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マユミトガリバ

2020年3月23日(月)
マユミトガリバ 撮影日:2020/03/23 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で2020年3月/23日に観察したマユミトガリバです。
昨日も暖かい1日だったので,期待して勿来の関へ行きましたが・・・。

最初の灯火にはスギタニキリガ,ヒゲマダラエダシャク,ヒロバトガリエダシャク,カバキリガ,ソトカバナミシャク,ハスオビエダシャク等が止まっておりました。

マユミトガリバ
①マユミトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
2番目の灯火枠にはトガリバガ亜科の蛾が止まっていますが,写しづらい場所です。
マツの葉で足を引っ掛けて運び棚に乗せ足を格好良く伸ばしました。
その間,逃げようとはせず褐色の触角を横に伸ばしただけです。

写真を見ると赤矢印が指している所に毛束が見られます。
これが見られる蛾はニッコウトガリバです。
早速ネットで調べるとニッコウトガリバとは全然違います。


マユミトガリバ
②マユミトガリバ
まず,翅中央(少し前縁に寄っています)に二つの黒い鱗粉突起がありません。
次に,この蛾は白ずんでいるのにニッコウトガリバは黒ずんでいます。
最後に,顔は褐色にならず灰色です。
胸部はふさふさと毛で包まれています。
頭のてっぺんは毛が薄くなっています。
胸部の様子がこんなだったらトガリバガ亜科を探すと早く見つかります。


マユミトガリバ
③マユミトガリバ
緑矢印が指しているのは翅頂から斜めに立ち上がる線です。
この線がある蛾はトガリバガ亜科です。
この線はトガリバガ斜線(私が勝手に命名)といって記憶しておくと同定に役立ちます。

黄矢印が指している横線は外横線ですが,二重になっています。



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6月に見られた蛾(34)

2019年7月10日(水)
6月に見られた蛾(34) 撮影日:2019/06/23,06/24,07/01 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で6月23~24日と7月1日に観察した蛾です。

ホソトガリバ
①ホソトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
白矢印が指している翅頂から斜めに立ち上がる黒い筋が大切な同定ポイントです。
これは「トガリバガ斜線」(筆者命名)といってこの亜科特性のものです。
似ている蛾にオオバトガリバが居ます。
区別は次のように簡単です。
緑矢印が指している環状紋が大きければホソトガリバ,小さければオオバトガリバです。


ホソトガリバ
②ホソトガリバ
この種には,オオバトガリバには無い特徴があります。
それは縁毛にあります。
黒い線でほぼ等間隔に縁毛が縁取られています。
これも同定ポイントになります。


ホソトガリバ
③ホソトガリバ


オオバトガリバ
④オオバトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
こちらの蛾にも「トガリバガ斜線」がありトガリバガ亜科の蛾であることが分かります。
赤矢印が指している環状紋が大変小さいので区別がつきます。


オオバトガリバ
⑤オオバトガリバ
どちらの種も平らな面よりも,二つの面が直角に接する所を選んで止まる傾向にあります。


オオバトガリバ
⑥オオバトガリバ
オオバトガリバには,もう一つ同定ポイントがあります。
それは,青矢印で示した横線が明瞭で強く屈曲していることです。



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クラマトガリバ

2019年3月28日(木)
クラマトガリバ 撮影日:2019/03/28 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で観察したクラマトガリバです。

クラマトガリバ
①クラマトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
昨日に引き続き未だ写真に取っていない種が見つかりました。
灯火を見ると独特の頭部からトガリバガ亜科と分かりました。
遠くて詳しく写せないので,棒を使って近くに来てもらいました。


クラマトガリバ
②クラマトガリバ
赤矢印や桃矢印の所(前縁と交差する所)が太黒くなっています。
緑矢印で示した白帯や外縁沿いに白帯があります。
これらを総合してクラマトガリバと同定しました。


クラマトガリバ
③クラマトガリバ
この種はトガリバガ亜科でも翅頂から斜めに立ち上がる線がはっきりしていません。
この種の下唇鬚(かしんひげ)は細い上に先が尖っています。
ヤガ科のものは,もう少し太くて円味があります。


科名 カギバガ科トガリバガ亜科
和名 クラマトガリバ
開張 34~38㎜
出現月 3~4月
分布  本州,四国,九州
食餌動植物 幼虫はクマシデの葉を食べます。
特徴 

頭部の毛 上に突き立て 獅子のよう


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マユミトガリバ

2019年3月4日(月)
マユミトガリバ 撮影日:2015/04/03,03/28,2011/04/08 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で観察したマユミトガリバです。

マユミトガリバ
①マユミトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科) 2015/04/03撮影
翅頂付近を見ると,どれも斜めに立ち上がる細線(緑矢印)が有ります。
この線はトガリバ細線(私が名付けた名称)といってトガリバガ亜科に属する多くのものに見られます。
だから,この蛾はカギバガ科トガリバガ亜科だと分かります。


マユミトガリバ
②マユミトガリバ  2015/03/28撮影
3枚の写真の中で2枚目の写真の蛾は,少し違った感じを受けます。
しかし,腹部中央にある黒い毛束が目印になって同定することができます。
後翅には外縁沿いに薄焦茶色,少し離れて平行に淡褐色の横線が見られます。


マユミトガリバ
③マユミトガリバ  2011/04/08撮影
胸部背に見られる毛は左右に分かれていて,ミミズクのようです。
名前にマユミと付いていますが,食草はクヌギ,コナラ,カシワなどで何故マユミと付いたか分かりません。



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サカハチトガリバ

2019年2月25日(月)
1969 サカハチトガリバ 撮影日:2012/04/17,2014/04/29 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で観察したサカハチトガリバです。

サカハチトガリバ
①サカハチトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
この蛾が何の仲間か分かる方は,相当詳しい方です。
今まで分からなくても今日からは直ぐ分かるようになります。
翅頂から斜上する細線がある蛾はカギバガ科トガリバガ亜科だからです。


サカハチトガリバ
②サカハチトガリバ
前翅後縁沿いは,淡褐色になっています。
この蛾には,胸部背にミミヅクのような耳に見えるもの(赤矢印)が付いています。


サカハチトガリバ
③サカハチトガリバ
前翅前縁には,漢数字の八が見えます。
陰になって見えない向こう側のものは,逆さの八になっています。


サカハチトガリバ
④サカハチトガリバ
外縁が少し薄褐色ですが,後翅は全体に乳白色です。
外縁に近い八の字は逆さになっていませんが,頭に近い方のものは逆さになっています。
だから,サカハチトガリバと名付けたのでしょう。


科名 カギバガ科トガリバガ亜科
和名 サカハチトガリバ
開張 33~36㎜
出現月 4~5月
分布  北海道,本州,四国,九州
食餌動植物 幼虫はアカガシ,クヌギ,ミズナラ,カシワの葉を食べます。
特徴 胸部背に耳のような毛があります。

二組の 八の字紋が 名のいわれ


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