ミヤマクロスジキノカワガ

2017年7月5日(水)
ミヤマクロスジキノカワガ 撮影日:2017/07/02 場所:勿来の関

 コブガ科リンガ亜科のミヤマクロスジキノカワガを紹介します。
 梁に釣鐘型の小さい蛾が止まっています。
 停滞前線が台風に刺激された雨を防ぐのに飛来した蛾に混ざっていました。

ミヤマクロスジキノカワガ
勿来の関では上手く写せず持ち帰って家で写したミヤマクロスジキノカワガ
そこで,ガラスの外側に白い紙を置いて写したミヤマクロスジキノカワガ
最後に写した写真です。やっと見た感じに近い色にすることが出来ました。

 写しながら全体の形で,キノカワガの仲間に似ていると感じました。
 キノカワガの仲間はほとんど知られていないので,初めて対面する方は苦労すると思われます。
 しかも,独立した科でなく,コブガ科のキノカワガ亜科に属しているからです。
 ネットで検索した結果は資料が少なく全部で35件がヒットしただけでした。

ミヤマクロスジキノカワガ
もう少し背景を暗くしようとして曇ガラスの場所で写したミヤマクロスジキノカワガ。
2番目に写した写真です。まだ,背景が明るく逆光で暗くなってしまいました。

 主な特徴は次の通りです。
 ①全体の形は釣鐘型をしています。
 ②二重になった内横線(緑矢印)と外横線(M字形の線)があります。
 ③黒い筋が2箇所(赤矢印)にあります。
  1つ目は胸部背に
  2つ目は内横線の外側にあります。
 ④胸部背に丸い突起物があります。(だから,コブガ科と呼ばれるのでしょう。)

ミヤマクロスジキノカワガ
窓のそばで放したら明るいカーテンに飛んで止まったミヤマクロスジキノカワガ。
最初に写した写真です。背景が明るく逆光で暗くなってしまいました。


 科名 コブガ科リンガ亜科
 和名 ミヤマクロスジキノカワガ
 大きさ 前翅長 11㎜
 分布  北海道,本州,佐渡島,四国,九州,対馬
 出現月 4~9月
 食餌動植物 幼虫はヤナギの葉を食べます。
 特徴 全体の形は釣鐘型をしている。

ポイントは 二重の線と 黒い筋


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キノカワガ

2016年10月21日(金)
キノカワガ 撮影日:2016/10/21 場所:勿来の関

 コブガ科キノカワガ亜科のキノカワガを紹介します。
 2016年10月19日(水)の朝,ガラス窓を見ますとがっちりとした釣鐘型の蛾が止まっています。

キノカワガ
窓に止まっていた写真は逆光で上手く撮れませんでした。それで家で放して撮影したキノカワガ
 翅を見ると堅い感じがします。前翅後縁に沿うように黒い縦筋があります。
 更に前翅には薄く緑がかった所があります。今回は,ぱっと見ただけでキノカワガと分かりましたが,初めての同定のときはヤガ科ばかり探したので探し出すことは出来ませんでした。

キノカワガ
短くて可愛い下唇鬚(かしんひげ)と円らな瞳が見えるキノカワガ。
 キノカワガは個体変異が大きい蛾です。前翅の色(明るいのから暗いのまで)は勿論,紋様・筋模様まで違うのです。
 下記に主な特徴を上げます。
 ①赤矢印で示した筋があります。(無い個体もいます。)
 ②桃矢印で示した線(亜外縁線)が外縁沿いに見られます。
 ③全体的な形は釣鐘型です。
<前回の記事はこちらです。>

キノカワガ
2日前に採集してビニル袋に入れて置いたら桃矢印に近い翅頂部分が破損していたキノカワガ。

 科名 コブガ科キノカワガ亜科
 和名 キノカワガ
 大きさ 体長 38~43㎜
 分布  本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄
 出現月  3~4, 6~11月
 食餌動植物 幼虫はカキ,マメガキ,ニワウルシ,サクラ類の葉を食べます。
 特徴 成虫で越冬します。木の幹に止まると見つけにくいです。
     色や紋様は個体差が大きいです。

ポイントは 黒筋2本 真ん中に


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ツマグロコブガ

2016年8月11日(木)
ツマグロコブガ 撮影日:2016/08/11,2012/08/23 場所:勿来の関

 コブガ科コブガ亜科のツマグロコブガを紹介します。
 外縁に沿った端の方が黒ずんだコブガ科の仲間が止まっています。
 小さいうえに色が地味なので素通りしようとしました。
 しかし,世の中何が待っているか分からないので写すことにしました。

