リンゴドクガ
2021年1月30日(土)
2545 リンゴドクガ 撮影日2020/08/22 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月22日に観察したリンゴドクガです。

①リンゴドクガ(ドクガ科)
外横線より内側にバナナ紋(赤矢印)があります。
(バナナに似ているので私がバナナ紋と名付けました。)
足を見ると毛深くなっています。
これらからリンゴドクガとわかります。

②リンゴドクガ
この蛾を同定していて何か変だと感じました。
それは白っぽく感じたからです。
特に緑矢印の間の色が薄いのです。
これは縁毛を見ると全然生えていないことから擦れた個体だったからです。
黄矢印が指している胸部背の黒紋もリンゴドクガであることを物語っています。

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2545 リンゴドクガ 撮影日2020/08/22 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月22日に観察したリンゴドクガです。

①リンゴドクガ(ドクガ科)
外横線より内側にバナナ紋(赤矢印)があります。
(バナナに似ているので私がバナナ紋と名付けました。)
足を見ると毛深くなっています。
これらからリンゴドクガとわかります。

②リンゴドクガ
この蛾を同定していて何か変だと感じました。
それは白っぽく感じたからです。
特に緑矢印の間の色が薄いのです。
これは縁毛を見ると全然生えていないことから擦れた個体だったからです。
黄矢印が指している胸部背の黒紋もリンゴドクガであることを物語っています。

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マメドクガ
2020年10月29日(木)
2511 マメドクガ 撮影日2020/09/01 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年9月1日に観察したマメドクガです。

①マメドクガ♂ (ドクガ科)
発達した触角を広げ毛深い前足を前方へ突き出しています。
この2つの特徴が見られればほぼドクガ科です。
このマメドクガは触角の様子で♂♀が分かります。
♂は触角が発達していて羽毛状です。
♀の触角は櫛歯状ですが♂に比べると貧弱です。

②マメドクガ♀(灯火に♀が飛来するのはまれなことです。) 2019/06/21撮影
主な特徴は,次の通りです。
A腹部背に2つの黒い毛束がみられます。(黄矢印)
B外横線の近くに扇形の紋があります。
C幼虫はダイズ,フジ,カイドウ,ケヤキ,ウツギ,コナラ,クヌギ,エノキ,バラといった様々な植物を食べるので複数回観察されます。

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2511 マメドクガ 撮影日2020/09/01 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年9月1日に観察したマメドクガです。

①マメドクガ♂ (ドクガ科)
発達した触角を広げ毛深い前足を前方へ突き出しています。
この2つの特徴が見られればほぼドクガ科です。
このマメドクガは触角の様子で♂♀が分かります。
♂は触角が発達していて羽毛状です。
♀の触角は櫛歯状ですが♂に比べると貧弱です。

②マメドクガ♀(灯火に♀が飛来するのはまれなことです。) 2019/06/21撮影
主な特徴は,次の通りです。
A腹部背に2つの黒い毛束がみられます。(黄矢印)
B外横線の近くに扇形の紋があります。
C幼虫はダイズ,フジ,カイドウ,ケヤキ,ウツギ,コナラ,クヌギ,エノキ,バラといった様々な植物を食べるので複数回観察されます。

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スギドクガ
2020年9月21日(月)
スギドクガ 撮影日2020/09/01 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年9月1日に観察したスギドクガです。

①スギドクガ(ドクガ科)
灰色を帯びた蛾が梁に止まっています。
腹端が外縁から見えていますがシャチホコガ科ではありません。
毛深い前足を前方へ出しているのでドクガ科です。
ドクガ科といっても毒針毛を持っていないのでスギドクガに触っても大丈夫です。
今回を含めて未だ3回しか観察していません。
その訳は幼虫の餌となるスギ,ヒノキ,サワラは勿来の関にあまり分布してないからです。

②スギドクガ 2015/5/21撮影
こちらは上の写真と比べて褐色を帯びています。
灰色を帯びている方が圧倒的に多いですが偶に褐色を帯びたものも見られます。
紋様の方も多少個体差が見られる種です。
しかし,スギドクガであると同定出来るポイントが有ります。
それは赤矢印が指しているバナナ紋です。
バナナに似た形をしているので筆者が名付けました。
このバナナ紋が有ればスギドクガです。

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スギドクガ 撮影日2020/09/01 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年9月1日に観察したスギドクガです。

①スギドクガ(ドクガ科)
灰色を帯びた蛾が梁に止まっています。
腹端が外縁から見えていますがシャチホコガ科ではありません。
毛深い前足を前方へ出しているのでドクガ科です。
ドクガ科といっても毒針毛を持っていないのでスギドクガに触っても大丈夫です。
今回を含めて未だ3回しか観察していません。
その訳は幼虫の餌となるスギ,ヒノキ,サワラは勿来の関にあまり分布してないからです。

