ビナンカズラ
2019年11月15日(金)
ビナンカズラ 撮影日:2019/11/14,11/15 撮影場所:勿来の関・北茨城
今日紹介するのは勿来の関と北茨城で11月14日と15日に観察したビナンカズラです。

①ビナンカズラ(マツブサ科)
今日の記事のたねが無くどうしようかと困っていました。
突然,電話が鳴り「ビナンカズラの赤い実が綺麗です。」と知らせが入りました。
急いで駆け付けると赤い実が所狭しと垂れ下がっていました。
こんなに多くの実を見るのは初めてです。

②ビナンカズラ
昔,樹皮からとった粘液を整髪に使ったからビナンカズラの名前があります。
カズラとは,つる性の植物に付けられる名前です。

③ビナンカズラ
林縁に見られるつる性の植物です。
雌雄別株または同株です。
8月頃クリーム色の花を下向きに咲かせ11月頃赤い実が熟して垂れ下がります。
去年はあまり見かけなかったのに今年は彼方此方で赤い実が垂れ下がっています。

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ビナンカズラ 撮影日:2019/11/14,11/15 撮影場所:勿来の関・北茨城
今日紹介するのは勿来の関と北茨城で11月14日と15日に観察したビナンカズラです。

①ビナンカズラ(マツブサ科)
今日の記事のたねが無くどうしようかと困っていました。
突然,電話が鳴り「ビナンカズラの赤い実が綺麗です。」と知らせが入りました。
急いで駆け付けると赤い実が所狭しと垂れ下がっていました。
こんなに多くの実を見るのは初めてです。

②ビナンカズラ
昔,樹皮からとった粘液を整髪に使ったからビナンカズラの名前があります。
カズラとは,つる性の植物に付けられる名前です。

③ビナンカズラ
林縁に見られるつる性の植物です。
雌雄別株または同株です。
8月頃クリーム色の花を下向きに咲かせ11月頃赤い実が熟して垂れ下がります。
去年はあまり見かけなかったのに今年は彼方此方で赤い実が垂れ下がっています。

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スッポンダケ
2019年10月20日(日)
スッポンダケ 撮影日:2018/10/16,10/20 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で10月5日に観察した蛾です。
十月に入ると出現する昆虫がめっきり減りました。
そこで,掲載する昆虫が少しでも,毎日続けることが大事と思い掲載数にこだわらずに続けていきますのでご了承下さい。
また,今年のものに限らず去年や以前に出現したものも入れていこうと思います。
初めて去年観察してから気になっていたキノコです。
今日か明日かと毎日観察していました。
途中台風で観察できない日がありましたが,10月16日になってやっと姿を現してくれました。

①キノコのてっぺんには,円い穴が開いたものが見えるスッポンダケ
赤矢印で示したものは,何かの鼻によく似ています。
そうです。スッポンの鼻です。
スッポンの鼻の穴は二つですが,スッポンダケのはひとつです。

②手ぬぐいを被ったような感じのスッポンダケ
<スッポンの鼻の様子はこちらのサイトをご覧下さい。>
スッポンの頭部に似たキノコなのでスッポンダケと名付けられたのでしょう。

③伸びすぎて支えきれずに倒れたスッポンダケ
スッポンダケを見ながら立っていると酸っぱい匂いが漂ってきました。
丁度風下に私が立って見ていたので匂いを嗅ぐことが出来たのです。

④飛来したハエに胞子が食べられるスッポンダケ
スッポンダケが匂いを出しているのは昆虫を呼ぶためだと考えたのでしばらく腰を下ろして待っていました。
すると飛んできたのは,ハエ(赤矢印)の仲間でした。

⑤飛来したハエに胞子が食べられるスッポンダケ
ハエ(赤矢印)は茎のような白い部分よりも黒褐色の部分に多く止まります。
そこは粘々していて胞子も有ります。
このように胞子を提供すると同時に,体に付いた胞子を彼方此方にばらまいてもらっているのです。

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スッポンダケ 撮影日:2018/10/16,10/20 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で10月5日に観察した蛾です。
十月に入ると出現する昆虫がめっきり減りました。
そこで,掲載する昆虫が少しでも,毎日続けることが大事と思い掲載数にこだわらずに続けていきますのでご了承下さい。
また,今年のものに限らず去年や以前に出現したものも入れていこうと思います。
初めて去年観察してから気になっていたキノコです。
今日か明日かと毎日観察していました。
途中台風で観察できない日がありましたが,10月16日になってやっと姿を現してくれました。

