ニトベエダシャクの円らな瞳

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ニトベエダシャク
ニトベエダシャク
櫛歯状の見事な触角が見えているので雄のニトベエダシャクと分かります。 撮影日:2012/11/23 場所:勿来の関

ニトベエダシャク
足は縮めたままでしたが体を起こしてくれていたので目が奇麗に写せたニトベエダシャク。この円らな瞳が可愛いです。 撮影日:2013/11/30 場所:勿来の関

ニトベエダシャク
体は動かさないでいてもカメラマンの方をじっと見ているニトベエダシャクの目がたまらなく可愛いです。 撮影日:2013/11/30 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のニトベエダシャクを紹介します。
 11月に出現し12月にも見られる蛾です。前翅長19mmで中くらいの蛾です。
 名前にニトベと付いているのは,青森県出身でリンゴの害虫研究に従事した新渡戸稲雄(新渡戸稲造の甥)の名からきています。<詳しくはこちら>因みに新渡戸の名が付いている蛾は3種類(ニトベミノガ・ニトベエダシャク・ニトベシャチホコ)で残り9種類の昆虫にも付いているそうです。
 ニトベエダシャクの雄には櫛歯状の触角があります。雌の触角は糸状だそうです。未だ,雌のニトベエダシャクは見ていないので灯火に飛来してくるのは、ほとんど雄のようです。
 2枚目と3枚目の写真を撮るために建物の中を探しました。天上に張り付いているニトベエダシャクがいましたので地面に落下している松の枝を使いました。寒い今の時期は,枝先に引っかけて落としさえすればよいのです。羽ばたかず落ちるだけですから簡単なのです。落ちた蛾を枯れ落ちた松の葉を体の下に入れて足に引っかけるようにして蛾を写す場所まで運んだら準備が整います。
 じっとして動かないのは大助かりなのですが足を畳んだままなので凛々しく撮れません。足を伸ばそうとしても伸ばしてくれません。
 これが暖かい時季ですと,こう上手くはいきません。床に付く前に羽ばたいて逃げてしまうからです。このように冬は写真撮りには向いていますが,出現する蛾の種類が少ないのが残念です。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ニトベエダシャク
 大きさ 前翅長19mm 開張30~35mm
 出現月(羽化する月) 11月
 食餌植物 カバノキ科、ブナ科、ニレ科、クワ科、バラ科、カエデ科、ツツジ科、モクセイ科、スイカズラ科
 特徴 雄は長い櫛歯の触角を雌は糸状の触角を持っている。
    雌が灯火に飛来するのは珍しい。

雌は未だ 見てない訳は 飛んで来ず

見つめてる 円らな瞳 可愛いな


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tag : ニトベエダシャク

カバエダシャク

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カバエダシャク
カバエダシャク
ガマの穂のような色をしているのでカバエダシャクと名付けられたと思っています。外縁翅頂近くにある白い斑点が目立ちます。 撮影日:2013/11/28 場所:勿来の関

カバエダシャク
こんなに内横線と外横線が接近したカバエダシャクは一度しか見ていません。 撮影日:2011/12/08 場所:勿来の関

カバエダシャク
等間隔に並んだ長い櫛歯の触角が美しいカバエダシャク。 撮影日:2013/11/28 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のカバエダシャクを紹介します。
 晩秋に出現する蛾です。前翅長22mmなので大きい蛾です。
 雄の触角は写真のように長い櫛歯で立派です。等間隔に並んだ櫛歯状の触角は奇麗に見えます。
 一方,雌の触角は糸状のようです。
 2枚目の写真のように内横線と外横線の間隔が狭くなっているカバエダシャクも勿来の関にいました。外縁翅頂近くに白い斑文があるので個体変異だと思っています。
 樺色(ガマの穂のような色)をしたエダシャクなのでカバエダシャクと名前が付いたのでしょう。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 カバエダシャク
 大きさ 前翅長22mm 開張39~50mm
 出現月 11~12月
 食餌植物 ヤナギ科、ブナ科、バラ科、カエデ科、モクセイ科、スイカズラ科
 特徴 雄は長い櫛歯の触角を雌は糸状の触角を持っている。

大きくて 雄の触角 見事なり


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tag : カバエダシャク

ウスタビガ

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ウスタビガ
ウスタビガ
全体的に茶褐色で触角の櫛歯が長いので雄のウスタビガです。前翅にも後翅にも半透明の紋がありヤママユガ科の目印になっています。 撮影日:2012/11/23 場所:勿来の関

ウスタビガ
1枚目の蛾と比べて黄褐色が強いので雌だと思ってしまいますが,触角の櫛歯が長いので雄のウスタビガです。このように,色よりも触角の様子で雌雄を決めるのが一番確かです。 撮影日:2011/12/07 場所:勿来の関

ウスタビガ
交尾中のウスタビガです。上になっているのが雌です。自然界では雄と雌しか交尾をしないので下の茶褐色の蛾が雄です。これほど黄色いと雌の確率は高くなりますが念のために触角の写真を撮るのが一番です。 撮影日:2011/11/28 場所:勿来の関

ウスタビガ
雌のウスタビガの触角を写した写真です。短い櫛歯(写真をクリックすると大きくなります。)なので遠目には糸状にみえます。 撮影日:2013/11/26 場所:勿来の関

ウスタビガ
昼間勿来の関を散歩をしていたら外灯脇のサクラに黄褐色のウスタビガが止まっていました。腹が膨れていて黄褐色なので雌のウスタビガに間違いないと思いましたが念には念を入れてビニルの袋に入れて持ち帰り触角の様子を撮ったのが一つ前の写真です。予想通りの目立たない触角でしたので雌であることが分かりました。 撮影日:2013/11/26 場所:勿来の関

ウスタビガ
触角の様子を撮った翌日には黒い楕円形の卵を生んだウスタビガ。その次の日も続けて合計50個くらいの卵を生みました。このまま卵で越冬し来年の春に幼虫が孵化します。 撮影日:2013/11/28 場所:勿来の関

 ヤママユガ科のウスタビガを紹介します。
 2011年から続けて3年間,毎年ウスタビガが出現しています。
 雄と雌とでは翅の色が違います。

  雌・・・黄褐色です。
  雄・・・茶色が目立ちます。
  
 ところが,雄でも黄褐色が混ざっていて雌か雄か判断に迷うものがいます。2枚目の写真の蛾です。翅の色で分ける方法よりも確実なのは,触角の状態で分ける方法です。雌雄の触角の状態は下のようになっています。

  雌・・・短い両櫛歯状の触角(小さくて目立たない触角)
  雄・・・長い両櫛歯状の触角(大きくて目立つ触角)

 即ち,大きくて目立つ触角を持っていたら雄なのです。

 科名 ヤママユガ科
 和名 ウスタビガ
 大きさ 雌の前翅長55mm 開張:雌80~110mm 雄75~90mm
 出現月 10~11月
 食餌植物 クヌギ、コナラ、カシワ、サクラ、カエデ科、カバノキ科、ブナ科、ニレ科、バラ科
 特徴 幼虫は触ると「キュー」と音を立てる。
前翅・後翅に半透明の紋が一個ずつある。
雌の方が大きい。

