クワカミキリ

2017年7月29日(土)
1629 クワカミキリ 撮影日:2017/07/29 場所:勿来の関

 甲虫目カミキリムシ科のクワカミキリを紹介します。
 灯火を見上げるとお馴染みの大きいカミキリムシが止まっています。

クワカミキリ
灯火からここに移ってもらったクワカミキリ。大型のカミキリムシです。
 黄土色のカミキリムシですが,クワカミキリとは限りません。
 ミヤマカミキリも居るからです。
 離れた所に居るのでカメラで撮って確かめることにしました。
 画像を見ると上翅肩に小黒点(青矢印)があるのでクワカミキリです。
 これが,両者を区別するポイントです。

クワカミキリ
斜め前方から狙ったクワカミキリ。カミキリムシの横顔は牛の顔に似ています。
 今年になって未だ写真を撮っていないので,下に降ろすことにしました。
 棒に掴まらせて臨時スタジオに降りてもらうことにしました。
 棒から離すのに触角を掴み持ち上げました。
 すると,音を出して威嚇しました。でも,小さい音だったので触角を放しませんでした。

クワカミキリ
目(赤矢印)は触角を囲むように(内側にはありません。)分布しているクワカミキリ。
 うっかり胸部を掴んだら,痛い思いをするところでした。
 胸部には刺状の突起(緑矢印)があるからです。
 もっと運が悪いときは大あご(桃矢印)で挟まれ切られてしまいます。
 なにしろ成虫は,クワ,イチジク,ビワ,ケヤキ,ブナなどの若枝の皮をかじってしまうほど力強いのですから。
 撮影が終わるまでクワカミキリは同じポーズをとってくれました。
 カラスに食われぬように灯火の近くに戻してあげました。

クワカミキリ
大あごにはペンチのような強い歯を持つクワカミキリ。

 科名 甲虫目カミキリムシ科フトカミキリ亜科
 和名 クワカミキリ
 大きさ 体長32~45㎜
 分布  本州,四国,九州,対馬
 出現月 5~8月
 食餌動植物 幼虫は各種広葉樹を木の中から食べます。
        成虫はクワ,イチジク,ビワ,ケヤキ,ブナなどの若枝を食べます。
 特徴 大型のカミキリムシです。

 特徴は 上翅に黒い 黒点が


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tag : クワカミキリ

ツツゾウムシ

2017年7月28日(金)
ツツゾウムシ 撮影日:2017/07/28 場所:勿来の関

 甲虫目ホソカミキリムシ科のホソカミキリを紹介します。
 ベンチに座わると前方でゆっくり動く昆虫が居ます。

ツツゾウムシ
逃げ回るツツゾウムシに息を吹きかけながら動きを止めて撮影しました。
 近付いて撮った写真を見ると,太い吻から出た触角が途中で曲がっています。
 それで,ゾウムシの仲間だと分かりました。

ツツゾウムシ
太めの吻の途中から出る触角は途中で曲がるツツゾウムシ
 初めて見るゾウムシを角度を変えながら何枚も写しました。
 じっとしていないゾウムシの動きを止めるため何度も息を吹きかけながら撮影しました。
 今,思うと不思議なことがあります。
 それは,一度も死んだふりをしなかったことです。
 動きがぎこちなかったことを思い出しながら写真を見ました。
 爪などがありません。鳥に襲われて失ったものと思われます。
 そんなことに遭うと死んだふりはしなくなるのでしょうか。

ツツゾウムシ
天敵に襲われ爪などが無いツツゾウムシ。

 科名 甲虫目ゾウムシ科
 和名 ツツゾウムシ
 大きさ 体長6~12㎜
 分布  北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月 4~9月
 食餌動植物 幼虫はクヌギ,コナラを食べます。
 特徴 コゲチャツツゾウムシに似ています。

 ひげ曲がる 仲間が分かり ほっとする 


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tag : ツツゾウムシ

ホソカミキリ

2017年7月25日(火)
 ホソカミキリ 撮影日:2017/07/24 場所:勿来の関

 甲虫目ホソカミキリムシ科のホソカミキリを紹介します。
 カミキリムシに似た細長い昆虫が灯火に止まっています。
 よく写そうと思い棒で下に下ろしました。
 すると下に落ちる途中で脇の壁に飛び移りました。

ホソカミキリ
触角が体長より長いホソカミキリ
 カメラを近付けるとせわしく動いて写せません。
 その内,飛び立つ仕草をみせましたので,私は帽子でつかまえようと構えました。
 飛び立つ度に帽子でつかまえ壁に止まらせました。
 そのなことを繰り返していると床に下りて動かなくなりました。

ホソカミキリ
胸部脇には刺があるホソカミキリ。
 写真を撮りながら端の方ほど上翅が狭くなっていることに気付きました。
 それをヒントにカミキリムシ科で調べましたがなかなか見つかりません。
 私が写した画像と色が違うので見つけるまで時間がかかりました。

