エゾシモフリスズメ
2017年8月1日(火)
エゾシモフリスズメ 撮影日:2017/08/01 場所:勿来の関
スズメガ科のエゾシモフリスズメを紹介します。
灯火近くの柱に大きな蛾が止まっています。
ジェット戦闘機の様な格好からスズメガ科の仲間だと分かりました。

大きな蛾で前翅長が55㎜くらいあったエゾシモフリスズメ。
灰褐色の地に黒い縦筋が目立つ蛾はあまり居ませんので直ぐ2つに絞ることが出来ました。
それはエゾシモフリスズメとシモフリスズメの2つです。
同定のポイントは翅中央の黒い縦筋にありました。
エゾシモフリスズメの特徴
2本の黒い縦筋の内,外側のもの(赤矢印)が太くて長く明瞭な線になっています。
一方,シモフリスズメの方はどちらの縦筋も太さがほぼ同じです。

シモフリスズメと似ているエゾシモフリスズメ。
このエゾシモフリスズメは,今まで1度も見たことが無かった蛾です。
その原因として考えられるのは餌としているホオノキの分布が少ないからです。
大きなホオノキですが,1本しか無いからだと思っています。

2本の黒い縦筋(桃矢印と赤矢印)の内,外側の黒い筋(赤矢印)が太くて長いエゾシモフリスズメ。
フラッシュを焚いて写したため色が濃くなっています。
科名 スズメガ科
和名 エゾシモフリスズメ
大きさ 開張 100~120㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現月 6,7~8月
食餌動植物 幼虫はホオノキの葉を食べます。
特徴 シモフリスズメに似ています。
黒筋は 片方だけが 太くなり

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エゾシモフリスズメ 撮影日:2017/08/01 場所:勿来の関
スズメガ科のエゾシモフリスズメを紹介します。
灯火近くの柱に大きな蛾が止まっています。
ジェット戦闘機の様な格好からスズメガ科の仲間だと分かりました。

大きな蛾で前翅長が55㎜くらいあったエゾシモフリスズメ。
灰褐色の地に黒い縦筋が目立つ蛾はあまり居ませんので直ぐ2つに絞ることが出来ました。
それはエゾシモフリスズメとシモフリスズメの2つです。
同定のポイントは翅中央の黒い縦筋にありました。
エゾシモフリスズメの特徴
2本の黒い縦筋の内,外側のもの(赤矢印)が太くて長く明瞭な線になっています。
一方,シモフリスズメの方はどちらの縦筋も太さがほぼ同じです。

シモフリスズメと似ているエゾシモフリスズメ。
このエゾシモフリスズメは,今まで1度も見たことが無かった蛾です。
その原因として考えられるのは餌としているホオノキの分布が少ないからです。
大きなホオノキですが,1本しか無いからだと思っています。

2本の黒い縦筋(桃矢印と赤矢印)の内,外側の黒い筋(赤矢印)が太くて長いエゾシモフリスズメ。
フラッシュを焚いて写したため色が濃くなっています。
科名 スズメガ科
和名 エゾシモフリスズメ
大きさ 開張 100~120㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現月 6,7~8月
食餌動植物 幼虫はホオノキの葉を食べます。
特徴 シモフリスズメに似ています。
黒筋は 片方だけが 太くなり

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tag : エゾシモフリスズメ
クロメンガタスズメ
2017年6月26日(月)
クロメンガタスズメ 撮影日:2017/06/26 場所:京都市
スズメガ科のクロメンガタスズメを紹介します。
京都の知人から珍しい写真が送られて来ました。
勿来の関周辺では見ることが無い貴重な蛾です。

ベビーカーに蝉のようなものが止まっていたクロメンガタスズメ。
体が重いためベルトに前足でぶら下がっていたと思われます。
周囲に外灯は無いので,窓のあかりに誘われて飛来したと思われます。
胸部背にある人面を見て「あっ。メンガタスズメだ。」と思いました。
ところが,よく似ているクロメンガタスズメも居ることに気付きました。
両者の特徴は次の通りです。