触角が 目立つは雄の 印なり


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ミドリアキナミシャク

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ミドリアキナミシャク
ミドリアキナミシャク
翅頂近くの外縁に黒い楔状の紋があるミドリアキナミシャク。何故か短い触角が翅の上に乗っています。 撮影日:2013/11/25 場所:勿来の関

ミドリアキナミシャク
外縁に短い縦線が楔状の紋まで並ぶミドリアキナミシャク。 撮影日:2011/12/09 場所:勿来の関

ミドリアキナミシャク
慌てて止まったのでしょうか,触角が見えているミドリアキナミシャク。 撮影日:2012/11/29 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のミドリアキナミシャクを紹介します。
 この蛾はアキナミシャクに似ていて同定に迷ってしまいますが,大きく違うところがあります。それは下に示したように外縁線(縁毛の付け根にある線)にあります。

 ミドリアキナミシャクの外縁線・・・短い縦線が並び翅頂付近に楔状紋がある。
 アキナミシャクの外縁線 ・・・対になった黒点が並ぶ。

 以上の理由によって,この写真の蛾をミドリアキナミシャクと同定することができました。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 ミドリアキナミシャク
 大きさ 前翅長17mm 開張24~31mm
 出現月 11~12月
 食餌植物 ミズナラ、コナラ、カシワ、タカオモミジ、イヌシデ、サワシバ
 特徴 外縁線は短い縦線が並ぶ。
    翅頂付近に黒い楔状紋がある。

外縁に 黒い縦線 並びます


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ナカオビアキナミシャク

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ナカオビアキナミシャク
ナカオビアキナミシャク
上と下の写真のナカオビアキナミシャクは縁毛が奇麗に生え揃っているので羽化後間もない蛾だと思われます。 撮影日:2013/11/25 場所:勿来の関

ナカオビアキナミシャク
ナカオビアキナミシャクの幼虫の食餌植物は夏の頃,白い花が咲くリョウブです。 撮影日:2013/11/25 場所:勿来の関

ナカオビアキナミシャク
このナカオビアキナミシャクは縁毛が奇麗に生え揃っていないので,羽化してから日数が経っていると考えられます。 撮影日:2011/12/05 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のナカオビアキナミシャクを紹介します。
ナミシャク亜科にはアキナミシャクと名がついている蛾が3種類います。いずれも秋に出現します。
 その中でナカオビアキナミシャクの幼虫はリョウブを食餌植物にしています。勿来の関でリョウブは普通に見られますが上の駐車場よりも下の駐車場近くに多く分布しています。それで最初の写真の蛾が下の方ではやくで見つかったのでしょう。
 前翅中央付近に焦げ茶色の線が見られますが,その線の外縁寄りに薄褐色の帯状の模様があるのでナカオビアキナミシャクと名付けられたのでしょう。
 最初の蛾の縁毛は奇麗に生え揃っていますので羽化したばかりの蛾と思われます。擦れていないので翅の模様が奇麗です。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 ナカオビアキナミシャク
 大きさ 開張21~28mm
 出現月 11~12月
 食餌植物 リョウブ
 特徴 晩秋に出現するナミシャク亜科アキナミシャクのうちの1種類。後の2種類は,ミドリアキナミシャクとアキナミシャクです。

幼虫は リョウブの葉食べ 晩秋に


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ケブカチビナミシャク

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ケブカチビナミシャク
ケブカチビナミシャク
縁毛が奇麗に生え揃っていて翅の色が濃いので羽化したばかりのケブカチビナミシャク。 撮影日:2013/11/25 場所:勿来の関

ケブカチビナミシャク
内横線・中央線・外横線が単なる線でなく帯状になっているのでナミシャク亜科を探すとはやく見つかるケブカチビナミシャク。 撮影日:2011/11/02 場所:勿来の関

ケブカチビナミシャク
1年に3回も羽化するケブカチビナミシャク。 撮影日:2011/12/15 場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のケブカチビナミシャクを紹介します。
 勿来の関の電話ボックスの外側に止まっていました。前翅長9mmと小さいですが,褐色系と緑色系の色の変化と筋模様が奇麗な蛾でした。縁毛が奇麗に生え揃っていて羽化後間もないからでしょうが色が鮮やかな蛾です。
 内横線・中央線・外横線が単なる線でなく帯状になっていますので,ナミシャク亜科から探しましたらはやく見つかりました。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 ケブカチビナミシャク
 大きさ 前翅長9mm
 出現月 5月,7~11月,12月(年3回羽化)
 食餌植物 センニンソウの蕾、タラノキの花
 特徴 年3回羽化

縁毛が 奇麗に揃い 生まれたて


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ウストビモンナミシャク 変わったポーズをとる蛾

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ウストビモンナミシャク 変わったポーズをとる蛾 撮影日:2013//11/04 場所:勿来の関
ウストビモンナミシャク
ナミシャク亜科の蛾としては珍しく触角を翅の上にして止まるウストビモンナミシャク。 

ウストビモンナミシャク
腹を上に上げるのはイラガ科の蛾だとばかり思っていましたがナミシャク亜科の蛾ウストビモンナミシャクもそれ以上の格好で止まります。

ウストビモンナミシャク
夏と秋の年2回羽化するウストビモンナミシャク。

 シャクガ科ナミシャク亜科のウストビモンナミシャクを紹介します。
 ウストビモンナミシャクは変わった格好で止まります。即ち,腹を大きく反らして止まります。こんな変わったポーズをとるのはイラガ科に属する蛾ばかりだと思っていましたら何とナミシャク亜科にもいて驚きました。
 もう一つ変わった点がこの蛾にはあります。この記事を書いている途中で気づいたことですが,それは触角が翅の上に乗っていることです。ナミシャク亜科に属する蛾は,ほとんど触角を翅の下にして止まりますから例外中の例外です。
 薄褐色の紋が飛んでいるように見えるからウストビモンナミシャクというのだと思っていました。しかし,「トビ」は鳶色で鳶の羽のような色,即ち茶褐色の意味だったのです。つまり,薄い鳶色の紋があるナミシャクという意味です。
 この蛾を最初に見たのは,2011/06/16でした。今年(2013年)は11/04でした。このようにウストビモンナミシャクは夏(6~7月)と秋(9~10月)の年2回羽化します。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 ウストビモンナミシャク
 大きさ 開張30~38mm
 出現月 6~7月,9~10月(年2回羽化)
 食餌植物 ブドウ、ヤマブドウ、ツタ、イワガラミ
 特徴 年2回羽化
    腹部を反らせて止まる。
    触角を翅の上に乗せて止まりナミシャク亜科としては例外的な止まり方をする。

何故か 腹部反らせる ホーズとる 


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ムラサキトガリバ

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ムラサキトガリバ   撮影日:2011//10/20 場所:勿来の関
ムラサキトガリバ
前翅にある二つの隆起鱗の内,外縁に近い方が長くなっているムラサキトガリバ。一方,ニッコウトガリバの方は頭に近い方が長くなっています。昨日の画像と比べて下さい。

