガ科の仲間に入ります。画像を見ると銀色のものがあちこちに点在しているのが分かります。だから,ギンモンカギバというのでしょうか。
ギンモンカギバ
画像をクリックすると銀色のものが点在しているのが分かるギンモンカギバ。それでギンモンカギバというのでしょうか。 撮影日:2014/04/30 場所:勿来の関

ギンモンは 泣いてるような 紋を持ち


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tag : モミジツマキリエダシャク ヘリグロホソバハマキモドキ ギンモンカギバ

勿来の関で見られた蛾2

2014年4月29日(火)
今日,勿来の関で見られた蛾2

 2014年4月29日に勿来の関で見られた蛾の紹介をします。
 今日は児童公園下の建物には蛾がいませんでした。大駐車場脇の建物には,ネットでもほとんど紹介されていない蛾か止まっていました。シャクガ科ナミシャク亜科のナカアオナミシャクです。翅の内側が黒ずんでいます。
ナカアオナミシャク
ネットでもあまり紹介されていないナカアオナミシャク。地味なので目につかないか,出現数が少ないのかどちらでしょう。

 次に電話ボックスの中を覗いてみると2年ぶりの再会となるサカハチトガリバが天上に止まっていました。少し高くて思うように写せません。こんなときにはマツの葉を体の下に入れ,足に掴ませるようにして移動します。ところが,今日は失敗して,床に落ちてしまいました。また,マツの葉を使って移動させようとしたら羽ばたいてから飛び回り始めました。暫くの間,電話ボックスの中を飛び回っていましたが,ときどき止まって休むようになりました。そのときをねらって写したのがこの写真です。
 和名の由来を考えました。このまま前翅を閉じますと片方の紋様は「八の字」になりますが,反対側の紋様は「八の字」を逆さから見たかんじになります。そう考えると何かこじつけているように思われます。そこで閃いたのが次の考えです。昆虫学者たちは標本を作るとき前翅後縁が水平になるまで前翅を上げて標本を作ります。そうすると,左右どちらの紋様も「八の字」が逆さまになります。この状態を見て命名したのだと思っています。
サカハチトガリバ
このサカハチトガリバも紹介者が少ない蛾です。

 サカハチトガリバの脇にはとっても小さな黄色っぽい蛾が止まっていました。「こんな小さな蛾がいるんだ」と思いながら画像を見るとニジュウシトリバです。この蛾も2年ぶりの再会です。画像をクリックして翅の数を数えますと左に12本,右にも12本あります。片方の数が13本になるのは後ろ足が写っているからです。矢羽根に似た翅が24本あるのでニジュウシトリバと名付けられたと思われます。
翅と翅の間を空かして軽くしている創造の素晴らしさに感動します。
サカハチトガリバ
こんな小さな生き物にも,創造の神様が考え抜いて作られたと思われるニジュウシトリバ

 さらに,電話台の脇にはキンイロキリガが止まっていました。昨日の個体と比べたら擦れていない奇麗なキンイロキリガで嬉しくなりました。
ニジュウシトリバ
一見,スギタニキリガに似ているキンイロキリガ

 最後に,外灯脇の東屋に寄って天上を見上げるとウスクモエダシャクが止まっていました。
ウスクモエダシャク
茶色で汚く見えてしまいますが,後翅のさざ波模様に惹かれるウスクモエダシャク。

トリバの翅 わざわざ空けて 軽くする


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tag : ナカアオナミシャク ニジュウシトリバ サカハチトガリバ キンイロキリガ

勿来の関で見られた蛾1

2014年4月28日(月)
勿来の関で見られた蛾1(2014/04/28)

 2014年4月28日に勿来の関で見られた蛾の紹介をします。
 児童公園下の建物に近づくと虫除け網戸に蛾が止まっているのが見えました。望遠レンズをつけたカメラで覗くとスギタニキリガに似たキンイロキリガです。今までは動かなくなって傷ついた個体しか見ていないので早速網を使って捕まえました。
キンイロキリガ
スギタニキリガに似ていて混同しがちなキンイロキリガ。羽ばたき運動を始めたので慌ててシャッターを押しました。

 建物の西側の空き地で何やら動いたものがいます。近づいて見るとアオシャクの仲間でした。写した画像を確かめたところ触角に髭があります。そのお陰で割と速くヒメウスアオシャクと分かりました。
ヒメウスアオシャク
画像をクリックすると右の方の触角が櫛歯状になっているヒメウスアオシャク

 次に大駐車場に行く途中,アケビコノハの幼虫を探しながら歩いていると白っぽい小さな蛾が葉の上に止まっていました。ツバメガ科のクロオビシロフタオです。一見,鳥の糞のように見えます。
クロオビシロフタオ
鳥の糞に擬態して天敵の目から逃れようとしているクロオビシロフタオ。

 大駐車場前の建物の床には,今年何度も見ているカギモンキリガがいました。
カギモンキリガ
カギモンヤガのカギは鍵で,カギモンキリガの方は鉤(ものを引っかけるのに使う先端の曲がった金属の棒)だと思われます。

 天上の蛍光灯の枠にはマダラマドガ止まっています。高くて上手く写せません。外からマツの小枝を拾って来て蛾を落としました。運が悪いときには,明るい出口目指して飛んで行き逃げられてしまいます。今日は脇の壁に止まってくれました。
 このマダラマドガは変わった止まり方をします。イヌが前足を立てて座るような格好で止まるのです。(体は壁にほぼ垂直で腹は天上を背は床を向いて止まっています。)だから,次のように写す角度を変えて写真を撮りました。
マダラマドガ
 ①斜め下の方向から写したマダラマドガ

マダラマドガ
 ②蛾の頭とカメラの高さを同じくして写したマダラマドガ

マダラマドガ
 ③翅の裏側が見える位置までカメラを上げて写したマダラマドガ。

 最後に,電話ボックスを覗くとウラベニエダシャクが電話に止まっていました。
ウラベニエダシャク
「もしもし。私は前翅長12mmの小さなシャクガ科の蛾ウラベニエダシャクです。よろしくね。」

また会えて 嬉しく思う 今朝の関


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tag : キンイロキリガ ヒメウスアオシャク マダラマドガ

ヒメウラナミジャノメ

2014年4月27日(日)
ヒメウラナミシャノメ
ヒメウラナミジャノメ
2匹のチョウは4本足で止まり交尾しているヒメウラナミジャノメ。このようにタテハチョウ科の仲間は前足が退化しているので4本足で体を支えています。 撮影日:2010/08/16 場所:北茨城市関南町

ヒメウラナミジャノメ
細かい波目模様がある翅裏と比べて,翅表には灰色の地に蛇の目模様だけがあるヒメウラナミジャノメ。 撮影日:2010/08/17 場所:いわき市沼部町

ヒメウラナミジャノメ
後翅の翅裏にある蛇の目模様の数は5つが普通ですが,このヒメウラナミジャノメには1つ多い6個の模様があります。それで名前が分からないでいました。 撮影日:2010/09/17 場所:勿来の関

 タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科のヒメウラナミジャノメを紹介します。
 チョウの撮影には苦労します。近づけば逃げられます。遠くに居ても手足を少し動かしただけでも逃げられます。その点蛾は,一部を除けば止まっていることが多いので撮影が楽です。

 ヒメウラナミジャノメとの最初の出会いは北茨城市関南町を流れる江戸上川にハグロトンボを写しに行った帰りでした。翅裏の細かい波目模様が奇麗だったことを覚えています。翅裏に比べると翅表は灰色の地に蛇の目模様があるだけです。

 最初の交尾をしている写真を見て下さい。2匹のチョウは4本足で止まっています。このようにタテハチョウ科のチョウは前足が退化しているので4本足で体を支えています。

 最後の写真のチョウは今日まで(2014年4月27日)名前が分かりませんでした。その訳はヒメウラナミジャノメに似ているのに蛇の目の数が一つ多かったからです。ジャノメチョウ亜科を隈無く調べても後翅に6つ蛇の目があるチョウは載っていないのです。

 ところが,「ウィキペディア フリー百科事典」に次のように書いてあったのです。「この蛇の目紋は後翅裏に5つあるが、まれに6つから8つほど持つ個体もおり、そのためargusという学名を付された。argusとはギリシャ神話の神で、100の目を持つ巨人アルゴスに由来する。」

 「ウィキペディア フリー百科事典」のお陰で,やっと名前が分かり,今日のブログに載せることができました。

 科名 タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科
 和名 ヒメウラナミジャノメ
 大きさ 前翅長18~24mm
 食餌植物 食餌植物はチヂミザサ,ススキ,チガヤなどイネ科植物です。
 特徴 蛇の目紋は後翅裏に5つありますが、まれに6つから8つほど持つ個体もおります。

このチョウも 4本足で 止まります


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tag : ヒメウラナミジャノメ

スジグロシロチョウ

2014年4月26日(土)
スジグロシロチョウ
スジグロシロチョウ
太くて黒い筋模様が目立つスジグロシロチョウ。モンシロチョウにはこのような黒い筋模様は見られません。撮影日:2014/04/08 場所:勿来の関

