ブドウドクガ

2017年10月3日(火)
ブドウドクガ 撮影日:2017/10/03,2011/08/18 場所:勿来の関,勿来駅西公園

ドクガ科のブドウドクガを紹介します。
昨日写したブドウドクガが今日も居ることを祈って勿来の関へ出掛けました。
写しづらい所に居て上手く写真が撮れなかったからです。

ブドウドクガ
雄の翅色と比べると明るい色のブドウドクガ雌。
昨日居た窓枠を見ると居ません。
がっかりしながら,少し上の方を見ると止まっていたので嬉しくなりました。
昨日の段階では,未だ性別がはっきりつかめていなかったからです。

ブドウドクガ
雄と比べると貧弱な触角をしているブドウドクガ雌。
あいにく止まっている場所は逆光で上手く撮れない所です。
そこで,細い棒を胸の下に差し込みました。
ゆっくり棒を持ち上げると,棒にしがみついています。
用意してあった大きめの葉(アカメガシワ)にそっと乗せて棒をゆっくり回転させながら抜くと上手く葉に止まってくれました。

ブドウドクガ
触角が雄と同じく櫛歯状だが1本1本が短いブドウドクガ雌。
経験上,ドクガ科やシャチホコガ科の蛾は,こんなことをされても羽ばたき運動(飛び去る為の動き)をしないので安心して出来ました。
最後まで同じ格好で動かず撮影に協力的でした。

ブドウドクガ
昨日,雌は触角を翅の下に納めていたが,納めきれないブドウドクガ雄の触角。
その後,ドクガの特徴を出す為に前足を前方へ伸ばすことを忘れませんでした。
写真を撮りながら,触角が櫛歯状でも発達していないのでこの蛾は雌だと思いました。
昨日は翅の色が暗いので雄だと思っていました。
それは,逆光で暗く写っていただけでした。
移動させたお陰で蛾が触角を前方へ出し,性別を正しく把握することが出来ました。
それにしても,雌が灯火に飛来するのは珍しいことです。

ブドウドクガ
上から写した写真でも1本1本の触角がよく分かるブドウドクガ雄。

科名 ドクガ科
和名 ブドウドクガ
大きさ 開張38~46㎜
分布  北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現月 7~9月
食餌動植物 幼虫はブドウ,タマアジサイ,ウラジロマタタビ,ノブドウ,ツタの葉を食べます。
特徴 雄の触角は大きく発達しています。

色黒で 雄は触角 大きいぞ



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ヒメシロモンドクガ

2016年8月10日(水)
ヒメシロモンドクガ 撮影日:2016/08/10,2014/06/25 場所:勿来の関

 ドクガ科のヒメシロモンドクガを紹介します。
 焦茶色の蛾が触角を立てて止まっています。

ヒメシロモンドクガ雄
雄は雌と違って色が焦茶色であるヒメシロモンドクガ雄。
 ドクガ科の仲間は触角を翅の下におさめず外から見えるようにして止まる性質があります。
 それでドクガ科を探しますと予想通り見つけることが出来ました。
 ヒメシロモンドクガには,雄も雌も前翅後縁後角付近に白い紋があります。
 だから,ヒメシロモンドクガと名付けられたのでしょう。

ヒメシロモンドクガ雄
ドクガ科は触角を外に出したまま止まるヒメシロモンドクガ。
 雄と雌では紋様や色がはっきり違います。
  雄・・・焦茶色
  雌・・・薄褐色
 触角の様子も違っています。
  雄・・・両櫛歯状
  雌・・・糸状

 蛾の中で灯火に飛来するのはほとんど雄と相場が決まっています。
 しかしながら,ヒメシロモンドクガの雌は灯火に飛来する性質があります。

ヒメシロモンドクガ雌
灯火に飛来する雌のヒメシロモンドクガ。
毛深い足を前に突き出し触角を外に出していればドクガ科を探すと速く見つかります。


 科名 ドクガ科
 和名 ヒメシロモンドクガ
 大きさ 開張 雄21~29㎜,雌30~42㎜
 分布  北海道,本州,四国,九州
 出現 6,8,10月
 食餌動植物 幼虫はリンゴ,ウメ,サクラ,スモモ,クワ,クヌギ,ポプラ,バラ科,ヤナギ科,ハンノキ科,ダイズ,インゲンマメ,ホップ,ハマボウの葉を食べます。
 特徴 雄と雌では紋様・色が違います。

白い紋 一対ありて 同定す


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ニワトコドクガ

2015年12月3日(木)
ニワトコドクガ 撮影日:2015/08/28,2011/06/12,09/12 場所:勿来の関

 ドクガ科のニワトコドクガを紹介します。

 この蛾を同定して驚いたことがありました。それは語尾にドクガがついていたからです。そのご,しばらくの間この蛾には近寄らないようにしていました。
ニワトコドクガ
前翅の斑紋には個体差がありこの様に沢山斑紋があるものもいるニワトコドクガ
 しかし,毒針毛をもって害をもたらす毒蛾でないことが分かってからは安心して近付けるようになりました。ドクガ科の中でも毒針毛を持つ蛾は59種のうち6種類ほどです。毒針毛を持っている蛾は一生の間(卵から成虫まで)毒針毛が体についているので近寄らないことが一番良いです。毒針毛を持つ蛾についてはHPの中にある<ドクガ科>をご覧下さい。

