ナシカメムシ

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ナシカメムシ
サクラの木から美味しい樹液が出ているのでしょうか。ナシカメムシもアリも集合しています。 撮影日:2010/08/04 場所:勿来IC

ナシカメムシ
この背中にある青白い斑模様があるお陰でウメノキゴケの中ではナシカメムシがどこにいるか分からなくなります。 撮影日:2011/07/15 場所:勿来の関

ナシカメムシ
触角の最初の節は特に太くなっています。触角の先端と2番目の節の根元が白いナシカメムシ。 撮影日:2011/07/15 場所:勿来の関

 クヌギカメムシ科のナシカメムシを紹介します。
 常磐高速道路勿来IC入り口にあるサクラの幹を見ると見慣れぬカメムシが集合していました。美味しい汁が出ているのでしょうか,アリまで集合していました。 このカメムシの名前調べには,時間がかかりました。このカメムシの画像を載せているサイトがあまり無かったからです。
 このカメムシには背中に青白い斑模様が見られるので,それを手がかりにして探すとナシカメムシであることが分かりました。その近くにはナシ畑は無いのに変だと思いましたが,ナシだけでなくソメイヨシノやウメにも樹液を求めて集まるようです。
 その青白い斑模様は,どうやら天敵をだます擬態のようです。ウメノキゴケに似た色なので,その中では,ナシカメムシがどこに居るか分からなくなってしまいます。そのために青白い斑模様をしているのだとあるサイト<こちら>で分かりました。真っ白よりも少し青白い方が擬態効果があるようにそのサイトの写真で分かります。

 ナシカメムシは,この斑模様の外に触角にも特徴があります。触角の第1節(付け根から数えて最初の節)が特に太くなっています。

 腹部の左右が張り出していて白黒の斑模様があるからナシカメムシはヘリカメムシ科と思いました。ところが,そうではなくクヌギカメムシ科でした。

 科名 クヌギカメムシ科
 和名 ナシカメムシ
 体長 10~13mm
 食餌植物 ウメ,ヤマザクラ,ナシ,
 特徴 6~9月に観察される。

背に見える 青い斑で 擬態する


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ブチヒゲカメムシ

《人気ブログランキングへ》ブチヒゲカメムシ   撮影日:2010/08/14 場所:茨城県東海村
ブチヒゲカメムシ
ブチヒゲカメムシの触角は付け根から順に数えて第3節と第4節の両端が白くなっています。この斑模様から和名がブチヒゲカメムシになったと思われます。

ブチヒゲカメムシ
小楯板の後端が白いのはツマジロカメムシと同じですが,ブチヒゲカメムシはこの写真のように足の腿節・脛節の色が白いです。

 カメムシ科のブチヒゲカメムシを紹介します。
 ブチヒゲカメムシとツマジロカメムシは前胸背・小楯板・前翅の色が違うだけで同じように見えます。それで同定に困ったことがありましたが,色の違いの外にも区別点を探しましたので紹介します。

 ブチヒゲカメムシの触角は5つの節でできています。付け根から順に数えていくと第3節と第4節の両端が白くなっています。ここが大事な区別点です。白と黒の斑模様になっていることに命名者が気づかれてこのカメムシの和名をブチヒゲカメムシにしたと思っています。

 足の腿節(付け値に近い節)や脛節が白いことも区別点としてあげられます。
 ツマジロカメムシと同じく小楯板の後端が白くなっているからブチヒゲカメムシをツマジロカメムシと命名してもよかったのでしょうが,小楯板の上の方も白っぽくなっていて端白(つまじろ)でなくなるから,ブチヒゲカメムシと命名したのでしょう。

 科名 カメムシ科
 和名 ブチヒゲカメムシ
 体長 10~14mm
 食餌植物 マメ科,キク科,ワタ,ゴマ,イネ,ゴボウ。
 特徴 4~10月に観察される。
    触角の第3節と第4節の両端が白い。
    足の腿節(付け値に近い節)や脛節が白い。 
    小楯板後端に白斑。
    成虫越冬

ブチヒゲの ヒゲの白紋 区別点

ブチヒゲは 足の腿脛 白いなり



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ツマジロカメムシ

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ツマジロカメムシ
単純な紋様の繰り返しですっきりしているから品よく見えるツマジロカメムシ。 撮影日:2010/10/19 場所:勿来の関

ツマジロカメムシ
小楯板(背中央にある三角形のもの)後端に白紋があるのでツマジロカメムシと名付けられたのだろうという考えがあります。 撮影日:2012/09/20 場所:勿来の関

ツマジロカメムシ
それらの紋様はブチヒゲカメムシと似ているツマジロカメムシ。 撮影日:2010/10/05 場所:勿来の関

 カメムシ科のツマジロカメムシを紹介します。
 大きくても10mmくらいの小さなカメムシです。体が暗紫色でその上,腹部左右に張り出した所の五つの白紋がきちんと並んでいて品があるように見えるカメムシです。私はこのように端に五つずつ白紋が並んで目立つからツマジロカメムシというのだと思っていました。
 ところが,そうではなく小楯板の後端に白紋があるからだという考えがあることを知りました。でも,これらの紋様は,近いうちに紹介するブチヒゲカメムシと同じです。
 どちらのカメムシの命名が先だったかは存じませんが,これは,命名者がどこに目を付けたかで決まるので何とも言えません。

 科名 カメムシ科
 和名 ツマジロカメムシ
 体長 5~10mm
 食餌植物 クヌギ,ミズナラ,フジ。
 特徴 4~10月に観察される。
    小楯板後端に白斑。

どことなく 品よく見える ツマジロは


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ホオズキカメムシ

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ホオズキカメムシ
後ろ足が太くて強そうに見えてしまうホオズキカメムシ。足には短毛が生えています。写真をクリックして見て下さい, 撮影日:2006/06/17 場所:北茨城市長浜

ホオズキカメムシ
腹部が左右に大きく張り出しているカメムシはヘリカメムシ科に分類されているホオズキカメムシ 撮影日:2010/10/05 場所:北茨城市長浜

ホオズキカメムシ
ナス科やヒルガオ科の植物の汁を吸うホオズキカメムシ。中でもホオズキが特に好きなようです。 撮影日:2010/10/05 場所:北茨城市長浜

 ヘリカメムシ科のホオズキカメムシを紹介します。
 お盆が近づきホオズキが必要になってきたので長浜に探しに行きました。運良くホオズキが,ぽつぽつと育っていました。近づいて茎のあたりを見ますとカメムシがいました。後ろ足が太くて強そうに見えるカメムシです。
 ネットで名前を調べると「ホオズキカメムシといいナス科やヒルガオ科の植物の汁を吸う。」とありました。ホオズキはナス科の植物ですからホオズキカメムシがいるのは納得しました。おそらくホオズキの汁が好きで集まってくるからホオズキカメムシと名が付いたものと思われます。腹部の左右が横に大きく張り出しているカメムシはヘリカメムシ科に分類しているようです。
 次の日も,ホオズキカメムシがいるか気になりましたので同じ場所に行きました。予想通りホオズキカメムシが見られました。