いつの間にか場所を移動していたクロメンガタスズメ。
クロメンガタスズメ
①人面の下側にあるW字紋が赤味を帯びる傾向がある。
②W字紋の下に青白い筋がある。
③腹部背にある青味を帯びている所の横幅が広い。
④人面の目が垂れ目になる傾向がある。
メンガタスズメ
⑤W字紋が無く薄黄色の筋がある。
⑥その薄黄色の筋の下に青白い筋がある。
⑦腹部背にある青味を帯びている所の横幅が狭い。
⑧円らな瞳が多い傾向にある。

赤矢印や水色矢印の筋の様子からクロメンガタスズメと判断できました。
以上のような違いから,この写真の蛾はクロメンガタスズメと判断しました。
今までは,九州南部に多く見られたが,本州でも温暖地に分布域を広げているそうです。
知人に因りますとベルトに触ったり,蛾を突いたりすると「ジッジジ」と鳴いたそうです。
ネットで調べると幼虫も鳴くというので驚きました。
お陰様でよいブログが書けました。
また,珍しいものを見つけましたらお願いします。
科名 スズメガ科
和名 クロメンガタスズメ
大きさ 開張100~125㎜
分布 本州,九州,屋久島,沖縄
出現月 7~8,11月
食餌動植物 幼虫はゴマ,ナス,ジャガイモ,チョウセンアサガオ,タバコ,クコ,キリ,キササゲ,フジマメ,アサの葉を食べます。
特徴 胸部背に人面模様があります。
触ると「ジッジジ」と鳴きます。
驚いた 触ると鳴くぞ 人面蛾

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クロメンガタスズメ 撮影日:2017/06/26 場所:京都市
スズメガ科のクロメンガタスズメを紹介します。
京都の知人から珍しい写真が送られて来ました。
勿来の関周辺では見ることが無い貴重な蛾です。

ベビーカーに蝉のようなものが止まっていたクロメンガタスズメ。
体が重いためベルトに前足でぶら下がっていたと思われます。
周囲に外灯は無いので,窓のあかりに誘われて飛来したと思われます。
胸部背にある人面を見て「あっ。メンガタスズメだ。」と思いました。
ところが,よく似ているクロメンガタスズメも居ることに気付きました。
両者の特徴は次の通りです。

いつの間にか場所を移動していたクロメンガタスズメ。
クロメンガタスズメ
①人面の下側にあるW字紋が赤味を帯びる傾向がある。
②W字紋の下に青白い筋がある。
③腹部背にある青味を帯びている所の横幅が広い。
④人面の目が垂れ目になる傾向がある。
メンガタスズメ
⑤W字紋が無く薄黄色の筋がある。
⑥その薄黄色の筋の下に青白い筋がある。
⑦腹部背にある青味を帯びている所の横幅が狭い。
⑧円らな瞳が多い傾向にある。

赤矢印や水色矢印の筋の様子からクロメンガタスズメと判断できました。
以上のような違いから,この写真の蛾はクロメンガタスズメと判断しました。
今までは,九州南部に多く見られたが,本州でも温暖地に分布域を広げているそうです。
知人に因りますとベルトに触ったり,蛾を突いたりすると「ジッジジ」と鳴いたそうです。
ネットで調べると幼虫も鳴くというので驚きました。
お陰様でよいブログが書けました。
また,珍しいものを見つけましたらお願いします。
科名 スズメガ科
和名 クロメンガタスズメ
大きさ 開張100~125㎜
分布 本州,九州,屋久島,沖縄
出現月 7~8,11月
食餌動植物 幼虫はゴマ,ナス,ジャガイモ,チョウセンアサガオ,タバコ,クコ,キリ,キササゲ,フジマメ,アサの葉を食べます。
特徴 胸部背に人面模様があります。
触ると「ジッジジ」と鳴きます。
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tag : クロメンガタスズメ
ハネナガブドウスズメ
2017年5月13日(土)
ハネナガブドウスズメ 撮影日:2017/05/13 場所:勿来の関
スズメガ科のハネナガブドウスズメを紹介します。
昨日は高い所に止まっていて紋様が詳しく写せませんでした。
そこで,今日も居ることを願いつつ見に行きました。
運良く昨日と同じ場所に止まっています。
網を使って捕まえようとしました。
運悪く,網と壁の間をすり抜け下に落ちました。
真下に落ちたように見えました。
普通はとんでもない所で見つかることが多いので周りを探しました。
でも,見つかりません。

