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ヒメヤママユ

2018年11月11日(日)
1863 ヒメヤママユ  撮影日:2018/11/02 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で観察したヒメヤママユです。

ヒメヤママユ
ヒメヤママユ雄(ヤママユガ科)  触角の櫛歯(緑矢印)が長いので雄と分かります。
今年も複数のヒメヤママユに会えました。
このように複数のヒメヤママユが出現するのは食草が多いことに因ります。
サクラ,ガマズミ,ミズキ,ウツギ,カエデといった勿来の関では普通に分布している植物を餌にしているからです。
雄のヒメヤママユがほとんどですが,まれに雌のヒメヤママユに会えることがありました。


<雌のヒメヤママユはこちらです。>
雌の特徴は次のようです。
A触角の櫛歯が短いです。
 雄の櫛歯は長いです。
B腹部が太いです。
C外縁沿いが黄土色のものが多いです。
 これには例外があって黄土色の雄も居ます。



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tag : ヒメヤママユ

ヤママユの性別判断

2018年10月12日(金)
ヤママユの性別判断 撮影日:2018/09/27 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは9月27日に勿来の関で観察した蛾です。
2日前からは掲載する蛾の数を2種類にさせていただきました。
10月に入り灯火に飛来する蛾が極端に減ったからです。
更に寒くなってもっと減りましたら,その時は1種類にさせていただきます。
少しずつでも毎日続けることが大切だと思うからです。

ヤママユ 雄
ヤママユ雄
今まで多くのヤママユを観察してきました。
翅の色は,まちまちです。
薄褐色から焦茶色,更には黄色味が濃いものから黄橙色のものまで居ます。
<詳しくはこちらをご覧下さい。>
http://kitaibaraki987.blog.fc2.com/blog-category-20.html


ヤママユ 雄の触角
上のヤママユ雄の触角 長い櫛歯状(羽毛のようです)
これは茶褐色のヤママユです。
こんな色のものは雄であることが多いのですが,そうとばかりは言い切れません。
こんな翅の色をした雌も居るのです。
そこで,触角を真上から写しました。
長い櫛歯状(羽毛のような)触角であることが分かります。


ヤママユ 雌
ヤママユ雌
こちらは黄色味が強いですがヤママユです。
眼状紋がそれぞれの翅に一個ずつあります。
残念ながら触角が翅の下に納められていて見ることが出来ません。
そこで,真上から触角の様子を写したのが,最後の写真です。
雄とは違って短い櫛歯状(赤矢印)の触角です。


ヤママユ 雌の触角
上のヤママユ雌の触角 短い櫛歯状
ヤママユの性別は翅色で決めるのではなく,触角の様子で決めると間違いありません。



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tag : ヤママユの性別判断

ヤママユ

2018年9月21日(金)
ヤママユ  撮影日:2018/09/19,09/21 撮影場所:勿来の関

昨晩は一晩中小雨で明け方まで降り続いた。
このような状況では開張が 115~150㎜もあるヤママユは雨が当たるので雨が当たらぬ所へ飛来したと思われます。
それも一晩で5匹も飛来していました。

ヤママユ
ヤママユ♀  触角が糸状に近いので♀と分かります。
灯火にしがみついているもの,窓枠に止まっているもの,床に降りているものといろいろ自分の好みの格好でおります。
翅の色は個体差があって千差万別です。


ヤママユ
ヤママユ♂  触角が発達していて両櫛歯状だから雄と分かります。
千差万別でも,大きく3つに分けられます。
A一番多いのは,茶褐色系です。
B次に多いのは,黒褐色系です。
C見かける数が,少ないのは黄褐色系です。


ヤママユ
ヤママユ♂  触角が発達していて両櫛歯状だから雄と分かります。
色が違うのは幼虫の食べる植物によるものと思っています。
幼虫はクヌギ,コナラ,カシワ,カシ,クリ,リンゴ,サクラの葉を食べます。


ヤママユ
ヤママユ♂  触角が発達していて両櫛歯状だから雄と分かります。
ヤママユの雄の触角は発達した両櫛歯です。
一方雌は糸状に近い櫛歯状です。
ですから,最初の黄色味が強いものだけが雌で他はすべて雄です。


ヤママユ
ヤママユ♂  触角が発達していて両櫛歯状だから雄と分かります。

科名 ヤママユガ科
和名 ヤママユ
開張  115~150㎜
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 7~9月
食餌動植物 幼虫はクヌギ,コナラ,カシワ,カシ,クリ,リンゴ,サクラの葉を食べます。
特徴 翅に一個ずつ眼状紋があります。

