9月(2018年)に見られた蛾③
2018年9月10日(月)
9月(2018年)に見られた蛾③ 撮影日:2018/09/01,09/02 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は9月と1日と2日に勿来の関で観察したものです。

①シタクモエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
ガラス窓に張り付いて平たく見えます。
後翅が見えるほど前翅の前縁を水平まで上げ,止まっている姿が平たく見えます。
こんな格好の蛾はシャクガ科に多いです。

②コマエアカシロヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
去年と今年の2回しか観察していない蛾です。
胸部から腹端にかけて白紋が見られます。
環状紋は褐色で,腎状紋は白くなっています。

③ハイイロシャチホコ(シャチホコガ科)
左右の翅を合わせるように立てて止まります。
こんな姿を見たらシャチホコガ科を探すと速く探すことが出来るでしょう。
前翅中央を走る黒筋が目に留まります。

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tag : 9月(2018年)に見られた蛾③
5月(2018年)に見られた昆虫①
2018年5月13日(日)
5月(2018年)に見られた昆虫① 撮影日:2018/05/12,05/13 場所:勿来の関・北茨城
今日,紹介するものは5月12日~13日に勿来の関・北茨城で観察した昆虫です。

①ホホジロアシナガゾウムシ(ゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科)
赤矢印の所が白っぽく見えるので,頬(ほほ)に見立ててホホジロアシナガゾウムシと名付けたのでしょう。
ヌルデの茎を切ろうとして少しずつかじっています。
その切り口に産卵するようです。

②アカシマサシガメ(カメムシ目サシガメ科)
今朝,玄関を見ますと未だ観察したことがないサシガメの仲間がいました。
際立った特徴は胸部背に十字の溝があることです。
この仲間は赤矢印のような折り畳んだ口吻を伸ばして刺し麻痺させて昆虫やヤスデの体液を吸っています。

②横から見たアカシマサシガメ(カメムシ目サシガメ科)

③フキバッタなかまの幼虫(バッタ科フキバッタ亜科) 実際は水平な葉の上に居ました。
フキバッタの幼虫がヨモギの葉の上で休んでいます。
体の割に目が大きいので私には可愛く見えます。
食草はフキをはじめとして植物全般の葉を食べます。
フキバッタの仲間は日本に26種いますが,私には区別がつかないのでフキバッタの仲間としました。
フキバッタの成虫は,翅が短く飛べません。

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5月(2018年)に見られた昆虫① 撮影日:2018/05/12,05/13 場所:勿来の関・北茨城
今日,紹介するものは5月12日~13日に勿来の関・北茨城で観察した昆虫です。

①ホホジロアシナガゾウムシ(ゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科)
赤矢印の所が白っぽく見えるので,頬(ほほ)に見立ててホホジロアシナガゾウムシと名付けたのでしょう。
ヌルデの茎を切ろうとして少しずつかじっています。
その切り口に産卵するようです。

②アカシマサシガメ(カメムシ目サシガメ科)
今朝,玄関を見ますと未だ観察したことがないサシガメの仲間がいました。
際立った特徴は胸部背に十字の溝があることです。
この仲間は赤矢印のような折り畳んだ口吻を伸ばして刺し麻痺させて昆虫やヤスデの体液を吸っています。

②横から見たアカシマサシガメ(カメムシ目サシガメ科)

③フキバッタなかまの幼虫(バッタ科フキバッタ亜科) 実際は水平な葉の上に居ました。
フキバッタの幼虫がヨモギの葉の上で休んでいます。
体の割に目が大きいので私には可愛く見えます。
食草はフキをはじめとして植物全般の葉を食べます。
フキバッタの仲間は日本に26種いますが,私には区別がつかないのでフキバッタの仲間としました。
フキバッタの成虫は,翅が短く飛べません。

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tag : 5月(2018年)に見られた昆虫①
11月に見られた昆虫①
2017年11月4日(土)
11月に見られた昆虫① 撮影日:2017/11/03 場所:勿来の関
今日,紹介するのは11月2日と11月4日に勿来の関で観察した生き物(植物・昆虫・鳥等)です。

