エゾヨツメ
2023年4月1(土)
エゾヨツメ 影日つ2023/03/31 撮影場所:勿来の関

①エゾヨツメ(ヤママユガ科)
3月31日(金)は久し振りに朝早くから蛾の観察に出かけました。
灯火を見上げると翅を閉じたままのエゾヨツメが止まっています。
本種は翅を閉じたまま止まることが多い蛾です。

②エゾヨツメ
自宅に連れ帰り写真撮影をすることにしました。
ビニル袋に入れて帰り部屋で袋を開けると袋から歩いて出ました。
でも,ちっと目を離した隙に姿が消えてしまいました。
でも落胆はしませんでした。
蛾は明るい方向へ飛んで行く習性があるので窓の周辺を探しました。
予想通りカーテンとカーテンの間で翅をパタパタさせていました。
カーテンの上の方へ少し動くと後は落ち着きました。
ここで写真を何枚か撮りました。

③エゾヨツメ
もう少し格好良く撮れないかと畳の上に場所を変えました。
今度は翅を大きく開いてくれ格好良く撮れました。
写真を撮りながら感じた本種の特徴は次の通りです。
前翅も後翅も翅頂から前縁に沿った横線までの間が白っぽくなっています。
後翅の眼状紋は明るい場所より暗い場所で写した方が青味がかった色がよく出ます。

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エゾヨツメ 影日つ2023/03/31 撮影場所:勿来の関

①エゾヨツメ(ヤママユガ科)
3月31日(金)は久し振りに朝早くから蛾の観察に出かけました。
灯火を見上げると翅を閉じたままのエゾヨツメが止まっています。
本種は翅を閉じたまま止まることが多い蛾です。

②エゾヨツメ
自宅に連れ帰り写真撮影をすることにしました。
ビニル袋に入れて帰り部屋で袋を開けると袋から歩いて出ました。
でも,ちっと目を離した隙に姿が消えてしまいました。
でも落胆はしませんでした。
蛾は明るい方向へ飛んで行く習性があるので窓の周辺を探しました。
予想通りカーテンとカーテンの間で翅をパタパタさせていました。
カーテンの上の方へ少し動くと後は落ち着きました。
ここで写真を何枚か撮りました。

③エゾヨツメ
もう少し格好良く撮れないかと畳の上に場所を変えました。
今度は翅を大きく開いてくれ格好良く撮れました。
写真を撮りながら感じた本種の特徴は次の通りです。
前翅も後翅も翅頂から前縁に沿った横線までの間が白っぽくなっています。
後翅の眼状紋は明るい場所より暗い場所で写した方が青味がかった色がよく出ます。

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ヒメヤママユ
2022年11月9日(水)
ヒメヤママユ 撮影日2022/11/08 撮影場所:勿来の関

①ヒメヤママユ(ヤママユガ科) 鏡の縁に前足を掛けてぶら下がっています。
勿来の関では毎年11月になると出現しています。
写真の蛾で前翅長が34㎜ある大きな蛾です。
この様な状態でぶら下がっています。
前翅の重みで後翅の眼状紋は隠れています。

②ヒメヤママユ
いたずらして前翅の外縁を指で鏡の面に平行に持ち上げると後翅の眼状紋が現れます。
でも暫くすると前翅の重さで垂れ下がり後翅の眼状紋は隠れてしまいます。
写真の蛾は触角が見えませんが恐らく♂だと思われます。
その訳は前翅と後翅の外縁が黄色を帯びず茶褐色だからです。
幼虫はサクラ,ウメ,ナシ,スモモ,サンゴジュ,ガマズミ,クヌギ,ミズキ,ウツギ,カエデ,クルミ科,ニレ科等の葉を食べるので複数回観察されます。

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ヒメヤママユ 撮影日2022/11/08 撮影場所:勿来の関

①ヒメヤママユ(ヤママユガ科) 鏡の縁に前足を掛けてぶら下がっています。
勿来の関では毎年11月になると出現しています。
写真の蛾で前翅長が34㎜ある大きな蛾です。
この様な状態でぶら下がっています。
前翅の重みで後翅の眼状紋は隠れています。

②ヒメヤママユ
いたずらして前翅の外縁を指で鏡の面に平行に持ち上げると後翅の眼状紋が現れます。
でも暫くすると前翅の重さで垂れ下がり後翅の眼状紋は隠れてしまいます。
写真の蛾は触角が見えませんが恐らく♂だと思われます。
その訳は前翅と後翅の外縁が黄色を帯びず茶褐色だからです。
幼虫はサクラ,ウメ,ナシ,スモモ,サンゴジュ,ガマズミ,クヌギ,ミズキ,ウツギ,カエデ,クルミ科,ニレ科等の葉を食べるので複数回観察されます。

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ヤママユ
2022年8月12日(金)
ヤママユ 撮影日2022/08/12 撮影場所:勿来の関

①ヤママユ ♂(ヤママユガ科)
毎年観察している蛾ですが,前翅長が64㎜もある大きなものに合うと嬉しくなってしまいます。
翅の色彩は黄褐色,茶褐色,暗褐色と様々です。
どちらかというと黄褐色のヤママユに会った方が嬉しいです。
明るくて綺麗だからです。

②ヤママユ ♂
本種の特徴は前翅にも後翅にも円い目のような眼状紋(緑矢印)があることです。
しかも中央は透明になっています。
ヤママユの成虫は口が退化しているので幼虫時代に溜め込んだ養分で活動します。
幼虫は普通に分布しているコナラ,カシ類,サクラの葉を食べるので毎年観察されるのでしょう。
触角の様子で♂♀が分かります。
それは,この写真の様に羽毛状態(赤矢印)ならば♂で,短い櫛歯状態ならば♀です。

