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6月に見られた蛾⑫

2019年6月18日(火)
6月に見られた蛾⑫ 撮影日:2019/06/07,06/09 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で6月9日に観察した蛾です。

ギンツバメ
①ギンツバメ(ツバメガ科)
白地に灰色の筋模様があり,翅頂付近に黄色の紋がある簡単な紋様の蛾です。
でも,筋模様の綺麗さに惹かれます。


ヒメハナマガリアツバ
②ヒメハナマガリアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
反り返っている下唇鬚(かしんひげ)からクルマアツバ亜科と分かります。
似た種にハナマガリアツバが居て注意が必要です。
次のような特徴から同定しました。
・下唇鬚(かしんひげ)があまり大きくない。
・環状紋は小黒点です。
・亜外縁線(一番外側の線)があまりぐにゃぐにゃ曲がっていません。


ウコンノメイガ
③ウコンノメイガ(シャクガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かりました。
さらに,淡褐色地に褐色筋なのでツトガ科に決まりです。
今まで勿来の関では観察したことが無かった蛾です。
幼虫はカラムシ,アカソ,カナムグラを餌としていますが,それほど分布していません。
緑矢印で示した所にある紋と筋模様を手掛かりにとてしました。
この個体は擦れていて表面の毛が脱落したために筋がはっきりしていると思われます。



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6月に見られた蛾⑪

2019年6月17日(月)
6月に見られた蛾⑪ 撮影日:2019/06/09 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で6月9日に観察した蛾です。

キクビゴマケンモン
①キクビゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)
似た蛾にゴマケンモンが居るので注意が必要です。
正面から写して胸部の毛が褐色を帯びていたらキクビゴマケンモンです。
しかし,生憎写していないので別の方法で同定しました。
赤矢印で示した所に人が肘を曲げて腕を上げている紋があればキクビゴマケンモンです。
緑矢印の所(外縁に沿って長く)が褐色になっています。


アトスジグロナミシャク
②アトスジグロナミシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
似ている蛾にシロシタトビイロナミシャクがいて同定に困りました。
似ているようで何か違う気かして,違っている所を探しました。
・緑矢印で示した外横線にU字形の紋が見られません。
・赤矢印で示した所に大小二つの黒い筋があります。


シロテンムラサキアツバ
③シロテンムラサキアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
実際にはもっと黒くて紋様がよく分からない蛾です。
フォトショップエレメントで明るく処理しています。
反り返った下唇鬚(かしんひげ)からクルマアツバ亜科と分かります。
前翅中央付近にある点は黄色く見えますが,これを白点に見立ててシロテンムラサキアツバと名付けたのでしょう。



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6月に見られた蛾⑩

2019年6月16日(日)
6月に見られた蛾⑩ 撮影日:2019/06/09 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で6月9日に観察した蛾です。

ウスアオアヤシャク
①ウスアオアヤシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
うっすらと緑を帯びるアオシャク亜科の仲間です。
コアヤシャクと似ているので混同しないように注意が必要です。
赤矢印で指している所が上の出張りよりも出張ります。
緑矢印で指している所がほとんど凹まずなだらかです。


ウスグロアツバ
②ウスグロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
後方へ反り返った下唇鬚(かしんひげ)からクルマアツバ亜科と分かります。(緑矢印)
トビスジアツバに似ていて混同しがちです。
でも,外縁に沿って走る黒い線が途切れていないので区別がつきます。


ウスグロアツバ
③ウスグロアツバ
そして更に,外縁に沿って走る黒い線の外側に薄褐色の縁取り(赤矢印)があるのを知っていれば間違わずにすみます。


モモスズメ
④モモスズメ(スズメガ科)
この蛾は毎年複数回観察されています。
それは,幼虫が餌としているサクラ,ウワミズザクラが沢山分布しているからです。
クチバスズメに似ていて混同しがちです。
しかし,モモスズメには前翅後縁沿いに見られる焦茶色帯(緑矢印で示した前翅後角から次第に太くなって胸部に達しているもの)があるので区別がつきます。
赤矢印で示した所(前翅がもっと開けば)桃色が綺麗です。



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6月に見られた蛾⑨

2019年6月15日(土)
6月に見られた蛾⑨ 撮影日:2019/06/08,06/09 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で6月8日と9日に観察した蛾です。