①ヤマトクサカゲロウ(クサカゲロウ科)
体長(頭から翅端まで)20㎜程度の小さな昆虫です。
翅は緑色の筋模様が綺麗です。
頭部から腹端まで緑色ですが,背には黄色の筋が1本あります。

②マルカメムシ(カメムシ目マルカメムシ科)
臭い匂いで嫌われるクサギカメムシ同様に臭い匂いを出すそうです。
体長5㎜程の小さなカメムシです。
集団で居る所を一度見たことがあります。

③チャモンシロハマキ(ハマキガ科)
釣鐘形をしているのでハマキガ科と分かります。
前縁に沿って富士山のシルエットのような紋様が,あります。
その頂上から横にたなびく雲のような紋様があります。

④マツヘリカメムシ(ヘリカメムシ科北米西部原産)
灯火に飛来します。
背中央に白い縁取りの平行四辺形紋(青矢印)があります。
後ろ足腿節には刺(黄矢印)があります。
後ろ足脛節には翼があります。

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11月に見られた昆虫① 撮影日:2017/11/03 場所:勿来の関
今日,紹介するのは11月2日と11月4日に勿来の関で観察した生き物(植物・昆虫・鳥等)です。

①ヤマトクサカゲロウ(クサカゲロウ科)
体長(頭から翅端まで)20㎜程度の小さな昆虫です。
翅は緑色の筋模様が綺麗です。
頭部から腹端まで緑色ですが,背には黄色の筋が1本あります。

②マルカメムシ(カメムシ目マルカメムシ科)
臭い匂いで嫌われるクサギカメムシ同様に臭い匂いを出すそうです。
体長5㎜程の小さなカメムシです。
集団で居る所を一度見たことがあります。

③チャモンシロハマキ(ハマキガ科)
釣鐘形をしているのでハマキガ科と分かります。
前縁に沿って富士山のシルエットのような紋様が,あります。
その頂上から横にたなびく雲のような紋様があります。

④マツヘリカメムシ(ヘリカメムシ科北米西部原産)
灯火に飛来します。
背中央に白い縁取りの平行四辺形紋(青矢印)があります。
後ろ足腿節には刺(黄矢印)があります。
後ろ足脛節には翼があります。

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tag : 11月に見られた昆虫①
最近の観察⑧
2017年11月3日(金)
最近の観察⑧ 撮影日:2017/11/03 場所:勿来の関
今日,紹介するのは11月3日に勿来の関で観察した生き物(植物・昆虫・鳥等)です。

①ニッコウトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
赤矢印で示した所に毛束があります。
似ている蛾にウスムラサキトガリバが居ますが,赤矢印で示したような毛束がありません。
黄矢印の所には突起がありますが,白い紋が見られることがあります。
黄矢印より頭部に寄った所にも突起がありますが,大きい場合が普通です。
翅頂から立ち上がる斜線(緑矢印)があるので,トガリバガ亜科だと分かります。

②アオバハガタヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
環状紋・腎状紋が見られるのでヨトウガ亜科と分かります。
緑色の紋や帯模様が目を引く蛾です。
帯状に広がった亜外縁線が鋸歯状なので歯型に見立てたのでしょう

③ケンモンミドリキリガ(ヤガ科モクメキリガ亜科)
窓に止まっていました。
逆光で暗くなってしまうので,外からアカメガシワの葉を当てて写しました。
後角の近くに一対の黒筋があるので同定のポイントになっています。

④オニドコロ(ヤマノイモ科)
この写真を撮っていたら,「ヤマノイモだ。」と言いながら通った人がいます。
ヤマノイモの葉は昨日紹介したようにもっと細長い形をしています。
こちらのオニドコロの方がハートに近い形です。
実(赤矢印)は円くなく細長いです。
どちらも黄色く色ずくので目立ちます。

