エサキモンキツノカメムシ
2023年8月2(水)
エサキモンキツノカメムシ 撮影日2023/08/02 撮影場所:勿来の関

①エサキモンキツノカメムシ(カメムシ目ツノカメムシ科)
タイミングよく♂と♀が交尾している場面に出合わせました。
どちらが♂でどちらが♀なのでしょうか。
別々に出合ったら似たような格好なので分かりません。
しかし,交尾している場合は予想することができます。
昆虫界では卵を産まなければならない♀の体を大きくして子孫繁栄を図ってきました。
ですから,左側の小さい方が♂で,右の大きい方が♀だと予想することができます。
本種の大きな特徴は胸部背に鮮やかな淡黄色のハート紋が有ることです。
本種に似たモンキツノカメムシは淡黄色紋に凹みが有りません。
本種の♀は卵を産みっぱなしにせず脇を離れず見守り続けます。

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エサキモンキツノカメムシ 撮影日2023/08/02 撮影場所:勿来の関

①エサキモンキツノカメムシ(カメムシ目ツノカメムシ科)
タイミングよく♂と♀が交尾している場面に出合わせました。
どちらが♂でどちらが♀なのでしょうか。
別々に出合ったら似たような格好なので分かりません。
しかし,交尾している場合は予想することができます。
昆虫界では卵を産まなければならない♀の体を大きくして子孫繁栄を図ってきました。
ですから,左側の小さい方が♂で,右の大きい方が♀だと予想することができます。
本種の大きな特徴は胸部背に鮮やかな淡黄色のハート紋が有ることです。
本種に似たモンキツノカメムシは淡黄色紋に凹みが有りません。
本種の♀は卵を産みっぱなしにせず脇を離れず見守り続けます。

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コツバメ
2023年3月19日(日)
コツバメ 撮影日2023/03/15 撮影場所:勿来の関

①コツバメ(シジミチョウ科シジミチョウ亜科)
久し振りにチョウの仲間を撮影しました。
小さいのでシジミチョウの仲間と分かります。
昼の日光が降り注ぐお昼頃,道路脇のアセビが満開に花を咲かせています。
2匹のコツバメが白いアセビの花の近くを飛んでいます。
その内アセビの花に止まるとほとんど動きません。
撮影のチャンスだとばかりに止まった場所から目を離さないようにして近付きました。

②コツバメ 正面から写しても口吻は写りません。
幸運なことにコツバメは発見した場所から動かずにいてくれました。
コツバメの横から写真を撮ったり,正面の方から撮ったりしました。
それは口吻を伸ばして蜜を吸っている様子を写したかったからです。
写した写真の画像を拡大しながら確かめましたが,どの写真にも口吻は写っていません。
近付けば写るかもと思い試みましたが写りません。
四日ほど経ってからやっとその訳が分かりました。
コツバメは蜜を吸うためにアセビの花に止まったのではなかったからです。
まだ気温が高くない今の時期は体を暖める必要があったから日向ぼっこをしていたのです。

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コツバメ 撮影日2023/03/15 撮影場所:勿来の関

①コツバメ(シジミチョウ科シジミチョウ亜科)
久し振りにチョウの仲間を撮影しました。
小さいのでシジミチョウの仲間と分かります。
昼の日光が降り注ぐお昼頃,道路脇のアセビが満開に花を咲かせています。
2匹のコツバメが白いアセビの花の近くを飛んでいます。
その内アセビの花に止まるとほとんど動きません。
撮影のチャンスだとばかりに止まった場所から目を離さないようにして近付きました。

②コツバメ 正面から写しても口吻は写りません。
幸運なことにコツバメは発見した場所から動かずにいてくれました。
コツバメの横から写真を撮ったり,正面の方から撮ったりしました。
それは口吻を伸ばして蜜を吸っている様子を写したかったからです。
写した写真の画像を拡大しながら確かめましたが,どの写真にも口吻は写っていません。
近付けば写るかもと思い試みましたが写りません。
四日ほど経ってからやっとその訳が分かりました。
コツバメは蜜を吸うためにアセビの花に止まったのではなかったからです。
まだ気温が高くない今の時期は体を暖める必要があったから日向ぼっこをしていたのです。

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ウスバカミキリ
2022年12月10日(土)
ウスバカミキリ 撮影日2022/08/06,08/08 撮影場所:勿来の関

①ウスバカミキリ(甲虫目カブトムシ亜目カミキリムシ科ノコギリカミキリ亜科)
赤矢印は産卵管を指しています。
この産卵管を手掛かりに探しました。
運が悪いことに図鑑には載っていなくネットで調べました。

②ウスバカミキリ
運良くネットに出ていて名前が分かりました。
夜行性で灯火に飛来したものを写しました。
大きさは40~60㎜とシロスジカミキリやミヤマカミキリと並んで大きい種です。
翅が薄いことからウスバカミキリと名付けられました。
翅の色は茶色を帯びたものから黒ずんだ色まで個体差が大きいです。