ムラサキトガリバ
このように翅を広げて止まっている感じからはヤガ科の蛾を連想させますが全体の形が釣り鐘状で翅頂が尖った感じがするときはトガリバガ亜科も探すとはやく見つかるムラサキトガリバ

ムラサキトガリバ
腹部背に黒い毛束が無いムラサキトガリバ。3枚の写真全て黒い毛束が見られません。

 カギバガ科トガリバガ亜科のムラサキトガリバを紹介します。
 昨日(2013年11月22日),ニッコウトガリバについて紹介しましたが,それとの違いは次の通りです。

 ①腹部背面にニッコウトガリバのような黒い毛束がありません。
 ②前翅にある二つの隆起鱗の内,外縁に近い方が長くなっています。
  ニッコウトガリバの方は頭に近い方が長くなっています。

 逃げられないようにビニル袋に入れたまま撮影しました。止まっている様子からはヤガ科の蛾を連想させます。しかし,いくらヤガ科を探しても見つかりません。カギバガ科トガリバガ亜科の蛾だからです。全体の形が釣り鐘状で翅頂が外に出張るような感じのときはトガリバガ亜科を調べると,はやく探せます。

 科名 カギバガ科トガリバガ亜科
 和名 ムラサキトガリバ
 大きさ 前翅長17mm  開張31~38mm
 出現月 11月
 食餌植物 アラカシ、アカガシ、ミズナラ、コナラ、シラカシ、カシワ

腹部背に 黒い毛束 ありません

ムラサキは 漢字の二の字 隆起鱗



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tag : ムラサキトガリバ

ニッコウトガリバ

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ニッコウトガリバ
ニッコウトガリバ
前翅にある二つの隆起鱗が目立つニッコウトガリバ。頭に近い方が長くなっています。ウスムラサキトガリバと違い頭の毛が薄茶で首の毛が茶褐色なのもニッコウトガリバの特徴です。 撮影日:2012/11/21 場所:勿来の関

ニッコウトガリバ
擦れてない個体には黒い毛束の外側に白い帯状の紋が見られるニッコウトガリバ。 撮影日:2012/11/21 場所:勿来の関

ニッコウトガリバ
腹部背面に黒い黒い毛束があるニッコウトガリバ。ウスムラサキトガリバにはありません。 撮影日:2012/11/24 場所:勿来の関

ニッコウトガリバ
前方から写すと頭や首の毛がよく分かるニッコウトガリバ。 撮影日:2012/11/24 場所:勿来の関

 カギバガ科 トガリバガ亜科のニッコウトガリバを紹介します。
 カギバガ科はトガリバガ亜科とカギバガ亜科に分かれていますが,ニッコウトガリバはトガリバガ亜科に属する蛾です。ムラサキトガリバに似ていますが次の点で違います。
 ①ニッコウトガリバには腹部背面に黒い毛束があります。
 ②頭部が薄茶色で首の部分が茶褐色なのがニッコウトガリバです。
 ③前翅にある二つの隆起鱗が目立ち頭に近い方が長いです。
 という訳で,この蛾の写真を撮るときには上からばかりでなく斜め上や横方向そして,前方から写されると黒い毛束・隆起鱗や頭部や胸の毛の様子が分かり納得して同定ができます。

 科名 カギバガ科 トガリバガ亜科
 和名 ニッコウトガリバ
 大きさ 前翅長12~13mm(個体差があるようです。)
 出現月 11~12月
 食餌植物 不明

隆起鱗 黒い毛束 手がかりに


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tag : ニッコウトガリバ

ニッコウナミシャク

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ニッコウナミシャク   撮影日:2012//11/16 場所:勿来の関
ニッコウナミシャク
外横線が前縁近くで直角に曲がる奇抜な模様のニッコウナミシャク

ニッコウナミシャク
去年(2012年)だけ観察され,数が少ないと思われるニッコウナミシャク

ニッコウナミシャク
最初に発見された場所が日光だったのでニッコウナミシャクと名付けられたと思われます。

 シャクガ科ナミシャク亜科のニッコウナミシャクを紹介します。
去年(2012年)は11月16日に観察していますが,今年は未だ観察されていません。

 途中まで水平な外横線が前縁近くで,直角に曲がる奇抜な紋様の蛾です。

 シャクガ科の幼虫は人が親指と人さし指で尺をはかるような形で進むことから尺取り虫と呼ばれています。その尺をとってシャクガ科と名付けられたものと思われます。その中でナミシャク亜科の蛾の内横線・外横線は波のようにくねくね曲がっています。だからナミシャク(波尺)と名付けられたと思っています。

 この外に勿来の関で観察されている蛾でニッコウと名が付くものはニッコウトガリバ・ニッコウエダシャク・ニッコウフサヤガの3種類がいます。いずれも日光付近で発見されたのでしょう。

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 ニッコウナミシャク
 大きさ 前翅長21mm  開張32~35mm
 出現月 9~10月
 食餌植物 不明

見つかった 場所で名前が 付けられた


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tag : ニッコウナミシャク

チダイ

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チダイ   撮影日:2013/11/17 場所:平潟港
チダイ
よく似ているマダイと間違いそうなチダイです。

チダイ
でも,2つの点で違います。チダイは尾びれの縁が黒くなく全体が赤い色をしているチダイ

チダイ
もう一つの違いは,鰓の縁にあります。そこに赤い「くの字」の筋があるのがチダイです。

 タイ科の魚チダイを紹介します。
 こんな感じの魚を見たら,マダイと思ってしまいますがチダイという魚です。両者は同じタイ科の魚なので似ていますが,2つの点が下のように違います。
      尾びれ    鰓の縁
 マダイ  縁が黒い   赤くない
 チダイ  全体が赤い  赤い

関東の市場評価はマダイ、チダイ、キダイの順で高いそうです。旬は晩春から夏だそうです。
 タイの骨はのどにささると堅いのでなかなか取れないといいますので気を付けてお食べ下さい。

 科名 タイ科
 和名 チダイ
 特徴 鰓の部分にくの字の赤い筋がある。尾びれの後縁がマダイと違い黒くならない。旬は晩春から夏。

似ているが 尾びれ赤いは チダイなり

鰓の縁 赤いくの字は チダイなり



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マトウダイ

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マトウダイ   撮影日:2013/11/17 場所:平潟港
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体の真ん中にある黒い紋がトレードマークのマトウダイ

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肝はカガミダイもマトウダイも美味いが肉の味は少し落ちるマトウダイ

ダイを紹介します。
以前に紹介したカガミダイ<記事はこちら>と同じ仲間です。違いは見ただけで分かります。体側面に黒くて丸い紋があるからです。この黒い紋を弓道で使う的に見立ててマトダイと呼んでいたが,やがて訛ってマトウダイになったものと思われます。
 カガミダイの口から背びれまでは目の方に大きく曲がっています。しかし,マトウダイの方は少し外側に出ています。
 この両者は肝が美味いのですが,最近の魚屋さんは頭を落として肝まで捨てて売りに来るので美味しい肝は味わうことができません。
 これはお客がすぐ食べられてゴミも捨てずにすむようにした物を買うようになったからですが残念です。
 マトウダイの肉の味は,ぱさぱさしていて味けなく美味いとは感じません。やはり食べては味がしみるカガミダイの方が美味しいと感じます。といっても沢山捕れなず市場には出回らないので召し上がった方は少ないことと思います。