スジグロシロチョウ
一見モンシロチョウと思いがちですが,モンシロチョウにはこのような黒い筋模様が見られません。雄の翅裏は春型も夏型も上の写真のように太くて黒い筋があるのでこの写真は雌のスジグロシロチョウと思われます。撮影日:2012/07/19 場所:勿来の関

スジグロシロチョウ
最初の写真と同じチョウです。翅表も翅裏も名前通りに筋が黒いスジグロシロチョウ。撮影日:2014/04/08 場所:勿来の関

 シロチョウ科のスジグロシロチョウを紹介します。
 白っぽい色のチョウはモンシロチョウだと思い込んでいた私は観察会で驚いたことがありました。白っぽいチョウを指さして,「皆さんモンシロチョウだと思われるでしょうが,あれはスジグロシロチョウです。」と話されたからです。
 その衝撃があってから,白っぽいチョウでもモンシロチョウと決めずに確かめるようになりました。
 「花あるところ蝶あり」で菜の花が咲いている畑がありましたのでチョウが居るかどうか見てみることにしました。予想通り,白っぽいチョウとトラフシジミが花の蜜を吸っているところでした。白っぽいチョウの翅裏には太い筋が何本も見られました。見た通り筋が黒いのでスジグロシロチョウです。

 次の日,もっと奇麗に写そうと思い,昨日の畑に立ち寄りました。けれども,菜の花は収穫されてしまいチョウの姿は一匹もありませんでした。まさに「花無ければ虫は居ず。」です。がっかりしました。

 ところで,2012/07/19に写した白っぽいチョウの写真がありました。全体的に白いのでモンシロチョウらしいと思いました。しかし,トレードマークである黒い小さな紋がありませんし,翅脈が黒ずんでいることに気がつきました。モンシロチョウは翅脈が白いのでこの写真のチョウはスジグロシロチョウだと分かりました。
 さらには,夏型の雌は翅脈の黒い筋が雄よりはっきり出ないので2枚目の写真は雌だと思われます。

 科名 シロチョウ科
 和名 スジグロシロチョウ
 大きさ 前翅長24~35mm
 食餌植物 食餌植物はイヌガラシ、ダイコンなどのアブラナ科植物です。
 特徴 雄雌や春型と夏型とでは模様が異なります。

モンシロに 似てるが実は 筋黒し


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tag : スジグロシロチョウ

イチモンジチョウ

2014年4月25日(金)
イチモンジチョウ
イチモンジチョウ
私はこのチョウを夏型のサカハチチョウだと思っていましたが,白い筋紋様の外側に赤い筋がないのでイチモンジチョウだと分かりました。 撮影日:2010/09/15 場所:勿来の関

イチモンジチョウ
ウツギの花の蜜を吸うイチモンジチョウ。翅の裏側の写真だけで名前を調べるのは無理だと思っていました。
でも,写っている4本足を手がかりにタテハチョウ科かも知れないと思い名前調べをしました。 
撮影日:2013/06/09 場所:勿来の関

イチモンジチョウ
前翅から後翅まで白い筋模様が一の字に見えるためイチモンジチョウと名付けられました。 撮影日:2010/09/15 場所:勿来の関

 タテハチョウ科のイチモンジチョウを紹介します。
 私はこのチョウを夏型のサカハチチョウだとばかり思っていました。白い筋の紋様がよく似ていたからです。
 しかし,図鑑を見ると白い筋の外側に赤い筋がサカハチチョウにはあります。しかし,このチョウにはありません。改めてタテハチョウ科を探しますとイチモンジチョウであることが分かりました。

 勿来の関に行く途中に小さな畑があります。その畑の周辺にこのイチモンジチョウがいました。

 約3年経ったウツギ(ウノハナ)が満開の6月上旬,翅の裏が橙色の見慣れぬチョウがウツギの花の蜜を吸っているのを写しておきました。でも,この写真から名前調べは無理だなと思いながらチョウの足を見ました。何と2本足しか見えません。前足が一本写っていないことに気がつきました。このような前足が退化しているのは,テングチョウ科・マダラチョウ科・ジャノメチョウ科とそしてタテハチョウ科の仲間です。

 写っている足の数を手がかりにイチモンジチョウだと分かりました。

 前翅から後翅にかけて一の字紋様があるのでイチモンジチョウの名がつけられました。

 科名 タテハチョウ科
 和名 イチモンジチョウ
 大きさ 前翅長24~36mm
 食餌植物 食餌植物はスイカズラ、キンギンボクなどです。
 特徴 前翅から後翅にかけて一の字の紋様があります。

前翅から 後翅にかけて 一の字に


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tag : イチモンジチョウ

イソシギ

2014年4月24日(木)
イソシギ   撮影日:2014/04/23 場所:いわき市植田町渋川
イソシギ
餌を探すのに,つつつっと動いては止まりを繰り返すイソシギ。目が顔の脇についていても前がよく見えるのでしょうか。

イソシギ
このイソシギを写した場所は海辺でなく小さな川です。

イソシギ
黄矢印で示したように,翼の付け根まで白い色がくい込んでいるイソシギ。
これが確認できればイソシギに間違いありません。


イソシギ
正面から見るとイソシギの目は顔の脇についています。それでこの状態から前の方(イソシギの正面にいる私)を見るには嘴を左か右に向けて目をこちらに向けます。

 シギ科のイソシギを紹介します。
 植田町の渋川での昨日のことです。オオバンの足の様子が分かるように写真を撮り終えて帰ろうとすると見慣れない鳥がつつっと動いて目の前に現れました。
 チャンス到来とばかり写真を撮りました。困ったことに,この鳥はじっとしていないで,つつっと動いては止まり,つつっと動いては止まりを繰り返します。そのお陰でタイミングが合わず何回もシャッターを押すことになりました。
 写真を撮りながら,嘴も足も長いからシギの仲間だろうと予想していました。ところが,「フィールドガイド 日本の野鳥」(日本野鳥の会 発行)図鑑で探しましたが,なかなか見つかりません。
 そこで,この鳥の同定ポイントは何かを撮った写真を見て考えました。この鳥は3枚目の写真にある黄矢印で示したように腹の白い色が翼の付け根までくい込んでいます。その食い込みを手がかりに探しましたら見つかりイソシギと分かりました。

 イソシギは漢字で磯鴫と書きますが,海だけでなく河川や湖沼の水辺でも見られるそうです。

 科名 シギ科
 和名 イソシギ
 特徴 腹部の白色が翼の付け根の前で上にくい込んでいます。
     過眼線(眼を通過する線)は黒です。
     眉斑(過眼線の上にある線)は白いです。
     足は黄色です。

腹白く 翼の付け根 まで白し


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tag : イソシギ

オオバン

2014年4月23日(水)
オオバン   撮影日:2014/04/11と04/23場所:いわき市植田町渋川
オオバン
真っ黒(光の当たり具合で黒褐色に見えるときもあります)な体に白い嘴と額のツートンカラーのオオバン
目は僅かに赤味があります。


オオバン
体の割には大きい足のオオバン。黄矢印で示したように足指が太く見えます。
額に白い杓文字を付けているようなオオバン。この額の紋様がオオバンのトレードマークです。


オオバン
上から足指を見ると横に薄く広がっているようにも見えるオオバンの指。

 クイナ科のオオバンを紹介します。
 ヒドリガモを写していると右の方から突然,真っ黒い鳥が現れました。嘴と額が白く,見た瞬間オオバンだと分かりました。オオバンを正面から見ると白い杓文字を貼り付けているように見えます。何と言っても真っ白い杓文字を貼り付けているような格好がこの鳥を印象付けています。

 ウィキペディア フリー百科事典に「脚には木の葉形状の水かき(弁足)がある」と記載されていましたので,どんな様子の足なのか見たくなりました。そこで,今日(2014年4月23日),もう一度写しに行くことにしました。まだ居ることを願いながら土手に上がって見回しますと何にも居ませんでした。仕方なく土手下に咲いているシャガの花を撮って帰ることにしました。帰りに川面を眺めたら,何という偶然なのでしょうか。オオバンがどこからともなく現れてくれていました。

 足指の様子が分かるように撮ったのが2枚目,3枚目の写真です。

 岸に上がったオオバンの足を写真で見て驚きました。体の割に足指が大きく太かったからです。アヒルのような指と指の間の膜はなく指を幅広くしたように見えます。これなら水掻きに便利です。膜がないのは,凸凹している地面を歩くときに都合がよいからなのでしょう。

