ニセキマエホソバ
2022年10月23日(日)
ニセキマエホソバ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関

①ニセキマエホソバ(ヒトリガ科コケガ亜科)
体全体が細長く左右の翅を重ねて止まる蛾はヒトリガ科でホソバの仲間です。
本種に似た種類にキマエホソバが居るので注意が必要です。
両者の違いは次の通りです。
ニセキマエホソバ・・赤矢印が指している所が橙色です。頭部は黄から橙色です。
キマエホソバ・・・・赤矢印が指している所から灰褐色です。頭部は黄から橙色です。
黄矢印は前縁を指しています。
ここが黄色なので名前にキマエが付いています。

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ニセキマエホソバ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関

①ニセキマエホソバ(ヒトリガ科コケガ亜科)
体全体が細長く左右の翅を重ねて止まる蛾はヒトリガ科でホソバの仲間です。
本種に似た種類にキマエホソバが居るので注意が必要です。
両者の違いは次の通りです。
ニセキマエホソバ・・赤矢印が指している所が橙色です。頭部は黄から橙色です。
キマエホソバ・・・・赤矢印が指している所から灰褐色です。頭部は黄から橙色です。
黄矢印は前縁を指しています。
ここが黄色なので名前にキマエが付いています。

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クワゴマダラヒトリ
2022年9月11日(日)
クワゴマダラヒトリの雌と雄 撮影日2022/09/11 撮影場所:勿来の関

①クワゴマダラヒトリ♀ アカメガシワの葉に産卵(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)
駐車場からアカメガシワの葉を見ると二つか三つ白っぽく見える所があります。
どうして白っぽく見えるのだろうと思いながら近付いていきました。
すると白い蛾がクリーム色の卵塊(卵塊:卵が集まったもの)を産んでいました。(緑矢印)

②クワゴマダラヒトリ♀ 産卵後絶命
近くの葉にも卵塊を産み付けられています。
そっと翅を上に上げてみると腹部脇は黄橙色をしています。(桃矢印)
触角や翅に触ってもぴくりともしません。
不思議に思って息を吹きかけました。
それでもクワゴマダラヒトリの♀は動きません。
何をしても動かないはずです。
絶命していたのでした。
卵塊を翅で被いながら子孫を残そうとしている♀の姿にじーんとくるものがありました。

③クワゴマダラヒトリ♂ 灯火に飛来
♂の翅色は♀とは対照的に淡黒色です。
でも共通点が一つあります。
それは,えりに当たる部分が橙色を帯びていることです。
一般に多くの種の♂は♀よりも早く出現しますが,♀は遅れて出現します。
今年は9月10日(土)頃,アカメガシワに産卵するのを観察しました。

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クワゴマダラヒトリの雌と雄 撮影日2022/09/11 撮影場所:勿来の関

①クワゴマダラヒトリ♀ アカメガシワの葉に産卵(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)
駐車場からアカメガシワの葉を見ると二つか三つ白っぽく見える所があります。
どうして白っぽく見えるのだろうと思いながら近付いていきました。
すると白い蛾がクリーム色の卵塊(卵塊:卵が集まったもの)を産んでいました。(緑矢印)

②クワゴマダラヒトリ♀ 産卵後絶命
近くの葉にも卵塊を産み付けられています。
そっと翅を上に上げてみると腹部脇は黄橙色をしています。(桃矢印)
触角や翅に触ってもぴくりともしません。
不思議に思って息を吹きかけました。
それでもクワゴマダラヒトリの♀は動きません。
何をしても動かないはずです。
絶命していたのでした。
卵塊を翅で被いながら子孫を残そうとしている♀の姿にじーんとくるものがありました。

③クワゴマダラヒトリ♂ 灯火に飛来
♂の翅色は♀とは対照的に淡黒色です。
でも共通点が一つあります。
それは,えりに当たる部分が橙色を帯びていることです。
一般に多くの種の♂は♀よりも早く出現しますが,♀は遅れて出現します。
今年は9月10日(土)頃,アカメガシワに産卵するのを観察しました。

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ヨツボシホソバ
2022年8月18日(木)
ヨツボシホソバ 撮影日2022/06/27 撮影場所:勿来の関

①ヨツボシホソバ(ヒトリガ科コケガ亜科)
細長い体に黒い足を持つ蛾はヒトリガ科コケガ亜科の蛾です。
♀と♂では色彩が違います。
♀はマエグロホソバというよく似た種が居るので注意が必要です。
でも♂は違いが見られるので区別は可能です。

