オオトビモンシャチホコ
2021年1月17日(日)
2532 オオトビモンシャチホコ 撮影日2020/11/13 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年11月13日に観察したオオトビモンシャチホコです。

①オオトビモンシャチホコ(シャチホコガ科)
上から狙った写真を見ると腹端が覗いているのでシャチホコガ科と分かります。
シャチホコガ科の蛾は幼虫のとき食べた養分を蓄えるために腹部が発達しているからです。
その蓄えた養分で活動できるので成虫になったら食べません。

②オオトビモンシャチホコ
赤矢印が指しているのは外横線です。
この蛾の外横線は大きく湾曲しているので同定ポイントとして役立っています。
緑矢印の先には白線で囲まれた腎状紋が見られます。

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2532 オオトビモンシャチホコ 撮影日2020/11/13 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年11月13日に観察したオオトビモンシャチホコです。

①オオトビモンシャチホコ(シャチホコガ科)
上から狙った写真を見ると腹端が覗いているのでシャチホコガ科と分かります。
シャチホコガ科の蛾は幼虫のとき食べた養分を蓄えるために腹部が発達しているからです。
その蓄えた養分で活動できるので成虫になったら食べません。

②オオトビモンシャチホコ
赤矢印が指しているのは外横線です。
この蛾の外横線は大きく湾曲しているので同定ポイントとして役立っています。
緑矢印の先には白線で囲まれた腎状紋が見られます。

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クシヒゲシャチホコ
2021年1月4日(月)
クシヒゲシャチホコ 撮影日2021/1/4 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年1月4日に観察したクシヒゲシャチホコです。
月の明かりが明る過ぎて蛾の飛来が期待できない日が続いていました。
でも昨晩は雲がかかっていたので観察に出掛けることにしました。

①クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科)
予想通り複数の蛾が飛来していましたか,今日はクシヒゲシャチホコの紹介です。
壁に止まっていた蛾をそっと黒い台の上へ移動しました。
移動中,運悪く下に落ち隠れていた触角(緑矢印)が表にあらわれました。
でも,翅は屋根形を保ったままで細長く見えます。

②クシヒゲシャチホコ
撮りやすい向きにしようとマツの葉で向きを変えていたら,突然翅を左右に広げました。
こうなると大きな蛾に見えます。
外横線(赤矢印),内横線(黄矢印)は茶色ですが,薄褐色の縁取りが有ります。
似た蛾にエゾクシヒゲシャチホコが居ますが,外横線も内横線も白いです。

③クシヒゲシャチホコ
翅を開いてじっとしていたのに突然前方へ歩き出しました。
端まで来ても止まらずに進んだので下に落ちました。
それをまた上に戻したので櫛歯状のひげが乱れてしまいました。

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クシヒゲシャチホコ 撮影日2021/1/4 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2021年1月4日に観察したクシヒゲシャチホコです。
月の明かりが明る過ぎて蛾の飛来が期待できない日が続いていました。
でも昨晩は雲がかかっていたので観察に出掛けることにしました。

①クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科)
予想通り複数の蛾が飛来していましたか,今日はクシヒゲシャチホコの紹介です。
壁に止まっていた蛾をそっと黒い台の上へ移動しました。
移動中,運悪く下に落ち隠れていた触角(緑矢印)が表にあらわれました。
でも,翅は屋根形を保ったままで細長く見えます。

②クシヒゲシャチホコ
撮りやすい向きにしようとマツの葉で向きを変えていたら,突然翅を左右に広げました。
こうなると大きな蛾に見えます。
外横線(赤矢印),内横線(黄矢印)は茶色ですが,薄褐色の縁取りが有ります。
似た蛾にエゾクシヒゲシャチホコが居ますが,外横線も内横線も白いです。

③クシヒゲシャチホコ
翅を開いてじっとしていたのに突然前方へ歩き出しました。
端まで来ても止まらずに進んだので下に落ちました。
それをまた上に戻したので櫛歯状のひげが乱れてしまいました。

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セグロシャチホコ
2020年10月6日(火)
セグロシャチホコ 撮影日2020/10/05と10/06 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年10月5日と6日に観察したセグロシャチホコです。

①セグロシャチホコ(シャチホコガ科)
蛾は1匹も飛来してない・・・と諦めかけた頃,壁の上の方を見ました。
するとあまり見かけない蛾がぶら下がるように止まっていました。
緑矢印が指している腹端が外縁から飛び出しているのでシャチホコガ科と分かります。
♀は腹端が出ないので,この写真の蛾は♂と分かります。

②セグロシャチホコ
前方の方から見ると頭部から胸部背が黒くなっていることからセグロシャチホコと呼ばれています。
幼虫の餌となっているイイギリは,ほとんど勿来の関に分布していません。
それで,セグロシャチホコは毎年観察される訳ではありません。
同じシャチホコガ科でも,左右の翅を合わせるようにして止まる仲間の方が格好がいいので好きです。

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セグロシャチホコ 撮影日2020/10/05と10/06 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年10月5日と6日に観察したセグロシャチホコです。

