ツマジロシャチホコ
2023年9月23日(土)
ツマジロシャチホコ 撮影日2023/09/22 撮影場所:勿来の関

①ツマジロシャチホコ(シャチホコガ科)
灰矢印は腹端を指しています。
二枚目の写真を見ると腹端が外縁から覗いています。
この事から本種はシャチホコガ科と分かります。

②ツマジロシャチホコ
目立つ特徴として黄矢印が指している場所の色彩をあげることができます。
周りは黒ずんだ褐色なのに翅頂付近だけ薄褐色で目立っています。
そのためツマジロシャチホコと名付けられています。
2番目の特徴として緑楕円内の紋を挙げることができます。
3番目特徴としての赤矢印が指しているインディアンハットの様な立ち上がっている毛を挙げることができます。
タカオシャチホコに似ているので注意が必要です。

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ツマジロシャチホコ 撮影日2023/09/22 撮影場所:勿来の関

①ツマジロシャチホコ(シャチホコガ科)
灰矢印は腹端を指しています。
二枚目の写真を見ると腹端が外縁から覗いています。
この事から本種はシャチホコガ科と分かります。

②ツマジロシャチホコ
目立つ特徴として黄矢印が指している場所の色彩をあげることができます。
周りは黒ずんだ褐色なのに翅頂付近だけ薄褐色で目立っています。
そのためツマジロシャチホコと名付けられています。
2番目の特徴として緑楕円内の紋を挙げることができます。
3番目特徴としての赤矢印が指しているインディアンハットの様な立ち上がっている毛を挙げることができます。
タカオシャチホコに似ているので注意が必要です。

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エゾギクキンウワバ
2023年9月22日(金)
エゾギクキンウワバ 撮影日2023/09/21 撮影場所:勿来の関

①エゾギクキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
翅を屋根形にして止まっています。
胸部背や腹部背に毛が立っているのが目につきます。
この様なものはヤガ科キンウワバ亜科に多く見られます。
目立つ特徴として取り上げるのは黄矢印が指している白紋です。
写真のものは白紋が明瞭ですがはっきりしないものや消失しているものも居ます。
この様に白紋が明瞭で大きなものはエゾギクキンウワバだけです。
幼虫はエゾギク,ヒメジョオン,アレチノギク,キンセンカを食べます。

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エゾギクキンウワバ 撮影日2023/09/21 撮影場所:勿来の関

①エゾギクキンウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)
翅を屋根形にして止まっています。
胸部背や腹部背に毛が立っているのが目につきます。
この様なものはヤガ科キンウワバ亜科に多く見られます。
目立つ特徴として取り上げるのは黄矢印が指している白紋です。
写真のものは白紋が明瞭ですがはっきりしないものや消失しているものも居ます。
この様に白紋が明瞭で大きなものはエゾギクキンウワバだけです。
幼虫はエゾギク,ヒメジョオン,アレチノギク,キンセンカを食べます。

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オオキノメイガ
2023年9月21日(木)
オオキノメイガ 撮影日2023/09/21 撮影場所:勿来の関

①オオキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっています。
この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。
更に,黄色い地に褐色の紋様を持つことからツトガ科ノメイガ亜科と分かります。
メイガ科としては,大きい方で横方向に長く前翅長が20㎜程度あります。
本種は地色が黄色のため止まっていると直ぐ目に付きます。
緑矢印は内横線,赤矢印は外横線を指しています。
どちらの横線も小さな褐色点が並んでいます。
幼虫はヤナギ科のヤマナラシ,イイギリの葉を食べます。

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オオキノメイガ 撮影日2023/09/21 撮影場所:勿来の関

①オオキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっています。
この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。
更に,黄色い地に褐色の紋様を持つことからツトガ科ノメイガ亜科と分かります。
メイガ科としては,大きい方で横方向に長く前翅長が20㎜程度あります。
本種は地色が黄色のため止まっていると直ぐ目に付きます。
緑矢印は内横線,赤矢印は外横線を指しています。
どちらの横線も小さな褐色点が並んでいます。
幼虫はヤナギ科のヤマナラシ,イイギリの葉を食べます。

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モンキノメイガ
2023年9月20日(水)
モンキノメイガ 撮影日2023/07/09 撮影場所:勿来の関

①モンキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっています。
この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。
地色が褐色で紋や筋が薄褐色なのでツトガ科です。
12年以上蛾の観察を続けていますが本種を観察するのは初めてです。
本種は資料の数が少なく特に関東ではほとんど見かけません。
前翅前縁より少し離れた所に他の紋より少し大きめの紋が目立っています。
この紋が黄色を帯びているので名前がモンキノメイガとなったのでしょう。

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モンキノメイガ 撮影日2023/07/09 撮影場所:勿来の関

①モンキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっています。
この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。
地色が褐色で紋や筋が薄褐色なのでツトガ科です。
12年以上蛾の観察を続けていますが本種を観察するのは初めてです。
本種は資料の数が少なく特に関東ではほとんど見かけません。
前翅前縁より少し離れた所に他の紋より少し大きめの紋が目立っています。
この紋が黄色を帯びているので名前がモンキノメイガとなったのでしょう。

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シロオビノメイガ
2023年9月19日(火)
シロオビノメイガ 撮影日2023/09/17 撮影場所:勿来の関

①シロオビノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角が体の外にもっと出ていればよかったのですが,生憎出ていないので苦労します。
よく見ると向かって右側の触角が1本外に出ていることに気が付きました。
もう1本はちぎれたのでしょうか。
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
本種は灯火にも飛来しますが,野原でよく見かけます。
ですから野原でよく見る蛾という意味でノメイガ亜科の仲間になっています。
言い換えるとノメイガ亜科のノは野という意味です。
本種は洒落ていると感じます。
頭部には,目と目の間に白・襟にも白い部分があります。
足も黒い斑がある白い足をしています。
腹部にも翅にも白い帯模様があります。
縁毛にも白い斑が入っています。
縁毛の外側には白くて太い横線があって白ずくめで飾り立ててあるからです。
本種の幼虫はホウレンソウ,テンサイの害虫で農家には嫌われている。

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シロオビノメイガ 撮影日2023/09/17 撮影場所:勿来の関

①シロオビノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角が体の外にもっと出ていればよかったのですが,生憎出ていないので苦労します。
よく見ると向かって右側の触角が1本外に出ていることに気が付きました。
もう1本はちぎれたのでしょうか。
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科と分かります。
本種は灯火にも飛来しますが,野原でよく見かけます。
ですから野原でよく見る蛾という意味でノメイガ亜科の仲間になっています。
言い換えるとノメイガ亜科のノは野という意味です。
本種は洒落ていると感じます。
頭部には,目と目の間に白・襟にも白い部分があります。
足も黒い斑がある白い足をしています。
腹部にも翅にも白い帯模様があります。
縁毛にも白い斑が入っています。
縁毛の外側には白くて太い横線があって白ずくめで飾り立ててあるからです。
本種の幼虫はホウレンソウ,テンサイの害虫で農家には嫌われている。

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キンモンガ
2023年9月18日(月)
キンモンガ 撮影日2023/09/17 撮影場所:勿来の関

①キンモンガ(アゲハモドキガ科)
昼間ひらひら飛んでは,葉の上に止まるを繰り返します。
黒地に黄色の紋があり目立つ存在です。
更に縁毛に少し青味がかった紋があり目を引きます。
九州には黄色の斑紋ではない白紋のキンモンガが分布しているそうです。
本種は昼行性だけあって目がよくある程度近付くと逃げられてしまいます。
また,折角近付いても体の一部が少し動いただけで逃げてしまいます。
翅を左右に大きく平らかに開いていますが,シャクガ科ではありません。
本種が属するアゲハモドキガ科は小さな集団で3種類あまりしか居ません。
幼虫はリョウブの葉を食べます。

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キンモンガ 撮影日2023/09/17 撮影場所:勿来の関

①キンモンガ(アゲハモドキガ科)
昼間ひらひら飛んでは,葉の上に止まるを繰り返します。
黒地に黄色の紋があり目立つ存在です。
更に縁毛に少し青味がかった紋があり目を引きます。
九州には黄色の斑紋ではない白紋のキンモンガが分布しているそうです。
本種は昼行性だけあって目がよくある程度近付くと逃げられてしまいます。
また,折角近付いても体の一部が少し動いただけで逃げてしまいます。
翅を左右に大きく平らかに開いていますが,シャクガ科ではありません。
本種が属するアゲハモドキガ科は小さな集団で3種類あまりしか居ません。
幼虫はリョウブの葉を食べます。

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ホタルガ
2023年9月17日(日)
ホタルガ 撮影日2023/09/17 撮影場所:勿来の関

①ホタルガ(マダラガ科)
本種が属するマダラガ科は16種類余りの小さな集団です。
体が黒く頭部が赤いホタルに似ているのでホタルガと名付けられたのでしょう。
触角がカラスの羽のようにがっちりしていて大きいです。
真っ黒で無く青味がかっています。
白い帯模様が斜めに走っていてお洒落に見えます。
本種と似た種にシロシタホタルガが居るので注意が必要です。
本種の白い帯は後角から前縁に向かって走っています。
それに対してシロシタホタルガの白い帯は後縁から前縁へ向かって走ります。
本種は昼行性で昼間ひらひら飛んで葉の上に堂々と止まります。
ツトガ科の蛾は葉の裏に隠れますが,種によって随分違います。
本種は昼行性ですが灯火にも飛来します。

