アオモンイトトンボ
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2014年2月8日(土)
アオモンイトトンボ 雄そっくり同色型雌も発見

成熟した雄のアオモンイトトンボ。 撮影日:2010/06/13 場所:北茨城市

成熟した雄のアオモンイトトンボ。下の写真のように腹部第2節の青い紋が水平でなく,bが低くなっているのは雄の証拠です。「これは私が見つけた大発見です。」 撮影日:2010/07/03 場所:北茨城市

同色型雌のアオモンイトトンボ。腹部第2節(矢印がついた部分)の青い紋がほぼ水平になっていれば雌です。「これは私が見つけた大発見です。」 撮影日:2010/06/22 場所:北茨城市

胸部が濃い橙色なので羽化間もない未熟な雌のアオモンイトトンボ。腹部背面には未だはっきりと黒条が現れていません。 撮影日:2010/07/02 場所:北茨城市

胸部が橙色なので未だ未熟な雌のアオモンイトトンボ。腹部背面にはっきりと黒条が現れています。 撮影日:2010/06/15 場所:北茨城市

胸部が橙色なので未だ未熟な雌のアオモンイトトンボ。 撮影日:2010/06/15 場所:北茨城市

未熟雌と交尾するアオモンイトトンボ。(上は雄。下は雌) 撮影日:2010/07/03 場所:北茨城市

異色型雌との交尾するアオモンイトトンボ。(上は雄。下は雌) 撮影日:2010/06/22 場所:北茨城市
イトトンボ科のアオモンイトトンボを紹介します。
アオモンイトトンボの写真を見て雄雌を見分けようとしたら,3つのタイプのアオモンイトトンボがいて頭が混乱してしまいました。たった3つだけですが,雄そっくりな雌がいたからです。
生殖器を見れば確実なのでしょうがその知識がありません。何とか外見だけで見分けられないものかと朝から何度も見比べているうちにやっと雄と同色型の雌の特徴を見つけることができました。
3枚目の写真を見て下さい。私はこのアオモンイトトンボを雄だとばかり思っていました。ところが,雄そっくりな雌がいるというので,1~3のアオモンイトトンボの性別は,つけられなくなってしまいました。それでも何か違いがあるかもしれないと探しているうちについにそれを見つけました。それは次のような違いでした。
特 徴 該当写真
同色型雌・・・aとbは,ほぼ同じ高さです。 3
雄・・・aよりもbが低くなっています。 1・2
あるサイト「Mushi Navi」に「海岸近くの水辺に多く、汽水域でも繁殖することができる。」と書いてありましたので,北茨城市にある沼という沼を調べました。すると,海に近い2つの沼にアオモンイトトンボが見られました。
科名 イトトンボ科
和名 アオモンイトトンボ
大きさ 体長31~36mm 腹長24mm
特徴 雄は腹部第8節全部と第9節下半分が青くなります。
雄の体色は青か緑です。
未熟雌の胸部は橙色で成熟するとくすんだ褐色になります。腹部背面に黒条があります。
ところが,雄そっくりな雌がいます。腹部第2節の青い紋で見分けます。
雄の眼後紋は青円型です。
未熟雌の眼後紋は角型(つのがた)で橙色の線でつながっています。
5~10月に観察されます。
青円の 眼後紋は 雄である
水平だ 第2腹節 青い紋 同色雌の 一つの違い
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成熟した雄のアオモンイトトンボ。 撮影日:2010/06/13 場所:北茨城市

成熟した雄のアオモンイトトンボ。下の写真のように腹部第2節の青い紋が水平でなく,bが低くなっているのは雄の証拠です。「これは私が見つけた大発見です。」 撮影日:2010/07/03 場所:北茨城市

同色型雌のアオモンイトトンボ。腹部第2節(矢印がついた部分)の青い紋がほぼ水平になっていれば雌です。「これは私が見つけた大発見です。」 撮影日:2010/06/22 場所:北茨城市

胸部が濃い橙色なので羽化間もない未熟な雌のアオモンイトトンボ。腹部背面には未だはっきりと黒条が現れていません。 撮影日:2010/07/02 場所:北茨城市

胸部が橙色なので未だ未熟な雌のアオモンイトトンボ。腹部背面にはっきりと黒条が現れています。 撮影日:2010/06/15 場所:北茨城市

胸部が橙色なので未だ未熟な雌のアオモンイトトンボ。 撮影日:2010/06/15 場所:北茨城市

未熟雌と交尾するアオモンイトトンボ。(上は雄。下は雌) 撮影日:2010/07/03 場所:北茨城市

異色型雌との交尾するアオモンイトトンボ。(上は雄。下は雌) 撮影日:2010/06/22 場所:北茨城市
イトトンボ科のアオモンイトトンボを紹介します。
アオモンイトトンボの写真を見て雄雌を見分けようとしたら,3つのタイプのアオモンイトトンボがいて頭が混乱してしまいました。たった3つだけですが,雄そっくりな雌がいたからです。
生殖器を見れば確実なのでしょうがその知識がありません。何とか外見だけで見分けられないものかと朝から何度も見比べているうちにやっと雄と同色型の雌の特徴を見つけることができました。
3枚目の写真を見て下さい。私はこのアオモンイトトンボを雄だとばかり思っていました。ところが,雄そっくりな雌がいるというので,1~3のアオモンイトトンボの性別は,つけられなくなってしまいました。それでも何か違いがあるかもしれないと探しているうちについにそれを見つけました。それは次のような違いでした。
特 徴 該当写真
同色型雌・・・aとbは,ほぼ同じ高さです。 3
雄・・・aよりもbが低くなっています。 1・2
あるサイト「Mushi Navi」に「海岸近くの水辺に多く、汽水域でも繁殖することができる。」と書いてありましたので,北茨城市にある沼という沼を調べました。すると,海に近い2つの沼にアオモンイトトンボが見られました。
科名 イトトンボ科
和名 アオモンイトトンボ
大きさ 体長31~36mm 腹長24mm
特徴 雄は腹部第8節全部と第9節下半分が青くなります。
雄の体色は青か緑です。
未熟雌の胸部は橙色で成熟するとくすんだ褐色になります。腹部背面に黒条があります。
ところが,雄そっくりな雌がいます。腹部第2節の青い紋で見分けます。
雄の眼後紋は青円型です。
未熟雌の眼後紋は角型(つのがた)で橙色の線でつながっています。
5~10月に観察されます。
青円の 眼後紋は 雄である
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