①セグロシャチホコ(シャチホコガ科)
蛾は1匹も飛来してない・・・と諦めかけた頃,壁の上の方を見ました。
するとあまり見かけない蛾がぶら下がるように止まっていました。
緑矢印が指している腹端が外縁から飛び出しているのでシャチホコガ科と分かります。
♀は腹端が出ないので,この写真の蛾は♂と分かります。

②セグロシャチホコ
前方の方から見ると頭部から胸部背が黒くなっていることからセグロシャチホコと呼ばれています。
幼虫の餌となっているイイギリは,ほとんど勿来の関に分布していません。
それで,セグロシャチホコは毎年観察される訳ではありません。
同じシャチホコガ科でも,左右の翅を合わせるようにして止まる仲間の方が格好がいいので好きです。

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ルリモンシャチホコ
2020年9月12日(土)
ルリモンシャチホコ 撮影日2020/09/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年9月12日に観察したルリモンシャチホコです。

①ルリモンシャチホコ(シャチホコガ科)
赤矢印が指している腹端が外縁からはみ出ています。
このことからシャチホコガ科と分かります。
似た蛾にナカキシャチホコが居るので注意が必要です。
勿来の関ではルリモンシャチホコの方が観察回数が多いです。
ナカキシャチホコは横線が明瞭でないから目に留まらないのかもしれません。
ルリモンシャチホコは内横線の内側と外横線の外側に白い縁取りがあるので明瞭です。

②ルリモンシャチホコ
主な特徴は次の通りです。
A内横線の内側に黒班があります。(緑矢印)
B内横線・外横線は白い縁取りが有り明瞭です。
C後角の近くには黒筋が2~3本あります。(黄矢印)
D腹端が外縁からはみ出しています。

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ルリモンシャチホコ 撮影日2020/09/12 撮影場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2020年9月12日に観察したルリモンシャチホコです。

①ルリモンシャチホコ(シャチホコガ科)
赤矢印が指している腹端が外縁からはみ出ています。
このことからシャチホコガ科と分かります。
似た蛾にナカキシャチホコが居るので注意が必要です。
勿来の関ではルリモンシャチホコの方が観察回数が多いです。
ナカキシャチホコは横線が明瞭でないから目に留まらないのかもしれません。
ルリモンシャチホコは内横線の内側と外横線の外側に白い縁取りがあるので明瞭です。

②ルリモンシャチホコ
主な特徴は次の通りです。
A内横線の内側に黒班があります。(緑矢印)
B内横線・外横線は白い縁取りが有り明瞭です。
C後角の近くには黒筋が2~3本あります。(黄矢印)
D腹端が外縁からはみ出しています。

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モンクロギンシャチホコ
2020年8月21日(金)
モンクロギンシャチホコ 撮影日2020/08/21 撮影場所:勿来の関,北茨城
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月21日に観察したモンクロギンシャチホコです。

①モンクロギンシャチホコ(シャチホコガ科)
去年(2019年)1度だけ見たことのある蛾が灯火に止まって居るではありませんか。
写しづらい所なので移動させようと思いましたがある程度写してからと考えました。
逃げられては元も子もないからです。
赤矢印が指しているのは腹端です。
この腹端が外縁からはみ出しているのでシャチホコガ科と分かります。

②モンクロギンシャチホコ
シャチホコガ科は触られても大人しい傾向があるのでマツの葉に掴ませて移そうとしました。
すると突然動いて翅を左右に広げました。
幸い飛び去らずに灯火に止まっています。
3枚撮り終わったら飛び去ってしまいました。
ギンシャチホコといっても灰色がかった白さを銀と見立てて表現しているようです。
幼虫は普通に分布しているソメイヨシノの葉を食べるのでもっと多く観察できてもよいのにと思っています。

③モンクロギンシャチホコ
驚いて左右に翅を開いたモンクロギンシャチホコ。

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モンクロギンシャチホコ 撮影日2020/08/21 撮影場所:勿来の関,北茨城
今日紹介するのは勿来の関で2020年8月21日に観察したモンクロギンシャチホコです。

①モンクロギンシャチホコ(シャチホコガ科)
去年(2019年)1度だけ見たことのある蛾が灯火に止まって居るではありませんか。
写しづらい所なので移動させようと思いましたがある程度写してからと考えました。
逃げられては元も子もないからです。
赤矢印が指しているのは腹端です。
この腹端が外縁からはみ出しているのでシャチホコガ科と分かります。

②モンクロギンシャチホコ
シャチホコガ科は触られても大人しい傾向があるのでマツの葉に掴ませて移そうとしました。
すると突然動いて翅を左右に広げました。
幸い飛び去らずに灯火に止まっています。
3枚撮り終わったら飛び去ってしまいました。
ギンシャチホコといっても灰色がかった白さを銀と見立てて表現しているようです。
幼虫は普通に分布しているソメイヨシノの葉を食べるのでもっと多く観察できてもよいのにと思っています。

③モンクロギンシャチホコ
驚いて左右に翅を開いたモンクロギンシャチホコ。

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