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ギンツバメ

2023年7月2(日)

ギンツバメ 撮影日2023/07/02 撮影場所:勿来の関

ギンツバメ
①ギンツバメ(ツバメガ科)
一見シャクガ科のような感じの蛾です。
でも翅頂を見ると,カギバガ科を思わせる感じで尖っています。
しかし,この尖りが後翅外縁にあればツバメガ科と分かりますが前翅翅頂では判断の仕様がありません。

本種の地色は白で翅頂から多くの横線がはしっています。
後翅にも似たような横線があって翅を広げると上手く繋がって違和感が有りません。
翅頂近くには褐色の模様が有りますが,色が違う所はここだけです。
幼虫はガガイモ,オオカモメヅル,コカモメヅル,トキワカモメヅル,ナンゴクカモメヅルといったガガイモ科の植物の葉を食べます。
灯火に飛来することがありますが,葉の表面に止まっていることがあります。
それはガガイモ科の持っている毒を溜め込んでいるから鳥に食われないからでしょう。



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ヒメクロホシフタオ

2023年2月1日(水)

ヒメクロホシフタオ 撮影日2022/05/20 撮影場所:勿来の関

ヒメクロホシフタオ
①ヒメクロホシフタオ(ツバメガ科フタオガ亜科)
昨日のクロホシフタオに似ているヒメクロホシフタオです。
昨日と同じく外横線の延長線(実矢印)を引きました。
すると今度は前翅後縁(赤矢印)の近くを通ります。
これが両者を区別する一番良い方法です。
これは「富山県産蛾類博物館」のヒメクロホシフタオに載っていました。
内横線の頂点(桃矢印)はクロホシフタオよりも尖っている感じがします。



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クロホシフタオ

2023年1月31日(火)

クロホシフタオ 撮影日2022/05/22 撮影場所:勿来の関

クロホシフタオ
①クロホシフタオ(ツバメガ科フタオガ亜科)
翅を大きく開いて止まっています。
しかし,前翅は壁に貼り付いているようですが,後翅は少し浮き上がった感じです。
更に前翅と後翅の間に大きな隙間がありシャクガ科とは違った感じを受けます。

何といっても本種の大きな特徴は後翅外縁から飛び出ている2本の尾状突起です。
それで名前にフタオと付いています。

赤矢印は前翅後角を指しています。
緑矢印は外横線の接線になるように引いた線です。
本種はヒメクロホシフタオと似ていて混同してしまいます。
その接線が後角を大きく反れています。
さらに,桃矢印が指している所が円みを帯びていることからクロホシフタオと同定しました。



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ギンツバメ

2022年11月7日(月)
ギンツバメ 撮影日2022/08/20 撮影場所:勿来の関

ギンツバメ
①ギンツバメ(ツバメガ科ギンツバメガ亜科)
一見,シャクガ科と思われそうな蛾です。
しかし,翅頂付近を見るとくちばしのように出張っています。
まるでカギバガ科を連想させます。

前翅長15㎜程度の中くらいの蛾です。
幼虫はガガイモ科の葉を食べます。
じっと見てると大きな口を開けた仮面に見えてきます。



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クロホシフタオ

2021年5月17日(月)
クロホシフタオ 撮影日2021/05/17 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2021年5月17日に観察したクロホシフタオです。

クロホシフタオ
①クロホシフタオ(ツバメガ科フタオガ亜科)
薄褐色よりは濃い褐色の蛾です。
後翅外縁中央を見れば何の仲間か分かる蛾です。
二つの赤矢印は出張った部分を指しています。
これらをツバメの尾と見立ててツバメガ科に分類しています。


クロホシフタオ
②クロホシフタオ
緑矢印が指している所で折り畳め小さくすることが出来ます。
だから,前翅後縁と後翅前縁の間が離れています。
フタオガ亜科にはクロフタオという名前が似たものがいるので注意が必要です。
(クロフタオは白地に黒ずんだ紋がある蛾です。)
それに対して本種は黒紋が有るので星に見立ててクロホシフタオと名付けたのでしょう。
幼虫は赤い実がなるガマズミの葉を餌としています。



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