網と壁の間をすり抜けて真下に着地していたハネナガブドウスズメ。
懐中電灯の光を蛾に直接当てず壁に当て周りを明るくして写しました。少し灰緑色を帯びて写りました。
がっかりしながら足元を見ると,ハネナガブドウスズメが着地していました。
体が重くて羽ばたけなかったのでしょう。
逃げられない内にと写真を撮り続けていたら,突然羽ばたきを始めました。
逃げられては写真が撮られないので用意してあったビニル袋に入ってもらうことにしました。

背景が明るいときは褐色を帯びた色に写るハネナガブドウスズメ。
家に帰り袋を開けても窓に向かって飛びません。
そこで,手に乗せてカーテンに掴ませました。
写すとき条件を変えたら次の様な結果になりました。
①暗いのでLEDの光で明るくしたとき。
少し灰緑色を帯びた色になります。
②背景が明るいとき。
褐色を帯びた色になります。
③背景を暗くしたとき。
紫を帯びた色になります。(目で見たときに一番近い色です。)
この蛾はブドウスズメに似ています。
決定的な違いは,赤矢印で示した白線にあります。
①ハネナガブドウスズメの白線
後角まで達しています。
②ブドウスズメの白線
後角まで届かず,外縁の半分くらいの所で終わりになっています。
この両者は大きさにも違いがあります。
ハネナガブドウスズメの方が大きいです。
それで大きいという意味を込めてハネナガブドウスズメとしたのでしょう。

背景を暗くするために明るい緑色の封筒を窓に貼って写したハネナガブドウスズメ。
紫を帯びた色に写りました。1番目で見た色に近い色でした。
科名 スズメガ科
和名 ハネナガブドウスズメ
大きさ 開張 100㎜
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
出現月 4~6月
食餌動植物 幼虫はサルナシ,ヤブカラシ,ブドウ,ノブドウの葉を食べます。
特徴 ブドウスズメに似ています。
白い筋 後角までも 伸びている

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ハネナガブドウスズメ 撮影日:2017/05/13 場所:勿来の関
スズメガ科のハネナガブドウスズメを紹介します。
昨日は高い所に止まっていて紋様が詳しく写せませんでした。
そこで,今日も居ることを願いつつ見に行きました。
運良く昨日と同じ場所に止まっています。
網を使って捕まえようとしました。
運悪く,網と壁の間をすり抜け下に落ちました。
真下に落ちたように見えました。
普通はとんでもない所で見つかることが多いので周りを探しました。
でも,見つかりません。

網と壁の間をすり抜けて真下に着地していたハネナガブドウスズメ。
懐中電灯の光を蛾に直接当てず壁に当て周りを明るくして写しました。少し灰緑色を帯びて写りました。
がっかりしながら足元を見ると,ハネナガブドウスズメが着地していました。
体が重くて羽ばたけなかったのでしょう。
逃げられない内にと写真を撮り続けていたら,突然羽ばたきを始めました。
逃げられては写真が撮られないので用意してあったビニル袋に入ってもらうことにしました。

背景が明るいときは褐色を帯びた色に写るハネナガブドウスズメ。
家に帰り袋を開けても窓に向かって飛びません。
そこで,手に乗せてカーテンに掴ませました。
写すとき条件を変えたら次の様な結果になりました。
①暗いのでLEDの光で明るくしたとき。
少し灰緑色を帯びた色になります。
②背景が明るいとき。
褐色を帯びた色になります。
③背景を暗くしたとき。
紫を帯びた色になります。(目で見たときに一番近い色です。)
この蛾はブドウスズメに似ています。
決定的な違いは,赤矢印で示した白線にあります。
①ハネナガブドウスズメの白線
後角まで達しています。
②ブドウスズメの白線
後角まで届かず,外縁の半分くらいの所で終わりになっています。
この両者は大きさにも違いがあります。
ハネナガブドウスズメの方が大きいです。
それで大きいという意味を込めてハネナガブドウスズメとしたのでしょう。

背景を暗くするために明るい緑色の封筒を窓に貼って写したハネナガブドウスズメ。
紫を帯びた色に写りました。1番目で見た色に近い色でした。
科名 スズメガ科
和名 ハネナガブドウスズメ
大きさ 開張 100㎜
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
出現月 4~6月
食餌動植物 幼虫はサルナシ,ヤブカラシ,ブドウ,ノブドウの葉を食べます。
特徴 ブドウスズメに似ています。
白い筋 後角までも 伸びている