 科名 ヘリカメムシ科
 和名 ホオズキカメムシ
 体長 14~17mm
 食餌植物 ホオズキ,トマト,ナスやサツマイモ,ヒルガオ科の植物の汁。
 特徴 5~6,8月に観察される。

ホオズキは 太くて目立つ 後ろ足


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チャバネアオカメムシ

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チャバネアオカメムシ
簡単な紋様ですが茶色と緑色が調和がとれていて奇麗に見えるチャバネアオカメムシ。丸みのある体なので,一層,可愛いカメムシに見えます, 撮影日:2011/05/15 場所:勿来の関

チャバネアオカメムシ
いろいろな果実の汁を吸うので害虫として嫌われているチャバネアオカメムシ。 撮影日:2011/09/18 場所:勿来の関

チャバネアオカメムシ
灯火に集まって来たチャバネアオカメムシ。 撮影日:2011/09/18 場所:勿来の関

 カメムシ科のチャバネアオカメムシを紹介します。
 図鑑でチャバネアオカメムシを見たとき,簡単な紋様ですが,緑色と茶色の2色が何とも言えない釣り合いが取れた奇麗なカメムシだと思いました。
 しかし,そう思ってから出会えるまでには何年もかかりました。初めての出会いは東日本大震災が起こった年の5月でした。いつものように夜間,灯火に集まる蛾の写真を撮っていましたら,いつの間にかチャバネアオカメムシが明かりの近くに止まっていました。「なんだ。勿来の関に来れば見られたのか。早く来ればよかったな。」と思いました。
 背の中央にある緑色をしたものは小楯板といいます。その周りにある茶色いものが翅です。飛ぶときにはその小楯板が邪魔になると思うのですがどんな格好で飛んでいるのか知りたいと思っています。
 写真では大きく見えますが,体長約11mmと小さなカメムシです。茶色い翅に青い(昔は緑を青といっていました。)体をしているのでチャバネアオカメムシと名が付いたのでしょう。

 科名 カメムシ科
 和名 チャバネアオカメムシ
 体長 約11mm
 食餌植物 サクラ・クワ・カキ・ナシ・さまざまな果実の汁や花の蜜を吸う。幼虫は主にスギ・ヒノキの球果。
 特徴 4~11月に観察される。

紋様は 簡単なれど 美しき


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アカスジカメムシ

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アカスジカメムシ
赤と黒の縦縞模様の洒落た感じのアカスジカメムシ。外的が嫌って襲わないから悪臭は放出しないといわれていますが,本当なのでしょうか。 撮影日:2006/06/04 場所:北茨城市長浜

アカスジカメムシ
花が終わっても今度は蜜の代わりに実の汁がありますのでアカスジカメムシにとっては天国にいるようでしょう。 撮影日:2006/06/17 場所:北茨城市長浜

アカスジカメムシ
セリ科のシシウドの蜜を吸うアカスジカメムシ。無数の花を用意して昆虫にとって最高のおもてなしになっています。 撮影日:2005/10/15 場所:北茨城市関本下

 カメムシ科のアカスジカメムシを紹介します。
 このアカスジカメムシはセリ科の植物が大好きだというのでシシウドや長浜に分布しているマルバトウキの花が咲いているときにカメラを持って出かけました。
 赤と黒の縦縞模様は鮮やかで見る者の目をとらえて放しません。洒落た模様のカメムシです。たくさんいて嬉しくなりましたが,私が近づくと隠れてしまいます。幸い,一眼レフだったので望遠レンズを付けて離れた場所から写しました。冬の蛾のように人が近づいても逃げなければ自由な角度から撮れるのですが見づらい角度から移す羽目になってしまいました。
 その後,セリ科の花のレストランにはこのアカスジカメムシが見られました。
 ところで,この派手な色は外敵から身を守るためだそうです。危険を感じるとクサギカメムシは悪臭を放ちますが,このアカスジカメムシはその必要がない(危険を感じて外的が寄ってこない)ので悪臭は放たないといいます。私は未だ確かめてはいません。

 科名 カメムシ科
 和名 アカスジカメムシ
 体長 9~12mm
 食餌植物 セリ,ヤブジラミ,シシウド,ニンジン等のセリ科の花の蜜や種子の汁。
 特徴 6~8月に観察される。
    セリ科植物に集まる。
このような鮮やかな警戒色を持つカメムシは悪臭を出さないものが多いらしい。

探すこつ セリ科の花の レストラン


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トホシカメムシ

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トホシカメムシ
黒い紋を数えると八個で二個足りないトホシカメムシ。これじゃヤホシカメムシになってしまうと納得できないでいました。 撮影日:2011/06/12 場所:勿来の関

トホシカメムシ
よく見てもホシ(黒い紋)の数が二個足りませんが,大きくて格好のよいトホシカメムシです。 撮影日:2011/06/12 場所:勿来の関

トホシカメムシ
十日経ってから,やっとホシ(黒い紋)の数が十個あるトホシカメムシが現れて納得しました。ホシの数には個体差があるようです。 撮影日:2011/06/22 場所:勿来の関

 カメムシ科のトホシカメムシを紹介します。
 福島県いわき市勿来の関で夜,灯火に集まる蛾の写真を撮っていました。すると突然ブーンと羽音を立てて止まる昆虫がいました。突然の訪問者の羽音に驚きながら音した方を見ますと黄土色したカメムシがいました。大きな未だ見たことがないカメムシでしたので逃げないうちに写真を撮りました。
 家に帰りネットで名前を調べるとトホシカメムシと分かりました。
 しかし,黒い紋は十個無く八個しかありません。これじゃヤホシカメムシになってしまうと納得できないまま十日が経ちました。すると今度は茶色っぽいトホシカメムシが同じ場所に現れました。写真を撮ってホシの数を数えると今度は,名前の通り十個ありました。前胸背に4個,小楯版にも4個,前翅に1個ずつの計10個あります。
 大きくて形の整った格好のよい好きなカメムシです。

