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ウスグロアツバ

2023年6月2(金)

ウスグロアツバ 撮影日2023/05/30 撮影場所:勿来の関

ウスグロアツバ
①ウスグロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
緑矢印は下唇鬚(かしんひげ)を指しています。
この下唇鬚が後方へ反り返っているので本種はヤガ科クルマアツバ亜科と分かります。

内横線は真っ直ぐでなく緩やかな弧を描いています。
赤矢印は外縁線を指しています。
この線の外側には白い縁取りが見られます。
幼虫はカヤツリグサ科,イネ科の葉を食べます。



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ウスベリケンモン

2023年6月1(木)

ウスベリケンモン 撮影日2023/06/01 撮影場所:勿来の関

ウスベリケンモン
①ウスベリケンモン(ヤガ科ウスベリケンモン亜科)
赤矢印前方には腎状紋,桃矢印前方には環状紋があります。
これら二つの紋が有るので本種はヤガ科だと分かります。


ウスベリケンモン
②ウスベリケンモン
環状紋の直ぐ近くを二重になった内横線が走っています。
腎状紋の外側には白紋が広がっています。
その白紋の外側にも二重の外横線が走っています。
目立つ特徴として腎状紋と白紋の内側に黒い縦筋があります。
この黒い縦筋は腎状紋と環状紋の間を通っています。
コウスベリケンモンと似ているので注意が必要です。
この写真のウスベリケンモンは全体に灰色がかっています。
一方,コウスベリケンモンの方は茶色が濃く黒っぽいです。
大きさは前翅長が27㎜と大きいので本種と同定しました。



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テンオビヨトウ

2023年5月31(水)

テンオビヨトウ 撮影日2023/05/31 撮影場所:勿来の関

テンオビヨトウ
①テンオビヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
腹端が僅かに除いていますがシャチホコガ科ではありません。
地色が薄褐色で縦筋が見られる蛾はキヨトウ類(四国産蛾類図鑑)なのでその中間を探しました。
ところが個体変異が大きくて私の画像と同じようなものが見つかりません。
前に一度この蛾を観察したことを思い出し,私のブログで探し出すことにしました。
「キヨトウ」をキーワードにして日付の新しい順に探すと速く見つかりました。


テンオビヨトウ
②テンオビヨトウ
前翅前縁には縦筋が走って黒ずんでいます。
その内側には少し大きな黒点が薄褐色の部分にあります。
更にその内側には褐色の帯が縦に走っています。
最後の後縁に沿った部分は薄褐色になっています。
赤矢印は点列に並んでいる外横線を指しています。
この外横線の特徴からテンオビヨトウと名が付いたと思われます。



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ウンモンツマキリアツバ

2023年5月30(火)

ウンモンツマキリアツバ 撮影日2023/05/30 撮影場所:勿来の関

ウンモンツマキリアツバ
①ウンモンツマキリアツバ(ヤガ科ツマキリアツバ亜科)
赤矢印は下唇鬚(かしんひげ)を指しています。
一枚目の写真では真っ直ぐ前に出ているように見えます。
しかし,二枚目の写真では後方へ反り返っているように見えます。
この下唇鬚は上下に動くのでしょう。
上に上げているので反り返っているように見えるのでしょう。
発達した下唇鬚から本種はアツバ亜科と分かります。


ウンモンツマキリアツバ
②ウンモンツマキリアツバ
本種と似た種にムラサキツマキリアツバが居るので注意が必要です。
両者は似ていても区別点があるので大丈夫です。
詳しくは<こちらの記事を見て下さい。>
http://kitaibaraki987.blog.fc2.com/blog-entry-1104.html
本種の前翅外縁の部分(桃矢印)の所から翅頂と後縁を目指して真っ直ぐ切ったようになっています。
これがツマキリの名のいわれです。



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シロフコヤガ

2023年5月28(日)

シロフコヤガ 撮影日2023/05/28 撮影場所:勿来の関

シロフコヤガ
①シロフコヤガ(ヤガ科スジコヤガ亜科)
緑大矢印は腎状紋,緑小矢印は環状紋を指しています。
この2つの紋が有るので本種はヤガ科の仲間と分かります。
普通ならばヨトウガ亜科・キリガ亜科を探すところですが,更に細かく分かれていてコヤガ類(四国産蛾類図鑑)に分かれています。


シロフコヤガ
②シロフコヤガ  (ガラス戸に止まったシロフコヤガ)
本種と似た種類のものが居るので同定には注意が必要です。
赤小矢印は外横線,赤大矢印は亜外縁線をさしています。
亜外縁線によって褐色を帯びた太い線は有りますが外横線から外側に白い斑があります。
これがシロフのいわれです。
亜外縁線は前縁から少し走り一旦二つの桃矢印まで外縁に近付き又離れます。
ここに深い井戸があるように見えます。



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