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最近の観察⑧ 撮影日:2017/11/03 場所:勿来の関
今日,紹介するのは11月3日に勿来の関で観察した生き物(植物・昆虫・鳥等)です。

①ニッコウトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
赤矢印で示した所に毛束があります。
似ている蛾にウスムラサキトガリバが居ますが,赤矢印で示したような毛束がありません。
黄矢印の所には突起がありますが,白い紋が見られることがあります。
黄矢印より頭部に寄った所にも突起がありますが,大きい場合が普通です。
翅頂から立ち上がる斜線(緑矢印)があるので,トガリバガ亜科だと分かります。

②アオバハガタヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
環状紋・腎状紋が見られるのでヨトウガ亜科と分かります。
緑色の紋や帯模様が目を引く蛾です。
帯状に広がった亜外縁線が鋸歯状なので歯型に見立てたのでしょう

③ケンモンミドリキリガ(ヤガ科モクメキリガ亜科)
窓に止まっていました。
逆光で暗くなってしまうので,外からアカメガシワの葉を当てて写しました。
後角の近くに一対の黒筋があるので同定のポイントになっています。

④オニドコロ(ヤマノイモ科)
この写真を撮っていたら,「ヤマノイモだ。」と言いながら通った人がいます。
ヤマノイモの葉は昨日紹介したようにもっと細長い形をしています。
こちらのオニドコロの方がハートに近い形です。
実(赤矢印)は円くなく細長いです。
どちらも黄色く色ずくので目立ちます。

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tag : 最近の観察⑧
最近の観察⑦
2017年11月2日(木)
最近の観察⑥ 撮影日:2017/11/02 場所:勿来の関
今日,紹介するのは11月2日に勿来の関で観察した生き物(植物・昆虫・鳥等)です。

①ヤブコウジ(ヤブコウジ科常緑の小低木)
十両とも呼ばれます。
常緑でしかも赤い実が美しいので栽培されたり植えられたりします。
縁起を担いで千両や万両といっしょに植えます。

②フクラスズメ(ヤガ科シタバガ亜科)
灯火近くの天井には黒っぽく見える大きな蛾が止まっています。
翅頂近くに薄褐色の紋があるのでフクラスズメと分かります。
胸部外側が白っぽく見えるのはぶれ防止にフラッシュ撮影をしたからです。

③ナギナタコウジュ(シソ科)
薄赤紫の花の穂を片側に付けます。
全体に強い匂いがします。
図鑑などには強い香と書いてありますが,私は嫌な臭いと感じています。

④ヤマノイモ(ヤマノイモ科のつる性多年草)
葉(黄矢印)はハートを縦に長くした形をしています。
実(赤矢印)には扁平で円い翼が三つあります。
雌雄異株なので,この写真の株は雌株です。(実を付けているからです。)

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最近の観察⑥ 撮影日:2017/11/02 場所:勿来の関
今日,紹介するのは11月2日に勿来の関で観察した生き物(植物・昆虫・鳥等)です。

①ヤブコウジ(ヤブコウジ科常緑の小低木)
十両とも呼ばれます。
常緑でしかも赤い実が美しいので栽培されたり植えられたりします。
縁起を担いで千両や万両といっしょに植えます。

②フクラスズメ(ヤガ科シタバガ亜科)
灯火近くの天井には黒っぽく見える大きな蛾が止まっています。
翅頂近くに薄褐色の紋があるのでフクラスズメと分かります。
胸部外側が白っぽく見えるのはぶれ防止にフラッシュ撮影をしたからです。

③ナギナタコウジュ(シソ科)
薄赤紫の花の穂を片側に付けます。
全体に強い匂いがします。
図鑑などには強い香と書いてありますが,私は嫌な臭いと感じています。

④ヤマノイモ(ヤマノイモ科のつる性多年草)
葉(黄矢印)はハートを縦に長くした形をしています。
実(赤矢印)には扁平で円い翼が三つあります。
雌雄異株なので,この写真の株は雌株です。(実を付けているからです。)

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tag : 最近の観察⑦