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ホタルガ 撮影日2023/09/17 撮影場所:勿来の関

①ホタルガ(マダラガ科)
本種が属するマダラガ科は16種類余りの小さな集団です。
体が黒く頭部が赤いホタルに似ているのでホタルガと名付けられたのでしょう。
触角がカラスの羽のようにがっちりしていて大きいです。
真っ黒で無く青味がかっています。
白い帯模様が斜めに走っていてお洒落に見えます。
本種と似た種にシロシタホタルガが居るので注意が必要です。
本種の白い帯は後角から前縁に向かって走っています。
それに対してシロシタホタルガの白い帯は後縁から前縁へ向かって走ります。
本種は昼行性で昼間ひらひら飛んで葉の上に堂々と止まります。
ツトガ科の蛾は葉の裏に隠れますが,種によって随分違います。
本種は昼行性ですが灯火にも飛来します。

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カブラヤガ
2023年9月16日(土)
カブラヤガ 撮影日2023/09/15 撮影場所:勿来の関

①カブラヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
左右の翅を重ねずに止まってくれれば紋様がよく観察できたのに残念です。
赤矢印は腎状紋,緑矢印は環状紋を指しています。
この2つの紋があるので,ヤガ科モンヤガ亜科・ヨトウガ亜科・キリガ亜科の仲間と分かります。
最後の決め手となるのが黄矢印が指している楔(けつ)状紋です。
本種の幼虫はネキリムシと呼ばれ根際からかじるため折角大きくなった苗が枯れてしまいます。
幼虫は広食性でマメ科,イネ科,タデ科,アブラナ科,サトイモ科,アオイ科,ショウガ科,シソ科,セリ科,バラ科,キク科,ユリ科,ウリ科等を食べます。

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カブラヤガ 撮影日2023/09/15 撮影場所:勿来の関

①カブラヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)
左右の翅を重ねずに止まってくれれば紋様がよく観察できたのに残念です。
赤矢印は腎状紋,緑矢印は環状紋を指しています。
この2つの紋があるので,ヤガ科モンヤガ亜科・ヨトウガ亜科・キリガ亜科の仲間と分かります。
最後の決め手となるのが黄矢印が指している楔(けつ)状紋です。
本種の幼虫はネキリムシと呼ばれ根際からかじるため折角大きくなった苗が枯れてしまいます。
幼虫は広食性でマメ科,イネ科,タデ科,アブラナ科,サトイモ科,アオイ科,ショウガ科,シソ科,セリ科,バラ科,キク科,ユリ科,ウリ科等を食べます。

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マエホシヨトウ
2023年9月15日(金)
マエホシヨトウ 撮影日2023/09/15 撮影場所:勿来の関

①マエホシヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)
緑矢印は腎状紋,赤矢印は環状紋を指しています。
この2つの紋があるので,本種はヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科等の仲間です。
黄矢印は亜外縁線を指していますが,薄褐色のものも不明瞭のものもあります。
本種は色彩や斑紋の個体差が大きく同定するとき苦労します。
幼虫はミゾソバの葉を食べます。

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マエホシヨトウ 撮影日2023/09/15 撮影場所:勿来の関

①マエホシヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)
緑矢印は腎状紋,赤矢印は環状紋を指しています。
この2つの紋があるので,本種はヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科等の仲間です。
黄矢印は亜外縁線を指していますが,薄褐色のものも不明瞭のものもあります。
本種は色彩や斑紋の個体差が大きく同定するとき苦労します。
幼虫はミゾソバの葉を食べます。

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ヒメツバメアオシャク
2023年9月14日(木)
ヒメツバメアオシャク 撮影日2023/09/14 撮影場所:勿来の関

①ヒメツバメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
左右に翅を大きく開いて止まっています。
何よりも同定の決め手になるのは翅の色です。
緑色なのでシャクガ科アオシャク亜科と分かります。
本種を最も特徴づけているのは赤矢印が指している尾状突起です。
尾状突起が有る仲間の中でも最も長い突起を持っています。
この突起は外縁中頃に付いています。
内横線より外横線の方が明瞭です。
幼虫はコナラ,ウバメガシ,シラカシ,クリの葉を食べます。

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ヒメツバメアオシャク 撮影日2023/09/14 撮影場所:勿来の関

①ヒメツバメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
左右に翅を大きく開いて止まっています。
何よりも同定の決め手になるのは翅の色です。
緑色なのでシャクガ科アオシャク亜科と分かります。
本種を最も特徴づけているのは赤矢印が指している尾状突起です。
尾状突起が有る仲間の中でも最も長い突起を持っています。
この突起は外縁中頃に付いています。
内横線より外横線の方が明瞭です。
幼虫はコナラ,ウバメガシ,シラカシ,クリの葉を食べます。

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