 科名 カメムシ科
 和名 トホシカメムシ
 体長 16~23mm
 食餌植物 ニレ類、カエデ類、サクラ類、ミズキ。
 特徴 5~10月に観察される。
    黒紋は前胸部に4つ,小楯板ん4つ,前翅に2つある。

黒い紋 十個あるので トホシなり


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ホソヘリカメムシ

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ホソヘリカメムシ
大豆が大好きで大豆畑を探せば見つかるホソヘリカメムシ。 撮影日:2006/09/17 場所:北茨城市関本中脇

ホソヘリカメムシ
後ろ足が太く刺があり,左右に開いている様子は如何にも強そうに見えるホソヘリカメムシ。 撮影日:2010/10/07 場所:北茨城市関本中脇

ホソヘリカメムシ
アリと間違えてしまうほどよく似ているホソヘリカメムシの終齢幼虫。4齢幼虫は黒くてもっとよくアリに似ています。 撮影日:2006/09/17 場所:北茨城市関本中脇

 ホソヘリカメムシ科のホソヘリカメムシを紹介します。
 大豆畑には後ろ足が太いカメムシがいることが図鑑から分かったので,関本中脇の畑を丹念に探しました。予想通りいましたが,近づくとすぐ逃げてしまうのでなかなか写真が撮れませんでした。
 成虫を探している途中にアリと間違えてしまうほどよく似た昆虫を見つけ写真に撮りました。この昆虫の名前調べが容易ではありませんでした。どの図鑑にも載っていないのです。成虫は載せていても幼虫までは掲載していなかったからです。今になって翅の様子をよく見てみると何か十分に発達していないので,カメムシの幼虫であるとはやく気がつくべきだったのです。
 でもその頃はカメムシに興味を持ち始めた頃だったので,それに気がつくほど知恵がありませんでした。写真を撮ってから7年も経った今,やっと名前が分かった次第です。
 この幼虫は終齢幼虫ですが,4齢幼虫はもっと黒くこの写真の幼虫よりもアリにそっくりです。このことが分かっていれば写真を撮ったのですがアリだと思い撮らずに終わりにしてしまいました。残念でなりません。
 腹部左右の縁に張り出したものがあり,細い身体なのでホソヘリカメムシと名付けられたのでしょう。

 科名 ホソヘリカメムシ科
 和名 ホソヘリカメムシ
 体長 14~17mm
 食餌植物 マメ科の植物の汁,ヤツデなどの花の蜜。
 特徴 4~11月に観察される。
    後ろ足が太く刺がある。
    幼虫はアリにそっくりである。
    雄生殖器はへら状。

幼虫は アリによく似て 見間違い



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ヘラクヌギカメムシ

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ヘラクヌギカメムシ
ヘラクヌギカメムシの緑色の足は秋の深まりとともに赤味を増していきます。 撮影日:2011/12/04 場所:勿来の関

ヘラクヌギカメムシ
2枚目の写真のように黒点が無いのでヘラクヌギカメムシかサジクヌギカメムシと考えています。 撮影日:2013/11/08 場所:勿来の関

ヘラクヌギカメムシ
今度出会ったら捕まえて気門や生殖器を写してヘラクヌギカメムシであるか確かめたいと思っています。 撮影日:2011/12/04 場所:勿来の関

 クヌギカメムシ科のヘラクヌギカメムシを紹介します。
 脱皮したばかりのヨコヅナサシガメは胸や足が赤いですが,ヘラクヌギカメムシは晩秋になると足が赤くなります。それを知らなかったので似た画像はあるのに名前が分かるまでに時間がかかりました。
 しかし,それに気づいた後も同定には迷いました。よく似ている3種類のカメムシがいたからです。ヘラクヌギカメムシの別名はニセクヌギカメムシというくらいですからよく似ています。主な違いは次の通りです。

 クヌギカメムシ  ・・・この種だけ気門が黒い。
 ヘラクヌギカメムシ・・・胸部に一対の黒点がある。雄生殖器はへら状。
 サジクヌギカメムシ・・・胸部に一対の黒点がない。雄生殖器はさじ状。

 クヌギカメムシとヘラクヌギカメムシの見分け方が詳しく載っているサイトは「カメムシも面白い!!」<こちら>です。そちらをご覧下さい。

 正しくは気門の色や雄生殖器を観察しなければなりませんが,現在のところヘラクヌギカメムシとしておきます。
 名前の先頭にヘラとかサジとか付いているのは雄生殖器の形状を表しています。

 科名 クヌギカメムシ科
 和名 ヘラクヌギカメムシ
 体長 12mm前後
 食餌動植物 クヌギ・コナラ・カシワ・ミズナラ。
 特徴 6~11月に観察される。
    気門が黒くない。
晩秋になると赤く変化する。
    雄生殖器はへら状。

ヘラクヌギ 秋が深まり 足赤し



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ネギコガ ?

《人気ブログランキングへ》ネギコガ?   撮影日:2013/12/18 場所:平潟
ネギコガ
背中の白紋を手がかりにやっと探し当てたネギコガ

ネギコガ
ネギの葉を食べるネギコガが何故家の中にいるか考えました。蛹が葉に付いていたネギを買ってきて家の中に置いているうちに羽化したと考えています。

ネギコガ
白紋の様子が少し違って見えるのでネギコガか或いはアトヒゲコガ科 Gen. sp.か迷っています。

 アトヒゲコガ科のネギコガを紹介します。
 昨日の夜(2013年12月18日),小さい蛾を部屋の中で見つけました。寒くなった今頃,家の中に蛾がいるなんて珍しいと思いながら,てデジカメの画像を見ると初めて見る蛾です。
背(前翅後縁)中央にある「への字」形の白紋を手がかりに名前調べを始めました。
 下唇鬚(かしんしゅ)が大きく目立つので,キバガ科を探しましたが見つかりません。いろいろなサイトを探しても見つけられず諦めかけました。でも,こんなときには「あおもり昆虫記:さまざまな小ガたち」を検索することが一番手っ取り早いのです。背中の白紋を手がかりに探しますと幸運にも,似た画像がありました。やっと名前が「ネギコガ」と分かり喜びました。
 幼虫がネギの葉を食い荒らす害虫が,何故家の中にいるか考えました。ネギの葉に付いていた蛹が羽化したものと思っています。

 記事を書き終わってから,改めてもう一度,画像を確認しました。
 すると白紋が三角形でなく「への字」になっているので,アトヒゲコガ科 Gen. sp.かも知れないと迷っています。