 岸に上がったオオバンは草を食べたり虫を食べたりしていました。


 科名 クイナ科
 和名 オオバン
 特徴 嘴と額が白いです。
     指が少し広くなった程度の水掻きがあります。
     目は赤味があります。

嘴と 額が白く 体黒し

オオバンは 太く大きい 足指が

太い指 水を掻くのに 便利なり



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tag : オオバン

ヒドリガモ

2014年4月22日(火)
ヒドリガモ   撮影日:2014/04/11 場所:いわき市植田町渋川
ヒドリガモ
雄はモヒカンスタイルの頭を見ればすぐ分かりますが,雌は地味で分かりづらいヒドリガモ。羽の色は違いますが,嘴の様子は似ています。

ヒドリガモ
嘴を見ていて気がついたことがあります。黒い所が目や口になりイヌ・オオカミ・キツネの横顔に見えるヒドリガモの嘴。

ヒドリガモ
この一羽の雌と一緒に居るヒドリガモの雄3羽。雄にとって雌はいつでも魅力ある存在なのです。

 カモ科のヒドリガモを紹介します。
 いわき市沼部町には多くの冬鳥達が北の方から渡って来ます。その中には雄の頭がモヒカン族の髪型に似たヒドリガモも居ます。

 カモ類の雌達は,地味な色合いで,初めて見る方には区別がつかないことと思います。図鑑片手にカモ類の雌を区別しようと努力しました。

 オナガガモ,マガモ,コガモの雌はお互いに似ていますが,それぞれに次のような目立った特徴があって区別ができました。

 オナガガモ・・・尾が長く体が大きい。
 マガモ ・・・嘴が橙色です。
 コガモ ・・・体が小さい。
 
 しかし,ヒドリガモの雌だけは見つけることができませんでした。雄が来ていれば雌もきているはずだと思い一生懸命探すのですが,結局徒労に終わりました。
 でも,いつかきっと雌を見つけたいと思っていました。

 偶々,いわき市植田町に出かけたとき,渋川をの覗いてみました。以前にカルガモやコガモが見られたので居るかもしれないと予想したからです。橋の上から南側を眺めるとモヒカンスタイルの雄の姿が3羽見えました。もしかして雌も居るかも知れないと思い周りを見回しました。一羽だけですが居ました。
 気付かれると逃げてしまうので物陰から写した写真がこれら3枚です。

 雄も雌も似ている所が一つあります。それは嘴の色です。どちらも灰色で口先だけが黒くなっています。嘴の灰色の部分には黒い所がありそれが目に,嘴の先の黒い所が口のようでイヌ・オオカミ・キツネの横顔に見えることを発見しました。

以前のヒドリガモの記事は<こちら>です。


 科名 カモ科
 和名 ヒドリガモ
 特徴 嘴は雄雌共に灰色で先は黒いです。
     オナガガモ、マガモ、コガモなどと並んで,普通に見られるカモ類です。

嘴を 見ていて気付く イヌの顔


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tag : ヒドリガモ

コクロモクメヨトウ

2014年4月21日(月)
コクロモクメヨトウ   撮影日:2014/04/21 場所:勿来の関   亜科名は「四国産蛾類図鑑」を参照しています。
コクロモクメヨトウ
白い縁取りの王冠紋が目印のコクロモクメヨトウ

コクロモクメヨトウ
胸部から腹部背面は白っぽい感じがするコクロモクメヨトウ

コクロモクメヨトウ
胸部背面には立ち上がった毛束が見られるコクロモクメヨトウ。
             
 ヤガ科キリガ亜科のコクロモクメヨトウを紹介します。
 似た種類が3種類いて迷いました。でも,胸部から腹部背面の様子に下のような特徴が見られます。

  和名          胸部から腹部背面の様子
コクロモクメヨトウ   白っぽい感じがします。白っぽい王冠紋があります。
クロモクメヨトウ    一様に焦茶色のようです。
ウスクロモクメヨトウ  中央付近で上下に分けられているような感じです。

胸部から腹部背面が全体的に白っぽく白い縁取りの王冠紋があるのでコクロモクメヨトウと同定しました。


 科名 ヤガ科キリガ亜科
 和名 コクロモクメヨトウ
 大きさ 前翅長18mm前後
 食餌植物 食餌植物はムラサキシキブです。
 特徴 胸部から腹部背面まで白っぽくなっています。
     前翅後縁中頃から外縁まで白っぽい王冠紋が見られます。

白っぽい 王冠紋が 目印だ


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tag : コクロモクメヨトウ

クジャクチョウ

2014年4月20日(日)
クジャクチョウ   撮影日:2014/04/02 場所:勿来の関
クジャクチョウ
紅色と大きな目玉模様が印象的なクジャクチョウです。
クジャクチョウは腹が空いているのでしょうか。翅を大きく広げたまま一歩も場所をルリタテハに譲りません。 


クジャクチョウ
いつも,私がこの樹木の脇を通るクヌギで樹液吸いをしていたクジャクチョウとルリタテハでした。
不思議に思っていることがあります。それは,なぜ,昆虫は逆さに止まるのかということです。


クジャクチョウ

 タテハチョウ科のクジャクチョウを紹介します。
 クジャクチョウを勿来の関で,一度見たきり会えないでいました。紅色の翅に大きな目玉模様が印象的で,是非写真に撮りたいと思っていました。
 いつも通る散歩道に樹液が少量出るクヌギがあります。以前その樹木にシロシタバが止まっていたことがありました。そのときは,止まっていた訳が分かりませんでしたが樹液の匂いに誘われて集まって来たものと考えています。
 それ以降樹液は出ているのに昆虫が寄ってこないので,不思議に思っていました。2014/04/02の午前10時30分頃です。そこを通りかかると何と2匹のチョウが樹液を吸っているではありませんか。しかも,2匹のうち1匹は写真を撮りたいと思っていたクジャクチョウです。

 携帯していたカメラでぶれないように写真を撮り,いそいそと家に帰りました。撮った写真を見て少しがっかりしました。僅かにピントが合っていなかったからです。また会えて写せることを期待して我慢することにしました。

 このクジャクチョウは北方系のチョウなので近畿以西には分布していないそうです。だから,白雲さんのブログ「♪自然への回帰」に登場してこなかったのです。

 紅色の翅に大きな目玉模様が印象的なチョウです。その模様がクジャクの飾り羽の目玉模様に似ているのでクジャクチョウの名が付きました。

 科名 タテハチョウ科
 和名 クジャクチョウ
 大きさ 前翅長26~32mm
 食餌植物 食餌植物はイラクサ、ホソバイラクサ、エゾイラクサ、カラハナソウなどです。
 特徴 前翅,後翅に大きな(クジャクの飾り羽のような)目玉模様を持ちます。
     近畿地方以西には分布しないそうです。

紅色と 目玉模様が 奇麗なり


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人影に気付き,近くの地面に降りたクジャクチョウ。

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tag : クジャクチョウ

アケビコノハ

2014年4月19日(土)
アケビコノハ   撮影日:2014/04/17~19 場所:勿来の関等
アケビコノハ
蛾やチョウの習性通り頭を下にして止まっていたアケビコノハ

アケビコノハ
ビニル袋から取り出そうと鋏で切り開いている間に死んだ振りを決め込むアケビコノハ。どこを触ってもぴくりともしません。

アケビコノハ
上方に伸びた下唇鬚(かしんしゅ)がサイのようで格好良いから手のりにして写したアケビコノハ。

アケビコノハ
翅を広げるとこのように鮮やかな紋様が現れるアケビコノハです。
画像をクリックすると大きくなります。赤矢印の所は三角形に凹んでいます。それは飛んでいるうちに鳥の嘴で食われたことを物語っています。止まっているときでしたら左右の前翅の同じ箇所に嘴状の傷跡ができます。
アケビコノハはヒメアケビコノハに似ていますが青矢印の所まで黒くなっていないのでアケビコノハだと分かります。


 ヤガ科クチバ亜科のアケビコノハを紹介します。
 アケビコノハとの出会いは2012/05/11以来,2年ぶりのことです。<以前の記事はこちら>
http://kitaibaraki987.blog.fc2.com/blog-entry-4.html

 いつも散歩の途中に立ち寄る建物に寄ったときです。蛍光灯を見上げると去年は幼虫に会えましたが成虫には一度も会えなかったそのアケビコノハが止まっていました。最初の写真のように止まっていました。不思議なことに,蛾もチョウも頭を下にして止まる習性があります。

 見上げているうちに,採集して木の葉そっくりの様子をまた,撮りたくなりました。さらには黄と黒で鮮やかな後翅の様子も撮りたくなったのです。
 早速,車から網を持って来て採集することに決めました。蛾を採集するにはこつがあります。止まっている蛾を下の方から網を近づけすくい上げるようにすると,蛾は網の中に落ちるので簡単に採集できるのです。網を上から下の方に動かすと下に落ちながら羽ばたいて逃げてしまうのです。

 次に,こういうときのためにポケットにいつも忍ばせているビニル袋を取り出し採集したアケビコノハを入れて家へ帰りました。

 家に帰りアケビコノハを取り出そうとビニル袋を開けているうちに,肝心の主役が,横に倒れ動かなくなりました。天敵に襲われたときのように死んだふりをしているのです。敏感な触角に触れてもぴくりともしません。そのうち活動するだろうとそのままにして置きました。2時間以上過ぎてもまだ死んだふりをしています。

