オビガ
2020年10月7日(水)
オビガ 撮影日2020/10/07 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年10月7日に観察したオビガです。

①オビガ(オビガ科)
昨晩は蛾の飛来が無かったのかと思いながら梁を見ると暗褐色の蛾が止まっています。
算盤玉の様な,空飛ぶ円盤のような形をしています。
そして左右の翅頂をつなぐ横線があります。
この薄褐色から黄色の縁取りが有る横線を帯に見立ててオビガと名付けたのでしょう。

②オビガ 2010/09/22撮影
地色は個体差があって黄・黄橙~暗褐色まで有ります。
後翅の横線外側は明るい色になっています。
幼虫は勿来の関に普通に分布するスイカズラやニシキウツギの葉を食べるので毎年観察されます。

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オビガ 撮影日2020/10/07 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年10月7日に観察したオビガです。

①オビガ(オビガ科)
昨晩は蛾の飛来が無かったのかと思いながら梁を見ると暗褐色の蛾が止まっています。
算盤玉の様な,空飛ぶ円盤のような形をしています。
そして左右の翅頂をつなぐ横線があります。
この薄褐色から黄色の縁取りが有る横線を帯に見立ててオビガと名付けたのでしょう。

②オビガ 2010/09/22撮影
地色は個体差があって黄・黄橙~暗褐色まで有ります。
後翅の横線外側は明るい色になっています。
幼虫は勿来の関に普通に分布するスイカズラやニシキウツギの葉を食べるので毎年観察されます。

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クロクモヒロズコガ
2020年8月22日(土)
クロクモヒロズコガ 撮影日2020/08/22 撮影場所:勿来の関,北茨城
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月22日に観察したクロクモヒロズコガです。

①クロクモヒロズコガ(ヒロズコガ科)
前翅長9㎜程度の小さな蛾です。
ヒロズコガとは頭が大きいという意味でしょうか。
この科には頭が白いものが多いです。
上から見ると下唇鬚(かしんひげ)から頭・後縁そして外縁までが,ほとんど白一色です。

②クロクモヒロズコガ
前翅の大半は黒い紋が占めていますが,この紋を黒い雲に見立ててクロクモヒロズコガと名付けたのでしょう。
北海道や沖縄を除く日本に分布しています。

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クロクモヒロズコガ 撮影日2020/08/22 撮影場所:勿来の関,北茨城
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月22日に観察したクロクモヒロズコガです。

①クロクモヒロズコガ(ヒロズコガ科)
前翅長9㎜程度の小さな蛾です。
ヒロズコガとは頭が大きいという意味でしょうか。
この科には頭が白いものが多いです。
上から見ると下唇鬚(かしんひげ)から頭・後縁そして外縁までが,ほとんど白一色です。

②クロクモヒロズコガ
前翅の大半は黒い紋が占めていますが,この紋を黒い雲に見立ててクロクモヒロズコガと名付けたのでしょう。
北海道や沖縄を除く日本に分布しています。

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ゴマフボクトウ
2020年8月20日(木)
ゴマフボクトウ 撮影日2020/08/20 撮影場所:勿来の関,北茨城
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月20日に観察したゴマフボクトウです。

①ゴマフボクトウ(ボクトウガ科)
今では一目でボクトウガ科と分かりますが駆け出しの頃は検索が大変でした。
模様はまるで,白い地に水玉模様をあしらったドレスのようです。
黒っぽく見える斑点は,よく見ると青緑色を帯びています。
胸部背には丸味を帯びた模様があり腹部背には青緑色の縞模様があってお洒落に見えます。
二枚目の写真は灯火下に居た蛾をマツの葉に掴ませて葉の上に移動させたら突然羽ばたき始めたものです。
ぶれ防止にフラッシュを焚いて写しました。

②ゴマフボクトウ
♀の触角は糸状に近く,♂は櫛歯状です。
それで,写真の蛾は赤矢印が指している触角が櫛歯状なので♂となります。
ゴマフボクトウの幼虫は各種広葉樹に穿孔して食べます。
穴の外にはおがくずや糞があるので幼虫の仕業と分かります。

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ゴマフボクトウ 撮影日2020/08/20 撮影場所:勿来の関,北茨城
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月20日に観察したゴマフボクトウです。