 科名 アトヒゲコガ科
 和名 ネギコガ
 開張 葯9mm
 食餌植物 幼虫はネギ,タマネギ,ニラ,ニンニク,ノビルなどを食べる。
 特徴 4~11月に観察される。
    前翅後縁中央に白紋がある。

ネギコガは 蛹羽化して 家の中

目印だ 背の中央の 白紋が




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ホシハラビロヘリカメムシ

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ホシハラビロヘリカメムシ
クズの葉の上にいたホシハラビロヘリカメムシ。前翅中央にある一対の黒点が手がかりとなって簡単に探せました。 撮影日:2013/07/21 場所:勿来の関

ホシハラビロヘリカメムシ
前翅外縁が翅頂近くで頭の方に「くの字」に曲がっているホシハラビロヘリカメムシ。3枚目の写真でそれがよく分かります。 撮影日:2012/08/28 場所:勿来の関

ホシハラビロヘリカメムシ
腹部左右の縁に張り出したものがあるのでヘリカメムシ科にはいるホシハラビロヘリカメムシ。 撮影日:2012/09/11 場所:勿来の関

 ヘリカメムシ科のホシハラビロヘリカメムシを紹介します。
 勿来の関では道路沿いにクズが見られます。東向きの斜面に生育する樹木に巻き付いて生い茂っています。真夏の暑い時期に葉の上に見られます。周りを観察しながら,歩いていて昆虫を見つけては写真を撮ったのが上の3枚です。
 写したときは名前が分からないカメムシでした。でも,前翅中央の一対の黒点と
腹部左右に張り出したものを手がかりに簡単に探し出すことができました。
 その一対の黒点を星に見立て,腹が幅広くて(幼虫の腹部はとても幅が広く)しかも腹の縁(左右)に張り出したものがあるのでホシハラビロヘリカメムシと名付けたと思われます。

 科名 ヘリカメムシ科
 和名 ホシハラビロヘリカメムシ
 体長 12~15mm
 食餌動植物 マメ科(クズ,フジ,メドハギなど)の植物の汁
 特徴 4~10月に観察される。
    前翅中央に一対の黒点がある。
    マメ科の植物で見られ,特にクズを好む。

腹広く 豆科が好きな カメムシだ


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オオトビサシガメ

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オオトビサシガメ
腹部が幅広いので雌と思われるオオトビサシガメ。昆虫を捕まえては体液を吸って生きる肉食性の昆虫です。 撮影日:2013/11/08 場所:勿来の関

オオトビサシガメ
歩いているオオトビサシガメに息を吹きかけ動きを止めてから写真を写しました。腹部が狭いので雄と思われます。 撮影日:2011/04/05 場所:勿来の関

オオトビサシガメ
私の姿を見て黄色い体液を出して逃げようとするオオトビサシガメ。腹部が幅広いので雌と思われます。 撮影日:2011/04/27 場所:勿来の関

 サシガメ科のオオトビサシガメを紹介します。
 勿来の関では地面を歩いているオオトビサシガメを何度か見ています。初めて見たときには,あまり大きくて驚きました。サシガメの仲間は昆虫を捕まえて体液を吸うので捕まえたら刺されるので,手は出しませんでした。その刺す口は横から写さないと残念ながら見られません。
 このブログを書くのに1枚目と2枚目の写真を見ていたら,何となく体型が違うことに気づきました。どこが違うのか見比べているうちに腹部の太さが違うことに気づきました。気になるのでネットで検索しましたらあるサイト「カメムシも面白い!!」<こちら>で雄雌の違いを写真で紹介していました。それによると次のような結論になります。
 雄・・・体型がほっそりしている。
 雌・・・体型は腹部が太くなっている。腹部から左右に張り出している部分が広い。卵を生む都合で発達しているのでしょう。
 私はオオトビサシガメの名前の意味を誤解していました。「トビ」の意味が分からず,体が大きいだけに「大きく」飛ぶからだろうと思っていたのです。ところが違っていたのです。「トビ」は色を表している言葉だったのです。空を飛ぶ鳶の色に似ているという意味だったのです。
 詰まり,大きな鳶色(褐色)のサシガメという意味になります。

 科名 サシガメ科
 和名 オオトビサシガメ
 体長 20~26mm
 食餌動植物 昆虫の体液を吸う。
 特徴 4~11月に観察される。
    成虫は、樹皮の下や樹洞で集団越冬する。
    口吻が鋭く、刺されると激しく痛む。

昆虫の 体液を吸い 生きている

腹太く 雌の体型 メタボなり
 


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ウシカメムシ

《人気ブログランキングへ》ウシカメムシ  撮影日:2012/10/01 場所:勿来の関
ウシカメムシ
無数の小さな黒い点が並んでいて緻密につくられたアクセサリーを思わせるウシカメムシ。 

ウシカメムシ
体に似合わないほど大きな角が目立つウシカメムシ。下の黄色の紋が目になり丁度牛の顔に見えます。 

ウシカメムシ
この紋様が奇麗でしばらく見とれていたウシカメムシ。 

 カメムシ科のウシカメムシを紹介します。
 建物の床を見ますと未だ一度も見たことがないカメムシがいました。翅には黒い小さな丸い紋が無数にあります。それが作り出す斑模様が緻密に作られた飾り物を思わせ,しばらく見とれてしまいました。
 黄色の楕円形の紋が目を胸部から大きく張り出したものが牛の角を連想させるカメムシです。ですから見たとおりの感じをそのままウシカメムシと名付けたのでしょう。

 科名 カメムシ科
 和名 ウシカメムシ
 体長 8~9mm
 食餌植物 アセビ,シキミ,フジなどの植物の汁を吸う。
 特徴 4~11月に観察される。
    特にアセビを好む。
    胸部左右に突き出した角が大きく牛の角を思わせるのでウシカメムシと名が付く。

角と目で 牛を思わせ 見とれたり

黒い紋 無数に並び 奇麗なり



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マルカメムシ

《人気ブログランキングへ》マルカメムシ  撮影日:2012/08/30場所:勿来の関
マルカメムシ
幼虫も成虫もマメ科の植物の汁を吸うマルカメムシ

マルカメムシ
体長は5mmmと大変小さいマルカメムシ

マルカメムシ
体に似合わず悪臭を出すのでクサギカメムシ同様嫌われるマルカメムシ。

 マルカメムシ科のマルカメムシを紹介します。
 ある植物の葉の上に小さなカメムシがいました。転がしたらころころ転げてしまいそうな丸みのあるカメムシでした。体の表面には小さな丸い黒点がたくさんありました。
 幼虫も成虫もマメ科の植物の汁を吸うそうです。ダイズもアズキも汁を吸われるとよく育ちませんから農家の人は害虫として嫌っています。
 クサギカメムシ同様臭いにおいを出すので嫌われます。集団でいることがあるので一斉にガスを放出したらたまらないことでしょう。

