アカイロトリノフンダマシ
2020年3月3日(火)
アカイロトリノフンダマシ 撮影日:2014/07/25,2016/07/20 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2016年7月20日と2014年7月25日に観察したクモです。

①アカイロトリノフンダマシ(クモ目コガネグモ科)
車2台がやっと擦れ違って通れる坂道を歩いていると葉の上にテントウムシに似たクモがいます。
2番目の写真の様な格好だとテントウムシだと思ってしまいます。
白紋が左右対称に10個並んでいます。

②アカイロトリノフンダマシ
その白紋の中で赤矢印をつけたものだけ黒くて丸い紋が入っています。
そのため目玉に見えてしまいます。
これらの写真を見ているうちに赤い地色のものを見たような気がして我がブログを探しました。

③アカイロトリノフンダマシ
すると2年前に写した画像が見つかりました。
昼間は葉の裏で足を縮めてじっとしていて,夕方頃から活動し円網を張るようです。

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アカイロトリノフンダマシ 撮影日:2014/07/25,2016/07/20 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2016年7月20日と2014年7月25日に観察したクモです。

①アカイロトリノフンダマシ(クモ目コガネグモ科)
車2台がやっと擦れ違って通れる坂道を歩いていると葉の上にテントウムシに似たクモがいます。
2番目の写真の様な格好だとテントウムシだと思ってしまいます。
白紋が左右対称に10個並んでいます。

②アカイロトリノフンダマシ
その白紋の中で赤矢印をつけたものだけ黒くて丸い紋が入っています。
そのため目玉に見えてしまいます。
これらの写真を見ているうちに赤い地色のものを見たような気がして我がブログを探しました。

③アカイロトリノフンダマシ
すると2年前に写した画像が見つかりました。
昼間は葉の裏で足を縮めてじっとしていて,夕方頃から活動し円網を張るようです。

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アリグモ
2016年8月23日(火)
アリグモ 撮影日:2016/06/26,06/20 場所:勿来の関
ハエトリグモ科のアリグモを紹介します。
建物の外壁に黒くて小さい生き物がいます。葉の上を歩き回っているものも居ます。

黄矢印が顎で,水色矢印が触肢のアリグモ雌。顎が大きく発達していれば雄です。
「あなたはアリさん?」
「皆さんよく間違えます。」
「えっ。まさかあなたはクモさんですか。」
「正解です。」
「嘘でしょう。だって足が六本ですよ。」
「皆さん,騙されるんだ。第1肢を持ち上げて鉤状に曲げているから触角に見えちゃうんだね。」
「なるほど。頭胸部にくびれまで作ってアリにそっくりですよ。」
「褒めて頂き有り難う。」

第1肢(一番前の足)が前方へ垂れ下がるように曲がっていて触角に見えてしまうアリグモ。
そうすると昆虫のように足が六本きれいに並んで見えます。
アリグモはクロヤマアリにそっくりです。アリに擬態しています。擬態の訳として次の二つがありました。
①擬態してアリを騙し食べるため。
②アリに擬態することで敬遠される。
最初の頃は①が優位でしたが,アリを食べている観察例が報告されていないことから,今では②が優位に立っています。

広葉樹の葉上を徘徊するアリグモ。蝕肢で顎を隠しているように見えます。
科名 ハエトリグモ科
和名 アリグモ
大きさ 体長 雌7-8㎜ 雄5-6㎜
分布 本州,四国,九州,沖縄
出現 6~8月
食餌動植物
特徴 雄は大きな上顎を持っています。
広葉樹の葉上を歩き回ります。動きはアリに似ています。
第1肢 持ち上げるさま アリのよう

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アリグモ 撮影日:2016/06/26,06/20 場所:勿来の関
ハエトリグモ科のアリグモを紹介します。
建物の外壁に黒くて小さい生き物がいます。葉の上を歩き回っているものも居ます。

