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4月17日の蛾

2020年4月17日(金)
4月17日の蛾 撮影日2020/04/17 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年4月17日に観察した2種類の蛾です。

フタナミトビヒメシャク
①フタナミトビヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
ピントの甘い写真になってしまい申し訳ありません。
名前にヒメシャクが付くので開張19~24㎜と小さい蛾です
翅頂付近にある2つの丸味を帯びた形を波に見立ててフタナミと名付けたのでしょう。
広食性でバラ科ヒユ科ヤマノイモ科キク科ミズキ科タデ科カタバミ科ホトトギス科マメ科アオイ科ミカン科等の植物の葉を食べます。
出現月が4~5月と7~8月です。
だから,年に複数回見られます。


ウラベニエダシャク
②ウラベニエダシャク♂(シャクガ科エダシャク亜科)
エダシャク亜科でも翅を開かずに止まっています。
内横線・腎状紋・外横線の3つからなる蛾です。
名前にウラベニとなっていますが,裏側は紅というほど赤味はありません。
♂の触角は両櫛歯状,♀は糸状ですのでこの写真の蛾は♂です。



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3月16日に見られた蛾

2020年3月16日(月)
3月16日に見られた蛾 撮影日:2020/03/16 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年3月16日に観察した蛾です。

ウスベニスジナミシャク
①ウスベニスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印が指している横線には「U字形」が沢山並んでいます。
このような特徴を持つ仲間はシャクガ科ナミシャク亜科です。
似ている蛾にウスミドリコバネナミシャク・チャオビコバネナミシャクが居ますが,次に上げる特徴を持っています。


ウスベニスジナミシャク
②ウスベニスジナミシャク
後縁中央近くに緑矢印が指している三角形の黒紋があります。
外縁に沿って小黒紋が2つずつ並んでいます。
2つの紋の隙間から上の方へ短い線が出ていて鈴がぶら下がっているようです。
開張20~25㎜と小さな蛾です。
色や紋様の様子には個体差がある種です。
2020年3月5日にもウスベニスジナミシャクの記事を載せました。


フタホシシロエダシャク
③フタホシシロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅を少し開いて後翅が見えています。
こんな止まり方をするのはエダシャク亜科と思って調べるとはやいです。
前翅前縁沿いに2つ黒紋が並んでいます。
黒紋の先からは不明瞭な横線が反対側の黒紋の方へ走っています。
個体によっては,この不明瞭な横線が消え4つの黒紋だけが目立つものも居ます。



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3月13日~14日に見られた蛾

2020年3月15日(日)
3月13日~14日に見られた蛾 撮影日:2020/03/13,03/14 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年3月13日~14日に観察した蛾です。

カシワオビキリガ
①カシワオビキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
緑矢印が指している横線がヒントになり同定することができました。
この線は後縁から前縁近くまで暗褐色点で,前縁近くでは暗褐色点が消えます。
赤矢印が指している白点は焦茶色のことが多いですが,時々白化することがあります。
<白化していないカシワオビキリガの画像はこちらです。>


ハスオビエダシャク
②ハスオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
翅頂から斜め上に走る線が特徴的な蛾です。
写真のものは点列になっていますが,線状になっているものも居ます。
<線状になっているものの画像はこちらです。>
幼虫が食べるものはカバノキ科,ブナ科,バラ科,ツバキ科,ミズキ科等ですがこれらは勿来の関に普通に分布しています。
ですから,この蛾は複数回観察されます。



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3月13日に見られた蛾

2020年3月14日(土)
3月13日に見られた蛾 撮影日:2020/03/13 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年3月13日に観察した蛾です。
一昨日は満月が過ぎ日中の気温が高かったので蛾の観察に出かけました。
予想通り多くの種類に出会えました。
今日もその中から2種類を紹介します。

スギタニキリガ
①スギタニキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
三角黒紋の挟まれた所(カワセミが向かい合っているように見える)に腎状紋と環状紋が有るのでヨトウガ亜科と分かります。
開張50~55㎜と大きめで力強い紋様なので大好きな蛾の一つです。
似た蛾にキンイロキリガがいますが,その三角黒紋の有無で区別がつきます。


クロミミキリガ
②クロミミキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
赤矢印の少し外側から出ている亜外縁線が明瞭で無いので同定に苦労しました。
緑矢印の付近の暗色紋も明瞭で無いので苦労しました。
腎状紋と環状紋があるのでヨトウガ亜科と分かります。
赤矢印の部分にある暗色紋を耳に見立ててクロミミキリガと名付けられたのでしょう。
この暗色紋が無ければホソバキリガと間違えるところでした。



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3月13日に見られた蛾

2020年3月13日(金)
3月13日に見られた蛾 撮影日:2020/03/13 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年3月13日に観察した蛾です。
昨日は満月が過ぎ日中の気温が高かったので蛾の観察に出かけました。
予想通り多くの種類に出会えました。
今日はその中から2種類を紹介します。

カシワキリガ
①カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
鍵穴状の黒紋近くに腎状紋と環状紋が有るのでヨトウガ亜科と分かります。
赤矢印が指している黒紋が無ければカギモンヤガになります。


スモモキリガ
②スモモキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)
この蛾も腎状紋と環状紋が有るのでヨトウガ亜科と分かります。
同定ポイントは緑矢印が指している2黒点です。



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