黄や黒の 色様々で 紋4つ


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tag : ヤママユ

ウスタビガ

2017年11月28日(火)
ウスタビガ 撮影日:2017/11/25,11/26 場所:勿来の関

ヤママユガ科のウスタビガを紹介します。
2015年と2016年は観察されていない蛾なので,出現を今か今かと待ち望んでいました。
すると,11月25日は雄が,11月26日は雌が観察されました。
ウスタビガ雄
翅の色が茶褐色なのでウスタビガ雄だろうと思いました。緑矢印の触角を見ると櫛歯が長いので雄だと分かりました。
過去7年間の観察資料は次の通りです。(月/日どちらが飛来)
2011年11/18雄,11/23雌,11/28雄雌,12/7雄雌
2012年11/21雄,11/23雄
2013年11/28雌
2014年11/17雄,11/19雌
2015年飛来無し
2016年飛来無し
2017年11/25雄,11/26雌

ウスタビガ雌
翅の色が黄色を帯びているのでウスタビガの雌だろうと思いました。
念のため櫛歯の長さを確認すると短かったので雌だと分かりました。

ウスタビガは雄と雌では色が違います。
①雄は茶褐色です。
②雌は黄~黄橙色です。

ウスタビガ雌の触角
雄と比べて櫛歯が短いウスタビガ雌の触角。
でも,念のために触角の様子で雌雄の判断をするのが確実です。
③雄の触角は,櫛歯が長い(緑矢印)です。
④雌の触角は,櫛歯が短い(赤矢印)です。

雌の腹部は太くて沢山の毛が生えています。
毛深いのは恐らく中の卵を寒さから守る為でしょう。

ウスタビガ雌の腹部
太くて毛深いウスタビガ雌の腹部。

科名 ヤママユガ科
和名 ウスタビガ
大きさ 開張 雄75~90㎜ 雌80~110㎜
分布  本州,四国,九州
出現月 10~11月
食餌動植物 幼虫はクヌギ,コナラ,カシワ,サクラ,カエデ,ケヤキ,カバノキ科,ニレ科,バラ科の葉を食べます。
特徴 幼虫は押すとキュウキュウと鳴きます。

だいたいは 色の違いで 雄雌が


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tag : ウスタビガ

ヤママユ

2017年9月22日(金)
ヤママユ 撮影日:2017/09/13,20,22 場所:勿来の関

 今日,紹介する蛾は9月13日~9月22日に勿来の関の灯火へ飛来した蛾です。

ヤママユ
黒い横線の外側が焦茶色のヤママユ
ヤママユガ科のヤママユを紹介します。
今年は当たり年で既に8匹観察しています。
7月に1匹,9月に7匹です。
私が観察する前に鳥に食べられているものが居るので実際の数は少し多いです。

ヤママユ
全体が茶色のヤママユ。
それらの中で雌は,たった1匹です。
そうすると,灯火に飛来するのは主に雄だということになります。

ヤママユ
全体が黄色のヤママユ。鳥の嘴で4回ほど挟まれていると思われます。
主な特徴は次の通りです。
①黒い横線が前翅にも後翅にもあります。
②その黒い横線の内側に円い眼状紋が1個ずつあります。
③雄の触角は長い櫛歯状です。
④♀の触角は短い櫛歯状です。

ヤママユ
全体が黄色のヤママユ。大変擦れている個体です。
翅の色は個体差があっていろいろです。
でも,いくつかの型に分けてみました。
①黒い横線の外側が焦茶色
②全体が茶色
③全体が黄色
④橙色を帯びている

ヤママユ
黒い横線の外側が焦茶色のヤママユ。ドアの上に止まったので4つの眼状紋が見えています。
体が重い為,すべすべした壁に止まるのは苦手のようです。
タイルなどの場合は後翅の外縁で体重を支えているときがあります。
壁などに止まっているときは,前翅を水平より上に上げていることは,出来ず少し下に下がっています。
前翅が重い為です。
だから,そんな時は後翅の眼状紋は隠れてしまいます。
床に止まっているときは,後翅の眼状紋は見えていることが多いです。

ヤママユ
全体が茶色のヤママユ。4つの眼状紋が見えています。

ヤママユ
触角が短い櫛歯状のヤママユ。雌で飛来した唯一の蛾。淡い橙色を帯びています。

科名 ヤママユガ科
和名 ヤママユ
大きさ 開張115~150㎜
分布  本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現月 7~9月
食餌動植物 幼虫はクヌギ,コナラ,カシワ,カシ,クリ,リンゴ,サクラの葉を食べます。
特徴 雌の触角は短櫛歯状,雄は長櫛歯状です。
    翅の色は個体差があっていろいろです。

4つとも 眼状紋が 睨んでる


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