黄矢印が顎で,水色矢印が触肢のアリグモ雌。顎が大きく発達していれば雄です。
「あなたはアリさん?」
「皆さんよく間違えます。」
「えっ。まさかあなたはクモさんですか。」
「正解です。」
「嘘でしょう。だって足が六本ですよ。」
「皆さん,騙されるんだ。第1肢を持ち上げて鉤状に曲げているから触角に見えちゃうんだね。」
「なるほど。頭胸部にくびれまで作ってアリにそっくりですよ。」
「褒めて頂き有り難う。」

第1肢(一番前の足)が前方へ垂れ下がるように曲がっていて触角に見えてしまうアリグモ。
そうすると昆虫のように足が六本きれいに並んで見えます。
アリグモはクロヤマアリにそっくりです。アリに擬態しています。擬態の訳として次の二つがありました。
①擬態してアリを騙し食べるため。
②アリに擬態することで敬遠される。
最初の頃は①が優位でしたが,アリを食べている観察例が報告されていないことから,今では②が優位に立っています。

広葉樹の葉上を徘徊するアリグモ。蝕肢で顎を隠しているように見えます。
科名 ハエトリグモ科
和名 アリグモ
大きさ 体長 雌7-8㎜ 雄5-6㎜
分布 本州,四国,九州,沖縄
出現 6~8月
食餌動植物
特徴 雄は大きな上顎を持っています。
広葉樹の葉上を歩き回ります。動きはアリに似ています。
第1肢 持ち上げるさま アリのよう

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tag : アリグモ
マミジロハエトリ
2016年5月30日(月)
1200 マミジロハエトリ 撮影日:2016/05/30 場所:勿来の関
クモ目ハエトリグモ科のマミジロハエトリを紹介します。
いつもの歩道を歩いていますと,アザミ類の葉の上に見慣れたマミジロハエトリがいます。 カメラを近付けるとすうっと葉の裏に隠れてしまいます。

ネコハエトリのように真ん丸い目でとっても可愛いマミジロハエトリ雄。
写真撮影のためそっと葉を裏返します。動かず止まっています。すかさず,正面や斜め上から写真を撮ります。
運良く今日(2016年5月30日)は雄と雌に会えたので,ブログに投稿できます。

腹部の色は黄土色で目の上に太い白帯があるマミジロハエトリ雄。
ところで,マミジロハエトリの雄と雌の違いは次の通りです。
マミジロハエトリの雄
①目の上に太くて白い帯があります。
②触手が白くて円い形をしています。
③腹部は黄土色です。

腹部の色が灰色がかっていて黒い筋があるマミジロハエトリ雌。
マミジロハエトリの雌
④雄のようなはっきりした白い帯ではなく薄ぼんやりした帯があります。
⑤頭胸部に白い輪があります。まるでほっかぶりしたように見えます。
⑥腹部は灰白色の地に黒い筋が沢山あります。
眉毛が白いので,眉白と呼ばれていたのが,訛ってやがてマミジロになったと思われます。

白い手ぬぐいでほっかぶりしている様なマミジロハエトリ雌。
科名 クモ目ハエトリグモ科
和名 マミジロハエトリ
大きさ 体長 雄6~7㎜ ♀:7~8㎜
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 5~10月
食餌動植物 小さい虫。
特徴 雄は触手の先が白くて丸いです。雌の頭胸部には白い輪があります。
足で跳ねながら移動します。
眉白く 白いぼんぼん 雄が持つ

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1200 マミジロハエトリ 撮影日:2016/05/30 場所:勿来の関
クモ目ハエトリグモ科のマミジロハエトリを紹介します。
いつもの歩道を歩いていますと,アザミ類の葉の上に見慣れたマミジロハエトリがいます。 カメラを近付けるとすうっと葉の裏に隠れてしまいます。

ネコハエトリのように真ん丸い目でとっても可愛いマミジロハエトリ雄。
写真撮影のためそっと葉を裏返します。動かず止まっています。すかさず,正面や斜め上から写真を撮ります。
運良く今日(2016年5月30日)は雄と雌に会えたので,ブログに投稿できます。