 科名 マトウダイ科
 和名 マトウダイ
 産卵期 4~6月に浮性卵を産む。
 特徴 体側面に黒くて丸い紋がある。

マトウダイ 黒くて丸い 紋がある


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tag : マトウダイ

ムシガレイ

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ムシガレイ   撮影日:2013/11/18 場所:平潟港
ムシガレイ
まず,ヒラメかカレイか見分けるには魚の測線が胸びれの上を通るように置きます。
次に「左ヒラメに右カレイ」の文句を思い出します。
最後に,目が右側にくるので,この魚はカレイの仲間であるという結論になります。


ムシガレイ
丸い斑紋が沢山あります。測線を挟んで3対の大きな斑紋がありますので,この魚はムシガレイであるとなります。

ムシガレイ
白身の魚で美味しいムシガレイ

 カレイ科ムシガレイを紹介します。
 例外はありますが,一般に「左ヒラメに右カレイ」と言うようにカレイは目の位置が右側にきます。でも,ここで問題になるのは腹が下になるように置かなければいけないということです。「腹はどちらでしょう。」と聞かれても困るでしょうからお教えいたします。胸びれの上を測線が通るように魚を置いたとき下になる方が腹です。そのように置くと2つある目の内で縁に近い方が上になります。(※魚の表側が見えるように置きます。表側とは肌が白くない方で目が見える方です。)
 という訳で,これらの写真の魚は右側に目がくるのでカレイの仲間になります。今日(2013年11月18日)も平潟港に行きましたらカレイの仲間が沢山捕れていました。ヤナギムシガレイ(平潟ではヤナギと呼んでいます。)に似ていますが,表面に丸い斑紋が沢山ありヤナギムシガレイとは違うと思いました。そこで名前を調べるために写真を撮ってきました。測線(体の中央に見られる線)を挟んで3対の大きな斑紋があるのでムシガレイと分かりました。

 科名 カレイ科
 和名 ムシガレイ
 産卵期 1~3月
 特徴 大小の淡い褐色輪紋斑が散在する。特に測線を挟む3対の斑紋は大きい。1腹の産卵数は100万粒を超えるものもある。水温14℃において約3日で孵化(ふか)する。

腹はどこ 縁に近い目 上にする 下になる方 腹になるなり

測線が ひれ上通り 腹は下

目の位置が 左はヒラメ 右カレイ



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tag : ムシガレイ

ウスキツバメエダシャク

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ウスキツバメエダシャク   同定するには顔の写真も撮りましょう。
ウスキツバメエダシャク
後翅外縁が薄黄色を帯びるウスキツバメエダシャク。それでウスキと名付けられたのでしょう。内横線と外横線の間にも黒い短線が見られるのが特徴です。 撮影日:2012/09/26 場所:勿来の関

ウスキツバメエダシャク
後翅外縁の薄黄色がはっきり分からないウスキツバメエダシャク。その上,内横線と外横線の間の黒い短線もよく見えないウスキツバメエダシャクもいるので同定には顔の写真が必要です。 撮影日:2012/09/19 場所:勿来の関

ウスキツバメエダシャク
顔が濃い茶色をしているウスキツバメエダシャク。鏡に止まっているので2匹いるように見えます。下は鏡に映っている蛾です。 撮影日:2011/10/13 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のウスキツバメエダシャクを紹介します。
 昨日,勿来の関で見られるツバメエダシャク3種類の仲間の名前を紹介しました。 昨日,紹介したシロツバメエダシャクの顔とは今日のウスキツバメエダシャクは,はっきり違います。濃い茶色をしているからです。
 このように,顔の様子が分かれば簡単に同定ができるので前方から写真を撮っておく必要があります。
 でも,ウスキツバメエダシャクの後翅外縁は薄黄色を帯びるので翅の様子を見れば分かります。このようなことが言えるのは羽化したばかりの新鮮なウスキツバメエダシャクです。羽化して時間が経ってしまった個体は擦れて翅の鱗粉が落ちてしまいます。そうすると,後翅外縁の薄黄色は見られなくなってしまいます。
 結局,翅も顔も写しておくことが同定の一番の早道です。
 ウスキツバメエダシャクはよく観察される蛾です。それは,幼虫の食餌植物がイヌガヤ科、ブナ科、ニレ科、マメ科、モチノキ科、クロウメモドキ科、ツバキ科、スイカズラ科と広範囲に渡っているからです。この中で,マメ科、ツバキ科、スイカズラ科は勿来の関で普通に見られる植物ですから、ウスキツバメエダシャクが沢山観察される理由がうなずけます。

 科名 シャクガ科 エダシャク亜科
 和名 ウスキツバメエダシャク
 大きさ 開張36~54mm
 出現月 5月~7月,9月~11月
 食餌植物 イヌガヤ科、ブナ科、ニレ科、マメ科、モチノキ科、クロウメモドキ科、ツバキ科、スイカズラ科
 特徴 顔が濃い茶色で,後翅外縁が薄黄色を帯びる。

顔の色 ウスキツバメは 濃い茶色

翅の色が 後翅外縁 薄黄色



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シロツバメエダシャク

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シロツバメエダシャク   簡単に同定するには顔の写真も撮りましょう。
シロツバメエダシャク
よく似ているウスキツバメエダシャクとは顔を見れば区別できるシロツバメエダシャク。 撮影日:2013/10/04 場所:勿来の関

シロツバメエダシャク
慣れてくると顔を見なくても後翅外縁近くの部分が薄黄色でないからシロツバメエダシャクと分かるようになります。 撮影日:2013/10/04 場所:勿来の関

シロツバメエダシャク
目と目を結ぶ線が薄褐色であとは真っ白な顔のシロツバメエダシャク。 撮影日:2013/10/03 場所:勿来の関

シロツバメエダシャク
実際は2つ上の蛾のように正面を向いている蛾は少なく,うつむいた蛾が多くて顔写真はなかなか写させてもらえないシロツバメエダシャク。 撮影日:2013/10/04 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科のシロツバメエダシャクを紹介します。
勿来の関で観察されるツバメエダシャクの仲間は現在のところ次の3種類です。  ①シロツバメエダシャク
  ②ウスキツバメエダシャク
  ③コガタツバメエダシャク
 この仲間は翅の模様が似ているために同定するのに迷ってしまいます。でも,顔の写真を撮れば迷わずに同定することができます。詳しくは<こちらこちら>です。
  ①目と目を結ぶ線が薄褐色です。
  ②雄には櫛歯状の触角があります。
 これらの2つの特徴から,写真の蛾はシロツバメエダシャクですと胸を張って言えます。2010年9月29日にも水沼ダムでも,この蛾の写真を撮りましたが偶然にも顔の写真が撮れたので楽に同定することができました。
 シロツバメエダシャクの幼虫食餌植物はイチイ、キャラボク、チャボガヤ、イヌガヤ、トウヒ等ですが勿来の関では見かけない植物なので不思議に思っています。私の観察不足か,離れた所にある食餌植物から夜間,灯火を目指して飛来してくるのでしょうか。
 ウスキツバメエダシャクはよく観察される蛾ですが、シロツバメエダシャクの方は,前者ほど観察されません。それもそのはずです。前者の幼虫食餌植物は,イヌガヤ科、ブナ科、ニレ科、マメ科、モチノキ科、クロウメモドキ科、ツバキ科、スイカズラ科と広範囲に渡っているからです。

