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8月に見られた蛾⑥

2019年8月17日(土)
8月に見られた蛾⑥ 撮影日:2019/08/07,08/08 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で8月7日と8日に観察した蛾です。

オオトモエ
①オオトモエ(ヤガ科トモエガ亜科)
ふと上を見上げると大きな蛾(開張が90~95㎜もあります)が止まっています。
2015年8月4日に見ただけでその後再会していません。
夢中になって写しましたが,距離が遠いので上手く写せません。
ぶれ防止にフラッシュをたいてなんとか見られる写真になりました。
翅頂付近にあるスマートなハートマーク(緑矢印)が特徴的な蛾です。


フジロアツバ
②フジロアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
反り返っている下唇鬚(かしんひげ)からクルマアツバ亜科と分かります。
翅頂近くの外縁沿いにある白紋が特徴的な蛾です。
前翅と後翅の外横線は,白線は不明瞭で白点が目立っている感じです。


ツマグロシロノメイガ
③ツマグロシロノメイガ(シャクガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているので,ツトガ科・メイガ科と分かります。
更に,白い地が大半を占めるものは相場がノメイガ亜科に決まっています。
白い地に,明度差が大きい黒い紋や目に留まりやすい橙紋がちりばめられているので目立つ蛾です。



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8月に見られた蛾⑤

2019年8月16日(金)
8月に見られた蛾⑤ 撮影日:2019/08/07 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で8月7日に観察した蛾です。

ゼニガサミズメイガ
①ゼニガサミズメイガ(ツトガ科ミズメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
外縁に沿って広がる橙色と白紋が特徴的な種です。
この様にミズメイガ亜科の仲間には橙色の紋がある美麗種がいます。


ウスアオキノコヨトウ
②ウスアオキノコヨトウ(ヤガ科キノコヨトウ亜科)
この種はインディアンハットの様に胸部背の毛を立ち上げます。
その様子が上手く表現出来ませんでしたので以前に写した写真を紹介します。
<胸部背のインディアンハットの様子はこちらです。>


シロヒトモンノメイガ
③シロヒトモンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背にしていなくても前方へ出していればノメイガ亜科と分かります。
白紋は焦茶色で縁取られています。
この紋(赤矢印)を見ていると黒人が白いシャツを着て踊っているように見えてきます。
これが名前のいわれと思われます。



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8月に見られた蛾④

2019年8月15日(木)
8月に見られた蛾④ 撮影日:2019/08/05,08/06 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で8月5日と6日に観察した蛾です。

クロキシタアツバ
①クロキシタアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
発達した下唇鬚(かしんひげ)からアツバ亜科と分かります。
似た蛾にタイワンキシタアツバが居るので注意が必要です。
逃げ足が速くなかなか写真に納められない蛾です。


ハジマヨトウ
②ハジマヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)
気温が高く昆虫にとって活動しやすい状態が続いています。
こんなとき,蛾は人影やカメラが近づいただけで逃げてしまいます。
その中でもハジマヨトウは逃げ足が速くなかなか写真が撮れませんでした。
幼虫の餌はハチク,マダケ,モウソウチク,食用タケノコ,メダケです。
白い縁取りのある焦茶紋が特徴です。
なかなか覚えづらい名前です。


ネアオフトメイガ
③ネアオフトメイガ(メイガ科フトメイガ亜科)
触角を背負っているのでメイガ科・ツトガ科と分かります。
このフトメイガ亜科は個体差があって同定が難しいです。



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8月に見られた蛾③

2019年8月14日(水)
8月に見られた蛾③ 撮影日:2019/08/03,08/05 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で8月3日と5日に観察した蛾です。

ユウグモノメイガ
①ユウグモノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背にしているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
更に,地の色が黄色なので相場はツトガ科に決まりです。
蛾の幼虫は葉を食べるのが大半なのにスイバの茎・根を食べる特徴が特徴です。
紅を帯びた紋様を夕焼け雲に見立ててユウグモノメイガとしたのは,なかなかセンスがあります。


クロモンウスチャヒメシャク
②クロモンウスチャヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
「白い紋があるのに黒紋とは是如何に。」と不思議思ってしまいます。
黒い線が白い紋を縁取っているからでしょうか。
そうは思えないので疑問のままです。
似た種にシロモンウスチャヒメシャクがいるので注意が必要です。
次のようにして見分けます。
・赤矢印が指している先には黒点が並んでいます。・・・クロモンウスチャヒメシャク
・黒点の代わりに焦茶色の線があります。    ・・・シロモンウスチャヒメシャク


フタシロテンホソマダラメイガ
③フタシロテンホソマダラメイガ(メイガ科マダラメイガ亜科)
触角を背にしているのでメイガ科・ツトガ科と分かります。
しかも前縁をくるっと内側に丸めているのでマダラメイガ亜科に属します。
今回で,二度目の観察です。
幼虫はヌルデに出来る虫瘤やその瘤内のアブラムシを食べるという変わった習性があります。
そんな訳で出現が少ないのでしょう。