腹部の色は黄土色で目の上に太い白帯があるマミジロハエトリ雄。
ところで,マミジロハエトリの雄と雌の違いは次の通りです。
マミジロハエトリの雄
①目の上に太くて白い帯があります。
②触手が白くて円い形をしています。
③腹部は黄土色です。

腹部の色が灰色がかっていて黒い筋があるマミジロハエトリ雌。
マミジロハエトリの雌
④雄のようなはっきりした白い帯ではなく薄ぼんやりした帯があります。
⑤頭胸部に白い輪があります。まるでほっかぶりしたように見えます。
⑥腹部は灰白色の地に黒い筋が沢山あります。
眉毛が白いので,眉白と呼ばれていたのが,訛ってやがてマミジロになったと思われます。

白い手ぬぐいでほっかぶりしている様なマミジロハエトリ雌。
科名 クモ目ハエトリグモ科
和名 マミジロハエトリ
大きさ 体長 雄6~7㎜ ♀:7~8㎜
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 5~10月
食餌動植物 小さい虫。
特徴 雄は触手の先が白くて丸いです。雌の頭胸部には白い輪があります。
足で跳ねながら移動します。
眉白く 白いぼんぼん 雄が持つ

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tag : マミジロハエトリ
ネコハエトリ
2016年5月29日(日)
ネコハエトリ 撮影日:2016/05/22 場所:勿来の関
クモ目ハエトリグモ科のネコハエトリを紹介します。
歩道を歩いていると,ドウダンツツジの葉の上で何かが動きました。小さなクモです。
クモは目がいいのでこちらが動くと逃げたり隠れたりします。

円らな大きい目が何とも可愛いネコハエトリ。ドウダンツツジの葉の上で私を見つめていました。
ですから,カメラをそっと近付けて,正面・横・上等から写しました。
正面から写した画像を見て,随分毛深いクモなんだと思いました。

顔は勿論,体中毛だらけなので猫の名が付いているネコハエトリ。
目の下の下にある毛が髭のようです。年老いたご老人のように見え可笑しさが込み上げてきました。円らで大きな目が可愛くて,ネコハエトリが好きになってしまいました。

後方の一部を除いて目がついているので直ぐ人の気配を感じ取ってしまうネコハエトリ。
目の数を調べました。桃矢印から水色矢印(水色矢印の左側の目が最小です。)まで4個並んでいます。反対側にもありますから二倍して合計8個の目を持っていることになります。ですから後ろから近付いても直ぐ分かり逃げられてしまうのです。

頭胸部が真っ黒くないので雌と思われるネコハエトリ。
科名 クモ目ハエトリグモ科アナアキゾウムシ亜科
和名 ネコハエトリ
大きさ 体長約8㎜
分布 本州、四国、九州
出現 3~11月(成体で越冬)
食餌動植物 小さい虫。
特徴 足で跳ねながら移動します。
顔に毛が 一面に生え 猫のよう

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ネコハエトリ 撮影日:2016/05/22 場所:勿来の関
クモ目ハエトリグモ科のネコハエトリを紹介します。
歩道を歩いていると,ドウダンツツジの葉の上で何かが動きました。小さなクモです。
クモは目がいいのでこちらが動くと逃げたり隠れたりします。

円らな大きい目が何とも可愛いネコハエトリ。ドウダンツツジの葉の上で私を見つめていました。
ですから,カメラをそっと近付けて,正面・横・上等から写しました。
正面から写した画像を見て,随分毛深いクモなんだと思いました。

顔は勿論,体中毛だらけなので猫の名が付いているネコハエトリ。
目の下の下にある毛が髭のようです。年老いたご老人のように見え可笑しさが込み上げてきました。円らで大きな目が可愛くて,ネコハエトリが好きになってしまいました。

後方の一部を除いて目がついているので直ぐ人の気配を感じ取ってしまうネコハエトリ。
目の数を調べました。桃矢印から水色矢印(水色矢印の左側の目が最小です。)まで4個並んでいます。反対側にもありますから二倍して合計8個の目を持っていることになります。ですから後ろから近付いても直ぐ分かり逃げられてしまうのです。