 そのうち私の方が忘れてしまい寝てしまいました。朝になって気がつきアケビコノハがどうしているか見ましたら死んだ振りをしていた所から姿を消しています。壁や天上を見回しましたがいません。明るい方向に移動する習性があるので窓を見ると窓枠の下の方に頭を下にして止まっていました。

 上に伸びた下唇鬚(かしんしゅ)がサイの牙のようで格好が良いから手に乗せて記念写真を撮りました。

 その後,いっこうに飛ぼうとしないので後翅を見ることができません。そこで,埒があかないので翅頂付近の下から指を入れ前翅を広げることにしました。広げると黒い紋様がある黄色の後翅を見ることができました。でも,すぐ翅を閉じてしまいます。何度行っても同じです。
 そこで,前翅が閉じないように摩擦力を利用することにしました。つまり,絨毯の上で翅を広げれば摩擦で翅が戻らないだろうと考えたのです。予想通り上手くいき撮れたのが最後の写真です。

 アケビコノハと似た蛾にヒメアケビコノハがいます。後者の後翅外側の黒紋は青矢印の所まで黒いので(黄色い所が無く)区別がつきます。

 科名 ヤガ科エグリバ亜科
 和名 アケビコノハ
 大きさ 前翅長48mm
 食餌植物 食餌植物はミツバアケビ,アケビ,ムベ,ヒイラギナンテンです。
 特徴 前翅には葉脈そっくりの筋があり,薄焦茶色なので枯れ葉そっくりです。
     前足・中足の付け根近くに白い紋があります。
     左右の先が平たい下唇鬚(かしんしゅ)をずらしていることが多いです。

写真撮り したいけれども 死んだふり

そっくりで 枯れたこの葉に 見間違う



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tag : アケビコノハ

ミツバアケビ

2014年4月18日(金)
ミツバアケビ
ミツバアケビ
画像をクリックして大きな画像でミツバアケビの花を見て下さい。黄矢印は雌しべで赤矢印は花弁のように見えますが萼です。
青矢印は雄しべの葯です。桃色の花弁のように見えるのも萼です。 
撮影日:2014/04/14 場所:勿来の関

ミツバアケビ
上の花と同じ蔓に咲いていたミツバアケビの花です。葉柄の先に3枚の葉がつくのでミツバアケビの名が付きました。 撮影日:2014/04/14 場所:勿来の関

アケビ
葉が5枚ついているのでアケビです。写真には雌花しか写っていませんが,ミツバアケビと同じく雌花も雄花も別々につきます。 撮影日:2001/05/04 場所:北茨城市

 アケビ科のミツバアケビを紹介します。
 勿来の関では,毎年4月中旬になりますとミツバアケビが咲きはじめます。小豆色の花ですので目立つ花ではありません。ただ,花よりも人気があるのは実です。秋になると淡紫色の甘い実が成るので人気があるのです。白い果肉の中には種子がびっしり詰まっているので果肉を食べた後,吐き出すことになります。そのときはまるで機関銃の弾を乱射しているようです。

 私が食べたものは良く熟したものでなかったのか,種を吐き出した後苦みが残りました。

 葉柄の先に葉が,3枚ずつつくのでミツバアケビの名があります。
 葉柄の先に葉が,5枚ずつつくのはアケビです。勿来の関にはアケビは少ないようです。

 これらのミツバアケビ・アケビが生育しているお陰で,木の葉にそっくりなアケビコノハが勿来の関では見られます。
 その外にも少し大きなトガリエダシャクや黒地に白とクリーム色の紋様が奇麗なセスジナミシャクも見られます。


 科名 アケビ科
 和名 ミツバアケビ(つる性木本)
 花期 4~5月
 果期 9月~10月
 特徴 雌雄同株
     花弁のように見えるものは萼です。

アケビ類 雌花と雄花 別々に

花弁の ように見えるは 実は萼



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tag : ミツバアケビ

ニッコウエダシャク

2014年4月17日(木)
ニッコウエダシャク
ニッコウエダシャク
雄の触角は青矢印のように櫛歯状になっているニッコウエダシャク♂。 撮影日:2011/04/04 場所:勿来の関

ニッコウエダシャク
後翅外縁が赤矢印のように大きく波打っているものとそうなっていないものもいるニッコウエダシャク。 撮影日:2012/04/02 場所:勿来の関

ニッコウエダシャク
胸部背面には黄矢印で示したように太くて黒い筋があるニッコウエダシャク。 撮影日:2014/04/17 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のニッコウエダシャクを紹介します。
 毎年4月上旬になると出現します。前翅長24mm前後ある大きな蛾です。白い蛾から灰色の蛾まであります。

 次のような特徴があります。
  ①雄の触角には櫛歯状の長い毛が生えています。(青矢印)
  ②後翅外縁は大きく波打つものとそうでないものがあります。(赤矢印)
  ③胸部背面には太くて黒い筋があります。(黄矢印)

 北茨城市周辺ではミズナラは奥山でしかみられません。ですから,目と鼻の先の勿来の関にはコナラはありますがミズナラは無いものと思われます。従って,食餌植物がミズナラとなっていますが,コナラも食べると思います。

 ニッコウと名がついていますが,最初に日光で見つかったからだと思われます。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ニッコウエダシャク
 大きさ 前翅長24mm
 食餌植物 食餌植物はミズナラ、リンゴです。
 特徴 雄の触角には櫛歯状の髭があります。
     後翅外縁は大きく波打ちます。
     胸部背面に黒い筋があります。

胸の上 太くて黒い 筋がある


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tag : ニッコウエダシャク

ツバメシジミ

2014年4月16日(水)
ツバメシジミ
ツバメシジミ
左のチョウは翅裏が黒っぽいので雌のツバメシジミと思われます。 撮影日:2010/08/16 場所:北茨城市平潟

ツバメシジミ
右のチョウは6本の足で止まっているのに対し左のは4本足で止まっているツバメシジミ
こうして使わない前足は退化していく運命にあります。 
撮影日:2010/08/16 場所:北茨城市平潟

ツバメシジミ
前足2本を遊ばせ4本足で止まっているように見えるツバメシジミ。 撮影日:2010/08/20 場所:北茨城市水沼

 シジミチョウ科のツバメシジミを紹介します。
 平潟にある沼でトンボの写真を撮り終えてから池の周りを歩きました。ヤマトシシジミらしいチョウが交尾をしていました。珍しいので早速写真を撮りました。
 ファインダーからチョウを覗いているうちにヤマトシシジミでないことに気がつきました。尾状突起がついていたからです。尾状突起がついているチョウを見たのはこれが最初でした。尾状突起がついているだけですが,何かとっても珍しいチョウを見つけたような気分になりました。

 左のツバメシジミの翅の裏面が黒っぽい色をしているのは翅表が黒っぽい雌だからでしょう。

 写真を見ているうちに発見したことがあります。右のツバメシジミが6本足で止まっているのにもかかわらず左のツバメシジミが4本足で止まっていることです。おそらく写真に写っていない足は前足だと思います。このように前足を使わないことが増えて退化していったのでしょう。タテハチョウ科オオウラギンスジヒョウモンで退化した前足について記事<こちら>にしましたので読んで下さい。

 最後の写真でも,体を支えている足は4本で前足は遊ばせているように見えます。

 科名 シジミチョウ科
 和名 ツバメシジミ
 大きさ 前翅長9~19mm
 食餌植物 食餌植物はシロツメクサ・コマツナギなどマメ科植物の花やつぼみ・新芽です。
 特徴 翅の表面は雄が青,雌は黒です。
     尾状突起あり,ツバメの尾のようなのでツバメシジミの名があります。

後翅から 小さな突起 出ているぞ


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tag : ツバメシジミ

ベニシジミ

2014年4月15日(火)
ベニシジミ
ベニシジミ
前翅のつけ根まで紅が広がっている春型のベニシジミ。 撮影日2014/04/12 :場所:北茨城市下小津田

ベニシジミ
翅の裏の紅も鮮やかなベニシジミ。このベニシジミは4本足で止まっています。前足は折りたたんでいるのが見えます。タテハチョウ科のチョウはこのように4本足で止まっているうちに前足が退化していったように思われます。 撮影日2010/07/08 :場所:北茨城市平潟

ベニシジミ
前翅のつけ根までは紅が広がっていない夏型のベニシジミ。 撮影日:2010/09/03 場所:北茨城市平潟

 アゲハチョウ科のカラスアゲハを紹介します。
 水沼に行く途中のアブラナ畑で今年初めてベニシジミに会いました。ベニシジミに光が当たって紅色が,とても鮮やかに見えたのが最初の出会いの印象でした。

 このベニシジミは,止まったときに絶対翅を開かないコツバメと違い,カメラマンにたっぷりサービスしてくれるチョウです。ファションショーで紅色の服を見せびらかすように翅を開いてくれるからです。もちろん閉じて翅の裏側の様子も見せてくれます。