ホソカミキリ
上翅は端ほど幅が狭くなるホソカミキリ。
 カミキリモドキ科があるのは知っていました。
 しかし,ホソカミキリムシ科があるなんて今日初めて知りました。
 ホソカミキリの特徴は次の通りです。
 ①上翅は端の方ほど幅が狭いです。
 ②複眼(緑矢印)の幅は何処も同じなようです。
 ③胸部脇には刺(赤矢印)があります。
 ④触角の第1節は太いです。
 ⑤触角は体長より長いです。

ホソカミキリ
複眼は何処も同じ幅のように見えるホソカミキリ。

 科名 甲虫目ホソカミキリムシ科
 和名 ホソカミキリ
 大きさ 体長19~30㎜
 分布  北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月 6~9月
 食餌動植物 幼虫は広葉樹やマツ類の倒木の材を食べます。
 特徴 

 端なほど 狭くなってる 上翅の幅が


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tag : ホソカミキリ

ミヤマカミキリ

2017年7月24日(月)
1624 ミヤマカミキリ 撮影日:2017/07/24 場所:勿来の関

 甲虫目カミキリムシ科カミキリ亜科のミヤマカミキリを紹介します。
 水飲み場にカミキリムシが止まっています。
 一見,クワカミキリに似ています。
 しかし,上翅肩にある小黒点がありません。

ミヤマカミキリ
胸部背に多くのしわが見られるミヤマカミキリ
しかし,クロカミキリと違って上翅肩には小黒点がありません。

 体長は50㎜もある大きなカミキリムシです。
 画像を見ると胸部背に多くのしわ(緑矢印)があります。
 クロカミキリに似ていて胸部背にしわがあるカミキリムシの画像を探すとミヤマカミキリが見つかりました。

ミヤマカミキリ
こんな大あご(黄矢印)で噛まれたら痛い思いをするミヤマカミキリ。
 頭部には丈夫な大あご(黄矢印)があります。
 慎重に掴まないとこの大あごに噛まれ酷い目に遇います。
 触角の後方を取り囲むように複眼(赤矢印)があります。

ミヤマカミキリ
複眼(赤矢印)は触角の後方を囲んでいるミヤマカミキリ。
種類によっていろいろな形のものがあります。


 科名 甲虫目カミキリムシ科カミキリ亜科
 和名 ミヤマカミキリ
 大きさ 開張 34~57㎜
 分布  北海道,本州,四国,九州
 出現月 6~8月
 食餌動植物 幼虫はクワ,イチジク,リンゴ,ナシ,ヤナギなどの材を食べます。
        成虫はそれらの生木の樹皮を食べたり,樹液に集まったりします。
 特徴 クワカミキリに似ていますが胸部背にあるしわで区別が出来ます。

 ミヤマには 胸にしわあり 区別でき


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tag : ミヤマカミキリ

カトウカミキリモドキとアオカミキリモドキ

2017年7月21日(金)
カトウカミキリモドキとアオカミキリモドキ 撮影日:2017/07/11,07/19,2016/06/22,2014/06/01 場所:勿来の関

 甲虫目カミキリモドキ科のカトウカミキリモドキを紹介します。
 細長いカミキリムシに似た昆虫が壁に止まっています。
 似てはいますが,頭部の様子がどこか違うように見えます。
 上翅は金属光沢のある青緑色,頭部・胸部・脚は橙色の美しい昆虫です。

カトウカミキリモドキ
カミキリムシに似ているが頭部の様子が何となく違うカトウカミキリモドキ。
 ウェブ図鑑を調べると似た2つの種類が居て長い間,同定が出来ずに居ました。
 しかし,「東京23区内の虫 2」,「一寸の虫にも五分の魂」の記事を読んで違いがやっと分かりました。
 そこで,以前の写真を探すと運良く2種類のカミキリモドキ科の昆虫を見つけました。

カトウカミキリモドキ
上翅の青緑色が金属光沢に輝いて美しいカトウカミキリモドキ。
 両者の違いは足の色にあります。次の通りです。
 ①カトウカミキリモドキ
  根元から足の先まで橙色です。

カトウカミキリモドキ
全ての足が橙色だったカトウカミキリモドキ。
 ②アオカミキリモドキ
  腿節が橙色で,脛節(赤矢印)から先は黒いです。

アオカミキリモドキ
脛節(赤矢印)より先が黒かったアオカミキリモドキ。

 科名 甲虫目カミキリモドキ科
 和名 カトウカミキリモドキ
 大きさ 体長 10~15㎜程度
 分布  本州,四国,九州
 出現月 6~8月
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 特徴 体液にはカンタリジンが含まれており,肌に付くと火傷に似た炎症を起こすので掴んだり潰したりしない方がいいです。

似ているが 足が橙 カトウなり


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