 科名 マルカメムシ科
 和名 マルカメムシ
 体長 5mm前後
 食餌植物 クズ,フジ,ハギ,ダイズ,アズキなどのマメ科の植物の汁を吸う。
 特徴 4~10月に観察される。
    臭いにおいを出すので嫌われる。

小振りでも 出すガス臭く 閉口だ


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ナガメ

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ナガメ
アブラナ科の植物アリッサムの花に止まっているナガメ。 撮影日:2010/08/19 場所:平潟町

ナガメ
アブラナ科の植物イヌガラシに止まっているナガメ。私にはこの紋様が仮面に見えてしまいます。 撮影日:2005/11/06 場所:関本町

ナガメ
黒い翅が短くなっていて腹がむき出しになっているので幼虫だと分かるナガメの幼虫。 撮影日:2005/10/30 場所:関本町

 カメムシ科のナガメを紹介します。
ナガメとの最初の出会いはアブラナ科の植物イヌガラシの葉の上でした。このカメムシの餌はアブラナ科の植物の汁と知り,ナズナや園芸植物のアリッサムを見つけるとナガメ探しをして写真を撮りました。
 でも,カメラを近づけると葉の裏に隠れてしまい簡単には写せませんでした。
 黒い地に橙色の紋様があるので目立つカメムシです。この紋様を見ていると仮面のように見えてしまいます。頬を赤く染め鼻から斜め上に立ち上がる線がこわそうな目を表しているように見えてしまいます。
 名のいわれはアブラナ科の植物の菜っ葉につくカメムシから菜ガメムシ,転じてナガメになったと思われます。

 科名 カメムシ科
 和名 ナガメ
 大きさ 体長7~9mm
 観察される時期 4~10月
 食餌植物 アブラナ科植物の汁。
 特徴 卵はアブラナ科の茎に2列に産卵される。
    菜につくカメムシ,菜カメムシが転じてナガメになったと思われる。

似ているぞ ナガメの紋は 黒仮面

名のいわれ 菜につく虫で 菜ガメなり



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ヒメホシカメムシ

《人気ブログランキングへ》ヒメホシカメムシ
ヒメホシカメムシ
鮮やかな赤い色で目につくヒメホシカメムシ。4つの黒い紋はどれも丸みがありオオホシカメムシとの区別点になります。 撮影日:2010/08/24 場所:北茨城市平潟

ヒメホシカメムシ
触角の先端の節半分くらいが白くなっているヒメホシカメムシ。 撮影日:2010/08/29 場所:北茨城市平潟

ヒメホシカメムシ
成虫とは違い全体に黒っぽいヒメホシカメムシの幼虫。黒い翅が短く腹部がむき出しになっているので幼虫と分かります。柵の真上にあるアカメガシワの実を目当てに集まって来ていました。 撮影日:2013/10/12 場所:勿来の関

 オオホシカメムシ科のヒメホシカメムシを紹介します。
 ある年の夏,メダカの世話をしていたら,ホテイアオイの葉に赤いカメムシが止まりました。こんな鮮やかなカメムシは初めてだったので写真を撮りました。
 撮った画像を見ながら名前調べを始めましたが似た2種類のカメムシがいて迷いました。次のような違いからヒメホシカメムシと同定しました。

 ヒメホシカメムシ
①中央付近の黒丸の大きさが小さい。
②翅頂付近の黒紋は丸みがある。
 オオホシカメムシ
  ③中央付近の黒丸の大きさが大きく前縁に触れるくらいである。
④翅頂付近の黒紋は三角形である。

 今年(2013年)の10月中旬に3枚目の写真の幼虫数匹を勿来の関の柵の上で見つけました。この幼虫にはキバラヘリカメムシの幼虫<記事はこちら>と同じく黒くて短い翅がありました。このことからカメムシの幼虫だと分かったのですが,名前が分かりませんでした。でも,2週間前に同じ場所でヒメホシカメムシの成虫を見たことを思い出しました。きっとヒメホシカメムシの幼虫だと思いながら,ネットで検索しましたら予想通りでした。
 このヒメホシカメムシの食餌植物の一つにアカメガシワがありますが,柵の真上にはアカメガシワの雌株が実を実らせていました。おそらくこの実の汁を目当てに集まっていたのでしょう。
 オオホシカメムシより小さく,翅にある4つの黒丸紋を星に見立てて,ヒメホシカメムシと名付けたと思われます。ヒメには可愛いとか小さいといった意味があります。

 科名 オオホシカメムシ科
 和名 ヒメホシカメムシ
 体長 約12mm
 食餌植物 シイ,アカメガシワ,クワ,コウゾなどの花や実。
 特徴 4~10月に観察される。
触角の先端の節半分くらいが白い。

黒紋を 星と見立てて ヒメホシと

幼虫は やはり短い 羽を持つ




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ノコギリカメムシ

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ノコギリカメムシ
ウリ科のキュウリやゴーヤの汁を吸うノコギリカメムシ。触角の先が赤いので目につきます。 撮影日:20008/07/13 場所:北茨城市中郷町

ノコギリカメムシ
腹の縁が鋸の刃のようなのでノコギリカメムシと名付けられたと思われます。 撮影日:2012/07/16 場所:勿来の関

ノコギリカメムシ
気づかれないようにそっとノコギリカメムシに近づきました。 撮影日:2012/07/16 場所:勿来の関

ノコギリカメムシ
茎から汁を吸う二匹のノコギリカメムシ。触角の先端が赤く目につきます。 撮影日:2009/08/01 場所:北茨城市中郷町

 ノコギリカメムシ科のノコギリカメムシを紹介します。
 私が初めてノコギリカメムシを見たのはゴーヤの葉の上でした。それまでいろいろなカメムシを見てきましたが,平たいうえに腹端の縁が丸鋸の刃のようにぎざぎざになっているカメムシは初めてでした。
 カメラを近づけると葉の裏に隠れてしまうので気づかれないようにそっと近くに寄って写真を撮りました。
 名前のいわれは腹端の縁が丸鋸の刃ようになっているからだと思われます。
 触角の先端が赤くなっていて目立ちます。