 前翅の紅が翅の付け根まで広がっているのが春型です。一方,夏型は紅がつけ根まで広がらず黒っぽい感じです。

 科名 シジミチョウ科
 和名 ベニシジミ
 大きさ 前翅長13~19mm
 食餌植物 食餌植物はスイバ、ギシギシ、ノダイオウなどのタデ科植物です。
 特徴 止まったときコツバメは翅を閉じたままですが,翅を開きます。
     春に現れる個体は赤っぽく夏の個体は黒っぽいです。秋には両タイプが見られるそうです。

紅色を 開いて見せる ベニシジミ


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tag : ベニシジミ

イワウチワ

2014年4月14日(月)
イワウチワ   撮影日:2010/04/01~04/09 場所:茨城県
イワウチワ
同じイワウチワでも品が良い花もあればちょっと頂けない花もあります。

イワウチワ
やはり私の目は色の濃い上の花に惹かれてしまいます。

イワウチワ
小さな花でも三つ選びますと構図が難しくうるさくなります。

イワウチワ
文字通り岩の上に生育していたイワウチワです。

イワウチワ
群落はもっと広がっていましたが,特に奇麗に見える部分を選びました。

イワウチワ イワウチワ
左の写真では後ろから光が当たると鮮やかに見えることが分かります。
右の写真では蕾の内は桃色が濃いことが分かります。


 イワウメ科のイワウチワを紹介します。
 平地で春を告げる花はソメイヨシノがあげられます。山地では,マンサクやカタクリとイワウチワがあげられます。不思議にもほぼ同時に満開を迎えるのはソメイヨシノ・カタクリ・イワウチワです。奇遇にもこの三者の花弁は薄桃色です。色といい可憐さといい花言葉「春の使者」に相応しいと感じています。

 カタクリとイワウチワが一緒に見られる所もあります。

 私は高山植物のイワカガミを見て以来,名前を取り違えるようになってしまいました。イワウチワは葉が団扇のような形をしています。一方,イワカガミの葉には,鏡のような光沢があります。北茨城ではイワカガミは見られません。

 イワウチワは群落を作ります。白っぽい花から桃色が濃い花まであります。ここに載せましたイワウチワは特に桃色が濃いものを選んで写してあります。私には桃色の花を見ると写したくなってしまう癖があります。


和名 イワウチワ
開花 4月
名の由来 葉の形が団扇に似ていることから。
特徴 花茎の頂きに1輪の花をつけます。
    葉は同じ科のイワカガミに似ています。
花言葉 春の使者

カタクリと 開花する時期 同じなり

春告げる 桃色の花 可憐なり



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tag : イワウチワ

水沼の春2

2014年4月13日(日)
水沼の春2   撮影日:2014/04/12 場所:北茨城市

 水沼に咲くの春の花を紹介します。
 せっかく遠くまで来たので花を写すことにしました。ここ水沼にはタチツボスミレの外に一目で名前が分かるスミレが咲きます。そのスミレの名はエイザンスミレです。葉に深い切れ込みがあり細いのですぐ分かります。咲き始めの頃は桃色が濃く見る人を楽しませてくれます。
エイザンスミレ
葉の切れ込みが深く細い葉なので,葉を見ればすぐ名前が分かるエイザンスミレ。開花して間もない間は桃色が濃く目を惹きます。 

 次に会えたのはミミガタテンナンショウ(サトイモ科)です。オオマムシグサやムラサキマムシグサに似ています。初めて見る人にはどちらか分からなくなってしまいますが,特徴は次の通りです。

 ①それらより早く4月から咲きます。
 ②黄矢印で示しましたが,仏炎苞が福耳のように外側に大きく張り出します。
ミミガタテンナンショウ
この仲間では,いち早く4月から花を咲かせるミミガタテンナンショウ。黄矢印で示しましたが福耳のように外側に大きく仏炎苞が張り出しているのでミミガタの名が付いています。茎が斜めなのは大雪で事故にあったからでしょう。 

 その次に,センボンヤリが咲いていました。まだ,花茎が長く伸びず丁度写しやすい大きさでした。このセンボンヤリには次のような特徴があります。

 ①花弁の外側が赤紫で内側の白と対照的で素敵に見えます。
 ②秋には花が開かないまま実ができてしまう閉鎖花をつけます。
 ③閉鎖花の花茎は何本も出るのでセンボンヤリの名がつけられました。
 ④葉は独特の形で可愛らしい。
センボンヤリ センボンヤリ
花弁の外側が赤紫で洒落た花です。秋には花が開かないままで実を作ってしまいます。そのときの花茎が何本も出るのでセンボンヤリの名がつけられました。 

 5番目にハルトラノオに似たアブクマハルトラノオを見つけました。この花は1995年に発表されたばかりの新種なのです。それで,山と溪谷社発行の「山溪ハンディ図鑑 2山に咲く花」(1996年初版第1刷)には掲載されていませんでした。高萩市・北茨城市・いわき市で見られます。赤い雌しべが目立つ花です。

 最後の植物はコチャルメルソウです。茶色で魚の骨状に見えるものが花弁で7~9裂しています。黄色く見えるものが葯で5個(後3個の葯は取れてしまいました。)あります。花の形を横から見たときの様子が屋台のラーメン屋の客寄せによく使われる楽器(木管楽器の一種のチャルメラ(チャルメルともいう))に似ていることから名付けられました。
アブクマトラノオ コチャルメルソウ
左 1995年に発表されたばかりの新種アブクマトラノオ。高萩市・北茨城市・いわき市などに分布しています。
右 屋台のラーメン屋が使う楽器チャルメルに花を横から見たときの形が似ているのでコチャルメルソウと名が付きました。 


見つけたぞ エイザンスミレ あちこちで


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水沼の春1

2014年4月12日(土)
水沼の春1   撮影日:2014/04/12 場所:北茨城市
カタクリ
朝早く到着してもカタクリは開花していません。光が当たってはじめて開きはじめるからです。 

ニリンソウ
花弁の外の桃色が見えるように下の方からねらったニリンソウ。二つの花をつけるのでニリンソウ(二輪草)の名がつけられています。 

エゾエンゴサク
花の数は少ないものから多いものまでいろいろなエゾエンゴサク。弱々しい植物です。 

タチツボスミレ
どこでも普通に見られるタチツボスミレです。 

アブラチャン
雄株と雌株に分かれているアブラチャン。黄色い葯が見えるので雄株の方です。 

 水沼に咲くの春の花を紹介します。
 水沼に行けば勿来の関にはいないチョウに会えるだろうと思い出かけました。途中,アブラナが咲いている所でベニシジミ・スジグロシロチョウを撮ってから水沼ダムへ途中下車せずに行きました。

 以前にカタクリが咲いた場所を覗くと,丁度真っ盛りでした。勿来の関でソメイヨシノが満開になると,それに合わせるようにカタクリ<以前の詳しい記事はこちら>も真っ盛りになるから不思議です。

 カタクリの近くにはニリンソウ<以前の詳しい記事はこちら>・エゾエンゴサク・アブラチャンが咲いていました。マクロレンズを使って背景をぼかしたかったのですが,壊れたため300mmの望遠レンズで写しました。それらを写してから目的地へ向かいました。

 車から出て辺りを見回して嫌な予感がしました。咲いている主な花は,ウメやサクラ類とヤブツバキだったからです。仕方なく辺りをぶらぶら歩きましたが会えたのはルリタテハ(写す前に逃げられました)だけでした。 ・・・明日に続く

豊かでも 花無き所 チョウを見ず


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カラスアゲハ

2014年4月11日(金)
カラスアゲハ   撮影日:2010/08/18 場所:いわき市
カラスアゲハ
青緑色の金属光沢に輝く奇麗なカラスアゲハ

カラスアゲハ
黄矢印の所に青緑色の金属光沢はなく黒っぽい灰色の毛が映えているカラスアゲハ。これは雄だけが持つ特徴です。

カラスアゲハ
黄矢印の所の黄白色帯より赤矢印の所の方が長くなっているチョウはカラスアゲハです。

 アゲハチョウ科のカラスアゲハを紹介します。
 いわき市の山奥に行く途中,青緑色に輝いているものが道路にありました。車を止めて近寄るとほとんど傷がない奇麗なチョウが動かなくなっていました。交通事故にでも遭ったのでしょうか。金属光沢に輝いてあまりにも奇麗でしたので,葉の布団に乗せて写真を撮りました。
 2枚目の写真を撮るときには,後翅の様子が分かるように前翅を上にずらして写しました。幸運にもこのチョウは事故にあったばかりのようでした。死亡後,時間が経つにつれて体が硬直して動かなくなってしまうからです。

 このチョウの名はミヤマカラスアゲハだと思っていました。記事に載せる前にもう一度,念を押してミヤマカラスアゲハで間違いないか確認することにしました。「カラスアゲハの裏面黄白色帯は上ほど幅広く,ミヤマカラスアゲハは細い。」と図鑑には書かれてあるのですが意味が分かりませんでした。私が「幅広くとか細いとか」言っている物を誤解していたからです。