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tag : ハネナガブドウスズメ
ヒメクロホウジャク
2016年10月15日(土)
ヒメクロホウジャク 撮影日:2016/10/15 場所:勿来の関
スズメガ科ホウジャク亜科のヒメクロホウジャクを紹介します。
道端にナンブアザミの花が横向きに咲いています。
その花にハチのようなブーンという羽音を立てながら近付く昆虫が居ます。

腹端が黒くその中に矢印で示したような白点や白筋があるヒメクロホウジャク。
翅が移っていて止まっているように見えますが空中でホバリングしています。
ホウジャクとは漢字で蜂雀と書きます。ハチのような羽音を立てながら飛ぶからでしょうか。
花の前で羽ばたきながら空中に止まります。口吻を伸ばして花の蜜を吸います。
吸い終わると隣の花に移ります。
忙しく動き回るのでピントがなかなか合いません。
フラッシュを焚いて写してもぶれてしまいます。
今日(2016年10月15日)は,晴天で明るいため絶好の機会です。
お昼頃,花の前で待っているとブーンと音を立てて近付くものが居ます。
待ちに待っていたヒメクロホウジャクの登場です。
数多く写せばピントが合ったものが撮れると思い何枚も写しました。

止まっているように見えますが空中でホバリングしながらナンブアザミの蜜を吸うヒメクロホウジャク。
口先からストローのような長い口吻が伸びています。
次のような特徴があります。
①腹端が黒くなっています。
②桃矢印で示した白点が左右に一つずつあります。
③黄矢印で示した白い筋があります。
④赤矢印で示したように頭部腹側から胸部腹側まで白くなっています。

横から見ると口先から胸部腹側まで白くなっているヒメクロホウジャク。
ぶれ防止にフラッシュを焚いたため瞳がどの写真も白く写っています。
科名 スズメガ科ホウジャク亜科
和名 ヒメクロホウジャク
大きさ 開張40㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島,徳之島,石垣島
出現月 5,7~10月
食餌動植物 幼虫はアカネ,ヘクソカズラ,アケビの葉を食べます。成虫は花の蜜です。
特徴 昼行性でホバリングしながら花の蜜を吸います。
黒帯の 中の白点 白い帯

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ヒメクロホウジャク 撮影日:2016/10/15 場所:勿来の関
スズメガ科ホウジャク亜科のヒメクロホウジャクを紹介します。
道端にナンブアザミの花が横向きに咲いています。
その花にハチのようなブーンという羽音を立てながら近付く昆虫が居ます。

腹端が黒くその中に矢印で示したような白点や白筋があるヒメクロホウジャク。
翅が移っていて止まっているように見えますが空中でホバリングしています。
ホウジャクとは漢字で蜂雀と書きます。ハチのような羽音を立てながら飛ぶからでしょうか。
花の前で羽ばたきながら空中に止まります。口吻を伸ばして花の蜜を吸います。
吸い終わると隣の花に移ります。
忙しく動き回るのでピントがなかなか合いません。
フラッシュを焚いて写してもぶれてしまいます。
今日(2016年10月15日)は,晴天で明るいため絶好の機会です。
お昼頃,花の前で待っているとブーンと音を立てて近付くものが居ます。
待ちに待っていたヒメクロホウジャクの登場です。
数多く写せばピントが合ったものが撮れると思い何枚も写しました。

止まっているように見えますが空中でホバリングしながらナンブアザミの蜜を吸うヒメクロホウジャク。
口先からストローのような長い口吻が伸びています。
次のような特徴があります。
①腹端が黒くなっています。
②桃矢印で示した白点が左右に一つずつあります。
③黄矢印で示した白い筋があります。
④赤矢印で示したように頭部腹側から胸部腹側まで白くなっています。

横から見ると口先から胸部腹側まで白くなっているヒメクロホウジャク。
ぶれ防止にフラッシュを焚いたため瞳がどの写真も白く写っています。
科名 スズメガ科ホウジャク亜科
和名 ヒメクロホウジャク
大きさ 開張40㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島,徳之島,石垣島
出現月 5,7~10月
食餌動植物 幼虫はアカネ,ヘクソカズラ,アケビの葉を食べます。成虫は花の蜜です。
特徴 昼行性でホバリングしながら花の蜜を吸います。
黒帯の 中の白点 白い帯