 科名 ノコギリカメムシ科
 和名 ノコギリカメムシ
 大きさ 体長13~16mm
 食餌植物 ウリ科のカラスウリ、カボチャ、キュウリ、ゴーヤなどの茎から汁を吸う。
 特徴 7~9月に観察される。

腹の縁 鋸の刃に似て 名付けられ 

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セアカツノカメムシ

《人気ブログランキングへ》セアカツノカメムシ
セアカツノカメムシ
緑色に赤茶色・黄色・赤・橙・黒といった色が適度にちりばめられていて奇麗に見えるセアカツノカメムシ。赤い鋏が隠れているように見えるので雄かも知れません。 撮影日:2012/06/20 場所:勿来の関

セアカツノカメムシ
赤い鋏が見えないので雌のセアカツノカメムシと思われます。 撮影日:2012/07/03 場所:勿来の関

セアカツノカメムシ
尻から赤い鋏が出ているので雄のセアカツノカメムシです。この赤い鋏で交尾時,雌が逃げないように挟むそうです。前胸部の左右に大きく突き出した角が目立ちます。 撮影日:2010/08/06 場所:勿来の関

 ツノカメムシ科のセアカツノカメムシを紹介します。
 勿来の関にはミズキ,ヤシャブシ,アセビ,ヒノキ,スギ,サンショウが普通に見られるので,これらを食餌植物にしているセアカツノカメムシは珍しくはありません。
 小楯板(背中で三角形をした部分)が赤茶色で前胸部が左右に大きく突き出ているのでセアカツノカメムシと名付けられたと思われます。
 あるとき,最後の写真のような尻から「ハ」の字型の赤いものが出ているカメムシを見つけました。何とそれは交尾時に雌を逃がさないように挟む鋏だと分かり驚きました。従いましてこの赤い鋏を付けているのは雄ということになります。
 このセアカツノカメムシは,緑色に赤茶色・黄色・赤・橙・黒といった色が適度にちりばめられていて奇麗なカメムシです。

 科名 ツノカメムシ科
 和名 セアカツノカメムシ
 大きさ 体長14~18mm
 食餌植物 ミズキ,ヒノキ,スギ,ヤシャブシ,サンショウ,アセビなどの実
 特徴 雄は腹端に赤い鋏があり交尾時雌を逃がさないように挟む。
    小楯板は赤茶色を帯びる。
    前胸が左右に突き出ているのでツノカメムシ科に属する。
    4~10月に観察される。

雄の尻 赤い鋏が 隠れてる



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キバラヘリカメムシ

《人気ブログランキングへ》キバラヘリカメムシ   撮影日:2005/10/23 場所:北茨城市
キバラヘリカメムシ
キバラヘリカメムシの幼虫も成虫もマユミの汁が大好きなようです。近くにマユミの木があったら探して下さい。きっと見つかると思います。 

キバラヘリカメムシ
キバラヘリカメムシの成虫の触角の先は赤味がかっています。足は腿節の途中まで白です。名前の通り腹は黄色です。 

キバラヘリカメムシ
キバラヘリカメムシの幼虫は,このように翅が未だ小さく腹部がむき出しになっています。幼虫の触角の先は未だ赤味がかっていません。 

 ヘリカメムシ科のキバラヘリカメムシを紹介します。
 JR大津港駅と磯原駅の間に小さなマユミの木がありました。葉の上を見ていると何やら動くものがいます。黒っぽい色をしたカメムシの仲間のようです。近づいてよく見ると腹が黄色でした。腹部の縁に張り出した部分に黄と黒の縞模様があり,足は腿節途中まで白くなかなかハイカラなカメムシです。
 更に気を付けて観察していると,腹部の上面が黄色の小さい昆虫が目につきました。私は,てっきり2種類の昆虫がいると思ってしまいました。

 家に帰ってインターネットで調べるとキバラヘリカメムシであることが分かりました。小さい方の昆虫もキバラヘリカメムシの幼虫であることが分かりました。このキバラヘリカメムシの幼虫の写真を撮っておいたおかげでカメムシの成虫と幼虫の見分け方が分かりました。幼虫の翅は短く「ハ」の字に見えます。これ以降カメムシの幼虫か成虫かは翅の大きさを見ればよいことに気がつきました。

 その後,桃色の実がなっているマユミがありましたので,キバラヘリカメムシがいるか観察しましたら,そこにも多くのキバラヘリカメムシが見られました。

 腹が黄色で腹部の縁に張り出した部分があるのでキバラヘリカメムシと名づけられたと思っています。

 科名 ヘリカメムシ科
 和名 キバラヘリカメムシ
 大きさ 体長14~17mm
 食餌植物 ニシキギ科(マユミ,コマユミ,ニシキギ,ツルウメモドキ)などの実。幼虫も同様。
 特徴 腹部が黄色い。
    腹部左右に張り出した縁の部分には黄と黒の縞模様がある。
    触角の先端部が赤味がかる。
    足の腿節は途中まで白い。

幼虫は 一目で分かる 翅短し

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ウスズミカレハ

《人気ブログランキングへ》ウスズミカレハ
ウスズミカレハ
毛深くてドクガ科の蛾と思ってしまうウスズミカレハ。 撮影日:2011/12/14 場所:勿来の関

ウスズミカレハ
触角の櫛歯の長さが長いので雄であると分かるウスズミカレハ。 撮影日:2012/12/16 場所:勿来の関

ウスズミカレハ
ずいぶん細長い蛾がいるものだと思いながら近づくと交尾中のウスズミカレハでした。 撮影日:2013/12/07 場所:勿来の関

 カレハガ科のウスズミカレハを紹介します。
 毎年,12月になると,勿来の関ではウスズミカレハが現れます。翅は薄くて透けた感じの黒っぽい蛾です。足や顔には暖かそうな毛深池が生えていて寒さから身を守るのに工夫をしているように感じます。この毛深さはドクガ科の蛾に似ています。

 科名 カレハガ科
 和名 ウスズミカレハ
 大きさ 開張35~40mm
 出現月(羽化する月) 11月
 食餌植物 サクラ、ヤマハンノキ、カシワ
 特徴 雄は長い櫛歯の触角を雌は短い櫛歯状の触角を持っている。
    薄い透けたような黒い翅である。
    足や顔の毛深さはドクガ科の蛾を連想させる。

ウスズミは ドクガと思う 毛深くて


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マツヘリカメムシ

《人気ブログランキングへ》マツヘリカメムシ白縁眼鏡模様がある 撮影日:2013/12/04 場所:勿来の関
マツヘリカメムシ
背の中央にある白縁眼鏡模様が目立つマツヘリカメムシ

