ヤマイモハムシ

2016年12月26日(月)
ヤマイモハムシ 撮影日:2016/08/28 場所:勿来の関

 甲虫目ハムシ科のヤマイモハムシを紹介します。
 クロウリハムシに似た昆虫がオニドコロの葉上に止まっています。
 体長が6㎜程度の小さい昆虫です。

ヤマイモハムシ
少しスマートなクロウリハムシだなと感じたヤマイモハムシ
 クロウリハムシと思いました。
 念のために図鑑を開きますと何となく違います。
 頭部と胸部が長いのです。

ヤマイモハムシ
上翅には小黒点が並んでいてクロウリハムシと違っているヤマイモハムシ
 更に,次の様な違いが見られます。
 ①縦に小黒点が並んでいます。
 ②足の腿節が太いです。
 ③触角が太い感じがします。
 ④クロウリハムシのように下腹部が太くなりません。

ヤマイモハムシ
足の腿節が太いヤマイモハムシ。

 科名 甲虫目ハムシ科
 和名 ヤマイモハムシ
 大きさ 体長 5~6㎜
 分布  本州,四国,九州,佐渡,対馬,屋久島,種子島,先島諸島
 出現月 5~8月
 食餌動植物 幼虫も成虫もヤモノイモ科の植物の葉を食べます。
 特徴 上翅は青藍色の光沢がある黒色です。

上翅に 黒点並び 足太し


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tag : ヤマイモハムシ

イチモンジカメノコハムシ

2016年8月2日(火)
イチモンジカメノコハムシ 撮影日:2016/08/02,2013/06/07 場所:勿来の関

 ハムシ科カメノコハムシ亜科のイチモンジカメノコハムシを紹介します。
 毎日,ムラサキシキブの葉上を見ながら通っていました。葉に沢山穴を開けながら食べている昆虫は誰なんだろうと丁寧に探していると,黒いものが二つぐらい目につきました。

イチモンジカメノコハムシ幼虫
最初に見つけたイチモンジカメノコハムシの幼虫。
虫に食われているムラサキシキブは何本かありましたが,イチモンジカメノコハムシの幼虫は見つけられませんでした。

 よく見るとイラガの幼虫に似たものが,髪の毛の様なものを体の上に乗せているではありませんか。全部で5匹いました。

イチモンジカメノコハムシ幼虫
その次に,黒い髪の毛のようなものを立てているイチモンジカメノコハムシの幼虫を見つけました。
 そのうちの1匹が髪の毛のようなものを体に対して直角に立てていました。カメラを向けて撮っている内に髪の毛のようなものが降りてきて体を被ってしまいました。一部だけがくっついていて自由に動かせるのです。

イチモンジカメノコハムシ幼虫
カメラを向けている内に次第に体に近付き被さったイチモンジカメノコハムシの幼虫。
 「ムラサキシキブを食べる幼虫」とネットで検索すると,この黒いものを被っている幼虫はイチモンジカメノコハムシだと分かりました。
 実は,黒いものは自分の糞なのです。
 この様にして,イチモンジカメノコハムシは糞だとだまし敵の目から逃れ,生き延びてきたのです。

イチモンジカメノコハムシ
似た種類が居ますが,赤矢印で示した所が黒いのでイチモンジカメノコハムシと分かります。
触角の根元は薄黄色で途中から黒くなります。


 科名 ハムシ科カメノコハムシ亜科
 和名 イチモンジカメノコハムシ
 大きさ 体長 8~9㎜ 
 分 布 本州,四国,九州,沖縄
 活動月 4~10月 成虫で越冬
 食餌動植物 幼虫はムラサキシキブ、ヤブムラサキの葉を食べます。
 特徴 幼虫は自分の脱皮殻や糞を背負う習性があります。

糞背負い 敵の目そらす イチモンジ


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ハイイロチョッキリ雌

2016年6月29日(水)
ハイイロチョッキリ雌 撮影日:2016/06/29 場所:勿来の関

 甲虫目チョッキリゾウムシ科のハイイロチョッキリ雌を紹介します。
 昨日は,ハイイロチョッキリの雄を紹介しました。
 しかし,その雄から5m暗い離れた所には2匹の似たような昆虫が居たのです。投稿した後で写真を開きますと,何とハイイロチョッキリの雌であることが分かりました。

ハイイロチョッキリ雌
長い吻の先には雄と同じく2つのY字刺があるハイイロチョッキリ雌
 まず,触角の先端を見ました。
 ①三つ瘤状のものがついています。→ゾウムシ科でなくチョッキリゾウムシ科
 次に前胸部の刺の有無を確かめました。
 ②一対の刺がありません。→雄でなく雌

ハイイロチョッキリ雌
前胸部には一対の刺が無く触角の先端は三つ瘤状になっているのでハイイロチョッキリ雌と分かります。

 最初の写真からゾウの鼻ように長い吻の先にはY字状の刺が出ていることが分かります。これは雄と同じです。

 科名 甲虫目チョッキリゾウムシ科
 和名 ハイイロチョッキリ
 大きさ 体長 9㎜
 分布 本州,四国,九州
 出現 ?~10月
 食餌動植物 幼虫はコナラやクヌギの実を食べます。成虫はそれらの葉を食べます。
 特徴 秋にコナラやクヌギの実に卵を産み,小枝についたまま切り落とします。

