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ミヤマサナエ

《人気ブログランキングへ》ミヤマサナエ   撮影日:2010/08/06 場所:北茨城市
ミヤマサナエ
胸部背面にL字状の緑班が向き合うミヤマサナエ。腹部背面には第7節まで黄色の筋が見られます。

ミヤマサナエ
第7~9腹節が横に広がり,第8腹節に大きな黄班があるミヤマサナエ

ミヤマサナエ
この記事の4枚の写真は同じミヤマサナエですが,腹部脇第8腹節まで黄班が並んでいないので雄だと思われます。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエは複眼が離れているのでオニヤンマ科でなくサナエトンボ科の仲間です。

 サナエトンボ科のミヤマサナエを紹介します。
 ハッチョウトンボの雌を写そうとして道路を歩いていると突然目の前にオニヤンマに似たトンボが止まりました。
 逃げないようにと祈りながら何枚か写真を撮ることにしました。途中何度か飛び去りましたが,また,戻ってくる性質がトンボにはあるのでカメラを構えて待っていました。そのようにして角度を変えながら写真を撮ることができました。
 撮りながら腹端が横に広がっているからオニヤンマでないことが分かりました。更に,複眼が離れていて,しかも胸部が分厚いからオニヤンマ科でないことも分かりました。横に広がった腹端とそこにある黄班を手がかりにネットや図鑑で調べるとミヤマサナエであることが分かりました。山奥で見られるトンボなのでミヤマ(深山)サナエと呼ばれるのでしょう。

 科名 サナエトンボ科
 和名 ミヤマサナエ
 大きさ 腹長40mm
 特徴 複眼が緑色で離れています。
     第7~9腹節が横に広がっています。
     第8腹節に大きな黄班があります。
     胸部背面にL字状の緑班があります。
     5~10月に観察されます。

腹端が ミヤマは横に 広くなる


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