 科名 シャクガ科 エダシャク亜科
 和名 シロツバメエダシャク
 大きさ 開張36~54mm
 出現月 7月,9月~10月
 食餌植物 イチイ、キャラボク、チャボガヤ、イヌガヤ、トウヒ
 特徴 触角に櫛歯があるのは仲間の中では本種の♂のみ。似た仲間がいるので顔の写真を撮ると同定が楽。

触角と 顔の横線 決め手なり



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tag : シロツバメエダシャク

ノコメトガリキリガ

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ノコメトガリキリガ
ノコメトガリキリガ
翅の模様がとても簡単で2本線で構成されているノコメトガリキリガ。 撮影日:2012/11/03 場所:勿来の関

ノコメトガリキリガ
その2本の線の色は褐色から赤味を帯びた色まであるノコメトガリキリガ。ヨトウガ亜科に属するので環状紋と腎状紋が見られます。 撮影日:2012/11/04 場所:勿来の関

ノコメトガリキリガ
小さな下唇鬚(かしんしゅ)が見られるノコメトガリキリガ。第二の触角と思われています。 撮影日:2012/11/04 場所:勿来の関

ノコメトガリキリガ
外縁は波打ってなく縁毛の付け根が波打っているノコメトガリキリガ。それが鋸の模様に見え翅頂が尖っているのでノコメトガリキリガと名付けられたのでしょう。 撮影日:2013/11/15 場所:勿来の関

 ヤガ科ヨトウガ亜科のノコメトガリキリガを紹介します。
 この蛾は極めて簡単な模様をしています。即ち,内横線と外横線の間に環状紋と腎状紋があるだけです。2つの線の色は褐色か赤味がかった色をしています。
 外縁が波打っているウスキトガリキリガに似ていますが,ノコメトガリキリガの方の外縁は波打っていません。だから,私は名前をお互いに交換したら,相応しくなるのにと思っています。
 でも,命名者はノコメトガリキリガの亜外縁線(ここでは縁毛の付け根にある線を指しています。)が丁度,鋸の歯のように見えるのでノコメと付けたのだと思っています。
 このノコメトガリキリガも,環状紋と腎状紋が見られるのでヨトウガ亜科に属する蛾であると分かります。
 去年は出現が早く2012年11月3日に見られましたが,2011年には12月4日に見られました。晩秋まで生きているキリガ類のようです。

 科名 ヤガ科ヨトウガ亜科
 和名 ノコメトガリキリガ
 大きさ 前翅長17mm
 出現月 10~11月
 食餌植物 モモ、ナシ、リンゴ、ボケ、ツバキ
 特徴 ウスキトガリキリガに似ているが外縁は波打たない。しかし,縁毛のつけねには波打つ線が見られる。内横線と外横線は褐色か赤味を帯びた線である。

翅の模様 とても簡単 二本線


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キトガリキリガ

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キトガリキリガ
キトガリキリガ
内横線と外横線は黄褐色ではっきりしていますが,中横線線は帯状で分からないキトガリキリガ。環状紋と腎状紋がありヨトウガ亜科に属する蛾であることが分かります。 撮影日:2012/11/10 場所:勿来の関

キトガリキリガ
外縁はくねくねしていないのに縁毛の付け根は波のようにくねくねしているキトガリキリガ。特に下の蛾はそれが顕著です。 撮影日:2012/11/11 場所:勿来の関

キトガリキリガ
ドクガ科に見られる発達した触角でなく小さな突起物のような触角を持つ雄のキトガリキリガ。クリックして見て下さい。 撮影日:2012/11/11 場所:勿来の関

 ヤガ科 ヨトウガ亜科の蛾キトガリキリガを紹介します。
 前翅長17mmで中くらいの大きさの蛾です。秋に見られるキリガの仲間です。

 内横線と外横線は黄褐色ではっきり分かります。しかし,中央線は帯状になっていてどこだか分かりません。

 外縁は波打っていないのに,亜外縁線(縁毛のつけね)は波打っています。

 ヨトウガ亜科に属する蛾の多くは,環状紋(頭に近い方)と腎状紋(外縁に近い方)を持っています。その例に漏れずこのキトガリキリガにも環状紋と腎状紋があります。

 最初と最後の写真をクリックすると触角が葉の辺にあるぎざぎざの鋸歯ようになっています。このような鋸歯状の触角は雄の特徴で,雌の触角は糸状です。

 科名 ヤガ科 ヨトウガ亜科
 和名 キトガリキリガ
 大きさ 前翅長17mm
 出現月 10~11月
 食餌植物 ナシ,クヌギ,アベマキ,アラカシ,サクラ類
 特徴 雄の触角は鋸歯状,雌は糸状。内横線と外横線の色は黄褐色。環状紋と腎状紋がありヨトウガ亜科の特徴を示している。

丸い紋 空豆の紋 くっきりと ヨトウガ亜科 を示している

※丸い紋:環状紋   空豆の紋:腎状紋

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モヒカン刈りのウスチャヤガ

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モヒカン刈りのウスチャヤガ
ウスチャヤガ
ウスチャヤガと名がついていますが翅の色には薄茶から焦げ茶まであって様様なウスチャヤガ。 撮影日:2011/10/16 場所:勿来の関

ウスチャヤガ
偶々,電話ボックスに止まっていて写しやすかったので横からや前方からウスチャヤガを写してみました。緑色に見えるのはガラスに生えているコケと思われます。 撮影日:2013/10/15 場所:勿来の関

ウスチャヤガ
それらの画像を見て驚きました。モヒカン刈りの髪型にそっくりな毛が生えているウスチャヤガだったからです。 撮影日:2013/10/15 場所:勿来の関

ママユガ科 モンヤガ亜科のウスチャヤガを紹介します。
 このウスチャヤガは勿来の関では,よく見かける普通の蛾です。大きめの蛾です。
いつもなら上の方から写して終わりにしていましたが,電話ボックスのガラスに止まっていましたので横の方からや前方の方からも写すことができました。そのおかげで胸部にある毛の様子をよく写すことができました。まさかモヒカン刈りのような髪型とそっくりとは思いも寄りませんでした。
 私はこの蛾の名前を最初,ウスチャガと覚えていました。ところが,あるときよく名前を見たらウスチャヤガだったので驚きました。そのとき,名前の付け方について,ある決まりがあることに気がつきました。例外はありますが,語尾に何の仲間か分かるように名前をつけているのです。例えば,この蛾はヤガ科の蛾なので,ウスチャヤガ,昨日の蛾ならシャチホコガ科なのでオオトビモンシャチホコというようにです。
 ウスチャヤガと名前がついていますが,翅の色は薄茶も濃茶も焦げ茶もいて様様です。