ニワトコドクガ
こんな風に斑紋が中央近くの楕円紋と翅頂にある褐色紋だけのもいるニワトコドクガ
 ドクガ科の種の多くは口がありません。ですから成虫になると何も食べず子孫を残すために活動して一生を終えています。その活動のエネルギーは幼虫のときに食べて溜め込んだ養分です。
 斑紋は個体差があって,一番少ないもので次の2つです。
 ①前翅中央から前縁寄りに楕円紋が1つあります。
 ②翅頂に褐色紋が1つ有ります。

ニワトコドクガ
雌の方が大きいので前翅長が20mm近くあれば雌のニワトコドクガとなります。

 科名 ドクガ科
 和名 ニワトコドクガ
 大きさ 開張 雄30-33mm ,雌40-42mm
 食餌動植物 幼虫はカマツカ、ズミ、ブナ、ニワトコの葉を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~9月
 特徴 幼虫は毒針毛を持っていません。

薄黄色 中に2つの 紋が有る


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tag : ニワトコドクガ

エルモンドクガ 薄青に輝く

2015年8月9(日)
エルモンドクガ 薄青に輝く 撮影日:2015/08/09,2011/08/28 場所:勿来の関

 ドクガ科のエルモンドクガ紹介です。
 電灯を見上げますと淡い青色が綺麗な蛾が止まっています。撮影しづらいので,ススキの茎にそっと掴ませようとしたら,空中を旋回し始めました。「壁か窓に止まれ。」と祈りながら見ていたら窓ガラスに止まってくれました。
エルモンドクガ
ほんのりと淡い青色がエルモンドクガの良さを上げています。
 止まった姿を見ますと,櫛歯状の触角を左右に伸ばしています。これぞまさしく毒蛾スタイルです。スカシドクガかなと思いながら写真を撮りました。

エルモンドクガ
ドクガ科の仲間は触角を左右に伸ばして止まる習性があると思われるエルモンドクガ
 ネットで調べますとエルモンドクガであることが分かりました。黒点があるのはスカシドクガで,「L」紋があるのはエルモンドクガです。前翅に「L」紋があるので,そのままエルモンドクガと名付けたのでしょう。
 エルモンドクガは毒針毛を持たないので怖がることはありません。しかし,今の時期,出現しているドクガ・モンシロドクガ・チャドクガは触ったら酷い目にあいます。それらの画像はこちらです。

エルモンドクガ
翅脈の部分が特に色が濃いエルモンドクガ。

 科名 ドクガ科
 和名 エルモンドクガ
 大きさ 開張38~53mm
 食餌動植物 幼虫はケヤキ,ハルニレの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月 6~8月 
 特徴 雄は前翅の翅頂から翅の付け根にかけて暗褐色の筋があります。雌の翅の色は非常に淡いです。

薄青に 輝く翅色 素敵なり 


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tag : エルモンドクガ

スギドクガ バナナ紋がある蛾

2015年5月22日(金)
スギドクガ バナナ紋がある蛾 撮影日:2015/05/21 場所:勿来の関

 ドクガ科のスギドクガを紹介します。
 昨日,紹介したケンモンキリガの脇にこのスギドクガが止まっていました。毛深い前足を出して止まっているので,シャチホコガ科かドクガ科と思いました。
スギドクガ
この様に毛深い前足が出ていたらドクガ科かシャチホコガ科を探すと速いスギドクガ
 腹端がちらっと覗いていたのでシャチホコガ科から探しました。
 しかし,予想は外れてドクガ科のスギドクガでした。画像を見ている内にバナナ紋(黄矢印)があったのを思い出しました。

スギドクガ
毒針毛を持っていないので触れても安心なスギドクガ。
 もう一つ,このスギドクガには特徴があります。それは,青矢印で示したような白い紋があることです。
 スギドクガはドクガ科に属していますが毒針毛を持っていないので触れても安心です。
 ドクガ科や毒針毛については,ひどい目に遇わないためにも私のHPをご覧下さい。
私のHPをご覧下さい
スギドクガ
この蛾の目印となるバナナ紋(黄矢印)を持っているスギドクガ。青矢印のところが白いのも目印となりますが白くならない個体も居ます。

 科名 ドクガ科
 和名 スギドクガ
 大きさ 開張 雄42~46mm 雌44~65mm  前翅長20mm
 食餌動植物 幼虫はスギ、ヒノキ、サワラの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 5~6,8~9月
 特徴 内横線と中横線の間前縁寄りに白紋(青矢印)がある個体がいます。
     バナナ紋があります。

バナナ紋 見つけてスギと 思い出し


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