 つまり,私は短冊を上下に並べたような裏面黄白色帯が太いか細いかで区別すると解釈していたのです。だから,同定できずにいたのです。両者の黄白色帯にそれほど大きな違いがなかったからです。

 でも,両者の黄白色帯を見ているうちに,図鑑の説明が分かりました。図鑑では黄白色帯の長さが短いか長いかを問題にしていたのです。

 最後の写真のように,黄矢印の所の黄白色帯より赤矢印の所の方が長くなっているチョウはカラスアゲハなのです。

 ミヤマカラスアゲハのは,もっと短い黄白色帯が並んでいます。

 今回,これらの写真のチョウをカラスアゲハと同定できたのは裏面を写しておいたからです。幸運でした。

 2枚目の写真を見て下さい。黄矢印の部分は金属光沢に輝いていません。黒っぽい灰色の毛が生えています。これは雄の特徴です。

 科名 アゲハチョウ科
 和名 カラスアゲハ
 大きさ 前翅長45~80mm
 食餌植物 食餌植物はコクサギ、キハダ、サンショウ、カラスザンショウ、ミヤマシキミ、カラタチなどです。
 特徴 翅表が緑から青の金属光沢に輝く奇麗なチョウです。              雄は翅表に金属光沢が無い黒っぽい灰色の部分があります。
     裏面黄白色帯が上ほど長くなります。

青緑 きらきら光り 眩しいぞ

黒い毛は 雄だけが持つ 目印だ



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tag : カラスアゲハ

スミナガシ

2014年4月10日(木)
スミナガシ
スミナガシ スミナガシ
真っ赤な口を伸ばして樹液を吸うスミナガシ。画像をクリックすると大きくなりますので真っ赤であることが確かめられます。
右の写真のように緑色を濃くすると補色の関係でどす黒い赤になってしまいます。 
撮影日:左2010/08/15 右2010/08/11 場所:いわき市

スミナガシ
食事中のときは逃げないので安心して写真が撮れるスミナガシ。
実際は,最初の写真のように縦ですが,記事の構成上横にしました。 
撮影日:2010/08/11 場所:いわき市

スミナガシ
この写真のスミナガシが一番気に入っています。 撮影日:2010/08/15 場所:いわき市

 タテハチョウ科のアカタテハを紹介します。
 いわき市の山奥に行ったとき,何気なくクヌギの幹を見ました。カブトムシや一度も会ったことがない真っ黒なチョウが樹液を吸っていました。以前に図鑑で見たことがあるスミナガシです。食事中のうちに何枚も撮りました。
 撮っているうちに翅の色が微妙に変化することに気がつきました。見る角度によって緑に見えるときがあるのです。緑色のグラデーションを眺めて美しさに溜め息が出ました。その色を出すためにフィルターを回して実際に近い色が出るところで止めて写しました。

 緑色のグラデーションが奇麗に撮れたところでスミナガシの撮影は終了いたしました。

 もう一つ気付いたことがあります。樹液を吸うために伸ばしているストロー状の口が真っ赤だということです。写真を見たときには「何だろうこの赤い物は。」と思いましたが,よく見ているうちに赤い口を持ったチョウであることに気がつきました。

 科名 タテハチョウ科
 和名 スミナガシ
 大きさ 前翅長31~44mm
 食餌植物 食餌植物はアワブキ、リュウキュウアワブキ、ヤマビワなどです。
 特徴 幼虫は頭部に2本の角をもちます。                 
     口は赤いです。
     翅の紋様が墨を流したときにできる模様と似ているのでスミナガシと名が付きました。


翅の色が 微妙に変化 スミナガシ

翅は黒く 口は赤いぞ スミナガシ



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勿来の関の春

2014年4月9日(水)
勿来の関の春
ショウジョウバカマ ショウジョウバカマ
左:この色の花は少ないショウジョウバカマ。 撮影日:2010/04/07 場所:勿来の関 
右:ほとんどこのような色が多いショウジョウバカマ。 撮影日:20003/03/31 場所:勿来の関
今日(2014年4月10日),念のために確認したら,今まで感じていた事実と異なって逆に左側のような色の花がほとんどでした。ということは生長と共に花弁の花の色が青紫から赤紫に変わるのでしょうか。それとも,写真に撮ると色が変わるためでしょうか。これから意識して観察してみます。

アセビ
コツバメの幼虫はアセビの蕾や花を食べます。 撮影日:20003/03/31 場所:勿来の関

カワヅザクラ
花の持ちが良いカワヅザクラ。 撮影日:2014/04/09 場所:勿来の関

ヤマザクラ
葉が赤茶色のヤマザクラ。 撮影日:2014/04/09 場所:勿来の関

オオシマザクラ
花も葉も開いているオオシマザクラ。花は緑っぽく見えます。 撮影日:2014/04/09 場所:勿来の関

ヒサカキ
異臭を放つヒサカキの花。 撮影日:2014/04/09 場所:勿来の関

 春になると勿来の関にいろいろな花が咲きます。それらを紹介します。
 最初に紹介する花は,ショウジョウバカマです。花の色は青紫や赤紫がありますが,圧倒的に多いのは青紫です。ソメイヨシノと同じく現在(2014年4月9日)満開を迎えております。日陰の湿った場所を好みます。花茎が少し伸びた頃写すと可愛らしさが出ます。日が経つにつれてどんどん伸びて種ができる頃にはろくろ首のように長くなります。

 3枚目の写真の花はアセビです。春の妖精コツバメ<記事はこちら>の幼虫の餌になります。葉ではなく蕾や花を食べるようです。アセビがあちこちに植えられているのでコツバメがよく見られます。でも,芝生が植えられている広場の周辺には植えられていないのでコツバメの姿は見られません。

 4枚目のサクラはカワヅザクラと思われる写真です。昨日,カワヅザクラは咲いている期間が長いと紹介しましたが心配になって撮った写真がこれです。開花から既に16日経っても,まだ,咲いている花があります。葉も開いて大きくなっています。

 次のサクラはヤマザクラの花です。開花する頃,赤茶色の葉も開きます。ヤマザクラの良い点は赤茶色の葉に光が当たると透けて奇麗に見え白い花を引き立てるからです。引き立てていた葉は大きくなるにつれて緑色になります。

 その次のサクラはオオシマザクラです。もう既に葉が大きくなっています。オオシマザクラの花は緑っぽく見えます。

 最後の花はヒサカキです。北茨城市やいわき市にはサカキが分布していないので神棚にはヒサカキを上げています。この花の存在は目よりも先に鼻で分かります。便所のような異臭を放つからです。花には白・薄紅のがあります。葉はホタルガの幼虫の餌になっています。


赤茶色 花が引き立つ ヤマザクラ


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tag : 勿来の関

サクラ

2014年4月8日(火)
サクラ
サクラ
カワヅザクラと思われる桃色が濃いサクラです。 撮影日:2014/03/25 場所:勿来の関

サクラ
桃色の濃い蕾と花弁に見える桃色の筋が奇麗さを醸し出しています。 撮影日:2014/03/26 場所:勿来の関

サクラ
坂を登り終わる頃桜並木が見えてきます。 撮影日:2014/04/08 場所:勿来の関

サクラ
文学歴史館入口のサクラのようすです。 撮影日:2014/04/08 場所:勿来の関

サクラ
登り坂入口の桃色が濃いサクラと一本奥のヤマザクラです。 撮影日:2014/04/08 場所:勿来の関

 勿来の関のサクラを紹介します。
 ほとんど毎日歩いている勿来の関のサクラが満開を迎えております。一部は散り始めた桜もあります。珍しく今年は小中学校の入学式に合わせるかのように満開になりました。平年より少し速い気がします。いつもより寒い冬がサクラの開花スイッチを押し,春の暖かさが蕾を広げたからでしょう。

 1枚目と2枚目の写真は芝生のある広場に植えられている未だ小さいサクラです。ソメイヨシノより桃色が濃く奇麗だったので写しておきました。桃色の蕾と花弁にある筋が桃色に染まっているところが好きです。これらのサクラはカワヅザクラと思われます。そのように予想しているのは次のような訳からです。

 ①開花が早いです。
 ②桃色が濃いです。
 ③咲いている期間が長いです。

 これからサクラの木を植えるときはソメイヨシノよりもカワヅザクラの方が良いと思います。その写真のように奇麗で咲いている期間が長いからです。おそらくテングス病にもかからないと思います。

 3枚目の写真は坂道を上り終わる頃見えてくる桜並木です。ヒヨドリなどの野鳥が花の蜜を求めて集まって来ます。

 4枚目の写真は文学歴史館入口の様子です。提灯をぶら下げて賑やかさを出し,ライトアップもするそうです。

 最後の写真は海の方から来たとき,登り坂の初めにあるサクラの木です。ソメイヨシノと開花時期は同じくらいですが,桃色が少し濃いサクラです。その奥に見える茶色の木は,葉の方が早く開くヤマザクラです。赤味の濃い葉のヤマザクラは白い花と対照的で奇麗です。