①ゴマフボクトウ(ボクトウガ科)
今では一目でボクトウガ科と分かりますが駆け出しの頃は検索が大変でした。
模様はまるで,白い地に水玉模様をあしらったドレスのようです。
黒っぽく見える斑点は,よく見ると青緑色を帯びています。
胸部背には丸味を帯びた模様があり腹部背には青緑色の縞模様があってお洒落に見えます。
二枚目の写真は灯火下に居た蛾をマツの葉に掴ませて葉の上に移動させたら突然羽ばたき始めたものです。
ぶれ防止にフラッシュを焚いて写しました。

②ゴマフボクトウ
♀の触角は糸状に近く,♂は櫛歯状です。
それで,写真の蛾は赤矢印が指している触角が櫛歯状なので♂となります。
ゴマフボクトウの幼虫は各種広葉樹に穿孔して食べます。
穴の外にはおがくずや糞があるので幼虫の仕業と分かります。

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キマダラコウモリ
2020年8月11日(火)
キマダラコウモリ 撮影日2020/08/11 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月11日に観察したキマダラコウモリです。

①キマダラコウモリ(コウモリガ科)
二年ぶりの再会です。
ほとんど何かにぶら下がった状態のときに観察しています。
今年は灯火近くのタオルにちゃっかりぶら下がっていました。
写しづらい場所に止まっていたので,タオルごと外に運び出し壁に移そうとしたら飛んで下に降りました。

②キマダラコウモリ
前翅3箇所に白紋が有ります。
似ている蛾にコウモリガが居ますが,白紋が無いので簡単に区別がつきます。
♀は秋の頃,地上1m程の所を飛びながら産卵します。
産卵された卵は粘り気が無く地面に転がります。
卵で越冬し春の頃,孵化します。
孵化した幼虫は植物の葉や茎を食べ,成長すると木本植物に移り孔を開けて生活します。

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キマダラコウモリ 撮影日2020/08/11 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月11日に観察したキマダラコウモリです。

①キマダラコウモリ(コウモリガ科)
二年ぶりの再会です。
ほとんど何かにぶら下がった状態のときに観察しています。
今年は灯火近くのタオルにちゃっかりぶら下がっていました。
写しづらい場所に止まっていたので,タオルごと外に運び出し壁に移そうとしたら飛んで下に降りました。

②キマダラコウモリ
前翅3箇所に白紋が有ります。
似ている蛾にコウモリガが居ますが,白紋が無いので簡単に区別がつきます。
♀は秋の頃,地上1m程の所を飛びながら産卵します。
産卵された卵は粘り気が無く地面に転がります。
卵で越冬し春の頃,孵化します。
孵化した幼虫は植物の葉や茎を食べ,成長すると木本植物に移り孔を開けて生活します。

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クロオビシロフタオ
2020年4月30日(木)
クロオビシロフタオ 撮影日2020/04/30,04/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月30日と4月24日に観察したクロオビシロフタオです。

①クロオビシロフタオ(ツバメガ科)
後翅外縁から尾状突起(赤矢印)が出ているのでツバメガ科と分かります。
壁に止まるときはTの形に止まります。
似通った蛾が3種類居るので注意が必要です。
前翅前縁中央に方形の黒褐色紋(緑矢印)が有るので区別する手掛かりになっています。

②クロオビシロフタオ
開張が14~18㎜の小さな蛾です。
小さいですが白っぽいので目に留まりやすいです。
黒褐色の斑模様で鳥の糞に擬態しているようです。
尾状突起が出ている後翅付近は翅が湾曲していて盛り上がっています。
幼虫はガマズミ,オオカメノキの葉を食べます。

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クロオビシロフタオ 撮影日2020/04/30,04/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年4月30日と4月24日に観察したクロオビシロフタオです。

①クロオビシロフタオ(ツバメガ科)
後翅外縁から尾状突起(赤矢印)が出ているのでツバメガ科と分かります。
壁に止まるときはTの形に止まります。
似通った蛾が3種類居るので注意が必要です。
前翅前縁中央に方形の黒褐色紋(緑矢印)が有るので区別する手掛かりになっています。

②クロオビシロフタオ
開張が14~18㎜の小さな蛾です。
小さいですが白っぽいので目に留まりやすいです。
黒褐色の斑模様で鳥の糞に擬態しているようです。
尾状突起が出ている後翅付近は翅が湾曲していて盛り上がっています。
幼虫はガマズミ,オオカメノキの葉を食べます。

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