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シロオビフユシャク

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シロオビフユシャク
地上125cmの木製の柵に止まっていたシロオビフユシャクの雌。私はクモだと思ってしまいました。 撮影日:2014/01/06 場所:勿来の関

シロオビフユシャク
体の割には長い足を持っているシロオビフユシャクの雌。上と同じ蛾を横から写しました。胸部側面中央付近に見られる白い縦長のものは,退化した翅の痕跡だと思っています。 撮影日:2014/01/06 場所:勿来の関

シロオビフユシャク
雄のシロオビフユシャクは,このように翅を重ねて止まるのが普通です。クロバネフユシャクと似ていて迷っていましたが,勿来の関で見つけた雌に横縞模様がはっきり出ているのでシロオビフユシャクで間違いないと思われます。 撮影日:2012/01/19 場所:勿来の関

シロオビフユシャク
珍しいことに翅を重ねずに開いて止まっているシロオビフユシャクの雄。 撮影日:2014/01/07 場所:勿来の関

 シャクガ科フユシャク亜科のシロオビフユシャクを紹介します。
ナミスジフユナミシャクの雌を発見した場所で11日後,シロオビフユシャクの雌を見つけました。一見,小柄な黒いクモだと思いました。翅が無く丸っこい体をしていたからです。しかし近づいても,息を吹きかけても逃げません。クモだったら逃げるはずです。手で触ってみたくなりましたが,写真を撮ってからにしました。触って逃げられては見つけた甲斐がありません。
 画像を確かめると,何と翅のない冬尺蛾ではありませんか。正面や横や下方から写した後,下に落ちているマツの葉で冬尺蛾に触るとわずかに体が動いただけでした。家に帰りネットで名前を探しましたが,名前はすぐには分かりませんでした。去年の暮れに続けて見つけた3種類目の冬尺蛾の雌の名前を探しているうちに偶然似たような画像を見つけ名前がシロオビフユシャクの雌と分かりました。この蛾は毎年,年の暮れになると出現しているので,年が明けた1月6日に雌が見られても不思議ではないのでシロオビフユシャクの雌と同定しました。
 この冬尺蛾も口がないらしく,羽化したら何も食べずに産卵して一生を終えるようです。液体を体内に取り入れると気温が低下したときに氷ってしまい息絶えてしまうからだそうです。翅もないので飛べませんから,歩いて移動するほかに方法はありません。そのためでしょうか,小柄な体の割には,長い足を持っていると感じています。
 シロオビフユシャクは内横線と外横線で囲まれた部分が黒いのでクロオビフユシャクの名が相応しいと思っています。でも,命名者にはその黒い帯を縁取るようにしている白い筋が印象深かかったのでしょう。
 シロオビフユシャクの雄は3枚目の写真のように翅を重ねて止まるのが普通です。ところが,最後の写真のは翅を重ねずに開いて止まっています。その経緯は高い場所の蛍光灯に止まっていたのでススキの茎で触って下に落とそうとしたら,流石に寒さに強いフユシャクだけあってひらひらと羽ばたきながら窓枠に翅を開いて止まりました。
 因みに,同じ時期に見られるクシヒゲシャチホコは,羽ばたきもせず落ちるだけです。不思議にも,シャクガ科の蛾は約2.5m下の床にぶつかる前に羽ばたきます。

 科名 シャクガ科フユシャク亜科
 和名 シロオビフユシャク
 大きさ ♂前翅長20mm前後 ♀体長6~7mm
 食餌動植物 幼虫はハンノキ,ウメ,サクラ,リンゴ,アカシデ,コナラ,クヌギ,キツネヤナギの葉を食べる。
       成虫は何も食べないらしい。
 特徴 雄は12~2月に観察される。
    雌の翅は無いので歩いて移動する。

柵の上 クモかと思い 近づいた


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