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ウスバカミキリ 撮影日2022/08/06,08/08 撮影場所:勿来の関

①ウスバカミキリ(甲虫目カブトムシ亜目カミキリムシ科ノコギリカミキリ亜科)
赤矢印は産卵管を指しています。
この産卵管を手掛かりに探しました。
運が悪いことに図鑑には載っていなくネットで調べました。

②ウスバカミキリ
運良くネットに出ていて名前が分かりました。
夜行性で灯火に飛来したものを写しました。
大きさは40~60㎜とシロスジカミキリやミヤマカミキリと並んで大きい種です。
翅が薄いことからウスバカミキリと名付けられました。
翅の色は茶色を帯びたものから黒ずんだ色まで個体差が大きいです。

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オオトビサシガメ
2022年4月16日(土)
オオトビサシガメ 撮影日2022/04/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年4月12日に観察したオオトビサシガメです。

①オオトビサシガメ(カメムシ目サシガメ科)
カメムシの仲間に似た格好をしているのでカメムシ周辺を探すと見つかります。
体全体が黒っぽく緑矢印が指している筋が真っ白いヨコヅナサシガメに似ています。
本種は灯火に飛来したものですが樹上・草上で見かけます。
日本には本州・四国・九州に分布しています。

②オオトビサシガメ
小昆虫を捕らえては口吻(赤矢印)をさして体液を吸います。
普段口吻は写真の様に体の下に折り畳まれています。
本種に刺されるとアシナガバチに刺されたように痛いそうです。
手で掴んだり,服の中に入り込まれてもがいたりしたとき刺されます。
昆虫や人を刺すのでサシガメと名が付いたのでしょう。

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オオトビサシガメ 撮影日2022/04/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年4月12日に観察したオオトビサシガメです。

①オオトビサシガメ(カメムシ目サシガメ科)
カメムシの仲間に似た格好をしているのでカメムシ周辺を探すと見つかります。
体全体が黒っぽく緑矢印が指している筋が真っ白いヨコヅナサシガメに似ています。
本種は灯火に飛来したものですが樹上・草上で見かけます。
日本には本州・四国・九州に分布しています。

②オオトビサシガメ
小昆虫を捕らえては口吻(赤矢印)をさして体液を吸います。
普段口吻は写真の様に体の下に折り畳まれています。
本種に刺されるとアシナガバチに刺されたように痛いそうです。
手で掴んだり,服の中に入り込まれてもがいたりしたとき刺されます。
昆虫や人を刺すのでサシガメと名が付いたのでしょう。

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ハサミツノカメムシ
2022年4月14日(木)
ハサミツノカメムシ 撮影日2022/04/11 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年4月11日に観察したハサミツノカメムシです。

①ハサミツノカメムシ♂(カメムシ目ツノカメムシ科)
秋も寒くなってくると家の中に飛び込んでくるクサギカメムシに格好が似ているのでカメムシの仲間を検索しました。
すると,10個以上科が見つかりました。
その中の一つにツノカメムシ科があってその中からみつかりました。
本種に似ているものにヒメハサミツノカメムシが居るので注意が必要です。
両者の違いはハサミの出る方向にあります。
♀にはこの様な突起は有りません。

②ハサミツノカメムシ♂
本種の特徴は何といっても腹端から一対の赤い突起を出していることです。(赤矢印)
この突起を「ハサミ」に見立てて名前を付けています。
もう一つ,緑矢印が指している所にも赤味を帯びた突起が見られます。
こちらは「ツノ」に見立てて名前に付けています。
このカメムシは灯火に飛来したものです。
灯火から20m離れた所にミズキ・ヤマウルシがあるのでこの近くから飛来したのでしょう。
なぜならそれらは幼虫の餌だからです。

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ハサミツノカメムシ 撮影日2022/04/11 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年4月11日に観察したハサミツノカメムシです。

①ハサミツノカメムシ♂(カメムシ目ツノカメムシ科)
秋も寒くなってくると家の中に飛び込んでくるクサギカメムシに格好が似ているのでカメムシの仲間を検索しました。
すると,10個以上科が見つかりました。
その中の一つにツノカメムシ科があってその中からみつかりました。
本種に似ているものにヒメハサミツノカメムシが居るので注意が必要です。
両者の違いはハサミの出る方向にあります。
♀にはこの様な突起は有りません。

②ハサミツノカメムシ♂
本種の特徴は何といっても腹端から一対の赤い突起を出していることです。(赤矢印)
この突起を「ハサミ」に見立てて名前を付けています。
もう一つ,緑矢印が指している所にも赤味を帯びた突起が見られます。
こちらは「ツノ」に見立てて名前に付けています。
このカメムシは灯火に飛来したものです。
灯火から20m離れた所にミズキ・ヤマウルシがあるのでこの近くから飛来したのでしょう。
なぜならそれらは幼虫の餌だからです。

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