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フタマエホシエダシャク

2023年6月3(土)

フタマエホシエダシャク 撮影日2023/05/16 撮影場所:勿来の関

フタマエホシエダシャク
①フタマエホシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
左右の翅を少し開いて止まっています。
壁に対して平たく止まっています。
これらからシャクガ科らしいと推測できます。

本種と似た種にウスグモナミシャク・コウスグモナミシャクが居るので注意が必要です。
本種には横線がありませんが,それらには内横線・外横線があります。
本種の触角を見たら両櫛歯状でした。
ウスクモナミシャク-かのんの樹木図鑑によるとウスクモナミシャクのオスだけは櫛歯状と有るのを見つけ,やっと名前が分かったと喜びました。
ところが,喜びもつかの間「四国産蛾類図鑑」で本種を見つけ驚きました。
今度は横線がありませんし,触角は両櫛歯状で写真にそっくりです。(赤矢印)



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ナミガタエダシャク

2023年5月26(金)

ナミガタエダシャク 撮影日2023/05/24 撮影場所:勿来の関

ナミガタエダシャク
①ナミガタエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
翅を大きく開き壁に貼り付くように止まっています。
内横線・中横線・外横線・亜外縁線などの横線が目立ちこれといった斑紋は有りません。
この様な仲間はシャクガ科に多いです。


ナミガタエダシャク
②ナミガタエダシャク
本種を同定するポイントは赤楕円形内にあります。
中横線(緑中矢印)と外横線(緑大矢印)が真ん中辺りから後縁まで接近して走しるのが本種の特徴です。
灰矢印は亜外縁線を指していますが,白い縁取りが有ります。
後翅外縁は前翅外縁と違い滑らかでなく鋸歯状になっています。
緑小矢印は内横線をさしています。



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ホソバハラアカアオシャク

2023年5月24(水)

ホソバハラアカアオシャク 撮影日2023/05/19 撮影場所:勿来の関

ホソバハラアカアオシャク
①ホソバハラアカアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
「翅青くてもアオシャクに非ず」ということもあります。
シロモンアオヒメシャクはアオシャクに非ずの方ですが本種はアオシャク亜科です。

腹部背に白や赤を帯びた帯が有ればChlorissa属を探せば速く見つかります。
でも,本種を含む仲間4種類はよく似ています。
外横線や内横線の様子が似ているものを選んでホソバハラアカアオシャクとしました。
本種の前翅長は10㎜程度で,翅色の緑が濃い傾向があります。



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カギシロスジアオシャク

2023年5月22(月)

カギシロスジアオシャク 撮影日2023/05/19 撮影場所:勿来の関

カギシロスジアオシャク
①カギシロスジアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)  下向きに止まる本種
翅を大きく開き壁に平らに止まっています。
しかも,翅の色は緑色です。
これらのことから本種はシャクガ科アオシャク亜科と分かります。

シロモンアオヒメシャクのように翅色は緑なのにアオシャク亜科ではない例外も居ますが,
普通翅色が緑色ならばだいたいアオシャク亜科で相場は決まっています。
赤矢印は外横線を指しています。
この外横線が前縁と交差する所を見ると鉤状になっています。
これがカギシロスジアオシャクといわれる所以です。
本種は大きな蛾で前翅長は30㎜もあります。



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セスジナミシャク

2023年5月13(日)

セスジナミシャク 撮影日2023/05/14 撮影場所:勿来の関

セスジナミシャク
①セスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
本種の筋模様を見てどれが内横線で外横線か沢山線がありすぎて分かりません。
でも,緑楕円内を見ると「U字形」が並んでいるのでこの横線が外横線だと予想しています。
「U字形」が並んでいるので本種は,ナミシャク亜科の仲間と分かります。

本種の目立つ特徴は,頭部から腹端まで背に白い筋(黄矢印)が走っていることです。
この背筋のお陰で名前がセスジナミシャクと付きました。
幼虫はアケビ・ミツバアケビの葉を食べます。
勿来の関には,これらの植物が普通に分布しているので本種は複数回観察されます。



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