マツヘリカメムシ
2008年に我が国で初めて発見された北米原産のマツヘリカメムシ。比較的新しい外来動物です。

マツヘリカメムシ
眼鏡模様と同じくらい目立つ後足脛節のふくらみがあるマツヘリカメムシ。

 ヘリカメムシ科のマツヘリカメムシを紹介します。
 建物の壁をゆっくり動いているカメムシを見つけました。デジタルカメラの画像を見ると見慣れぬカメムシです。それというのも,背に白縁の眼鏡模様があったからです。腹の左右が張り出していて白と黒の斑模様があるカメムシはヘリカメムシ科に属しますのでその科を調べました。
 しかし,予想に反して見つかりません。外の科も調べましたが見つかりません。サシガメの仲間かと思い調べました。やはり見つかりません。ここでいったん探すのを止めて,12月6日のブログ記事(エサキモンキツノカメムシ)を書くことにしました。そのカメムシについて調べるために検索していると偶然にも私が写したカメムシの画像と同じものが出てきて名前を知ることができました。
 調べても見つからなかった訳は日本産のカメムシでなく北米原産のカメムシで未だ広く分布しておらず,よく知れ渡っていないからでしょう。文献上やウェブ上の記録,報告はは次の通りです。

 2008年 3月26日・27日に東京都小金井市
 2008年10月25日に埼玉県狭山市
 2008年10月28日に東京都八王子市
 2008年12月12日に東京都練馬区石神井公園
2009年 3月27日に千代田区皇居東御苑
 2009年 6月 4日に神奈川県
 2010年 1月20日に神奈川県川崎市
2010年11月20日に茨城県常陸太田市
 2010年 に栃木県で初めて記録
 2011年10月25日に群馬県館林市
 2011年 に九州
 2013年 2月27日に新潟県
 2013年12月04日に福島県いわき市勿来の関(私の記録)

 これを基に考えますと,西は九州,東は東北地方南部まで分布が広がっているようです。

 このマツヘリカメムシの発する臭いは柑橘類の皮のような爽やかな臭いがするそうです。

 マツ類の害虫で腹の縁(左右)に張り出した白と黒の斑模様があるカメムシなので名前がマツヘリカメムシなのでしょう。

 科名 ヘリカメムシ科
 和名 マツヘリカメムシ
 大きさ 体長15~20mm
 勿来の関での観察月 12月
 食餌植物 松類
 特徴 北米西部原産マツ類の害虫で新芽・球果・種子から吸汁する。
    後足脛節にふくらみがある。
    背面中央付近に白縁の眼鏡模様がある。
    

調べても なかなか知れず その訳は 北米産の カメムシだから


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モンキツノカメムシ

《人気ブログランキングへ》モンキツノカメムシ ワイングラス紋カメムシ(撮影日:2012/06/20 場所:勿来の関)
モンキツノカメムシ
昨日のカメムシと違い胸部の角の大きさが大きいモンキツノカメムシ

モンキツノカメムシ
背の紋がハート紋でなくワイングラス紋になっているモンキツノカメムシ

モンキツノカメムシ
足と胸部が全部緑色になっているモンキツノカメムシ。

 ツノカメムシ科のモンキツノカメムシを紹介します。
 初めてこのモンキツノカメムシを見たときは,ハート紋のような凹みがなく個体変異の範疇であろうと思っていました。
 しかし,それよりも大きく違っている所があり,全く違う種であることが分かりました。その違いは次のようです。昨日のエサキモンキツノカメムシと見比べて下さい。

 ①胸部にある角が大きいです。
 ②足は全部緑色です。
 ③胸部の色も全部緑色です。
 ④背の紋がワイングラス紋です。
 ⑤幼虫はミズキの外にヒサカキの葉も食べます。

 名は背にある紋の色が黄で胸部に角があるカメムシという意味でしょう。

 科名 ツノカメムシ科
 和名 モンキツノカメムシ
 見られる時期 5~10月
 大きさ 体長11~14mm
 食餌植物 幼虫は主にミズキ,ヒサカキに寄生する。 
 特徴 雌は卵を生みっぱなしにせず卵を守る習性がある。
    背にある紋はハート紋でなくワイングラス紋。
    胸部の角はエサキモンキツノカメムシより大きくて立派。
    足は全部緑色で黄色い部分は無い。

背の紋は わずかな違い 足の色 角の大きさ 大きく違う


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エサキモンキツノカメムシ ハート紋カメムシ

《人気ブログランキングへ》エサキモンキツノカメムシ ハート紋カメムシ 
エサキモンキツノカメムシ
丸みのある奇麗なハート紋のあるエサキモンキツノカメムシ。こんな奇麗な紋は珍しいです。 撮影日:2013/10/28 場所:勿来の関

エサキモンキツノカメムシ
普通はこの程度に少し凹んだくらいのハート紋のエサキモンキツノカメムシ。 撮影日:2011/09/18 場所:勿来の関

エサキモンキツノカメムシ
足は黄と黄緑の斑になっているエサキモンキツノカメムシ 撮影日:2013/10/29 場所:勿来の関

エサキモンキツノカメムシ
胸部が左右に大きく出張った所が角のように尖っているのでツノカメムシ科に属するエサキモンキツノカメムシ。 撮影日:2010/09/29 場所:勿来の関

 ツノカメムシ科のエサキモンキツノカメムシを紹介します。
 背にハート紋がある昆虫でカメムシの仲間です。漢字では「江崎紋黄角亀虫」と書けます。紋黄とは背にあるハート形の紋が次第に黄色くなることからだと思います。胸部が左右に尖っていて角のようなので角亀虫です。エサキモンキツノカメムシのように,ここが尖っているカメムシの仲間はツノカメムシ科に属します。
 私はエサキモンを二股に分かれる枝先紋と思っていましたら,命名者の長谷川さんが昆虫学者の江崎悌三博士に敬意を表してつけられた名前のようです。
 エサキモンキツノカメムシの雌は卵を生み放しにせず,孵化した幼虫が2齢になるまで子を守り育てるカメムシとして有名です。これについて詳しく観察したブログがあります。<こちら>http://homepage2.nifty.com/tnt-lab/nat/esaki/esaki.htm
 ハート紋の色は脱皮したばかりの頃は白く,だんだん黄色くなっていくようです。というのは,エサキモンキツノカメムシをビニル袋に入れたままにしていたら,やがてハート紋が濃い黄色になっていたからです。