勿来の関を通るときに詠んだ源義家の次のような和歌があります。
 吹く風を 勿来の関と 思えども 道もせに散る 山桜かな


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tag : サクラ

アカタテハ

2014年4月7日(月)
アカタテハ
アカタテハ
後翅には外縁にだけ赤橙の紋があるアカタテハ。右下に見える白いものは樹液が発酵して生じた泡と思われます。酸っぱい匂いがします。前肢・後肢に見られる赤橙の紋からアカタテハと名前が付いたと思われます。 撮影日:2014/04/07 場所:勿来の関

アカタテハ
青矢印の白紋は少し大きく黄矢印の方は少し小さい紋のアカタテハ
ヒメアカタテハは2つの紋の大きさは大きくてほぼ同じ大きさです。 
撮影日:2014/04/07 場所:勿来の関

アカタテハ
触角の先端が白く,体を支えているのは4本足というタテハチョウ科の特徴を示すアカタテハ。
樹液だけでなく,ウツギ(卯の花)に口を入れ蜜を吸うアカタテハ。 
撮影日:2012/06/08 場所:勿来の関

 タテハチョウ科のアカタテハを紹介します。
 4月2日から久し振りに晴天になり,森のレストラン(私が名付けた名前です。)へいそいそと出かけました。
「今日もお客が居るだろう。」という予想は外れてしまいました。前回は9時30分頃で今回は11時30分頃ですから来るのが遅かったからかも知れません。
 がっかりしましたが,ブログの記事に載せようとスミレ2種を写してからかえることにしました。
 撮影が終わる頃,散歩中の方が通りました。その方が進んでいく途中,何か黒いものが地面から飛び立ったように見えました。もしかして,レストランへ向かったのかも知れないと思いそっと覗き込んでみました。
 すると,幸運にもアカタテハが食事中でした。嬉しくなって食事中の写真を何枚も撮りました。
 ウツギの花の蜜を吸っている写真はあったのですが翅を閉じた写真だけなので今日まで記事にできませんでした。

 アカタテハとヒメアカタテハ<記事はこちら>の写真を見れば両者の違いは一目瞭然でした。アカタテハが翅を開いているときは後翅外縁のみに紋があるからです。それに対して,ヒメアカタテハの後翅は,半分以上も黄橙色に染まっています。

 しかし,翅を半開きにしているときはどちらか迷います。そのときの区別するポイントを紹介します。2枚目の写真を見て下さい。写真の左下の方に青矢印と黄矢印があります。(画像をクリックすると大きくなります。)白くて大小不揃いの紋がアカタテハの特徴なのです。ヒメアカタテハの紋は,ほぼ大きさが同じです。

 科名 タテハチョウ科
 和名 アカタテハ
 大きさ 前翅長30~35mm
 食餌植物 食餌植物はカラムシ、クサマオ、ヤブマオなどです。
 特徴 葉を閉じて巣を作ります。                                                        
     タテハチョウ科に共通していて前足は退化し4本足です。
     タテハチョウ科に共通していて触角の先端が白いです。

不揃いの 円い白紋 アカタテハ

アカタテハ 後翅外縁 のみが赤




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tag : アカタテハ

ヒメアカタテハ

2014年4月6日(日)
ヒメアカタテハ   撮影日:2010/09/20 場所:茨城県東海村
ヒメアカタテハ
ヒャクニチソウの花と同じくらい鮮やかなチョウを撮りましたが,似ていてなかなか名前が分からなかったヒメアカタテハ

ヒメアカタテハ
見分けるポイントは青矢印の間の大小4個の白紋にあったヒメアカタテハ

ヒメアカタテハ
タテハチョウ科はこのヒメアカタテハのように4本足で体を支えます。退化した前足は折りたたんでいると思われます。
タテハチョウ科の特徴としてもう一つ,触角の先端が白いです。


 タテハチョウ科のヒメアカタテハを紹介します。
 東海村に用があって出かけたときです。JAのスーパーの花壇にヒャクニチソウが奇麗に咲いていました。その花に見たことがない奇麗なチョウが集まっていました。近づいて見ると花の蜜を吸っています。この奇麗なチョウを写そうと車からカメラを取り出しました。大きく写そうと近づけば逃げられてしまい思うように写せませんでしたがやっと3枚ほど普通に見られる作品ができました。

 名前調べではアカタテハと似ていてどこが違うのか,なかなか分からず苦労しました。やっと翅頂付近の紋様が違うことに気付きました。2枚目の写真のように,青矢印で示された2つの大きい白紋の間に2つの小さい白紋が並んでいる方がヒメアカタテハなのです。

 最後の写真を見ると,驚くことに足の数が4本です。しかも,太くてがっちりした足のようです。この足の数については,オオウラギンスジヒョウモンの記事とヒオドシチョウ<こちらこちら>の所で詳しく触れてありますので見て下さい。

 タテハチョウ科のチョウは体を支える足の数が4本であることと,もう一つ,触角の先端が白いという特徴を持っています。


 科名 タテハチョウ科
 和名 ヒメアカタテハ
 大きさ 前翅長25~33mm
 食餌植物 食餌植物はキク科のハハコグサ、ヨモギ、ゴボウなどです。
 特徴 タテハチョウ科に共通していて前足は退化し4本足です。
     タテハチョウ科に共通していて触角の先端が白いです。

蜜吸いに ヒメアカタテハ 花にくる

タテハチョウ 触角の先 白いなり



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tag : ヒメアカタテハ

エナガ

2014年4月5日(土)
エナガ   撮影日:2014/04/05 場所:北茨城市平潟
エナガ
目にピントがあってはっきり写ったエナガ。何と茶色に見えた羽は薄桃色だと分かりました。このエナガはユズの木に止まりました。ユズの鋭い刺が見えます。

エナガ
頭の向き加減で,後頭部が高く見えるエナガ。下の方を向いてくれたお陰で頭のてっぺんの様子がよく分かります。何か私にはモヒカン族の髪型に見えてしまいます。

エナガ
未だ,蕾のままのボケの木に訪れたエナガ。嘴は黒くて短いことが分かります。

 エナガ科のエナガを紹介します。
 エナガとの最初の出会いは▶白雲 (はくうん)さんのブログ「♪自然への回帰」2014/年3月15日のツーショットの可愛い写真でした。残念ながら勉強不足で名前が分かりませんでしたが,野鳥に関するブログを見ているうちにエナガと分かりました。
 名前が分かって的を射た命名だと納得しました。尾が柄杓(ひしゃく)の柄(え)ように長いので,柄杓の柄に見立てたのだと思ったからです。「エナガ- Wikipedia」にも,そのようなことが書いてありました。
 今日(2014/04/05),そのエナガが近所の植木に止まっているのを発見し急いで撮ったのがこれらの写真です。

 エナガの特徴は
 ①尾が長いです。
 ②頭上には白い帯があってモヒカン族の髪型のように見えます。
③茶色に見える羽は薄桃色です。
 ④嘴は黒くて短いです。
 ⑤雌雄同色です。
 ⑥樹液を飲むことがあるそうです。

 エナガの巣は,苔をクモの糸で丸くまとめた袋状の精巧なものだというので見てみたいです。


 科名 エナガ科
 和名 エナガ
 大きさ 尾を含めない体は,スズメより小さいです。
 特徴 尾が長いです。
     頭上には白い帯があってモヒカン族の髪型のように見えます。
茶色に見える羽は薄桃色です。
     嘴は黒くて短いです。
     雌雄同色です。
     樹液を飲むことがあるそうです。

頭が白く モヒカン族の ように見え

尾が長く 直ぐにエナガと 分かりけり



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tag : エナガ

オオウラギンスジヒョウモン

2014年4月4日(金)
オオウラギンスジヒョウモン   撮影日:2010/08/06 場所:北茨城市
オオウラギンスジヒョウモン
このオオウラギンスジヒョウモンは翅頂付近に三角の白紋があるので雌です。ヒョウモンチョウ類にはオオウラギンヒョウモンがいるので名前を正しく覚えて下さい。   サワヒヨドリの蜜を吸うオオウラギンスジヒョウモン

オオウラギンスジヒョウモン
画像をクリックすると黄矢印の先に退化した2本の前足がV字になって見えるオオウラギンスジヒョウモン

オオウラギンスジヒョウモン
画像をクリックすると黄矢印の先に折りたたまれた退化した前足が見えるオオウラギンスジヒョウモン。

 タテハチョウ科のオオウラギンスジヒョウモンを紹介します。
 夏の盛りに奥山にトンボの写真を撮りに行きました。そのとき,サワヒヨドリに止まっている見たこともない奇麗なチョウが止まっておりました。タテハチョウ科のヒョウモンチョウ類の仲間まではすぐ分かりました。似た紋様のチョウがいて難航しましたが,オオウラギンスジヒョウモンと同定いたしました。
 似ているのは紋様だけでなく名前も似ているチョウがいてオオウラギンヒョウモンと間違って覚えていました。