 科名 ヤガ科 モンヤガ亜科
 和名 ウスチャヤガ
 大きさ 開張45mm
 出現月 10~11月
 食餌植物 ギシギシ,イタドリ,ヨモギ,キリ,カラスノエンドウ
 特徴 勿来の関では,よく見かける蛾である。モヒカン刈りのように見える胸部の毛が面白い。

胸部の毛 モヒカン刈りの 髪のよう


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オオトビモンシャチホコ

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オオトビモンシャチホコ
オオトビモンシャチホコ
幼虫が餌としているコナラが勿来の関に沢山分布しているためよく見かけるオオトビモンシャチホコ。 撮影日:2013/11/12 場所:勿来の関

オオトビモンシャチホコ
とても簡単な紋様のオオトビモンシャチホコ。 撮影日:2011/11/12 場所:勿来の関

オオトビモンシャチホコ
大きさは多少個体差があるオオトビモンシャチホコ。 撮影日:2011/11/12 場所:勿来の関

 シャチホコガ科のオオトビモンシャチホコを紹介します。
 このオオトビモンシャチホコは,10月下旬頃からよく見かける蛾です。多く出現するのは幼虫の餌となるコナラが沢山生育しているからだと思われます。大きさは中くらいの蛾ですが多少個体差があります。
 前翅の頭部近くと外縁の色が似ていて大きく離れているから大飛紋という名がついたと思っていました。ところが,そうではないことが分かりました。大とはコトビモンシャチホコと比べて大きいという意味です。トビモンとは鳶色(褐色)を意味します。即ち,褐色の大きなシャチホコという意味だったのです。

 科名 シャチホコガ科
 和名 オオトビモンシャチホコ
 大きさ 開張40~50mm
 出現月 10~11月
 食餌植物 ミズナラ、コナラ、クヌギ、アベマキ、カシワ、クリ
 特徴 雌の触角は糸状の触角を持つが,雄の方は短い櫛歯状の触角を持つ。

簡単な 紋様をした シャチホコガ



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ヒメヤママユ

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ヒメヤママユ
ヒメヤママユ
雄の触角はこのように発達しています。後翅の紋が見えるようにそっと前翅を上げ下がらぬうちに素早く写したので4つの丸い紋が見えるヒメヤママユの雄。 撮影日:2013/11/11 場所:勿来の関

ヒメヤママユ
縁毛が奇麗に生え揃っているので羽化したばかりのヒメヤママユの雄と思われます。大変奇麗な個体です。 撮影日:2013/11/05 場所:勿来の関

ヒメヤママユ
ヒメヤママユの雌。写真をクリックすると雌の触角も櫛歯状であることがわかります。雌の前翅外縁は黄褐色なので雄と区別がつきます。 撮影日:2011/11/04 場所:勿来の関

 ヤママユガ科のヒメヤママユを紹介します。
 勿来の関でヒメヤママユは10月下旬から見られる蛾です。前翅長40mmと大きい蛾です。このように大きな蛾はあまりいませんので会えるだけで嬉しくなります。
 不思議なことに,クモは10月になると網を張ります。おそらくヒメヤママユやこれから出現してくるウスタビガを捕らえるためだと思われます。今日(2013年11月11日)は昨日まで無事に灯火に飛来してきて壁や蛍光灯に止まっていた3匹のヒメヤママユが,無残にも網にかかって息絶えていたからです。何匹ものクモが網を張るので上手く飛んでいてもしまいには網にかかってしまいます。
 運良く獲物を得たクモは体が大きくなります。このようにして自分の子孫を沢山残していこうというのです。
 2枚目の写真の蛾は縁毛(外縁の外側に生えている毛)が奇麗に生え揃っているので羽化後間もない蛾です。だから,頭部に近い前翅前縁の黄色の鱗粉が落ちずについていて金色に輝いて見えます。非常に奇麗なヒメヤママユです。
 ヒメヤママユの雌雄の区別は簡単です。下のような特徴があるからです。
  ①雌の前翅外縁は黄褐色です。
②雌も雄も櫛歯状の触角を持ちますが,雄の触角は発達していて大きいです。

 科名 ヤママユガ科
 和名 ヒメヤママユ
 大きさ 開張♂85~90mm ♀90~105mm
 出現月 10~11月
 食餌植物 サクラ、ウメ、ナシ、スモモ、ガマズミ、クヌギ、ミズキ、ウツギ、カエデ
 特徴 雄も雌もどちらも櫛歯状の触角を持つが,雄の方の触角は発達していて大きい。雌の外縁は黄褐色である。

雌の方 外縁黄色 区別でき


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ケンモンミドリキリガ

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ケンモンミドリキリガ
ケンモンミドリキリガ
外横線外側後縁寄りに斜めの黒くて太い紋様があるのが特徴のケンモンミドリキリガ。 撮影日:2011/11/12 場所:勿来の関

ケンモンミドリキリガ
緑色が濃く縁毛が奇麗に生え揃っているので羽化後間もないケンモンミドリキリガと思われます。 撮影日:2013/11/02 場所:勿来の関

ケンモンミドリキリガ
櫛歯状の触角があるので雄のケンモンミドリキリガ。 撮影日:2013/11/02 場所:勿来の関

 ヤガ科 モクメキリガ亜科に属するケンモンミドリキリガを紹介します。
 10月を過ぎ11月に入ると少しずつ蛾が出現するようになってきました。その中に緑色をした蛾いました。以前に翅の色が緑色の蛾を2種類紹介しました。キクビゴマケンモン<こちら>とゴマケンモン<こちら>です。ホームページでは<こちら>を参照してください。
 ケンモンミドリキリガは,外横線の外側後縁近くに斜めに黒くて太い紋があるので簡単に区別することができます。秋に出現するキリガの仲間です。雄の触角は櫛歯状なのでこれら3枚の蛾はいずれも雄です。
 羽化したばかりのケンモンミドリキリガは緑色が濃く縁毛がついています。ですから2枚目と3枚目の蛾は羽化して間もない蛾と思われます。

 科名 ヤガ科 モクメキリガ亜科
 和名 ケンモンミドリキリガ
 大きさ 開張38-40mm
 出現月 10~11月
 食餌植物 チドリノキ,ヤマザクラ
 特徴 翅が緑色の蛾にはキクビゴマケンモン,ゴマケンモンがいるので紋様を確かめてから同定する必要があります。

寒くなり 蛾がふえてきた 不思議なり


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tag : ケンモンミドリキリガ

キチジョウソウ

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キチジョウソウ
キチジョウソウ キチジョウソウ
花茎が赤く花弁の内側が白いのでミズヒキのような色の組み合わせのキチジョウソウの花。 撮影日:2000/10/06

