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コツバメ

2023年3月19日(日)

コツバメ 撮影日2023/03/15 撮影場所:勿来の関

コツバメ
①コツバメ(シジミチョウ科シジミチョウ亜科)
久し振りにチョウの仲間を撮影しました。
小さいのでシジミチョウの仲間と分かります。

昼の日光が降り注ぐお昼頃,道路脇のアセビが満開に花を咲かせています。
2匹のコツバメが白いアセビの花の近くを飛んでいます。
その内アセビの花に止まるとほとんど動きません。
撮影のチャンスだとばかりに止まった場所から目を離さないようにして近付きました。


コツバメ
②コツバメ  正面から写しても口吻は写りません。
幸運なことにコツバメは発見した場所から動かずにいてくれました。
コツバメの横から写真を撮ったり,正面の方から撮ったりしました。
それは口吻を伸ばして蜜を吸っている様子を写したかったからです。
写した写真の画像を拡大しながら確かめましたが,どの写真にも口吻は写っていません。
近付けば写るかもと思い試みましたが写りません。

四日ほど経ってからやっとその訳が分かりました。
コツバメは蜜を吸うためにアセビの花に止まったのではなかったからです。
まだ気温が高くない今の時期は体を暖める必要があったから日向ぼっこをしていたのです。



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アカボシゴマダラ

2020年8月12日(水)
アカボシゴマダラ 撮影日2020/08/12 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年8月12日に観察したアカボシゴマダラです。

アカボシゴマダラ
①アカボシゴマダラ(チョウ目タテハチョウ科コムラサキ亜科)
今年の6月頃,1度見たことがあります。
離れた所に居たので写真に撮れませんでした。
しかし外縁沿いにある赤い斑紋の美しさが目に焼き付いています。
ところが今日蛾の写真を撮り終え車に戻ったら見たことがある綺麗なチョウが居るではありませんか。
なるべく体を動かさないようにしてカメラを取り出しました。


アカボシゴマダラ
②アカボシゴマダラ
ゆっくり近づきながらシャッターを切り続けました。
翅の開閉に合わせてシャッターを切るのはなかなか難しいものです。
それでも,4枚くらいタイミングが合った写真が撮れました。
写真を見て初めて何のために車に止まったか分かりました。
赤矢印が指している口吻を見て食事中だと分かったからです。
車の外側についた養分を体に取り入れていたのです。
薄黄色の口吻を伸ばし体液で満たして養分を溶かし込み表面についた物を体内に取り込みます。


アカボシゴマダラ
③アカボシゴマダラ
日本では奄美大島と関東地方に分布しています。
近年分布を茨城県までのばし,県境の勿来の関へと範囲を広げつつあります。
関東地方のものは中国から持ち込まれたと考えられています。
幼虫の餌は関東ではエノキ,奄美大島ではクワノハエノキです。



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スミナガシ

2020年7月25日(土)
スミナガシ 撮影日2020/07/24 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年7月24日に観察したスミナガシです。

スミナガシ
①スミナガシ(チョウ目タテハチョウ科)
蛾を探していると黒いチョウが突然飛んで来て,逆さに止まり翅をゆっくり閉じたり開いたりを始めました。
チョウ目が止まっていて翅を開閉しているときは蜜を吸うときです。
そこで頭部近くを見ると,棒状のものが動いています。
しかも,それは紅(赤矢印)を帯びています。
壁に付いているものを舐めるような感じです。
体から液を出して壁に付いているものを溶かして体に戻して必要な養分を取り入れているのです。


スミナガシ
②スミナガシ
食事中は移動しないので写真撮影の絶好の機会です。
夢中でシャッターを押しましたが,翅の開閉に合わせて押すのは案外難しいです。
開ききってから押したのでは遅いのです。
開ききる少し前にシャッターを押すと上手くいきます。

スミナガシは光の当たり具合によって色が違って見えます。
青や緑を帯びた色に見えることがあります。
最初の写真で向かって右側の翅は緑を帯びた所や黒ずんだ所があります。
このように複雑な色の紋様が墨を流して見られるものに似ているのでスミナガシとしたのでしょう。


スミナガシ
③スミナガシ
裏側の紋様です。
前翅裏側には白い紋様が並んでいます。



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アカタテハ

2019年11月11日(月)
アカタテハ 撮影日:2019/10/30 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で10月30日に観察したアカタテハです。

アカタテハ
①アカタテハ(チョウ目タテハチョウ科)
10月下旬になると鮮やかな黄色の花が咲きます。
ツワブキです。
香りが良くて晴れの日には昆虫が集まってきます。


アカタテハ
②アカタテハ
(拡大するにはコントロールキーを押しながらマウスホイールを回して下さい。)

その中で以前に紹介したヒメアカタテハに似たチョウが花の蜜を吸っています。
どこが違うか写真を撮って調べることにしました。
A前翅翅頂近くに並ぶ白点の大きさが大小小大となっていません。(緑矢印)
 (下のヒメアカタテハの写真と比べて下さい。)
B後翅外縁沿いに橙色の紋が一列並んでいます。(黄矢印)
 (ヒメアカタテハは後翅中央近くまで橙色の紋が広がっています。)


ヒメアカタテハ
③ヒメアカタテハ(チョウ目タテハチョウ科) 2019/11/02撮影
アカタテハと比較するために載せました。
前翅翅頂付近の白紋(赤矢印)が違います。
後翅には橙色の紋が全体に広がっています。



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ヒメアカタテハ

2019年11月3日(日)
ヒメアカタテハ 撮影日:2019/11/02 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で11月2日に観察したヒメアカタテハです。

ヒメアカタテハ
①ツワブキの花の蜜を吸うヒメアカタテハ(タテハチョウ科)
2019年11月2日は朝から天気が良い日でした。
そこで,香を放つツワブキには昆虫の飛来が期待できるので近くで待っていました。
すると,一匹のチョウが花に止まりました。
翅頂周辺が黒いチョウです。


ヒメアカタテハ
②ツワブキの花の蜜を吸うヒメアカタテハ
翅頂周辺が黒くて似たチョウは2種類いるので注意が必要です。
ヒメアカタテハとアカタテハです。
幾つかポイントがありますが,翅頂付近の白紋も同定ポイントになります。
ヒメアカタテハは,赤矢印の間に大小の白紋が2つずつ有るのが特徴です。
翅の裏の様子も同じで大小の白紋(緑矢印)が2つずつ有ります。



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