ナカムラサキフトメイガ
①ナカムラサキフトメイガ(メイガ科フトメイガ亜科)
触角を背負って止まっているのでメイガ科・ツトガ科と分かります。
さらに,翅色が小豆色であるものはメイガ科に間違いありません。
見る度にはっとするほど綺麗な蛾です。
あまり見かけないのは幼虫の餌となっているカシワの分布が少ないからです。


ナカムラサキフトメイガ
②斜め横から見たナカムラサキフトメイガ
胸部の周りが紫色になっています。
それで,ナカムラサキフトメイガと名付けられたのでしょう。


オオシロモンノメイガ
③オオシロモンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背にして止まっているからツトガ科・メイガ科と分かります。
さらに,淡焦茶地(或いは焦茶地)に白紋でツトガ科に決まりです。
この蛾の写真を撮るのは少してこずります。
人が近づくと直ぐ逃げるからです。
この性質はツトガ科ノメイガ亜科全般について共通です。


ハガタベニコケガ
④ハガタベニコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
スジベニコケガ・ゴマダラベニコケガ・オオベニヘリコケガと並ぶ四大美麗種の1つです。
似ている蛾にベニヘリコケガが居るので注意が必要です。
紋様には個体差があります。



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6月に見られた蛾⑧

2019年6月14日(金)
6月に見られた蛾⑧ 撮影日:2019/06/08 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で6月8日に観察した蛾です。

コシロオビアオシャク
①コシロオビアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
外横線が赤矢印の所で少し太くなっているのがこの蛾の特徴です。
実際の翅色は2番目の写真のような淡い緑色をしています。
暗くしてシャッタースピードを速くしたら濃い緑色になりました。


コシロオビアオシャク
②斜め上横から見たコシロオビアオシャク
左右の触角の間も白くなっていて白い帽子を被っているように見えます。
上から見ると前縁の白い筋が切れ切れになっているように見えます。
しかし,前方から見ると繋がっているのが分かります。


コシロオビアオシャク
③正面より少し斜めから見たコシロオビアオシャク
目と目を結ぶように白帯が見られます。
腹部には白い毛が生えています。
白い足の関節近くには黒紋がありなかなか洒落た感じです。


ヨスジノメイガ
④ヨスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
さらに,黄色の地に褐色の筋ときたらツトガ科で決まりです。
似た種にマタスジノメイガ・フタマタノメイガが居るので混同しがちです。
特に,マタスジノメイガと似ているので注意が必要です。


ヒメクビグロクチバ
⑤ヒメクビグロクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
似た種(ナニワクビグロクチバ・クビグロクチバ)が居るので注意が必要です。
正面から顔を見ると黒紋がナポレオンハットのように見えます。
<ナニワクビグロクチバの記事はこちらです。>



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6月に見られた蛾⑦

2019年6月13日(木)
6月に見られた蛾⑦ 撮影日:2019/06/05~06/08 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で6月5日~8日に観察した蛾です。

キマダラテングイラガ
①キマダラテングイラガ(イラガ科)
前翅長10㎜程度の小さな蛾です。
従来のテングイラガの交尾器を調べた結果,2種類のものが混在しているのが分かりました。
その内の1つが2016年にキマダラテングイラガと名付けられました。
赤矢印を付けたものを天狗の鼻と見立てキマダラテングイラガと名付けたようです。

キマダラテングイラガ
②上から見たキマダラテングイラガ


キシタエダシャク
③キシタエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
触角を見て驚きました。
なぜなら,エダシャク亜科で触角を背にして止まるものはほとんど居ないからです。
黒い紋の様子は個体差が少しあります。
左右の翅の紋様も多少違います。


ハグルマエダシャク
④ハグルマエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似通った蛾が居たり個体差があったりして同定には注意が必要です。
この仲間の前翅前縁は焦茶色になっている傾向にあります。
勿来の関の灯火近くにはアオハダの大木があるので毎年複数回見られます。



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6月に見られた蛾⑥

2019年6月12日(水)
6月に見られた蛾⑥ 撮影日:2019/06/05 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で6月5日に観察した蛾です。

カシノシマメイガ
①カシノシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
似た種にネグロシマメイガが居るので注意が必要です。
赤矢印を付けた部分の出張りが次のように違うので区別がつきます。
出張りが大きい・・・カシノシマメイガ
出張りが小さい・・・ネグロシマメイガ
触角を背負っているのでメイガ科・ツトガ科と分かります。