②スギドクガ 2015/5/21撮影
こちらは上の写真と比べて褐色を帯びています。
灰色を帯びている方が圧倒的に多いですが偶に褐色を帯びたものも見られます。
紋様の方も多少個体差が見られる種です。
しかし,スギドクガであると同定出来るポイントが有ります。
それは赤矢印が指しているバナナ紋です。
バナナに似た形をしているので筆者が名付けました。
このバナナ紋が有ればスギドクガです。

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アカヒゲドクガ
2020年8月24日(月)
アカヒゲドクガ 撮影日2020/08/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月24日に観察したアカヒゲドクガです。

①アカヒゲドクガ(ドクガ科)
腹端(緑矢印)が外縁からはみ出ていますがシャチホコガ科ではありません。
毛深い前足を前方へ突き出してまるでシャチホコガ科のようです。
これらの点でシャチホコガ科とドクガ科は似ています。
触角は櫛歯状で赤茶色の櫛歯が見えます。
これが和名アカヒゲのいわれになっています。

②アカヒゲドクガ
赤矢印が指している三段重ね餅の紋が同定ポイントです。
2枚目・3枚目の写真を見て下さい。
前縁に餅が3つ重なったように見える紋(以後:三段重ね餅)がはっきりとみえます。
よく見ると左右の翅で三段重ね餅の形が微妙に違っています。

③アカヒゲドクガ
胸部背に太くて短い黒い線が見られます。
これも同定ポイントです。
1枚目の写真でうっすらと白い腎状紋(青矢印の先)があります。

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アカヒゲドクガ 撮影日2020/08/24 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月24日に観察したアカヒゲドクガです。

①アカヒゲドクガ(ドクガ科)
腹端(緑矢印)が外縁からはみ出ていますがシャチホコガ科ではありません。
毛深い前足を前方へ突き出してまるでシャチホコガ科のようです。
これらの点でシャチホコガ科とドクガ科は似ています。
触角は櫛歯状で赤茶色の櫛歯が見えます。
これが和名アカヒゲのいわれになっています。

②アカヒゲドクガ
赤矢印が指している三段重ね餅の紋が同定ポイントです。
2枚目・3枚目の写真を見て下さい。
前縁に餅が3つ重なったように見える紋(以後:三段重ね餅)がはっきりとみえます。
よく見ると左右の翅で三段重ね餅の形が微妙に違っています。

③アカヒゲドクガ
胸部背に太くて短い黒い線が見られます。
これも同定ポイントです。
1枚目の写真でうっすらと白い腎状紋(青矢印の先)があります。

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ヒメシロモンドクガ
2020年8月15日(土)
ヒメシロモンドクガ 撮影日2020/08/15 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月15日に観察したヒメシロモンドクガです。

①ヒメシロモンドクガ ♂(ドクガ科)
毛深い前足を前方へ出しています。
さらに,触角を上方へ突き立てるように広げています。
このような格好で止まっていたらドクガ科の蛾です。

②ヒメシロモンドクガ
この写真の蛾は♂です。
なぜなら,♀は白っぽく触角の櫛歯が短いからです。
和名のシロモンは赤矢印が指している所が白いから付いたようです。
♀は白っぽく大きいので目立ちます。
普通♀は灯火に飛来しませんが偶にヒメシロモンドクガの♀は飛んできます。
<その画像はこちらです。>

③ヒメシロモンドクガ幼虫
成虫と幼虫を同じ日に見るなんて全くの偶然としか表現出来ません。
頭部の方にある赤色の突起が綺麗です。
さらに体側にある橙色の斑紋も黒筋が引き立てていて目を引きます。

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ヒメシロモンドクガ 撮影日2020/08/15 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月15日に観察したヒメシロモンドクガです。

①ヒメシロモンドクガ ♂(ドクガ科)
毛深い前足を前方へ出しています。
さらに,触角を上方へ突き立てるように広げています。
このような格好で止まっていたらドクガ科の蛾です。

②ヒメシロモンドクガ
この写真の蛾は♂です。
なぜなら,♀は白っぽく触角の櫛歯が短いからです。
和名のシロモンは赤矢印が指している所が白いから付いたようです。
♀は白っぽく大きいので目立ちます。
普通♀は灯火に飛来しませんが偶にヒメシロモンドクガの♀は飛んできます。
<その画像はこちらです。>

③ヒメシロモンドクガ幼虫
成虫と幼虫を同じ日に見るなんて全くの偶然としか表現出来ません。
頭部の方にある赤色の突起が綺麗です。
さらに体側にある橙色の斑紋も黒筋が引き立てていて目を引きます。

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