①キノコのてっぺんには,円い穴が開いたものが見えるスッポンダケ
赤矢印で示したものは,何かの鼻によく似ています。
そうです。スッポンの鼻です。
スッポンの鼻の穴は二つですが,スッポンダケのはひとつです。

②手ぬぐいを被ったような感じのスッポンダケ
<スッポンの鼻の様子はこちらのサイトをご覧下さい。>
スッポンの頭部に似たキノコなのでスッポンダケと名付けられたのでしょう。

③伸びすぎて支えきれずに倒れたスッポンダケ
スッポンダケを見ながら立っていると酸っぱい匂いが漂ってきました。
丁度風下に私が立って見ていたので匂いを嗅ぐことが出来たのです。

④飛来したハエに胞子が食べられるスッポンダケ
スッポンダケが匂いを出しているのは昆虫を呼ぶためだと考えたのでしばらく腰を下ろして待っていました。
すると飛んできたのは,ハエ(赤矢印)の仲間でした。

⑤飛来したハエに胞子が食べられるスッポンダケ
ハエ(赤矢印)は茎のような白い部分よりも黒褐色の部分に多く止まります。
そこは粘々していて胞子も有ります。
このように胞子を提供すると同時に,体に付いた胞子を彼方此方にばらまいてもらっているのです。

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勿来の関周辺の植物 ヤマノイモ科
2019年10月11日(金)
勿来の関周辺の植物 ヤマノイモ科 撮影日:2019/10/10 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で10月10日と7月29日~8月9日に観察したヤマノイモです。
ヤマハギの写真を撮る前にヤマノイモが目に留まりました。

①ヤマノイモ雌株(ヤマノイモ科)
ヤマノイモの葉(赤矢印)はハートの形を長くした感じなので直ぐに分かります。
ヤマノイモのつるを探していると以下の様なものが見つかりました。
A花 ・・・灰矢印(花びらは白いです。)
B実 ・・・黄矢印(3つの翼があります。中には扁平で褐色の実が入っています。)
Cムカゴ・・・桃矢印(葉の付け根にできる円みのあるもの。これがこぼれて芽を出します。)
D葉 ・・・赤矢印

②ヤマノイモ雌株 7月29日
ところで,ヤマノイモは雌雄異株で実を付ける雌株と花粉を作る雄株が別々に育ちます。
葉だけを付けている時期はどちらか分かりませんが,花を付けると区別がつきます。
雌花(赤矢印)は垂れ下がるからです。

③ヤマノイモ雄株 8月9日
雄花は雌花と違って花序が立ち上がります。
花びらは6個ありますが,あまり開かないので大きさはほとんど変わりません。

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勿来の関周辺の植物 ヤマノイモ科 撮影日:2019/10/10 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で10月10日と7月29日~8月9日に観察したヤマノイモです。
ヤマハギの写真を撮る前にヤマノイモが目に留まりました。

①ヤマノイモ雌株(ヤマノイモ科)
ヤマノイモの葉(赤矢印)はハートの形を長くした感じなので直ぐに分かります。
ヤマノイモのつるを探していると以下の様なものが見つかりました。
A花 ・・・灰矢印(花びらは白いです。)
B実 ・・・黄矢印(3つの翼があります。中には扁平で褐色の実が入っています。)
Cムカゴ・・・桃矢印(葉の付け根にできる円みのあるもの。これがこぼれて芽を出します。)
D葉 ・・・赤矢印

②ヤマノイモ雌株 7月29日
ところで,ヤマノイモは雌雄異株で実を付ける雌株と花粉を作る雄株が別々に育ちます。
葉だけを付けている時期はどちらか分かりませんが,花を付けると区別がつきます。
雌花(赤矢印)は垂れ下がるからです。

③ヤマノイモ雄株 8月9日
雄花は雌花と違って花序が立ち上がります。
花びらは6個ありますが,あまり開かないので大きさはほとんど変わりません。

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勿来の関周辺の植物 マメ科
2019年10月10日(木)
勿来の関周辺の植物 マメ科 撮影日:2019/10/10 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で10月10日に観察したヤマハギです。