キチジョウソウ
吉事の有無に関わらず開花するキチジョウソウの花。赤い実が実るといいますが北茨城では未だ確認していません。 撮影日:2013/11/08

 ユリ科の植物キチジョウソウを紹介します。
吉事があると開花するという伝説からキチジョウソウと名がつきました。私はそれを鵜呑みにして吉報を待っていました。しかし,残念ながら凶報でした。ですから,吉事の有無に関わらず開花することを知りました。
 知人からキチジョウソウの株を少し分けて頂きました。すると,2,3年のうちに鉢一杯にふえました。種子だけでなく地下茎でもふえるから,あっという間にキチジョウソウがひろがってしまいます。
 花茎が赤く、花弁の内側が白いので色の組み合わせがミズヒキに似ていて名前だけでなく縁起が良さそうな植物です。
 北茨城では杉内と平潟の2箇所でキチジョウソウを見つけています。

 キチジョウソウの上部の方の花は雌しべが退化した雄花がつき、下部の方の花は両性花(雄しべも雌しべもある花)がつくというので機会があったときに写真を撮ろうと考えています。

 科名 ユリ科
 和名 キチジョウソウ
 葉  常緑の多年草
 草丈 10~30㎝
 花茎 8~12㎝
 花期 8月~11月
 特徴 花序の上部には雄花が,下部には両性花がつく。地下茎でもふえるので群生する。赤い実は次の年,開花するまで見られるそうである。
 名のいわれ 吉事があると開花するという伝説に由来する(実際は吉事に関係なく開花する。)

花白く ミズヒキのよう 茎赤し

花は白 花茎は赤で ミズヒキ似



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tag : キチジョウソウ

リンドウ

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リンドウ   撮影日:2000/10/31 場所:差塩湿原
リンドウ
花粉を出し終えた雄しべは雌しべから離れ花弁に寄りかかっているリンドウの花。

リンドウ
雌しべの先端は二つに分かれ受粉可能になっているリンドウの花。このようにして自分の花粉で受粉しないように工夫しています。

 リンドウ科の植物リンドウを紹介します。
 リンドウの花は天気に恵まれなければ見られません。それは日が当たってからしか開花しないからです。夕方見に行っても徒労に終わります。明るくても日が花に当たらなくなっているからです。
 私はこの花を福島県の差塩湿原で見た限り,その後出会いがありません。目が覚めるような青い花弁に小さな白点が散らばって美しさを強調しています。
 リンドウの花は雄性先熟です。最初の頃,雌しべを取り囲んでいる雄しべが,花粉を出して終えると雌しべから離れ花弁の方に寄ります。その後,雌しべの柱頭の先端が二つに分かれ受粉可能になります。写真に写っているリンドウはまさにこの時期の花です。このようにしてリンドウは自家受粉しないようにしています。

 科名 リンドウ科
 和名 リンドウ
 葉  対生
 草丈 20~100㎝
 花期 9月~11月
 特徴 リンドウの仲間の花は日が当たっているときだけ開花している。

日が当たり それから後に 開花する



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フユノハナワラビ

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フユノハナワラビ   写真はクリックすると大きくなります。
フユノハナワラビ フユノハナワラビ
小さな黄色の粒が花のように見えるのでフユノハナワラビといわれます。 撮影日:2000/10/13 場所:関本

フユノハナワラビ フユノハナワラビ
田の畦のような時折草刈りをする場所で日当たりがよい所に見られるフユノハナワラビ。 撮影日: 左2006/11/11 右2000/10/13 場所:関本

フユノハナワラビ フユノハナワラビ
小さい黄色の粒は胞子嚢といいます。そこでフユノハナワラビは胞子をつくります。 撮影日:2013/11/03 場所:関本

 ハナヤスリ科(シダ植物)のフユノハナワラビを紹介します。
 11月になるとフユノハナワラビが見られるようになります。シダ植物ですから花は咲きません。地面から立ち上がっているものには黄色の小さな粒が沢山ついています。それが花に見えてしまいますが,胞子嚢といって胞子がつくられる場所です。地面をはうように伸びているものが,養分をつくる葉です。
 田の畦道のように,ときどき草を刈るような所で日当たりの良い場所にフユノハナワラビは見られます。このフユノハナワラビは関本から勿来の関に行く途中の畦に4株くらい生育していました。

 科名 ハナヤスリ科(シダ植物なので花は咲きません。)
 和名 フユノハナワラビ
胞子葉 10月~11月
 名のいわれ 冬の頃,ワラビに似た葉を出し花のように見える胞子嚢をつけることからフユノハナワラビと名づけられたのであろう。

胞子葉 小さな花が ついたよう


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tag : フユノハナワラビ

ビワ

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ビワ
ビワ ビワ
冬に開花する花は少ないですが,その一つのビワの花の開花。一斉に咲かずにだらだらと咲き続けるようです。 撮影日:2006/11/05 場所:平潟

ビワ
花茎が薄褐色の毛で覆われています。更に,驚くことに花弁の内側にも毛があるビワの花。防寒対策万全な花といえましょう。 撮影日:2013/11/03 場所:平潟

 バラ科の植物ビワを紹介します。
 冬に開花する花があるなんて信じられませんでした。花は暖かい時季に咲くものと思い込んでいたからです。ビワの花が寒さに負けず開花できるには花に秘密があるようです。
 ①花茎全体が薄褐色の毛で覆われている。
 ②さらに驚くことに,花弁の内側にも薄褐色の毛があることです。
 最後の写真の一番上で大きく開花している花弁5枚の真ん中辺を見ると薄褐色に見えます。それが内側にある毛です。
 外も中も毛で覆って寒さから花を守っているようです。だから,寒い冬でも花を咲かせることができ,実を実らせることもできるのでしょう。
 今初めて花茎全体が薄褐色の毛で覆われている理由を下のように考えました。

 ①の理由。子房を寒さから守り実を大きくさせるため。
 ②の理由。雌しべと雄しべを寒さから守るため。

 ビワの花に鼻を近づけると品のある香がしたので,何度も香を楽しんでしまいました。昆虫を呼ぶためなのでしょうが,雄しべは花の中央に被さるように曲がっています。まるで昆虫の訪れを最初から当てにしていないような花のつくりに見えます。自家受粉しやすくしているようにしか見えません。

 芳香がある植物には,これまでの経験から,薬用成分があったので念のため調べますと予想通りでした。葉は打ち身や捻挫,皮膚病などに効き,種子は咳止めなどに用いられるそうです。

 科名 バラ科
 和名 ビワ
 葉  互生
 樹高 6~10mの常緑高木 
 花期 11月~1月
 特徴 花には芳香がある。葉や実には薬用成分が含まれている。
 果実 5~6月に黄橙色に熟す。

毛深いぞ 寒さを防ぎ 実を作る

毛深くて 寒さ対策 万全だ

日溜まりに ほのかに香る ビワの花



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赤い実をつける植物② 五種

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赤い実をつける植物② 五種
ヒヨドリジョウゴ
ヒヨドリジョウゴ(ナス科) 上戸とは酒好きをいいます。だからヒヨドリが好んで食べる実だと思っていました。でも,冬になっても残っていることが多いそうです。 撮影日:2000/11/01 場所:勿来の関