②ヨツボシホソバ
ヨツボシホソバと名が付いていますが黒点が3つしか見えません。
それは前翅後縁側に付いている黒点のせいです。
両者の♀は前翅を少しだけ重ねて止まるので下になった翅の黒点は見えなくなってしまうからです。
ヨツボシホソバの♂は頭部・胸部が黄橙で,後の後半は灰色です。
更に,緑矢印が指している部分だけ黒くなっています。
ところが,マエグロホソバの♂は前翅前縁が黒くなっているのです。
だから名前がマエグロホソバとなったのです。

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ヨツボシホソバ 撮影日2022/06/27 撮影場所:勿来の関

①ヨツボシホソバ(ヒトリガ科コケガ亜科)
細長い体に黒い足を持つ蛾はヒトリガ科コケガ亜科の蛾です。
♀と♂では色彩が違います。
♀はマエグロホソバというよく似た種が居るので注意が必要です。
でも♂は違いが見られるので区別は可能です。

②ヨツボシホソバ
ヨツボシホソバと名が付いていますが黒点が3つしか見えません。
それは前翅後縁側に付いている黒点のせいです。
両者の♀は前翅を少しだけ重ねて止まるので下になった翅の黒点は見えなくなってしまうからです。
ヨツボシホソバの♂は頭部・胸部が黄橙で,後の後半は灰色です。
更に,緑矢印が指している部分だけ黒くなっています。
ところが,マエグロホソバの♂は前翅前縁が黒くなっているのです。
だから名前がマエグロホソバとなったのです。

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アカスジシロコケガ
2022年7月14日(木)
アカスジシロコケガ 撮影日2022/07/01,07/12 撮影場所:勿来の関
今日の紹介は勿来の関で2022年7月1日と7月12日撮影したアカスジシロコケガです。

①アカスジシロコケガ♂ 2022/07/01撮影(ヒトリガ科コケガ亜科)
本種の紋様は雌雄によって違います。
色彩は同じですが筋の走り方と黒点の数が違います。

②アカスジシロコケガ♀ 2022/07/12撮影
筋の走り方は♂の方が♀より2つ多いです。
具体的には赤矢印と桃矢印が指しているように♂は横線から外へ出張った筋があります。
黒点の数は♂の方が2つで♀は1つです。(大小緑矢印前方)
今までの観察から分かったことは,♂の方の出現が♀より早いことです。
この事実は本種だけではなく他の種にも当てはまります。

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アカスジシロコケガ 撮影日2022/07/01,07/12 撮影場所:勿来の関
今日の紹介は勿来の関で2022年7月1日と7月12日撮影したアカスジシロコケガです。

①アカスジシロコケガ♂ 2022/07/01撮影(ヒトリガ科コケガ亜科)
本種の紋様は雌雄によって違います。
色彩は同じですが筋の走り方と黒点の数が違います。

②アカスジシロコケガ♀ 2022/07/12撮影
筋の走り方は♂の方が♀より2つ多いです。
具体的には赤矢印と桃矢印が指しているように♂は横線から外へ出張った筋があります。
黒点の数は♂の方が2つで♀は1つです。(大小緑矢印前方)
今までの観察から分かったことは,♂の方の出現が♀より早いことです。
この事実は本種だけではなく他の種にも当てはまります。

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ハガタキコケガ
2022年7月13日(水)
ハガタキコケガ 撮影日2022/06/26 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年6月26日に撮影したハガタキコケガです。

①ハガタキコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
翅の縁が紅だったらハガタベニコケガかベニヘリコケガとなります。
ところが本種は縁が黄色なのでハガタキコケガと名づけられています。

②ハガタキコケガ
前翅長は11~12㎜程度の小さい蛾です。
コケガ亜科に属していて幼虫は地衣類を食べます。
撮影中は気が付きませんでしたが写真を見て気が付きました。
ところが何と半透明状の卵が5個産み付けられていました。
写真を撮りながらハガタキコケガにしては少し大きいなと感じていました。
一般に蛾は雌の方が大きいので納得しました。
写真に写っている蛾は雌のハガタキコケガです。

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ハガタキコケガ 撮影日2022/06/26 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年6月26日に撮影したハガタキコケガです。

①ハガタキコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
翅の縁が紅だったらハガタベニコケガかベニヘリコケガとなります。
ところが本種は縁が黄色なのでハガタキコケガと名づけられています。

②ハガタキコケガ
前翅長は11~12㎜程度の小さい蛾です。
コケガ亜科に属していて幼虫は地衣類を食べます。
撮影中は気が付きませんでしたが写真を見て気が付きました。
ところが何と半透明状の卵が5個産み付けられていました。
写真を撮りながらハガタキコケガにしては少し大きいなと感じていました。
一般に蛾は雌の方が大きいので納得しました。
写真に写っている蛾は雌のハガタキコケガです。

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