ヤマハギ
①ヤマハギ(マメ科)
9月頃になると道端に紅紫色の小さい花が目立つようになります。
葉と花序の様子からヤマハギと同定出来ます。
同定ポイントは花序(赤矢印)の長さにあります。
花序とは花が付いている柄のような部分で茎から花の付いている所(赤矢印)までをいいます。
一方,茎から葉が付いている部分までを葉柄(黄矢印)といいます。
写真のように花序(赤矢印)が葉柄(黄矢印)よりも長いものをヤマハギといいます。
花が葉よりも山のように飛び出して高くなっているからヤマハギと覚えると忘れないでしょう。
図鑑でマルバハキの説明に葉の先は凹むとありますが,写真で分かるようにヤマハギの先も凹ん(灰矢印)でいます。
だから,葉の形で区別するよりも花序の長さで同定した方が確実だと思います。
勿来の関で見られるハギの多くはヤマハギで,マルバハキはほんの少しだけです。

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勿来の関周辺の植物 マメ科 撮影日:2019/10/10 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で10月10日に観察したヤマハギです。

ヤマハギ
①ヤマハギ(マメ科)
9月頃になると道端に紅紫色の小さい花が目立つようになります。
葉と花序の様子からヤマハギと同定出来ます。
同定ポイントは花序(赤矢印)の長さにあります。
花序とは花が付いている柄のような部分で茎から花の付いている所(赤矢印)までをいいます。
一方,茎から葉が付いている部分までを葉柄(黄矢印)といいます。
写真のように花序(赤矢印)が葉柄(黄矢印)よりも長いものをヤマハギといいます。
花が葉よりも山のように飛び出して高くなっているからヤマハギと覚えると忘れないでしょう。
図鑑でマルバハキの説明に葉の先は凹むとありますが,写真で分かるようにヤマハギの先も凹ん(灰矢印)でいます。
だから,葉の形で区別するよりも花序の長さで同定した方が確実だと思います。
勿来の関で見られるハギの多くはヤマハギで,マルバハキはほんの少しだけです。

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春の風景⑤(植物編)
2019年4月27日(土)
春の風景⑤(植物編) 撮影日:2019/04/27 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で4月27日に観察した植物です。

①サトザクラ(バラ科)
自然交雑種や人工交配種中から選抜育成された園芸品種をサトザクラと呼んでいます。
ですから,このような八重のボタンサクラはサトザクラで処理されてしまいます。

②ギョイコウ(バラ科)
開花して間もない頃は,花全体が緑色でした。
ところが,時間の経過と共に中心部が紅を帯びます。
花弁にも赤い筋が目立ってきます。
緑色が濃かった花弁は,次第に薄くなって白っぽくなります。

③ドウダンツツジ(ツツジ科)
花も葉も楽しめる植物です。
春は小さな白い鈴を沢山ぶら下げてくれます。
秋になると葉を真っ赤に染めて目を楽しませてくれます。

④オオモミジ(カエデ科)
ガードレール沿いに歩いていると大きな葉のオオモミジが目に留まりました。
下から覗くと紅色の萼や黄色い葯(黄矢印)が垂れ下がっています。

⑤イロハモミジ(カエデ科)
更に少し歩くと,葉が小さいイロハモミジが有りました。
こちらは赤い花(青矢印)が沢山ぶら下がり見応えがあります。
勿来の関周辺では,ゴールデンウイークの頃がカエデ類の花盛りとなっていたことに気づくことが出来ました。

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春の風景⑤(植物編) 撮影日:2019/04/27 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で4月27日に観察した植物です。

①サトザクラ(バラ科)
自然交雑種や人工交配種中から選抜育成された園芸品種をサトザクラと呼んでいます。
ですから,このような八重のボタンサクラはサトザクラで処理されてしまいます。

②ギョイコウ(バラ科)
開花して間もない頃は,花全体が緑色でした。
ところが,時間の経過と共に中心部が紅を帯びます。
花弁にも赤い筋が目立ってきます。
緑色が濃かった花弁は,次第に薄くなって白っぽくなります。

③ドウダンツツジ(ツツジ科)
花も葉も楽しめる植物です。
春は小さな白い鈴を沢山ぶら下げてくれます。
秋になると葉を真っ赤に染めて目を楽しませてくれます。

④オオモミジ(カエデ科)
ガードレール沿いに歩いていると大きな葉のオオモミジが目に留まりました。
下から覗くと紅色の萼や黄色い葯(黄矢印)が垂れ下がっています。

⑤イロハモミジ(カエデ科)
更に少し歩くと,葉が小さいイロハモミジが有りました。
こちらは赤い花(青矢印)が沢山ぶら下がり見応えがあります。
勿来の関周辺では,ゴールデンウイークの頃がカエデ類の花盛りとなっていたことに気づくことが出来ました。

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