カラスウリ
カラスウリ(ウリ科) 小さい緑色の実をつけるスズメウリに比べ大きいのでカラスウリと名付けたと思われます。<カラスウリの記事はこちら> 撮影日:2000/11/25 場所:勿来の関

ツルリンドウ
ツルリンドウ(リンドウ科) 実は時間が経つにつれて花冠よりつき出るようになります。色は黒ずんでいきます。実の前に突き出たものは花柱です。先端が二つに分かれています。 撮影日:2013/11/03 場所:勿来の関

カマツカ
カマツカ(バラ科) 材が丈夫で折れにくく鎌の柄に用いたためカマツカといわれます。アオダモの脇で,春,白い花を咲かせていました。昨日,ふと見上げましたら見慣れない赤い実がなっています。食べるとねっとりとした甘さがあります。私には酸味がないので物足りない味です。ミヤマガマズミのような丸い実でなく楕円形の実です。黄葉した葉と赤い実が対照的です。 撮影日:2013/11/04 場所:勿来の関

ガマズミ
ガマズミ(スイカズラ科) ミヤマガマズミと似ていて区別するのに困っていました。しかし,実が実るとミヤマガマズミの方は重くて垂れ下がるので自信を持って区別することができるようになりました。食べて上手い味がする方はガマズミの方です。甘酸っぱい味がします。霜が降りてからの方が甘さが増して上手くなると地元の人が言っています。ヨッツズミともいいますが意味はわかりません。ミヤマガマズミの方はほんのりと酸っぱい味がしました。種子が大きく果肉があまりありません。 撮影日:2013/11/02 場所:勿来の関

実る秋 形大きさ 色違う

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tag : 赤い実をつける植物② 五種

赤い実をつける植物① 五種

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赤い実をつける植物① 五種
秋が深まるとともに赤い実が目につきます。それらの中から五つ紹介します。アオハダ
アオハダ 木の皮をはぐと緑色なのでアオハダといいます。ご覧のように皮をはがした所が緑色になっています。 撮影日:2013/09/25 場所:勿来の関

ミヤマガマズミ
ミヤマガマズミ(深山ガマズミ) 実が熟すと重くて下に垂れ下がります。ガマズミに似ていますが熟してもガマズミは垂れ下がりません。勿来の関は海岸近くにあり深山ではありませんがミヤマガマズミが見られます。 撮影日:2013/10/10 場所:勿来の関

ウメモドキ
ウメモドキ 雌雄異株で実がなる木とならない木があります。勿来の関では普通に見られる木です。 撮影日:2013/10/08 場所:勿来の関

ソヨゴ
ソヨゴ わたしはまだ見つけたことはありません。この木は売店前に植えられています。ウメモドキと同じく雌雄異株です。 撮影日:2013/10/19 場所:勿来の関

ヤブコウジ
ヤブコウジ 高さ10~20㎝の小さな常緑色小低木です。林の中に普通に見られる植物です。 撮影日:2013/11/03 場所:勿来の関

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tag : 赤い実をつける植物①

ツワブキ

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ツワブキ
ツワブキ
日本庭園に合うツワブキの花。イチモンジセセリが蜜を吸っていました。 撮影日:2013/11/02 場所:勿来の関吹風殿

ツワブキ
外側の花がいちはやくY字状の柱頭を出すツワブキの花。 撮影日:2013/11/02 場所:勿来の関吹風殿

ツワブキ
写真を撮りながらツワブキに鼻を寄せると良い香がしました。何度も香を楽しみました。右端の褐色の花が1番強く香っていました。 撮影日:2013/11/02 場所:大津灯台の近く

ツワブキ
11年も前に,ずいぶん遅く咲く花があることを知り驚きました。寒さに負けず咲いているツワブキを見て妙に感心しました。 撮影日:2002/10/27 場所:磯原天妃山

 キク科の植物ツワブキを紹介します。
 ツワブキほとんどの植物の花が咲き終わる頃,開花します。茨城県を南限とするハマギクと一緒に咲いているのをよく見かけます。ハマギクの方は臭みがありますが,ツワブキの花の方は芳香があります。開花したときより黄色の花が褐色になった頃の方が香は強いです。
 ツワブキの葉柄はフキと同じくきゃらぶきにして食べるそうです。ただ,有毒物質のピロリジジンアルカロイドを含むのであく抜きをするのでしょう。
 ツワブキの葉には艶があります。初めはツヤブキと呼んでいたものが訛ってツワブキになったと思われます。

 科名 キク科
 和名 ツワブキ
 葉  厚くて光沢がある。
 花茎 30~75㎝
 花期 10月~12月
 特徴 海岸に沿って分布。太平洋側は福島県より西,日本海側は石川県より西に分布。
 名のいわれ 艶があるフキという意味のツヤブキが訛ってツワブキになったと思われます。

ツワブキは 花の無い頃 開花する 

艶ある葉 ツヤブキ訛り ツワブキに




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tag : ツワブキ

センブリ

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センブリ
センブリ
花弁の元にある緑色と白い毛が気になるセンブリの花。 撮影日:2013/11/01 場所:勿来の関

センブリ
その緑色のところからは多くの白い毛がでているセンブリの花。 撮影日:2013/11/01 場所:勿来の関

センブリ センブリ
その白い毛に乗りながら花粉を集めるときの手助けをしながら受粉効果をねらっているセンブリの花。 
撮影日:2006/11/10 場所:関本

センブリ
それだけでなくアリの進入を防いでいるかも知れないセンブリの花。 撮影日:2013/11/01 場所:勿来の関

 リンドウ科の植物センブリを紹介します。
 花弁が5枚あるように見えますが,深くさけているだけです。青い色の花を咲かせるリンドウの仲間ですから合弁花なのです。ほとんど5つに裂けていますが,中には4枚目の写真のように4つに裂けた花も見られます。
 私がこのセンブリに関心を持つようになったのは花弁の緑色に変化した所から白い毛が生えているのを見てからです。その様子を撮りたくて一眼レフを使いましたが上手く写せませんでした。ところが,今日,勿来の関を歩いていると,ふとした所にセンブリが咲いているではありませんか。5株くらいありました。デジカメで撮った方が細かい所までよく写るので,嬉しくなって何枚も写しました。
 緑色したものは蜜腺で,2個ずつ組になっていて合計十個あります。この蜜腺から何本もの白い毛が出ているのはアリなどの小さい昆虫から大事な蜜を守るためのようです。<詳しくはこちら>簡単に入り込んだり,歩き回ったりできないようにしているのでしょう。あるいは花粉を食べに来る昆虫に食べやすくなるように毛が生えているかも知れません。

 科名 リンドウ科
 和名 センブリ
 葉  対生
 花茎 10~20㎝
 花期 8月~11月上旬
 特徴 健胃剤として煎じて飲んでいた。
 名のいわれ 千回振り出しても(何回振り出してもの意味)苦いことからセンブリの名がつく。

センブリは 白い毛出して 受粉させ 


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