頭胸部が真っ黒くないので雌と思われるネコハエトリ。
科名 クモ目ハエトリグモ科アナアキゾウムシ亜科
和名 ネコハエトリ
大きさ 体長約8㎜
分布 本州、四国、九州
出現 3~11月(成体で越冬)
食餌動植物 小さい虫。
特徴 足で跳ねながら移動します。
顔に毛が 一面に生え 猫のよう

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tag : ネコハエトリ
ウロコアシナガグモ
2016年3月26日(土)
ウロコアシナガグモ 撮影日:2015/05/08~05/11 場所:勿来の関
クモ目アシナガグモ科のウロコアシナガグモを紹介します。
2015年5月8日・9日・11日の三日間,細部が分かるように写しました。

腹部が金緑色に輝くクモが止まっていました。名はウロコアシナガグモです。
壁には金緑色に輝くクモが止まっています。撮った写真を見て驚きました。頭部から異様なものが出ていたからです。足が2本増えて10本もある珍しいクモだと思ってしまいました。

腹部の色がよく出るように光を当てて写したウロコアシナガグモ。
しかし,それは間違いだと分かりました。3色の矢印がある3枚目の写真を見て下さい。
①根元が太く半分から先が曲がっている物(桃矢印)は上顎です。雌のは小さいようです。
②カニの目のように見える物(黄緑色)は触手です。
③目(単眼)は赤矢印で示している8個です。

頭部から異様な物が出ていて足が10本もあるクモに見えたウロコアシナガグモ。
足を真っ直ぐ伸ばして棒のような格好で止まっているアシナガグモと間違うところでした。体色が合わないので変だなと思いながら調べているうちに腹部が金緑色のウロコアシナガグモに辿り着きました。

上顎が発達しているので雄と思われるウロコアシナガグモ。
金緑色に輝く部分が散在していて,まるで鱗(うろこ)のようなのでウロコアシナガグモと名が付いたのでしょう。
科名 クモ目アシナガグモ科
和名 ウロコアシナガグモ
大きさ 前翅長 約6㎜
分布 北海道,本州
出現月(羽化する月) 分かっていません。
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴 上あごが発達しています。触手も発達していてカニの目の様です。
上顎と 黄緑色の 腹部かな

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ウロコアシナガグモ 撮影日:2015/05/08~05/11 場所:勿来の関
クモ目アシナガグモ科のウロコアシナガグモを紹介します。
2015年5月8日・9日・11日の三日間,細部が分かるように写しました。

腹部が金緑色に輝くクモが止まっていました。名はウロコアシナガグモです。
壁には金緑色に輝くクモが止まっています。撮った写真を見て驚きました。頭部から異様なものが出ていたからです。足が2本増えて10本もある珍しいクモだと思ってしまいました。

腹部の色がよく出るように光を当てて写したウロコアシナガグモ。
しかし,それは間違いだと分かりました。3色の矢印がある3枚目の写真を見て下さい。
①根元が太く半分から先が曲がっている物(桃矢印)は上顎です。雌のは小さいようです。
②カニの目のように見える物(黄緑色)は触手です。
③目(単眼)は赤矢印で示している8個です。

頭部から異様な物が出ていて足が10本もあるクモに見えたウロコアシナガグモ。
足を真っ直ぐ伸ばして棒のような格好で止まっているアシナガグモと間違うところでした。体色が合わないので変だなと思いながら調べているうちに腹部が金緑色のウロコアシナガグモに辿り着きました。

上顎が発達しているので雄と思われるウロコアシナガグモ。
金緑色に輝く部分が散在していて,まるで鱗(うろこ)のようなのでウロコアシナガグモと名が付いたのでしょう。
科名 クモ目アシナガグモ科
和名 ウロコアシナガグモ
大きさ 前翅長 約6㎜
分布 北海道,本州
出現月(羽化する月) 分かっていません。
食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
特徴 上あごが発達しています。触手も発達していてカニの目の様です。
上顎と 黄緑色の 腹部かな

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