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ヤママユ 撮影日2022/08/12 撮影場所:勿来の関

①ヤママユ ♂(ヤママユガ科)
毎年観察している蛾ですが,前翅長が64㎜もある大きなものに合うと嬉しくなってしまいます。
翅の色彩は黄褐色,茶褐色,暗褐色と様々です。
どちらかというと黄褐色のヤママユに会った方が嬉しいです。
明るくて綺麗だからです。

②ヤママユ ♂
本種の特徴は前翅にも後翅にも円い目のような眼状紋(緑矢印)があることです。
しかも中央は透明になっています。
ヤママユの成虫は口が退化しているので幼虫時代に溜め込んだ養分で活動します。
幼虫は普通に分布しているコナラ,カシ類,サクラの葉を食べるので毎年観察されるのでしょう。
触角の様子で♂♀が分かります。
それは,この写真の様に羽毛状態(赤矢印)ならば♂で,短い櫛歯状態ならば♀です。

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エゾヨツメ
2022年4月10日(日)
2922 エゾヨツメ 撮影日2022/04/09 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年4月9日に観察したエゾヨツメです。

①エゾヨツメ(ヤママユガ科)
去年は観察できずにいたのでがっかりしていました。
2年ぶりに再会できて感激しました。
明るい橙色の翅に4つの眼状紋がある魅力ある蛾です。
特に後翅にある眼状紋は黒い縁取りが有って水色の中に白紋が光ります。

②エゾヨツメ
翅を閉じている写真は止まっているときの様子です。
翅の裏はくすんだ色で白紋以外は目立ちません。
明るい翅の表を写したくて下に降りてもらいました。
下に着くと明るい翅を見せてくれました。
撮影していると突然明るい方へ飛んで行き次第に翅を閉じました。
止まっている壁に垂直に止まれず翅が壁に倒れかかるような止まり方をするのが多いです。
成虫になるとシャチホコガ科の蛾のように何も食べずに活動します。

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2922 エゾヨツメ 撮影日2022/04/09 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年4月9日に観察したエゾヨツメです。

①エゾヨツメ(ヤママユガ科)
去年は観察できずにいたのでがっかりしていました。
2年ぶりに再会できて感激しました。
明るい橙色の翅に4つの眼状紋がある魅力ある蛾です。
特に後翅にある眼状紋は黒い縁取りが有って水色の中に白紋が光ります。

②エゾヨツメ
翅を閉じている写真は止まっているときの様子です。
翅の裏はくすんだ色で白紋以外は目立ちません。
明るい翅の表を写したくて下に降りてもらいました。
下に着くと明るい翅を見せてくれました。
撮影していると突然明るい方へ飛んで行き次第に翅を閉じました。
止まっている壁に垂直に止まれず翅が壁に倒れかかるような止まり方をするのが多いです。
成虫になるとシャチホコガ科の蛾のように何も食べずに活動します。

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ヒメヤママユの雌と雄
2021年11月11日(金)
ヒメヤママユの雌と雄 撮影日2021/11/10,11/08 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年11月10日と8日に観察したヒメヤママユです。

①ヒメヤママユ♀(ヤママユガ科)
灯火近くの壁には明るい感じのヒメヤママユが止まっています。
青矢印が指している外横線の外側が焦茶色ではないからです。
特に外縁沿いに黄土色が広がっているから明るく見えます。
胸部背も黄土色が広がっているから明るい感じです。
♀の触角は短櫛歯状(細緑矢印)で,♂は羽毛状なのでこの写真の蛾は♀です。
♀の腹部は卵を蓄えているので桃矢印の近くまで太くなっています。

②ヒメヤママユ♂
比較しやすいように♂の画像を載せました。
触角は♀と違って羽毛状です。(太緑矢印)
赤矢印が指している腹部は端になるほど次第に細くなっているのが分かるでしょう。
灯火に飛来するのは圧倒的に雄が多いです。
一般に♂は焦茶色の個体が多く,♀は黄土色がある明るい個体が多いです。
でも,色で♂♀を分けずに触角と腹端の様子で区別する方が間違いが無いと思います。

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ヒメヤママユの雌と雄 撮影日2021/11/10,11/08 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年11月10日と8日に観察したヒメヤママユです。

①ヒメヤママユ♀(ヤママユガ科)
灯火近くの壁には明るい感じのヒメヤママユが止まっています。
青矢印が指している外横線の外側が焦茶色ではないからです。
特に外縁沿いに黄土色が広がっているから明るく見えます。
胸部背も黄土色が広がっているから明るい感じです。
♀の触角は短櫛歯状(細緑矢印)で,♂は羽毛状なのでこの写真の蛾は♀です。
♀の腹部は卵を蓄えているので桃矢印の近くまで太くなっています。

②ヒメヤママユ♂
比較しやすいように♂の画像を載せました。
触角は♀と違って羽毛状です。(太緑矢印)
赤矢印が指している腹部は端になるほど次第に細くなっているのが分かるでしょう。
灯火に飛来するのは圧倒的に雄が多いです。
一般に♂は焦茶色の個体が多く,♀は黄土色がある明るい個体が多いです。
でも,色で♂♀を分けずに触角と腹端の様子で区別する方が間違いが無いと思います。

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