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8月に見られた蛾②

2019年8月13日(火)
8月に見られた蛾② 撮影日:2019/08/02,08/03 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で8月2日と3日に観察した蛾です。

ムラサキヒメクチバ
①ムラサキヒメクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバ亜科を探しました。
しかし,いくら探しても見つかりません。
赤矢印で示した黒い筋模様がある蛾は居ないのです。
そこで,一旦探すのをやめ「何科に属する蛾なのか考えました。」
2,3日後,もしかしてシタバガ亜科かもしれないと考えが浮かびました。
何事にも例外はあるものです。
幼虫の食草はつる植物のテイカカズラです。


ツマモンギンチビキバガ
②ツマモンギンチビキバガ(キバガ科)
小さい上に平凡な色に見える蛾でしたので,撮影をためらっていました。
しかし,小さき命にも驚きの姿が見られるので早速写しました。
すると,銀色に光る翅に,橙色に黒い斑模様が見られる蛾が写っているではありませんか。
頭部に見られる立派な下唇鬚(かしんひげ)からキバガ科を探し見つけました。
初めて観察する蛾でした。


ツマジロカラスヨトウ
③ツマジロカラスヨトウ(ヤガ科カラスヨトウ亜科)
翅頂付近にある薄褐色紋が特徴的な蛾です。
円みのある前縁に紫褐色の翅を持つことからカラスヨトウ亜科を探して見つけました。
幼虫はブナ,ヤエガワカンバの葉を食べるとされていますが勿来の関には分布していません。
おそらく,それらの植物に近い物を食べていると思われます。



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8月に見られた蛾①

2019年8月12日(月)
8月に見られた蛾① 撮影日:2019/08/02 撮影場所:勿来の関・北茨城

今日,紹介するのは勿来の関で8月2日に観察した蛾です。

トビギンボシシャチホコ
①トビギンボシシャチホコ♀(シャチホコガ科)
外縁から腹端が覗いてはいませんがシャチホコガ科です。
翅色が明るい茶色なので目立ちます。
この写真の蛾は,緑矢印で示した白紋が線状なので♀です。
それに対して♂には白い三角紋が有ります。
<♂の画像はこちらです。>


ウスムラサキノメイガ
②ウスムラサキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっているので,ツトガ科・メイガ科の蛾だと分かります。
更に,階段状の横線があるのでノメイガ亜科と分かります。
似た種にクロウスムラサキノメイガが居るので注意が必要です。
<クロウスムラサキノメイガの画像はこちらです。>


ウスオビアツバモドキ
③ウスオビアツバモドキ(アツバモドキ科)
前翅長7㎜以下の小さな蛾です。
翅色は個体によって薄いものから濃いものまであります。
以前はヤガ科に属しウスオビチビアツバと呼ばれていました。
しかし,今は新設されたアツバモドキ科に属しウスオビアツバモドキとされました。



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勿来の関周辺で見られたカミキリムシ⑥

2019年8月11日(日)
勿来の関周辺で見られたカミキリムシ⑥ 撮影日:2019/08/07.08/08 撮影場所:勿来の関・北茨城

今日,紹介するのは北茨城で8月7日,勿来の関で8月8日に観察したカミキリムシです。

トラフカミキリ
①トラフカミキリ(カミキリムシ科カミキリムシ亜科)
体長17~26㎜ほどのカミキリムシです。
オオスズメバチにそっくりと評判の昆虫です。
確かに黒と黄の縞模様を見るとどきっとしますが腹部の縞模様が斜めになっているのでススメバチでないことが直ぐ判明します。
スズメバチの縞模様は輪状になっているからです。


トラフカミキリ
②トラフカミキリ
でも擬態の要所は心得ていて,短い触角に成っていて色彩も似ています。
頭部が黄色で胸部のほとんどが黒くなっている点などはよく本物を真似していると感じます。


トラフカミキリ
③トラフカミキリ
分布は北海道,奥尻島,本州,佐渡,四国,九州,対馬,種子島,奄美大島,沖縄,宮古島です。
餌はクワ,ヤマグワ,リンゴなどの木の樹皮や葉です。


アカハナカミキリ
④アカハナカミキリ(カミキリムシ科ハナカミキリ亜科)
ほっそりした体に赤茶色の上翅を見れば直ぐアカハナカミキリと分かってしまうほど普通に見かける種です。


アカハナカミキリ
⑤アカハナカミキリ
体長は12~22㎜程度で,7~9月頃見かけます。


アカハナカミキリ
⑥アカハナカミキリ
分布は北海道,本州,四国,九州,沖縄です。
幼虫は,マツ・ハンノキ・クヌギなどの枯木や伐採木を食べます。



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勿来の関周辺で見られたカミキリムシ⑤

2019年8月10日(土)
勿来の関周辺で見られたカミキリムシ⑤ 撮影日:2019/08/02.08/03,08/08 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で8月2日,8月3日,8月8日に観察したカミキリムシです。
後1日間くらい主に北茨城と勿来の関で見られたカミキリムシを紹介します。
これらのカミキリムシは家周辺および灯火に飛来したものです。