 科名 ツノカメムシ科
 和名 エサキモンキツノカメムシ
 大きさ 体長11~14mm
 食餌植物 幼虫は主にミズキ,ハゼノキに寄生する。 
 特徴 雌は卵を生みっぱなしにせず孵化後2日まで子育てをする習性がある。
    背にある紋はだんだん黄色くなる。
    成虫で越冬し、7月に新成虫が発生

背の紋に 違わず深い 親の愛


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トガリバナミシャク

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トガリバナミシャク
前翅外縁の翅頂付近が尖るのでトガリバナミシャクと名付けられたのでしょう。 撮影日:2012/11/09 場所:勿来の関

トガリバナミシャク
横に細長く筋が沢山あるトガリバナミシャク。後翅外縁が鋸歯状になっているので近縁種と区別ができます。 撮影日:2013/11/29 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のトガリバナミシャクを紹介します。
 この蛾の出現月(羽化する月)は9~10月になっていますが,勿来の関で観察されるのは11月になってからです。
 トガリバナミシャクの後翅外縁は鋸歯状なので近縁種と区別がつきます。全体的に横に細長い蛾で筋がたいへん目立つ蛾です。
 前翅外縁の翅頂付近が尖っているのでトガリバナミシャクと呼ばれるのでしょう。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 トガリバナミシャク
 大きさ 開張27~29mm
 出現月 9~10月
 食餌植物 センニンソウ、ボタンヅル
 特徴 。

トガリバと 前翅のさきが 尖るので


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アケボノマルハキバガ

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アケボノマルハキバガ
アケボノマルハキバガ
前縁に数個の黒点が並ぶアケボノマルハキバガ。前翅中央付近に白点があります。 撮影日:2013/12/02 場所:勿来の関

アケボノマルハキバガ
胸部に毛のようなものが立っているアケボノマルハキバガ。体の割には大きくて立派な下唇鬚(かしんしゅ)を持っています。 撮影日:2013/12/02 場所:勿来の関

アケボノマルハキバガ
フラッシュを炊かずに写したアケボノマルハキバガ。外縁に沿って黒っぽい紋が並んでいます。 撮影日:2013/12/03 場所:勿来の関

 ヒラタマルハキバガ科のアケボノマルハキバガを紹介します。
 今年(2013年)初めて見る蛾です。写真を撮った種類が千近くになってくると前に写したかどうか忘れてしまいますが,この蛾は胸部が焦げ茶色だったので見たことがないハマキガ科の蛾と思いました。ところが,デジタルカメラで確認すると牙が写っていたのでキバガの仲間だと思いました。
 あと少しで見つけた種類が千種類になるのですが,このところ見た蛾ばかり出現してくるので,なかなか千種類を超えることができないでいます。

 蛾は同じ蛾ですが,光の具合で違った蛾に見えてしまうことがあります。

 この蛾の特徴は下の通りです。
  ①前翅は薄褐色で中央付近に白点がある。
  ②前縁には数個の黒点がある。
  ③外縁には少し大きな黒紋が並ぶ。
  ④胸部が焦げ茶色である。

 アケボノソウ<写真はこちら>という植物がありますが,この花の先の方は黒い点が沢山あり曙のときの星のようなのでアケボノソウと名付けられています。それと同じように黒い点が沢山あるのでアケボノマルハキバガと呼ばれるのでしょう。

 科名 ヒラタマルハキバガ科
 和名 アケボノマルハキバガ
 大きさ 前翅長9mm
 出現月(羽化する月) 11~12,1月
 食餌植物 不明
 特徴 前翅は薄褐色で中央付近に白点がある。
    前縁には数個の黒点がある。
    外縁には少し大きな黒紋が並ぶ。
    胸部が焦げ茶色である。

前縁に 黒点並ぶ 外縁も 


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サワラ

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サワラ(鰆)
サワラ
細長い魚で食べるところが少ない感じのサワラですがとても美味しい魚です。 撮影日:2013/08/26 場所:平潟港
サワラ
寿司ねたで登場するサワラです。丸い斑点がサワラの証です。サワラを鰆と書くのは春になると卵を産みに沢山集まるからのようです。 撮影日:2013/12/01 場所:平潟港

 サバ科サワラを紹介します。
 サワラは漢字で鰆と書きますが,それは産卵のために瀬戸内海に入ってきてたくさん捕れるからのようです。
 また,サワラは「狭腹」・「小腹」とも書きますが細い体を上手く表現しています。
 刺身・酢の物・すしの具として,いつ食べても美味しい魚ですが,寒い時期の方が美味しいようです。寿司のねたとして出てくるときは黒っぽい斑点の付いた皮が付いたまま出てくるので,すぐ鰆だと気づかれることと思います。

 科名 サバ科
 和名 サワラ
 産卵期 春から初夏
 特徴 体の上の方に多数の斑点があり細長い。

寿司ねたで 丸い斑点 サワラなり


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アオバハガタヨトウ

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アオバハガタヨトウ
アオバハガタヨトウ
緑色の斑模様が目立つ蛾です。特に外縁に沿った歯形の紋様が目立つアオバハガタヨトウ。 撮影日:3011/12/08 場所:勿来の関

アオバハガタヨトウ
写真をクリックすると短い櫛歯状の触角であるのが分かるアオバハガタヨトウの雄。 撮影日:3013/11/30 場所:勿来の関

アオバハガタヨトウ
明かりに止まっていたのを枝で落としモデルになってもらったアオバハガタヨトウです。 撮影日:3013/11/30 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のアオバハガタヨトウを紹介します。
 勿来の関では11月下旬から12月上旬に見られる蛾です。前翅長18mmで中くらいの蛾です。
 環状紋も腎状紋も緑色です。腎状紋の下側は白く縁取られています。
 全体的に翅が緑色で亜外縁線が動物の歯形のように見えるのでアオバハガタヨトウと呼ばれるのでしょう。
 1番目と2番目の写真をクリックして拡大すると触角には短い櫛歯(図鑑では鋸歯状と表現しています。)が生えているのが分かります。

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 アオバハガタヨトウ
 大きさ 前翅長18mm 開張40~44mm
 出現月(羽化する月) 10~11月
 食餌植物 サクラ、ウラジロガシ
 特徴 勿来の関では11月下旬から12月上旬に見られる。
    秋に出現し、越冬しない。
    雄の触角は短い櫛歯状で,雌のは糸状。

歯の形 緑の紋が 目立ちます


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