 面白いことにヒョウモンチョウ類(10種類)はスミレ科の植物を食餌植物としています。オオウラギンスジヒョウモンの幼虫はタチツボスミレの葉を食べるようです。
 もっと面白いことには,2枚目・3枚目の写真を見ると,足の数が足りなくて4本しか見えません。(陰になって見えない部分の足は足して下さい。)昆虫の足は6本あるのに2本足りません。
 そう思って私は2枚目の写真を拡大して確かめました。
 すると,どうでしょう。黄矢印の部分に折りたたまれた貧弱で小さい足が見えるではありませんか。2枚目の写真では退化した前足がVの字になっています。3枚目の写真では折れている前足が写っています。

 体を支えるには足が4本あれば十分だと,退化させたと思われます。でも,無くしてしまわずに付いているのには何か訳があるのかも知れません。
 例えば同じ種であるかとか,食餌植物であるか確認するときに使っているかもしれません。

 退化した足の記事は<こちらこちら>に掲載されています。

 オオウラギンスジヒョウモンの4本足は何かキアゲハ<記事はこちら>の足と比べて太くてがっちりしているように見えます。


 科名 タテハチョウ科
 和名 オオウラギンスジヒョウモン
 大きさ 前翅長34~43mm
 食餌植物 タチツボスミレなど。
 特徴 雌の翅頂付近には三角状の白紋があります。
     前足は退化していて,4本足で体を支えたり歩いたりします。
退化した前足は折りたたんで体につけています。

スミレ食う ヒョウモンチョウの 仲間達

タテハチョウ 退化した足 折りたたむ



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tag : オオウラギンスジヒョウモン

ルリタテハ

2014年4月3日(木)
ルリタテ
ルリタテハ
ふと見るとクヌギの幹に止まっていたルリタテハ。 撮影日:2014/04/02 場所:勿来の関

ルリタテハ
羽化したばかりなのでしょう翅の傷みがないルリタテハ。 撮影日:2010/07/14 場所:勿来の関

ルリタテハ
看板になりすましているルリタテハ。なぜチョウも蛾も逆さに止まることが多いのでしょう。どんな利点があるのか昆虫に聞いてみたいです。 撮影日:2011/11/22 場所:勿来の関

 タテハチョウ科のルリタテを紹介します。
 昨日(2014年4月2日)は,トラフシジミの外にもルリタテハにも会えました。ふとクヌギの幹を見ると,何度も撮影に失敗しているルリタテハが止まっているではありませんか。毎回近付き過ぎて失敗しているので,離れたところで1枚撮りました。近づくときにルリタテハにから見えないように立っている木の陰から近付き,その木に寄り添うようにして写しました。でも,もっと近くで大きく写そうと一歩寄ると逃げられてしまいました。
 どこに止まるか行き先を目で追うと地面に止まりました。その場所を見失わないように視線を反らずに近づきました。枯れ葉の上に止まっていました。このときも近付き過ぎて逃げられました。また行き先を目で追い止まった近くに寄っていくとそこは何とクヌギの樹液が出ている所ではありませんか。偶然にも超ラッキーな場所を見つけたと嬉しくなってしまいました。
 ここに来れば樹液を求めて集まってくる昆虫を写せるからです。昆虫達は餌を求めて,私はその昆虫達を撮りに通えば時間が節約できるからです。
 樹液を吸っているときは,警戒心が留守がちになるのか,近い所で写せるので,よいチャンスなのです。Canonの一眼レフ標準レンズの代わりにNiconのデジカメで写したところピントがあった写真が撮れました。これなら一眼レフはいらないなと思いました。

 昔は青色を瑠璃色といい,緑色を青といっていました。明鏡国語辞典によると瑠璃色とは紫がかった濃い青色となっています。その考えでいくと空色の部分ではなく青紫色の広い部分が瑠璃色となります。私は空色の方を瑠璃色と考えていました。

 ある年の9月頃,鉢植えのホトトギスを見たところ刺だらけの幼虫を発見しました。ウェブ図鑑の幼虫図鑑で調べるとルリタテハだと分かりました。鉢には外の植物も育っていたのによく間違わずに産卵したものだと感心しました。

 科名 タテハチョウ科
 和名 ルリタテハ
 大きさ 前翅長25~44mm
 食餌植物 幼虫はサルトリイバラ,ホトトギス類,ユリ類などの葉を食べます。
 特徴 翅の裏は褐色で地味です。

空色の 筋が目印 ルリタテハ


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tag : ルリタテハ

トラフシジミ

2014年4月2日(火)
トラフシジミ
トラフシジミ
シジミチョウ科のチョウにはトラフシジミのように尾状突起を持つものが多いようです。 撮影日:2012/05/01 場所:勿来の関

トラフシジミ
命名者はトラフシジミの白と黒の筋模様に注目したものと思われます。黄色い地の方に注目したならヒョウフシジミになっていたと思われるからです。 撮影日:2014/04/02 場所:勿来の関


トラフシジミ
夏型のトラフシジミの白と黒の筋模様は春よりはっきりしていないようです。 撮影日:2014/04/02 場所:勿来の関

 シジミチョウ科のトラフシジミを紹介します。
 今朝(2014年4月2日)勿来の関の秘密の林道を歩いていますと,地面から小型のチョウが飛び出しました。コツバメかなと思いながら目で追いました。地面に降りた地点を見つめながら近づくと以前,写したことがあるトラフシジミでした。

 後翅外縁にある黄色地に黒い紋をトラの模様に見立ててトラフシジミと名付けたと初めのうちは思っていました。でも,トラは黒い筋模様が特徴ですから無理があります。それだったらヒョウフシジミになるのでしょうが語呂が悪くなってしまいます。それだったら,ヒョウモンシジミがぴったりかも知れません。でも,その部分は狭く,シジミチョウ科には似たような紋様のチョウが外にも幾つかいますので紛らわしくなってしまいます。

 そこで目をつけたのが色は違いますが,トラに似た縞模様だったのでしょう。従いまして,命名者は白と黒の筋模様をトラの模様に見立ててトラフシジミ(虎斑蜆)と名付けたのでしょう。

 このトラフシジミは年2回羽化します。春型はこれらの写真のように白い筋模様がはっきり出て奇麗に見えるようです。

 シジミチョウ科の特徴として幼虫は食餌植物の(葉ではなく)花や蕾を食べるそうです。トラフシジミの幼虫の食べ物はフジ・クズ・クサフジ・ウツギ・ナツハゼなどの花や蕾のようです。

 科名 シジミチョウ科
 和名 トラフシジミ
 大きさ 前翅長16~21mm
 食餌植物 幼虫はリンゴ(バラ科)、フジ・クズ(マメ科)、ウツギ(ユキノシタ科)、ナツハゼ(ツツジ科)などの花や蕾を食べます。
 特徴 年2回羽化(4~5月と7~8月)します。
     夏型より春型の方が翅裏の模様がはっきりしています。
     尾状突起があります。

黒と白 筋の模様で トラになり


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tag : トラフシジミ

メスグロヒョウモン

2014年4月1日(火)
メスグロヒョウモン   撮影日:2010/09/29 場所:水沼ダム
メスグロヒョウモン
このヒョウモンチョウだけ豹の模様でない独特の紋様をしているメスグロヒョウモンの雌。

メスグロヒョウモン
ヒョウモンチョウの仲間の食草はスミレ科です。メスグロヒョウモンの幼虫の食草はスミレ・ツボスミレです。

メスグロヒョウモン
雄の体色は豹の模様でメスグロヒョウモンは雌黒ヒョウモンの意味です。

 タテハチョウ科のメスグロヒョウモンを紹介します。
 チョウに関心を持ち始めた頃,ツマグロヒョウモンに出会いました。てっきり妻黒ヒョウモンと思いました。図鑑でも妻(雌)の方が黒っぽい感じでしたので妻黒ヒョウモンと覚えていました。
 ところが,その後でメスグロヒョウモンが登場してきて,間違って覚えていたことを知りました。つまり,妻黒ではなく,端黒(ツマグロと読んで端が黒いの意味)だったのです。
 今回のは雌黒ヒョウモンの意味で雌の方の体色が黒いのです。雄の体色はヒョウモンチョウ独特の豹の模様です。初めて見たときにはサカハチチョウかイチモンジチョウの仲間かと思いましたが,それらとは別種でした。
 幼虫はスミレ類の葉を食べるそうです。「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方」図鑑によるとヒョウモンチョウ類の幼虫はスミレ科を食草としているようです。

 科名 タテハチョウ科
 和名 メスグロヒョウモン
 大きさ 前翅長30~40mm
 食餌植物 スミレ類。
 特徴 雄の体色はヒョウモン模様で雌は黒地に白帯模様です。

雌と雄 黒と橙 似てぬなり

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