クワカミキリ
①クワカミキリ(カミキリムシ科フトカミキリ亜科)
毎年1回は観察しているカミキリムシです。
分布は本州,四国,九州等となっていますが,「こんちゅう探偵団」によると北海道でも観察記録があります。


クワカミキリ
②クワカミキリ
体長32~45㎜の大きなカミキリムシです。
出現期は5~8月です。


クワカミキリ
③クワカミキリ
上翅には緑矢印で示した所に黒い顆粒があって同定ポイントになっています。
黄矢印で示したものは目です。
藍矢印で示したものはペンチのような力強そうな大あごです。
赤矢印で示しているのは胸部にある刺です。


アオスジカミキリ
④アオスジカミキリ(カミキリムシ科カミキリ亜科)
今年,初めて観察したカミキリムシです。
こんなハイカラなカミキリムシが居るなんて初めて知りました。


アオスジカミキリ
⑤アオスジカミキリ
腿節が太くて格好よく見えます。


アオスジカミキリ
⑥アオスジカミキリ
胸部背に見られる緑色の横筋はエメラルドグリーンの様で見とれてしまいます。



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勿来の関周辺で見られたカミキリムシ④

2019年8月9日(金)
勿来の関周辺で見られたカミキリムシ④ 撮影日:2019/06/28,07/24,07/31 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で6月28日と7月24日,7月31日に観察したカミキリムシです。
後2日間くらい主に北茨城と勿来の関で見られたカミキリムシを紹介します。
これらのカミキリムシは家周辺および灯火に飛来したものです。

セミスジコブヒゲカミキリ♀
①セミスジコブヒゲカミキリ♀( カミキリムシ科フトカミキリ亜科)
このカミキリムシは♀か♂かは一見して分かります。
それは触角の瘤の様子で分かるのです。
♀の瘤は,根元から最初のものがふくらんでいます。


セミスジコブヒゲカミキリ♀
②セミスジコブヒゲカミキリ♀
♀の触角は体長の2.3~2.5倍程で♂より短いです。
胸部背にある3本の筋がセミスジのいわれと思われます。


セミスジコブヒゲカミキリ♂
③セミスジコブヒゲカミキリ♂
♂の瘤は,根元から1番と2番目の瘤(緑矢印)がふくらんでいます。
特に2番目の瘤はふくらんでいます。


セミスジコブヒゲカミキリ♂
④セミスジコブヒゲカミキリ♂
分布は北海道(南部),本州,小笠原諸島(母島),飛島,佐渡島,冠島,四国,九州,対馬,五島列島(糀島)です。
出現期は6~8月です。
各種広葉樹及び針葉樹を食べます。
♂の触角は体長の3.0~3.8倍で♀より長いです。


ニイジマトラカミキリ
⑤ニイジマトラカミキリ(カミキリムシ科カミキリ亜科)
黒い地に黄色の横線が目立つカミキリムシです。
短い触角も手伝ってハチを思わせます。
新島善直博士をたたえてニイジマトラカミキリと名付けられたようです。


ニイジマトラカミキリ
⑥ニイジマトラカミキリ
分布は,北海道,本州,佐渡,四国,九州,対馬,屋久島です。
カエデ類,リョウブを餌としています。
出現期は,6~8月です。



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勿来の関周辺で見られたカミキリムシ③

2019年8月8日(木)
勿来の関周辺で見られたカミキリムシ③ 撮影日:2019/07/16,07/17 撮影場所:勿来の関,北茨城

今日,紹介するのは北茨城と勿来の関で7月16日と7月17日に観察したカミキリムシです。
後3日間くらい主に北茨城と勿来の関で見られたカミキリムシを紹介します。
これらのカミキリムシは家周辺および灯火に飛来したものです。

ホソトラカミキリ
①ホソトラカミキリ(カミキリムシ科カミキリ亜科)
井戸水を汲もうとして出口を見ると見慣れない紋を持った昆虫が居ます。
触角が長いのでカミキリムシ科を探して見つけました。
体長10㎜程度の小さなカミキリムシです。
黒地に(黄色く見えますが)白紋があります。


ホソトラカミキリ
②ホソトラカミキリ
分布は北海道,利尻島,本州,佐渡,四国,九州です。
出現時期は5~8月です。


ホソトラカミキリ
③ホソトラカミキリ
アリのように見えますが,牛のような顔・長い触角・上翅の紋から直ぐカミキリムシと分かります。
寄生植物はモミ,エゾマツ,トドマツ,ツガ,オニグルミ,サクラ,ブナです。


センノカミキリ
④センノカミキリ(カミキリムシ科フトカミキリ亜科)
体長は20~36㎜です。
出現時期は6~10月です。
<詳しい画像はこちらです。>


センノカミキリ
⑤センノカミキリ
触角が大変長く体長の2.5倍くらいあります。
上翅には不明瞭な黒っぽい横帯が見られます。
ハリギリ(センノキ)・ヤツデ・タラノキ等のウゴギ科植物の生木を食べます。



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