どちらにも 吻の先には 刺がある


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ハイイロチョッキリ

2016年6月29日(水)
ハイイロチョッキリ 撮影日:2016/06/29,2014/10/08 場所:勿来の関

 甲虫目チョッキリゾウムシ科のハイイロチョッキリを紹介します。
 灯火の周りを探していましたら,ゾウムシの仲間のような昆虫が止まっていました。画像を見ると触角の先端の様子がその仲間とは違っています。

ハイイロチョッキリ
ゾウのように長い吻からゾウムシの仲間だと思ったら少し外れてチョッキリゾウムシ科だったハイイロチョッキリ
 先端に瘤状のものが三つついていたからです。
 ゾウムシの仲間は棍棒のようになっています。
 この触角の様子からチョッキリゾウムシ科のハイイロチョッキリであることが分かりました。
 ゾウのように長い吻(ふん)の先には二つの尖ったものが出ています。
 雄の前胸部には一対の刺があります。

ハイイロチョッキリ
写真を撮っていて刺があることに気が付き両方の刺が写るようにしたハイイロチョッキリ。刺があるのは雄です。
 ハイイロチョッキリはコナラの殻斗の所から実に穴をあけ,その後枝ごと落とします。
 青いコナラの実が実る頃,地面には実や葉が付いた小枝が沢山落ちています。実を見ると殻斗の部分に必ず穴が空いていました。切り口は切られたような表面でした。この切り口を見て折ったのではなく昆虫の仕業だと思っていました。
 今日(2016年6月29日),初めて小枝を切り落としているものが誰だか分かりました。
 ハイイロチョッキリの仕業だったのです。
 一方,コナラシギゾウムシは殻斗の所でない部分に穴をあけます。
 コナラシギゾウムシの記事は<こちら>です。

ハイイロチョッキリ
触角の先端が棍棒状でなく三つ瘤状のハイイロチョッキリ。

ハイイロチョッキリに切り落とされたコナラの小枝と穴
9月下旬頃からコナラの木の下にはハイイロチョッキリが切り落としたものが見られるようになります。
 初めは何故コナラの小枝が落ちているのだろうと不思議でした。
 しかも,少しずつ数が増えていきます。
 コナラの実には必ず一つ穴(赤矢印)が空いています。


 科名 甲虫目チョッキリゾウムシ科
 和名 ハイイロチョッキリ
 大きさ 体長 9㎜
 分布 本州,四国,九州
 出現 ?~10月
 食餌動植物 幼虫はコナラやクヌギの実を食べます。成虫はそれらの葉を食べます。
 特徴 秋にコナラやクヌギの実に卵を産み,小枝についたまま切り落とします。

枝落とす 仕事をしてる ハイイロは


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tag : ハイイロチョッキリ

マダラメカクシゾウムシ

2016年6月23日(木)
マダラメカクシゾウムシ 撮影日:2016/06/23 場所:勿来の関

 甲虫目ゾウムシ科クチカクシゾウムシ亜科のマダラメカクシゾウムシを紹介します。
 今日(2016年6月23日)は,午前3時頃から雨が降り出しました。午後用事があるので午前5時45分頃出掛けました。昨日から曇っていて蒸し暑く昆虫の飛来が期待できたからです。

マダラメカクシゾウムシ
暗くてピントが合わずライトで照らしながら写したマダラメカクシゾウムシ
 期待したように昆虫の種類は多かったですが,真新しい種類は1種類だけでした。それが今日紹介するゾウムシです。
 画像を見て次の理由から,この間紹介したクリアナアキゾウムシだと思いました。
 ①体には穴が空いたような凹みがあること
 ②焦茶色と褐色の斑模様があること

マダラメカクシゾウムシ
画像を見て何だまたクリアナアキゾウムシかとがっかりしましたが,足にある斑模様からマダラメカクシゾウムシと分かりました。
 ところが,そうではないことに気が付きました。それは,赤矢印で示したように足に褐色の斑模様がクリアナアキゾウムシには無かったのを思い出したからです。
 理由①からアナアキゾウムシ亜科を探しました。いくら探せども見つかりません。
 そのうち,「吉崎ネット甲虫館」からやっと似た画像を見つけマダラメカクシゾウムシと判明しました。
 勿論,一番の手掛かりは足にある褐色の斑模様でした。

マダラメカクシゾウムシ
それぞれの足には褐色の斑模様(赤矢印)があるマダラメカクシゾウムシ。さらに,刺状(水色矢印)の突起が見られます。

 科名 甲虫目ゾウムシ科クチカクシゾウムシ亜科
 和名 マダラメカクシゾウムシ
 大きさ 体長 6.5~12㎜
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現 5~10月
 食餌動植物 広葉樹の枯れ木などを食べます。
 特徴 足には褐色の斑模様があります。さらに,刺状のもの(水色矢印)が足にあります。
     
ポイントは 足についてる 斑なり


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