ツマグロコブガ
ツマグロコブガの前縁から鶏冠のようなもの(赤矢印)が3対も出ていたので信じられませんでした。
 すると,予想しなかったものが写っているではありませんか。前縁沿いに3対の鱗状の鶏冠のようなもの(赤矢印)が写っているのです。赤矢印のものを真ん中にして頭部近くには大変小さなもの,翅頂の方には少し小さいものがあります。
 ヤガ科の仲間には胸部背に鶏冠のようなものが,あるのは何度も見てきましたが,胸部背以外で見るのは今回が初めてだったので驚きました。

ツマグロコブガ
赤矢印で示したものが外のサイトでも見られたツマグロコブガ
新鮮な個体は外縁に沿って黒点(青矢印)が並んでいます。

 でも,何かの間違いかもしれないと思いツマグロコブガを載せているサイトを探しました。 すると,私の写真のような画像があったので安心しました。
 外縁に沿って端が黒っぽく見えるのでツマグロコブガと名付けられたのでしょう。

ツマグロコブガ
このツマグロコブガにも鶏冠状のものが見られます。
右側の方のものに影が出来ているから鶏冠状のものがあることが分かります。


 科名 コブガ科コブガ亜科
 和名 ツマグロコブガ
 大きさ 開張 15~16㎜
 分布  本州,四国,九州
 出現 5~9月
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 特徴 

前縁に そびえ立つもの あるなんて

ツマグロコブガ コブガ科コブガ亜科開張(mm)】 15-16分布】 本州,四国,九州出現月】 5-9B

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tag : ツマグロコブガ

ツマモンコブガ

2016年7月26日(火)
ツマモンコブガ 撮影日:2013/07/02,2011/08/11 場所:勿来の関

 コブガ科コブガ亜科のツマモンコブガを紹介します。
 蛾の観察を始めてから6年間の内で2回しか観察していません。
 このツマモンコブガを取り上げているサイトも少ないことを考えると数が少ない蛾だと思われます。

ツマモンコブガ
翅に艶があって瘤状の隆起が複数見られるツマモンコブガ
 翅の紋様を見ますと平凡な蛾に見えますが,隆起した瘤状のものが複数見られます。瘤状のものがあるのでコブガ科に属するのでしょう。
羽化したばかりの個体は艶があって綺麗に見えます。
 端(つま)に紋が集中しているのでツマモンコブガと名付けられたのでしょう。

ツマモンコブガ
隆起した瘤があるのでコブガ科に属しているツマモンコブガ。

 科名 コブガ科コブガ亜科
 和名 ツマモンコブガ
 大きさ 開張 14~15㎜ 
 分 布 本州,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5,寒い所6~7月
 食餌動植物 幼虫は何を食べるか分かっていません。
 特徴 

ポイントは 端にぞ並ぶ 黒い紋


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tag : ツマモンコブガ

アミメリンガ

2016年5月12日(木)
アミメリンガ 撮影日:2016/05/11 場所:勿来の関

 コブガ科のアミメリンガを紹介します。
 前翅長17㎜程で中くらいの大きさの蛾が壁に止まっています。
 見た記憶が無い奇麗な蛾に息をのみました。
 黄橙色から褐色を帯びた筋や外縁に沿った黒点が真っ白な地に映えて美しく見えます。

アミメリンガ
見た瞬間,あまりの綺麗さに息が止まったアミメリンガ
 白・黄色・黒の組み合わせからツトガ科の仲間だと予想しながら画像を見ますと触角が翅の下に隠れて見えません。ですから,ツトガ科では無いことが分かりました。
 もしかして,コブガ科かもしれないと直感で思いました。

アミメリンガ
下唇鬚(かしんひげ)が斜め上に出ていて目立ちますがヤガ科のそれとは感じが違うアミメリンガ
 ネットで調べると予想通りコブガ科の蛾でした。
 食餌植物は,オニグルミやサワグルミです。でも,勿来の関で私はそれらを見たことがありません。もし,あるとすれば沢沿いの薮の中でしょう。
 そうでなければ,クルミ科以外の植物を食べているに違いありません。

アミメリンガ
黄色と黒と白の組み合わせはツトガ科を感じさせますがコブガ科のアミメリンガ。
触角が翅の下に隠れていますからツトガ科ではありません。


 科名 コブガ科
 和名 ベニモンアオリンガ
 大きさ 開張 35~37㎜ 前翅長17㎜
 分布  北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月) 5~9月
 食餌動植物 幼虫はオニグルミ,サワグルミの葉を食べます。
 特徴 

白い地が 黄色と黒を 引き立てる


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