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tag : ヒメクロホウジャク
ホシヒメホウジャク
2016年10月11日(火)
ホシヒメホウジャク 撮影日:2016/10/11,2015/10/18 場所:勿来の関
スズメガ科ホウジャク亜科のホシヒメホウジャクを紹介します。
灯火に飛来したものが,梁(はり)にぶら下がっています。この日の飛来数は多く5匹もいました。写真を撮るには離れすぎているので,ビニル袋に入れて持ち帰り家で写すことにしました。

ビニル袋から出した途端,細かく羽ばたき始めたホシヒメホウジャク。そのため後翅の出っ張り2つが見えなくなっています。
袋から出し紙の上に乗せた途端,羽ばたき運動を始めました。写真を撮りながら様子を見ていました。やがて飛び上がり明るい窓ガラスの方に進んで行きました。

やがてこんな格好で窓枠に止まったホシヒメホウジャク。
右側の後翅がずれたため黄橙色の紋が見えています。
しかし,2つの出っ張りは前翅に隠れてしまいました。
次のような特徴があます。
①止まっているときは赤矢印で示した後翅が見えます。
(フタコブラクダのように2つ出ています。)
②桃矢印で示した所には黒紋が有り白筋が見えます。
③胸部背に半円状の紋が有ります。
(その紋の中央を黒い帯状のものが頭部から突き通っています。)
④後翅には三角形の黄橙紋が有ります。
⑤腹端を上げて止まる習性があります。

普通に止まるとこの様に後翅の2つの出っ張りが見られるホシヒメホウジャク。
腹部がとてもふくれているので雌と思われます。
科名 スズメガ科ホウジャク亜科
和名 ホシヒメホウジャク
大きさ 開張 35~40㎜,前翅長17㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島
(四国産蛾類図鑑に掲載されているので四国を入れました。)
出現月 6~7,8~10月
食餌動植物 幼虫はヘクソカズラの葉を食べます。
特徴 幼虫には紫色型、橙色型、緑色型、緑色無紋型の4種類があります。
昼行性で、花の蜜を吸います。
ポイントは 胸部背にある 半月紋

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ホシヒメホウジャク 撮影日:2016/10/11,2015/10/18 場所:勿来の関
スズメガ科ホウジャク亜科のホシヒメホウジャクを紹介します。
灯火に飛来したものが,梁(はり)にぶら下がっています。この日の飛来数は多く5匹もいました。写真を撮るには離れすぎているので,ビニル袋に入れて持ち帰り家で写すことにしました。

ビニル袋から出した途端,細かく羽ばたき始めたホシヒメホウジャク。そのため後翅の出っ張り2つが見えなくなっています。
袋から出し紙の上に乗せた途端,羽ばたき運動を始めました。写真を撮りながら様子を見ていました。やがて飛び上がり明るい窓ガラスの方に進んで行きました。

やがてこんな格好で窓枠に止まったホシヒメホウジャク。
右側の後翅がずれたため黄橙色の紋が見えています。
しかし,2つの出っ張りは前翅に隠れてしまいました。
次のような特徴があます。
①止まっているときは赤矢印で示した後翅が見えます。
(フタコブラクダのように2つ出ています。)
②桃矢印で示した所には黒紋が有り白筋が見えます。
③胸部背に半円状の紋が有ります。
(その紋の中央を黒い帯状のものが頭部から突き通っています。)
④後翅には三角形の黄橙紋が有ります。
⑤腹端を上げて止まる習性があります。

普通に止まるとこの様に後翅の2つの出っ張りが見られるホシヒメホウジャク。
腹部がとてもふくれているので雌と思われます。
科名 スズメガ科ホウジャク亜科
和名 ホシヒメホウジャク
大きさ 開張 35~40㎜,前翅長17㎜
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島
(四国産蛾類図鑑に掲載されているので四国を入れました。)
出現月 6~7,8~10月
食餌動植物 幼虫はヘクソカズラの葉を食べます。
特徴 幼虫には紫色型、橙色型、緑色型、緑色無紋型の4種類があります。
昼行性で、花の蜜を吸います。
ポイントは 胸部背にある 半月紋

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