ウメガサソウ
ウメガサソウ

花は緻密に作られていて色鮮やかなウメガサソウ。 撮影日:2004/07/02

ぜひ皆さんも下から覗いて下さい。ウメガサソウの花のつくりに感動します。 撮影日:2004/07/02

葉の数は控えめなウメガサソウ。 撮影日:2004/07/02
イチヤクソウ科の植物ウメガサソウを紹介します。
注意しながら歩かないと気づかないほど小さい植物です。草丈が10cm程度の植物なので,白い花が咲けばやっと気づけるようになります。葉は茎の節に2から3枚輪生状につく程度で少ないです。道端にぽつぽつと咲いています。
上や横から見たのでは代わり映えのない白い花ですが,下から覗くと驚きます。中心部が桃色に染まっていて,そこから緑色の太い雌しべを囲むように黄色い雄しべが何本も出ていて奇麗だからです。
梅に似た5枚の花びらを笠のように下向きに咲かせるので梅笠草と名付けられました。この花は種子が実るにつれて上を向いていきます。
科名 イチヤクソウ科
和名 ウメガサソウ
草丈 10~15cm
花期 6~7月
花 白色の5枚の花弁
葉 2~3枚の葉を輪生状につける。
特徴 花は茎頂に下向きに咲く。
梅に似て 下向きに咲き 笠のよう
スポンサーサイト
tag : ウメガサソウ