ニセアカマエアツバ
②ニセアカマエアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
似た種にオオアカマエアツバが居るので注意が必要です。
でも,両者の雄は下唇鬚(かしんひげ)の様子が違うので区別がつきます。
ニセアカマエアツバ・・・板状の下唇鬚
オオアカマエアツバ・・・針金状の下唇鬚
ニセアカマエアツバの雄は板状の下唇鬚を持っている変わり種です。


キンスジアツバ
③キンスジアツバ(ヤガ科ベニスジアツバ亜科)
九年間,蛾の観察を続けていますが未だ3回しか見ていません。
というのは勿来の関では幼虫の餌となる植物(ヤナギ類・ポプラ)が少ないからです。
中央と外側の横線の内側には薄褐色の縁取りがあります。
その筋をキンと見立ててキンスジアツバと名付けたのでしょうか。



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6月に見られた蛾⑤

2019年6月11日(火)
6月に見られた蛾⑤ 撮影日:2019/06/04 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で6月4日に観察した蛾です。

マタスジノメイガ
①マタスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているので,ツトガ科・メイガ科と分かります。
なお薄黄色の地に褐色の筋があればツトガ科です。
似た蛾にヨスジノメイガ・フタマタノメイガが居るので注意が必要です。
沢山の筋があってヨスジノメイガに似ています。
しかし,緑矢印の所から筋が分かれているので区別がつきます。


モモイロツマキリコヤガ
②モモイロツマキリコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)
あまり見られない蛾で,今回を含めて3回しか見ていません。
地色が黒で前翅前縁側が桃色だから目に留まる蛾です。
黒い筋が目に外縁に近い白い筋が口に見え一度見たら忘れられない蛾になりました。


ミスジアツバ
③ミスジアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が後方へ反り返っているのでクルマアツバ亜科と分かります。
似ている蛾にニセミスジアツバが居るので注意が必要です。
一番外側の横線の様子が違うので区別がつきます。
ミスジアツバ・・・・・1本の筋です。焦茶色の線の外側に白い縁取り線があります。
ニセミスジアツバ・・・前縁近くで2本に分かれます。



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6月に見られた蛾④

2019年6月10日(月)
6月に見られた蛾④ 撮影日:2019/06/02,06/03 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で6月2日と3日に観察した蛾です。

ナミテンアツバ
①ナミテンアツバ(ヤガ科アツバ亜科)
何故触角が3本も写っているのだろうと拡大しました。
すると,口吻(赤矢印)らしいことが分かりました。
緑矢印をつけた横線の色と太さで雌雄が分かるそうですが,経験が足りず今のところ分かりません。


ヤマトカギバ
②ヤマトカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
似ている種にエゾカギバが居るので注意が必要です。
前翅の横脈点にL字紋がある方はエゾカギバです。
勿来の関では未だ見ていませんが四国で見つかっているので可能性は大きいと思います。


ヘリジロヨツメアオシャク
③ヘリジロヨツメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
前縁も外縁の縁毛も白く全て縁は白くなっています。
だから,ヘリジロと名前が付けられたのでしょう。
前翅後縁,後翅翅頂付近に茶色紋があります。
それらの紋を目に見立ててヨツメアオシャクと名付けたのでしょう。



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6月に見られた蛾③

2019年6月9日(日)
6月に見られた蛾③ 撮影日:2019/06/02,06/03 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で6月2日と3日に観察した蛾です。
6月に入ると出現する蛾が増え観察する者にとって楽しい時季になります。

アシベニカギバ
①アシベニカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)
個体差があって翅色は別の種かと思うほどです。
全体的に褐色のものとこの写真のように上半分茶褐色で下半分黄色のものが居ます。
下半分黄色のものは目立って直ぐ目に留まります。
前翅前縁中央に近い所には白紋の<.が見られます。
これはアシベニカギバの特徴です。


フタテンオエダシャク
②フタテンオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
後翅外縁中央が尾のように出ているのでオエダシャクと呼ばれます。
前翅にも後翅にも放射状に走る筋模様があって綺麗に見えます。


モンキコヤガ
③モンキコヤガ(ヤガ科スジコヤガ亜科)
少し後縁に寄ったほぼ中央に薄黄色の紋があるのでモンキコヤガと呼ばれるのでしょう。
前翅長10㎜程度の小さな蛾です。



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